JP3146718U - 枕 - Google Patents

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弘典 小林
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山一株式会社
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Abstract

【課題】枕の形状を首の後部に沿いやすいものとし、枕の形状を後頭部に沿った状態に維持する。
【解決手段】平面視略方形の枕袋11の四辺を、それぞれ内向きに湾曲するように形成する。枕10の外縁が首の後部に対応して湾曲しているため、首の後部が沿いやすく頚椎の圧迫が防止される。枕袋11の長手方向の中程を並列して縦断する縫合線13により、枕を中央部14と両側部15に区画する。中央部14の高さが両側部15よりも低くなるように充填材12の充填量を調節する。縫合線13が外向きに湾曲しているため、中央部14の充填材12が広がりやすく、中央部14は低いままである。両側部15内の充填材14は、外向きに湾曲する縫合線13と枕袋11の内向きに湾曲する辺とに圧迫されるため、両側部15は高いままである。そのため、中央部14の高さが低く、両側部15の高さが高い後頭部に沿った状態が維持される。
【選択図】図1

Description

この考案は、後頭部から首の後部にかけて沿いやすい形状の枕に関する。
寝心地をよくするため、後頭部の形状に沿いやすいように工夫された種々の枕が市販されている。
たとえば特許文献1には、図4に示すような枕20が開示されている。
図示のように、この枕20の枕袋21は、相似形方形の表布と裏布の外縁を縫い合わせ、かつ表布と裏布の長手方向の中程を縦断する、内向きに湾曲する線対称形の2つの円弧形の縫合線22で縫い合わせることで作製されている。
そして、円弧形の縫合線22間に形成される袋状の中央部23と、各縫合線22よりも外側に形成される袋状の両側部24には、それぞれ充填材が充填されており、中央部23が両側部24よりも高さが低くなるように調節されている。
ちなみに、両側部24それぞれの中程には、ジグザグに走る縫合線25が形成されているが、これについては詳しい説明は省略する。
この枕20の形状は、中央部23を両側部24よりも低くすることで、後頭部の形状に沿わせることを企図していると考えられ、その点に関しては、ある程度の目的は達せられている。
しかし、以下のような2つの課題を有する。
第一の課題は、枕袋21が相似形方形の表布と裏布の外縁を縫い合わせることで平面視方形に形成されていることに起因する。
すなわち、枕20の外縁が直線状であるのに対し、この外縁上に載せる首の後部(うなじ)は湾曲しているため、寝た際に枕20の外縁が首の後部に沿わず、頚椎に負担がかかるのが第一の課題である。
第二の課題は、枕袋21の中程にある円弧形の縫合線22が内向きに湾曲しているため、両側部24の中の充填材が内側に向かって偏りやすいことに起因する。
すなわち、両側部24の充填材が内向きに偏ることで、中央部23はその両側から両側部24内の充填材により圧迫され、中央部23の高さが次第に高くなる。
したがって、使用しているうちに中央部23と両側部24との高さの差が漸減してゆき、次第に枕全体が平坦になって、後頭部の形状に沿わなくなってくるというのが第二の課題である。
登録実用新案3112865号公報
そこで、この考案の解決すべき課題は、後頭部から首の後部にかけて沿いやすい形状の枕を提供することである。
より詳しくは、第一の解決すべき課題は、枕の形状を首の後部に沿いやすいものとすることであり、第二の解決すべき課題は、枕の形状を後頭部に沿った状態に維持することである。
上記した第一の課題を解決するため、表布と裏布の外縁を縫い合わせることで形成された平面視略方形の枕袋と、この枕袋の中に充填された充填材と、を備えた枕について、前記平面視略方形の枕袋の四辺を、それぞれ内向きに湾曲した形状としたのである。
枕袋の四辺、すなわち枕の外縁が内向きに湾曲しているため、この外縁上に載せる首の後部の湾曲に沿いやすく、頚椎が圧迫されることが防止される。
上記した第二の課題を解決するため、前記表布と裏布の長手方向の中程を、それぞれ外向きに湾曲して並列する縫合線で縫い合わせ、これにより枕袋を、前記並列する縫合線間の中央部と、縫合線よりも外側の両側部とに区画し、この中央部と両側部にそれぞれ充填される充填材を、中央部の最大高さが両側部の最大高さよりも低くなるように調整したのである。
枕袋の中程にある縫合線が外向きに湾曲しているため、中央部の充填材が外向きに広がりやすく、中央部の高さが低い状態が維持される。
その一方で、両側部の充填材は、この縫合線と枕袋の湾曲する外縁とに両側から圧迫されやすいため、寄せ上げられることで両側部の高さが高い状態も維持される。
したがって、中央部の高さが低く、両側部の高さが高い後頭部の形状に沿った状態がほぼ永続的に維持されることになる。
さらに、上記枕と、この枕が挿入される、平面視が枕と略相似形でやや寸法の小さな袋状の枕カバーと、を備える枕カバーとからカバー付き枕を構成するのが好ましい。
このようにすると、枕カバー内で枕が圧縮され、中央部と両側部とが接近してその間に縫合線が埋没する。
したがって、中央部と両側部の境界の段差が小さくなり、後頭部を載せた状態がより安定する。
上記構成を採用することで、枕が首の後部の形状に沿いやすくなり、また枕が後頭部の形状に沿った状態を長期間維持できるようになった。
図1および図2に示す実施形態の枕10は、表布と裏布の外縁を縫い合わせて形成される枕袋11と、この枕袋11に充填された充填材12と、から構成される。
図示のように、枕袋11の四辺は枕10の内側に向けて湾曲する円弧形となっている。
また表布と裏布は、その長手方向の中程も並列する縫合線13で縫い合わせられている。
この両縫合線13は、枕10の外側に向けて湾曲し、かつ枕袋11を縦断している。
これにより、枕袋11は縫合線13間の中央部14と、縫合線13よりも外側の両側部15とに区画される。
枕袋11の中央部14に充填される充填材12としてはたとえば綿が選択され、両側部15に充填される充填材12としてはたとえば軟質合成樹脂でできた弾性パイプ材が選択される。
図1(b)のように、これら充填材12は、枕10の中央部14の高さ(最大高さ)が両側部15の高さ(最大高さ)よりも低くなるように充填量が調整されている。
図3のように、この枕10が入れられる枕カバー16は、平面視が枕10とほぼ相似形で、寸法がやや小さい袋体であって、その開口16aはスライドファスナーで開閉自在となっている。
したがって、枕カバー16に枕を入れてカバー付き枕1を構成すると、図3(a)の矢印で示すように、枕10は枕カバー16内で圧縮されることになる。
ちなみに、図3(a)では一点鎖線で枕カバー16に入れる前の枕10を示している。
このように枕10が圧縮されることで、図3(b)に示すように、その中央部14と両側部15とが接近してその間に縫合線13が埋没することになる。
実施形態のカバー付き枕1の構成は以上のようであり、このカバー付き枕1に頭を載せると、枕袋11の四辺、すなわち枕10の外縁が内向きに湾曲しているため、この外縁上に載せるうなじの湾曲に沿いやすく、頚椎が圧迫されることが防止される。
そして、枕10の中央部14が低く、その周りに相当する両側部15が高いため、枕の形状が後頭部の湾曲に沿いやすく、寝心地がよい。
ここで中央部14の充填材がクッション性の良好な綿であり、両側部15の充填材が通気性のよい弾性パイプ材であると、さらに寝心地がよい。
さらに、枕袋11の縫合線13が中央部14と両側部15間に埋没しており、これにより中央部14と両側部15との段差が小さくなっているため、後頭部を載せた状態が安定する。
そして、枕袋11の中程にある縫合線13が外向きに湾曲しているため、中央部14の充填材12が外向きに広がりやすく、中央部14の高さが低い状態が維持される。
その一方で、両側部15の充填材12は、この縫合線13と枕袋11の湾曲する外縁とに両側から圧迫されやすいため、寄せ上げられることで両側部15の高さが高い状態も維持される。
したがって、中央部14の高さが低く、両側部15の高さが高い後頭部の形状に沿った状態がほぼ永続的に維持されることになる。
この実施形態では、縫合線13は枕袋11を縦断しているが、これに限定されず、外向きに湾曲する縫合線13によって枕袋11が中央部14と両側部15に区画されてさえいればよい。
たとえば縫合線13は枕袋11の中央に円環形に形成され、この円環内が中央部14であり、円環外が両側部15であってもよい。
また、枕袋11の四辺の曲率、縫合線13の曲率は特に図示したものに限定されないことは無論である。
(a)は実施形態の枕の斜視図、(b)は(a)のb−b断面図 (a)は実施形態の枕の平面図、(b)は実施形態の枕の正面図、(c)は実施形態の枕の側面図 (a)は実施形態のカバー付き枕の平面図、(b)は(a)の断面図 従来の枕の斜視図
符号の説明
1 実施形態のカバー付き枕
10 実施形態の枕
11 枕袋
12 充填材
13 縫合線
14 中央部
15 両側部
16 枕カバー
16a 開口
20 従来の枕
21 枕袋
22 縫合線
23 中央部
24 両側部
25 縫合線

Claims (3)

  1. 表布と裏布の外縁を縫い合わせることで形成された平面視略方形の枕袋11と、
    この枕袋11内に充填された充填材12と、を備える枕10であって、
    前記平面視略方形の枕袋11の四辺は、それぞれ内向きに湾曲していることを特徴とする枕。
  2. 前記表布と裏布の長手方向の中程が、それぞれ外向きに湾曲して並列する縫合線13で縫い合わされることにより、枕袋11は、前記並列する縫合線13間の中央部14と、前記縫合線13よりも外側の両側部15とに区画され、
    この中央部14と両側部15にそれぞれ充填される充填材12を、中央部14の最大高さが両側部15の最大高さよりも低くなるように調整した請求項1に記載の枕。
  3. 請求項1または2に記載の枕10と、
    この枕10が挿入される、平面視が枕10と略相似形で寸法がやや小さい袋状の枕カバー16と、を備えるカバー付き枕。
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