JP3144827U - 両面印刷用基材及び両面ステッカー - Google Patents

両面印刷用基材及び両面ステッカー Download PDF

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Abstract

【課題】UV印刷により印刷を行う必要がなく、コストを低減することができる実用性の高い両面ステッカーを提供する。
【解決手段】軟質アルミニウム製薄膜1Aの両表面に、接着剤1C,1Cにより片面アート紙1B,1Bを貼着して両面印刷用基材1を形成し、該両面印刷用基材1の両表面に印刷を施し、接着剤4B,5Bにより両面印刷用基材1両表面の印刷層2,3を保護する保護フィルム4A,5Aを貼着するとともに、一方の保護フィルム5Aの表面に、再剥離タイプの粘着剤6Bにより剥離紙6Aを貼着して両面ステッカー7とした。印刷面が、合成紙(非紙製品)ではなく紙により形成されているため、高価かつ特殊な印刷機が必要なUV印刷を行わずにオフセット印刷等により印刷することができるため、コストを低減することができる。
【選択図】図2

Description

本考案は、窓ガラス等の内面に貼られた状態で使用され、文字やデザイン等が印刷された印刷面を窓ガラス等の外面側及び内面側から認識することができる両面ステッカーに用いられる両面印刷用基材及びこの両面印刷用基材を用いた両面ステッカーに関するものである。
鉄道車両若しくは商用車又は店舗等の窓ガラス等の内面に貼られた状態で使用され、窓ガラス等の外面側及び内面側から、広告等のために文字やデザイン等が印刷された印刷面を認識することができる両面ステッカーとして、その両面印刷用基材が、3層構造の合成紙であるものや、2枚の白色硬質塩化ビニルフィルム及びその間に設けたアルミニウム箔であるもの(例えば、特許文献1参照。)等がある。
登録実用新案第3024739号公報
特許文献1の構成の両面印刷用基材は、3層構造の合成紙であるものに比べて層間剥離を起こし難いため、いたずら等によって剥がれ難いとともに、遮光層として設けたアルミニウム箔によりコシがあるため、皺が寄りにくいという特徴がある。
しかし、特許文献1の構成の両面印刷用基材は、その印刷面が白色硬質塩化ビニルフィルムにより形成されることから、オフセット印刷等により印刷することができないため、印刷面に対しUV印刷により印刷をする必要があり、そのために必要なUVインキや紫外線照射機等が高価であるため、コストが増大するという問題がある。
また、両面印刷用基材が3層構造の合成紙であるものであっても、その印刷面が非紙製品である合成紙、すなわち石油を主原料とする塩化ビニル、ポリプロピレン又はポリエチレンテレフタレート等のシート材により形成されることから、オフセット印刷等により印刷することができずにUV(Ultra Violet ray)印刷により印刷をする必要があるため、上述の問題が同様に存在する。
そこで本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、その両面の印刷面に対してUV印刷を行う必要がなく、よってコストを低減することができる実用性の高い両面印刷用基材及びこの両面印刷用基材を用いた両面ステッカーを提供する点にある。
本考案に係る両面印刷用基材は、前記課題解決のために、軟質アルミニウム製薄膜の両表面に、接着剤又は永久粘着タイプの粘着剤により紙を貼着してなるものである。
また、本考案に係る両面ステッカーは、前記課題解決のために、前記両面印刷用基材の両表面に印刷を施し、接着剤又は永久粘着タイプの粘着剤により前記両面印刷用基材両表面の印刷層を保護する保護フィルムを貼着するとともに、これら保護フィルムの一方の表面に、再剥離タイプの粘着剤により剥離紙を貼着してなるものである。
本考案に係る両面印刷用基材及び両面ステッカーによれば、軟質アルミニウム製薄膜の両表面に紙を貼着して両面印刷用基材としているので、軟質アルミニウム製薄膜は強度及び剛性が高く、このような軟質アルミニウム製薄膜と紙とが強固に接着された状態となるため、いたずら等によって剥がれ難いとともに、両面印刷用基材の厚さ及び両面ステッカーにおける印刷層を保護する保護フィルムの厚さ、すなわち両面ステッカーの厚さを薄くすることができる。
その上、軟質アルミニウム製薄膜により適度なコシがあるため、皺が寄りにくいとともに、両面ステッカーの貼付作業を容易に行うことができる。
その上さらに、両面印刷用基材の両表面の印刷面が紙により形成され、前記印刷面が非紙製品である合成紙、すなわち石油を主原料とする塩化ビニル、ポリプロピレン又はポリエチレンテレフタレート等のシート材により形成されるものではないことから、UVインキや紫外線照射機等が高価である、高価かつ特殊な印刷機が必要なUV印刷を行わずに、安価かつ一般的に広く使用されている印刷機で印刷するオフセット印刷等により印刷することができるため、コストを低減することができる。
次に、本考案の実施の形態を添付図面に基づいて説明するが、本考案は、添付図面に示された形態に限定されず実用新案登録請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。
本考案に係る両面ステッカー7は、その剥離紙6Aを剥がして、人若しくは物の輸送に使用される鉄道車両若しくは商用車等の窓ガラス又は工場若しくは店舗等の窓ガラス等に貼着された状態で使用され、両面印刷用基材1の両面の紙である例えば片面アート紙1B,1Bに広告等のために印刷された文字やデザイン等を、窓ガラス等の両面側、すなわち外面側及び内面側から認識することができるものである。
図1は本考案の実施の形態に係る両面印刷用基材1の断面図、図2は本考案の実施の形態に係る両面ステッカー7の断面図、図3は製作した両面ステッカー7を裁断して実際に使用する前の状態を示す斜視図であり、各図において、説明の都合上、各構成部材の厚さを拡大して(誇張して)示している。
図1に示すように、両面印刷用基材1は、例えば、5〜10μm程度の厚さの軟質アルミニウム製薄膜1Aの両表面に、3〜6μm程度の厚さに塗布した例えばアクリル系接着剤等の接着剤1C,1Cにより、50〜80μm程度の厚さの片面アート紙1B,1Bを貼着したものであり、片面アート紙1B,1Bの両表面に対して所要の印刷を施すことができる。
ここで、接着剤1C,1Cではなく、永久粘着タイプの粘着剤を使用してもよく、片面アート紙1B,1Bではなく、両面アート紙、つや消しアート紙、コート紙又は上質紙等の紙を用いてもよい。
図2に示すように、両面ステッカー7は、両面印刷用基材1の片面アート紙1B,1Bの両表面に印刷を施した後の前記両表面の印刷層2,3に対し、例えば、10μm〜30μm程度の厚さに塗布した例えばポリエチレン系接着剤等の接着剤4B,5Bにより、印刷層2,3を覆って印刷用インキの擦れ防止を行う10μm〜30μm程度の厚さの保護フィルムであるポリエチレンテレフタレートフィルム4A,5Aを貼着して保護層4,5を形成するとともに、一方のポリエチレンテレフタレートフィルム5Aに対し、10μm〜30μm程度の厚さに塗布した例えばソルベント系粘着剤等の再剥離タイプの粘着剤6Bにより、100〜200μm程度の厚さの剥離紙6Aを貼着して剥離シール層6を形成してなるものである。
ここで、接着剤4B,5Bではなく、永久粘着タイプの粘着剤を使用してもよい。
次に、両面ステッカー7の使用方法及び使用状態について説明する。
図2に示す両面ステッカー7を裁断して剥離紙6Aを剥がし(図3参照。)、再剥離タイプの粘着剤6Bが塗布された面を窓ガラス等のガラス面の内側に圧接することにより、該ガラス面の所望の位置に容易に両面ステッカー7を貼着することができる。
このように両面ステッカー7をガラス面に貼着した状態では、両方の片面アート紙1B,1Bに所要の広告等のために印刷された文字やデザイン等である印刷層2及び印刷層3(図2参照。)を、印刷層3はガラス面の外側から、印刷層2はガラス面の内側から認識することができる。
ここで、片面アート紙1B,1Bの間に遮光層としての軟質アルミニウム製薄膜1Aがあることから、ガラス面の外側から視認される印刷層3の文字やデザイン等に印刷層2の文字やデザインが映り込むことがなく、同様に、ガラス面の内側から視認される印刷層2の文字やデザイン等に印刷層3の文字やデザインが映り込むことがないため、広告等のために印刷された文字やデザイン等の視認性が高められる。
また、両面ステッカー7は、再剥離タイプの粘着剤6Bによりガラス面に貼着されていることから、綺麗に剥がすことができるため、両面ステッカー7を剥がす作業を容易に行うことができる。
以上のような構成の両面印刷用基材1及び両面ステッカー7によれば、軟質アルミニウム製薄膜1Aの両表面に紙を貼着して両面印刷用基材1としているので、軟質アルミニウム製薄膜1Aは強度及び剛性が高く、このような軟質アルミニウム製薄膜1Aと紙とが強固に接着された状態となるため、いたずら等によって剥がれ難いとともに、両面印刷用基材1全体の厚さ及び両面ステッカー7における印刷層2,3を保護する保護フィルム(例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルム4A,5A)の厚さ、すなわち両面ステッカー7全体の厚さを薄くすることができる。
その上、軟質アルミニウム製薄膜1Aにより適度なコシがあるため、皺が寄りにくいとともに、両面ステッカー7の貼付作業を容易に行うことができる。
その上さらに、両面印刷用基材1の両表面の印刷面が、例えば片面アート紙1B,1B、両面アート紙、コート紙又は上質紙等の紙により形成され、前記印刷面が非紙製品である合成紙、すなわち石油を主原料とする塩化ビニル、ポリプロピレン又はポリエチレンテレフタレート等のシート材により形成されるものではないことから、UVインキや紫外線照射機等が高価である、高価かつ特殊な印刷機が必要なUV印刷を行わずに、安価かつ一般的に広く使用されている印刷機で印刷するオフセット印刷等により印刷することができるため、コストを低減することができる。
本考案の実施の形態に係る両面印刷用基材の断面図である。 本考案の実施の形態に係る両面ステッカーの断面図である。 製作した両面ステッカーを裁断して実際に使用する前の状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 両面印刷用基材
1A 軟質アルミニウム製薄膜
1B 片面アート紙(紙)
1C 接着剤
2,3 印刷層
4,5 保護層
4A,5A ポリエチレンテレフタレートフィルム(保護フィルム)
4B,5B 接着剤
6 剥離シール層
6A 剥離紙
6B 再剥離タイプの粘着剤
7 両面ステッカー

Claims (2)

  1. 軟質アルミニウム製薄膜の両表面に、接着剤又は永久粘着タイプの粘着剤により紙を貼着してなる両面印刷用基材。
  2. 請求項1記載の両面印刷用基材の両表面に印刷を施し、接着剤又は永久粘着タイプの粘着剤により前記両面印刷用基材両表面の印刷層を保護する保護フィルムを貼着するとともに、これら保護フィルムの一方の表面に、再剥離タイプの粘着剤により剥離紙を貼着してなる両面ステッカー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190102379A (ko) * 2018-02-26 2019-09-04 고경열 양면무접착 합지방식을 이용한 학습용스티커 및 그 제조방법

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