JP3145913B2 - ガイドポストの高さ調整装置 - Google Patents

ガイドポストの高さ調整装置

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JP3145913B2
JP3145913B2 JP01647596A JP1647596A JP3145913B2 JP 3145913 B2 JP3145913 B2 JP 3145913B2 JP 01647596 A JP01647596 A JP 01647596A JP 1647596 A JP1647596 A JP 1647596A JP 3145913 B2 JP3145913 B2 JP 3145913B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、VTR(Vide
o Tape Recorder)等の磁気記録再生装
置に用いられるカセットテープ走行系におけるガイドポ
ストの高さ調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のガイドポストの高さ調整
装置を、図2とともに以下説明する。ここで、図2
(a)は従来のガイドポストの高さ調整装置の概略構成
を示す平面図、図2(b)は従来のガイドポストの高さ
調整装置の概略構成を示す一部断面側面図である。
【0003】図2において、1はカセットテープ(図示
せず)の走行高さを規制するためのガイドポスト組品、
2はメインシャーシに取り付けられ、ガイドポスト組品
1が挿入される軸で、その上部にはネジ部2aを有して
いる。3はガイドポスト組品1の下部より上方に付勢力
を加えるスプリング、4は軸2のネジ部2aに螺合して
スプリング3の付勢力に抗してガイドポスト組品1を押
し下げる金属製の調整ナットである。
【0004】また、5はガイドポスト組品1と軸2との
ガタを取り除くための凸部5aを有するスペーサーで、
ガイドポスト組品1と調整ナット4との間に挿入されて
いる。
【0005】上記のように構成してなるガイドポストの
高さ調整装置においては、軸2のネジ部2aに調整ナッ
ト4を螺合して回転させて、スプリング3の付勢力に抗
してガイドポスト組品1を押し下げることにより、ガイ
ドポストの高さ調整を行うことができる。尚、ガイドポ
ストの高さ調整の終了後は、調整ナット4のゆるみを防
止するため、ネジロック(図示せず)を塗布している。
【0006】また、弾性体を用いたガイドローラの取付
装置が、特開平5−174457号公報,特開平5−2
42570号公報にて提案されている。これらは、ガイ
ドローラを取り付ける螺合機構の一部にナイロン等の弾
性体を設けることによって、水平方向からの固定用ネジ
を廃止して、ガイドローラの上下動を阻止するととも
に、外部振動を減衰することを可能とするものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のガイドポストの高さ調整装置の場合、調整ナッ
ト4とスペーサー5とを別部品として用いなければなら
ず、また、調整ナット4の固定にネジロックが必要であ
り、さらに、調整ナット4が金属製であるため、該調整
ナット4の軸2のネジ部2aに挿入する挿入穴の内周面
にネジ加工を施す必要があり、コストの増大を招来して
しまうという問題があった。
【0008】また、上述した従来のガイドポストの高さ
調整装置の場合、調整ナット4とガイドポスト組品1と
のガタを取り除くために、スペーサー5の凸部5aを利
用しているので、一方向(凸部5aの位置)のみからガ
イドポスト組品1を押さえることとなり、ガイドポスト
組品1に傾きが生じてしまうという問題があった。
【0009】そしてまた、上記特開平5−174457
号公報,特開平5−242570号公報にて提案された
ガイドローラの取付装置の場合、螺合機構の一部に弾性
体を設けるように構成しているため、螺合機構としてナ
ット部の内周面にネジ加工を施す必要があるばかりでな
く、弾性体を設けるための構成が複雑になり、コストの
面で不利であるという問題があった。
【0010】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、調整ナット自体を弾性部材にて成形するこ
とによって、ネジ加工を不要とするとともに、スペーサ
ーを廃止して、非常に簡単な構成にてガイドポスト組品
の高さ調整を可能とするガイドポストの高さ調整装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る発明
のガイドポストの高さ調整装置は、メインシャーシに取
り付けられたネジ部を有する軸と、該軸に挿入されるガ
イドポスト組品と、該ガイドポスト組品を上方向に付勢
する付勢部材と、上記軸のネジ部に螺合して、ガイドポ
ストの高さ位置を規制する調整ナットとを備えたガイド
ポストの高さ調整装置において、上記調整ナットは、弾
性を有する部材にて成形され、上記ネジ部を挿入する挿
入穴の内周面に複数の凸部を設け、軸にネジ部よりも小
さい径を有する案内部を設けるとともに、調整ナットに
上記軸の案内部に案内される案内孔を設けてなるもので
ある。
【0012】これによって、組み立て・調整時に、調整
ナットの挿入穴に軸のネジ部を挿入して回し込むことに
より、該調整ナットの挿入穴の内周面の凸部に、軸のネ
ジ部のネジ形状に応じたネジを形成することができるの
で、調整ナット作成時のネジ形成を不要にすることがで
きる。また、調整ナットの弾性により、調整ナットと軸
のネジ部とを固定することができるので、ネジロックを
廃止することが可能になる。また、組み立て・調整時
に、調整ナットの案内孔が軸の案内部により垂直方向に
案内されるため、調整ナットのネジ形成時及び固定時に
おける調整ナットの傾きを抑えることが可能になる。
【0013】
【0014】
【0015】さらに、本願請求項に係る発明のガイド
ポストの高さ調整装置は、上記請求項1に係る発明の構
成において、ガイドポスト組品の上部にテーパー部を設
けるとともに、調整ナットの下部にテーパー部を設けて
なるものである。
【0016】これによって、凸部を有するスペーサーを
廃止して、ガイドポスト組品のガタを取り除くことがで
きる。しかも、ガイドポスト組品のテーパー部と調整ナ
ットのテーパー部とは円周状に当接するので、同心度を
向上させて、ガイドポスト組品に傾きが生じるのを防止
することが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のガイドポストの高
さ調整装置の一実施形態について、図1とともに説明す
る。ここで、図1(a)は本実施形態のガイドポストの
高さ調整装置の概略構成を示す平面図、図1(b)は本
実施形態のガイドポストの高さ調整装置の概略構成を示
す一部断面側面図である。
【0018】本実施形態のガイドポストの高さ調整装置
を示す図1において、11はカセットテープ(図示せ
ず)の走行高さを規制するためのガイドポスト組品、1
2はメインシャーシに取り付けられ、ガイドポスト組品
11が挿入される軸で、その上部にはネジ部12aを有
している。13はガイドポスト組品11の下部より上方
に付勢力を加えるスプリング、14は軸12のネジ部1
2aに螺合してスプリング13の付勢力に抗してガイド
ポスト組品11を押し下げる樹脂製の調整ナットであ
る。
【0019】尚、上記構成において、ガイドポスト組品
11の上部にテーパー部11aを設けるとともに、調整
ナット14の下部にもテーパー部aを設けている。ここ
で、ガイドポスト組品11と調整ナット14とがより大
きな円周状で接するように、調整ナット14のテーパー
部14aはガイドポスト組品11のテーパー部11aよ
りも角度が開いている。
【0020】また、樹脂製の調整ナット14における軸
12のネジ部12aを挿入する挿入穴14bの内周面
に、菊型の凸部14cを設けている。この菊型の凸部1
4cは、組み立て・調整時に、調整ナット14を軸12
に対して回し込むことにより、軸12のネジ部12aの
ネジ形状に従ってネジが形成される。
【0021】さらに、軸12のネジ部12aの上部に該
ネジ部12aよりも小さい径を有するストレート部12
bを設けるとともに、調整ナット14の挿入穴14bの
上部に上記ストレート部12bに案内される案内孔14
dを設けている。ここで、調整ナット14の案内孔14
dの径は、軸12のストレート部12bの径と略等しく
しているので、該案内孔14dがストレート部12bに
案内されることよって、調整ナット14は垂直状態を保
持することが可能である。
【0022】上記のように構成してなるガイドポストの
高さ調整装置においては、軸12にガイドポスト組品1
1を挿入した後、スプリング13の付勢力に抗して調整
ナット14を回し込むことによって、ガイドポストの高
さ位置を調整・固定することができる。
【0023】このとき、調整ナット14の案内孔14d
がストレート部12bに案内されて、調整ナット14は
垂直状態を保持しながら、該調整ナット14の菊型の凸
部14cは、軸12のネジ部12aのネジ形状に従って
ネジが形成される。同時に、調整ナット14の樹脂の弾
性によって、軸12のネジ部12aに対して固定される
ので、従来必要であったネジロックを廃止することがで
きる。
【0024】また、調整ナット14のテーパー部14a
とガイドポスト組品11のテーパー部11aとが円周状
に接するので、従来必要であったスペーサーを廃止し
て、同心度を向上させて、ガタを取り除くことができ
る。ここで、調整ナット14のテーパー部14aはガイ
ドポスト組品11のテーパー部11aよりも角度を大き
くしているので、より大きな円周状で各々のテーパー部
11a,14aが当接することとなり、更に同心度を向
上させることが可能となっている。
【0025】
【発明の効果】本願請求項1に係る発明のガイドポスト
の高さ調整装置は、上述したような構成としているの
で、組み立て・調整時に、調整ナットの挿入穴に軸のネ
ジ部を挿入して回し込むことにより、該調整ナットの挿
入穴の内周面の凸部に、軸のネジ部のネジ形状に応じた
ネジを形成することができるので、調整ナット作成時の
ネジ形成を不要にすることができる。また、調整ナット
の弾性により、調整ナットと軸のネジ部とを固定するこ
とができるので、ネジロックを廃止することが可能にな
、と共に組み立て・調整時に、調整ナットの案内孔が
軸の案内部により垂直方向に案内されるため、調整ナッ
トのネジ形成時及び固定時における調整ナットの傾きを
抑えることが可能になる
【0026】
【0027】さらに、本願請求項に係る発明のガイド
ポストの高さ調整装置は、凸部を有するスペーサーを廃
止して、ガイドポスト組品のガタを取り除くことができ
る。しかも、ガイドポスト組品のテーパー部と調整ナッ
トのテーパー部とは円周状に当接するので、同心度を向
上させて、ガイドポスト組品に傾きが生じるのを防止す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガイドポストの高さ調整装置の一実施
形態における概略構成を示す(a)平面図(b)一部断
面側面図である。
【図2】従来のガイドポストの高さ調整装置における概
略構成を示す(a)平面図(b)一部断面側面図であ
る。
【符号の説明】
11 ガイドポスト組品 11a テーパー部 12 軸 12a ネジ部 12b ストレート部 13 スプリング 14 調整ナット 14a テーパー部 14b 挿入穴 14c 凸部 14d 案内孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−311650(JP,A) 実開 昭61−24843(JP,U) 実開 昭62−120442(JP,U) 実開 平2−12745(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインシャーシに取り付けられたネジ部
    を有する軸と、 該軸に挿入されるガイドポスト組品と、 該ガイドポスト組品を上方向に付勢する付勢部材と、 上記軸のネジ部に螺合して、ガイドポストの高さ位置を
    規制する調整ナットとを備えたガイドポストの高さ調整
    装置において、 上記調整ナットは、弾性を有する部材にて成形され、上
    記ネジ部を挿入する挿入穴の内周面に複数の凸部を設
    上記軸にネジ部よりも小さい径を有する案内部を設ける
    とともに、 上記調整ナットに上記軸の案内部に案内される案内孔を
    設け たことを特徴とするガイドポストの高さ調整装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のガイドポストの高さ調整
    装置において、 上記ガイドポスト組品の上部にテーパー部を設けるとと
    もに、 上記調整ナットの下部にテーパー部 を設けたことを特徴
    とするガイドポストの高さ調整装置。
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