JP3144789U - ブランケット - Google Patents

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幹生 多田
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西研グラフィックス株式会社
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Abstract

【課題】ブランケット胴に対してより確実に固定することができるブランケットを提供する。
【解決手段】金属板10の一面に、その両端部11を除いてブランケットシート12を被覆しており、両端部11を輪転印刷機のブランケット胴20の拘束溝21に挿入して装着するブランケットBにおいて、両端部11の少なくとも一方に、一側又は他側に膨出する膨出部13aを設けた。
【選択図】図1

Description

本考案は、輪転印刷機のブランケット胴に巻き付けて使用されるブランケットに関する。
新聞などの印刷に使用される輪転印刷機においては、ブランケット胴の外周面に巻き付けたブランケットに、ブランケット胴に対向して配置した版胴からインキを転写し、転写されたインキを走行紙に転写して印刷を行っている。
かかるブランケットとしては、近年、図4に示すように、金属板10の一面に、その両端部11(くわえ側11a及びくわえ尻側11b)を除いてブランケットシート12を被覆した、いわゆるメタルブランケットBが多用されるようになってきた。
このメタルブランケットBは、使用時にはブランケット胴に巻き付け、その両端部11(くわえ側11a及びくわえ尻側11b)をブランケット胴の拘束溝に挿入し、ブランケット胴内に配置されているブランケット固定装置により固定する(例えば特許文献1,2参照)。そのため、メタルブランケットBの両端部11(くわえ側11a及びくわえ尻側11b)は、ブランケット胴に巻き付ける前に、図4に示すような形状に曲げ加工される。
このような曲げ加工及び固定装置による固定は、刷版においても行われており、刷版の場合、版胴に巻き付けてその両端部を固定装置で固定すれば確実に固定することができる。しかし、メタルブランケットは刷版に比べかなりの重量があるため、ブランケット胴の回転に伴い大きな遠心力が作用する。したがって、ブランケット固定装置による固定のみでは不十分なことがあり、結果として、メタルブランケットがブランケット胴からずれたり浮いたりすることがあり、印刷不良の原因となっていた。
特開2002−19079号公報 特開平9−99543号公報
本考案が解決しようとする課題は、ブランケット胴に対してより確実に固定することができるブランケットを提供することにある。
本考案は、輪転印刷機のブランケット胴の拘束溝に挿入して装着するブランケットであって、前記両端部の少なくとも一方に、一側又は他側(両端部の曲げ加工後においては内側又は外側)に膨出する膨出部を設けたことを特徴とするものである。
本考案においては、前記両端部の一方に第1の膨出部を設け、前記両端部の他方に前記第1の膨出部に嵌合する第2の膨出部を設けることもできる。
本考案においては、ブランケット胴の拘束溝に挿入されるブランケット両端部の少なくとも一方に膨出部を設けたことで、拘束溝に挿入されたブランケットの両端部間に膨出部を介してスプリング力あるいは係合力を作用させることができるので、ブランケットをブランケット胴に対してより確実に固定することができる。
また、ブランケットの両端部のそれぞれに、相互に嵌合する膨出部を設けることで、ブランケットの両端部間の係合力を強化することができる。
以下、図面に示す実施例に基づき本考案の実施の形態を説明する。
図1は本考案のブランケットを示し、(a)は正面図、(b)は下から見た斜視図、(c)は使用状態の断面図である。なお、図1(a),(b)においては、ブランケットの両端部を曲げ加工した後の状態を示している。
本考案のブランケットBは、いわゆるメタルブランケットであって、金属板10の一面に、その両端部11を除いてゴム状のブランケットシート12を被覆したものである。ゴム状のブランケットシート12は、通常、複数の基布層と表面ゴム層とを備えてなり、基布層と表面ゴム層との間に発泡材などの圧縮性材料からなる圧縮層が設けられる場合もある。金属板10としては、アルミニウム板、ステンレス鋼板などが使用される。
図1の例においては、両端部11のうちくわえ側11aに、外側に向けて曲面状に膨出する膨出部13aを全長にわたって設けている。
このブランケットBは、使用時には図1(c)に示すように、ブランケット胴20に巻き付け、その両端部11(くわえ側11a及びくわえ尻側11b)をブランケット胴20の拘束溝21に挿入し、ブランケット胴20内に配置されているブランケット固定装置30により固定する。このとき、ブランケット固定装置30の押さえバー31によって、両端部11(くわえ側11a及びくわえ尻側11b)の重なった部分の膨出部13aに対応する部分を押圧することで、膨出部13aのスプリング力により押し付け力が増加して強固に固定することができる。
図2は本考案のブランケットの他の例を示し、(a)は正面図、(b),(c)は使用状態の断面図である。図2の例では、ブランケットBの両端部11のくわえ側11aに、内側に向けて曲面状に膨出する膨出部13aを全長にわたって設けるとともに、ブランケットBの両端部11のくわえ尻側11bに、外側に向けて曲面状に膨出する膨出部13bを全長にわたって設けている。
この膨出部13aと膨出部13bは、使用時には、図2(b)に示すように相互に凹凸嵌合する。そして、膨出部13aと膨出部13bとが嵌合して重なった部分の凹側をブランケット固定装置30の押さえバー31によって押圧することで強固に固定するようにしている。
なお、図2(c)は、拘束溝21の壁面に凹部21aを形成し、この凹部21aに膨出部13aを嵌合させた例である。
図3は、膨出部の他の形状例を示す。図1及び図2に示した例のほか、全長にわたって外側に膨出した断面三角形の膨出部13a(図3(a))、間隔をおいて形成した外側に膨出した膨出部13a(図3(b))、山形に形成した膨出部13a(図3(c))、間隔をおいて形成した複数の長い膨出部13a(図3(d))とすることができる。
本考案のブランケットを示し、(a)は正面図、(b)は下から見た斜視図、(c)は使用状態の断面図である。 本考案のブランケットの他の例を示し、(a)は正面図、(b),(c)は使用状態の断面図である。 本考案のブランケットにおける膨出部の他の形状例を示す。 従来のブランケットを示す。
符号の説明
10 金属板
11 両端部
11a くわえ側の端部
11b くわえ尻側の端部
12 ブランケットシート
13a,13b 膨出部
20 ブランケット胴
21 拘束溝
30 ブランケット固定装置
31 押さえバー
B ブランケット(メタルブランケット)

Claims (2)

  1. 金属板の一面に、その両端部を除いてブランケットシートを被覆しており、前記両端部を輪転印刷機のブランケット胴の拘束溝に挿入して装着するブランケットであって、
    前記両端部の少なくとも一方に、一側又は他側に膨出する膨出部を設けたブランケット。
  2. 前記両端部の一方に第1の膨出部を設け、前記両端部の他方に前記第1の膨出部に嵌合する第2の膨出部を設けた請求項1に記載のブランケット。
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