JP3144248U - 原稿圧着板の開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量で安価な衝撃緩和機能を具え、原稿圧着板の加速落下を確実に防止することができる原稿圧着板の開閉装置を提供する。
【解決手段】上部が開放されると共に下部が底板により閉じられた筒状部材から成り、装置本体に装着されるヒンジケースと、該ヒンジケースに回動自在に取り付けられる回動部材と、上記筒状部材の内面に沿って上下に摺動するシリンダー部とその上部を覆う頂板部により成るスライダーと、上記頂板部と上記底板との間に弾発自在に納められる圧縮コイルスプリングと、上記筒状部材の内周面と上記シリンダー部の外周面との間をシールするシール手段と、上記底板の内面からこれに穿設されている吸気孔を塞ぐように設けられ、吸気孔からの吸気のみを許し、排気を阻止する弁部材から構成される。
【選択図】図1

Description

本考案は、原稿圧着板の加速落下を防止することができる原稿圧着板の開閉装置に関するものである。
一般に、複写機やスキャナー等の原稿読み取り機能を具える機器には、原稿をコンタクトガラス面に押さえる(圧着する)ための原稿圧着板が開閉自在に設けられている。この原稿圧着板は、その圧着機能が十分にできるように、ある程度の重量を有する。
従って、この原稿圧着板を閉じる際、特に低角度になると原稿圧着板の重量による閉じる力が、開方向に働くスプリングの抵抗力に対して急速に増大し、原稿圧着板がコンタクトガラスに向かって加速落下して、機器本体に大きな衝撃を与える恐れがあり、その結果、精密機器を有する装置にとって深刻な問題となり、その衝撃を緩和する必要がある。
従来の原稿圧着板の開閉装置において、油圧ダンパーを組み込んで、原稿圧着板の閉じる際の衝撃を緩和するものがあった。(例えば、特許文献1参照)
しかし、上記油圧ダンパーは重くて高価であり、特に軽量で安価な開閉装置を実現する障害となっており、軽量で安価な緩衝機構の開発が要請されていた。
実用新案登録第2589714号公報
本考案が解決しようとする課題は、軽量で安価な衝撃緩和機能を具え、原稿圧着板の加速落下を確実に防止することができる原稿圧着板の開閉装置を提供することにある。
本考案は、(実用新案登録請求の範囲が確定したら各請求項を挿入する)を特徴とする。
本考案の原稿圧着板の開閉装置は、軽量で安価な衝撃緩和機能を具え、原稿圧着板の加速落下を確実に防止することができるという利点がある。
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本考案装置の一実施例の断面図であって、1は複写機等の装置本体、2はヒンジケース、3は回動部材、4はヒンジピン、5はスライダー、6はシール手段、7は圧縮コイルスプリング、8は弁部材、9は原稿圧着板、および10はコンタクトガラスである。
上記ヒンジケース2は、上部が開放されると共に下部が底板2aにより閉じられた筒状部材2bから構成されている。該筒状部材2bは円筒が好ましいが、これに限定するものではない。
上記ヒンジケース2の上部には、支持部2cが一体的に設けられている。該支持部2cには、回動部材3がヒンジピン4を介して回動自在に枢着されている。
上記回動部材3には、原稿圧着板9が一体的に取り付けられ、上記コンタクトガラス10に向けて開閉するようになっている。
上記スライダー5は、上記ヒンジケース2の筒状部材2bの内面に沿って、上下に摺動するシリンダー部5aと、該シリンダー部5aの上部を覆う頂板部5bによりキャップ状に形成されている。
上記スライダー5の頂板部5bと、上記ヒンジケース2の底板2aとの間には、上記圧縮コイルスプリング7が弾発自在に納められていて、上記スライダー5の頂板部5bの上面(外面)に一体的に形成されているカムフォロアー5cを、上記回動部材3に一体的に形成されているカム部3aに弾性的に押し付け、該回動部材3を(図1において)反時計回りに回動するように、言い換えると、原稿圧着板9を開方向に、附勢するようになっている。
上記シール手段6は、例えば、ゴム材、ウレタンなどのO−リング状のシーリングから成り、図1aに拡大して示すように、上記スライダー5のシリンダー部5a外面側に形成された周溝に嵌め込まれていて、上記ヒンジケース2の筒状部材2bの内面に密着している。このシール手段6は、ヒンジケース2の筒状部材2bの内面側に形成した周溝(図示せず)に嵌め込んでもよい。
上記弁部材8は、上記ヒンジケース2の底板2aの内面(上面)から、これに穿設されている吸気孔2dを塞ぐように設けられ、吸気孔2dからの吸気(外部からヒンジケース2内への空気の流入)のみを許し、排気(ヒンジケース2内から外部への空気の流出)を阻止する、いわゆるチェック弁(逆止弁)の機能を有する。
図1bから明らかなように、上記弁部材8の外方には連結部8aを介して固定部8bが一体的に形成されていて、該固定部8bを上記圧縮コイルスプリング7により底板2aに押し付け固定するようになっている。
本実施例の開閉装置は、以上のように構成されているので、原稿圧着板9が、図1に示す閉状態から図2(A)に示す開状態に開く際には、上記スライダー5が、上記ヒンジケースの筒状部材2b内を圧縮コイルスプリング7の弾発力により上昇する。該スライダー5が上昇すると、筒状部材2b内の空気が負圧になり、図2(B)のように、弁部材8が開いて、底板2aの吸気孔2dから外気が流入する。
次に、図2(A)に示す開状態から、原稿圧着板9を閉じる方向(図において時計回り方向)に押し下げると、上記回動部材3のカム部3aが、圧縮コイルスプリング7の弾発力に抗して、カムフォロアー5c、すなわち、上記スライダー5を押し下げる。
該スライダー5が押し下げられると、上記ヒンジケース2の筒状部材2bの内周面と、スライダー5のシリンダー部5aの外周面との間がシール手段6によりシールされていると共に、上記弁部材8は閉じた状態になっているので、筒状部材2b内の空気が圧縮され、この圧縮空気の弾発力により上記スライダー5にダンパー機能が生じる。
図3は、上記原稿圧着板9が低角度にまで閉じられて、上記スライダー5が最も押し下げられた状態を示すもので、上記ダンパー機能が最高になる。
図4は、第2の実施例を示すもので、上記第1の実施例のシール部材6に代えて、上記スライダー5のシリンダー部5aの外周面にリング状突起5dを突設し、上記ヒンジケース2の筒状部材2bの内周面とのシール効果を発揮させる。なお、上記スライダー5の摺動行程範囲内であれば、上記リング状突起5dに代えて、上記筒状部材2bの内周面にリング状突起を突設してもよい。なお、本実施例において、上記スライダー5を耐摩耗性で多少の弾性を有する材料、例えば、ナイロン、ポリアセタール、PBTなどの樹脂材料で構成することが好ましい。
本考案の開閉装置の一実施例を示す断面図である。 図1の囲み円イ部分の拡大断面図である。 図1のヒンジケースの底板付近の拡大断面図(A)、および弁部材の拡大平面図(B)である。 図1の開閉装置の作用説明図(A)およびその底板付近の拡大断面図(B)である。 図1の開閉装置の作用説明図である。 本考案の開閉装置の第2の実施例を示す断面図(A)およびその要部拡大断面図(B)である。
符号の説明
1 装置本体
2 ヒンジケース
2a 底板
2b 筒状部材
2c 支持部
2d 吸気孔
3 回動部材
3a カム部
4 ヒンジピン
5 スライダー
5a シリンダー部
5b 頂板部
5c カムフォロアー
5d リング状突起
6 シール手段
7 圧縮コイルスプリング
8 弁部材
8a 連結部
8b 固定部
9 原稿圧着板
10 コンタクトガラス

Claims (4)

  1. 上部が開放されると共に下部が底板により閉じられた筒状部材から成り、装置本体に装着されるヒンジケースと、該ヒンジケースに回動自在に取り付けられる回動部材と、上記筒状部材の内面に沿って上下に摺動するシリンダー部とその上部を覆う頂板部により成るスライダーと、上記頂板部と上記底板との間に弾発自在に納められる圧縮コイルスプリングと、上記筒状部材の内周面と上記シリンダー部の外周面との間をシールするシール手段と、上記底板の内面からこれに穿設されている吸気孔を塞ぐように設けられ、吸気孔からの吸気のみを許し、排気を阻止する弁部材から構成されることを特徴とする原稿圧着板の開閉装置。
  2. 上記シール手段が、上記スライダーのシリンダー部の外面側に形成された周溝、あるいは、上記ヒンジケースの筒状部材の内面側に形成された周溝に嵌め込まれて、該筒状部材の内面、あるいは、シリンダー部の外面に密着することを特徴とする請求項1に記載の原稿圧着板の開閉装置。
  3. 上記シール手段が、上記シリンダー部の外周面、あるいは、上記筒状部材の内周面に突設し、該筒状部材の内周面、あるいは、シリンダー部の外周面に密着するリング状突起であることを特徴とする請求項1に記載の原稿圧着板の開閉装置。
  4. 上記弁部材の外方に連結部を介して固定部を一体的に形成し、該固定部を上記圧縮コイルスプリングにより上記底板に押し付け固定するように構成されることを特徴とする請求項1、2または3に記載の原稿圧着板の開閉装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109838594A (zh) * 2019-03-01 2019-06-04 李珊 一种防泄漏密封阀

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