JP3145661U - 表面部からアース可能の除電ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】低廉で電気抵抗が低い、表面テープの金属基材からアースを取ることができる除電ブラシを提供する。
【解決手段】金属基材の裏面に非導電性粘着剤を設けてなる表面テープ1と、金属基材2の表裏両面に導電性粘着剤6を設けてなる裏面テープ4との互の粘着剤の間に、導電性ブラシ繊維束8の多数束を、互に小間隔をあけて、各繊維束の一端部分を上記テープから突出した状態で、接着挟持させた構成において、ブラシ繊維束8のうちの所望位置にある1又は複数のブラシ繊維束8の上記テープから突出した部分を、表面テープ1の金属基材表面に折り重ねて当接すると共に、上記折り重ね部分に固定テープ小片9を接着して該折り重ね部分を表面テープ1の金属基材表面に固定した、表面部からアース可能の除電ブラシ。
【選択図】図1

Description

本考案は、金属基材の裏面に非導電性粘着剤を設けてなる表面テープと、金属基材の両面に導電性粘着剤を設けてなる裏面テープとの間に、導電性ブラシ繊維の多数束を互に小間隔をあけて接着挟持させたテープ挟持タイプの除電ブラシの改良に関する。
従来、図2に示すように、アルミ箔等の金属基材(b)の裏面に非導電性粘着剤(c)を塗布してなる表面テープ(a)と、アルミ箔等の金属基材(e)の表裏両面に導電性粘着剤(f)、(f)を塗布してなる裏面テープ(d)との間に、導電性ブラシ繊維束(g)の多数束を小間隔をあけて接着挟持させてなる除電ブラシが広く使用されている。
しかし、上記の除電ブラシを、各種機器の除電作業位置における取付部材(h)に、その裏面テープ(d)の粘着剤(f)面で接着する場合、最近は、その取付部材がアース接続されていない部材である場合が多い。
そのような場合、アースは、除電ブラシの表面テープ基材(b)(アルミ箔)から取ることが必要になるが、上記表面テープ基材(b)は、非導電性粘着剤(c)によりブラシ繊維束(g)と電気的に遮断されているため、直ちにその必要に応えることができない。
その対策として、アルミ箔基材の裏面に、金属粉末を混合した導電性粘着剤を塗布してなる表面テープを用いた除電ブラシが提案され、該表面テープにより、表面テープ基材(アルミ箔)とブラシ繊維束とを導電性粘着剤を介して常時導通させ、それにより表面のテープ基材からアースを取ることができるようにしたのである。
しかし、上記提案の除電ブラシでは、導電性粘着剤を塗布した表面テープが通常テープと比較して極めて高価(9〜10倍の価格)につく欠点があり、しかも上記導電性粘着剤が比較的電気抵抗値が高いため、ブラシ繊維から導電性粘着剤を介してアルミ箔基材への導通に電気抵抗値が高くなる難点もあった。
本考案は、低廉で電気抵抗が低くおさまる、表面基材からアースを取ることができる除電ブラシを提供することを課題とする。
上記課題解決の手段として、本考案は、
金属基材の裏面に非導電性粘着剤を設けてなる表面テープと、金属基材の表裏両面に導電性粘着剤を設けてなる裏面テープとの互の粘着剤の間に、導電性ブラシ繊維束の多数束を、互に小間隔をあけて、各繊維束の一端部分を上記テープから突出した状態で、接着挟持させた構成において、
上記ブラシ繊維束のうちの所望位置にある1又は複数のブラシ繊維束の上記テープから突出した部分を、上記表面テープの金属基材表面に折り重ねて当接すると共に、上記折り重ね部分に固定テープ小片を接着して該折り重ね部分を上記表面テープの金属基材表面に固定した、
表面部からアース可能の除電ブラシを提案する。
本考案による表面部からアース可能の除電ブラシによれば、高価な導電性粘着剤を設けた表面テープを使用せずに、表面テープの金属基材表面から直ちにアースを取ることができる除電ブラシを安価に提供することができるようになり、しかも、従来は、ブラシ繊維束から抵抗値の高い導電性粘着剤を介して表面の金属基材に導通させていたのに対し、ブラシ繊維束から、導電性粘着剤を介さずに、表面の金属基材に直接導通させることにより、電気抵抗を低くおさえることができるのである。
本考案における上記折り重ね部分に接着する「固定テープ小片」には、アルミ箔等の金属基材に粘着剤を塗布したもの、アセテート、塩化ビニル等の合成樹脂基材に粘着剤を塗布したもの等が適宜選択的に使用される。又固定テープ小片を接着する位置と、アースを取るべき接点とが一致している場合には、金属基材に導電性粘着剤を塗布したテープ小片を接着し、そのテープ小片からアースを取るようにしてもよい。
本考案における表面テープ(1)及び裏面テープ(4)は、図2の従来の除電ブラシのそれ(a)、(d)と同一である。
図1(ハ)において、小幅で適宜長さを有するアルミ箔からなる金属基材(2)の裏面に、通常の非導電性粘着剤(3)を全面に塗布して表面テープ(1)を形成し、一方、上記金属基材(2)と同一サイズのアルミ箔からなる金属基材(5)の表裏両面に導電性粘着剤(6)、(6)をそれぞれ全面に塗布して裏面テープ(4)を形成すると共に、裏側の粘着剤(6)面に剥離紙(7)を貼っておき、これら表面テープ(1)と裏面テープ(4)との粘着剤(3)、(6)間に、導電性のブラシ繊維束の多数束(8)…を表、裏面テープ(1)、(4)の長手方向に互に小間隔をあけ且つ長手方向に直角に向けて、各繊維束(8)…の一端部分を上記表、裏テープ(1)、(4)から一側がわへ突出した状態で、接着挟持させてある。
上記図1(ハ)のような構成において、上記ブラシ繊維束(8)…のうち、本例では最端に位置する1本の繊維束(8)の表、裏面テープ(1)、(4)から一側に突出している部分(8a)を、上記表面テープ(1)の金属基材(2)の前面に図1(ロ)のように折り重ねて金属基材(2)表面に当接し、その状態で、上記ブラシ繊維束(8)の折り重ね部分(8b)上に、合成樹脂基材(10)に粘着剤(11)を塗布してなる四角状固定テープ小片(9)を粘着剤(11)面で接着し、それによりブラシ繊維束(8)折り重ね部分(8b)を金属基材(2)の表面に当接状態で固定してある。
使用においては、図1(ロ)のように、特定機器における除電作業位置にあるアース接続されていない取付部材(12)に、本案除電ブラシを、その剥離紙(7)を除き、裏面テープ(4)の粘着剤(6)面で接着する。そして同図(イ)のように、表面テープ(1)の金属基材(2)の前面にクリップ(13)を取りつけ、該クリップ(13)にアース線(14)を接続する。
このようにすれば、各ブラシ繊維束(8)…が裏面テープ(4)の表側の導電性粘着剤(6)を介して互に導通しているから、そのうちの本例では1本のブラシ繊維束(8)の折り重ね部分(8b)が表面テープ(1)の金属基材(2)表面に固定されていることにより、各ブラシ繊維束(8)…が上記金属基材(2)と導通し、それにより上記クリップ(13)及びアース線(14)を経て各ブラシ繊維束(8)…がアースされる。
(イ)本考案による除電ブラシの一部省略正面図である。 (ロ)(イ)図のA−A線拡大断面図である。 (ハ)折り重ね前の段階の上記(ロ)図と同一切断面に沿う拡大断面図である。 従来の除電ブラシの拡大断面図である。
符号の説明
1 表面テープ
2 金属基材
3 非導電性粘着剤
4 裏面テープ
5 金属基材
6 導電性粘着剤
8 ブラシ繊維束
8a 突出した部分
8b 折り重ね部分
9 固定テープ小片

Claims (1)

  1. 金属基材の裏面に非導電性粘着剤を設けてなる表面テープと、金属基材の表裏両面に導電性粘着剤を設けてなる裏面テープとの互の粘着剤の間に、導電性ブラシ繊維束の多数束を、互に小間隔をあけて、各繊維束の一端部分を上記テープから突出した状態で、接着挟持させた構成において、
    上記ブラシ繊維束のうちの所望位置にある1又は複数のブラシ繊維束の上記テープから突出した部分を、上記表面テープの金属基材表面に折り重ねて当接すると共に、上記折り重ね部分に固定テープ小片を接着して該折り重ね部分を上記表面テープの金属基材表面に固定した、
    表面部からアース可能の除電ブラシ。
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