JP3145739U - 立ち上がり動作補助具 - Google Patents

Abstract

【課題】自力で立ち上がる動作を補助するとともに、腰掛け等多用途に利用できる立ち上がり動作補助具を提供する。
【解決手段】天端と底面が平行で上半部が本体背面２側に傾斜した脚４を平行に対向配置し、この間を横桟５，６，７，８，９，１０で連結して組み立てる。脚４は、上半部が本体背面２側に傾斜した形状とし、垂直方向、中央部付近屈曲部に横桟７の取付部３を有し、これにより横桟７は横桟８より本体正面１よりに配置され構成する。
【選択図】図１

Description

この考案は、自力で立ち上がる動作を補助するとともに、腰掛け等にも利用できる多用途の立ち上がり動作補助具に関するものである。

立ち上がり動作を補助することを目的とした固定式等の立ち上がり動作補助具が考案されている。

自力で立ち上がる動作を補助するとともに、腰掛け等多用途に利用できる立ち上がり動作補助具を提供する。

天端と底面が平行で上半部が本体背面２側に傾斜した脚４を平行に対向配置し、この間を横桟５，６，７，８，９，１０で連結して組み立てた立ち上がり動作補助具。

立ち上がり時に横桟６，７，８に手を添えて立ち上がることにより、立ち上がり動作を安定的に行うことができる。横桟８を横桟７より本体背面２寄りにずらして配置することにより、横桟７に手を添える動作時に上方に配置されている横桟８が障害とならず、安全な動作がとれる。
構造が簡単で軽く取り扱いが容易であるため、図５本考案の使用例立ち上がり動作補助、図６本考案の使用例腰掛け、図７本考案の使用例正座、図８本考案の使用例足置きなど、多用途に利用でき実用性が高い補助具である。

（イ）脚４を平行に対向配置し、この間を横桟５，６，７，８，９，１０で連結して組み立てた構造体である。
（ロ）脚４は上半部が本体背面２側に傾斜した形状であって、垂直方向中央部付近屈曲部に横桟７取付部３を有し、これにより横桟７は横桟８より本体正面１寄りに配置される。
（ハ）横桟６，７、８は立ち上がり動作時の握り棒となるため丸棒またはそれに準じる握りやすい形状とし、横桟９は横桟８と合わせて腰掛けとしての利用のため、平板状のものを優先的に採用するが、丸棒状またはそれに準じる形状のものでもよい。
（ニ）横桟５は正座時の腰掛けとして利用のため、平板状のものを優先的に採用するが、丸棒状またはそれに準じる形状のものでもよい。
（ホ）横桟１０は本体１１を強固にするための構成材であり、横桟５，６，７，８，９と脚４の連結組立により本体１１の強度が十分確保される場合は取り付け不要である。
（ヘ）横桟１０は本考案の正座使用時に下肢挿入時の障害とならぬよう、本体正面１寄りに配置する。
（ト）脚４の底面の本体正面１と本体背面２方向の長さは、立ち上がり動作時の体重付加による転倒防止を極力回避するための適切な長さを有する。
（チ）立ち上がり動作時の体重付加による本体後面２側への転倒防止を極力回避するため、横桟８は本体正面１と本体背面２方向長さの概ね中央部付近に配置する。

本考案の本体斜視図 本考案の断面図 本考案の平面図 本考案の本体正面１側立面図 本考案の使用例立ち上がり動作補助 本考案の使用例腰掛け 本考案の使用例正座 本考案の使用例足置き

符号の説明

１．本体正面
２．本体背面
３．横桟７取付部
４．脚
５．横桟
６．横桟
７．横桟
８．横桟
９．横桟
１０．横桟
１１．本体

Claims (2)

1. 天端と底面が平行で上半部が本体背面２側に傾斜した脚４を平行に対向配置し、この間を横桟５，６，７，８，９，１０で連結して組み立てた立ち上がり動作補助具。
2. 横桟７を横桟８より本体正面１方向寄りにずらして配置したことを特徴とする立ち上がり動作補助具。