JP3146553B2 - 通気性シートの金属光沢加工等表面処理加工方法 - Google Patents

通気性シートの金属光沢加工等表面処理加工方法

Info

Publication number
JP3146553B2
JP3146553B2 JP24376291A JP24376291A JP3146553B2 JP 3146553 B2 JP3146553 B2 JP 3146553B2 JP 24376291 A JP24376291 A JP 24376291A JP 24376291 A JP24376291 A JP 24376291A JP 3146553 B2 JP3146553 B2 JP 3146553B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
surface treatment
pressure
breathable
adhesive sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24376291A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0577599A (ja
Inventor
一男 山田
由佳 高井
公一 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP24376291A priority Critical patent/JP3146553B2/ja
Publication of JPH0577599A publication Critical patent/JPH0577599A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3146553B2 publication Critical patent/JP3146553B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天然繊維、合成繊維な
どの織布、不織布、あるいは孔設シートなど通気性シー
ト面に、所望の表面加工を施すための通気性シートの金
属光沢加工等表面処理加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の通気性シートの金属光沢加工等表
面処理加工方法としては、図2に示すように、例えば、
天然繊維、合成繊維を紡いだ糸状体など繊維質体1を互
いに織編して形成した織布、あるいは天然繊維、合成繊
維など繊維質体1を互いに連結接合してシート状に形成
した不織布など通気性シートAの一面にのみ金属蒸着層
を施したい場合には、アルミニウムなどの金属を高温加
熱して発生させた金属蒸気3を、該通気性シートAの一
面側より供給して、該通気性シートAを構成する前記繊
維質体1の該通気性シートAの一面側に相当する部分に
金属蒸着層2を施している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、該通気性シ
ートAは繊維質体1との間に空気を通す僅かな空間部5
を備えて通気性を有しているため、通気性シートAの一
面側Mより供給される金属蒸気3は、該空間部5を通過
して他面側Lに回り込み、金属蒸着層2に、回り込み金
属蒸着部4が他面側Lに発生し易いものである。そのた
め、前記通気性シートAの他面側Lから、金属蒸着層2
が観察されて、金属蒸気3の供給側である一面側Mから
のみ金属蒸着層2が観察できるような表面処理を行なう
ことが困難であった。
【0004】本発明は、通気性シートAの片面又は両面
に所定の金属蒸着加工、昇華転写加工、印刷加工など所
定の表面処理加工を施したい場合に、その加工による影
響が他面側に及ぼさないようにマスキングして所定の表
面処理ができるようにすることを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
織布、不織布、あるいは孔設シートなど通気性シートの
一面側に粘着シートの粘着面を重ね合わせ、加圧しなが
ら仮貼着して、粘着シートによりマスキングするマスキ
ング工程と、一面側を粘着シートによりマスキングした
前記通気性シートの他面側の所望領域に、適宜表面処理
加工を施す表面処理工程と、表面処理加工後の前記通気
性シートから前記粘着シートを剥離する剥離工程とを含
むことを特徴とする通気性シートの金属光沢加工等表面
処理加工方法である。
【0006】又、本発明は、前記第1の発明において、
前記表面処理工程が、金属蒸着工程か、又は、金属蒸着
工程と該工程後に行なう透明性着色インキ、不透明性着
色インキなど着色インキにて全面的に又は部分的に着
色、絵付けを施す着色絵付け工程である通気性シートの
金属光沢加工等表面処理加工方法である。
【0007】又、本発明の第2の発明は、上記第1の発
明における前記マスキング工程及び表面処理工程及び剥
離工程終了後において、該通気性シートの前記他面側に
粘着シートの粘着面を重ね合わせ、加圧しながら仮貼着
して、粘着シートによりマスキングするマスキング工程
と、他面側を粘着シートによりマスキングした前記通気
性シートの一面側に適宜表面処理加工を施す表面処理工
程と、表面処理加工後の前記通気性シートから前記粘着
シートを剥離する剥離工程とを含むことを特徴とする通
気性シートの金属光沢加工等表面処理加工方法である。
【0008】又、本発明は、前記第2の発明において、
前記通気性シートの一面側に適宜表面処理加工を施す表
面処理工程が、加熱加圧による着色膜転写、昇華転写、
捺染、印刷のいずれかによる絵付工程である通気性シー
トの金属光沢加工等表面処理加工方法である。
【0009】
【実施例】本発明方法を、実施例に従って詳細に説明す
る。図1(a)〜(d)は、本発明の第1の発明の一実
施例を説明する側面図であり、図1(a)〜(b)は、
マスキング工程を示すものであり、粘着シートBの粘着
面21に、繊維状体11をシート状に連結した不織布、
あるいは糸状の繊維状体11をシート状に織編した織
布、あるいは多数の微細孔を孔設した孔設シートなど、
通気性シートAを重ね合わせ、適宜押圧手段P(平圧式
による平プレス盤、又は円圧式による圧ロールなど)に
て加圧して、該繊維状体11を、比較的柔軟な粘着面2
1内に埋め込むようにして、図1(b)に示すように、
通気性シートAの一面側14の繊維状体11を、粘着シ
ートBの粘着面11とその基材シート20にて被覆し
て、該通気性シートAの通気性や透液性に対してマスキ
ングを行なうものである。
【0010】なお、前記粘着シートBは、例えば、紙
製、若しくはポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビ
ニル、ポリスチレン、ポリエチレン、アクリル、ポリカ
ーボネート、熱硬化性のポリエステル、ポリウレタン等
の樹脂製の基材シート20に、比較的樹脂含浸性の良い
有機質系、無機質系の繊維状極薄シート、薄紙、不織
布、和紙、あるいは合成樹脂製シートなど繊維素材に、
天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、アクリルゴム、あ
るいはこれらとポリテルペン樹脂などの粘着付与剤を適
用したゴム系感圧粘着剤、ブチルアクリレートとアクリ
ル酸との共重合体などを適用したアクリル系感圧粘着
剤、シリコン系、ウレタン系感圧粘着剤などを適用した
適宜粘着材を、ラミネート又は塗布して、粘着面21を
形成したものである。
【0011】なお、基材シート20の厚さは、例えば
0.05mm〜1mmなど適宜に設定でき、通気性シー
トAに対して柔軟に対応して変形する程度の柔軟性を保
持する硬さであっても、又は、通気性シートAを平坦に
保持して変形させないような硬さであってもよい。
【0012】又、粘着面21の厚さdは、通気性シート
Aの繊維状体11の体積によって変更できるが、該繊維
状体11の側断面積のおよそ半分を埋没できる程度の厚
さが適当であり、例えば、繊維状体11が、前記押圧手
段Pによる変形量の無い、あるいは少ない素材の場合に
は、該繊維状体11の縦方向の直径2Rの半分R程度に
設定し、又、繊維状体11が、前記押圧手段Pにより偏
平形状に変形する素材の場合には、変形時の縦方向の直
径2rの半分r程度に設定することが適当である。しか
しながら、上記の厚さdは、これに限定されることはな
く、通気性シートAの通気性、あるいは透液性を解消す
る方向にマスキングできる程度の厚さであればよい。
【0013】又、上記粘着シートAは基材シート20に
粘着面21を設けたものであるが、例えば、基材シート
20を省略して粘着面21のみであってもよい。
【0014】続いて、図1(a)、前記通気性シートA
の一面側14に粘着シートBを仮貼着してマスキングし
た後は、該両シートA,Bを、所定の金属蒸着用のチャ
ンバー内に装填し、所定の真空圧と温度の雰囲気中で、
蒸着用金属(アルミニウム、ニッケル、クロム、銅な
ど)を高温に加熱して金属蒸気を発散させ、図1(c)
に示すように、粘着シートBの貼着されている繊維状体
11面の反対側より該金属蒸気13を、所定時間(例え
ば1分乃至5分程度)供給して、該粘着面21によって
被覆されていない繊維状体11の他面側15に、例え
ば、0.001〜0.1μm程度の金属蒸着層12を施
すものである。
【0015】続いて、金属蒸着用のチャンバーより取り
出した金属蒸着層12を施した両シートA,Bを、図1
(d)に示すように、通気性シートAより粘着シートB
の粘着面21を剥離してマスキングを解除することによ
って、通気性シートAの繊維状体11の他面側15のみ
に、金属光沢反射効果を伴う金属蒸着層12が施され、
粘着面21によって被覆されていた一面側14には蒸着
がされなていない通気性シートAが得られるものであ
る。
【0016】なお上記第1の発明における適宜表面処理
加工を施す表面処理工程としては、一実施例として、上
記金属蒸着工程があるが、本発明においては、これに限
定するものではなく、表面洗浄加工、転写絵付加工、印
刷加工、表面ブラスト加工など適宜表面処理工程を適用
できるものである。
【0017】次に、本発明の第1の発明における他の実
施例を、図2(a)〜(b)に従って説明すれば、図2
(a)に示すように、粘着シートBによってマスキング
された通気性シートAの他面側15に金属蒸着層12を
施し、次に、粘着シートBを剥離せず、若しくは剥離し
た後に、該金属蒸着層12の表面に、黄色、青色、赤色
など適宜色相の透明性の着色材(例えば着色コーティン
グ塗材、印刷インキなど)により着色層30をグラビア
印刷などにて全面に施し、着色材を適宜乾燥させた後
に、図2(b)に示すように、粘着シートBを剥離する
ことによって、金属蒸着層12を光反射面として、適宜
色相に着色された着色反射光を放つ通気性シートAによ
る装飾性のあるシート材が得られるものである。
【0018】なお、図2(a)において、金属蒸着層1
2が銀色を呈するアルミニウム金属蒸着層である場合に
は、該金属蒸着層12表面に透明性の黄色インキをグラ
ビア印刷方式などにて印刷、塗布することによって、黄
色に着色された銀色の反射面による金色の金属光沢を放
つ通気性シートAによる装飾性のあるシート材が得られ
るものである。
【0019】又、図3に示すように、金属蒸着層12を
施した通気性シートA表面の前記金属蒸着層12の施さ
れた他面側15に、粘着シートBを剥離せずに、若しく
は剥離した後に、部分的に、着色材黄色、青色、赤色な
ど適宜色相の不透明性の着色材(例えば着色コーティン
グ塗材、印刷インキなど)により着色層31をグラビア
印刷方式などにより施し、着色材を適宜乾燥させた後
に、前記粘着シートBを剥離することによって、金属蒸
着層12が隠蔽された不透明着色材による着色層31領
域(金属反射効果の無い領域)と、光反射効果のある金
属光沢を放つ金属蒸着層12の露呈領域とが互いに共存
する通気性シートによる装飾性のあるシート材が得られ
るものである。
【0020】次に、本発明の第2の発明を実施例に図4
(a)〜(b)に従って詳細に説明する。前述した図1
(a)〜(d)、又は図2(a)〜(b)、又は図3に
示した方法によって、通気性シートAの他面側15の表
面に金属蒸着加工、又は、着色加工、又は、金属蒸着加
工と着色加工などの適宜表面処理を施した後に、図4
(a)(例えば、他面側15に金属蒸着層12を施した
場合)に示すように、該通気性シートAの前記表面処理
加工を施した他面側15(例えば図4(a)の金属蒸着
層12側)を、粘着シートBの粘着面21側にして重ね
合わせ、押圧手段P(平プレス、ロールプレス)にて押
圧して繊維状体11に施された他面側15の金属蒸着層
12を粘着面21内に埋没させる。
【0021】続いて、図4(a)、該通気性シートAの
一面側14より、繊維状体11に金属蒸気16を供給し
て金属蒸着を行い、図4(b)に示すように、該通気性
シートAの繊維状体11の金属蒸着層12が施された他
面側15の反対面(一面側14)に金属蒸着層17を施
すものである。これによって、例えば、最初に施す金属
蒸着層12と、その後に施す前記金属蒸着層17とにそ
れぞれ使用する蒸着用金属組成、若しくは蒸着条件が異
なる場合に、通気性シートAの表裏で、それぞれ明確に
分離した異なる金属光沢を放つ装飾性のあるシート材を
得るものである。
【0022】図5(a)〜(c)は、本発明の第1の発
明において、規則的、乃至は不規則(ランダム)に多数
の孔設部41aを孔設した孔設シート41を通気性シー
トAとして、その通気性シートAを表面処理する場合の
実施例であり、図5(a)は、例えば直径0.5mm〜
5mm程度の孔設部41aが孔設された孔設シート41
の通気性シートAを、粘着シートB(基材シート20に
適宜粘着剤を施して粘着面21を形成したもの)の粘着
面21に重ね合わせ、押圧手段P(平プレス、又はロー
ルプレス)にて押圧して仮貼着して、粘着シートBによ
って通気性シートAの他面側の全面をマスキングした状
態を示す側断面図であり、マスキングした後は、図5
(b)に示すように、通気性シートA側より金属蒸気1
3を供給して、該通気性シートAの一面に金属蒸着層1
2を施すものである。
【0023】続いて、図5(c)、該通気性シートAよ
り粘着シートBを剥離することにより、通気性シートA
(孔設シート)の一面側に、金属蒸着層12を備えた装
飾性のシート材が得られるものである。なお、上記通気
性シートA(孔設シート)の表面処理加工としては、上
記金属蒸着加工の他に、着色材などのコーティング加
工、転写加工、印刷加工などであってもよく、又、これ
らの加工を併用する表面処理加工であってもよい。
【0024】
【作用】本発明によれば、通気性シートに粘着シートを
重ね合わせて仮貼着し、該通気性シートの通気性や透液
性を一旦解消する方向にマスキングした後に、該通気性
シートの一面、乃至他面を適宜表面処理するようにした
ので、通気性シート(気体や粉体あるいは液体を通す性
質を有するシート)の一面に対して、該面を表面処理す
るための気体(例えば金属蒸気、昇華染料気体)や粉
体、液体(表面洗浄液、着色材など塗布材)など処理材
を適用して加工する場合に、該一面側を通して他面側
に、若しくは他面側を通して一面側に処理材の回り込み
などによる影響が出ないようにすることができる。
【0025】又、印刷や加熱加圧転写加工など、加圧に
よる表面処理加工においては、通気性シートの各繊維状
体が粘着シートの粘着面によってしっかりと保持され固
定できるので、表面処理時の加圧による各繊維状体の動
きを封ずることができ、加工処理における繊維状体のず
れ移動による着色の汚れの発生が減少できるものであ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明方法は、天然繊維、合成繊維等の
織布、不織布、あるいは孔設シートなど通気性シートの
表面処理されない側の一方面を、粘着シートによってマ
スキングした後に適宜表面処理加工することによって、
該通気性シートの表面又は裏面、若しくは表裏両面に、
それぞれ表裏において互いの表面処理加工による影響が
及ばない切れのよい金、銀など異なる色調の金属光沢を
放つリバーシブルな表面加工を施すことができる。
【0027】又、表面処理すべき通気性シートの表面
が、多少ボコボコした凹凸があって加工性の悪いシート
であっても、粘着シートにより固定して平面性を保持で
きるので、蒸着加工、印刷加工など表面処理加工にとっ
て都合がよいなどの効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の発明における一実施例の
マスキング工程を説明する側面図である。 (b)本発明の第1の発明における一実施例のマスキン
グ工程を説明する側面図である。 (c)本発明の第1の発明における一実施例の金属蒸着
工程を説明する側面図である。 (d)本発明の第1の発明における一実施例の剥離工程
を説明する側面図である。
【図2】(a)本発明の第1の発明における他の実施例
の着色工程を説明する側面図である。 (b)本発明の第1の発明における他の実施例の剥離工
程を説明する側面図である。
【図3】本発明の第1の発明におけるその他の実施例の
着色工程を説明する側面図である。
【図4】(a)本発明の第2の発明における一実施例の
マスキング工程を説明する側面図である。 (b)本発明の第2の発明における一実施例の金属蒸着
工程を説明する側面図である。
【図5】(a)本発明の第1の発明におけるその他の実
施例のマスキング工程を説明する側面図である。 (b)本発明の第1の発明におけるその他の実施例の金
属蒸着工程を説明する側面図である。 (c)本発明の第1の発明におけるその他の実施例の剥
離工程を説明する側面図である。
【図6】通気性シートに対する従来の表面処理加工を説
明する側面図である。
【符号の説明】
1…繊維状体 2金属蒸着層 3…金属蒸気 4…回り
込み金属蒸着部 5…空間部 11…繊維状体 12…
金属蒸着層 13…金属蒸気 14…一面側 15…他
面側 16…金属蒸気 17…金属蒸着層 20…基材
シート 21…粘着面 30…透明性の着色層 31…
不透明性の着色層 41…孔設シート 41a…孔設部
A…通気性シート B…粘着シート L…観察側 M
…一面側 P…押圧手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−62961(JP,A) 特開 平2−99665(JP,A) 特開 平4−111846(JP,A) 特開 平4−18189(JP,A) 特開 昭53−133274(JP,A) 特公 昭56−51904(JP,B2) 実公 昭37−17197(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B44C 3/02 B05B 15/04 B44C 1/17 C23C 14/12 B32B 33/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】織布、不織布、あるいは孔設シートなど通
    気性シートの一面側に粘着シートの粘着面を重ね合わ
    せ、加圧しながら仮貼着して、粘着シートによりマスキ
    ングするマスキング工程と、一面側を粘着シートにより
    マスキングした前記通気性シートの他面側の所望領域
    に、適宜表面処理加工を施す表面処理工程と、表面処理
    加工後の前記通気性シートから前記粘着シートを剥離す
    る剥離工程とを含むことを特徴とする通気性シートの金
    属光沢加工等表面処理加工方法。
  2. 【請求項2】前記表面処理工程は、金属蒸着工程か、又
    は、金属蒸着工程と該工程後に行なう透明性着色イン
    キ、不透明性着色インキなど着色インキにて全面的に又
    は部分的に着色、絵付けを施す着色絵付け工程である請
    求項1に記載の通気性シートの金属光沢加工等表面処理
    加工方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のマスキング工程及び表面
    処理工程及び剥離工程終了後において、該通気性シート
    の前記他面側に粘着シートの粘着面を重ね合わせ、加圧
    しながら仮貼着して、粘着シートによりマスキングする
    マスキング工程と、他面側を粘着シートによりマスキン
    グした前記通気性シートの一面側に適宜表面処理加工を
    施す表面処理工程と、表面処理加工後の前記通気性シー
    トから前記粘着シートを剥離する剥離工程とを含むこと
    を特徴とする通気性シートの金属光沢加工等表面処理加
    工方法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の通気性シートの一面側に
    適宜表面処理加工を施す表面処理工程は、加熱加圧によ
    る着色膜転写、昇華転写、捺染、印刷のいずれかによる
    絵付工程である請求項3に記載の通気性シートの金属光
    沢加工等表面処理加工方法。
JP24376291A 1991-09-24 1991-09-24 通気性シートの金属光沢加工等表面処理加工方法 Expired - Fee Related JP3146553B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24376291A JP3146553B2 (ja) 1991-09-24 1991-09-24 通気性シートの金属光沢加工等表面処理加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24376291A JP3146553B2 (ja) 1991-09-24 1991-09-24 通気性シートの金属光沢加工等表面処理加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0577599A JPH0577599A (ja) 1993-03-30
JP3146553B2 true JP3146553B2 (ja) 2001-03-19

Family

ID=17108609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24376291A Expired - Fee Related JP3146553B2 (ja) 1991-09-24 1991-09-24 通気性シートの金属光沢加工等表面処理加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3146553B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3674437A1 (en) * 2018-12-27 2020-07-01 Oike&Co., Ltd. Decorative film formed body, manufacturing method for a decorative film formed body, mounting method for a transfer base material, satin-plated preparation

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006150906A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Nbc Inc 画像付き樹脂シートの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3674437A1 (en) * 2018-12-27 2020-07-01 Oike&Co., Ltd. Decorative film formed body, manufacturing method for a decorative film formed body, mounting method for a transfer base material, satin-plated preparation

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0577599A (ja) 1993-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2186080C (en) Recoatable decorative sheet and recoatable decorative material
US4012552A (en) Decorative metal film heat transfer decalcomania
EP0648610B1 (en) Sheet for marking, marked sheet, and method for manufacturing said sheet
US4323611A (en) Decorative material and a process for producing the same
GB2230492A (en) Ornamental stickers
CA2146441A1 (en) Plasma spray masking tape
JPS60128401A (ja) 再帰反射模様物の製造方法
EP2367637B1 (en) Applying a design on a textile
JP2001329474A (ja) 熱転写染色法及び転写印刷装置
JP3146553B2 (ja) 通気性シートの金属光沢加工等表面処理加工方法
CA2184732C (en) Self-contained transfer tape
JP3318850B2 (ja) 昇華転写捺染布及びその製造方法
KR20030067042A (ko) 가죽 원단에 무늬를 인쇄 하는 방법과 이에 의해 인쇄된가죽원단
JP2743659B2 (ja) 透視性を有する装飾材の製造方法
JP2000351265A (ja) アルミニウム転写蒸着記録用紙及びそれを用いたタック加工記録用紙
IL26125A (en) Three dimensional fabric and process of manufacture
JP2743660B2 (ja) 透視性を有する装飾材の製造方法
JPH0542799A (ja) メツシユ調織物の絵付け方法
JPH031998A (ja) 転写箔及びその製造方法
JPH0718589A (ja) 光輝性模様を有する布帛及びその製造方法
JPH08142247A (ja) 貼着シート及びその製造方法
JPS5812863B2 (ja) 装飾シ−トの製造方法
JPS61283587A (ja) 転写印刷方法
JPS59109386A (ja) 彩色図柄形成法
JPH07308989A (ja) スパンコール用フィルムおよびスパンコール

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees