JP3143474U - 電子デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】操作の利便性を向上する電子デバイスを提供する。
【解決手段】ケーシングと、タッチディスプレイと、プロセッサを含む電子デバイスをである。ケーシングは、開口を有し、タッチディスプレイは、ケーシング内に配置され、入力ツールの動作を受取る。開口は、タッチディスプレイの一部を露出する。タッチディスプレイは、感知面を有する。プロセッサは、タッチディスプレイに電気的に接続され、タッチディスプレイ上に表示されるユーザインターフェイスを決定する。従って、電子デバイスの操作の利便性が向上する。
【選択図】図1

Description

本考案は、電子デバイスに係る。より具体的には、本考案は、入力ツールのタイプを特定可能な電子デバイスに係る。
現代人のペースの速い生活において、日々の作業の利便性と効率さが強調されることが一般的となってきている。携帯電話機又は携帯情報端末(PDA)といったハンドヘルド式デバイスを例として挙げるに、強力な機能、軽量、及び小型設計という特徴に加えて、ユーザは、一般的に、必要な機能を非常に短い時間で立ち上げ且つ実行することを期待する。特に、ショートメッセージの編集又は通信履歴の検索といった頻繁に使用される機能について言える。ハンドヘルド式デバイスを操作する際に、ユーザが一部の頻繁に使用される機能を素早く立ち上げることができれば、ハンドヘルド式デバイスの利便性が向上されるであろう。
上述のような要望に応える目的で、ハンドヘルド式デバイスの製造業者は、設計段階において、ハンドヘルド式デバイスのケーシング又はキーボード上に特定の頻繁に使用される機能に対応するホットキーを取付ける。従って、ユーザがホットキーを押すと、対応する頻繁に使用される機能が迅速に立ち上げられ、それにより、その機能を検索して且つ立ち上げるためにかかる時間を短縮可能である。例えば、一部の製造業者は、携帯電話機の側部に写真撮影機能を立ち上げるボタンを取付け、それにより、携帯電話機の写真撮影機能が、ユーザがボタンを押すとすぐに起動可能である。
しかし、軽量化及び小型化がますます進むに従って、製造業者がホットキーを取付けるための空間は相当に限られてきている。更に、ハンドヘルド式デバイスの外部設計に対するユーザの期待も無視できない。ハンドヘルド式デバイスの設計及び形状が、美的基準に一致するよう、製造業者は、設計段階においてホットキーの数を限定しなければならない。従って、頻繁に使用される機能の迅速な立ち上げという要求に応えるよう使用することのできるホットキーは僅かだけである。
その結果、ハンドヘルド式デバイスの幾つかの機能しか、ユーザが迅速に起動させることができるようにする対応ホットキーを有さない。ユーザは、対応ホットキーのない機能を実行したい場合、ハンドヘルド式デバイスのメニュを操作することで機能を立ち上げる必要がある。ハンドヘルド式デバイスのメニュは、概して、ツリー構造を有するので、ユーザは、幾つかのサブメニュを選択且つ入力することで必要な機能アイテムを探す必要がありうる。一部の頻繁に使用される機能は、毎回上述したような方法で実行されなくてはならないとすると、多くの時間が無駄となり、ハンドヘルド式デバイスを使用する際に著しく不便となりうる。
従って、本考案は、操作の利便性を向上する電子デバイスを提供する。
本考案の一実施形態では、電子デバイスを提供する。この電子デバイスは、ケーシングと、タッチディスプレイと、プロセッサを含む。ケーシングは、開口を有する。タッチディスプレイは、ケーシング内に配置される。開口は、タッチディスプレイの一部を露出する。タッチディスプレイは、入力ツールの動作を受取るよう構成される。タッチディスプレイは、感知面を有する。プロセッサは、タッチディスプレイに電気的に接続される。プロセッサは、タッチディスプレイ上に表示されるユーザインターフェイスを決定する。
本考案の別の実施形態では、電子デバイスを提供する。この電子デバイスは、ケーシングと、タッチディスプレイと、プロセッサを含む。ケーシングは、開口を有する。タッチディスプレイは、ケーシング内に配置される。開口は、タッチディスプレイの一部を露出する。タッチディスプレイは、入力ツールの動作を受取るよう構成される。タッチディスプレイは、感知面を有する。プロセッサは、タッチディスプレイに電気的に接続されて入力ツールのタイプを特定する。
本考案は、入力ツールが電子デバイスのタッチ感知手段に接触又は近接する際に、接触領域、接触圧力、検出領域、温度、又は、入力ツールの検出画像といった特徴に応じて入力ツールのタイプを特定することができる。本考案は、入力ツールのタイプに応じてユーザインターフェイスを自動的に切替え且つ表示しうる。更に、本考案は、入力ツールのタイプに応じて特定の機能を自動的に立ち上げる又は閉じうる。従って、本考案は、ユーザインターフェイスの切替えの効率と、電子デバイスを操作する利便性を向上する。
添付図面は、本考案の更なる理解を提供するよう含まれ、また、本明細書の一部に組み込まれ且つ一部を形成する。図面は、本考案の実施形態を説明し、以下の説明と共に本子考案の原理を説明する役割を果たす。
本考案の一実施形態による、ユーザインターフェイスを操作する方法のフローチャートである。
本考案の一実施形態によるユーザインターフェイスを切替え可能なハンドヘルド式デバイスを示すブロック図である。 本考案の一実施形態によるユーザインターフェイスを切替え可能なハンドヘルド式デバイスを示すブロック図である。 本考案の一実施形態によるユーザインターフェイスを切替え可能なハンドヘルド式デバイスを示すブロック図である。 本考案の一実施形態によるユーザインターフェイスを切替え可能なハンドヘルド式デバイスを示すブロック図である。
本考案の一実施形態による入力ツールの接触領域を示す図である。 本考案の一実施形態による入力ツールの接触領域を示す図である。
本考案の一実施形態による、入力ツールのタイプを特定する方法のフローチャートである。 本考案の一実施形態による、入力ツールのタイプを特定する方法のフローチャートである。 本考案の一実施形態による、入力ツールのタイプを特定する方法のフローチャートである。
本考案の別の実施形態による、入力ツールのタイプを特定する方法のフローチャートである。
本考案の一実施形態によるハンドヘルド式デバイスのユーザインターフェイスを示す図である。 本考案の一実施形態によるハンドヘルド式デバイスのユーザインターフェイスを示す図である。
本考案の一実施形態によるユーザインターフェイスを操作する方法のフローチャートである。 本考案の一実施形態によるユーザインターフェイスを操作する方法のフローチャートである。 本考案の一実施形態によるユーザインターフェイスを操作する方法のフローチャートである。
本考案の一実施形態による電子デバイスを示す図である。
図9Aにおける電子デバイスを示す断面図である。
図9Aにおけるタッチ感知手段を示す断面図である。
次に、本考案の実施形態を詳細に参照する。実施形態の例は、添付図面に示す。可能な場合、同様の参照番号を図面及び明細書中に使用して同じ又は同様の部分を示す。
従来のハンドヘルド式デバイス上では、ユーザは、ホットキーを押すだけで、一部の特定の機能を迅速に立ち上げることができる。しかし、ハンドヘルド式デバイス上のホットキーの数は制限される。ハンドヘルド式デバイスが、複数の頻繁に使用される機能を同時に表示してそれらの機能をユーザが迅速に使用することができるようにするユーザインターフェイスを提供することができるのならば、それは、ハンドヘルド式デバイスを使用する際の利便性を向上するであろう。本考案は、ユーザインターフェイスを操作する方法、及び、その方法を使用するハンドヘルド式デバイスを含み、これらは、上述したような展望に基づいて展開される。本考案を明確に説明する目的で、実施形態は、本考案の実施を示すよう説明する。
図1は、本考案の一実施形態による、ユーザインターフェイスを操作する方法のフローチャートである。図1を参照されたい。この実施形態は、ユーザがハンドヘルド式デバイスを操作した際に、ハンドヘルド式デバイスが、様々なタイプの入力ツールに応じて対応するユーザインターフェイスに自動的に切り替わる方法に関する詳細な工程を説明する。ハンドヘルド式デバイスは、携帯電話機、PDA、又はスマートホン等でありうる。ハンドヘルド式デバイスのタイプは、本考案において限定されない。
最初に、工程110において、ハンドヘルド式デバイスは、ユーザが入力ツールを介してハンドヘルド式デバイスを操作した際のユーザインターフェイスにおける入力信号を受信する。次に、工程120において、ハンドヘルド式デバイスは、入力ツールがハンドヘルド式デバイスのタッチ感知手段に接触又は近接するとタッチ感知手段により検出される領域、圧力、温度、又は画像に応じて入力ツールのタイプを特定する。最後に、工程130において、ハンドヘルド式デバイスは、入力ツールのタイプに応じて対応ユーザインターフェイスに切り替わり且つ表示する。
この実施形態では、ハンドヘルド式デバイスは、様々な入力ツールのタイプに応じて異なる対応ユーザインターフェイスを表示する。便宜上、本考案の以下の実施形態では、例えば、スタイラスとユーザの指といった2つの異なるタイプの入力ツールを区別する例に焦点をあてる。本考案の以下の実施形態は、これらの2つのタイプの入力ツールに応じて対応ユーザインターフェイスに切り替えるフローにも焦点をあてる。本考案の範囲には、任意の数の入力ツールのタイプがありうる。
本考案の以下の実施形態では、スタイラスに対応するユーザインターフェイスは、ハンドヘルド式デバイスの全機能を含む汎用インターフェイスであり、一方、指に対応するユーザインターフェイスは、ハンドヘルド式デバイスの機能の一部を表示する頻繁に使用される機能のインターフェイスである。頻繁に使用される機能のインターフェイス上に表示される機能は、ユーザの習慣又は要求に応じて予め設定されうる。
この実施形態は、入力ツールのタイプを特定するための幾つかの方法を含む。上述した特定方法のそれぞれは、図2A乃至図2Dにおけるハンドヘルド式デバイスのブロック図に示すような異なるハードウェア設計を必要とし、これらを以下に説明する。
図2Aにおけるハンドヘルド式デバイスは、ディスプレイ210と、タッチ感知手段220と、プロセッサ230を含む。ディスプレイ210は、ユーザインターフェイスを表示する。タッチ感知手段220は、入力ツールの動作を検出するタッチパネルであってよく、また、入力ツールの動作に応じた入力信号を供給する。プロセッサ230は、ディスプレイ210及びタッチ感知手段220に結合されて、入力ツールのタイプを特定し、また、入力ツールのタイプに応じて対応ユーザインターフェイスに切り替える。
図2Aにおけるタッチ感知手段220は、抵抗感知デバイス240を含む。抵抗感知デバイスは、入力ツールの接触位置及び接触圧力を検出できるので、タッチ感知手段220によって供給される入力信号は、入力ツールの接触位置及び接触圧力といった情報を含む。なお、抵抗感知デバイスは、一度に単一の接触点についての入力信号しか供給できず、接触点は、図3A及び図3Bに示すように入力ツール及び抵抗感知デバイスの接触領域内に分布する。スタイラスの接触領域は小さいので、接触点は、図3Aに示す接触点t−1、t−2、t−3、及びt−4のようにより集中する。指の接触領域はより大きいので、接触点は、図3Bに示す接触点t−1、t−2、t−3、及びt−4のようにより分散される。抵抗感知デバイスは、一度に単一の接触点についての入力信号しか供給できないので、プロセッサ230は、特定の継続時間の間、入力信号の情報を記録し続けなければならない。次に、プロセッサ230は、情報の変動範囲を計算し、変動範囲のサイズに応じて入力ツールのタイプを特定する。
図3A及び図3Bにおける接触点t−1、t−2、t−3、及びt−4を例とし、接触点t−iにより生成される入力信号は(Xi、Yi、Pi)であると仮定する。ここで、iは、1、2、3、又は4でありうる。Xiは、接触点t−iの接触位置のX座標である。Yiは、接触点t−iの接触位置のY座標である。Piは、接触点t−iの接触圧力である。プロセッサ230は、接触位置及び接触圧力の平均値を以下のように計算しうる。
平均X座標:Xa=(X1+X2+X3+X4)/4
平均Y座標:Ya=(Y1+Y2+Y3+Y4)/4
平均圧力:Pa=(P1+P2+P3+P4)/4
次に、接触位置及び接触圧力の変動範囲を以下のように計算しうる。
X座標の変動範囲:Xd=|Xa−X1|+|Xa−X2|+|Xa−X3|+|Xa−X4|
Y座標の変動範囲:Yd=|Ya−Y1|+|Ya−Y2|+|Ya−Y3|+|Ya−Y4|
接触圧力の変動範囲:Pd=|Pa−P1|+|Pa−P2|+|Pa−P3|+|Pa−P4|
図4A乃至図4Cに示すフローチャートは、位置及び圧力の変動範囲に応じて入力ツールのタイプを特定する方法の詳細に関連する。詳細を以下に説明する。
図4Aは、図2Aにおけるプロセッサ230によって実行される入力ツールのタイプを特定する方法のフローチャートである。図4Aにおけるフローは、接触位置の変動範囲に応じて入力ツールのタイプを特定する。最初に、工程410において、入力ツールの接触を検出する。工程420において、所定のサンプリング時間間隔で接触点のX及びY座標を記録する。次に、工程430において、サンプル数が十分であるか否か確認する。サンプル数が、プロセッサ230の所定の閾値を満足する場合、工程440に進む。満足しない場合は、工程420に戻り、サンプリングを続ける。
次に、工程440において、接触位置の変動範囲Xd及びYdを計算する。工程450において、Xd<Vx及びYd<Vyであるか否か確認する。このとき、Vx及びVyは、プロセッサ230の所定範囲である。2つの座標の変動範囲の両方が、対応する所定の範囲より小さい場合、プロセッサ230は、工程460において、入力ツールのタイプはスタイラスであると判断し、ユーザインターフェイスを、対応する汎用ユーザインターフェイスに切り替える。そうではない場合、プロセッサ230は、工程470において、入力ツールのタイプは指であると判断し、ユーザインターフェイスを、対応する頻繁に使用される機能のインターフェイスに切り替える。
図4Bは、プロセッサ230により実行される入力ツールのタイプを特定する別の方法のフローチャートである。図4Bにおけるフローは、接触圧力の変動範囲に応じて入力ツールのタイプを特定する。工程421において、プロセッサ230は、所定のサンプリング時間間隔で入力ツールの接触圧力を記録する。工程441において、接触圧力の変動範囲Pdを計算する。次に、工程451において、Pd<Vpであるか否か確認する。このとき、Vpは、プロセッサ230の所定範囲である。Pd<Vpである場合、プロセッサ230は、工程460において、入力ツールのタイプはスタイラスであると判断し、ユーザインターフェイスを、対応する汎用ユーザインターフェイスに切り替える。Pd<Vpではない場合、プロセッサ230は、工程470において、入力ツールのタイプは指であると判断し、ユーザインターフェイスを、対応する頻繁に使用される機能のインターフェイスに切り替える。図4Bにおける他の工程は、図4Aにおける対応する工程と同じであるので、ここでは説明を繰り返さない。
図4Cは、プロセッサ230により実行される入力ツールのタイプを特定する別の方法のフローチャートである。図4Cにおけるフローは、接触位置及び接触圧力の変動範囲に同時に応じて入力ツールのタイプを特定する。工程422において、プロセッサ230は、所定のサンプリング時間間隔で入力ツールの接触位置及び接触圧力を記録する。工程442において、接触位置の変動範囲Xd、Ydと、接触圧力の変動範囲Pdを計算する。次に、工程452において、Xd<Vx、Yd<Vy、及びPd<Vpであるか否か確認する。これらの不等式が全て真である場合、プロセッサ230は、工程460において、入力ツールのタイプはスタイラスであると判断し、ユーザインターフェイスを、対応する汎用ユーザインターフェイスに切り替える。そうではない場合、プロセッサ230は、工程470において、入力ツールのタイプは指であると判断し、ユーザインターフェイスを、対応する頻繁に使用される機能のインターフェイスに切り替える。図4Cにおける他の工程は、図4Aにおける対応する工程と同じであるので、ここでは説明を繰り返さない。
次に、別のハードウェア設計により実行される入力ツールのタイプを特定する方法を説明する。図2B及び図5を参照されたい。図2Bは、本考案の別の実施形態によるハンドヘルド式デバイスを示すブロック図である。図2Bと図2Aの主な相違点は、図2Aにおけるタッチ感知手段220を、容量感知デバイス250を含むタッチ感知手段221に置き換えたことである。容量感知デバイスは、マトリクスに配置される多数の感知パッドを含む。感知パッドは、容量効果を生成し、導体のサイズが十分に大きい場合にだけ、その導体の接触又は近接を検出する。指は、感知パッドが検出するために十分に大きい導体である。スタイラスが導体で形成され、十分に大きい場合、感知パッドはそのスタイラスを検出することもできる。一般的に、容量感知デバイスは、入力ツールを走査形式で検出する。従って、入力ツールは、幾つかの感知パッドによって同時に又は非常に短い継続時間で検出されうる。図2Bにおけるプロセッサ230は、入力ツールを検出する感知パッドの数に応じて接触領域のサイズを計算し、入力ツールが指であるかスタイラスであるか特定することができる。
図5は、図2Bにおけるプロセッサ230により実行される入力ツールのタイプを特定する方法のフローチャートである。最初に、工程510において、所定のサンプリング時間間隔で入力ツールの接触又は近接を検出する。次に、工程520において、入力ツールを検出した感知パッドの有無を確認する。検出した感知パッドがない場合、工程510に戻り、検出を続ける。入力ツールを検出した少なくとも1つの感知パッドがある場合、工程530に進み、所定の特定の継続時間の間に、入力ツールがタッチ感知手段221に作用する際に入力ツールを検出する容量感知デバイス250の感知パッドの数を計算する。次に、工程540において、その感知パッド数が、プロセッサ230の所定閾値より少ないか否か確認する。少ない場合、プロセッサ230は、工程550において、入力ツールのタイプはスタイラスであると判断し、ユーザインターフェイスを、対応する汎用ユーザインターフェイスに切り替える。少なくない場合、プロセッサ230は、工程560において、入力ツールのタイプは指であると判断し、ユーザインターフェイスを、対応する頻繁に使用される機能のインターフェイスに切り替える。上述した所定閾値は、感知パッドの面密度に応じて設定されうる。
図2Cは、本考案の別の実施形態によるハンドヘルド式デバイスを示すブロック図である。図2Cと図2Aの主な相違点は、図2Aにおけるタッチ感知手段220を、温度センサ260を含むタッチ感知手段222に置き換えたことである。この実施形態では、プロセッサ230は、入力ツールがタッチ感知手段222に接触又は近接するときの入力ツールの温度に応じて入力ツールのタイプを特定する。図1及び図2Cを参照されたい。ユーザが、入力ツールを用いてタッチ感知手段222を操作すると、プロセッサ230は、対応する入力信号を受信する(工程110)。このとき、プロセッサ230は、温度センサ260を介して入力ツールの温度を検出し、入力ツールの温度を所定の温度(室温及び体温の平均等)と比較する。入力ツールの温度が、所定の温度より低い場合、プロセッサ230は、入力ツールのタイプはスタイラスであると判断する。所定の温度より高い場合、プロセッサ230は、入力ツールのタイプは指であると判断する(工程120)。次に、プロセッサ230は、今考案の上述の実施形態において説明したように、入力ツールのタイプに応じて、対応する汎用ユーザインターフェイス又は頻繁に使用される機能のインターフェイスを表示する(工程130)。
接触領域、接触圧力、及び接触温度における差異によって入力ツールのタイプを特定すること以外に、図2Dに示す本考案の実施形態では、プロセッサ230は、画像認識技術を使用して入力ツールのタイプを特定しうる。図1及び図2Dを参照されない。図2Dは、本考案の別の実施形態によるハンドヘルド式デバイスを示すブロック図である。図2Dと図2Aの主な相違点は、図2Aにおけるタッチ感知手段222を、画像感知デバイス270を含むタッチ感知手段223に置き換えたことである。工程110において、ユーザが入力ツールを用いてタッチ感知手段223を操作すると、プロセッサ230は、タッチ感知手段223を介して入力信号を受信する。次に、工程120において、プロセッサ230は、画像感知手段270を制御して、入力ツールを含む画像を取得し、画像中の入力ツールの特徴又は寸法に応じて入力ツールのタイプを特定する。例えば、プロセッサ230は、画像認識技術によって画像中の入力ツールの外形といった特徴を抽出し、その抽出した特徴に応じて入力ツールのタイプを特定しうる。更に、プロセッサ230は、画像中の入力ツールのサイズを計算し、入力ツールのサイズを基準サイズと比較することで入力ツールのタイプを特定しうる。プロセッサ230は、入力ツールのタイプがスタイラスであると判断すると、工程130において、ディスプレイ210上に汎用ユーザインターフェイスを表示する。プロセッサ230は、入力ツールのタイプが指であると判断すると、工程130において、ディスプレイ210上に頻繁に使用される機能のインターフェイスを表示する。
なお、ハンドヘルド式デバイス内のプロセッサは、ユーザインターフェイスを切替え及び表示する際に、入力ツールのタイプに応じて、ユーザインターフェイスのアイテムのサイズを調節しうる。例えば、プロセッサが入力ツールはスタイラスであると判断すると、ユーザインターフェイスのアイテムは、図6のユーザインターフェイス600により示すように、標準サイズで表示される。しかし、プロセッサが入力ツールは指であると判断すると、ユーザインターフェイスのアイテムは、図7のユーザインターフェイス700により示すように、指で操作可能なサイズにまで拡大され、それにより、ユーザは、ユーザインターフェイスを指で簡単に操作することができるようになる。上述のアイテムには、アイコン又は画像といった、入力ツールによって選択可能なビジュアルオブジェクトが含まれる。
入力ツールのタイプに応じて異なるユーザインターフェイスに切り替えること以外に、本考案におけるハンドヘルド式デバイスは、図8Aのフローに示すように、入力ツールのタイプに応じて様々な方法で様々な所定の機能を実行しうる。図8Aは、本考案の一実施形態によるハンドヘルド式デバイスにより実行されるユーザインターフェイスを操作する方法のフローチャートである。フローは、以下により詳細に説明する。最初に、ハンドヘルド式デバイスのプロセッサは、タッチ感知手段を介して入力信号を受信し(工程810)、入力信号を生成する入力ツールのタイプを特定し(工程820)、次に、入力ツールのタイプに応じて所定の機能を実行する(工程830)。例えば、所定の機能は、入力ツールの対応に応じて対応するユーザインターフェイスに切り替えることでありうる(工程840)。工程840の詳細は、上述の実施形態において既に説明したので、ここでは説明を繰り返さない。更に、工程830の所定の機能は、入力ツールのタイプに応じて特定の機能を立ち上げる又は閉じることでありうる(工程850)。本考案の範囲は、図8Aに示す所定の機能に限定されない。本考案の他の実施形態では、プロセッサは、入力ツールのタイプに応じて他の所定の機能を実行しうる。
工程850の特定の機能は、ユーザインターフェイスのパン機能、ユーザインターフェイスのスクロール機能、又は、ユーザインターフェイスのパン機能及びユーザインターフェイスのスクロール機能の両方でありうる(工程860)。例えば、ユーザインターフェイスのパン機能及びスクロール機能は、入力ツールがスタイラスである場合には閉じられ、入力ツールが指である場合には立ち上げられ、それにより、ユーザは、指を動かすことによってユーザインターフェイスのディスプレイコンテンツをパン又はスクロールすることができる。
工程860の詳細は、図8Bに示す。最初に、工程861において、入力ツールは、指であると特定され、ユーザインターフェイスのパン機能及びユーザインターフェイスのスクロール機能が立ち上げられる。工程862において、指の接触状態又は近接状態が終了したか否か確認する。つまり、指がタッチ感知手段から離されたかどうかを確認する。指がまだ離されていない場合、工程863においてユーザインターフェイスのパン機能を実行し、それにより、ユーザインターフェイスは指の動作によってパンされる。他方、指がタッチ感知手段から離されている場合、工程864において、タッチ感知手段から離れる際に指が動いたか否かを確認する。指が動かなかった場合、処理を終了する。指が動いた場合、工程865に進み、ユーザインターフェイスのスクロール機能を実行し、それにより、ユーザインターフェイスは指の動作によりスクロールされる。
更に、工程850における特定の機能は、複数選択機能でありうる(工程870)。例えば、複数選択機能は、入力ツールがスタイラスである場合に立ち上げられ、それにより、ユーザが、スタイラスを用いてユーザインターフェイスにおける複数のデータアイテム又は機能アイテムを同時に選択することができる。更に、複数選択機能は、入力ツールが指である場合に閉じられ、それにより、ユーザは、一度に1つのアイテムしか選択できなくなる。指は、スタイラスほど精度が高くなく、また、誤った選択を行う傾向があるので、このような設計は、ハンドヘルド式デバイスの使用の精度と効率を向上する。
工程870の詳細は、図8Cに示す。最初に、入力ツールはスタイラスとして特定され、複数選択機能が立ち上げられる。次に、工程872において、タッチ感知手段とのスタイラスの接触又は近接領域が、任意のユーザインターフェイスアイテムを覆うかどうか確認する。接触又は近接領域が、任意のアイテムを覆わない場合、処理は終了する。接触又は近接領域が、少なくとも1つのアイテムを覆う場合、工程873において、その接触領域によって覆われる全てのユーザインターフェイスアイテムを選択する。
更に、工程850の特定の機能は、絵描き機能及び絵消し機能を含みうる(工程880)。例えば、入力ツールがスタイラスである場合に、絵描き機能は立ち上げられ、絵消し機能は閉じられ、それにより、ユーザはスタイラスを用いて絵を描くことができる。他方、入力ツールが指である場合、絵描き機能は閉じられ、絵消し機能が立ち上げられ、それにより、ユーザは自分の指を消しゴムのようにして前に描いた絵を削除することができる。
更に、プロセッサは、入力ツールに応じた上述の例において列挙した特定の機能以外の特定の機能を立ち上げる又は閉じることが可能である。
本考案の上述の実施形態におけるハンドヘルド式デバイスの範囲は、既存の電子デバイスを対象とするよう拡大しうる。上述の実施形態における方法のフローは、ハンドヘルド式デバイス又は電子デバイスのオペレーティングシステム又はアプリケーションによって実行され、それにより、電子デバイスといったハードウェアの機能を統合しうる。上述のオペレーティングシステム又はアプリケーションは、コンピュータ可読媒体内に格納され、電子デバイスのプロセッサにより実行されうる。技術的な詳細は上述の実施形態に既に説明したので、ここでは説明を繰り返さない。
図2A乃至図2Dの実施形態では、ディスプレイ及びタッチ感知手段は、2つの独立した構成要素である。ディスプレイは、ユーザインターフェイスを表示し、タッチ感知手段は、入力信号を受信する。本考案の他の実施形態では、ディスプレイとタッチ感知手段は、図9A及び図9Bに示すように、タッチディスプレイと一体にされてもよい。
図9Aは、本考案の一実施形態による電子デバイスを示す図である。図9Bは、図9Aにおける電子デバイスを示す断面図である。図9Cは、図9Aにおけるタッチ感知手段を示す断面図である。最初に図9A及び図9Bを参照されたい。電子デバイスは、ケーシング910と、タッチディスプレイ920と、プロセッサ930を含む。ケーシング910は、外側に接続する開口910aを有する。タッチディスプレイ920は、ケーシング910内に配置され、開口910aは、タッチディスプレイ920の一部を露出する。更に、タッチディスプレイ920は、入力ツールの動作を受取るよう構成され、また、タッチ感知手段920は、感知面920aを有する。タッチディスプレイ920は、ケーシング910内に配置されるので、感知面902aと、開口910aの端におけるケーシング910とには高さの差がある(図9Bに領域Aとして示す)。例えば、高さの差は、1ミリメートルより大きい。つまり、入力ツールの動作範囲は、開口910aによって制限される。
プロセッサ930は、タッチディスプレイ920に電気的に結合して、入力ツールのタイプを特定する。上述の実施形態において説明したように、プロセッサ930は、入力ツールがタッチ感知手段924を操作する際に検出される領域、圧力、温度、又は画像に応じて入力ツールのタイプを特定しうる。同様に、異なる特定方法では、タッチ感知手段924は、抵抗感知デバイス又は容量感知デバイスを含みうる。更に、タッチディスプレイ920は、温度センサ、又は、入力ツールを含む画像を取得する画像感知デバイスを含んでもよい。特定方法や、所定の機能の実行についての関連の詳細は、既に上述したので、ここでは説明を繰り返さない。なお、異なるユーザインターフェイスを表示する方法は、入力ツールのタイプに応じてユーザインターフェイスを選択しうるが、異なるユーザインターフェイスを表示する方法を決定することは、上述したような決定方法に限定されない。更に、入力ツールのタイプに関する特定結果は、表示されるべきユーザインターフェイスを決定するためだけに使用されるわけではない。例えば、プロセッサは、特定結果に応じて他のプログラムを駆動する、又は、他の動作を実行するよう判断してもよい。
この実施形態では、タッチディスプレイ920は、ディスプレイ922とタッチ感知手段924を含む。本考案の他の実施形態では、ディスプレイ922及びタッチ感知手段924は、単一のモジュールに統合されてもよい。更に、ディスプレイ922及びタッチ感知手段924のそれぞれは、プロセッサ930に電気的に接続される。この実施形態では、ディスプレイ922及びタッチ感知手段924は共にケーシング910内に配置される。開口910aは、タッチ感知手段924の一部を露出する。更に、タッチ感知手段924は、ディスプレイ922上に配置され、また、タッチ感知手段924は、入力ツールの動作を受取る感知面920aを有する。一部の構成要素を以下に詳細に説明する。
図9A及び図9Cを参照されたい。タッチ感知手段924は、透明基板9242と、第1の導体膜9244aと、第2の導体膜9244bと、保護層9246と、少なくとも1つのスペーサ9248を含む。第1の導体膜9244aは、透明基板9242の上方に配置され、第2の導体膜9244bは、第1の導体膜9244aの上方に配置される。この実施形態では、第1の導体膜9244a及び第2の導体膜9244bは、インジウム・スズ酸化物(ITO)又は他の透明導体材料から形成されうる。保護層9246は、第2の導体膜9244bの上方に配置され、また、感知面920aを含む。更に、スペーサ9248は、第1の導体膜9244aと第2の導体膜9244bとの間に配置され、第1の導体膜9244aと第2の導体膜9244bとを離す。
この実施形態では、タッチ感知手段924は更に、幾つかの電極9242a及びフレキシブル回路基板924aを含む。電極9242aは、透明基板9242を貫通し、第1の導体膜9244a及び第2の導体膜9244bにそれぞれ電気接続される。更に、フレキシブル回路基板924aは、透明基板9242の下面9242bに配置され、電極9242a及びプロセッサ930に電気接続される。つまり、フレキシブル回路基板924aは、タッチ感知手段924全体の下から延在する。しかし、本考案の他の実施形態では、フレキシブル回路基板924aは、電極9242aの接続なしで、第1の導体膜9244a及び第2の導体膜9244bに電気接続されてもよい。フレキシブル回路基板924aがタッチ感知手段924の下から延在するので、電子デバイス全体が薄くなりうる。
要約するに、本考案は、入力ツールのタイプを特定し、また、入力ツールのタイプに応じて、対応するユーザインターフェイスに切り替える、又は、様々な方法で様々な所定の機能を実行することができる。その結果、本考案は、様々なユーザインターフェイスを迅速に切り替える方法を提供するだけでなく、ユーザが、ハンドヘルド式デバイスをより便利な方法で操作することを可能にし、従って、ハンドヘルド式デバイスを使用する際の効率及びユーザフレンドリ性を向上する。
当業者には明らかであるように、様々な改良及び変更を本考案の範囲又は精神から逸脱することなく本考案の構造に加えることができる。上述に鑑みて、本考案は、請求項及びその等価物の範囲内であることを前提に今考案の改良及び変更も対象であることを意図する。
符号の説明
210 ディスプレイ
220 タッチ感知手段
230 プロセッサ
240 抵抗感知デバイス
250 容量感知デバイス
260 温度センサ
270 画像感知デバイス
910 ケーシング
910a 開口
920 タッチディスプレイ
920a 感知面
922 ディスプレイ
924 タッチ感知手段
9242 透明基板
924a フレキシブル回路基板
9244a 第1の導体膜
9244b 第2の導体膜
9246 保護層
9248 スペーサ
930 プロセッサ

Claims (20)

  1. 開口を有するケーシングと、
    前記ケーシング内に配置されるタッチディスプレイと、
    前記タッチディスプレイに電気的に接続されるプロセッサと、
    を含み、
    前記開口は、前記タッチディスプレイの一部を露出し、
    前記タッチディスプレイは、入力ツールの動作を受取り、また、感知面を有し、
    前記プロセッサは、前記タッチディスプレイ上に表示されるユーザインターフェイスを決定する、電子デバイス。
  2. 前記プロセッサが、前記タッチディスプレイ上に表示される前記ユーザインターフェイスを決定する方法は、
    前記プロセッサが、前記入力ツールのタイプを特定することと、
    前記入力ツールのタイプに応じて対応するユーザインターフェイスに切り替えることと、
    を含む、請求項1に記載の電子デバイス。
  3. 前記タッチディスプレイは更に、
    前記ケーシング内に配置されるディスプレイと、
    前記ケーシング内及び前記ディスプレイ上に配置されるタッチ感知手段と、
    を含み、
    前記ディスプレイ及び前記タッチ感知手段は、前記プロセッサに電気的に接続される、請求項1に記載の電子デバイス。
  4. 前記タッチ感知手段は、
    透明基板と、
    前記透明基板上に配置される第1の導体膜と、
    少なくとも1つのスペーサと、
    第2の導体膜と、
    前記第2の導体膜上に配置される保護層と、
    を含み、
    前記スペーサは、前記第1の導体膜と前記第2の導体膜との間に配置され、
    前記保護層は、前記感知面を有する、請求項3に記載の電子デバイス。
  5. 前記タッチ感知手段は更に、
    前記透明基板を貫通し、それぞれ、前記第1の導体膜又は前記第2の導体膜に電気接続される複数の電極と、
    前記透明基板の下面に配置され、前記複数の電極及び前記プロセッサに電気接続されるフレキシブル回路基板と、
    を含む、請求項4に記載の電子デバイス。
  6. 前記タッチ感知手段は、抵抗感知デバイスを含む、請求項3に記載の電子デバイス。
  7. 前記タッチ感知手段は、容量感知デバイスを含む、請求項3に記載の電子デバイス。
  8. 前記タッチディスプレイは、温度センサを含む、請求項1に記載の電子デバイス。
  9. 前記タッチディスプレイは、前記入力ツールを含む画像を取得する画像感知デバイスを含む、請求項1に記載の電子デバイス。
  10. 前記入力ツールは、スタイラス、又は、ユーザの指を含む、請求項1に記載の電子デバイス。
  11. 開口を有するケーシングと、
    前記ケーシング内に配置されるタッチディスプレイと、
    前記タッチディスプレイに電気的に接続されて入力ツールのタイプを特定するプロセッサと、
    を含み、
    前記開口は、前記タッチディスプレイの一部を露出し、
    前記タッチディスプレイは、前記入力ツールの動作を受取り、また、感知面を有する、電子デバイス。
  12. 前記プロセッサは更に、前記入力ツールのタイプに応じて前記タッチディスプレイ上に表示されるユーザインターフェイスを決定することを含む、請求項11に記載の電子デバイス。
  13. 前記タッチディスプレイは更に、
    前記ケーシング内に配置されるディスプレイと、
    前記ディスプレイ上及び前記ケーシング内に配置されるタッチ感知手段と、
    を含み、
    前記ディスプレイ及び前記タッチ感知手段は、前記プロセッサに電気的に接続される、請求項11に記載の電子デバイス。
  14. 前記タッチ感知手段は、
    透明基板と、
    前記透明基板上に配置される第1の導体膜と、
    少なくとも1つのスペーサと、
    第2の導体膜と、
    前記第2の導体膜上に配置される保護層と、
    を含み、
    前記スペーサは、前記第1の導体膜と前記第2の導体膜との間に配置され、
    前記保護層は、前記感知面を有する、請求項13に記載の電子デバイス。
  15. 前記タッチ感知手段は更に、
    前記透明基板を貫通し、それぞれ、前記第1の導体膜又は前記第2の導体膜に電気接続される複数の電極と、
    前記透明基板の下面に配置され、前記複数の電極及び前記プロセッサに電気接続されるフレキシブル回路基板と、
    を含む、請求項14に記載の電子デバイス。
  16. 前記タッチ感知手段は、抵抗感知デバイスを含む、請求項13に記載の電子デバイス。
  17. 前記タッチ感知手段は、容量感知デバイスを含む、請求項13に記載の電子デバイス。
  18. 前記タッチディスプレイは、温度センサを含む、請求項11に記載の電子デバイス。
  19. 前記タッチディスプレイは、前記入力ツールを含む画像を取得する画像感知デバイスを含む、請求項11に記載の電子デバイス。
  20. 前記入力ツールは、スタイラス、又は、ユーザの指を含む、請求項11に記載の電子デバイス。
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