JP3130415U - クリップ型グリーンフォーク。 - Google Patents

Abstract

【課題】フォークをズボンのポケットに入れないで携行できるので、ティペッグやマーカーを使用するときポケットから、それらを取り出しやすいというメリットのあるグリーンフォークの提供。
【解決手段】通常のグリーンフォーク１の背面に、フォークの一端部に弾性を生ずるように湾曲させた折り返し部を設けて、折り返し部の先端部を逆方向に湾曲させたクリップ２を設け、クリップにより該フォークをズボンの上端、あるいはズボンのバンドに引っ掛けて該フォークを保持して携行できる構造のグリーンフォーク。
【選択図】図１

Description

本考案は，ゴルフプレイ中、打球などによってグリーン上の芝に付いた損傷を修復するための通常のグリーンフォークをズボンの上端やズボンのバンドに挟み込み、該フォークを取り出しやすく改良したグリーンフォーク。

従来のグリーンフォークは、通常はズボンのポケットに入れて使用するものしかない。

本考案は、ゴルフプレイ中、打球などによってグリーン上の芝に付いた損傷を修復するグリーンフォークを、右利きのプレイヤーの場合は、該フォークをズボンの右ポケットに入れて持ち歩くケースが多いが、該ポケットにはゴルフボールやマーカーさらに数本のティペッグが混在して入っているのが一般的である。そのため、ティペッグなどをポケットから手探りで取り出すとき、該フォークが邪魔になって取り出しづらい。また、該フォークを左ポケットに入れると、左手には皮革製の手袋をはめているため、やはり該フォークを取り出しづらい。このような理由で該フォークを持ち歩かないプレイヤーが多い。そのため、これらの難点を解決するのが課題である。

このため、請求項１にあるように、グリーンフォークの背面に、該フォークの一端側に弾性を生ずるように湾曲させた折り返し部を設けて、折り返し部の先端部を逆方向に湾曲させたクリップを取り付け、該クリップをズボンの上端、あるいはズボンのバンドに引っ掛けて該フォークを保持し、携行できる構造のグリーンフォークを提供する。

本考案のクリップ型グリーンフォークは、従来のグリーンフォークの構造をそのまま生かして、該フォークに前記の弾性を有するクリップを取り付けるだけで、該フォークをズボンのポケットに入れないで携行できるので、ティペッグやマーカーを使用するとき該ポケットから、それらを取り出しやすいというメリットがある。

以下，本考案を実施するための最良の形態を，図面を参照しながら，具体的に説明する。図１は、通常のグリーンフォーク１の一端部に弾性を生ずるように湾曲させた折り返し部を設けて、折り返し部の先端を逆方向に湾曲させたクリップ２を取り付けたグリーンフォークの側面図である。該クリップの先端部を湾曲させたのはズボンの上端やズボンのバンドにスムーズに挟み込めるようにするためである。さらに該フォーク１と該クリップ２の先端部との間に数ミリメートルの隙間を設けた構造であるが本実施例に限定するものではなく、これは設計上の問題であり必ずしも隙間を設けなければならないというものではない。また、該フォークの側面形状や平面形状については本実施例に限定するものではない。その他の方法として、側面形状については該フォーク１の部分については板状でもよく、また平面形状についてはテーパーをつけた一枚の板状にする方法などがある。

図２は前記のクリップ２をグリーンフォーク本体１に取り付けた該フォークの背面図である。本実施例では該クリップを１枚の板状にしているが本実施例に限定するものではない。その他の方法として、櫛型にする方法などがある。

本考案の実施例を示す、グリーンフォークの側面図である。 本考案の実施例を示す、グリーンフォークの背面図である。

符号の説明

１ グリーンフォークの本体
２ グリーンフォークのクリップ

Claims (1)

1. ゴルフプレイ用グリーンフォークの背面部に、該フォークの一端側に弾性を生ずるように湾曲させた折り返し部を設けて、折り返し部の先端部を逆方向に湾曲させることを特徴とするクリップを形成するグリーンフォーク。

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