JP3146574B2 - 炭素分析用蛍光x線分析装置 - Google Patents

炭素分析用蛍光x線分析装置

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JP3146574B2
JP3146574B2 JP32035691A JP32035691A JP3146574B2 JP 3146574 B2 JP3146574 B2 JP 3146574B2 JP 32035691 A JP32035691 A JP 32035691A JP 32035691 A JP32035691 A JP 32035691A JP 3146574 B2 JP3146574 B2 JP 3146574B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炭素分析用蛍光X線分
析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、蛍光X線分析装置では、試料に
一次X線を照射し、試料から励起されて発生される蛍光
X線を分光器で各元素に対応する波長成分に分光して試
料に含まれる各元素の定性、定量分析を行う。
【0003】この場合、外気温の影響を受けずに安定し
た分析が行えるように、装置全体の温度を調節する必要
があるが、従来、この温度調節は、装置内部を室温より
も高い温度(約35℃)に保持する加熱方式が採られてい
る。
【0004】ところで、従来、炭素分析用蛍光X線分析
装置を用いて、例えば鉄鋼中の炭素を定量分析するよう
な場合、測定中に真空チャンバ内の雰囲気中に含まれる
炭化水素が試料表面に吸着され、その結果、炭素の定量
値が時間経過とともに次第に増加して、精度良い分析を
行えないという問題があった。
【0005】すなわち、炭素分析用蛍光X線分析装置の
真空チャンバ内は、油拡散ポンプ等によって真空引きさ
れているが、このポンプからの油分が真空チャンバ内に
逆流してその雰囲気中に若干含まれる。そして、上述し
たように、装置全体が約35℃に加熱されている状態
で、室温に置かれていた試料が真空チャンバ内に挿入さ
れると、試料の温度は真空チャンバ内の温度より低いた
めに、雰囲気中の炭化水素が試料表面により多く吸着さ
れ、その結果、測定される炭素量が試料の実際の含有量
よりも増加することになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するためになされたものであって、試料表面への
炭化水素の吸着を防いで常に精度良くかつ安定した分析
結果が得られるようにするものである。
【0007】そのため、本発明では、炭素を分析するた
めの蛍光X線分析装置において、試料の温度を、この試
料を収容する真空チャンバ内の雰囲気温度よりも高くす
る手段を設けることにより雰囲気中に含まれる炭化水素
が試料表面に吸着されないようにしたことを特徴として
いる。
【0008】
【作用】本発明では、真空チャンバ内の雰囲気温度より
も、この真空チャンバ内に挿入配置される試料の表面温
度の方が高くなるので、試料表面へ炭化水素が吸着する
ことが少なく、精度良い分析結果が得られる。
【0009】
【実施例】実施例1 図1は本発明の実施例に係る炭素分析用蛍光X線分析装
置の実施例を示す断面図である。
【0010】同図において、符号1は蛍光X線分析装置
の全体を示し、2は試料sに一次X線を照射するための
X線管、4は真空チャンバである。この真空チャンバ4
は、それぞれ中空の上部真空部4aと下部真空部4bを備
えるとともに、両部4a,4bが取り付けられる仕切壁4
cを有する。そして、上部真空部4a内にX線管2の下端
部が挿着されるとともに、試料sを加熱する加熱手段と
しての赤外線ランプ6が挿入され、さらに、分光器8お
よび真空排気管10が取り付けられている。また、仕切
壁4cには、その中央部に開口部12が形成されるとと
もに、この開口部12を開閉するシャッタ14が開閉可
能に設けられている。一方、下部真空部4bには、その
底部に試料挿入口16が形成されるとともに、この試料
挿入口16を開閉する蓋体18が上下動可能に設けられ
ており、さらに、側部には予備排気管20が取り付けら
れている。
【0011】上記の蓋体18の上には試料保持手段とし
ての試料ホルダ22が載置されている。この試料ホルダ
22は、筒状体22a、底板22b、試料載置板22cお
よび圧縮スプリング22dからなり、筒状体22aの上部
にはリング状の内フランジ部22fが形成され、この内
フランジ部22fの上面および試料sと接触する下面には
それぞれセラミック等からなる断熱材23が固着されて
いる。さらに、試料sと接触する試料載置板22cもセラ
ミック等の断熱材で構成されている。また、筒状部22
aの周側の一部には連通孔22gが形成されている。な
お、24は真空チャンバ4内を気密保持するためのOリ
ングである。
【0012】上記構成において、試料sの交換時には、
シャッタ14が閉状態にあって、真空チャンバ4の上真
空部4a内が真空状態に保持されている。これに対し
て、下部真空部4b内は外気圧となっている。
【0013】次に、新たな試料sを分析する場合には、
下部真空部4bの試料挿入口16を通して試料sが装填さ
れた試料ホルダ22を挿入するとともに、蓋体18を試
料挿入口16に密着嵌合して予備排気管20によって下
部真空部4b内を真空排気する。その際、試料ホルダ2
2の内部も連通孔22gを介して真空排気される。そし
て、下部真空部4bの真空度が上部真空部4aのそれと同
程度まで低下したときに、シャッタ14が開かれる。
【0014】このとき、試料aの温度は略外気温に近
く、真空チャンバ4内の雰囲気温度よりも低い。したが
って、このままでは試料sの表面に真空チャンバ4内に
存在する炭化水素の吸着が起こる。そのため、赤外線ラ
ンプ6が点灯されて試料aの表面が真空チャンバ4内の
雰囲気温度よりも若干高くなるまで加熱される。しか
も、その際、試料sと、これを保持する試料ホルダ22
との接触部分22c,23は断熱材によって断熱されて
いるので、試料sの温度低下が防止される。その結果、
試料s表面へ炭化水素の吸着が無くなる。この状態でX
線管2から試料sに一次X線が照射されるので、炭素を
分析する場合でも精度良くかつ安定した分析結果が得ら
れることになる。
【0015】実施例2 図2は、本発明の他の実施例に係る炭素分析用蛍光X線
分析装置の実施例を示す要部断面図である。上記の実施
例1では、試料ホルダ22のみで試料保持手段が構成さ
れているが、図2に示すように、図1の下部真空部4b
を省略し、その代わりに、試料ホルダ30を有底の筒状
体30a、試料載置板30bおよび圧縮スプリング30
cで構成し、さらに、この試料ホルダ30とシャッタ1
4との間に仕切板4cに固定された補助板32を配置
し、この補助板32にX線通過口32aと排気孔32b
とを形成し、このX線通過口32aの下部周縁部と試料
載置板30bとによって試料sを挟持している。
【0016】したがって、この例では、試料ホルダ30
と補助板32とによって試料保持手段が構成されること
になるが、この場合、試料sと接触するX線通過口32a
の下部周縁部にセラミック等でできた断熱材33が固着
されるとともに、試料載置板22cもセラミック等の断
熱材で構成される。
【0017】この実施例2においても、試料sとこれを
保持する試料ホルダ30および補助板32の接触部分3
0b,33は断熱材によって断熱されているので、たと
えば実施例1のように、赤外線ランプ6によって試料s
を加熱したり、あるいは、分析前に予め試料sをホット
プレート等で加熱しておき、この試料sを真空チャンバ
4内に装填した場合でも、試料sの温度低下が防止され
て雰囲気温度以上に比較的長い時間保たれるので、炭化
水素の吸着が起こらない。
【0018】実施例3 図3は、本発明のさらに他の実施例に係る蛍光X線分析
装置の実施例を示す断面図である。
【0019】この実施例3では、真空チャンバ4を覆う
収納カバー40内を室温以下に冷却する冷却手段として
のクーラ42が設けられている。
【0020】このクーラ42によって収納カバー40内
を外気温以下に冷却しておけば、これに伴い、真空チャ
ンバ4内の雰囲気温度も外気温以下になる。
【0021】したがって、予め収納カバー40の外部に
置かれていた試料sが真空チャンバ4内に挿入された場
合、試料sの温度は真空チャンバ4内の温度よりも高い
ので、真空チャンバ4の雰囲気中の炭化水素が試料sの
表面に吸着されることが無い。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、真空チャンバ内におい
て、その雰囲気温度よりも試料温度の方が高く保たれる
ので、試料表面への炭化水素の吸着が防止され、精度良
くかつ安定した分析結果が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る炭素分析用蛍光X線分
析装置の断面図である。
【図2】本発明の他の実施例2に係る炭素分析用蛍光X
線分析装置の要部断面図である。
【図3】本発明のさらに他の実施例3に係る炭素分析用
蛍光X線分析装置の断面図である。
【符号の説明】
1…炭素分析用蛍光分析装置、2…X線管、4…真空チ
ャンバ、6…赤外線ランプ(加熱手段)、22,30,
32…試料保持手段、23,33断熱材、40…収納カ
バー、42…クーラ(冷却手段)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素を分析するための蛍光X線分析装置
    において、試料の温度を、この試料を収容する真空チャ
    ンバ内の雰囲気温度よりも高くする手段を設けることに
    より雰囲気中に含まれる炭化水素が試料表面に吸着され
    ないようにしたことを特徴とする炭素分析用蛍光X線分
    析装置。
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