JP3145621U - 伸縮自在式キャリーバッグ - Google Patents
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Abstract
【課題】収納量を必要に応じて外観を損なうことなく簡単に調整することができる伸縮自在式キャリーバッグを提供する。
【解決手段】底板1に固持される物品を収納する下部バッグ体2と、この下部バッグ体2の上側に配置され開閉蓋4を有する上部バッグ体3と、下部バッグ体2と上部バッグ体3との間に配置された伸縮可能な中間バッグ体6と、底板1に固設され下部バッグ体2と係合された伸縮可能な一対の支柱8と、この支柱8の端部に取り付けられた取手杆9と、下部バッグ体2の裏面側に配置された付属品収納袋と、底板1の裏面の複数箇所に取り付けられたキャスター12とを設けたものである。
【選択図】図1
【解決手段】底板1に固持される物品を収納する下部バッグ体2と、この下部バッグ体2の上側に配置され開閉蓋4を有する上部バッグ体3と、下部バッグ体2と上部バッグ体3との間に配置された伸縮可能な中間バッグ体6と、底板1に固設され下部バッグ体2と係合された伸縮可能な一対の支柱8と、この支柱8の端部に取り付けられた取手杆9と、下部バッグ体2の裏面側に配置された付属品収納袋と、底板1の裏面の複数箇所に取り付けられたキャスター12とを設けたものである。
【選択図】図1
Description
この考案は、物品等々をバッグ本体内に収納し、旅行用、運搬用などとして利用する伸縮自在式キャリーバッグに関するものである。
従来のキャリーバッグにおいては、底板の裏面に一対の車輪を設け、運搬する方向にのみ回動、即ち、キャリーバッグを引っ張る方向に回動して運搬するものがある。
また、キャリーバッグを種々方向へ移動させて、高齢者あるいは足や腰が丈夫でない方の杖がわりとするようにしたものもある。
また、キャリーバッグを種々方向へ移動させて、高齢者あるいは足や腰が丈夫でない方の杖がわりとするようにしたものもある。
上述した従来技術において、旅行用、運搬用などとして利用するキャリーバッグは、底板の前面側にストッパを設け、底板の裏面側に引っ張り方向にのみ回動する一対の車輪を設け、底板に固着されるバッグも固定状態で上部にファスナーにより開閉する開閉蓋を設けたものが一般的である。
また、バッグ本体は固定状態であり、物品等々の収納量が多くても少なくてもそれらに応じてバッグ本体の高さを調整することができないという問題があった。
この考案は、上述した課題を解決するためになされたものであり、水平方向に保持した状態で種々方向に移動可能とするとともに物品等々の収納量に応じてバッグの高さを調整可能とする新種自在式キャリーバッグ(以下単にキャリーバックという)を提供することを目的とする。
この考案は、底板に固持される物品を収納する下部バッグ体と、この下部バッグ体の上側に配置され開閉蓋を有する上部バッグ体と、下部バッグ体と上部バッグ体との間に配置された伸縮自在な中間バッグ体と、底板に固設され下部バッグ体と係合された伸縮自在な一対の支柱と、この支柱の端部に取り付けられた取手杆と、下部バッグ体の裏面側に支柱を覆って配置された付属品収納袋と、底板の裏面の複数箇所に種々方向に回動自在に取り付けられたキャスターとを設けたものである。
この考案のキャリーバッグによれば、底板の裏面の複数箇所に回動自在に取り付けられたキャスターにより水平方向に保持した状態で種々方向に移動可能とするともに、下部バッグ体と上部バッグ体との間に配置された伸縮自在な中間バッグ体を設けたので、物品等々の収納量に応じてバッグの高さを調整可能とすることができる。
実施の形態1.
この考案の実施の形態1を図1〜図10に基づいて説明する。これら各図において、1はキャリーバッグのベースとなる底板、2は底板1に例えばマジックテープ(登録商標)、接着剤、ボルト、ねじ、釘などにより固持され、種々物品を収納する下部バッグ体、3は下部バッグ体2の上側に配置され開閉蓋4を有する上部バッグ体であり、例えばファスナー5により開閉される。6は下部バッグ体2と上部バッグ体3との間に配置された伸縮自在な中間バッグ体であり、例えばジャバラ状に構成されている。中間バッグ体6は通常時には縮んだ状態にあり、例えばバンド体からなる係止部材7により縮んだ状態に保持される。8は底板1に固設され、下部バッグ体2と図示しないフレームなどを介して係合された例えば2段階に伸縮自在な一対の支柱、9は一対の支柱8の端部に取り付けられた取手杆、10は取手杆9の中央部に設けられ支柱8の伸縮状態を調整する調整レバー、11は下部バッグ体2の裏面側に支柱8の下部側を覆って配置された付属品収納袋、12は底板1の裏面の4か所例えば4隅部に種々方向に回動自在に取り付けられたキャスターである。なお、キャスターは、取手杆9側に2箇所取り付けるようにしてもよく、その場合はキャスターは回転自在のものでなく固定式のものがよい。13は下部バッグ体2の前面側に設けられた前部収納体であり、例えばファスナー14により開閉され、種々小物品等々が収納できるように構成されている。15は下部バッグ体2の側面側に設けられた側部収納体であり、中、小型のお茶などのペットボトル、ジュースボトル、コーヒーボトルや折りたたみ傘等々が収納できるように構成されている。なお、一対の支柱8間の間隔は図17に示すように狭くしてもよい。
この考案の実施の形態1を図1〜図10に基づいて説明する。これら各図において、1はキャリーバッグのベースとなる底板、2は底板1に例えばマジックテープ(登録商標)、接着剤、ボルト、ねじ、釘などにより固持され、種々物品を収納する下部バッグ体、3は下部バッグ体2の上側に配置され開閉蓋4を有する上部バッグ体であり、例えばファスナー5により開閉される。6は下部バッグ体2と上部バッグ体3との間に配置された伸縮自在な中間バッグ体であり、例えばジャバラ状に構成されている。中間バッグ体6は通常時には縮んだ状態にあり、例えばバンド体からなる係止部材7により縮んだ状態に保持される。8は底板1に固設され、下部バッグ体2と図示しないフレームなどを介して係合された例えば2段階に伸縮自在な一対の支柱、9は一対の支柱8の端部に取り付けられた取手杆、10は取手杆9の中央部に設けられ支柱8の伸縮状態を調整する調整レバー、11は下部バッグ体2の裏面側に支柱8の下部側を覆って配置された付属品収納袋、12は底板1の裏面の4か所例えば4隅部に種々方向に回動自在に取り付けられたキャスターである。なお、キャスターは、取手杆9側に2箇所取り付けるようにしてもよく、その場合はキャスターは回転自在のものでなく固定式のものがよい。13は下部バッグ体2の前面側に設けられた前部収納体であり、例えばファスナー14により開閉され、種々小物品等々が収納できるように構成されている。15は下部バッグ体2の側面側に設けられた側部収納体であり、中、小型のお茶などのペットボトル、ジュースボトル、コーヒーボトルや折りたたみ傘等々が収納できるように構成されている。なお、一対の支柱8間の間隔は図17に示すように狭くしてもよい。
次に動作について説明する。底板1の裏面の4か所に種々方向に360度回動自在に取り付けられたキャスター12により、キャリーバッグは常に水平状態に保持され、この水平状態に保持された状態でキャリーバッグは種々方向に移動可能となる。したがって、取手杆9の調整レバー10により支柱8を上方に伸長させ、取手杆9を持ってキャリーバッグを任意の水平方向に簡易に移動させることができるので、高齢者あるいは足や腰が丈夫でない方の杖がわりとしてキャリーバッグを押して歩くことができるという利便性に優れたキャリーバッグを得ることができる。勿論のことながら通常の人でもキャリーバッグを軽く種々水平方向に移動させることができ、実用上有用なものである。
また、物品等々の収納量が少ない場合は図1に示すように下部バッグ体2と上部バッグ体3との間に配置された伸縮可能な中間バッグ体6を縮んだ状態で係止部材7により保持し、物品等々の収納量が多くなった場合は図3に示すように係止部材7による中間バッグ体6の保持状態を解除し、中間バッグ体6を上方に伸長させ収納面積を増大させることができる。したがって、物品等々の収納量に応じて中間バッグ体6を伸長させてバッグの高さを例えば10cmほど高くするよう調整可能とすることができるという利便性に優れたキャリーバッグを得ることができる。
ところで、中間バッグ体6を伸長させてバッグの高さを例えば10cmほど高くした場合は中間バッグ体6がジャバラ状に構成されているので、キャリーバッグを移動中にぐらぐらする可能性がある。そこで、図4に示すように、支柱8の例えば中間部に中間板16を設け、上部バッグ体3に引っ掛け部材17を設け、中間板16のピン体16aに引っ掛け部材17の穴部を引っ掛けることにより、中間バッグ体6、上部バッグ体3がぐらぐらするのを防止することができる。このようなぐらぐらするのを防止する手段はこの実施の形態に限定されるものではなく、他の防止手段であってもよいことは勿論のことである。
さらに、係止部材7としてはバンド体の場合について述べたが、図5および図6に示すようにバンド体に替えて例えば係止部材としてオープンファスナー構造とし、オープンファスナー18は例えば上部バッグ体3側に取り付けられた上側リング状ファスナー18aと下部バッグ体2側に取り付けられた下側リング状ファスナー18bとからなる一対構造であり、中間バッグ体6が下部バッグ体2と上部バッグ体3内に配置されるよう上部バッグ体3側に取り付けられた上側リング状ファスナー18aの係止体18cを下部バッグ体2側に取り付けられた下側リング状ファスナー18bの係止体18dを係合させてオープンファスナー18を閉めることにより、中間バッグ体6が外部から見えなくすることができ、より一層美観性に優れたキャリーバッグを得ることができる。そして、中間バッグ体6を伸長させて使用する時のみオープンファスナー18を開いて下部バッグ体2と上部バッグ体3との係合を解除して中間バッグ体6を伸張させればよい。
ところで、上述した各実施の形態では中間バッグ体6により2段階でバッグの高さを調整する場合について述べたが、中間バッグ体6を2段構造として3段階でバッグの高さを調整することも考えられる。例えば、中間バッグ体6を全く使用しない最初の段階の高さは約25cm、第1段の中間バッグ体6を使用する段階の高さをA4の書類を挟むバインダーが縦方向に入る約33cm、第2段階の中間バッグ体6を使用する段階の高さを機内持ち込みが許容可能な例えば42cm位に調整可能に構成することも可能である。なお、これらの3段階の高さ寸法は一例であり、目的に応じた高さ寸法な調整可能にするよう構成できることは勿論のことである。
次に図7について説明する。図7はキャリーバッグの裏面側から見た状態を示し、付属品収納袋11に付属品としての折りたたみ式携帯用椅子19、折りたたみ式携帯用キャリーバッグ置き箱20を収納した状態を示している。なお、図示はしていないが、付属品収納袋11にカバーを設けることにより、折りたたみ式携帯用椅子19、折りたたみ式携帯用キャリーバッグ置き箱20が見えないようにすることも可能であり、美観上も良好とすることができる。また付属品収納袋11はバック本体2,3,6等と同様にオープンファスナーを用いて伸縮自在に構成してもよい。その場合は上部バック体3と同様に図4に示すように掛け部材を設けて中間板に引っ掛けるようにすればよい。
まず、折りたたみ式携帯用椅子19は図8に示すようにパイプ状の脚部19a、19bが枢軸19cにより回動できるようになっており、パイプ状の脚部19a、19bには座席シート19dが跨設されている。この折りたたみ式携帯用椅子19をキャリーバッグの付属品収納袋11に収納して持ち歩いていると、博覧会、パピリオン、デパート等々のイベントで長時間並ぶ時、或いはバスの乗車待ちの際バス停にベンチが設置されてなくバスが来るまで待っている時等々において、折りたたみ式携帯用椅子19を付属品収納袋11から取り出し、折りたたみ式携帯用椅子19を開いて座ることができ、高齢者や足もとが不自由な方には大変利便性に優れたものである。なお、折りたたみ式携帯用椅子19としては使用される方々の体重に応じた強度を有するものを収納すれば、安全上も考慮したものとなる。
次いで、例えばプラスチックなどで構成される折りたたみ式携帯用キャリーバッグ置き箱20は自宅におけるキャリーバッグの保管或いは訪問先宅、旅行先でのキャリーバッグの保管として利用するものであり、保管場所を汚さないというメリットがあり、特に雨降り等においては更に優れたものとなる。図9は折りたたみ式携帯用キャリーバッグ置き箱20を折りたたんだ状態、図10はキャリーバッグを置くために折りたたみ式携帯用キャリーバッグ置き箱20を開いた状態をそれぞれ示しており、20aは底板、20b、20bは長い方向の側板、20c、20cは短い方向の側板であり、Aは山折り部、Bは谷折り部を示している。折りたたみ式携帯用キャリーバッグ置き箱20を付属品収納袋11から取り出し、折りたたみ式携帯用キャリーバッグ置き箱20を開いてその中にキャリーバッグを置くことにより、保管場所を汚すことはなく清潔に保管することができ、利便性に優れたものである。即ち、自宅、訪問先宅、旅行先でキャリーバッグの中に収納した種々物品を取り出すため、玄関では不便であり室内のリビングなどの床面に置くことが多々あるので、キャリーバッグの車輪をいちいち拭いたりすることもなく、或いは新聞紙や広告チラシなどをその都度置いたりすることも皆無となるものである。また、折りたたみ式携帯用キャリーバッグ置き箱20は透明なプラスチックであってもよく、或いはカラフルな色や花柄のプラスチックであってもよい。また、折りたたみ式携帯用キャリーバッグ置き箱20はプラスチックに限定されるものでなく、種々材質のものであってもよいことは勿論のことである。さらに、折りたたみ式携帯用キャリーバッグ置き箱20の色彩をキャリーバッグの下部バッグ体2、上部バッグ体3、中間バッグ体6や付属品収納袋11との材質や図柄とマッチングさせれば、トータルファッション化したキャリーバッグとすることができる。
また、図11および図12に示すように折りたたみ式携帯用キャリーバッグ置き箱20の長手方向における中間部をさらに折りたたみとすることにより、さらに半分の大きさとして付属品収納袋11に収納することができるので、省スペース化をさらに図ることができる。
実施の形態2.
この考案の実施の形態2を図13に基づいて説明する。図13はキャリーバッグの底板1とキャスター12部分を示すものであり、キャスター12の少なくとも何れか1個にストッパ21を設けたものである。キャスター12は種々方向に360度回動可能な状態であり、電車に乗った時、電車の発車や停止等々において動くことが多々あるので、キャスター12の少なくとも何れか1個に設けたストッパ21により、当該キャスター12をロックすることによりキャリーバッグの動きを防止でき、キャリーバッグが動いて電車に乗車している人に怪我をさせたりすることが全くない安全性にも優れたものである。
この考案の実施の形態2を図13に基づいて説明する。図13はキャリーバッグの底板1とキャスター12部分を示すものであり、キャスター12の少なくとも何れか1個にストッパ21を設けたものである。キャスター12は種々方向に360度回動可能な状態であり、電車に乗った時、電車の発車や停止等々において動くことが多々あるので、キャスター12の少なくとも何れか1個に設けたストッパ21により、当該キャスター12をロックすることによりキャリーバッグの動きを防止でき、キャリーバッグが動いて電車に乗車している人に怪我をさせたりすることが全くない安全性にも優れたものである。
実施の形態3.
この考案の実施の形態3を図14に基づいて説明する。図14はキャリーバッグの取手杆9部を示し、22は小物やビニール袋等々を引っ掛けるフックであり、支点22aにより回動可能に構成され、取手杆9に設けた凹部23内に収納された保持されるようになっている。フック22を使用しない時は取手杆9の凹部23内に収納して保持しておくことにより美観性に優れ、小物やビニール袋等々を引っ掛ける時に凹部23からフック22を取り出して使用することができ、利便性に優れたものである。なお、図示はしないが、フック22を取手杆9の側面部に回動可能に取り付けるとともにフック22を使用しない時は取手杆9の側面部に保持させるようにしてもよい。
この考案の実施の形態3を図14に基づいて説明する。図14はキャリーバッグの取手杆9部を示し、22は小物やビニール袋等々を引っ掛けるフックであり、支点22aにより回動可能に構成され、取手杆9に設けた凹部23内に収納された保持されるようになっている。フック22を使用しない時は取手杆9の凹部23内に収納して保持しておくことにより美観性に優れ、小物やビニール袋等々を引っ掛ける時に凹部23からフック22を取り出して使用することができ、利便性に優れたものである。なお、図示はしないが、フック22を取手杆9の側面部に回動可能に取り付けるとともにフック22を使用しない時は取手杆9の側面部に保持させるようにしてもよい。
なお、上述した各実施の形態において、上部バッグ体3の開閉蓋4は水平に構成されている場合について述べたが、図15に示すように、斜めに構成、すなわち上部バッグ体3の手前側を低くなるように傾斜させ、開閉蓋4を開けた時の開口面積を増大させて物品の出し入れを容易に行えるようにしてもよい。
また、上述した各実施の形態において、一対の支柱8は各バッグ体の後方外側に配置されている場合について述べたが、図16に示すように、一対の支柱8は各バッグ体を貫通させることにより、一対の支柱8は各バッグ体内に配置させ、支柱8をできるだけ外部から見えない構成とすることができる。さらに、図5および図6の実施の形態において、一対の支柱8を各バッグ体内に配置させる構成とすることにより、オープンフアスナー18の開閉動作をより一層容易に行うことができる。
また、上述した各実施の形態において、一対の支柱8は各バッグ体の両縁部近傍に位置するよう配置した場合について述べたが、図17に示すように、各バッグ体の中央部側に位置するよう配置することにより、ショルダーバツクなどの小物バッグを支柱8に通して上部バッグ体3の開閉蓋4上部に載置させるようにしてもよい。
また、上述した各実施の形態において、支柱8の固定の仕方については特段述べていないが、例えば図18に示すように、底板1上の後方面側に補強板24、両側方面側に補強板25を設け、底板1と補強板24に支柱8をそれぞれ締結具26によって強固に固定することにより安定したキャリーバッグを得ることができる。また、底板1上の前方面側にも補強板を設けてもよい。
ところで、上述した各実施の形態においては、キャリーバッグの大きさは特に限定していないが、例えば横幅30cm位、奥行き18〜20cm位、高さ25〜40cm位で構成することにより、自転車の前籠に入れることができかつ高さもハンドルの高さ位であり、自転車の運転にも支障がないものとなる。要するに入れたい籠や乗せたい車などのスペースに合うよう本考案のキャリーバッグを製造すればよい。また、飛行機に搭乗する場合は、機内に持ち込める大きさとすることにより、キャスター12の機能によりキャリーバッグを容易に機内で押して移動させることができるので、キャリーバッグの機内への持ち込みをスムーズに簡易に行うことができる。
また、キャリーバッグの下部バッグ体2、上部バッグ体3、中間バッグ体6や付属品収納袋11の材質を防水性材料で構成することにより、雨による劣化を防止することができる。或いはキャリーバッグの下部バッグ体2、上部バッグ体3、中間バッグ体6や付属品収納袋11としては一般的には黒色、茶色、ベージュ、ピンクなどの無地のものが考えられるが、おしゃれな柄、刺繍、造花などと組み合わせてファッション感覚に優れたキャリーバッグとしてもよいことは勿論のことである。また、キャリーバッグの上方部の支柱8を利用してその支柱8にショルダーバッグを取り付けることも考えられ、この場合はキャリーバッグの下部バッグ体2、上部バッグ体3、中間バッグ体6や付属品収納袋11との材質や図柄とマッチングさせれば、より一層ファッション感覚に優れたキャリーバッグとすることができる。
上述した各実施の形態は一例であり、これらの実施の形態やこれら用途に限定されるものではない。
1:底板、2:下部バッグ体、3:上部バッグ体、4:開閉蓋、6:中間バッグ体、7:係止体、8:支柱、9:取手杆、11:付属品収納袋、12:キャスター、18:オープンファスナー、19:折りたたみ式携帯用椅子、20:折りたたみ式携帯用キャリーバッグ置き箱、21:ストッパ、22:フック。
Claims (12)
- 底板に固持される物品を収納する下部バッグ体と、上記下部バッグ体の上側に配置され開閉蓋を有する上部バッグ体と、上記下部バッグ体と上記上部バッグ体との間に配置された伸縮自在な中間バッグ体と、上記底板に固設され上記下部バッグ体と係合された伸縮自在な一対の支柱と、上記支柱の端部に取り付けられた取手杆と、上記下部バッグ体の裏面側に配置された付属品収納袋と、上記底板の裏面の複数箇所に取り付けられたキャスターとを備えたことを特徴とする伸縮自在式キャリーバッグ。
- 上記中間バッグ体は伸縮可能なジャバラ状に構成されたことを特徴とする請求項1記載の伸縮自在式キャリーバッグ。
- 上記中間バッグ体は通常時縮んだ状態にあり、係止部材により縮んだ状態に保持されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の伸縮自在式キャリーバッグ。
- 上記係止部材はバンド体であることを特徴とする請求項3記載の伸縮自在式キャリーバッグ。
- 上記係止部材はオープンファスナーで構成され、上記下部バッグ体と上記上部バッグ体とを上記オープンファスナーで結合することにより上記中間バッグ体が外部から見えないようにしたことを特徴とする請求項3記載の伸縮自在式キャリーバッグ。
- 上記付属品収納袋は伸縮自在に構成されていることを特徴とする請求項項1記載の伸縮自在式キャリーバッグ。
- 上記付属品は折りたたみ式携帯用椅子であることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項記載の伸縮自在式キャリーバッグ。
- 上記付属品は折りたたみ式携帯用キャリーバッグ置き箱であることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項記載の伸縮自在式キャリーバッグ。
- 上記付属品は上記折りたたみ式携帯用椅子と上記折りたたみ式携帯用キャリーバッグ置き箱であることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項記載の伸縮自在式キャリーバッグ。
- 上記付属品収納袋にカバーを設けたことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項記載の伸縮自在式キャリーバッグ。
- 上記キャスターにストッパを設けたことを特徴とする請求項1〜10の何れか一項記の伸縮自在式キャリーバッグ。
- 上記取手杆にフックを設けたことを特徴とする請求項1〜11の何れか一項記載の伸縮自在式キャリーバック。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2008005267U JP3145621U (ja) | 2008-07-30 | 2008-07-30 | 伸縮自在式キャリーバッグ |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4908647B1 (ja) * | 2011-06-14 | 2012-04-04 | フミ子 二宮 | バッグ及び蛇腹構造 |
KR101372687B1 (ko) | 2013-10-11 | 2014-03-12 | 김동현 | 여행용 가방 |
KR101428761B1 (ko) * | 2013-12-31 | 2014-09-04 | 윤희철 | 예비수납실을 갖는 여행용 가방 |
JP7493705B1 (ja) | 2023-08-14 | 2024-06-03 | 有限会社バイタルメディア | 伸縮式サイズ可変キャリーケース |
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2008
- 2008-07-30 JP JP2008005267U patent/JP3145621U/ja not_active Expired - Fee Related
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