JP3146600U - パン圧着成型器 - Google Patents

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邦夫 鈴木
栄二 小原
菊池  健
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Abstract

【課題】上型と下型とからなるパン圧着成型器で食パンをプレスして裁断する際に、所望の位置において食パンを裁断することを可能にする。
【解決手段】パン圧着成型器100は、第一の容器110と、第二の容器120と、相互に所定の位置関係になるように第一の容器と第二の容器とを重ね合わせる位置決め手段112、122と、からなる。第一の容器の底面111からは、一定の閉じた領域を囲む外壁113が直立しており、第二の容器の底面121からは、前記領域と同一形状の領域を囲む外壁123が直立している。第二の容器と第一の容器とを相互に重ね合わせたときには、位置決め手段により、第一の容器の外壁の頂部と第二の容器の外壁の頂部とは相互に接触し合い、双方の間に挟まれたパンが裁断される。
【選択図】図1

Description

本考案はパン圧着成型器に関する。
密閉型サンドイッチ(2枚の食パンの間に具が挟み込まれており、具の周囲において、パンの耳部が切り取られ、かつ、2枚の食パンを相互に圧着させることにより、中の具が食パンの外側に出ないようにしたサンドイッチ)を作るためのパン圧着成型器として、特開昭51−95177号公報(第2図)及び実開昭59−108535号公報(第3図及び第4図)に示されたものがある。
これらの公報に示されたパン圧着成型器はいずれも上型と下型とから構成されている。
2枚の食パンの間に具を挟み込んだものを下型の上に置き、上方から上型で2枚の食パンをプレスする。このプレスにより、2枚の食パンは、具の周囲において、耳部が切り取られ、かつ、相互に圧着された状態になる。
上記の従来のパン圧着成型器においては、上型で下型に対してプレスを行う際、目印となるものがないため、ユーザーが大まかな位置で上型を下型に対して押し付けていた。
このため、具を中心として2枚の食パンを裁断することができずに、具が中心からずれてしまったり、あるいは、具それ自体を食パンとともに裁断してしまうということも少なくなかった。
本考案は、このような従来のパン圧着成型器における問題点に鑑みてなされたものであり、食パンをプレスして裁断する際に、所望の位置において裁断することを可能にするパン圧着成型器を提供することを目的とする。
以下に、「考案の実施の形態」において使用される参照符号を用いて、上述の課題を解決するための手段を説明する。これらの参照符号は、「実用新案登録請求の範囲」の記載と「考案の実施の形態」の記載との間の対応関係を明らかにするためにのみ付加されたものであり、「実用新案登録請求の範囲」に記載されている考案の技術的範囲の解釈に用いるべきものではない。
上記の目的を達成するため、本考案は、第一の容器(110)と、第二の容器(120)と、前記第一の容器(110)と前記第二の容器(120)とを相互に重ね合わせたときに前記第一の容器(110)と前記第二の容器(120)とが所定の位置関係になるように前記第一の容器(110)と前記第二の容器(120)とを重ね合わせる位置決め手段(112、122)と、からなるパン圧着成型器(100)であって、前記第一の容器(110)及び前記第二の容器(120)はいずれも圧着対象のパンを内部に収納し得る大きさを有しており、前記第一の容器(110)の底面からは、一定の閉じた領域を囲む外壁(113)が直立しており、前記第二の容器(120)の底面からは、前記領域と同一形状の領域を囲む外壁(123)が直立しており、前記第二の容器(120)と前記第一の容器(110)とを相互に重ね合わせたときには、前記位置決め手段(112、122)により、前記第一の容器(110)の前記外壁(113)の頂部と前記第二の容器(120)の前記外壁(123)の頂部とは相互に接触し合い、前記第一の容器(110)の前記外壁(113)及び前記第二の容器(120)の前記外壁(123)の何れか一方の頂部には、前記第一の容器(110)の前記外壁(113)と前記第二の容器(120)の前記外壁(123)との間に挟まれた前記パン(201、203)を裁断する刃(115)が形成されているパン圧着成型器(100)を提供する。
前記位置決め手段(112、122)は、例えば、前記第一の容器(110)の前記底面(111)の周縁から直立する壁部(112)と、前記第二の容器(120)の前記底面(121)の周縁から直立する壁部(122)と、から構成することができる。この場合、前記第一の容器(110)及び前記第二の容器(120)の何れか一方は他方の内側に嵌め込むことが可能な大きさを有しているものとして形成される。
前記位置決め手段は、例えば、前記第一の容器(210、310)の前記底面から直立する壁部(212、312)と、前記第二の容器(220、320)の前記底面から直立する壁部(222、322)と、から構成することができる。この場合、前記第一の容器(210、310)の前記壁部(212、312)及び前記第二の容器(220、320)の前記壁部(222、322)の何れか一方の頂部には凹部(213、313)が形成され、他方の頂部には前記凹部(213、313)に嵌合可能な凸部(223、323)が形成される。
前記第一の容器(110)の前記底面(111)及び前記第二の容器(120)の前記底面(121)の少なくとも何れか一方は前記領域において開口していることが好ましい。
本考案に係るパン圧着成型器においては、第一の容器を第二の容器に対して重ね合わせると、位置決め手段により、第一の容器の外壁の頂部と第二の容器の外壁の頂部とが相互に接触し合う。この結果、例えば第一の容器の外壁の頂部に形成されている刃によって、食パンは外壁を境界として裁断され、それと同時に、外壁の内部に残っている2枚の食パン及び具が押圧力を受けて、外壁の内部において密閉型サンドイッチを構成する。
このように、本考案に係るパン圧着成型器によれば、食パンを所望の位置において、すなわち、それらのほぼ中央の位置に具を挟んだ状態において、裁断することが可能である。
また、密閉型サンドイッチは外壁の内部に収納されている状態にあるため、本考案に係るパン圧着成型器をそのまま弁当箱の代用品として使用することも可能である。
(第一の実施形態)
図1は本考案の第一の実施形態に係るパン圧着成型器100を示す。
本実施形態に係るパン圧着成型器100は、図1(A)に示す第一の容器110と、図1(B)に示す第二の容器120と、から構成されている。
第一の容器110は、食パンに似た形状の底面111と、底面111の周縁から直立する壁部112と、から構成されている。すなわち、第一の容器110は縦断面が「コ」の字型をなしており、底面111と反対側の面は開放されている。
第一の容器110は内部に1枚の食パンを横置きに収納し得る程度の大きさを有している。
第一の容器110のほぼ中央には外壁113が直立している。外壁113は内部にほぼ正方形の領域を形成している。
外壁113の四方の内壁部分114はスロープ形状に形成されている(後述の図2参照)。すなわち、外壁113に囲まれた空間の縦断面は上下逆向きの台形をなしている。
第二の容器120は第一の容器110とほぼ同様の形状をなしている。
第二の容器120は、底面121と、底面121の周縁から直立する壁部122と、から構成されている。すなわち、第二の容器120は、第一の容器110と同様に、縦断面が「コ」の字型をなしており、底面121と反対側が開放されている。
第二の容器120は内部に1枚の食パンを横置きに収納し得る程度の大きさを有している。
第二の容器120のほぼ中央には外壁123が直立している。外壁123は、その内部において、第一の容器110の外壁113が形成している正方形領域と同一の正方形の域を形成している。
外壁123の四方の内壁部分124はスロープ形状に形成されている(後述の図2参照)。すなわち、外壁123に囲まれた空間の縦断面は上下逆向きの台形をなしている。
図2は、第一の容器110と第二の容器120とを相互に嵌め合わせた状態を示す縦断面図である。
図2に示すように、第二の容器120は第一の容器110の内側に嵌め込むことができる大きさに形成されている。
また、図2に示すように、第一の容器110の外壁113と第二の容器120の外壁123とは、第二の容器120を第一の容器110の内側に嵌め込んだ場合、第一の容器110の外壁113の頂部と第二の容器120の外壁123の頂部とが相互に接触し合う位置に配置されている。
すなわち、第一の容器110の壁部112と第二の容器120の壁部122とは、第一の容器110と第二の容器120とを相互に重ね合わせたときに第一の容器110と第二の容器120とが所定の位置関係(第一の容器110の外壁113の頂部と第二の容器120の外壁123の頂部とが相互に接触し合うような位置関係)になるように第一の容器110と第二の容器120とを重ね合わせる位置決め手段として機能している。
第一の容器110の外壁113の高さは壁部112の高さと比較して、ほぼ食パン1枚の厚さの分だけ、低く設定されている。
同様に、第二の容器120の外壁123の高さは壁部122の高さと比較して、ほぼ食パン1枚の厚さの分だけ、低く設定されている。
図3は第一の容器110の外壁113の部分的な拡大図である。
図3に示すように、第一の容器110の外壁113の頂部には凸状のブレード(刃)115が形成されている。後述するように、ブレード115が第二の容器120の外壁123の頂部に対して押圧されることにより、第一の容器110の外壁113の頂部と第二の容器120の外壁123の頂部との間に挟まれた食パンが裁断される。
図4(A)−(C)は本実施形態に係るパン圧着成型器100の使用方法を示す断面図である。
先ず、図4(A)に示すように、第二の容器120の内部に一枚目の食パン201を置く。この状態においては、食パン201は外壁123の上に載せられた状態にある。
次いで、一枚目の食パン201の上に具202を載せる。
次いで、二枚目の食パン203を載せ、一枚目の食パン201と二枚目の食パン203との間に具202を挟み込む。
次いで、図4(B)に示すように、第一の容器110を第二の容器120に対して嵌め込み、第一の容器110を第二の容器120に対して下降させる。
第一の容器110の壁部112と第二の容器120の壁部122とからなる位置決め手段により、第一の容器110を第二の容器120に対して嵌め込むと、第一の容器110の外壁113の頂部と第二の容器120の外壁123の頂部とが相互に接触し合う。第一の容器110の外壁113の頂部には、図3に示すように、ブレード115が形成されているため、ブレード115が第二の容器120の外壁123の頂部に対して押圧されることにより、二枚の食パン201、203は外壁113、123を境界として裁断される。
すなわち、図4(B)に示すように、二枚の食パン201、203は、それらの耳部204が外壁113、123の外側に落ち、耳部204を除いた部分はそれらの間に具202を挟んだ状態で外壁113、123の内部に残る。この外壁113、123の内部に残っている2枚の食パン201、203及び具202が密閉型サンドイッチ205を構成している。
次いで、図4(C)に示すように、第一の容器110を第二の容器120から抜き出すことにより、外壁113、123の中に残っていた密閉型サンドイッチ205を取り出すことができる。
以上のように、本実施形態に係るパン圧着成型器100によれば、次のような効果を得ることができる。
本実施形態に係るパン圧着成型器100においては、第一の容器110を第二の容器120に対して嵌め込むと、第一の容器110の壁部112と第二の容器120の壁部122とからなる位置決め手段により、第一の容器110の外壁113の頂部と第二の容器120の外壁123の頂部とが相互に接触し合う。この結果、第一の容器110の外壁113の頂部に形成されているブレード115によって、二枚の食パン201、203は外壁113、123を境界として裁断され、それと同時に、外壁113、123の内部に残っている2枚の食パン201、203及び具202が押圧力を受けて、外壁113、123の内部において密閉型サンドイッチ205を構成する。
このように、本実施形態に係るパン圧着成型器100によれば、食パン201、203を所望の位置において、すなわち、それらのほぼ中央の位置に具202を挟んだ状態において、裁断することが可能である。
また、密閉型サンドイッチ205は外壁113、123の内部に収納されている状態にあるため、本実施形態に係るパン圧着成型器100をそのまま弁当箱の代用品として使用することも可能である。
本実施形態に係るパン圧着成型器100の構造は上記の構造に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
上記の実施形態においては、第一の容器110と第二の容器120とを相互に重ね合わせたときに第一の容器110と第二の容器120とが所定の位置関係になるように第一の容器110と第二の容器120とを重ね合わせる位置決め手段は第一の容器110の壁部112と第二の容器120の壁部122とからなるものとして構成されているが、位置決め手段の構成はこの構成には限定されない。
例えば、第一の容器110の任意の位置(例えば、壁部112の外側)に棒状部材を取り付け、第二の容器120における対応の位置(例えば、壁部122の外側)にその棒状部材が嵌合可能な筒状部材を取り付け、棒状部材を筒状部材に嵌め込むことにより、第一の容器110と第二の容器120との間の位置決めを行うようにすることも可能である。この場合には、棒状部材と筒状部材とが位置決め手段を構成する。
第一の容器110と第二の容器120とを位置決めした状態で相互に重ね合わせることが可能であれば、いかなる構造の位置決め手段を採用することもできる。
また、上記の実施形態に係るパン圧着成型器100においては、外壁113、123はほぼ正方形の領域を画定しているが、外壁113、123が画定すべき領域の形状は正方形には限定されない。外壁113、123が画定すべき領域としては、閉じた形状であれば、任意の形状を採用することが可能である。例えば、円、楕円絵、四角形以外の多角形などの任意の形状を選択することができる。
また、第一の容器110の底面111は外壁113に囲まれている領域において開口させることが可能である。このような開口部を形成することにより、外壁113、123の内部に形成されている密閉型サンドイッチ205を開口部の外側から押し出すことが可能になる。
第一の容器110の底面111に代えて、第二の容器120の底面121を外壁123に囲まれている領域において開口させることも可能である。あるいは、第一の容器110の底面111及び第二の容器120の底面121の双方を外壁113、123に囲まれている領域において開口させることも可能である。
なお、第一の容器110の底面111または第二の容器120の底面121をこのように開口させる場合、開口領域を塞ぐ蓋状のカバーを用いることにより、本実施形態に係るパン圧着成型器100をそのまま弁当箱の代用品として使用することも可能である。
また、本実施形態に係るパン圧着成型器100においては、ブレード115は第一の容器110の外壁113の頂部にのみ形成されているが、同様のブレードを第二の容器120の外壁123の頂部に形成することも可能である。
(第二の実施形態)
図5は本考案の第二の実施形態に係るパン圧着成型器200を示す。
本実施形態に係るパン圧着成型器200は、図5(A)に示す第一の容器210と、図5(B)に示す第二の容器220と、から構成されている。
第一の容器210は、第一の実施形態における第一の容器110の壁部112に代えて、第一の容器210の底面111から直立する壁部212が形成されていることを除いて、第一の実施形態における第一の容器110と同一の構造を有している。このため、第一の実施形態における第一の容器110と同一の構成要素に対しては同一の参照符号を使用する。
図5(A)に示すように、壁部212は、第一の容器210の周縁のうち、相対向する二つの外縁に沿ってそれぞれ形成されている。
壁部212の高さは第一の実施形態における第一の容器110の壁部112の高さと同一である。
各壁部212の頂部には凹部213が形成されている。凹部213は壁部212の長さ方向に延び、かつ、壁部212の高さ方向に一定の深さを有している。
第二の容器220は、第一の実施形態における第二の容器120の壁部122に代えて、第二の容器220の底面121から直立する壁部222が形成されていることを除いて、第一の実施形態における第二の容器120と同一の構造を有している。このため、第一の実施形態における第二の容器120と同一の構成要素に対しては同一の参照符号を使用する。
図5(B)に示すように、壁部222は、第二の容器220の周縁のうち、相対向する二つの外縁に沿ってそれぞれ形成されている。
壁部222の高さは第一の実施形態における第二の容器120の壁部122の高さと同一である。
各壁部222の頂部には凸部223が形成されている。凸部223は壁部222の長さ方向に延び、かつ、壁部222の高さ方向と同一方向に一定の高さを有している。
凸部223の縦断面は凹部213の縦断面と同一に形成されている。このため、凸部223は凹部213の中に嵌合可能である。
図6は、第一の容器210と第二の容器220とを相互に嵌め合わせた状態を示す縦断面図である。
図6に示すように、凸部223を凹部213に嵌め込むことにより、第一の容器210と第二の容器220とは相互に結合される。
第一の実施形態の場合と同様に、凸部223を凹部213に嵌め込むと、第一の容器210の外壁113の頂部と第二の容器220の外壁123の頂部とが相互に接触し合う。
すなわち、凸部223と凹部213とは、第一の容器210と第二の容器220とを相互に重ね合わせたときに第一の容器210と第二の容器120とが所定の位置関係(第一の容器210の外壁113の頂部と第二の容器220の外壁123の頂部とが相互に接触し合うような位置関係)になるように第一の容器210と第二の容器220とを重ね合わせる位置決め手段として機能している。
以上のように、本実施形態に係るパン圧着成型器200によっても、第一の実施形態に係るパン圧着成型器100と同様の効果を得ることができる。
なお、第一の容器210の壁部212及び第二の容器220の壁部222の数は2個には限定されない。
例えば、第一の容器210の底面が矩形状である場合には、第一の容器210の周縁のうち、任意の3辺の外縁に沿って3個の壁部212を形成することが可能である。あるいは、第一の容器210の周縁の4辺の全ての外縁に沿って4個の壁部212を形成することも可能である。第一の容器210の底面の形状に応じて、第一の容器210と第二の容器220との間の位置決めを行うことができる限りにおいて、任意の数の壁部212を構成することが可能である。
例えば、第一の容器210の周縁のうち、任意の3辺の外縁または4辺の外縁に沿って3個または4個の壁部212を形成する場合、それらの壁部212は相互に別個に形成されてもよく、あるいは、それらの壁部212は連続した形状のものとして形成することも可能である。
第二の容器220の壁部222についても同様である。
また、第一の容器210の壁部212及び第二の容器220の壁部222の位置は本実施形態における位置には限定されない。第一の容器210と第二の容器220との間の位置決めを行うことができる限りにおいて、第一の容器210の底面の形状に応じて、任意の位置に壁部212を構成することが可能である。第二の容器220の壁部222についても同様である。
なお、本実施形態においては、第一の容器210に凹部213を、第二の容器220に凸部223を形成したが、この配置とは逆に、第一の容器210に凸部223を、第二の容器220に凹部213を形成することも可能である。
(第三の実施形態)
図7は本考案の第三の実施形態に係るパン圧着成型器300を示す。
本実施形態に係るパン圧着成型器300は、図7(A)に示す第一の容器310と、図7(B)に示す第二の容器320と、から構成されている。
図7(A)に示すように、本実施形態に係るパン圧着成型器300の第一の容器310においては、第二の実施形態における一対の壁部212に代えて、第一の容器310の四隅に近接して棒状の壁部312が形成されている。
第一の容器310は、一対の壁部212に代えて、4個の棒状の壁部312が形成されていることを除いて、第一の実施形態における第一の容器110と同一の構造を有している。このため、第一の実施形態における第一の容器110と同一の構成要素に対しては同一の参照符号を使用する。
壁部312の高さは第一の実施形態における第一の容器110の壁部112の高さと同一である。
各壁部312の頂部には円柱状の凹部313が形成されている。凹部313は壁部312の高さ方向に一定の深さを有している。
図7(B)に示すように、本実施形態に係るパン圧着成型器300の第二の容器320においては、第二の実施形態における一対の壁部222に代えて、第二の容器320の四隅に近接して棒状の壁部322が形成されている。
第二の容器320は、一対の壁部222に代えて、4個の棒状の壁部322が形成されていることを除いて、第一の実施形態における第一の容器110と同一の構造を有している。このため、第一の実施形態における第一の容器110と同一の構成要素に対しては同一の参照符号を使用する。
壁部322の高さは第一の実施形態における第二の容器120の壁部122の高さと同一である。
各壁部322の頂部には円柱状の凸部323が形成されている。凸部323は壁部322の高さ方向に一定の高さを有している。
凸部323は凹部313の中に嵌合可能な形状を有している。
図8は、第一の容器310と第二の容器320とを相互に嵌め合わせた状態を示す縦断面図である。
図8に示すように、凸部323を凹部313に嵌め込むことにより、第一の容器310と第二の容器320とは相互に結合される。
第一の実施形態の場合と同様に、凸部323を凹部313に嵌め込むと、第一の容器310の外壁113の頂部と第二の容器320の外壁123の頂部とが相互に接触し合う。
すなわち、凸部323と凹部313とは、第一の容器310と第二の容器320とを相互に重ね合わせたときに第一の容器310と第二の容器320とが所定の位置関係(第一の容器310の外壁113の頂部と第二の容器320の外壁123の頂部とが相互に接触し合うような位置関係)になるように第一の容器310と第二の容器320とを重ね合わせる位置決め手段として機能している。
以上のように、本実施形態に係るパン圧着成型器300によっても、第一の実施形態に係るパン圧着成型器100と同様の効果を得ることができる。
なお、壁部312、322の数及び位置は本実施形態における数及び位置には限定されない。第一の容器310と第二の容器320とを位置決めした状態で相互に結合することを可能にするものである限りにおいて、任意の数及び位置を選択することが可能である。
なお、本実施形態においては、第一の容器310に凹部313を、第二の容器320に凸部323を形成したが、この配置とは逆に、第一の容器310に凸部323を、第二の容器320に凹部313を形成することも可能である。
図1(A)は本考案の第一の実施形態に係るパン圧着成型器における第一の容器の斜視図であり、図1(B)は本考案の第一の実施形態に係るパン圧着成型器における第二の容器の斜視図である。 本考案の第一の実施形態に係るパン圧着成型器における第一の容器と第二の容器とを相互に嵌め合わせた状態を示す縦断面図である。 本考案の第一の実施形態に係るパン圧着成型器における第一の容器の外壁の部分的な拡大図である。 図4(A)、(B)、(C)は本考案の第一の実施形態に係るパン圧着成型器の使用方法を示す断面図である。 図5(A)は本考案の第二の実施形態に係るパン圧着成型器における第一の容器の斜視図であり、図5(B)は本考案の第二の実施形態に係るパン圧着成型器における第二の容器の斜視図である。 本考案の第二の実施形態に係るパン圧着成型器における第一の容器と第二の容器とを相互に嵌め合わせた状態を示す縦断面図である。 図7(A)は本考案の第三の実施形態に係るパン圧着成型器における第一の容器の斜視図であり、図7(B)は本考案の第三の実施形態に係るパン圧着成型器における第二の容器の斜視図である。 本考案の第三の実施形態に係るパン圧着成型器における第一の容器と第二の容器とを相互に嵌め合わせた状態を示す縦断面図である。
符号の説明
100 本考案の第一の実施形態に係るパン圧着成型器
110 第一の容器
111 底面
112 壁部
113 外壁
114 内壁部分
115 ブレード
120 第二の容器
121 底面
122 壁部
123 外壁
124 内壁部分
201 食パン
202 具
203 食パン
204 耳部
205 密閉型サンドイッチ
200 本考案の第二の実施形態に係るパン圧着成型器
210 第一の容器
212 壁部
213 凹部
220 第二の容器
222 壁部
223 凸部
300 本考案の第三の実施形態に係るパン圧着成型器
310 第一の容器
312 壁部
313 凹部
320 第二の容器
322 壁部
323 凸部

Claims (4)

  1. 第一の容器と、第二の容器と、前記第一の容器と前記第二の容器とを相互に重ね合わせたときに前記第一の容器と前記第二の容器とが所定の位置関係になるように前記第一の容器と前記第二の容器とを重ね合わせる位置決め手段と、からなるパン圧着成型器であって、
    前記第一の容器及び前記第二の容器はいずれも圧着対象のパンを内部に収納し得る大きさを有しており、
    前記第一の容器の底面からは、一定の閉じた領域を囲む外壁が直立しており、
    前記第二の容器の底面からは、前記領域と同一形状の領域を囲む外壁が直立しており、
    前記第二の容器と前記第一の容器とを相互に重ね合わせたときには、前記位置決め手段により、前記第一の容器の前記外壁の頂部と前記第二の容器の前記外壁の頂部とは相互に接触し合い、
    前記第一の容器の前記外壁及び前記第二の容器の前記外壁の何れか一方の頂部には、前記第一の容器の前記外壁と前記第二の容器の前記外壁との間に挟まれた前記パンを裁断する刃が形成されているパン圧着成型器。
  2. 前記位置決め手段は、前記第一の容器の前記底面の周縁から直立する壁部と、前記第二の容器の前記底面の周縁から直立する壁部と、からなり、
    前記第一の容器及び前記第二の容器の何れか一方は他方の内側に嵌め込むことが可能な大きさを有していることを特徴とする請求項1に記載のパン圧着成型器。
  3. 前記位置決め手段は、前記第一の容器の前記底面から直立する壁部と、前記第二の容器の前記底面から直立する壁部と、からなり、
    前記第一の容器の前記壁部及び前記第二の容器の前記壁部の何れか一方の頂部には凹部が形成され、他方の頂部には前記凹部に嵌合可能な凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパン圧着成型器。
  4. 前記第一の容器の前記底面及び前記第二の容器の前記底面の少なくとも何れか一方は前記領域において開口していることを特徴する請求項1乃至3の何れか一項に記載のパン圧着成型器。
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