JP3144695B2 - 長物把持用ハンド - Google Patents

長物把持用ハンド

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一端を把持するだけで
はワークの姿勢を安定化させるのが困難な程度に長尺の
ワークを扱う工業用ロボットのためのハンドに関する。
特にこの発明は、長尺ワークを加工機に搬入・搬出させ
るロボットのためのハンドに関するものであり、変形前
のワークと加工によって変形されたワークをともに両端
支持できるハンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロボットのハンドでワークを搬送する場
合、ワークが短尺であって一端を把持すればワークの姿
勢が安定化する場合には比較的問題が少い。しかるにワ
ークが長尺であってワークの一端を支持するだけではワ
ークが撓んでしまったり、あるいは重心位置と把持位置
間の距離に起因するモーメントに抗するだけの把持力が
確保できないために、ワークの姿勢が安定化しない場合
には、ロボットでワークを搬送させるのが困難となる。
この場合、ロボットによらないで人手で搬送したり、ロ
ボットでワークの重心位置を把持させたり、あるいは2
台のロボットを協調動作させてワークの両端を把持する
方式がとりえる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら人手によ
る搬送が好ましくないことは言うまでもない。またワー
クの重心位置を把持する方式では、多品種のワークを扱
うことが困難であり、また把持姿勢がどうしても正確に
できない。さらに加工機の多くの場合には、ハンドが重
心位置に接近できず、ワークの端部でしか把持し得ない
場合も多い。2台の協調ロボットによる場合には、それ
自体がコスト高の原因となる他、限られたスペースのな
かへワークを搬入・搬出させることができない場合も多
い。また、これらの問題点に加え、ワークが搬入された
時と搬出される時とで形状が変化する場合では、搬入時
と搬出時でワークの把持する位置を変化させなければ、
安定した把持ができないという問題点があった。そこで
本発明では、1台のロボットでワークの両端を支持して
搬入・搬出できるような新たなハンドを開発することと
した。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では工
業用ロボットのアームに取付けられ、長尺ワークを両端
支持して加工位置に搬入し、加工されて変形した長尺ワ
ークを両端支持して搬出する長物把持用ハンドであり、
該工業用ロボットのアームに固定される固定フレーム、
該固定フレームにスライド可能であり、該固定フレーム
に対して脱着可能な可動フレーム、該可動フレームの一
端に固定されており、該長尺ワークの一端を変形前と変
形後の2姿勢で支持可能な受け面を有する支持部材、該
可動フレームを介して該支持部材を該固定フレームに対
してスライドさせる進退装置、該固定フレームに対して
回動可能で、該長尺ワークの他端を変形前と変形後の2
姿勢で把持可能であるとともに、サブクランプが脱着可
能なメインクランプ機構とを備えた長物把持用ハンドを
創作した。
【0005】
【作用】本発明のハンドによると、可動フレームの一端
に固定された支持部材でワークの一端が支持される。し
かもこの支持部材は固定フレームに対してスライドされ
ることから、ワークを固定フレーム側のメインクランプ
との間で挟み付けるようにして位置精度よく支持でき
る。ここで支持部材もメインクランプ機構もともに変形
前のワークと変形後のワークが支持可能であることか
ら、1台のロボットで変形前のワークを両端支持した状
態で加工位置に搬入し、加工されて変形したワークを加
工位置から搬出することができる。また、固定フレーム
に対して可動フレームを脱着可能な構成となっている。
この結果、長尺ワークに対しては、支持部材が固定され
た可動フレームを固定フレームに装着してその長尺ワー
クを支持することができる。短尺ワークに対しては、可
動フレームを固定フレームから取外し、その取外した状
態でその短尺ワークを把持することができる。この結
果、長尺ワークに対しては、その両端を両持ち状態で安
定かつ確実に搬入搬出することができる。一方、短尺ワ
ークに対しては、アーム先端が軽量化された状態で把持
することができる。さらに、メインクランプに対してサ
ブクランプを脱着可能な構成となっている。この結果、
メインクランプを取外したうえでサブクランプに取換え
る構成のものに比して、クランプの変換を短時間で行う
ことができる。
【0006】
【実施例】次に本発明を具現化した一実施例について説
明する。図1と図2は、本発明を具現化したハンドの全
体構成を示すものであり、図2は側面図、図1は平面図
を示している。図中2は固定フレームを示し、この固定
フレームは図示しないロボットのアームに固定するため
のフランジ2aと、フランジ2aに直角に固定されたサ
ポートプレート2bとを備えている。サポートプレート
2bは略長方形状をなしており、1辺に1対のガイド2
e,2f、他辺に1対のガイド2c,2dがそれぞれ図
2における下方に張出されている。各ガイド2c,2
d,2e,2fの下端はそれぞれ所定距離内側に張り出
しており、このガイド2c,2d,2e,2fによって
後述の可動フレーム30が図1,2中左右方向にスライ
ド可能に案内される。
【0007】サポートプレート2bには、図中右端部近
傍に円形の貫通孔2gが形成されており、図8に良く示
されるようにここに円板状の回転プレート4が軸受6を
介して回転可能に支承されている。回転プレート4はリ
ングプレート10により抜け止めされている。回転プレ
ート4には図1、図2に良く示されるように継手12が
固定されている。またサポートプレート2bの左端には
フランジ2hが固定されている。そして継手12とフラ
ンジ2b間にシリンダ14がさしわたされている。シリ
ンダ14は2本のシリンダが背中合わせに一体化されて
おり、図1に示す長さから収縮したり、あるいは伸長さ
れる。シリンダ14が図1に示す長さ即ち、シリンダロ
ッド14aが収縮し、シリンダロッド14bが伸長した
状態にあるとき後記するメインクランプ22の一対の爪
22a,22bが図1、図11中垂直線上に位置して水
平方向を指向し、シリンダロッド14aが伸長される
と、回転プレート4が図1中反時計方向に回転してメイ
ンクランプ22は図1、図11中右上方向を指向し、一
方シリンダロッド14a,14bが収縮すると回転プレ
ート4が図1、図11中時計方向に回転してメインクラ
ンプ22が右下方向を指向する。
【0008】このメインクランプ22とその開閉機構は
図8に良く示されているように、回転プレート4に取付
けられている。回転プレート4にまずメインクランプ2
2の開閉用シリンダ8が取付けられている。このシリン
ダ8のピストンロッド8aは回転プレート4を貫いて進
退可能となっており、その先端にナックル70が取付け
られ、このナックル70は先端をナックルガイド71に
支持されるとともに、片側2枚ずつ計4枚のレバー18
a〜dがピン20によって軸支されている(図1も参
照)。レバー18aと18cは図8において左方に振り
分けられ、2枚のレバー18a,18c間にメインクラ
ンプ爪22bがピン24bで軸支される。同様に2枚の
レバー18b,18dは図8で右方に振り分けられ、そ
の間にメインクランプ爪22aがピン24aで軸支され
る。一方回転プレート4のシリンダ8と反対側には、図
2に図示されている1対のフランジ16a,16bが固
定されており、各メインクランプ爪22a,22bはフ
ランジ16a,16bにさしわたされたピン26a,2
6bによって軸支されている。各クランプ爪22a,2
2bの先端にはワーク把持用のブロック28a,28b
が固定されている。
【0009】シリンダ8がピストンロッド8aを進出さ
せると、図8においてナックル70を介してピン24
a,24bが外側に拡開し、各クランプ爪22a,22
bはピン26a,26bを中心としてその下端を内側に
回転させ、これによってブロック28a,28b間にワ
ークが把持される。このメインクランプ22とクランプ
開閉機構は回転プレート4に取付けられているため、シ
リンダ14の伸長・収縮によってメインクランプ22の
指向方向が変えられる。
【0010】さてこのハンドには、固定フレーム2に対
してスライド可能に可動フレーム30が取付けられる。
可動フレーム30は前記したメインクランプ22等の干
渉を避ける開孔30cを中心に有する枠状のフレーム3
0bと枠状フレーム30bから図1の右方に伸びるエク
ステンションフレーム30dとを備えている。エクステ
ンションフレーム30dの先端には、図11に示される
変形前のワークW1の先端に当接して支持する第1受け
面30eと、変形後のワークW2の側面に当接して支持
する第2受け面30fが形成されている。
【0011】枠状フレーム30bは図1,2に示される
ように、ガイド2c,2d,2e,2fによって図1、
図2において左右方向にスライド可能となっている。ま
た枠状フレーム30bの中央開孔部30cは、枠状フレ
ーム30bがメインクランプ機構との干渉を避けてスラ
イドできるだけの大きさを有する他、その開孔部30c
をメインクランプ機構が通り抜けて可動フレーム30が
図2において下方に抜け出ることのできるサイズとなっ
ている。枠状フレーム30bには各長辺に切れ込み30
g,30hが形成されており、切れ込み30g,30h
がガイド2d,2fに対応位置すると、枠状フレーム3
0bの後辺30aがガイド2c,2eから前方に離脱
し、可動フレーム30の全体が図2の下方に抜け出るこ
とが可能となっている。
【0012】枠状フレーム30bの後辺30aには後述
するピストンロッドとの係合機構が設けられており、枠
状フレーム30bがガイド2c,2d,2e,2fにガ
イドされている間はピストンロッドが後辺30aと係合
し可動フレーム30がスライドされる。一方可動フレー
ム30が固定フレーム2から取除かれるときにはピスト
ンロッドと後辺30aとの係合が解除される。次にこれ
を説明する。
【0013】図3は後辺30aの係合部を図2の左方か
ら見た状態を示しており、図4は図3のIV−IV線断面を
示している。図3に示されるように後辺30aには開口
32が形成され、ここにかんぬき板34が図3で上下方
向にスライド可能で抜け落ち不能に収容されている。か
んぬき板34はばね38,40によって下方に付勢され
ている。かんぬき板34の下辺からは後記するピストン
ロッドの大径部42よりは小径で、小径部44よりは大
径の切れ込み34aが形成されている。図3の仮想線に
示されるようにかんぬき板34がばね38,40の力に
抗して上方に持上げられと、ピストンロッドの大径部4
2が図2においてかんぬき板34の右方に入込み、この
状態でかんぬき板34が下降されると、大径部42はか
んぬき板34によって抜け止めされる。このピストンロ
ッド42,44を進退させるシリンダ48は固定フレー
ム2に固定されたフランジ46に固定されている。
【0014】このハンドは、長尺ワークを扱うときには
固定フレーム2に可動フレーム30が取付けられ、シリ
ンダ48のピストンロッド42,44がかんぬき板34
によって可動フレーム30の枠状フレーム30bの後辺
30aに係合した状態で使用される。すなわち図11に
良く示されているように、シリンダ14が把持ブロック
28a,28b間の対象中心線が図中左右方向となる位
置に調整し、この状態で変形前のワークW1を把持す
る。この状態でシリンダ48が収縮し、可動フレーム3
0を図示左方に移動させ、ワークW1の先端を第1受け
面30eでおさえワークW1を両端支持する。この状態
でワークW1を加工機に搬入する。搬入後シリンダ48
が伸ばされ、メインクランプがアンクランプされ、ハン
ドはワークW1との干渉を避けつつ加工機外に待避す
る。ここで加工機が作動し、ワークW1をW2のように
変形させる。加工終了後、シリンダ14のロッド14a
が伸ばされ、ワーク把持ブロック28a,28bは図1
1の仮想線に示されるようにその中心線が右上方を向く
ように調整される。これは加工後のワークW2の中心線
方向と一致している。この状態でハンドは加工機中に侵
入し、加工済みワークW2の左端をワーク把持ブロック
28a,28bでクランプする。その後シリンダ48で
可動フレーム30を左方に後退させる。すると加工済み
ワークW2の右端が第2受け面30fで支持され、ワー
クW2は再度両端支持される。この状態でワークとハン
ドは加工機外に待避する。
【0015】さてこのハンドは上記基本目的を実現する
他、次の2つの機能が付加されている。第1の付加機能
は、短尺ワークを扱う場合に備えて可動フレーム30が
離脱可能となっていることである。まずこれについて説
明する。図6はハンドの接近範囲内におかれている可動
フレーム30の置台80を示しており、5本のサポート
82,84,86,88,89が立設されている。この
サポートは図7に示すように可動フレーム30を載置す
る位置と高さに設定されている。サポート86と84の
頂部には係合ピン86hと84jが立設されており、こ
のピンは可動フレーム30に形成されている係合孔30
hと30j(図1参照)と係合して位置決めをする。置
台80にはかんぬき板34と対応する位置に押上げ板9
0が固定されている。この押上げ板90の上端には図5
に良く示されているように凹部90aが設けられてい
る。そしてロボットのアームが作動して可動フレーム3
0を図7に示すように置台80上に載置すると、押上げ
板90がかんぬき板34を図5に示すように上方に押上
げる。ここでかんぬき板の凹部34aと押上げ板の凹部
90aとによって開孔が形成され、これはピストンロッ
ドの大径部42が通り抜けるのに充分な大きさとなる。
このためロボットが作動して可動フレーム30が置台8
0上に載置されると、ピストンロッドの大径部42はか
んぬき板34に妨げられることなく通り抜けることがで
きる。そこでシリンダ48がピストンロッドを縮めるこ
とにより、ピストンロッドと可動フレームの係合が解除
される。その後固定フレーム2がロボットによってガイ
ド2d,2fが切れ込み30gと30hに対応するまで
図1、図6の左方に移動し、ついで固定フレーム2が図
7の上方に持上げられる。すると可動フレーム30はガ
イド2c,2d,2e,2fから抜け出て、固定フレー
ム2から可動フレーム30がとり省かれる。この状態で
は短縮ワークを扱うことが可能となり、短縮ワークはメ
インクランプ22で一端が支持され、必要に応じてシリ
ンダ14によって回転される。
【0016】再度長尺ワークを扱う場合には上述と逆の
ロボットの動きにより、置台80上の可動フレームに対
して固定フレーム2がガイド2c,2d,2e,2fに
よってスライド可能な状態となる。ここでシリンダ48
を伸ばしてピストンロッドの大径部42をかんぬき板3
4と押上げ板90間の開孔を通してさしいれる。ついで
固定フレーム2を図7の上方に持上げると、可動フレー
ム30が置台80から外される一方、かんぬき板34が
下降し、ピストンロッドの大径部42を抜け落ち不能と
する。この状態で前記した両端支持が可能となる。
【0017】さらにこの実施例ではもう一つの工夫がな
されている。それはメインクランプ22で把持しきれな
い小径のワークを扱う場合に備えて、サブクランプがメ
インクランプ22に取付け可能となっていることであ
る。次にこれを説明する。図9と図10はこれを説明す
る図であり、図9は図8のIX−IX線断面を示しており、
図10はサブクランプ爪98が置台110に置かれてい
る状態を側方から見た図を示している。図9において図
示98a,98bは1対のサブクランプを示し、大径ワ
ークを扱う場合には図10の置台110に載置されてお
り、ワークはメインクランプ22の把持ブロック28で
把持される。置台110にはピン112と114が立設
されており、このピンはサブクランプ98の側の係合孔
120a,120bに係合する。サブクランプ98には
レバー104がピン102によって回動可能となってお
り、レバー104はばね106によって下方に付勢され
ている。ピン114はレバー104を下方から押上げ、
これを上方に回動させる。また各メインクランプ22に
は水平方向に2本のピン100が固定されており、一方
サブクランプ98a,98bのそれぞれにはこのピン1
00に係合する係合孔が設けられている。またメインク
ランプ22には側方に向けてピン21aと21bが張出
しており、サブクランプ98の側方にはこのピン21
a,21bを受けいれる開孔99が形成されている。
【0018】さてここで置台110に固定されているサ
ブクランプ98にメインクランプが図10の左方から接
近すると、ピン100がサブクランプ98a,98bの
係合孔に挿入される。またメインクランプ22のピン2
1a,21bが開孔99を介してレバー104の直下に
はいりこむ。ここでメインクランプ22が上方に移動さ
れると、レバー104が下降し、ピン21と係合する。
このためピン100がメインクランプの係合孔から外れ
ることが防止され、サブクランプ98がメインクランプ
22に強固に固定される。サブクランプ98のワーク把
持部98c,98dはワーク把持ブロック28よりも小
径ワークを把持可能となっており、これにより小径ワー
クがしっかりと把持される。大径ワークを扱うときは上
述と逆の作動により、サブクランプ98がメインクラン
プ22から離脱して置台80に固定される。この場合、
メインクランプを取外したうえでサブクランプに取換え
るものでないため、クランプの変換が通常の場合に比し
て半分の時間で終了する。
【0019】
【発明の効果】本発明によると、長尺のワークの一端を
把持し、もう一端を支持部材により包み込むように両端
支持した状態で加工機に搬入し、加工機によって変形さ
れた長尺ワークを搬出する作業が1台のロボッと1つの
ハンドで実施されることから、搬入搬出作業が容易化さ
れる他、そのための設備投資額を安価なものとでき、経
済的に生産効率が高められる。また、ワークが搬入時と
搬出時で変形してもクランプ機構を回動させるとともに
受け面による支持位置を変化させることができるので、
変形した長尺ワークにも対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の平面図。
【図2】実施例の側面図。
【図3】可動フレームとピストンロッドの係合部を示す
図。
【図4】図3のIV−IV線断面図。
【図5】可動フレームが置台に載置されたときの押上げ
板の作動を示す図。
【図6】可動フレーム用置台の平面図。
【図7】可動フレームを置台に載置したときの側面図。
【図8】メインクランプの中央断面図。
【図9】メインクランプとサブクランプの結合状態の断
面図。
【図10】置台に置かれたサブクランプの側面図。
【図11】ワークを支持した状態を示す図。
【符号の説明】
2 固定フレーム 30 可動フレーム 30e 第1受け面(支持部材) 30f 第2受け面(支持部材) 48 シリンダ(進退装置) 22 メインクランプ 8 メインクランプ開閉用シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 郡 康展 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田 工機株式会社内 (72)発明者 石原 貞男 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 丹羽 健史 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 審査官 佐々木 正章 (56)参考文献 実開 昭60−190589(JP,U) 実開 昭59−5284(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 15/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工業用ロボットのアームに取付けられ、
    長尺ワークを両端支持して加工位置に搬入し、加工され
    て変形した長尺ワークを両端支持して搬出する長物把持
    用ハンドであり、 該工業用ロボットのアームに固定される固定フレーム、 該固定フレームにスライド可能であり、該固定フレーム
    に対して脱着可能な可動フレーム、 該可動フレームの一端に固定されており、該長尺ワーク
    の一端を変形前と変形後の2姿勢で支持可能な受け面を
    有する支持部材、 該可動フレームを介して該支持部材を該固定フレームに
    対してスライドさせる進退装置、 該固定フレームに対して回動可能で、該長尺ワークの他
    端を変形前と変形後の2姿勢で把持可能であるととも
    に、サブクランプが脱着可能なメインクランプ機構、 とを備えた長物把持用ハンド。
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