JP3143790B2 - 電気コネクタ組立体 - Google Patents
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R13/66—Structural association with built-in electrical component
- H01R13/719—Structural association with built-in electrical component specially adapted for high frequency, e.g. with filters
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
- H01R13/6581—Shield structure
- H01R13/6582—Shield structure with resilient means for engaging mating connector
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、電気コネ
クタに係り、より詳細には、キャパシタや抵抗器等の少
なくとも１つの電気素子を有する電気回路網を含む電気
コネクタ組立体に係る。
クタに係り、より詳細には、キャパシタや抵抗器等の少
なくとも１つの電気素子を有する電気回路網を含む電気
コネクタ組立体に係る。
【０００２】
【従来の技術】電気回路は、システムに侵入したり又は
システムから放出される電磁干渉（ＥＭＩ）及び高周波
干渉（ＲＦＩ）からしばしば保護されねばならない。
又、システムのユーザも、危険な電圧差から保護されね
ばならない。換言すれば、多くの電気システムは、「平
穏で且つ安全」であることが要求される。
システムから放出される電磁干渉（ＥＭＩ）及び高周波
干渉（ＲＦＩ）からしばしば保護されねばならない。
又、システムのユーザも、危険な電圧差から保護されね
ばならない。換言すれば、多くの電気システムは、「平
穏で且つ安全」であることが要求される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】種々の電気回路では、
パネル又はプリント回路板或いはその両方を通して回路
接続するために電気コネクタ組立体が取り付けられる。
ある場合には、パネルが導電性であり、パーソナルコン
ピュータのような装置のフレーム又はシャーシで構成さ
れる。このようなシステムに使用される電気コネクタが
パネルに取り付けられるか、回路板に取り付けられる
か、又はその両方に取り付けられるかに関わりなく、コ
ネクタは、コネクタとパネル又は回路板との直接的な接
触を分離しながらコネクタからパネル又は回路板へ高周
波電圧を誘導するよう作用する容量性結合を含む。又、
コネクタと接地点との間には選択的な結合が与えられ
る。
パネル又はプリント回路板或いはその両方を通して回路
接続するために電気コネクタ組立体が取り付けられる。
ある場合には、パネルが導電性であり、パーソナルコン
ピュータのような装置のフレーム又はシャーシで構成さ
れる。このようなシステムに使用される電気コネクタが
パネルに取り付けられるか、回路板に取り付けられる
か、又はその両方に取り付けられるかに関わりなく、コ
ネクタは、コネクタとパネル又は回路板との直接的な接
触を分離しながらコネクタからパネル又は回路板へ高周
波電圧を誘導するよう作用する容量性結合を含む。又、
コネクタと接地点との間には選択的な結合が与えられ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気コネクタ
を分離することを含む電気的回路網の改善に向けられ
る。回路網は、回路及び装置並びにユーザを高周波干渉
や著しい電圧差から効果的に保護することのできる電気
素子を含む。
を分離することを含む電気的回路網の改善に向けられ
る。回路網は、回路及び装置並びにユーザを高周波干渉
や著しい電圧差から効果的に保護することのできる電気
素子を含む。
【０００５】そこで、本発明の目的は、このようなシス
テムに使用するための新規で且つ改良された電気コネク
タ組立体を提供することである。
テムに使用するための新規で且つ改良された電気コネク
タ組立体を提供することである。
【０００６】本発明による電気コネクタ組立体は、第１
及び第２のコネクタ部分を形成する絶縁ハウジングを備
えている。第１のコネクタ部分は、第１の相補的な嵌合
コネクタの適当な端子に係合される少なくとも１つの電
気端子を取り付ける。第２のコネクタ部分は、リセプタ
クルを形成する。電気コネクタは、上記リセプタクルに
取り付けられる外部導電性シェルを含むと共に、第２の
相補的な嵌合コネクタの適当な端子に係合される少なく
とも１つの電気端子を有する。絶縁ハウジングの大部分
の周りに導電性シールドシェルが配置される。電気素子
は、絶縁ハウジングの第２のコネクタ部分によって捕獲
され、そして電気コネクタの外部導電性シェルと導電性
シールドシェルとの間に接触保持されて、それらの間に
電気的結合を確立する。
及び第２のコネクタ部分を形成する絶縁ハウジングを備
えている。第１のコネクタ部分は、第１の相補的な嵌合
コネクタの適当な端子に係合される少なくとも１つの電
気端子を取り付ける。第２のコネクタ部分は、リセプタ
クルを形成する。電気コネクタは、上記リセプタクルに
取り付けられる外部導電性シェルを含むと共に、第２の
相補的な嵌合コネクタの適当な端子に係合される少なく
とも１つの電気端子を有する。絶縁ハウジングの大部分
の周りに導電性シールドシェルが配置される。電気素子
は、絶縁ハウジングの第２のコネクタ部分によって捕獲
され、そして電気コネクタの外部導電性シェルと導電性
シールドシェルとの間に接触保持されて、それらの間に
電気的結合を確立する。
【０００７】電気素子は、キャパシタ、抵抗器、インダ
クタ、ダイオード、又は他の適当な電気素子である。コ
ネクタの外部導電性シェル及び外部シールドシェルは、
シートメタル材料を型抜き成形したものであり、電気素
子の対向電極に係合するためのスプリングフィンガを含
む。電気素子の電極とスプリングフィンガとの間には柔
軟な導電性のパッドが介在され、クッション作用を与え
ると共に、良好な電気的接触を確保する。導電性のシー
ルドシェルは、片持梁スプリングアームのような１つ以
上の接点を含み、これは、第１の相補的な嵌合コネクタ
の適当な外部導電性シェルに係合して、シールドシェル
と嵌合コネクタとの間に直接的な電気的接続を確立す
る。
クタ、ダイオード、又は他の適当な電気素子である。コ
ネクタの外部導電性シェル及び外部シールドシェルは、
シートメタル材料を型抜き成形したものであり、電気素
子の対向電極に係合するためのスプリングフィンガを含
む。電気素子の電極とスプリングフィンガとの間には柔
軟な導電性のパッドが介在され、クッション作用を与え
ると共に、良好な電気的接触を確保する。導電性のシー
ルドシェルは、片持梁スプリングアームのような１つ以
上の接点を含み、これは、第１の相補的な嵌合コネクタ
の適当な外部導電性シェルに係合して、シールドシェル
と嵌合コネクタとの間に直接的な電気的接続を確立す
る。
【０００８】本発明の特徴によれば、絶縁ハウジングの
第２のコネクタ部分は、その第１のコネクタ部分とは個
別の絶縁インサートである。この絶縁インサートは、電
気素子を受け入れるためのポケットを含む。絶縁インサ
ートは、電気素子を挿入できるようにポケットを開きそ
して電気素子を捕獲するようにポケットを閉じるための
可動壁を含む。以下に述べるように、絶縁インサート
は、リセプタクルを画成すると共に可動壁を形成する少
なくとも一対の相対的に可動の側壁を備え、これら側壁
の一方は、電気素子のためのポケットを含み、そして他
方の側壁は、ポケットを開閉する。更に、側壁を含む絶
縁インサートは、プラスチック材料で成形され、そして
側壁は、一体成形のヒンジにより相対的に移動するよう
に接合される。
第２のコネクタ部分は、その第１のコネクタ部分とは個
別の絶縁インサートである。この絶縁インサートは、電
気素子を受け入れるためのポケットを含む。絶縁インサ
ートは、電気素子を挿入できるようにポケットを開きそ
して電気素子を捕獲するようにポケットを閉じるための
可動壁を含む。以下に述べるように、絶縁インサート
は、リセプタクルを画成すると共に可動壁を形成する少
なくとも一対の相対的に可動の側壁を備え、これら側壁
の一方は、電気素子のためのポケットを含み、そして他
方の側壁は、ポケットを開閉する。更に、側壁を含む絶
縁インサートは、プラスチック材料で成形され、そして
側壁は、一体成形のヒンジにより相対的に移動するよう
に接合される。
【０００９】更に、組立体の外部シールドシェルは、組
立体をプリント回路板に取り付けると共にシェルを回路
板の接地トレースに接続するための脚部を含む。又、コ
ネクタの外部導電性シェルも、組立体をプリント回路板
に取り付けるための脚部を含む。電気コネクタの導電性
シェルは、絶縁ハウジングの前方に突出し、第２の相補
的な嵌合コネクタのラッチと相互係合するためのラッチ
フランジを形成する。
立体をプリント回路板に取り付けると共にシェルを回路
板の接地トレースに接続するための脚部を含む。又、コ
ネクタの外部導電性シェルも、組立体をプリント回路板
に取り付けるための脚部を含む。電気コネクタの導電性
シェルは、絶縁ハウジングの前方に突出し、第２の相補
的な嵌合コネクタのラッチと相互係合するためのラッチ
フランジを形成する。
【００１０】本発明の他の目的、特徴及び効果は、添付
図面を参照した以下の詳細な説明より明らかとなろう。
新規であると考えられる本発明の特徴は、特許請求の範
囲に特に指摘する。本発明、その目的及びその効果は、
同じ素子を同じ参照番号で示した添付図面を参照した以
下の説明から良く理解されよう。
図面を参照した以下の詳細な説明より明らかとなろう。
新規であると考えられる本発明の特徴は、特許請求の範
囲に特に指摘する。本発明、その目的及びその効果は、
同じ素子を同じ参照番号で示した添付図面を参照した以
下の説明から良く理解されよう。
【００１１】
【発明の実施の形態】添付図面の図１を参照すれば、本
発明による電気コネクタ組立体１０は、第１及び第２の
相補的な嵌合コネクタ各々１２及び１４に嵌合される。
コネクタ組立体１０は、仮想線で示すパネルの穴１６及
び１８を経てコネクタ１２及び１４に嵌合されて示され
ている。パネルは、例えば、コンピュータの導電性フレ
ーム又はシャーシの一部分である。又、コネクタ組立体
１０は、以下に述べるように、プリント回路板に取り付
けられる。
発明による電気コネクタ組立体１０は、第１及び第２の
相補的な嵌合コネクタ各々１２及び１４に嵌合される。
コネクタ組立体１０は、仮想線で示すパネルの穴１６及
び１８を経てコネクタ１２及び１４に嵌合されて示され
ている。パネルは、例えば、コンピュータの導電性フレ
ーム又はシャーシの一部分である。又、コネクタ組立体
１０は、以下に述べるように、プリント回路板に取り付
けられる。
【００１２】図１と共に図２を参照すれば、第１即ち上
部の嵌合コネクタ１２は、１つ以上のリーフ型端子２４
を有する前方に突出する絶縁嵌合部分２２を備えてい
る。少なくとも嵌合部分２２は、シートメタル材料で型
抜き成形された外部導電性シェル２６によってほぼ取り
巻かれる。
部の嵌合コネクタ１２は、１つ以上のリーフ型端子２４
を有する前方に突出する絶縁嵌合部分２２を備えてい
る。少なくとも嵌合部分２２は、シートメタル材料で型
抜き成形された外部導電性シェル２６によってほぼ取り
巻かれる。
【００１３】第２即ち下部の嵌合コネクタ１４も、前方
に突出する絶縁嵌合部分２８を有し、これは、複数のス
プリング型端子３０を取り巻くハウジングを画成する。
外部導電性シェル３２は、前方に突出する嵌合部分２８
を取り巻く。このシェルは、導電性のシートメタル材料
で形成される。一対のラッチアーム３４が、嵌合部分２
８及びシェル３２の外側で下部コネクタ１４の前方に突
出する。
に突出する絶縁嵌合部分２８を有し、これは、複数のス
プリング型端子３０を取り巻くハウジングを画成する。
外部導電性シェル３２は、前方に突出する嵌合部分２８
を取り巻く。このシェルは、導電性のシートメタル材料
で形成される。一対のラッチアーム３４が、嵌合部分２
８及びシェル３２の外側で下部コネクタ１４の前方に突
出する。
【００１４】電気コネクタ組立体１０は、第１即ち上部
のコネクタ部分３８と、第２即ち下部のコネクタ部分４
０とを含む絶縁ハウジング３６（図２）を備えている。
このハウジング３６は、１つ以上の端子４２を取り付け
る。各端子は、一般的にＬ字型であり、スプリング型脚
即ち接点部分４２ａと、垂下脚即ちテール部分４２ｂと
を含む。接点部分４２ａは、上部嵌合コネクタ１２の端
子２４の各々に係合するように上部コネクタ部分３８に
配置される。テール部分４２ｂは、ハウジングの下へ突
出し、プリント回路板の穴に挿入されると共に、プリン
ト回路板の回路トレース（配線）及び／又は穴に半田付
けされる。図示されていないが、テール部分４２ａは、
回路板の適当な信号トレースの表面に取り付けされるよ
うに構成されてもよい。
のコネクタ部分３８と、第２即ち下部のコネクタ部分４
０とを含む絶縁ハウジング３６（図２）を備えている。
このハウジング３６は、１つ以上の端子４２を取り付け
る。各端子は、一般的にＬ字型であり、スプリング型脚
即ち接点部分４２ａと、垂下脚即ちテール部分４２ｂと
を含む。接点部分４２ａは、上部嵌合コネクタ１２の端
子２４の各々に係合するように上部コネクタ部分３８に
配置される。テール部分４２ｂは、ハウジングの下へ突
出し、プリント回路板の穴に挿入されると共に、プリン
ト回路板の回路トレース（配線）及び／又は穴に半田付
けされる。図示されていないが、テール部分４２ａは、
回路板の適当な信号トレースの表面に取り付けされるよ
うに構成されてもよい。
【００１５】図２と共に図３を参照すれば、絶縁ハウジ
ング３６の第２即ち下部のコネクタ部分４０は、電気コ
ネクタ４６を受け入れるためのリセプタクル４４を画成
する。この電気コネクタは、図７に個別に示されてお
り、そして図７から最も良く明らかなように外部導電性
シェル５０により取り巻かれた内部の絶縁ハウジング４
８（図２）を備えている。この絶縁ハウジング４８は、
前方に突出する嵌合部分即ち舌状部５２を含み、その両
側には、下部嵌合コネクタ１４のスプリング型端子３０
に係合するためのリーフ型端子５４がある。この端子５
４は、プリント回路板の穴に挿入することにより回路板
の適当な信号トレースに半田付け接続するための垂下す
るテール部分５４ａを有する。図示されていないが、こ
れらのテール部分は、回路板の適当な信号トレースの表
面に取り付けされるように構成されてもよい。コネクタ
４６の外部導電性シェル５０は、下部嵌合コネクタ１４
の外部シェル３２に係合するための一対のスプリングフ
ィンガ５６をその上面及び下面に有する。それ故、コネ
クタ１４及び４６の外部シェルは、電気的に共通接続さ
れる。又、シェル５０は、プリント回路板の適当な穴に
挿入されて回路板の接地トレースに接続される一対の垂
下した脚部５８も有する。しかしながら、これらの脚部
は、ある用途では除去されてもよい。更に、コネクタ４
６の外部シェル５０は、図３及び図７に最も良く示され
たように、外方に突出するスプリングフィンガ６０を両
側に有する。外部シェル５０全体は、シートメタル材料
で型抜き成形することができる。
ング３６の第２即ち下部のコネクタ部分４０は、電気コ
ネクタ４６を受け入れるためのリセプタクル４４を画成
する。この電気コネクタは、図７に個別に示されてお
り、そして図７から最も良く明らかなように外部導電性
シェル５０により取り巻かれた内部の絶縁ハウジング４
８（図２）を備えている。この絶縁ハウジング４８は、
前方に突出する嵌合部分即ち舌状部５２を含み、その両
側には、下部嵌合コネクタ１４のスプリング型端子３０
に係合するためのリーフ型端子５４がある。この端子５
４は、プリント回路板の穴に挿入することにより回路板
の適当な信号トレースに半田付け接続するための垂下す
るテール部分５４ａを有する。図示されていないが、こ
れらのテール部分は、回路板の適当な信号トレースの表
面に取り付けされるように構成されてもよい。コネクタ
４６の外部導電性シェル５０は、下部嵌合コネクタ１４
の外部シェル３２に係合するための一対のスプリングフ
ィンガ５６をその上面及び下面に有する。それ故、コネ
クタ１４及び４６の外部シェルは、電気的に共通接続さ
れる。又、シェル５０は、プリント回路板の適当な穴に
挿入されて回路板の接地トレースに接続される一対の垂
下した脚部５８も有する。しかしながら、これらの脚部
は、ある用途では除去されてもよい。更に、コネクタ４
６の外部シェル５０は、図３及び図７に最も良く示され
たように、外方に突出するスプリングフィンガ６０を両
側に有する。外部シェル５０全体は、シートメタル材料
で型抜き成形することができる。
【００１６】図４は、外部の導電性シールドシェル６２
の全構成を良好に示しており、これは、コネクタ組立体
１０の絶縁インサート４０を含む絶縁ハウジング３６を
ほぼ取り巻く。シールドシェル６２は、上壁６４、両側
壁６６及び前壁６８を含むようにシートメタル材料で型
抜き成形される。複数のスプリングフィンガ７０は、上
壁６４及び側壁６６から型抜き成形され、上部の相補的
嵌合コネクタ１２のシールド２６に係合する。一対の脚
部７２がシェルの各側壁６６から垂下し、プリント回路
板の適当な穴に挿入されて、プリント回路板の適当な接
地トレース及び／又は穴に接続される。シェルの各側壁
６６は、以下に述べる目的のための穴７４と、内方に向
いたスプリングフィンガ７６とを有する。シェルの前壁
６８は、上部開口７８を有し、これを通して上部の嵌合
コネクタ１２が挿入される。更に、下部開口８０も有
し、これを通して電気コネクタ４６の前方嵌合端が図２
に示すように突出する。
の全構成を良好に示しており、これは、コネクタ組立体
１０の絶縁インサート４０を含む絶縁ハウジング３６を
ほぼ取り巻く。シールドシェル６２は、上壁６４、両側
壁６６及び前壁６８を含むようにシートメタル材料で型
抜き成形される。複数のスプリングフィンガ７０は、上
壁６４及び側壁６６から型抜き成形され、上部の相補的
嵌合コネクタ１２のシールド２６に係合する。一対の脚
部７２がシェルの各側壁６６から垂下し、プリント回路
板の適当な穴に挿入されて、プリント回路板の適当な接
地トレース及び／又は穴に接続される。シェルの各側壁
６６は、以下に述べる目的のための穴７４と、内方に向
いたスプリングフィンガ７６とを有する。シェルの前壁
６８は、上部開口７８を有し、これを通して上部の嵌合
コネクタ１２が挿入される。更に、下部開口８０も有
し、これを通して電気コネクタ４６の前方嵌合端が図２
に示すように突出する。
【００１７】図５及び図６は、絶縁ハウジング３６（図
２）の第２の即ち下部のコネクタ部分４０を示し、これ
は、電気コネクタ組立体１０内に組み立てるための個別
の絶縁インサートを形成する折り曲げ構造である。しか
しながら、第２の即ち下部のコネクタ部分は、第１の即
ち上部のコネクタ部分３８と一体的であって、１部片の
絶縁ハウジング３６を形成してもよいことを理解された
い。絶縁インサート４０は、上壁８２、一対の側壁８４
及び後壁８６を含む１部片構造である。側壁８４は、一
体成形のリビングヒンジ８８により上壁８２に接合され
る。後壁８６は、一体成形のリビングヒンジ９０により
上壁８２に接合される。図５は、インサートを開放状態
で示し、そして図６は、インサートを閉じた状態で示
し、上壁８２は、図２及び図３に示すように上を向いて
いる。インサート４０は、側壁８４を矢印Ａ（図５）の
方向に上壁８２に対して折り曲げそして後壁８６を矢印
Ｂの方向に上壁に対して折り曲げ、これらの壁で図６に
示すようにボックス状の包囲体を形成することにより閉
じられる。これらの壁の隣接縁９２は、構造体を容易に
完全に閉じるために面取りされている。図６から明らか
なように、各側壁８４は、外方に突出する長方形のボス
９４を有し、これは、シールドシェル６２の側壁６６の
開口７４（図４）へパチンと入り、シェル内にインサー
トを容易に取り付けられるようにする。
２）の第２の即ち下部のコネクタ部分４０を示し、これ
は、電気コネクタ組立体１０内に組み立てるための個別
の絶縁インサートを形成する折り曲げ構造である。しか
しながら、第２の即ち下部のコネクタ部分は、第１の即
ち上部のコネクタ部分３８と一体的であって、１部片の
絶縁ハウジング３６を形成してもよいことを理解された
い。絶縁インサート４０は、上壁８２、一対の側壁８４
及び後壁８６を含む１部片構造である。側壁８４は、一
体成形のリビングヒンジ８８により上壁８２に接合され
る。後壁８６は、一体成形のリビングヒンジ９０により
上壁８２に接合される。図５は、インサートを開放状態
で示し、そして図６は、インサートを閉じた状態で示
し、上壁８２は、図２及び図３に示すように上を向いて
いる。インサート４０は、側壁８４を矢印Ａ（図５）の
方向に上壁８２に対して折り曲げそして後壁８６を矢印
Ｂの方向に上壁に対して折り曲げ、これらの壁で図６に
示すようにボックス状の包囲体を形成することにより閉
じられる。これらの壁の隣接縁９２は、構造体を容易に
完全に閉じるために面取りされている。図６から明らか
なように、各側壁８４は、外方に突出する長方形のボス
９４を有し、これは、シールドシェル６２の側壁６６の
開口７４（図４）へパチンと入り、シェル内にインサー
トを容易に取り付けられるようにする。
【００１８】絶縁インサート４０（図５及び図６）は、
１つ以上の電気素子９６を取り付けて、コネクタ４６の
外部シェル５０と組立体の外部シールドシェル６２との
間に電気的接続を容易に確立するための手段を与える。
より詳細には、インサートの各側壁８４は、閉じた端９
８ａ及び開いた端９８ｂを有するポケット９８を備えて
いる。インサートが図５に示す開放状態にあるときに、
電気素子９６をポケットの閉じた端９８ａに当接するま
でその開いた端９８ｂを通してポケット９８に配置する
ことができる。絶縁インサートが図６に示すその閉じた
位置へ折り曲げられるときには、上壁８２の両縁の一対
のボス１００がポケットの開放端９８ｂへと移動し、ポ
ケットを完全に閉じると共に、電気素子９６をそこに捕
獲する。
１つ以上の電気素子９６を取り付けて、コネクタ４６の
外部シェル５０と組立体の外部シールドシェル６２との
間に電気的接続を容易に確立するための手段を与える。
より詳細には、インサートの各側壁８４は、閉じた端９
８ａ及び開いた端９８ｂを有するポケット９８を備えて
いる。インサートが図５に示す開放状態にあるときに、
電気素子９６をポケットの閉じた端９８ａに当接するま
でその開いた端９８ｂを通してポケット９８に配置する
ことができる。絶縁インサートが図６に示すその閉じた
位置へ折り曲げられるときには、上壁８２の両縁の一対
のボス１００がポケットの開放端９８ｂへと移動し、ポ
ケットを完全に閉じると共に、電気素子９６をそこに捕
獲する。
【００１９】図８は、電気素子９６をそのポケット９８
に捕獲する閉じた位置で絶縁インサート４０を示してい
る。電気素子は、キャパシタ、抵抗器、インダクタ、ダ
イオード又は他の適当な素子である。いずれにせよ、電
気素子は、図８に示す対向電極９６ａを含み、一方の電
極は、電気コネクタ４６の外部シェル５０のスプリング
フィンガ６０に係合され、そして他方の電極は、外部シ
ールドシェル６２のスプリングフィンガ７６に接触され
る。電気素子とのこの接触領域は、図３において、コネ
クタ組立体の両側で示されている。それ故、電気素子
は、コネクタ４６の外部シェル５０とコネクタ組立体の
外部シールドシェル６２との間に所定の電気的結合を確
立する。電気素子がキャパシタ素子である場合には、２
つのシェル間に容量性の電気的結合が確立される。１つ
の電気素子、又は回路網を構成する複数の電気的素子
を、コネクタ４６のシェル５０とコネクタ組立体の外部
シールドシェル６２との間に接続できることが意図され
る。このような回路網において、電気素子は、全て同じ
部品であってもよいし、異なる部品であってもよい。
に捕獲する閉じた位置で絶縁インサート４０を示してい
る。電気素子は、キャパシタ、抵抗器、インダクタ、ダ
イオード又は他の適当な素子である。いずれにせよ、電
気素子は、図８に示す対向電極９６ａを含み、一方の電
極は、電気コネクタ４６の外部シェル５０のスプリング
フィンガ６０に係合され、そして他方の電極は、外部シ
ールドシェル６２のスプリングフィンガ７６に接触され
る。電気素子とのこの接触領域は、図３において、コネ
クタ組立体の両側で示されている。それ故、電気素子
は、コネクタ４６の外部シェル５０とコネクタ組立体の
外部シールドシェル６２との間に所定の電気的結合を確
立する。電気素子がキャパシタ素子である場合には、２
つのシェル間に容量性の電気的結合が確立される。１つ
の電気素子、又は回路網を構成する複数の電気的素子
を、コネクタ４６のシェル５０とコネクタ組立体の外部
シールドシェル６２との間に接続できることが意図され
る。このような回路網において、電気素子は、全て同じ
部品であってもよいし、異なる部品であってもよい。
【００２０】図８に示すように、電気素子９６の電極９
６ａと２つの導電性シェルのスプリングフィンガ６０及
び７６との間には一対の柔軟な導電性パッド１０２を配
置することができる。これらの柔軟な導電性パッドは、
組立体の製造中に生じる公差を吸収するために導電性の
ファイバ材料で形成される。
６ａと２つの導電性シェルのスプリングフィンガ６０及
び７６との間には一対の柔軟な導電性パッド１０２を配
置することができる。これらの柔軟な導電性パッドは、
組立体の製造中に生じる公差を吸収するために導電性の
ファイバ材料で形成される。
【００２１】図９は、コネクタ４６の絶縁インサート４
０及び外部シェル５０がコネクタ組立体１０のシールド
シェル６２の前壁６８の前方にいかに突出するかを最も
良く示している。絶縁インサートの前方突出部分は、導
電性パネル２０の穴１８（図１）内に配置され、従っ
て、コネクタ４６の導電性シェル５０を導電性パネル２
０から電気的に分離しそしてコネクタ組立体１０をパネ
ル２０に対して位置設定する。一方、全コネクタ組立体
の導電性シールドシェル６２の前壁６８は、導電性パネ
ルに当接し、それと直接的な接触を確立する。実際に、
図９から明らかなように、一対のスプリングフィンガ１
０６は、シールドシェルの前壁６８の前方に突出するよ
うに型抜き成形され、導電性パネルとの確実な係合を確
立する。下部の嵌合コネクタ１４がコネクタ４６に嵌合
されるときには、ラッチアーム３４（図１及び図２）が
コネクタ４６のシェル５０の外方に向いたフランジ１０
８（図９）の後方にスナップ係合する。更に、インサー
ト４０のくぼみ１１０は、下部の相補的な嵌合コネクタ
１４をコネクタ４６に挿入する際に導電性シェル５０の
上でスプリングフィンガ５６を上方にそらすことができ
る。
０及び外部シェル５０がコネクタ組立体１０のシールド
シェル６２の前壁６８の前方にいかに突出するかを最も
良く示している。絶縁インサートの前方突出部分は、導
電性パネル２０の穴１８（図１）内に配置され、従っ
て、コネクタ４６の導電性シェル５０を導電性パネル２
０から電気的に分離しそしてコネクタ組立体１０をパネ
ル２０に対して位置設定する。一方、全コネクタ組立体
の導電性シールドシェル６２の前壁６８は、導電性パネ
ルに当接し、それと直接的な接触を確立する。実際に、
図９から明らかなように、一対のスプリングフィンガ１
０６は、シールドシェルの前壁６８の前方に突出するよ
うに型抜き成形され、導電性パネルとの確実な係合を確
立する。下部の嵌合コネクタ１４がコネクタ４６に嵌合
されるときには、ラッチアーム３４（図１及び図２）が
コネクタ４６のシェル５０の外方に向いたフランジ１０
８（図９）の後方にスナップ係合する。更に、インサー
ト４０のくぼみ１１０は、下部の相補的な嵌合コネクタ
１４をコネクタ４６に挿入する際に導電性シェル５０の
上でスプリングフィンガ５６を上方にそらすことができ
る。
【００２２】本発明は、その精神及び重要な特徴から逸
脱せずに他の特定の形態でも実施できることが理解され
よう。従って、上記の説明は、あらゆる点で単なる例示
に過ぎず、本発明をこれに限定するものではなく、本発
明は、ここに示す詳細に限定されるものではない。
脱せずに他の特定の形態でも実施できることが理解され
よう。従って、上記の説明は、あらゆる点で単なる例示
に過ぎず、本発明をこれに限定するものではなく、本発
明は、ここに示す詳細に限定されるものではない。
【図１】本発明による電気コネクタ組立体の斜視図であ
って、パネル（仮想線）を通して取り付けられそして一
対の相補的な嵌合コネクタと嵌合された電気コネクタ組
立体を示す図である。
って、パネル（仮想線）を通して取り付けられそして一
対の相補的な嵌合コネクタと嵌合された電気コネクタ組
立体を示す図である。
【図２】図１の２―２線に沿った縦断面図である。
【図３】図９の３―３線に沿った部分縦断面図である。
【図４】コネクタ組立体の外部導電性シールドシェルの
斜視図である。
斜視図である。
【図５】絶縁インサートを開放状態で示す斜視図であ
る。
る。
【図６】絶縁インサートを閉じた状態で示す斜視図であ
る。
る。
【図７】絶縁インサート内に取り付けられるべき電気コ
ネクタの斜視図である。
ネクタの斜視図である。
【図８】図３に丸で囲まれた電気素子を伴うコネクタの
シェルと外部シールドシェルとの間の接触領域を拡大し
て示す図である。
シェルと外部シールドシェルとの間の接触領域を拡大し
て示す図である。
【図９】組み立てられたコネクタ組立体全体の斜視図で
ある。
ある。
３６ 絶縁ハウジング ３８ 上部のコネクタ部分 ４０ 下部のコネクタ部分（絶縁インサート） ４４ リセプタクル ５０ 外部導電性シェル ６２ 導電性シールドシェル ８４ 側壁 ９６ 電気素子 ９８ ポケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平７−153530（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−96813（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−204378（ＪＰ，Ａ) 特開 昭49−2974（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−95880（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−144516（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−250227（ＪＰ，Ａ) 実開 平６−50273（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−41276（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 13/648 - 13/719
Claims (16)
- 【請求項１】 第１及び第２のコネクタ部分を形成する
絶縁ハウジングを備え、第１のコネクタ部分は、第１の
相補的な嵌合コネクタの適当な端子に係合される少なく
とも１つの電気端子を取り付け、そして第２のコネクタ
部分は、リセプタクルを形成し、 更に、上記リセプタクルに取り付けられる外部導電性シ
ェルを含むと共に、第２の相補的な嵌合コネクタの適当
な端子に係合される少なくとも１つの電気端子を有する
電気コネクタと、 上記絶縁ハウジングの大部分を取り巻く導電性シールド
シェルと、 上記絶縁ハウジングによって捕獲され、そして上記電気
コネクタの外部導電性シェルと上記導電性シールドシェ
ルとの間に接触状態に保持されて、それらの間に所定の
電気的結合を確立するための少なくとも１つの電気素子
とを備えたことを特徴とする電気コネクタ組立体。 - 【請求項２】 上記電気素子は、キャパシタ、インダク
タ、抵抗器及びダイオードより成るグループから選択さ
れる請求項１に記載の電気コネクタ組立体。 - 【請求項３】 上記導電性シールドシェルは、第１の相
補的な嵌合コネクタの適当な外部導電性シェルに係合さ
れる接点を含む請求項１に記載の電気コネクタ組立体。 - 【請求項４】 上記導電性シールドシェルは、シートメ
タル材料を型抜き成形したものであり、そして上記接点
は、少なくとも１つの片持梁式のスプリングアームを含
む請求項３に記載の電気コネクタ組立体。 - 【請求項５】 上記絶縁ハウジングの第２のコネクタ部
分は、上記絶縁ハウジングの第１のコネクタ部分とは個
別の絶縁インサートを含む請求項１に記載の電気コネク
タ組立体。 - 【請求項６】 上記絶縁インサートは、上記電気素子を
受け入れるためのポケットを含む請求項５に記載の電気
コネクタ組立体。 - 【請求項７】 上記絶縁インサートは、上記電気素子を
挿入できるようにポケットを開きそして電気素子をそこ
に捕獲するようにポケットを閉じるための可動壁を含む
請求項６に記載の電気コネクタ組立体。 - 【請求項８】 上記絶縁インサートは、上記リセプタク
ルを形成すると共に上記可動壁を構成する少なくとも一
対の相対的に可動の側壁を含む請求項７に記載の電気コ
ネクタ組立体。 - 【請求項９】 上記一対の側壁の一方は、電気素子のた
めのポケットを含み、そして他方の側壁は、ポケットを
開閉する請求項８に記載の電気コネクタ組立体。 - 【請求項１０】 上記側壁を含む上記絶縁インサート
は、プラスチック材料で成形され、そして上記側壁は、
一体成形のヒンジにより相対的に移動するように接合さ
れる請求項９に記載の電気コネクタ組立体。 - 【請求項１１】 上記外部導電性シェルは、絶縁ハウジ
ングの前方に突出する請求項１に記載の電気コネクタ組
立体。 - 【請求項１２】 上記コネクタの上記外部導電性シェル
及び導電性シールドシェルは、シートメタル材料を型抜
き成形したものであり、そして電気コネクタ組立体をプ
リント回路板に取り付けるための脚部を含む請求項１に
記載の電気コネクタ組立体。 - 【請求項１３】 上記絶縁ハウジングの第２のコネクタ
部分は、電気素子を受け入れるためのポケットを含む請
求項１に記載の電気コネクタ組立体。 - 【請求項１４】 上記絶縁ハウジングにより捕獲される
複数の異なる電気素子を備えた請求項１に記載の電気コ
ネクタ組立体。 - 【請求項１５】 上記コネクタの上記外部導電性シェル
及び導電性シールドシェルは、シートメタル材料を型抜
き成形したものであり、そして電気素子の対向電極に係
合するためのスプリングフィンガを含む請求項１に記載
の電気コネクタ組立体。 - 【請求項１６】 上記スプリングフィンガと電極との間
には導電性の柔軟なパッドが介在される請求項１５に記
載の電気コネクタ組立体。
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|---|---|---|---|
| US09/008,381 US6036544A (en) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | Coupled electrical connector assembly |
| US09/008,381 | 1998-01-16 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11283704A JPH11283704A (ja) | 1999-10-15 |
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ID=21731325
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