JP3143647U - 陳列装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】壁面の無い場所であっても見栄え良く配置することができる陳列装置を提供する。
【解決手段】各収容部本体21,22を八角柱状に形成し、各収容部本体21,22の外周面に、陳列物を立てた状態で収容する前方開口状の各収容室103,112を周方向に配列する。各収容部本体21,22を挿通する支持軸23で各収容部本体21,22を回転自在に支持する。下段収容部本体21に上段収容部本体22を重ねて配置し、各収容部本体21,22を独立して回転可能とする。各収容部本体21,22の周方向に配置された隣接する収容室103,112の奥行きを異なる寸法に設定し、奥行寸法が大きな奥深収容室103と奥行寸法が小さな奥浅収容室112とを周方向で交互に配置する。
【選択図】図1
【解決手段】各収容部本体21,22を八角柱状に形成し、各収容部本体21,22の外周面に、陳列物を立てた状態で収容する前方開口状の各収容室103,112を周方向に配列する。各収容部本体21,22を挿通する支持軸23で各収容部本体21,22を回転自在に支持する。下段収容部本体21に上段収容部本体22を重ねて配置し、各収容部本体21,22を独立して回転可能とする。各収容部本体21,22の周方向に配置された隣接する収容室103,112の奥行きを異なる寸法に設定し、奥行寸法が大きな奥深収容室103と奥行寸法が小さな奥浅収容室112とを周方向で交互に配置する。
【選択図】図1
Description
本考案は、陳列物を陳列する陳列装置に関する。
従来、種や球根などを販売する際には、表面に種類などが印刷された長方形の袋体に収容するとともに、これらの袋体を陳列装置に配置して販売していた(例えば、特許文献1参照。)。
この陳列装置の収容部本体は、前面が開口した矩形容器状に形成されており、その内部は、縦仕切及び横仕切によって仕切られている。
これにより、前記収容部本体は、前方開口状の収容室が複数形成されており、複数の陳列物を陳列できるように構成されている。
特開2004−073453号公報
しかしながら、このような陳列装置にあっては、背面に陳列物を陳列できないので、当該陳列装置を売り場に配置する際には、その背面を壁面に沿って配置せざるを得なかった。
このため、配置場所が限られるという問題があった。
本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、壁面の無い場所であっても見栄え良く配置することができる陳列装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本考案の請求項1記載の陳列装置にあっては、陳列物を立てた状態で収容する前方開口状の収容室が収容部本体に設けられた陳列装置において、前記収容部本体を柱状に形成し、当該収容部本体の外周面に複数の前記収容室を周方向に配列した。
すなわち、収容室を備えた収容部本体は、柱状に形成されており、当該収容部本体の外周面には、前記収容室が周方向に沿って複数配列されている。
このため、前記陳列物を前記収容部本体の外周面に沿って配置することができ、背面に陳列物を配置することができなかった平面タイプの陳列装置と比較して、横幅を広げることなく、より多くの種類の陳列物が陳列される。
また、前記収容部本体の外周面に沿って前記陳列物を陳列することで、陳列物が存在しない背面の形成が防止される。
また、請求項2の陳列装置においては、前記収容部本体を挿通する支持軸によって前記収容部本体を回転自在に支持した。
すなわち、外周面に沿って陳列物が陳列された前記収容部本体は、支持軸によって回転自在に支持されている。
このため、当該装置本体を壁面に近接して配置した場合であっても、前記収容部本体が回動されることによって、前記壁面側に配置された陳列物が手前側に移動される。
さらに、請求項3の陳列装置では、複数の前記収容部本体を重ねた状態で配置するとともに前記各収容部本体を独立して回転可能な状態で前記支持軸に支持した。
すなわち、重ねて配置された上下の収容部本体は、独立して回転できるように構成されており、上部に配置された収容部本体と下部に配置された収容部本体とを異なる角度に回動することができる。
これにより、上部に配置された収容部本体の陳列物の向きと、下部に配置された収容部本体の陳列物の向きとが、状況に応じて個別に設定される。
加えて、請求項4の陳列装置にあっては、前記収容部本体の前記周方向に配置された隣接する収容室の奥行きを異なる寸法に設定し、奥行寸法が大きな収容室と奥行寸法が小さな収容室とを前記周方向で交互に配置した。
すなわち、前記収容室を区画する側壁は、所定の間隔をおいて当該収容部本体の中心方向へ向けて平行に延在するが、隣接した収容室の側壁は、中心部へ向かうに従って近接し、干渉することとなる。
このとき、前記収容部本体の周方向に配列された各収容室は、奥行寸法が大きな収容室と、奥行寸法が小さな収容室とが交互に配置されており、総ての収容室において、隣接した収容室の側壁が干渉する位置に奥壁を形成する場合と比較して、収容部本体全体としての陳列物の収容量が高められる。
そして、前記収容部本体の周方向に配列された各収容室は、奥行寸法が大きな収容室と、奥行寸法が小さな収容室とが交互に配置されている。このため、厚みのある陳列物を、奥行寸法が大きな収容室に収容したり、売れ行きの良い陳列物を、奥行寸法が大きな収容室に収容する等、陳列物の選択的配置が可能となる。
また、請求項5の陳列装置においては、前記収容室の前方開口部に前記陳列物の飛び出しを防止する前壁を設けるとともに、前記収容室に収容された前記陳列物を前記前壁へ向けて付勢する付勢部材を設けた。
すなわち、前記収容室の前方開口部には、前記陳列物の飛び出しを防止する前壁が設けられており、前記収容室に収容された前記陳列物は、付勢部材によって前記前壁へ向けて付勢される。
このため、前記収容室から陳列物が取り出され、当該収容室に収容された手前側の陳列物が減少した際には、前記付勢部材によって奥側に収容された陳列物が前記前壁へ向けて付勢され、手前側に移動される。
以上説明したように、本考案の請求項1記載の陳列装置にあっては、前記陳列物を前記収容部本体の外周面に沿って配置することができる。
このため、背面に陳列物を配置することができなかった平面タイプの陳列装置と比較して、横幅を広げることなく、より多くの種類の陳列物を陳列することができる。これにより、コンパクト化による設置場所の省スペース化を図りつつ、より多くの陳列物の陳列が可能となる。
また、前記収容部本体の外周面に沿って前記陳列物を陳列することで、陳列物が存在しない背面を無くすことができる。
このため、陳列物が陳列されない背面が存在する平面タイプの陳列装置のように、その背面を壁面に沿って配置しなければならないといった制約が無くなり、売り場でのレイアウト上の自由度を高めることができる。
このとき、前記収容部本体には、その周面に沿って陳列物が配置されている。このため、当該陳列装置を、売り場の中心部に配置した場合であっても、前述した平面タイプの陳列装置のように陳列物が配置されない背面が露出するといった状態を防止することができる。これにより、陳列物を見栄え良く配置することができ、外観品質を高めることができる。
また、請求項2の陳列装置においては、外周面に沿って陳列物が陳列された前記収容部本体は、支持軸によって回転自在に支持されており、当該収容部本体を回転することができる。
このため、当該装置本体を壁面に近接して配置した場合であっても、前記収容部本体を回動することによって、前記壁面側に配置された陳列物を手前側へ移動することができる。このため、当該陳列装置を、不具合を生ずること無く、壁面に近接して配置することもできる。
さらに、請求項3の陳列装置では、重ねて配置された上下の収容部本体は、独立して回転できるように構成されており、上部に配置された収容部本体と下部に配置された収容部本体とを異なる角度に回動することができる。
これにより、状況に応じて、上部に配置された収容部本体の陳列物の向きと、下部に配置された収容部本体の陳列物の向きとを、異なる方向に個別に設定することができる。
加えて、請求項4の陳列装置にあっては、奥行寸法が大きな収容室と、奥行寸法が小さな収容室とを、収容部本体の周方向に交互に配置することによって、総ての収容室において、隣接した収容室の側壁が干渉する位置に奥壁を形成する場合と比較して、収容部本体全体としての陳列物の収容量を高めることができる。
そして、前記収容部本体の周方向に配列された各収容室は、奥行寸法が大きな収容室と、奥行寸法が小さな収容室とが交互に配置されている。
このため、厚みのある陳列物を、奥行寸法が大きな収容室に収容する一方、厚みの無い陳列物を、奥行寸法が小さな収容室に収容することで、厚みのある陳列物と厚みの無い陳列物とを、均等に陳列することができる。
また、売れ行きの良い陳列物やシーズンの陳列物を、奥行寸法が大きな収容室に収容することで、品切れや品薄状態を未然に防止することができる。
また、請求項5の陳列装置においては、前記収容室の前方開口部に陳列物の飛び出しを防止する前壁を設けるとともに、前記収容室に収容された陳列物を付勢部材で前記前壁へ向けて付勢することによって、前記収容室から陳列物が取り出され、収容室手前側の陳列物が減少した際には、前記付勢部材によって奥側に収容された陳列物を手前側に移動することができる。
これにより、陳列物の取り出し容易性を高めるとともに、整然とした陳列状態を維持することができる。
以下、本考案の一実施の形態を図に従って説明する。
図1及び図2は、本実施の形態にかかる陳列装置1を示す図であり、図1には斜視図が、図2には正面図が示されている。
この陳列装置1は、野菜や花などの種や球根を販売する際に売り場で用いられるもので、図3にも示すように、複数の陳列物2を収容した状態で陳列できるように構成されている。
前記陳列物2は、前記種や球根等の収容物11,・・・と、これらを収容した長方形状の袋体12とからなり、該袋体12の前面13には、収容物11の種類や写真などが印刷され、収容物11が分かるように構成されている。この陳列物2は、前記前面13が見えるように立てた状態で陳列する必要があり、当該陳列装置1では、前記前面13の印刷が見えるように前記陳列物2を立てた状態で陳列できるように構成されている。
すなわち、前記陳列装置1は、図1及び図2に示したように、下部に配置された下段収容部本体21と、該下段収容部本体21の上部に配置された上段収容部本体22と、両収容部本体21,22の中心部を上下に貫通した円筒パイプ状の支持軸23と、該支持軸23の下端部に設けられたスタンド24とによって構成されている。前記上段収容部本体22より上方に突出した前記支持軸23には、抜け止め25が固定されており、前記上段収容本体22の不用意な上方への抜けが防止されている。
前記スタンド24からは、複数の脚部31,・・・が外方へ向けて延出しており、設置時の安定性が高められている。このスタンド24には、図2中破線で示したように、前記各脚部31,・・・の先端にキャスター32,・・・を設けることができ、これによって当該陳列装置1の移動を容易とすることができる。
前記両収容部本体21,22は、同形状に形成されており、柱状である八角柱状に形成されている。各収容部本体21,22は、底面を構成する八角形状の底板41と、天面を構成する八角形状の天板42とを備えており、前記底板41と前記天板42とは、離間して配置されている。
前記天板42と前記底板41との間には、図3に示したように、平行に配置された対を成す第一長対板51,51と第二長対板52,52とが対向する辺間に延設されており、両長対板51,51,52,52は、中心部で直交するように構成されている。この交差部には、正方形の補強板53が設けられており、該補強板53には、前記支持軸23を回動自在に挿通する挿通穴54が開設されている。
これにより、前記両収容部本体21,22は、前記支持軸23に回転自在に支持されており、各収容部本体21,22は、上下に重ねられた状態で配置されるとともに、前記各収容部本体21,22を、それぞれ独立して回転できるように構成されている。
また、前記第一長対板51,51間には、平行に延在した両第一長対板51,51によって側壁61,61が構成されるとともに、前記第二長対板52,52の一部によって奥壁62が構成された矩形状の収容空間が形成されており、前記第二長対板52,52間には、平行に延在した両第二長対板52,52によって側壁63,63が構成されるとともに、前記第一長対板51,51の一部によって奥壁64が構成された矩形状の収容空間が形成されている。
前記第一長対板51,51と前記第二長対板52,52との間には、略三角形状の三角空間71,・・・が四ヶ所に残存しており、各三角空間71,・・・には、平行に配置された対を成す短対板72,72が前記天板42及び底板41の一辺73,・・・の端部より内側へ向けて延設されている。前記各短対板72,72の奥端は、前記第一長対板51,51又は前記第二長対板52,52に当接した状態で固定されており、各長対板51,51,52,52への当接した前記各短対板72,72の先端は、対応する辺73に平行した平行板74によって連設されている。
これにより、前記各三角空間71,・・・内には、前記各短対板72,72によって側壁81,81が構成されるとともに、前記平行板74によって奥壁82が構成された矩形状の収容空間が形成されている。
そして、前記各短対板72,・・・の前縁と隣接する前記各長対板51,51,52,52の端縁とは、閉鎖板91,・・・で連設されており、各閉鎖板91,・・・によって前記各短対板72,・・・と前記各長対板51,51,52,52との間に形成された空間が閉鎖されている。
また、前記両収容部本体21,22の前記天板42と前記底板41との間には、図1及び図2に示したように、八角形状の仕切板101,・・・が等間隔を置いて三箇所に設けられており、各仕切板101,・・・の上部及び下部には、図3に示したように、前記両第一長対板51,51で側壁61,61が形成されるとともに前記第二長対板52,52の一部で奥壁62が形成された奥行寸法102が大きな奥深収容室103が四ヶ所に形成されている。各奥深収容部103,・・・の前方開口部104の開口縁部は、図1及び図2に示したように、無色透明のアクリル板によって下部が覆われており、当該奥深収容部103,・・・に収容された前記陳列物2,・・・の前記前方開口部104からの飛び出しを防止する前壁105が設けられている。
また、前記各奥深収容部103,・・・の間には、図3に示したように、前記各短対板72,・・・で側壁81,81が形成されるとともに前記平行板74で奥壁82が形成された奥行寸法111が小さな奥浅収容室112が四ヶ所に形成されている。
これにより、八角柱状に形成された前記各収容部本体21,22には、その外周面に複数の前記各収容室103,・・・、112,・・・が周方向121に配列されており、この周方向121に配置された隣接する収容室103,・・・、112,・・・の奥行きは異なる寸法に設定され、奥行寸法102が大きな前記奥深収容室103と奥行寸法111が小さな奥浅収容室112とが前記周方向121で交互に配置されている。
前記各奥浅収容部112,・・・の前方開口部131の開口縁部も、図1及び図2に示したように、無色透明のアクリル板によって下部が覆われており、当該奥浅収容部112,・・・に収容された前記陳列物2,・・・の前記前方開口部131,・・・からの飛び出しを防止する前壁132が設けられている。
前記各収容部103,・・・、112,・・・は、前記陳列物2,・・・を立てた状態で収容できる幅寸法及び高さ寸法に設定されており、各収容部103,・・・、112,・・・の奥行寸法103,111は、複数の陳列物2,・・・を収容できる大きさに設定されている。
そして、前記各奥深収容室103,・・・には、図3に示したように、収容された前記陳列物2,・・・を前記前壁105へ向けて付勢する大型付勢部材201が設けられており、前記奥浅収容室103,・・・には、収容された前記陳列物2,・・・を前記前壁105へ向けて付勢する小型付勢部材202が設けられている。
前記大型付勢部材201は、図4中の上段に示すように、前記奥深収容部103に立てた状態で収容できる大きさの長方形状の押板211と、該押板211の裏面に設けられたコイルスプリング212によって構成されており、当該大型付勢部材201のコイルスプリング212の先端を前記奥深収容室103の奥壁62に当接した状態で前記押板211の前側に配置された前記陳列物2,・・・を前記前壁105へ向けて付勢できるように構成されている。このとき、前記コイルスプリング212が伸縮することによって、前記押板211手前に複数の前記陳列物2,・・・を収容できるように構成されている。
前記小型付勢部材202は、図4中の下段に示すように、弾性を有した無色透明のアクリル板によって構成されており、前記奥浅収容部112に収容された状態で前方開口部131側に位置する長方形状の押圧面部221と、前記奥壁82に当接する長方形状の当接面部222とを備えている。該当接面部222と前記押圧面部221との間には、折返し部223が形成されており、当該小型付勢部材202には、弾性が付与されている。
これにより、前記小型付勢部材202の前記当接面部222を前記奥壁82に当接して当該小型付勢部材202を弾性変形した状態で、前記押圧面部221によって当該押圧面部221の前側に配置された前記陳列物2,・・・を前記前壁132へ向けて付勢できるように構成されている。このとき、当該小型付勢部材202が弾性変形することによって、前記押圧面部221の手前に複数の前記陳列物2,・・・を収容できるように構成されている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、前記各収容室103,・・・、112,・・・を備えた前記各収容部本体21,22は、八角柱状に形成されており、各収容部本体21,22の外周面には、前記各収容室103,・・・、112,・・・が周方向121に沿って複数配列されている。
このため、前記陳列物2,・・・を前記収容部本体21,22の外周面に沿って配置することができ、背面に陳列物を配置することができなかった平面タイプの陳列装置と比較して、横幅を広げることなく、より多くの種類の陳列物2,・・・を陳列することができる。
これにより、コンパクト化による設置場所の省スペース化を図りつつ、より多くの陳列物2,・・・の陳列が可能となる。
また、前記収容部本体21,22の外周面に沿って前記陳列物2,・・・を陳列することで、陳列物2,・・・が存在しない背面を無くすことができる。
このため、陳列物が陳列されない背面が存在する平面タイプの陳列装置のように、その背面を壁面に沿って配置しなければならないといった制約が無くなり、売り場でのレイアウト上の自由度を高めることができる。
このとき、前記各収容部本体21,22には、その周面に沿って陳列物2,・・・が配置されている。このため、当該陳列装置1を、売り場の中心部に配置した場合であっても、前述した平面タイプの陳列装置のように陳列物が配置されない背面が露出するといった状態を防止することができる。これにより、陳列物2,・・・を見栄え良く配置することができ、外観品質を高めることができる。
また、外周面に沿って前記陳列物2,・・・が陳列された前記各収容部本体21,22は、支持軸23によって回転自在に支持されており、当該収容部本体21,22を回転することができる。
このため、当該陳列装置1を売り場の壁面に近接して配置した場合であっても、前記各収容部本体21,22を回動することによって、前記壁面側に配置された陳列物2を手前側へ移動することができる。これにより、当該陳列装置1を、不具合を生ずること無く、壁面に近接して配置することもできる。
さらに、重ねて配置された上下の前記収容部本体21,22は、独立して回転できるように構成されており、上部に配置された上段収容部本体22と下部に配置された下段収容部本体21とを異なる角度に回動することができる。
これにより、状況に応じて、上段収容部本体22の陳列物2の向きと、下段収容部本体21の陳列物2の向きとを、異なる方向に個別に設定することができる。
一方、前記各収容室103,・・・、112,・・・を区画する側壁61,61、81,81は、所定の間隔をおいて各収容部本体21,22の中心方向へ向けて平行に延在するが、隣接した収容室103,112の側壁61,61、81,81は、中心部へ向かうに従って近接し、干渉することとなる。
このとき、前記各収容部本体21,22の周方向121に配列された各収容室103,・・・、112,・・・は、奥行寸法102が大きな奥深収容室103と、奥行寸法111が小さな奥浅収容室112とが交互に配置されており、総ての収容室103,・・・、112,・・・において、隣接した収容室103,112の側壁61,61、81,81が干渉する位置に奥壁62,82を形成する場合と比較して、各収容部本体21,22全体としての陳列物2,・・・の収容量を高めることができる。
そして、前記各収容部本体21,22の周方向121に配列された各収容室103,・・・、112,・・・は、奥行寸法102が大きな奥深収容室103と、奥行寸法111が小さな奥浅収容室112とが交互に配置されている。
このため、厚みのある陳列物2,・・・を、奥深収容室103に収容する一方、厚みの無い陳列物2,・・・を、奥浅収容室112に収容することで、厚みのある陳列物2,・・・と厚みの無い陳列物2,・・・とを、均等に陳列することができる。
また、売れ行きの良い陳列物2,・・・やシーズンの陳列物2,・・・を、奥深収容室103に収容することで、品切れや品薄状態を未然に防止することができる。
また、前記各収容室103,・・・、112,・・・の前方開口部104,・・・、1,・・・に陳列物2,・・・の飛び出しを防止する前壁105,・・・、132,・・・を設けるとともに、前記各収容室103,・・・、112,・・・に収容された陳列物2,・・・を前記各付勢部材201,・・・、202,・・・で前記各前壁105,・・・、132,・・・へ向けて付勢することによって、前記各収容室103,・・・、112,・・・から陳列物2,・・・が取り出され、各収容室103,・・・、112,・・・手前側の陳列物2,・・・が減少した際には、前記各付勢部材201,・・・、202,・・・によって奥側に収容された陳列物2,・・・を手前側に移動することができる。
これにより、陳列物2,・・・の取り出し容易性を高めるとともに、整然とした陳列状態を維持することができる。
1 陳列装置
2 陳列物
12 袋体
21 下段収容部本体
22 上段収容部本体
23 支持軸
102 奥行寸法
103 奥深収容室
105 前壁
111 奥行寸法
112 奥浅収容室
121 周方向
132 前壁
201 大型付勢部材
202 小型付勢部材
2 陳列物
12 袋体
21 下段収容部本体
22 上段収容部本体
23 支持軸
102 奥行寸法
103 奥深収容室
105 前壁
111 奥行寸法
112 奥浅収容室
121 周方向
132 前壁
201 大型付勢部材
202 小型付勢部材
Claims (5)
- 陳列物を立てた状態で収容する前方開口状の収容室が収容部本体に設けられた陳列装置において、
前記収容部本体を柱状に形成し、当該収容部本体の外周面に複数の前記収容室を周方向に配列したことを特徴とする陳列装置。 - 前記収容部本体を挿通する支持軸によって前記収容部本体を回転自在に支持したことを特徴とする請求項1記載の陳列装置。
- 複数の前記収容部本体を重ねた状態で配置するとともに前記各収容部本体を独立して回転可能な状態で前記支持軸に支持したことを特徴とする請求項2記載の陳列装置。
- 前記収容部本体の前記周方向に配置された隣接する収容室の奥行きを異なる寸法に設定し、奥行寸法が大きな収容室と奥行寸法が小さな収容室とを前記周方向で交互に配置したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の陳列装置。
- 前記収容室の前方開口部に前記陳列物の飛び出しを防止する前壁を設けるとともに、前記収容室に収容された前記陳列物を前記前壁へ向けて付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする請求項1から4にいずれか記載の陳列装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019514449A (ja) * | 2016-03-01 | 2019-06-06 | ザ コカ・コーラ カンパニーThe Coca‐Cola Company | 割出しクーラー |
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2008
- 2008-05-20 JP JP2008003253U patent/JP3143647U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019514449A (ja) * | 2016-03-01 | 2019-06-06 | ザ コカ・コーラ カンパニーThe Coca‐Cola Company | 割出しクーラー |
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