JP3119864U - 保持具付ゴルフ用マーカー - Google Patents

Abstract

【課題】 クリップ付きの台座に磁石を介してマーカーを着脱自在に取り付け、クリップを利用して台座をゴルフシューズに取り付けることによってマーカーの着脱が簡単にできる保持具付ゴルフ用マーカーを提供する。
【解決手段】 周辺に縁部２を設けることによって上面に凹陥状のマーカー装着部３を形成した台座１の前部の一部を切り欠き、更に縁部２の前部の一部を切除した台座１の前部下方にクリップ５を設け、台座１の上面中心部に磁石４を埋設し、前記凹陥状のマーカー装着部３にマーカー６を着脱自在に取り付けたことを特徴とする。
【選択図】図１

Description

本考案はクリップ付きの台座の上面に磁石を介してゴルフ用マーカーを着脱自在に取り付け、クリップを利用して台座をゴルフシューズに取り付けることによってマーカーを確実に保持すると共に、簡単に取り外してマークできるように構成した保持具付ゴルフ用マーカー関するものである。

従来、ゴルフ用マーカーは主として合成樹脂材からなる小形の１０円硬貨程度の円盤の底面中心部に突起を設けたものが使用され、プレイ中は複数個のマーカーが着衣のポケットに常に用意されていた。

しかし、従来使用されているマーカーは軽量であるため、グリーン上でマークした際、風で吹き飛ばされたり、ポケットに入れる際に落下しても気がつかなかったりして紛失する事態がしばしば発生した。
又、マーカーを使用する度にポケットから出したり入れたりするのは煩わしいばかりでなくメンタルなゴルフスポーツに少なからず影響を及ぼしている。
本考案はクリップ付きの台座に磁石を介してマーカーを着脱自在に取り付け、クリップを利用して台座を靴に取り付けることによってマーカーの着脱が簡単にでき確実に保持することができる保持具付ゴルフ用マーカーを提供することを目的とする。

上記目的を達成するため本考案は、周辺に縁部２を設けることによって上面に凹陥状のマーカー装着部３を形成した台座１の前部の一部を切り欠き、更に縁部２の前部の一部を切除した台座１の前部下方にクリップ５を設け、台座１の上面中心部に磁石４を埋設し、前記凹陥状のマーカー装着部３にマーカー６を着脱自在に設けたものである。

上記のように構成された本考案には次のようの効果がある。
ａ．台座のクリップを利用してゴルフシューズの上方の開口部でプレ−に全く支障のない部位に取り付けておくことによって、常によく見える位置にマーカーが保持されている。
ｂ．マ−カ−は台座の中央部に埋設された磁石によって台座に接着されているので紛失する恐れは全くない。
ｃ．マーカーは磁石によって着脱自在に台座に取り付けられているので、簡単に取り外してマ−キングすることができ、マ−クを解除する時はマ−カ−を摘みあげてそのままシュ−ズに取り付けられた台座に接着させれば簡単に保持される。
ｄ．台座がクリップを利用して確実にゴルフシュ−ズに取り付けられているので、台座に接着されているマ−カ−は紛失する恐れがないので、従来のように予備として複数個のマーカーを用意しておく必要はない。

以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。

図１は本考案の分解斜視図で図２は正面図、図３は図２おけるＩＩＩ−ＩＩＩ断面図、図４は平面図、図５は底面図、図６は本考案の使用状態示した図で、図中の符号Ａはゴルフシュ−ズを示す。

１は金属又は硬質の合成樹脂材からなる薄い円板の前部の一部を切り欠いて形成された台座で、この台座１の周側に縁部２を形成することによって凹陥状のマ−カ−挿着部３が形成されている。

縁部２は図面に示すように、台座１の後半部周辺を立ち上がらせたもので、このように縁部２を設けることによって台座１の上面にマーカー装着部３が形成される。

マーカー装着部３はマーカーを装着した際、縁部２とマーカーが面一となるように縁部２はマーカー６の厚さと同一の高さに設けられており、径はマーカーよりやや大径にに設けられている。

４は台座１の上面中央部に埋設された磁石（フェライト）で、鉄製のマ−カ−を吸着させることによって確実に保持するようになっている。

５は台座１の前端を切り欠いた部位に設けられたクリップで、切り欠いた部位から台座の下面へ折り返し、折り返し部分と台座１の底面とで挟持することによって台座１がゴルフシューズに取り付けられるようになっている。
クリップ５の先端は開放状に折れ曲げて形成されているのでゴルフシューズに取り付ける際、取り付けやすい形状になっている。

６は鉄製で薄い円盤状のゴルフ用マーカーで、台座１のマーカー装着部３に装着した際、マーカーの一部が前端の切り欠いた部分から突出するようになっていて、装着されたマーカーが取り外しやすいようになっており、上面は図面に示すように上方へ緩やかに湾曲状に膨らんだ形状になっている。
マーカー６は着脱し易いようにマーカー装着部３よりやや小径に形成されている。

上記のように構成された本考案を実際に使用する場合は次のようになる。
ゴルフ場に到着し、プレイ開始の準備をする際、図６に示したように、クリップ５を利用してゴルフシューズに台座５を取り付け、マーカー装着部３にマーカー６を装着する。
鉄の材質からなるマーカー６は台座１の中央部に埋設された磁石によって吸着され、確実に固定される。
グリーン上でマーカーを使用するときは、台座１の切り欠いた部分から突出しているマーカー３の一部を指先に掛け、剥がすようにしてマーカーを取り外し、自己のゴルフボールの位置に置いてマーキングする。

本考案の分解斜視図 本考案の正面図 図２におけるＩＩＩ−ＩＩＩ断面図 本考案の平面図 本考案の使用状態を示した図

符号の説明

１ 台座
２ 縁部
３ マーカー装着部
４ 磁石
５ クリップ
６ マーカー
Ａ ゴルフシューズ

Claims (1)

1. 周辺に縁部を設けることによって上面に凹陥状のマーカー装着部を形成した台座の前部の一部を切り欠き、縁部の前部の一部を切除した台座の前部下方にクリップを設け、台座の上面中心部に磁石を埋設し、前記凹陥状のマーカー装着部にマーカーを着脱自在に設けたことを特徴とする保持具付ゴルフ用マーカー。

Images