JP3143675U - 帽子 - Google Patents

帽子 Download PDF

Info

Publication number
JP3143675U
JP3143675U JP2008003296U JP2008003296U JP3143675U JP 3143675 U JP3143675 U JP 3143675U JP 2008003296 U JP2008003296 U JP 2008003296U JP 2008003296 U JP2008003296 U JP 2008003296U JP 3143675 U JP3143675 U JP 3143675U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
marker
holding
eaves
holding portion
holding plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2008003296U
Other languages
English (en)
Inventor
昌生 黒田
Original Assignee
株式会社ダンロップスポーツエンタープライズ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ダンロップスポーツエンタープライズ filed Critical 株式会社ダンロップスポーツエンタープライズ
Priority to JP2008003296U priority Critical patent/JP3143675U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3143675U publication Critical patent/JP3143675U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

【課題】ボールマーカーを安定して保持できるとともに、携帯性にも優れた帽子を提供する。
【解決手段】扁平細長状をなし、ひさし部2またはクラウン部3の外周縁7に沿って延在して設けられるとともに、ひさし部2またはクラウン部3に一体に固着されたマーカー保持部20を備えた帽子1であって、マーカー保持部20が、透磁性の吸着面が表面全体に形成された保持板21と、保持板21に内設された磁性体25または磁石と、からなり、マーカー保持部20の吸着面22における任意の位置に、ボールマーカー30を着脱自在に磁着保持せしめて構成した。
【選択図】図3

Description

本考案は、主としてゴルフをプレーする際に着用される帽子に関する。
従来、ゴルフのプレーに際して、グリーン面上でボールの位置をマークするために、ボールマーカーが用いられている。ボールマーカーは、プレー中、頻繁に使用される一方で、紛失し易いため、例えばプレーヤーの帽子に着脱自在に保持しておくことができれば便利である。
このような保持具として、帽子のひさし部に挟着できるクリップと、クリップ上に固着された小型の吸着板とから構成され、この吸着板にボールマーカーを磁着保持せしめたクリップ式マーカーホルダーが知られている(例えば、特許文献1)。
実用新案登録第3121181号公報
しかしながら、従来のクリップ式マーカーホルダーによれば、吸着板の磁着面積が小さいため、ボールマーカーが少しでもずれたり吸着位置が悪いと、吸着板から外れて落下し易いという問題があった。
また、磁着面積を大きくするために吸着板を大型化しようとすると、重厚化する上に、クリップ自体が帽子から外れ易くなってしまい、携帯性の点からも好ましくなかった。
そこで、本考案は上記問題に鑑みてなされたものであり、ボールマーカーを安定して保持できるとともに、携帯性にも優れた帽子を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の帽子は、扁平細長状をなし、ひさし部またはクラウン部の外周縁に沿って延在して設けられるとともに、ひさし部またはクラウン部に一体に固着されたマーカー保持部を備えた帽子であって、該マーカー保持部が、透磁性の吸着面が表面全体に形成された保持板と、該保持板に内設された磁性体または磁石と、からなり、該マーカー保持部の該吸着面における任意の位置に、ボールマーカーを着脱自在に磁着保持せしめたことを要旨とする。
また、請求項2に記載の帽子は、請求項1に記載の構成において、該保持板に磁性体が内設されるとともに、磁石が埋設されたボールマーカーを磁着保持せしめたことを要旨とする。
また、請求項3に記載の帽子は、請求項2に記載の構成において、該保持板が、防湿性を有する合成樹脂製であることを要旨とする。
また、請求項4に記載の帽子は、請求項3に記載の構成において、該マーカー保持部の該吸着面の外周に、縫着糸用の凹溝が周設されて、該マーカー保持部が、ひさし部またはクラウン部に縫着されるとともに、該凹溝の内側に、該磁性体が嵌設されたことを要旨とする。
また、請求項5に記載の帽子は、請求項4に記載の構成において、該マーカー保持部が、ひさし部の側端縁近傍の平坦面部分に沿って配設されたことを要旨とする。
本考案によれば、扁平細長状をなし、ひさし部またはクラウン部の外周縁に沿って所定長さ延在して設けられるとともに、ひさし部またはクラウン部に一体に固着されたマーカー保持部を備えた帽子であって、該マーカー保持部が、透磁性の吸着面が表面全体に形成された保持板と、該保持板に内設された磁性体または磁石と、からなり、該マーカー保持部の該吸着面における任意の位置に、ボールマーカーを着脱自在に磁着保持せしめた帽子であるため、ボールマーカーを安定して保持できるとともに、携帯性にも優れた帽子を提供することが可能となる。
以下、本考案の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1〜図3は本考案の第一実施形態に係る帽子1を示す図であり、図1は帽子1を示す全体斜視図、図2(a)は図1におけるA−A線断面図、図2(b)は図1におけるB−B線断面図、図3(a)(b)は帽子1の使用状況を示す斜視図である。
図1に示すように、帽子1は、円弧鍔状のひさし部2が、半球状のクラウン部3に接続線4を介して接続された構成をなし、例えば布地素材もしくは合成樹脂素材等によって形成されている。ひさし部2の表面6には、その外周縁7の一部分に沿って、所定のマーカー保持部20が延在するように設けられている。
マーカー保持部20は、接着ないし縫着等の固着手段を用いて、ひさし部2に一体に固着されており、右側端縁10近傍の平坦面部分11に沿った扁平細長状を呈している。
図2に示すように、マーカー保持部20は、透磁性の吸着面22がその表面全体に形成された保持板21と、保持板21よりもわずかに小さい略相似形をなして保持板21に内設された磁性体25とからなる断面構造を有するもので、全体の厚みが2mm〜3mm程度のごく薄い平板状に構成されている。
マーカー保持部20の保持板21には、透磁性の素材(例えば布地素材)を幅広く用いることができるが、降雨時等の使用に際し、雨水や湿気による磁性体25からの錆の発生を抑制し得る等の観点から、防湿性を有する合成樹脂製とすることが好ましい。合成樹脂としては、例えばポリ塩化ビニル(PVC)、ポリウレタン(PU)、シリコン、ポリスチレン(PS)等を用いることができる。中でもポリ塩化ビニル(PVC)は、曲面等の加工が容易である上、耐久性やコスト等の面で有利であり、保持板21に好適な素材である。
上記の如く構成される帽子1の使用態様の一例について説明すると、図3(a)(b)に示すように、底面部31に磁石32が埋設されたボールマーカー30を、この磁石32とマーカー保持部20に内設した磁性体25との間に作用する磁力によって、吸着面22における任意の位置に上面部33を伏臥させ磁着保持させて用いられる。
ボールマーカー30をマーカー保持部20から取り外したい場合には、上記磁力に抗する外力をボールマーカー30に加えて引き離してやれば、簡単に取り外すことができる。
ボールマーカー30の磁石32としては、より具体的には永久磁石が用いられるが、例えばアルニコ磁石、フェライト磁石、希土類磁石等が用いられ、特にフェライト磁石が好ましい。これに対して、マーカー保持部20の磁性体25としては、より具体的には強磁性体が用いられるが、例えば純鉄・軟鋼、ケイ素鉄、Fe-Ni合金、Fe-Co合金、Fe-Cr合金、フェライト、センダスト等が用いられ、特に純鉄・軟鋼が好ましい。
本実施形態では、ボールマーカー30として、円盤状のマーカー本体35の側面に、グリーン芝の凹みを修復するための二股のフォーク部36が付設された構成のものを採用しているが、マーカー保持部20によれば、このようなボールマーカー30であっても、図3(b)に示すように、フォーク部36が吸着面22から突出してプレーの邪魔になるおそれもない。ただし、ボールマーカー30の形態が、上記のものに限定されないことは言うまでもない。
マーカー保持部20の吸着面22は、ボールマーカー30を磁着保持するのに十分な大きさを有するものであることが好ましく、マーカー本体35の直径(通常15mm〜35mm、より好ましくは20mm〜30mm)の約3倍以上の長さで、かつマーカー本体35の約2.5倍以上の面積となるように設定するのがよい。
吸着面22には、メーカーやスポンサーの広告ロゴや、ゴルフ場、トーナメント、大会名等を表示した装飾模様を施すこともできる。
なお、マーカー保持部20の保持板21に薄板状の磁石を内設し、ボールマーカー30を磁性体製等とすることにより、吸着面22にボールマーカー30を磁着保持させるようにしてもよい。しかし、上記のように保持板21に磁性体25を内設する構成であれば、磁石を内設する場合に比べて、磁石の大型化に伴うコストの削減や微妙な湾曲等の加工性の点で優れており、より好ましいものとなる。
上記した帽子1によれば、マーカー保持部20の吸着面22を大きく確保できるため、ボールマーカー30を磁着保持させ易く、吸着面22から外れて落下するおそれも低くなる。しかもマーカー保持部20が、ひさし部2の外周縁7に沿って細長状に延在して設けられているため、ボールマーカー30の着脱操作を容易に行うことができる。
また、マーカー保持部20は、ごく薄い扁平状をなし、ひさし部2に一体に固着されていることから、携帯性がきわめて良好であるとともに、従来にない斬新なデザインのものを提供することが可能となる。
図4(a)〜(d)に、上記実施形態の変形例に係る帽子1a、1b、1c、1dを示す。この変形例は、マーカー保持部20a、20b、20c、20dを、ひさし部2の左右側端縁10、13ないし前端縁15に沿って、それぞれ適宜の形状で配設したものである。
このように、本考案のマーカー保持部は、ひさし部2の外周縁7に沿って延在して設けられるさまざまな配設態様とすることが可能である。
なお、ひさし部2は、通常その中央部分が山形に湾曲され、左右側端縁10、13近傍に平坦面部分11、14がそれぞれ形成されている。よって、上記マーカー保持部20や20aのような配設態様(図1および図4(a)参照)とすれば、マーカー保持部の加工成形が容易となり、ボールマーカー30をより安定して載置することもできるようになる。
図5は第二実施形態に係る帽子を示す要部断面図である。
帽子1’は、ひさし部2の表面6に固着されたマーカー保持部20’を備えたものであるが、本実施形態のマーカー保持部20’では、図5に示すように、保持板21’の吸着面22’の外周に凹溝40が周設された構成となっている。凹溝40には縫着糸41が配設され、これによって、保持板21’がひさし部2の表面6上の所定位置に縫着されるとともに、凹溝40の内側に、ちょうど磁性体25’が嵌設されるようになっている。
このような帽子1’によれば、縫着糸41が凹溝40内に収容され、保持板21’の吸着面22’上に突起しないことから、ボールマーカーと縫着糸41との引っ掛かりが防止され、スムーズな着脱を行うことが可能となる。また、凹溝40によって、縫着作業を容易に行えるようになる上、縫着の品質も一定化し得る。
図6は第三実施形態に係る帽子1”を示す側面図である。上記実施形態と共通する構成については、同一の符号を付してその説明を省略している。
図6に示すように、帽子1”では、クラウン部3の表面45(右側面)に、その外周縁46に沿って、扁平細長状のマーカー保持部20”が延在するように設けられている。マーカー保持部20”の保持板21”には、上記同様、磁性体25”が内設されている。
このように、本考案のマーカー保持部は、ひさし部2のみならず、クラウン部3の外周縁46に沿って設けるようにしてもよい。
以上の実施形態の記述は、本考案をこれに限定するものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更等が可能である。
本考案の帽子は、上記実施形態のものの他にも、例えばサンバイザー、ハンチングキャップ、パナマ帽、ウエスタン等ひさし部やクラウン部を有する各種形態の帽子に適用できる。
本考案は、ボールマーカーを安定して保持できるとともに、携帯性にも優れた帽子を提供するものであり、産業上の利用可能性を有する。
第一実施形態に係る帽子を示す全体斜視図である。 (a)図1におけるA−A線断面図、(b)図1におけるB−B線断面図である。 (a)〜(b)第一実施形態に係る帽子の使用状況を示す斜視図である。 (a)〜(d)変形例に係る帽子を示す平面図である。 第二実施形態に係る帽子を示す要部断面図である。 第三実施形態に係る帽子を示す側面図である。
符号の説明
1 帽子
2 ひさし部
3 クラウン部
7 外周縁
10 右側端縁
11 平坦面部分
13 左側端縁
14 平坦面部分
20 マーカー保持部
21 保持板
22 吸着面
25 磁性体
30 ボールマーカー
32 磁石
40 凹溝
41 縫着糸
46 外周縁

Claims (5)

  1. 扁平細長状をなし、ひさし部またはクラウン部の外周縁に沿って延在して設けられるとともに、ひさし部またはクラウン部に一体に固着されたマーカー保持部を備えた帽子であって、
    該マーカー保持部が、透磁性の吸着面が表面全体に形成された保持板と、該保持板に内設された磁性体または磁石と、からなり、
    該マーカー保持部の該吸着面における任意の位置に、ボールマーカーを着脱自在に磁着保持せしめた帽子。
  2. 該保持板に磁性体が内設されるとともに、
    磁石が埋設されたボールマーカーを磁着保持せしめた請求項1に記載の帽子。
  3. 該保持板が、防湿性を有する合成樹脂製である請求項2に記載の帽子。
  4. 該マーカー保持部の該吸着面の外周に、縫着糸用の凹溝が周設されて、該マーカー保持部が、ひさし部またはクラウン部に縫着されるとともに、
    該凹溝の内側に、該磁性体が嵌設された請求項3に記載の帽子。
  5. 該マーカー保持部が、ひさし部の側端縁近傍の平坦面部分に沿って配設された請求項4に記載の帽子。
JP2008003296U 2008-05-21 2008-05-21 帽子 Expired - Lifetime JP3143675U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008003296U JP3143675U (ja) 2008-05-21 2008-05-21 帽子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008003296U JP3143675U (ja) 2008-05-21 2008-05-21 帽子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3143675U true JP3143675U (ja) 2008-07-31

Family

ID=43293586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008003296U Expired - Lifetime JP3143675U (ja) 2008-05-21 2008-05-21 帽子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3143675U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013501165A (ja) * 2009-08-04 2013-01-10 シャンハイ ファン タイ ジ マオ リミテッド アパレル及びアクセサリのための構造体及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013501165A (ja) * 2009-08-04 2013-01-10 シャンハイ ファン タイ ジ マオ リミテッド アパレル及びアクセサリのための構造体及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5996116A (en) Ball marker retention system
JP5607160B2 (ja) アパレル及びアクセサリのための構造体及び方法
US6163889A (en) Article of clothing with embedded magnet
WO2002015739A1 (en) Clip for securing a golf ball marker to a hat
JP3143675U (ja) 帽子
JP3148355U (ja) ヘッドカバーホルダー
US20030166423A1 (en) A golf ball marker and holder
KR100882889B1 (ko) 골프용 모자
JP3124632U (ja) ゴルフ用ボールマーカー
JP3124632U7 (ja)
JP3114696U (ja) ゴルフ用帽子
JP3119864U (ja) 保持具付ゴルフ用マーカー
JP3145922U (ja) ゴルフボール用マーカーのホルダー
JP3134792U (ja) ゴルフ用帽子
JP3134121U (ja) ゴルフ用帽子
JP3165735U (ja) ゴルフ用手袋
JP3121181U (ja) グリーンマーカーホルダー
KR100800067B1 (ko) 골프용품 휴대용구
JP3221140U (ja) ゴルフ用マーカーホルダー
KR200397178Y1 (ko) 마커를 장착할 수 있는 골프모자
JP3107393U (ja) ゴルフ用手袋
JP3130415U (ja) クリップ型グリーンフォーク。
KR200327879Y1 (ko) 골프용 모자에 탈, 부착되는 볼 마크용 고정클립.
KR200366411Y1 (ko) 골프용 볼마크 고정구조
JP3096453U (ja) ゴルフのボールマーカー用ホルダ

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110709

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140709

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140709

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term