JP3143595B2 - 自動拡張ステント - Google Patents

自動拡張ステント

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JP3143595B2
JP3143595B2 JP30058196A JP30058196A JP3143595B2 JP 3143595 B2 JP3143595 B2 JP 3143595B2 JP 30058196 A JP30058196 A JP 30058196A JP 30058196 A JP30058196 A JP 30058196A JP 3143595 B2 JP3143595 B2 JP 3143595B2
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    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
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    • A61F2/95Instruments specially adapted for placement or removal of stents or stent-grafts
    • A61F2/958Inflatable balloons for placing stents or stent-grafts

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に弱った、ある
いは詰った動脈やその他の内血管の治療に使用する装置
に関する。詳しくは、本発明は血管の閉塞を阻止するた
めに動脈あるいはその他の血管内で拡張しうる装置に関
する。本発明は専用ではないが、特に血管壁を支持する
ために動脈や血管に挿入する自動拡張性ステントとして
有用である。
【0002】
【従来の技術】例えば動脈のような血管内でステントを
使用することは周知である。一般に、この形式の装置は
血管壁を支持し、血管壁が折れたり、血管を閉塞するの
を阻止するために血管中へ挿入される。代替的に血管の
修復(repaving)として一般に称されている方
法においては、血管内の内圧が血管壁を破裂させること
がないように血管の弱った部分にステントを挿入しう
る。従って、ステントは、血管壁が(例えば病気のため
に)弱くなった場合とか、あるいは血管が(例えば悪疫
が高じて)詰まるとか、あるいは(例えば腫瘍のよう
に)周りの組織が血管の外側に圧力を加え血管を折れさ
せる場合にいつでも有用である。
【0003】ステントの使用に係わる効用は驚くべきこ
とに、益々増える疾患の治療にステントが益々多く使用
されるようにしたことである。その結果、各々が特定の
状態の治療に多少共適した広範囲の種々のステント設計
が開発されてきた。種々のステント形式が出現した決定
的な要因は有用なステントの設計や製作の一部として直
面した厄介な条件があったからである。例えば、ステン
トが置かれる作業環境は実験室の理想的状態とは大巾に
変わりうることである。詳しくは、ステントが位置する
血管が湾曲したり、あるいはねじれている可能性があ
る。そのような場合、非可撓性ステントを挿入すること
は好ましくなく、あるいは不可能ですらありうる。この
特定の問題についてはより短いステント、あるいは一連
の短いステントを使用することによって避けられること
がよくある。しかしながら、いずれの場合も治療が複雑
となるとか、治療効果が低下する可能性がある。
【0004】先細りの血管は興味あるステント設計の別
の局面を提供する。先細りの血管は勿論珍しいものでは
なく、前節で述べた湾曲した血管と組み合わされて出て
くることがある。先細りの血管の場合、血管の変動する
径に合致しえないステントを使用することは問題となり
うる。一連の短いステントを使用することも可能である
が、必然的に治療の手順を複雑にする。
【0005】特定の治療個所によってはステントに比較
的大きい圧縮荷重をかけることがある。そのような場合
には、荷重がかかると反発するようなステントの使用は
適当ではない。この種の多くの場合の解決はより強力、
すなわちより丈夫なステントを使用することである。し
かしながら、例えば湾曲した、あるいは先細りの血管中
に位置決めさせる必要があるような高度の可撓性をステ
ントを提供する必要がある場合には、より強力なステン
トの使用は可能でない。
【0006】小さい血管にステントを用い、かつ位置決
めさせることは極めて難しいこともその実用が示してい
る。詳しくは、現在では殆んどのステントは未拡張状態
で送入され、次に現場において対象の個所で血管を支持
すべく拡張されるように設計されている。(一般に直径
が3ミリ以下の)小さい血管においては、ステントを通
しうるのに十分な余地がない。このことは拡張された状
態のステントについては尚更である。小さいステントを
用いることは可能ではあるが、該ステントが所期の圧縮
荷重に耐えるのに十分な強度がなければそれ自体問題が
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のことに照すと、
本発明の目的は、血管壁を支持するために血管中へ挿入
しうる血管ステントを提供することである。本発明の別
の目的は、反発することなく比較的大きい圧縮荷重に耐
えうる血管ステントを提供することである。本発明の別
の目的は、比較的小さい血管中へ挿入しうる血管ステン
トを提供することである。さらに別の本発明の目的は、
血管の元のルーメンを大体再現するように同心状に拡
張する血管ステントを提供することである。さらに別の
本発明の目的は、湾曲した血管や先細りの血管部分にお
いて用いることができる血管ステントを提供することで
ある。さらに別の本発明の目的は、比較的製作が容易
で、作動が単純で、比較的費用効果的な血管ステントを
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は患者の動脈ある
いはその他の血管中に位置決めさせる自動拡張性ステン
トを提供する。構造的には、本発明は例えばステンレス
鋼のような弾力性があり、生物学的に適合しうる材料か
ら各々形成されている一連のラジアルバンドを含む。各
ラジアルバンドは第1の半径方向縁部と第2の半径方向
縁部とを持つ形にされる。これらの第1と第2の半径方
向縁部の間で、各ラジアルバンドは内面と外面を形成さ
れている。
【0009】各ラジアルバンドは非連続的であるが、概
ね円形となるように形成されることが重要である。この
ためには、各ラジアルバンドは、各ラジアルバンドの内
面の一部が同じラジアルバンドの外面の一部と重なり、
かつ隣接接触するように部分的に相互に重なる第1と第
2の端部を有する。このように、ラジアルバンドの第1
の端部は該ラジアルバンドの内面上を動くにつれて該ラ
ジアルバンドの第2の端部の軌道と概ね同心状の該ラジ
アルバンドの外面上の軌道を自在に動く。ラジアルバン
ドの第1と第2の端部がそれぞれの同心状軌道に沿って
動くことは、その間の領域が増減しうる重なり領域を提
供する。機能的には、このため第1の直径を有する収縮
形態と第2の直径を有する拡張形態との間をラジアルバ
ンドが同心状に動きうるようにする。各ラジアルバンド
を形成するために用いる弾力性材料がバンドの同心運動
を促進する。詳しくは、ある程度の抑制が無ければ、各
バンドはそれが拡張形態に概ね達するまで同心状に自動
的に拡張する。
【0010】本発明の目的のため、ラジアルバンドのあ
るものはロック用ラジアルバンドとして形成される。そ
のようなロック用ラジアルバンドは第1のタブと第2の
タブを形成された遠位側バンドである。遠位バンドの第
1のタブと第2のタブの双方はその第1の半径方向縁部
から突出するように位置している。さらに、第1のタブ
はロック用ラジアルバンドの第1の端部に隣接するよう
に位置し、第2のタブは遠位側ロック用ラジアルバンド
の第2の端部に隣接するように位置する。次に、第1の
タブは内面に向かって、かつその下に半径方向に折り曲
げられ、それ自体の外面に対して遠位側ロック用ラジア
ルバンドの第1の端部を保持する留め具を形成する。こ
のように接続することにより概ね円形のロック用ラジア
ルバンドを形成する。同様に、遠位バンドの第2の端部
における第2のタブは遠位側ラジアルバンドの外面の外
方で、かつその上で半径方向に折り曲げられる。この接
続は、また留め具を形成する。しかしながらこの留め具
はその内面に対して遠位側ロック用ラジアルバンドの第
2の端部を保持する。第1のタブと第2のタブとによっ
て形成された留め具がロック用ラジアルバンドの第1の
端部と第2の端部とが各々の同心状の軌道に沿って動き
うるように保持することが重要である。このように、ロ
ック用ラジアルバンドの第1の端部と第2の端部との間
の重なり領域を変えることにより、収縮形態と拡張形態
との間で同心状のロック用ラジアルバンドの運動可能
性が保たれる。
【0011】遠位側のロック用ラジアルバンドのそれと
同様の構造と協働が遠位側のロック用ラジアルバンドと
は反対側のステントの端部における別のロック用バンド
に対しても形成される。従って、この他方のロック用ラ
ジアルバンドを近位側ロック用ラジアルバンドと称する
ことにする。
【0012】本発明の好適実施例に対して、遠位側およ
び近位側の双方のロック用ラジアルバンドの第1のタブ
は突起を形成されている。この突起は第1のタブが内面
の内方へ、かつその下で半径方向に折り曲げられると、
各ロック用ラジアルバンドの内面に面するように位置決
めされる。本発明は、第1のタブの突起と協働する、遠
位側および近位側ロック用ラジアルバンドの内面に形成
された一連の止め部を含む。前記止め部は第1のタブに
含まれた突起を受け入れる形式にされ、内面の所定の半
径方向位置に位置決めされている。その結果、各ロック
用ラジアルバンドの第1の端部が該ロック用ラジアルバ
ンドを広げるようにその外面上で同心状に動くにつれ
て、第1のタブの突起は該バンドの内面に形成された止
め部の各々と順次係合する。第1のタブの突起と内面に
形成された各止め部の間の係合(各々の一連の止め部と
順次係合することにより)は、ロック用ラジアルバンド
が拡張しうるようにするロック機構を提供する。しかし
ながら、このロック機構はステントがその後収縮するの
を阻止する傾向がある。各遠位側および近位側ロック用
ラジアルバンドの内面に含まれた止め部は、ロック用ラ
ジアルバンドが完全に拡張した形状に近づき、かつ到達
するときのみロック機構を提供するように位置してい
る。
【0013】同様に、遠位側および近位側ロック用ラジ
アルバンドの双方に含まれている第2のタブも突起を形
成されるのが好ましい。詳しくは、第2のタブの突起は
第2のタブが外面の外方、かつその上で半径方向に折り
曲げられるときロック用ラジアルバンドの外面と面する
ように位置決めされている。第2のタブに含まれる突起
と協働して少なくとも1個の止め部が各ロック用ラジア
ルバンドの外面に形成されている。外面に含まれる止め
部は第2のタブの突起を受け入れる形状にされ、かつ外
面上の所定の半径方向位置に位置決めされている。詳し
くは、前記外面の止め部の半径方向位置は、ロック用ラ
ジアルバンドがその収縮形態に達するにつれて第2のタ
ブの突起を止め部に係合させるようなものである。この
ように、第2のタブの突起と外面に形成された止め部と
の間の係合は、ロック機構を解放してステントが広がる
ようにさせるのに十分な圧力が加えられるまでロック用
ラジアルバンドを収縮形態に保つロック機構を提供す
る。
【0014】近位側および遠位側のラジアルバンドは、
その間に位置決めされるラジアルバンドの各々と共に概
ね平行な配列で共通軸心にわたって配分されている。実
際には、ラジアルバンドのこの配列は(各ラジアルバン
ドの内面に対応する)内面と、(各ラジアルバンドの外
面に対応する)外面とを有する細長い円筒体を形成す
る。一般に、本発明の目的のため、前記円筒体を形成す
るのに用いるラジアルバンドの数並びに円筒体内のラジ
アルバンドの間の間隔は色々な寸法のステントを提供す
るように変更しうる。本発明は、遠位側のラジアルバン
ドと近位側のラジアルバンドとの間で5個あるいは10
個のラジアルバンドを含むことが好ましい。遠位側ラジ
アルバンドと近位側ラジアルバンドとの間に10個程度
のラジアルバンドを含みうる長いステントの場合、円筒
体の中心に別のロック用ラジアルバンドを含めてもよ
い。
【0015】本発明は、また第1の細長い帯片と、第2
の細長い帯片とを含む。第1の細長い帯片と第2の細長
い帯片は、第1の帯片が各ラジアルバンドの第1の端部
に接続され、第2の帯片が各ラジアルバンドの第2の端
部に接続されて細長い円筒体にまたがるように位置決め
されている。構造的には、第1と第2の細長い帯片は一
連のラジアルバンドの間の接続を提供し、細長い円筒体
の内部で各ラジアルバンドの位置を保持しやすくする。
【0016】ラジアルバンドの第1の端部と第2の端部
との間の重なりを変えることにより各ラジアルバンドの
直径を同心状に変えうることは、円筒体が第1の直径を
有する収縮形態と第2の直径を有する拡張形態との間を
動くことができるようにする。詳しくは、細長い円筒体
の外面に十分な大きさの圧縮力は、その第1の端部と第
2の端部との間の重なり部を増大することにより各ラジ
アルバンドを圧縮させる。しかしながら、一旦圧縮力が
解放されると、各ラジアルバンドの弾力性は、円筒体を
拡張させ、各ラジアルバンドの第1の端部と第2の端部
との間の重なり部分を減少させる。重要なことは、各ラ
ジアルバンドが収縮形態あるいは拡張形態にあるか、あ
るいはそれに近い形状になると、第1と第2の帯片が相
互に近接することである。第1と第2の帯片が近接する
ことは、第1と第2の帯片によって規定される軸線に沿
って円筒体が容易に折り曲がる、すなわち撓みうるよう
にする。重要なことは、細長い円筒体の可撓性は、本装
置を湾曲した、あるいはくねった血管を通して進行させ
る。さらに、細長い円筒体の可撓性は、湾曲した血管を
支持するように本装置を拡張させる。
【0017】作動として、本発明によるステントはま
ず、膨張可能なバルーンカテーテルの一部を囲むように
位置決めされる。次に、ステントはバルーンカテーテル
を内部において、各ラジアルバンドが収縮形態に達する
まで圧縮される。この直径において、各ロック用ラジア
ルバンドの第2のタブに含まれる突起はロック用ラジア
ルバンドの外面に形成された止め部と係合し、ロック用
ラジアルバンドをその収縮形態にロックする。このこと
は、またステントをバルーンカテーテル上でロックさせ
る。次に、プレースメントカテーテルが患者の身体に挿
入される。プレースメントカテーテルはルーメンを形成
され、ステントとバルーンはルーメン中へ挿入され、患
者の身体中へ進入する。
【0018】患者の身体の内部において、ステントとバ
ルーンはプレースメントカテーテルから遠位方向に進行
する。次に、対象個所に達するまでステントとカテーテ
ルは前進する。ステントを対象個所に位置決めした状態
で、バルーンはまず部分的に膨張させる。バルーンのこ
の部分的な初期膨張は、各ラジアルバンドの内面に拡張
力を加える。さらに、この部分的な初期膨張は、各ロッ
ク用ラジアルバンドの第2のタブの突起とロック用ラジ
アルバンドの外面に形成された止め部との相互作業によ
り提供されるロック作用を克服する。このロック作用か
ら解放されると、各ラジアルバンドを形成する弾性材
は、ラジアルバンドを膨張させ始める。この初期膨張が
各ラジアルバンドを、拡張形態に概ね達するまで拡張さ
せる。一旦初期膨張が完了すると、バルーンがさらに膨
張され各ラジアルバンドをさらに拡張させる。特に、遠
位側および近位側ロック用ラジアルバンドの各々は、ロ
ック用ラジアルバンドの第1のタブの突起がロック用ラ
ジアルバンドの内面に形成された止め部の1個と係合し
てしまうまで全体的に拡張される。前述のように、いず
れの止め部が係合するかによって、ステントは部分的に
拡張した、あるいは完全に拡張した形態のいずれかをと
る。次に、バルーンが収縮され除去されるか、あるいは
ステント内の特定の部分的に拡張されたロック用ラジア
ルバンドをさらに拡張させるため再膨張される。容易に
認められるように、ロック用ラジアルバンドの拡張の差
は、ステントを先細りあるいは不規則な血管に適合でき
るようにする。全ての場合において、拡張したステント
を対象個所において血管壁を支持するように位置させ
て、バルーンは収縮され、バルーンとプレースメントカ
テーテルは血管から外され手順を完了する。
【0019】構造と作動の双方に関して、本発明の新規
な特徴と本発明自体については、同じ部材を同じ参照番
号が指示する添付図面と関連した以下の説明から最良に
理解される。
【0020】
【発明の実施の形態】最初に図1を参照すると、本発明
による、血管壁を構造的に支持するための自動拡張性ス
テントが示され、全体的に10で指示されている。図示
のために、本装置10は、患者12の大腿動脈を通し
て、心臓14に向かって進行した後の作動的に位置決め
されて示されている。しかしながら、本装置10は患者
12の血管系にわたって血管に対して有用であり、そう
することが最も都合のよいときにいつでも血管中へ導入
しうることを認識すべきである。
【0021】図2を参照すると、本装置10は内面18
と外面20を有する細長い円筒体16として形成されて
いることが判る。円筒体16は、遠位側ラジアルバンド
22a、中間ラジアルバンド22b、および近位側ラジ
アルバンド22cを含む一連のラジアルバンドから形成
されている。各ラジアルバンド22は第1の細長い帯片
24と第2の細長い帯片26とによって相互に接続され
ている。前記細長い円筒体16は本発明から逸脱するこ
となく、例えばレーヨン織布のような薄い基層で被覆し
てよいことが認められる。
【0022】本発明の構造の詳細は、近位側ラジアルバ
ンド22cが第1の半径方向の縁部28と第2の半径方
向縁部30とを備え概ね円形になるように形成されてい
ることが判る図3の(A)を参照すればよりよく判る。
第1の半径方向縁部28と第2の半径方向縁部30との
間で、各ラジアルバンド22は内面32と外面34を形
成されている。各ラジアルバンド22は非連続的に形成
されている。その結果、各ラジアルバンド22は第1の
端部36と第2の端部38を有する。各ラジアルバンド
22の第1の端部36と第2の端部38は相互に部分的
に重なり、かくして各ラジアルバンド22の内面32の
一部が同じラジアルバンド22の外面34の一部の上に
来て接触する。重要なことは、ラジアルバンド22の第
1の端部36がラジアルバンド22の外面34上で運動
可能であることである。同様に、ラジアルバンド22の
第2の端部38がラジアルバンド22の内面32上を運
動可能である。第1の端部36と第2の端部38の運動
は、ラジアルバンド22の第1の端部36と第2の端部
38との間の重なり部分40を増減させる。ラジアルバ
ンド22の重なり部分40を増減させることはラジアル
バンド22の直径を相応に増減させる。
【0023】ラジアルバンド22の重なり部分40と直
径42の間の関係は、ラジアルバンド22が拡張形態で
示されている図3の(A)と、ラジアルバンド22が中
間の形態で示されている図4と、ラジアルバンド22が
収縮形態で示されている図5とを比較すれば容易に認め
られる。詳しくは、図3の(A)に示す重なり部分40
が図4に示す重なり部分44まで増大し、さらに図5に
示す重なり部分46まで増大することが判る。また、図
3の(A)の直径42は図4に示す直径48まで減少
し、さらに図5に示す直径50まで減少する。前述の説
明が示すように、第1の端部36と第2の端部38の動
きは、重なり部分40を変えさせ、ラジアルバンド22
を図3の(A)に示す拡張形態と図5に示す収縮形態と
の間で動かす。各ラジアルバンド22を形成するために
用いた弾力性材がラジアルバンド22を心運動する
ように弾圧する。詳しくは、若干抑制力が無いため、各
ラジアルバンド22は、図3の(A)に示す拡張形態に
概ね達するまで自動的に同心状に拡張することが判
る。
【0024】図3の(A)を参照すると、近位側のラジ
アルバンド22cは第1のタブ52と第2のタブ54を
有するように形成されているのが判る。近位側ラジアル
バンド22cに第1のタブ52と第2のタブ54とを含
めることは、近位側ラジアルバンド22cをロック用ラ
ジアルバンド56と識別する。本発明の目的のため、円
筒体16に含まれるラジアルバンド22はロック用ラジ
アルバンド56と同様のロック用ラジアルバンドとして
形状づけてよい。
【0025】第1のタブ52と第2のタブ54は双方共
ロック用ラジアルバンド56の第1の半径方向縁部28
から突出するように位置決めされている。第1のタブ5
2はロック用ラジアルバンド56の第1の端部36に概
ね隣接位置し、第2のタブ54はロック用ラジアルバン
ド56の第2の端部に概ね隣接して位置している。第1
のタブ52および第2のタブ54の双方共、第1のタブ
52が内面32の半径方向内方かつその下に折り曲げら
れ、第2のタブ54が外面34の半径方向外方、かつそ
の上に折り曲げられるようにして折り曲げられている。
機能的には、第1のタブ52はロック用ラジアルバンド
56の第1の端部36をロック用ラジアルバンド56の
外面34に対して保持する留め具として機能する。同様
に、第2のタブ54はロック用ラジアルバンド56の第
2の端部38をロック用ラジアルバンド56の内面32
に対して保持する留め具として機能する。重要なこと
は、第1のタブ52と第2のタブ54とによって形成さ
れた留め具がロック用ラジアルバンド56の第1の端部
36と第2の端部38とがロック用ラジアルバンド56
上を運動する能力を保つことである。このようにして、
重なり部分40を変えることにより図5で示す収縮形態
と図3の(A)で示す拡張形態との間で同心状にロッ
ク用ラジアルバンド56が動きうる状態が持続される。
【0026】ラジアルバント56の構造の詳細は、代表
的なロック用ラジアルバンド56が巻かれていない形態
で示されている図6を参照することにより完全に認めら
れる。図6において、ロック用ラジアルバンド56に含
まれた第1のタブ52は突起58を形成されていること
が判る。突起58は、第1のタブ52が内面32の半径
方向内方で、かつその下に折り曲げられたときロック用
ラジアルバンド56の内面32に面するように位置決め
される。本発明は、ロック用ラジアルバンド56の内面
32に形成され、前記突起58と協働する一連の止め部
60a,60bおよび60cを含む。止め部60a,6
0bおよび60cは突起58を受け入れる形状にされ、
内面32の半径方向所定位置に位置決めされている。そ
の結果、ロック用ラジアルバンド56の第1の端部がロ
ック用ラジアルバンド56を拡張させるべく外面34上
を動くにつれて、突起58は各止め部60a,60b,
60cと順次係合する。突起58と各止め部60a,6
0b、および60cとの間の係合は、ロック用ラジアル
バンド56を(一連の各止め部60a,60b,60c
と順次係合することにより)拡張させるがその後の収縮
を阻止するようにするロック機構を提供する。止め部6
0a,60bおよび60cはロック用ラジアルバンド5
6が図3の(A)に示す完全に拡張した形態に近づき、
かつ到達する場合にのみロック機構を提供するように位
置決めすることが好ましい。
【0027】前節で述べたように、突起58と止め部6
0a,60b,60cとの組み合わせは、ロック用ラジ
アルバンド56を拡張形態あるいは概ね拡張した形態に
保持するロック機構を提供する。しかしながら、ロック
機構を形成するために、突起58のような突起と、止め
部60a,60b,60cのような止め部とを使用する
ことはロック用ラジアルバンド56に限定されるのでは
なく、同様の止め部や突起をいずれかのラジアルバンド
22に用いてもよい。
【0028】本発明の目的のため、ロック用ラジアルバ
ンド56に含まれる第2のタブ54も突起62を形成さ
れることが好ましい。突起62は第2のタブ54が外面
34の外方に、かつその上に半径方向に折り曲げられる
ときロック用ラジアルバンド56の外面34と面するよ
うに位置決めされる。本発明は、ロック用ラジアルバン
ド56の外面34に形成され、突起62と協働する少な
くとも1個の止め部64を含む。外面34に含まれる止
め部64は第2のタブ54に含まれた突起62を受け入
れる形状にされ、外面34の半径方向所定位置に位置決
めされている。外面34に含まれた止め部64の半径方
向位置はロック用ラジアルバンド56が図5に示す収縮
形態に達するにつれて突起62と止め部64とを係合さ
せるようなものである。突起62と止め部64とが係合
することは、ロック機構を解放し、ロック用ラジアルバ
ンド56を拡張させるのに十分な力が加えられるまでロ
ック用ラジアルバンド56を図5に示す収縮形態に保持
するロック機構を提供する。
【0029】再び図3の(A)に戻ると、各ラジアルバ
ンド22は細長い円筒体16を形成すべく共通軸線に沿
って配分されていることが判る。細長い円筒体16内
で、各ラジアルバンド22の各第1の端部36は第1の
細長い帯片24によって相互に接続されている。さら
に、各ラジアルバンド22の各第2の端部38は第2の
細長い帯片26によって相互に接続されている。重要な
ことは、本装置10が図3の(A)に示す拡張形態ある
いは図5に示す収縮形態にされると、第1の細長い帯片
が第2の細長い帯片26に比較的近づくように位置決め
されることである。その結果、細長い円筒体16は第1
の細長い帯片24と第2の細長い帯片26との間で画定
される軸線に沿って撓み自在となる。細長い円筒体16
が第1の細長い帯片24と第2の細長い帯片26とによ
って画定される軸線に沿って撓むことができることは、
本装置10を湾曲したり、巻き状の血管を通して挿入さ
せる。さらに、細長い円筒体16が第1の細長い帯片2
4と第2の細長い帯片26とによって画定される軸線に
沿って撓むことができることは、本装置を、湾曲した
り、あるいは巻き状の血管を支持するように拡張させ
る。
【0030】本発明の装置10は、ある範囲内の直径や
全長内で作れることが好ましい。特に、直径が1.0か
ら3.0ミリ、長さが10から40ミリの範囲の装置が
好ましいことが判明した。所定の装置10の直径は各バ
ンド22の第1の端部36と第2の端部38との間の長
さによって決まることは勿論である。しかしながら、全
長はラジアルバンド22の数、各バンド22の第1の半
径方向縁部30と第2の半径方向縁部32との間の幅、
およびラジアルバンド22の間の間隔とによって決ま
る。一般に、より短い装置は数の少ないラジアルバンド
22を用いて作られる。例えば、本発明の第1の好適実
施例は一連の、7個のラジアルバンド22を含み、その
中の2個、すなわち遠位側ラジアルバンド22aと近位
側ラジアルバンド22cとはロック用ラジアルバンド5
6として形成される。代替的に、本発明の第2の、より
長い好適実施例は、一連の13個のラジアルバンド22
を含み、その中の2個、すなわち遠位側ラジアルバンド
22aと近位側ラジアルバント22cとはロック用ラジ
アルバンド56として形成されている。追加のラジアル
バンド22を備えた、さらに長い実施例も本発明により
考えられることが認められる。構造的には、より長い一
連のラジアルバンドは追加のサポートを必要とする。従
って、より長い一連のラジアルバンド22が含まれる場
合、1個以上のラジアルバンドが第1の半径方向縁部3
0と第2の半径方向縁部32との間の幅を増すように形
成することが望ましいことがありうる。例えば、図2の
装置10の中心に位置したラジアルバンド22はこの種
の幅を長くしたことを特徴とする。また、長い一連のバ
ンドが用いられた場合、1個以上のラジアルバンド22
の間をさらに相互接続することが望ましいこともありう
る。
【0031】一般に、本発明の装置10を構成するのに
多くの方法を用いることができる。しかしながら実際は
本装置10をステンレス鋼の平板を光化学平削りにより
作ることが極めて実用的であることを示している。末巻
き形状においてラジアルバンド22と、第1の細長い帯
片24と、第2の細長い帯片26の組合せを提供するた
めに光化学平削りを用いることができる。末巻きシート
は次に巻かれて本発明の細長い円筒体16を形成する。
【0032】 作動 血管系(あるいは人体の他の部分)への本装置10の挿
入は、図7に示すように、本装置10を膨張可能なバル
ーンカテーテル70上に位置決めさせることから始ま
る。一旦本装置が膨張可能なバルーン70上に位置決め
されると、各ラジアルバンド72に圧縮力が加えられ
る。圧縮力は各ラジアルバンド22を同心状に動かし
て図5に示す収縮形状をとらせる。ラジアルバンド22
が図5に示す収縮形態をとるにつれて、各ロック用ラジ
アルバンド56の突起62が同じロック用ラジアルバン
ド56に含まれる止め部64と係合し、ロック用ラジア
ルバンド56を図5に示す収縮形態でロックする。ロッ
ク用ラジアルバント56のロック作用は、本装置10を
図7から最良に判る要領で膨張可能なバルーン70上の
適所で保持する。
【0033】一旦本装置10が図5に示す収縮形態にさ
れ、膨張可能なバルーン70の周りでロックされると、
(例えば図1に示すプレースメントカテーテルのよう
な)プレースメントカテーテルが、本装置10を配置す
べき個所で血管中へ挿入される。次に、本装置10とバ
ルーン70はプレースメントカテーテルを通して対象個
所に向かって前進する。一旦対象個所に達すると、バル
ーン70は部分的に膨張される。バルーンの部分的な膨
張は、突起62をロック用ラジアルバンド56の止め部
64から外して各ロック用ラジアルバンド56を解放す
る。
【0034】一旦ロック用ラジアルバンド56が解放さ
れると、ラジアルバンド22の弾力性材は、ラジアルバ
ンド22を図5に示す収縮形態から自動的に拡張させ、
例えば図4に示す中間形態のような概ね拡張した形態に
達するようにさせる。次に、バルーン70は完全に膨張
して各ラジアルバンド22をさらに拡張させることがで
きる。特に、各ラジアルバンド22は突起58が止め部
60a,60bあるいは60cと係合するまで拡張しう
る。重要なことは、各ラジアルバンド22は箇々に拡張
して各々個別の程度まで拡張される。このように、本装
置は傾斜した、あるいは不規則な血管を支持するように
しうる。一旦本装置10が正しく拡張すると、バルーン
70は収縮し、バルーン70とプレースメントカテーテ
ルとを取外し、手順を完了することができる。
【0035】ある場合には、血管内の内圧が特定の血管
部分の強度を超過することがありうる。そのような場
合、本発明は、細長い円筒体16上にレーヨンのような
材料の薄い層を追加して強化ステントを提供するように
形成し直すことができる。修正された装置の挿入は一般
に、前節で概説した手術手順に従う。
【0036】本願明細書で示し、かつ詳細に説明した特
定の膨張可能なステントは完全に目的を達成し、前述の
利点を提供することができるが、これは本発明の現在好
適の実施例を単に例示するものであり、特許請求の範囲
に記載以外の本明細書で示す構造や構成の細部に限定さ
れるものでないことを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】患者の血管系統内に作動可能に位置された本発
明によるステントの斜視図。
【図2】本発明のステントの斜視図。
【図3】(A)は、ステントが拡張形態にある、本発明
によるステントの一部の詳細斜視図。(B)は図4に示
す重なり領域の詳細拡大図。
【図4】ステントが中間形態にある本発明のステントの
一部の詳細斜視図。
【図5】ステントが収縮状態にある本発明のステントの
一部の詳細斜視図。
【図6】突起や止め部を示す、本発明によるロック用ラ
ジアルバンドの平面図。
【図7】バルーンを収縮状態で示した、膨張可能なバル
ーンカテーテルの一部の上に位置させて示す本発明のス
テントの一部の詳細斜視図。
【符号の説明】
10 ステント 12 患者 22 ラジアルバンド 22a 遠位側ラジアルバンド 22b 中間ラジアルバンド 22c 近位側ラジアルバンド 24 第1の細長い帯片 26 第2の細長い帯片 28 第1の半径方向端部 30 第2の半径方向端部 32 内面 34 外面 36 第1の端部 38 第2の端部 40,44,46 重なり領域 42,48,50 直径 52 第1のタブ 54 第2のタブ 56 ロック用ラジアルバンド 58 突起 60a,60b,60c 止め部 62 突起 64 止め部 70 カテーテル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユージン ジェイ ジュング,ジュニア アメリカ合衆国カリフォルニア州サン ディエゴ,アベニダ プラヤ ベラクル ズ 10902 (56)参考文献 特開 平7−531(JP,A) 特開 平2−1296(JP,A) 特開 平2−255157(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 29/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のラジアルバンドであって、前記各
    ラジアルバンドは第1の端部と第2の端部とを有し、前
    記第1の端部は前記第2の端部と重なり、前記第1の端
    部は前記第2の端部に対して運動可能で各ラジアルバン
    ドを第1の直径を有する収縮形態と第2の直径を有する
    拡張形態との間で等同心状に再形成し、前記各ラジアル
    バンドは押圧されて、前記ラジアルバンドが共通の軸線
    に配置された状態で、前記第1の直径からほぼ前記第2
    の直径まで拡張するような前記複数のラジアルバンド
    と、 前記各ラジアルバンドを隣接の前記ラジアルバンドへ相
    互に接続する手段であって、前記各ラジアルバンドの前
    記第1の端部を隣接の前記ラジアルバンドの前記第1の
    端部に接続する第1の細長い帯片と、前記各ラジアルバ
    ンドの前記第2の端部を隣接の前記ラジアルバンドの前
    記第2の端部に接続する第2の細長い帯片とを含むよう
    な前記手段と、 前記各ラジアルバンドを前記拡張形態にロックする手段
    であって、特定のラジアルバンドに取り付けられた突起
    と、前記特定のラジアルバンドに形成された止め部とを
    含み、前記ラジアルバンドが前記拡張形態になると、前
    記突起と前記止め部が位置決めされて係合するような前
    記手段と、 前記各ラジアルバンドを前記収縮形態にロックする手段
    であって、特定のラジアルバンドに取り付けられた突起
    と、前記特定のラジアルバンドに形成された止め部とを
    含み、前記ラジアルバンドが前記収縮形態になると、前
    記突起と前記止め部が位置決めされて係合するような前
    記手段と、 を含むことを特徴とする血管に配置される自動拡張ステ
    ント。
  2. 【請求項2】 複数のバンドであって、少なくとも1つ
    のバンドが第1の端部と第2の端部とを有し、該第1の
    端部が該第2の端部と重なり、該第1の端部が該第2の
    端部に対して運動可能で該少なくとも1つのバンドを第
    1の直径を有する収縮形態と第2の直径を有する拡張形
    態との間で再形成し、該少なくとも1つのバンドが押圧
    されて該第1の直径からほぼ該第2の直径まで拡張する
    ような該複数のバンドと、 該バンドを相互に接続する手段であって、該各バンドの
    該第1の端部を隣接の バンドの該第1の端部に接続する
    第1の細長い帯片と、該各バンドの該第2の端部を隣接
    のバンドの該第2の端部に接続する第2の細長い帯片と
    を含むような該手段と、 該バンドのうちの少なくとも1つを該拡張形態にロック
    する手段であって、特定のバンドに取り付けられた突起
    と、該特定のバンドに形成された止め部とを含み、該バ
    ンドが該拡張形態になると、該突起と該止め部が位置決
    めされて係合するような該手段と、 該バンドのうちの少なくとも1つを該収縮形態にロック
    する手段であって、特定のバンドに取り付けられた突起
    と、該特定のバンドに形成された止め部とを含み、該バ
    ンドが該収縮形態になると、該突起と該止め部が位置決
    めされて係合するような該手段と、 を含むことを特徴とする血管に配置される自動拡張ステ
    ント。
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