JP3145854U - 表面粗さ測定機 - Google Patents
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Abstract
【課題】傾斜つまみを回す際に、使用者が複雑な演算を行うことを不要にできる表面粗さ測定機を提供すること。
【解決手段】表面粗さ測定機は、基線Kが形成され、支持脚を伸縮させる傾斜つまみ43と、目盛Dが形成された調整つまみ44とを備える。支持脚を縮める場合、例えば、調整つまみ44の0目盛Dを傾斜つまみ43の基線Kに合わせた後に、スタイラスの移動方向と被測定面とが平行となるように本体2を傾斜させる傾斜つまみ43の回転量である補正量分、傾斜つまみ43を単に右回りに回転させる。支持脚を伸長させる場合、目盛Dが補正量の小数部の値となるように調整つまみ44を回転させ、傾斜つまみ43を0目盛Dまで単に左周りに回転させた後に、補正量の整数部の分、傾斜つまみ43を単に左回りに回転させる。これにより、本考案によれば、従来のような複雑な計算無しに支持脚を目的の長さまで正確に伸縮させることができる。
【選択図】図2
【解決手段】表面粗さ測定機は、基線Kが形成され、支持脚を伸縮させる傾斜つまみ43と、目盛Dが形成された調整つまみ44とを備える。支持脚を縮める場合、例えば、調整つまみ44の0目盛Dを傾斜つまみ43の基線Kに合わせた後に、スタイラスの移動方向と被測定面とが平行となるように本体2を傾斜させる傾斜つまみ43の回転量である補正量分、傾斜つまみ43を単に右回りに回転させる。支持脚を伸長させる場合、目盛Dが補正量の小数部の値となるように調整つまみ44を回転させ、傾斜つまみ43を0目盛Dまで単に左周りに回転させた後に、補正量の整数部の分、傾斜つまみ43を単に左回りに回転させる。これにより、本考案によれば、従来のような複雑な計算無しに支持脚を目的の長さまで正確に伸縮させることができる。
【選択図】図2
Description
本考案は、表面粗さ測定機に関する。
従来、テーブル上に載置された本体と、本体により進退するアームとを備えた表面粗さ測定機が知られている(例えば、特許文献1参照)。アームの先端部には検出器が設けられている。検出器は、被測定面に接触するスタイラスを上下動可能に保持している。特許文献1の表面粗さ測定機では、アームを進退させ、スタイラスを被測定面に沿って進退させることで、スタイラスの上下変位量を検出し、被測定面の表面粗さを測定している。
このような表面粗さ測定機では、被測定面がスタイラスの進退方向に対して傾斜している場合、スタイラスの上下変位量が、正確に測定することができる最大変位量を超えてしまうおそれがある。このような問題に対し、従来、スタイラスの進退方向が被測定面と平行になるように本体を傾斜させることにより、スタイラスの上下変位量が最大変位量を超えてしまうことを防止する表面粗さ測定機が開発されている。
図8は、従来の表面粗さ測定機1を示す斜視図である。
具体的に、図8に示すように、この表面粗さ測定機1は、本体2と、スタイラス311を保持する検出器31を有するアーム3と、姿勢調整機構4と、本体2にケーブル51により接続された表示手段52とを備えている。姿勢調整機構4は、本体2の下面21から突出し、本体2を支持する一対の前足41および後足42と、本体2の下部に設けられた傾斜つまみ43とを備えている。後足42は、傾斜つまみ43が回されることで伸縮するように構成されている。傾斜つまみ43には、目盛Dが0.0から0.9(図10参照、図10では、.0〜.4と図示)まで時計回りに形成されている。本体2には、前記目盛Dを指示する基線Kが形成されている。
具体的に、図8に示すように、この表面粗さ測定機1は、本体2と、スタイラス311を保持する検出器31を有するアーム3と、姿勢調整機構4と、本体2にケーブル51により接続された表示手段52とを備えている。姿勢調整機構4は、本体2の下面21から突出し、本体2を支持する一対の前足41および後足42と、本体2の下部に設けられた傾斜つまみ43とを備えている。後足42は、傾斜つまみ43が回されることで伸縮するように構成されている。傾斜つまみ43には、目盛Dが0.0から0.9(図10参照、図10では、.0〜.4と図示)まで時計回りに形成されている。本体2には、前記目盛Dを指示する基線Kが形成されている。
図9は、従来の表面粗さ測定機1を示す側面図である。
このような表面粗さ測定機1では、被測定物6の被測定面61の傾斜角度を予備測定し、予備測定の結果から被測定面61の傾斜角度と平行に傾斜する傾斜つまみ43の回転量を算出し、表示手段52に表示する。そして、使用者が表示手段52に表示された回転量分だけ傾斜つまみ43を回して後足42を伸縮させることで、図9に示すように、スタイラス311の進退方向と被測定面61とが平行となるように本体2が傾斜し、被測定面61の測定を正確に行うことができるようになる。
このような表面粗さ測定機1では、被測定物6の被測定面61の傾斜角度を予備測定し、予備測定の結果から被測定面61の傾斜角度と平行に傾斜する傾斜つまみ43の回転量を算出し、表示手段52に表示する。そして、使用者が表示手段52に表示された回転量分だけ傾斜つまみ43を回して後足42を伸縮させることで、図9に示すように、スタイラス311の進退方向と被測定面61とが平行となるように本体2が傾斜し、被測定面61の測定を正確に行うことができるようになる。
図10は、傾斜つまみ43および基線Kを示す平面図である。
しかしながら、このような表面粗さ測定機1では、図10に示すように、傾斜つまみ43の現在目盛位置(基線Kに指示されたつまみの目盛Dであり、例えば0.16)と、表示手段52に表示された回転量(例えば0.57回転、すなわち左回りに0.57回転)とから、使用者が傾斜つまみ43の最終目標位置(例えば0.73)を演算しなければならず、つまり、現在目盛位置0.16と、表示手段52に表示された回転量0.57とを足して最終目標位置0.73を演算しなければならず、当該演算が煩雑であるという問題がある。
しかしながら、このような表面粗さ測定機1では、図10に示すように、傾斜つまみ43の現在目盛位置(基線Kに指示されたつまみの目盛Dであり、例えば0.16)と、表示手段52に表示された回転量(例えば0.57回転、すなわち左回りに0.57回転)とから、使用者が傾斜つまみ43の最終目標位置(例えば0.73)を演算しなければならず、つまり、現在目盛位置0.16と、表示手段52に表示された回転量0.57とを足して最終目標位置0.73を演算しなければならず、当該演算が煩雑であるという問題がある。
本考案の目的は、傾斜つまみを回す際に、使用者が複雑な演算を行うことを不要にできる表面粗さ測定機を提供することにある。
本考案の表面粗さ測定機は、本体と、この本体に軸方向に移動可能に設けられ、先端に被測定面に接触するスタイラスを有するアームと、前記本体の傾きを変化させる姿勢調整機構とを備えた表面粗さ測定機において、前記姿勢調整機構は、前記本体の下面から突出するとともに伸縮可能に設けられ、前記本体を傾斜させる支持脚と、前記本体に回転自在に設けられ、外面部に基線が形成されるとともに、回転することで前記支持脚を伸縮させる傾斜つまみと、前記傾斜つまみの回転軸線を中心に回転自在に構成されるとともに、前記回転軸線を中心とした周方向に沿って前記基線に指示される目盛が形成された調整つまみとを備えていることを特徴とする。
本考案によれば、基線が形成され、支持脚を伸縮させる傾斜つまみに加え、目盛が形成された調整つまみを備えている。従って、例えば、傾斜つまみが、右回りに回転することで支持脚を縮め、左回りに回転することで支持脚を伸張させるように構成されているとともに、調整つまみの目盛が0.0から0.9まで右回りに順に付されている場合において、支持脚を縮める場合、調整つまみの0目盛を傾斜つまみの基線に合わせた後に、予備測定などにおいて求められた回転量(以降、補正量)分だけ傾斜つまみを単に右回りに回転させることで、スタイラスの移動方向と被測定面とが平行となるように本体を傾斜できる。すなわち、使用者は、従来のような複雑な計算無しに傾斜つまみを補正量分回転させることができ、支持脚を目的の長さまで正確に縮めることができる。
また、支持脚を伸長させる場合において、予備測定などにおいて求められた補正量が1回転以上の場合、まず、基線に指示される目盛が補正量の小数部の値となるように調整つまみを回転させた後に、傾斜つまみを0目盛まで単に左周りに回転させる。すなわち、傾斜つまみを補正量の小数部の分、左回りに回転させる。そして、その状態から、補正量の整数部の分、傾斜つまみを単に左回りに回転させる。これにより、使用者は、従来のような複雑な計算無しに、傾斜つまみを補正量分回転させることができ、支持脚を目的の長さまで正確に伸長させることができる。なお、予備測定などにおいて求められた補正量が1回転より小さい場合、補正量の整数部の分、傾斜つまみを左回りに回転させる工程は省略される。
また、支持脚を伸長させる場合において、予備測定などにおいて求められた補正量が1回転以上の場合、まず、基線に指示される目盛が補正量の小数部の値となるように調整つまみを回転させた後に、傾斜つまみを0目盛まで単に左周りに回転させる。すなわち、傾斜つまみを補正量の小数部の分、左回りに回転させる。そして、その状態から、補正量の整数部の分、傾斜つまみを単に左回りに回転させる。これにより、使用者は、従来のような複雑な計算無しに、傾斜つまみを補正量分回転させることができ、支持脚を目的の長さまで正確に伸長させることができる。なお、予備測定などにおいて求められた補正量が1回転より小さい場合、補正量の整数部の分、傾斜つまみを左回りに回転させる工程は省略される。
本考案の表面粗さ測定機では、前記傾斜つまみおよび前記調整つまみは、前記本体の上面に配置され、前記姿勢調整機構は、前記本体の内部に設けられ、前記傾斜つまみの回転に伴って前記支持脚を伸縮させる伸縮機構を備え、前記伸縮機構は、外周面に雄ねじが形成され、前記傾斜つまみと一体に回転する回転伝達部と、一端側にねじ孔が形成され、前記ねじ孔に前記回転伝達部が螺合する送りナット部と、保持部と、前記送りナットの他端側から垂下するとともに前記保持部に軸線方向のみに移動可能に保持され、前記支持脚を上下動させる垂下部とを備え、前記伸縮機構の内側には、前記アームの基端部が進退可能な空間が形成されていることが好ましい。
本考案によれば、傾斜つまみおよび調整つまみが本体の上面に配置されているので、傾斜つまみが本体の下部に配置されていた従来に比べ、操作性を向上できる。
垂下部が、保持部に軸線方向のみに移動可能に保持されているので、この垂下部と連結する送りナット部が回り止めされることとなり、回転伝達部が回転すると、送りナット部および垂下部が上下に移動し、垂下部により支持脚が上下動することとなる。従って、傾斜つまみおよび調整つまみを本体の上面に配置しても、支持脚を上下動させることできる。
また、送りナット部および垂下部はL字状に形成され、その内側には、アームの基端部が進退可能な空間が形成されているので、伸縮機構をアームと干渉させることなく、かつ平面視でアームと重なり合うように本体内に設けることができる。従って、伸縮機構を、アームの軸線方向上に、アームと重ならないように設けることを不要にでき、伸縮機構を本体の全長を増すことなく本体内に設けることができる。
垂下部が、保持部に軸線方向のみに移動可能に保持されているので、この垂下部と連結する送りナット部が回り止めされることとなり、回転伝達部が回転すると、送りナット部および垂下部が上下に移動し、垂下部により支持脚が上下動することとなる。従って、傾斜つまみおよび調整つまみを本体の上面に配置しても、支持脚を上下動させることできる。
また、送りナット部および垂下部はL字状に形成され、その内側には、アームの基端部が進退可能な空間が形成されているので、伸縮機構をアームと干渉させることなく、かつ平面視でアームと重なり合うように本体内に設けることができる。従って、伸縮機構を、アームの軸線方向上に、アームと重ならないように設けることを不要にでき、伸縮機構を本体の全長を増すことなく本体内に設けることができる。
本考案の表面粗さ測定機では、前記伸縮機構は、一端が前記垂下部に接続され、他端から前記支持脚が垂下する連結部を備え、略U字状に形成されていることが好ましい。
本考案によれば、伸縮機構は、一端が前記垂下部に接続され、他端から前記支持脚が垂下する連結部を備え、略U字状に形成されている。また、伸縮機構の内側には、アームの基端部が進退可能な空間が形成されている。このような構成により、伸縮機構は、簡素な構成で確実に支持脚を上下動させることできる。
本考案によれば、伸縮機構は、一端が前記垂下部に接続され、他端から前記支持脚が垂下する連結部を備え、略U字状に形成されている。また、伸縮機構の内側には、アームの基端部が進退可能な空間が形成されている。このような構成により、伸縮機構は、簡素な構成で確実に支持脚を上下動させることできる。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る表面粗さ測定機1を示す外観図である。なお、以下では、前述した図に対応する要素に同一の符号を付して説明する。
表面粗さ測定機1(以下、測定機1と記載)は、被測定物6の被測定面61に沿ってスタイラス311を進退させ、スタイラス311の上下変位量を検出することで、被測定面61の表面粗さを測定するものである。この測定機1は、図1に示すように、本体2と、アーム3と、姿勢調整機構4と、演算手段としてのPC5(Personal Computer)とを備えている。
図1は、本実施形態に係る表面粗さ測定機1を示す外観図である。なお、以下では、前述した図に対応する要素に同一の符号を付して説明する。
表面粗さ測定機1(以下、測定機1と記載)は、被測定物6の被測定面61に沿ってスタイラス311を進退させ、スタイラス311の上下変位量を検出することで、被測定面61の表面粗さを測定するものである。この測定機1は、図1に示すように、本体2と、アーム3と、姿勢調整機構4と、演算手段としてのPC5(Personal Computer)とを備えている。
本体2は、被測定物6と共に載置面7上に載置されている。この本体2は、アーム3を当該アーム3の軸方向に進退させるための図示しない駆動装置を備えている。駆動装置は、例えばモータと、モータにより回転駆動し、アーム3の側面に取り付けられたラックと噛み合う歯車と、を備えている。この駆動装置は、モータを駆動し、歯車を回転させることにより、アーム3を軸方向に進退させる。なお、本体2は、PC5により操作されるように構成されていてもよいし、本体2に図示しない操作部が設けられ、この操作部により操作されるように構成されていてもよい。また、アーム3を進退させる駆動装置の構成は任意である。
アーム3は、検出器31と、上下動ガイドバー32と、基準ガイド33とを備えている。
検出器31は、被測定面61に接触するスタイラス311を上下動可能に保持しており、このスタイラス311の上下変位量を検出し、PC5に出力する。
上下動ガイドバー32は、検出器31を保持する。この上下動ガイドバー32は、上下送りつまみ321を有し、この上下送りつまみ321が回されることで検出器31を上下動する。
検出器31は、被測定面61に接触するスタイラス311を上下動可能に保持しており、このスタイラス311の上下変位量を検出し、PC5に出力する。
上下動ガイドバー32は、検出器31を保持する。この上下動ガイドバー32は、上下送りつまみ321を有し、この上下送りつまみ321が回されることで検出器31を上下動する。
基準ガイド33は、軸方向に移動可能に本体2に保持されている。この基準ガイド33の側面には、前述したように、例えばラックが取り付けられ、本体2内に設けられた駆動装置により軸方向に駆動される。このような基準ガイド33の先端には上下動ガイドバー32が接続されており、基準ガイド33は、この上下動ガイドバー32を介して検出器31を当該基準ガイド33の軸方向に沿って進退させる。また、この基準ガイド33の側面には、長手方向に沿ってスケール(目盛)が設けられている。このスケールは、本体2内に設けられた図示しない検出装置によって読み取られる。そして、検出装置は、このスケールから、基準ガイド33の軸方向の変位を検出し、PC5に出力する。
姿勢調整機構4は、スタイラス311の進退方向と被測定面61とが平行となるように本体2を傾斜させることで、正確な被測定面61の表面粗さ測定を可能とする。この姿勢調整機構4は、本体2の下面21から突出し、本体2を支持する一対の前足41および支持脚としての後足42と、本体2の上面22に設けられた傾斜つまみ43および調整つまみ44と、本体2内部に設けられ、傾斜つまみ43の回転により後足42を伸縮させる伸縮機構45(図3参照)とを備えている。
図2は、傾斜つまみ43および調整つまみ44を示す斜視図である。
傾斜つまみ43は、伸縮機構45を構成する軸451(図3参照)を有し、回転自在に構成されている。この傾斜つまみ43の上面には、図2に示すように、基線Kが形成されている。傾斜つまみ43は、この軸451を回転させることにより後足42を伸縮させる。具体的には、傾斜つまみ43は、測定機1の上方から見て右回りに回転した場合、後足42を縮め、左回りに回転した場合、後足42を伸張させる。
傾斜つまみ43は、伸縮機構45を構成する軸451(図3参照)を有し、回転自在に構成されている。この傾斜つまみ43の上面には、図2に示すように、基線Kが形成されている。傾斜つまみ43は、この軸451を回転させることにより後足42を伸縮させる。具体的には、傾斜つまみ43は、測定機1の上方から見て右回りに回転した場合、後足42を縮め、左回りに回転した場合、後足42を伸張させる。
調整つまみ44は、傾斜つまみ43の下側に配置されており、前記軸451上に遊嵌され、傾斜つまみ43の回転軸線43Aを中心に回転自在に設けられている。この調整つまみ44の上面には、前記基線Kに指示され、小数点以下の数値を示す目盛Dが、前記回転軸線43Aを中心とした周方向に沿って形成されている。目盛Dは、5つごとに長くなっており、当該長くされた目盛Dには、時計回りに0.0から0.9までの数字(.0〜.9と図示)が付されている。
本実施形態では、各つまみ43,44が、前述したように本体2の上面22に配置されているので、傾斜つまみが本体の下部に配置されていた従来に比べ、操作性を向上できる。各つまみ43,44による本体2の傾斜角度調整については後述する。
本実施形態では、各つまみ43,44が、前述したように本体2の上面22に配置されているので、傾斜つまみが本体の下部に配置されていた従来に比べ、操作性を向上できる。各つまみ43,44による本体2の傾斜角度調整については後述する。
図3は、本体2内部を示す斜視図である。
伸縮機構45は、傾斜つまみ43が回転することにより後足42を伸縮させる。この伸縮機構45は、図3に示すように、回転伝達部としての軸451と、送りナット部452と、保持部453と、垂下部454と、連結部455とを備えている。
軸451は、前述したように傾斜つまみ43の軸であり、先端に雄ねじ4511が形成され、傾斜つまみ43と一体に回転する。
送りナット部452の一端側には、ねじ孔4521が形成され、前記軸451が螺合する。また、送りナット部452の他端側には垂下部454が接続されている。
伸縮機構45は、傾斜つまみ43が回転することにより後足42を伸縮させる。この伸縮機構45は、図3に示すように、回転伝達部としての軸451と、送りナット部452と、保持部453と、垂下部454と、連結部455とを備えている。
軸451は、前述したように傾斜つまみ43の軸であり、先端に雄ねじ4511が形成され、傾斜つまみ43と一体に回転する。
送りナット部452の一端側には、ねじ孔4521が形成され、前記軸451が螺合する。また、送りナット部452の他端側には垂下部454が接続されている。
保持部453は、本体2のフレーム23の一部であり、貫通孔4531を有する。
垂下部454は、送りナット部452の他端側から垂下し、貫通孔4531を挿通する。これにより垂下部454は、保持部453に、当該垂下部454の軸線方向のみに移動可能に保持される。
連結部455は、一端側が垂下部454に接続され、他端側には後足42が接続している。後足42は、当該連結部455の他端側から垂下している。
垂下部454は、送りナット部452の他端側から垂下し、貫通孔4531を挿通する。これにより垂下部454は、保持部453に、当該垂下部454の軸線方向のみに移動可能に保持される。
連結部455は、一端側が垂下部454に接続され、他端側には後足42が接続している。後足42は、当該連結部455の他端側から垂下している。
以上のような伸縮機構45は、基準ガイド33の軸方向と直交する平面方向において折曲し、略U字状に形成されている。また、その内側には、基準ガイド33が軸方向に進退可能な空間Sが形成されている。これにより、本実施形態では、伸縮機構45を基準ガイド33と干渉させることなく、平面視で基準ガイド33と重なり合うように本体2内に設けることができる。従って、伸縮機構45を、基準ガイド33の軸線方向上に、平面視で基準ガイド33と重ならないように設けることを不要にでき、本体2の全長を増すことなく伸縮機構45を本体2内に設けることができる。
このような伸縮機構45において、傾斜つまみ43が回転し、その軸451が回転した際には、送りナット部452と一体の垂下部454が保持部453によって上下方向のみ移動可能に保持されているので、送りナット部452は回り止めされ、上下方向に移動することとなる。これにより、送りナット部452と一体の垂下部454、連結部455、および後足42も上下方向に移動することとなるので、傾斜つまみ43が回転すると、後足42が上下方向に移動し、本体2から突出する部分の長さが変わって後足42が伸縮することとなる。なお、後足42は、傾斜つまみ43が1回転すると、当該傾斜つまみ43の軸451に形成された雄ねじ4511のリード分だけ上下方向に移動することとなる。
PC5は、本体2にケーブル51を介して接続され、表示手段52を備えている。PC5は、被測定物6の被測定面61に沿ってスタイラス311を進退させる後述する予備測定の際に、検出器31から出力されるスタイラス311の上下変位量と、本体2内に設けられた図示しない検出装置から出力される基準ガイド33の軸方向の変位量、すなわち、スタイラス311の軸方向の変位量とから、スタイラス311の進退方向に対する被測定面61の傾斜角度を算出する。そして、PC5は、算出した被測定面61の傾斜角度から、スタイラス311の進退方向と被測定面61とが平行となるように本体2を傾斜させる傾斜つまみ43の回転量を算出するとともに、前記回転量分、傾斜つまみ43を回転させるための表示を表示手段52に表示する。
以下、測定機1の動作を説明する。
まず、使用者に操作されることにより、測定機1は、被測定物6の被測定面61に沿ってスタイラス311を進退させ、スタイラス311の進退方向に対する被測定面61の傾斜角度を予備測定し、この予備測定の結果から、スタイラス311の進退方向と被測定面61とが平行となるように測定機1を傾斜させる傾斜つまみ43の回転量(以下、補正量と記載)を算出する。
まず、使用者に操作されることにより、測定機1は、被測定物6の被測定面61に沿ってスタイラス311を進退させ、スタイラス311の進退方向に対する被測定面61の傾斜角度を予備測定し、この予備測定の結果から、スタイラス311の進退方向と被測定面61とが平行となるように測定機1を傾斜させる傾斜つまみ43の回転量(以下、補正量と記載)を算出する。
図4は、調整つまみ44の回し方を示す図である。
そして、測定機1は、被測定面61が、測定機1と離隔する側に向かうに従ってスタイラス311の移動方向軸に近接するように傾斜する場合(図1)、まず、調整つまみ44の0目盛Dを傾斜つまみ43の基線Kに合わせる指示を表示手段52に表示する。この表示から、使用者は、図4に示すように、調整つまみ44の0目盛Dを傾斜つまみ43の基線Kに合わせる。
そして、測定機1は、被測定面61が、測定機1と離隔する側に向かうに従ってスタイラス311の移動方向軸に近接するように傾斜する場合(図1)、まず、調整つまみ44の0目盛Dを傾斜つまみ43の基線Kに合わせる指示を表示手段52に表示する。この表示から、使用者は、図4に示すように、調整つまみ44の0目盛Dを傾斜つまみ43の基線Kに合わせる。
図5は、傾斜つまみ43の回し方を示す図である。
次に、測定機1は、補正量(例えば+1.28回転)分、傾斜つまみ43を右回りに回転させる指示を表示手段52に表示する。この表示から、使用者は、図5に示すように、傾斜つまみ43を補正量分だけ右回りに回転させる。これにより、測定機1は、後足42が縮んで被測定面61の傾斜角度と平行に傾斜し、スタイラス311の進退方向と被測定面61とが平行となり、被測定面61の測定を正確に行うことができるようになる。
次に、測定機1は、補正量(例えば+1.28回転)分、傾斜つまみ43を右回りに回転させる指示を表示手段52に表示する。この表示から、使用者は、図5に示すように、傾斜つまみ43を補正量分だけ右回りに回転させる。これにより、測定機1は、後足42が縮んで被測定面61の傾斜角度と平行に傾斜し、スタイラス311の進退方向と被測定面61とが平行となり、被測定面61の測定を正確に行うことができるようになる。
図6は、調整つまみ44の回し方を示す図である。
被測定面61が、測定機1と近接する側に向かうに従ってスタイラス311の移動方向軸に近接するように傾斜する場合、測定機1は、まず、基線Kに指示される調整つまみ44の目盛Dの値が、補正量(例えば−1.28)における小数部の値(0.28)となるように調整つまみ44を回転させる指示を表示手段52に表示する。この表示から、使用者は、図6に示すように、基線Kに指示される目盛Dの値が補正量における小数部の値となるように調整つまみ44を回転させる。
被測定面61が、測定機1と近接する側に向かうに従ってスタイラス311の移動方向軸に近接するように傾斜する場合、測定機1は、まず、基線Kに指示される調整つまみ44の目盛Dの値が、補正量(例えば−1.28)における小数部の値(0.28)となるように調整つまみ44を回転させる指示を表示手段52に表示する。この表示から、使用者は、図6に示すように、基線Kに指示される目盛Dの値が補正量における小数部の値となるように調整つまみ44を回転させる。
図7は、傾斜つまみ43の回し方を示す図である。
次に、測定機1は、基線Kが調整つまみの0目盛Dに合うように傾斜つまみ43を左回りに回転させる指示を表示手段52に表示する。この表示から、使用者は、図7に示すように、傾斜つまみ43を、基線Kが調整つまみの0目盛Dに合うまで左回りに回転させる。すなわち、使用者は、傾斜つまみ43を補正量の小数部の分(0.28回転分)、左回りに回転させる。
次に、測定機1は、基線Kが調整つまみの0目盛Dに合うように傾斜つまみ43を左回りに回転させる指示を表示手段52に表示する。この表示から、使用者は、図7に示すように、傾斜つまみ43を、基線Kが調整つまみの0目盛Dに合うまで左回りに回転させる。すなわち、使用者は、傾斜つまみ43を補正量の小数部の分(0.28回転分)、左回りに回転させる。
そして、測定機1は、補正量(−1.28)における整数部の分(1回転分)、傾斜つまみ43を左回りに回転させる指示を表示手段52に表示する。この表示から、使用者は、傾斜つまみ43を、補正量の整数部の分(1回転分)、左回りに回転させる。
これにより、傾斜つまみ43は、補正量の分(1.28回転分)、左回りに回されることとなるので、測定機1は、後足42が伸長して被測定面61の傾斜角度と平行に傾斜し、被測定面61の測定を正確に行うことができるようになる。なお、測定機1は、補正量が小数点以下の場合、傾斜つまみ43を補正量の整数部の分、左回りに回転させる指示を表示する工程は省略する。
これにより、傾斜つまみ43は、補正量の分(1.28回転分)、左回りに回されることとなるので、測定機1は、後足42が伸長して被測定面61の傾斜角度と平行に傾斜し、被測定面61の測定を正確に行うことができるようになる。なお、測定機1は、補正量が小数点以下の場合、傾斜つまみ43を補正量の整数部の分、左回りに回転させる指示を表示する工程は省略する。
以上のような本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
測定機1は、基線Kが形成され、後足42を伸縮させる傾斜つまみ43に加え、目盛Dが形成された調整つまみ44を備えている。傾斜つまみ43は、右回りに回転することで後足42を縮め、左回りに回転することで後足42を伸張させるように構成されている。また、調整つまみ44の目盛Dは、0.0から0.9まで右回りに順に付されている。従って、後足42を縮める場合、調整つまみ44の0目盛Dを傾斜つまみ43の基線Kに合わせた後に、予備測定において求められた傾斜つまみ43の補正量(例えば+1.28回転)分、傾斜つまみ43を単に右回りに回転させるだけで、スタイラス311の移動方向と被測定面61とが平行となるように本体2を傾斜できる。すなわち、使用者は、従来のような複雑な計算無しに、傾斜つまみ43を補正量分、右回りに回転させるだけで、後足42を目的の長さまで正確に縮めることができる。
測定機1は、基線Kが形成され、後足42を伸縮させる傾斜つまみ43に加え、目盛Dが形成された調整つまみ44を備えている。傾斜つまみ43は、右回りに回転することで後足42を縮め、左回りに回転することで後足42を伸張させるように構成されている。また、調整つまみ44の目盛Dは、0.0から0.9まで右回りに順に付されている。従って、後足42を縮める場合、調整つまみ44の0目盛Dを傾斜つまみ43の基線Kに合わせた後に、予備測定において求められた傾斜つまみ43の補正量(例えば+1.28回転)分、傾斜つまみ43を単に右回りに回転させるだけで、スタイラス311の移動方向と被測定面61とが平行となるように本体2を傾斜できる。すなわち、使用者は、従来のような複雑な計算無しに、傾斜つまみ43を補正量分、右回りに回転させるだけで、後足42を目的の長さまで正確に縮めることができる。
また、後足42を伸長させる場合において、予備測定において求められた補正量が1回転以上の場合、まず、基線Kに指示される調整つまみ44の目盛Dが、補正量(例えば−1.28)の小数部の値(0.28)となるように調整つまみ44を回転させた後に、傾斜つまみ43を、基線Kが調整つまみ44の0目盛Dに合うように左回りに回転させる。すなわち、傾斜つまみ43を補正量の小数部の分(0.28回転分)、左回りに回転させる。そして、その状態から、傾斜つまみ43を補正量の整数部の分(1回転分)左回りに回転させることで、傾斜つまみ43を補正量分(1.28回転分)左回りに回転させることとなるので、スタイラス311の移動方向と被測定面61とが平行となるように本体2を傾斜できる。すなわち、使用者は、従来のような複雑な計算無しに、傾斜つまみ43を補正量分、左回りに回転させるだけで、後足42を目的の長さまで正確に伸長させることができる。また、複雑な計算無しに後足42を目的の長さに調整できるので、後足42の長さ調整にかかる時間を短縮できるうえ、後足42の長さ調整のミスを無くすことができる。なお、予備測定において求められた補正量が1回転より小さい場合、補正量の整数部の分、傾斜つまみ23を左回りに回転させる工程は省略される。
傾斜つまみ43および調整つまみ44が本体2の上面22に配置されているので、傾斜つまみが本体の下部に配置されていた従来に比べ、操作性を向上できる。
垂下部454が、保持部453に軸線方向のみに移動可能に保持されているので、この垂下部454と連結する送りナット部452が回り止めされることとなり、軸451が回転すると、送りナット部452および垂下部454が上下に移動し、垂下部454と一体に上下動する後足42が上下動することとなる。従って、傾斜つまみ43および調整つまみ44を本体2の上面22に配置しても、後足42を上下動させることできる。
また、これら送りナット部452および垂下部454はL字状に形成され、その内側には、基準ガイド33の基端部が進退可能な空間Sが形成されているので、伸縮機構45を基準ガイド33と干渉させることなく、平面視で基準ガイド33と重なり合うように設けることができ、本体2の全長を増すことなく伸縮機構45を本体2内に設けることができる。
垂下部454が、保持部453に軸線方向のみに移動可能に保持されているので、この垂下部454と連結する送りナット部452が回り止めされることとなり、軸451が回転すると、送りナット部452および垂下部454が上下に移動し、垂下部454と一体に上下動する後足42が上下動することとなる。従って、傾斜つまみ43および調整つまみ44を本体2の上面22に配置しても、後足42を上下動させることできる。
また、これら送りナット部452および垂下部454はL字状に形成され、その内側には、基準ガイド33の基端部が進退可能な空間Sが形成されているので、伸縮機構45を基準ガイド33と干渉させることなく、平面視で基準ガイド33と重なり合うように設けることができ、本体2の全長を増すことなく伸縮機構45を本体2内に設けることができる。
伸縮機構45は、一端が垂下部454に接続され、他端から後足42が垂下する連結部455を備え、略U字状に形成されている。また、伸縮機構45の内側には、アーム3の基端部が進退可能な空間Sが形成されている。このような構成により、伸縮機構45は、簡素な構成で確実に後足42を上下動させることできる。
〔実施形態の変形〕
なお、本考案は前述の実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本考案に含まれるものである。
前記実施形態では、表面粗さ測定機1は、被測定物6の表面粗さを測定したが、表面粗さ測定機1は、被測定物6の輪郭形状を測定してもよい。すなわち、本考案の表面粗さ測定機は、輪郭形状測定機を含んだ概念である。
なお、本考案は前述の実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本考案に含まれるものである。
前記実施形態では、表面粗さ測定機1は、被測定物6の表面粗さを測定したが、表面粗さ測定機1は、被測定物6の輪郭形状を測定してもよい。すなわち、本考案の表面粗さ測定機は、輪郭形状測定機を含んだ概念である。
前記実施形態では、支持脚は後足42であったが、支持脚は前足41であってもよい。
前記実施形態では、調整つまみ44は、傾斜つまみ43の下側、かつ各つまみ43,44の上方から見た場合、傾斜つまみ43の内側に配置されていたが、各つまみ43,44の位置、形状は逆に構成されていてもよく、調整つまみ44は、傾斜つまみ43の上側、かつ各つまみ43,44の上方から見た場合、内側に配置されていてもよい。
前記実施形態では、演算手段は、本体2に接続されたPC5であったが、演算手段は、表示手段を有し、本体2に接続された小型の演算装置でもよい。そして、複雑な演算や解析を行う場合に、前記小型の演算装置にPCが接続されるように測定機は構成されていてもよい。
前記実施形態では、調整つまみ44は、傾斜つまみ43の下側、かつ各つまみ43,44の上方から見た場合、傾斜つまみ43の内側に配置されていたが、各つまみ43,44の位置、形状は逆に構成されていてもよく、調整つまみ44は、傾斜つまみ43の上側、かつ各つまみ43,44の上方から見た場合、内側に配置されていてもよい。
前記実施形態では、演算手段は、本体2に接続されたPC5であったが、演算手段は、表示手段を有し、本体2に接続された小型の演算装置でもよい。そして、複雑な演算や解析を行う場合に、前記小型の演算装置にPCが接続されるように測定機は構成されていてもよい。
本考案は、表面粗さ測定機に利用できる。
1…測定機、2…本体、3…アーム、7…姿勢調整機構、22…上面、42…後足(支持脚)、45…伸縮機構、61…被測定面、311…スタイラス、451…軸(回転伝達部)、452…ナット部、453…保持部、454…垂下部、455…連結部、4521…ねじ孔、D…目盛、K…基線、S…空間。
Claims (3)
- 本体と、
この本体に軸方向に移動可能に設けられ、先端に被測定面に接触するスタイラスを有するアームと、
前記本体の傾きを変化させる姿勢調整機構とを備えた表面粗さ測定機において、
前記姿勢調整機構は、
前記本体の下面から突出するとともに伸縮可能に設けられ、前記本体を傾斜させる支持脚と、
前記本体に回転自在に設けられ、外面部に基線が形成されるとともに、回転することで前記支持脚を伸縮させる傾斜つまみと、
前記傾斜つまみの回転軸線を中心に回転自在に構成されるとともに、前記回転軸線を中心とした周方向に沿って前記基線に指示される目盛が形成された調整つまみとを備えている
ことを特徴とする表面粗さ測定機。 - 請求項1に記載の表面粗さ測定機において、
前記傾斜つまみおよび前記調整つまみは、前記本体の上面に配置され、
前記姿勢調整機構は、前記本体の内部に設けられ、前記傾斜つまみの回転に伴って前記支持脚を伸縮させる伸縮機構を備え、
前記伸縮機構は、
外周面に雄ねじが形成され、前記傾斜つまみと一体に回転する回転伝達部と、
一端側にねじ孔が形成され、前記ねじ孔に前記回転伝達部が螺合する送りナット部と、
保持部と、
前記送りナットの他端側から垂下するとともに前記保持部に軸線方向のみに移動可能に保持され、前記支持脚を上下動させる垂下部とを備え、
前記伸縮機構の内側には、前記アームの基端部が進退可能な空間が形成されている
ことを特徴とする表面粗さ測定機。 - 請求項2に記載の表面粗さ測定機において、
前記伸縮機構は、一端が前記垂下部に接続され、他端から前記支持脚が垂下する連結部を備え、略U字状に形成されている
ことを特徴とする表面粗さ測定機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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---|---|---|---|---|
JP2016145771A (ja) * | 2015-02-09 | 2016-08-12 | 株式会社ミツトヨ | テストインジケータ |
JP2018025507A (ja) * | 2016-08-12 | 2018-02-15 | 株式会社ミツトヨ | 駆動部傾斜調整方法、及び駆動部傾斜調整プログラム |
JP2019200220A (ja) * | 2019-09-02 | 2019-11-21 | 株式会社東京精密 | 測定装置 |
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- 2008-08-11 JP JP2008005596U patent/JP3145854U/ja not_active Expired - Fee Related
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