JP3143426B2 - 自動洗髪機 - Google Patents
自動洗髪機Info
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- Cleaning And Drying Hair (AREA)
Description
で使用される業務用の自動洗髪機に関するものである。
の自動洗髪機では、被洗髪者の頭部が水槽に挿入され
て、その髪に洗浄水がかけられて洗髪が行なわれる。ま
た、洗髪後に、美容師等が、ハンドシャワーを用いて仕
上げを行なうことがある。このために、自動洗髪機のキ
ャビネット上面に設けられたノブを操作すると、ハンド
シャワーから温水が噴射される。ハンドシャワーは、水
槽の近傍の保持部に着脱可能に保持されている。
された孔を有し、この孔にハンドシャワーのシャワーヘ
ッドを抜き差しするようにされている。孔の周縁部は、
キャビネット上面と一体に形成され、上面から下方に鉛
直方向に延設されている。このように保持部に装着され
たシャワーヘッドは、ほぼ横方向に向いていた。ところ
で、美容院等では、ハンドシャワーを保持部に装着した
状態で、ハンドシャワーから洗浄水を出す場合があるこ
とが判明した。例えば、片手でハンドシャワーを操作す
る場合等である。このような場合、洗浄水を勢い良く出
すと、ハンドシャワーから出る洗浄水が、水槽から飛び
出て、自動洗髪機の周囲を濡らす事態が想定される。
硬質部材で形成されているので、保持部にシャワーヘッ
ドを装着する際に衝撃音が生じることがある。また、こ
れらの不具合を防止するために、コストの増加は回避し
たい。そこで、本発明の目的は、上述した技術的課題を
解決し、保持部に装着した状態のハンドシャワーから出
る洗浄水が、水槽外に飛散することを防止できる自動洗
髪機を提供することである。
め、請求項1記載の発明の自動洗髪機は、頭および髪を
入れた状態で洗浄水を自動的に噴射して洗髪を行なうた
めの水槽を有し、水槽の近傍のキャビネットの上面に、
取り出し可能なハンドシャワーが設けられた自動洗髪機
において、キャビネットの上面には、水槽の入口を形成
する水槽周縁部よりも一段高く盛り上げられた座が、キ
ャビネットの上面の一部によって一体的に形成されてお
り、上記座には水槽に向かって下り傾斜をした傾斜面が
含まれ、この傾斜面に形成された孔にシャワーヘッドが
差し込まれることによって、シャワーヘッドを水槽に向
けた状態にしてハンドシャワーが保持されることを特徴
とする。
すなわち、シャワーヘッドが差し込まれる孔は傾斜面に
形成されているので、シャワーヘッドを下方に向けるこ
とができる。これによって、キャビネット上面にハンド
シャワーを保持した状態で、ハンドシャワーから洗浄水
を出すと、その洗浄水を水槽内に向けることができるの
で、洗浄水が自動洗髪機の周囲に飛散することを防止す
ることができる。従って、キャビネット上面に保持した
ままで、ハンドシャワーを使用でき、使い勝手を向上す
ることができる。
状態で、そこから出る水を確実に水槽内に向けることが
できるので、洗浄水の周囲への飛散を確実に防止するこ
とができる。また、ハンドシャワーを保持した状態で、
シャワーヘッドをキャビネット上面よりも一段高くする
ことができるので、洗浄水をシャワーヘッドから水槽内
に確実に向けて入れることができる結果、水の周囲への
飛散を確実に防止できる。
よび髪を入れた状態で洗浄水を自動的に噴射して洗髪を
行なうための水槽を有し、水槽の近傍のキャビネットの
上面に、取り出し可能なハンドシャワーが設けられた自
動洗髪機において、水槽近傍のキャビネットの上面が傾
斜面とされ、この傾斜面に孔が形成され、孔には、弾性
を有する筒状の受け台が設けられ、受け台にシャワーヘ
ッドが差し込まれることを特徴とする。この構成によれ
ば、受け台は弾性を有するので、シャワーヘッドが差し
込まれる際に生じる衝撃音を低減することができる。ま
た、受け台は、筒状であることによって、ハンドシャワ
ーを確実に保持することができるので、水を水槽に確実
に向けて水の周囲への飛散を確実に防止できる。
ては、天然ゴム、合成ゴム、エラストマー等の高分子材
料等の弾性を有する軟質部材で形成することや、コイル
状等の弾性を有する形状を例示できる。請求項4記載の
発明の自動洗髪機は、請求項1乃至3の何れかに記載の
自動洗髪機において、傾斜面は、キャビネットの上面の
一部が盛り上げられて形成されたことを特徴とする。
よび髪を入れた状態で洗浄水を自動的に噴射して洗髪を
行なうための水槽を有し、水槽の近傍のキャビネットの
上面に、取り出し可能なハンドシャワーが設けられた自
動洗髪機において、水槽近傍のキャビネットの上面に
は、シャワーヘッドを差し込むことができ、差し込まれ
たシャワーヘッドを水槽に向けた状態で保持する保持部
が形成されていることを特徴とする。請求項4記載の発
明は、請求項3に記載の自動洗髪機において、上記保持
部は、キャビネットの上面の一部によって一体的に形成
され、水槽周縁部よりも一段高く盛り上げられた座を有
し、シャワーヘッドを水槽に向けた状態にする凹部が形
成されていることを特徴とする。
に入れることによって、安定して保持でき、しかも、位
置決めできるので、水槽に水を確実に入れることができ
る結果、洗浄水の周囲への飛散を確実に防止できる。請
求項5記載の発明の自動洗髪機は、請求項1乃至4の何
れかに記載の自動洗髪機において、シャワーヘッドには
ホースが接続されており、このホースはキャビネット内
に収容されて、シャワーヘッドを孔から取り出すと、ホ
ースも孔から伸び出してくるように構成されていること
を特徴とする。
かに記載の発明の作用に加えて、ホースが孔を通ってい
ても使い易い。また、シャワーヘッドはホースによって
キャビネット内に引き込まれるようにされているので、
シャワーヘッドを孔に安定して差し込んでおくことがで
きる結果、水の周囲への飛散を確実に防止できる。
の自動洗髪機を、添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。図1は、本発明の第1の実施の形態の自動洗髪機の
斜視図である。この自動洗髪機1は、キャビネット11
によってその外観形状が形成されている。キャビネット
11の上面中央には、被洗髪者の頭部を挿入するための
入口12が形成されている。入口12の内方には、頭部
および髪が収容される水槽13が配置されている。入口
12には、被洗髪者の顔面部周囲を覆うフード14が開
閉可能に取付けられている。このフード14を開いて、
洗髪のために被洗髪者の頭部を水槽13に収容する。洗
髪時には、フード14は閉じられ、被洗髪者は、仰向け
状態で入口12に頭部を挿入し、顔面をフード14から
出した状態で洗髪される。
は、窪み部が形成されており、ここには、シャンプー液
が貯蔵されたシャンプー容器21と、トリートメント液
が貯蔵されたトリートメント容器22とが取り外し可能
に装着されている。これらのシャンプー容器21および
トリートメント容器22は、いずれも市販されているも
のを使用することができる。
右側には、操作パネル15が配置されている。操作パネ
ル15には、操作信号をマイクロコンピュータ等を含む
制御部(図示せず)に入力するための種々のキースイッ
チが配列されている。また、キャビネット11の上面の
左側には、ハンドシャワー18が抜き出し可能に備えら
れている。
開けた状態で、美容師等が洗髪の仕上げをするとき等に
用いられる。ハンドシャワー18は、キャビネット11
に設けられた保持部90に保持されている。また、この
ハンドシャワー18のための冷水および温水の流出/停
止、流量調節用のノブ19,20がキャビネット11の
上面の右奥に備えられている。
ある。上述の水槽13の内部には、略半円弧状の上ノズ
ルリンク23に設けられた上ノズル24と、棒状の下ノ
ズルリンク25に設けられた下ノズル26と、側壁に固
定された固定ノズル27とが配置されている。次に、こ
れらの各ノズルに温水を供給するための水路および供給
機構について説明する。
40を経てミキシングバルブ41へ与えられる。また、
図外の給湯管から供給される湯は、湯供給部42を経て
ミキシングバルブ41に与えられる。ミキシングバルブ
41では、与えられた水と湯とが混合され、適当な温度
の温水が作られる。ミキシングバルブ41で作られる温
水の温度は、オペレータがノブ20を操作することによ
って調節可能にされている。
シャワーバルブ47が開かれると、逆止弁48および供
給ホース49を介してハンドシャワー18に導かれる。
その結果、ハンドシャワー18から温水を噴射すること
ができる。ミキシングバルブ41で作られる温水はま
た、給湯バルブ43が開かれると、供給管44を介して
貯湯タンク45へ供給される。供給管44には、ミキシ
ングバルブ41から供給される温水の温度を検出するた
めのサーミスタ46が備えられている。
5に溜められている温水の水量を検出するための下位水
量センサ50および上位水量センサ51が備えられてい
る。下位水量センサ50および上位水量センサ51の出
力はマイクロコンピュータにおける給湯バルブ43の開
閉制御に利用される。これにより、貯湯タンク45内に
常に適量の温水が満たされ得るようにされている。
湯タンク45に溜められた温水の温度を検出するための
サーミスタ52が備えられている。貯湯タンク45の上
方位置には、上位水量センサ51で検出される水量以上
に温水が貯湯タンク45内に溜まった場合、その余分な
温水を貯湯タンク45の外部へ溢れ出させるための溢水
口53が形成されている。溢水口53の下方にはドレン
パン55が備えられている。溢水口53から溢れ出した
温水はドレンパン55で受け止められ、ドレンパン55
から機外に延びている排水管56を通って機外に排水さ
れる。
いったん排水された温水が逆流などして、ドレンパン5
5内に温水が満ちた異常状態を検出するための水位セン
サ54が備えられている。貯湯タンク45の下方には流
出管57が連結されている。流出管57の他端は、ポン
プ59の吸込口に接続されている。ポンプ59にはイン
バータ58が接続されており、ポンプ59はインバータ
58から交流電流が供給されることによって駆動され
る。ポンプ59が駆動されると、貯湯タンク45に溜め
られている温水は、流出管57を通ってポンプ59内に
吸込まれる。
給管71とトリートメント供給管72が分岐している。
シャンプー供給管71の先端には、シャンプー容器21
からシャンプー用ポンプ65を介して延びている管61
が接続されている。また、トリートメント供給管72の
先端には、トリートメント容器22からトリートメント
用ポンプ66を介して延びている管62が接続されてい
る。
用ポンプ66は、管61,62をしごくことによってシ
ャンプー容器21やトリートメント容器22に貯蔵され
ているシャンプー液やトリートメント液をそれぞれ吸い
上げ、各管を介して送り出すためのものである。また、
シャンプー供給管71には弁68が、トリートメント供
給管72には弁69が、それぞれ介装されている。
タ58によって駆動される間に、シャンプー用ポンプ6
5が駆動されて、弁68が開けられると、シャンプー容
器21に貯蔵されているシャンプー液が管61およびシ
ャンプー供給管71を介して流出管57に供給される。
その結果、温水にシャンプー液が混入され、シャンプー
用温水が作られる。
リートメント用ポンプ66が駆動されて、弁69が開け
られると、トリートメント容器22に貯蔵されているト
リートメント液が管62およびトリートメント供給管7
2を介して流出管57に供給される。その結果、温水に
トリートメント液が混入され、トリートメント用温水が
作られる。
プー用温水またはトリートメント用温水は、ポンプ59
の出口側から吐出される。ポンプ59の出口側には、温
水を4つの管に導く分岐管75が接続されている。分岐
管75の各分路先端には、上ノズルバルブ76,下ノズ
ルバルブ77,固定ノズルバルブ78および排水バルブ
79を介して、管80,81,82,83がそれぞれ接
続されている。
続されている。管81の先端は下ノズルリンク25に接
続されている。管82の先方部は水槽13の側壁外方に
配置されており、管82の先方部には、上述の複数の固
定ノズル27が所定間隔で配列されている。管83の先
端は、水槽13の底面下方に連設された排水トラップ8
4、排水管85を介して排水管56に接続されている。
てポンプ59を駆動し、かつ上ノズルバルブ76,下ノ
ズルバルブ77または固定ノズルバルブ78を必要に応
じて選択的に開成させることにより、水槽13内の所望
のノズルから温水、シャンプー用温水またはトリートメ
ント用温水を噴射させ、被洗髪者の髪を自動的に洗髪す
ることができる。
リンク25は、リンクモータRMを含む駆動機構28に
連結されている。洗髪時には、駆動機構28によって上
ノズルリンク23および下ノズルリンク25がそれぞれ
揺動および回動される。その結果、上ノズル24および
下ノズル26から噴射される温水の噴射方向が変化し
て、これにより、被洗髪者の髪を万遍なく、かつ良好に
洗髪できる。
をする場合には、上述のように、ハンドシャワー18を
使用する。図3は、図1のハンドシャワー18の保持部
90近傍の拡大断面正面図である。図3と図1を参照す
る。ハンドシャワー18は、シャワーヘッド18aと、
シャワーヘッド18aの根元側端部に接続されるホース
18bとを備えている。キャビネット11上面には保持
部90の差込孔91aが開いていて、その差込孔91a
にシャワーヘッド18aが差し込めるようになってい
る。シャワーヘッド18aには、ホース18bが接続さ
れていて、ホース18bはキャビネット内に収容されて
いる。シャワーヘッド18aを差込孔91aから取り出
すと、ホース18bも差込孔91aから伸び出してく
る。
れている。温水は、供給ホース49から、ホース18b
を通り、シャワーヘッド18a内に形成された水路に入
り、水路内で進行方向を略直角に曲げられて注ぎ口から
噴射される。注ぎ口は、シャワーヘッド18aの根元側
部分の延びる方向に対して略直角方向に向いて設けられ
ている。
成された座11aと、この座11aに形成された嵌合孔
11bと、嵌合孔11bに嵌合された受け台91とを有
している。受け台91には、差込孔91aが形成されて
おり、この差込孔91aにシャワーヘッド18aおよび
ホース18bが挿通されている。以下、詳細に説明す
る。
に、FRP等の硬質樹脂材料で形成されている。座11
aは、キャビネット11上面、水槽13の周縁部よりも
一段高く形成されており、その上面には傾斜面11cが
形成されている。この傾斜面11cの傾斜方向は、水槽
13の内部に向かって下り傾斜している。また、傾斜面
11cには、嵌合孔11bが形成されており、この嵌合
孔11bに嵌まった状態で、受け台91が傾斜面11c
上に載置されて固定されている。
等の弾性部材で形成されている。受け台91の軸方向に
沿って差込孔91aが貫通している。このように、受け
台91を座11aの傾斜面11c上に載置した状態で、
差込孔91aは斜めに配置される。例えば、図3で、差
込孔91aの延びる方向D1は、鉛直方向D0に対して
傾斜している。
形成され、座11aに確実に当接して固定することがで
きる。また、フランジ部の下方に隣接して、嵌合溝91
bが形成され、この嵌合溝91bが嵌合孔11b周縁部
に嵌まり込んでいる。受け台91の外周面下部は、嵌合
孔11bよりも小径のテーパ状に形成されており、嵌合
孔11bに容易に挿通できる。このとき、受け台91が
弾性部材であるので、受け台91を座11aの上方から
受け台91を押し込むだけで、嵌合溝91bを嵌め込ん
で装着することができ、その弾性でがたつきなく固定す
ることができる。しかも、弾性部材の受け台91は、受
け台91と座11aとの間を水密にシールできてシール
部材を兼用している。
の異なる円周面で形成され、上端部で最大径で、中央部
で最も小径になり、下端部では径が大きくなっており、
軸方向に沿って凸湾曲状に形成されている。また、差込
孔91aの内周面、例えば、最も小径の部分よりも上部
では、シャワーヘッド18aの根元側端部の外形に沿う
ようなテーパ形状を有しており、しっかりとハンドシャ
ワー18を保持することができる。このように、差込孔
91aは、シャワーヘッド18aを入れる入口である上
部で大径とされており装着し易い。
ヘッド18aを入れるための凹部91cが形成されてい
る(図4参照)。この凹部91cは、差込孔91aに対
して水槽13寄りに設けられており、シャワーヘッド1
8aを水槽13に向けることができる。このように本実
施の形態によれば、座11aに傾斜面11cを形成し、
そこの嵌合孔11bに、受け台91の斜めに設けられた
差込孔91aを介してシャワーヘッド18aを差し込ん
で、ハンドシャワー18を保持することとした。特に、
この状態で、シャワーヘッド18aを下方に、且つ水槽
内13内に向けるようにしたので、ハンドシャワー18
を保持部90に保持した状態で、ハンドシャワー18か
ら洗浄水を出す場合に、その洗浄水を水槽13内に確実
に向けることができる結果、洗浄水が自動洗髪機1の周
囲に飛散することを確実に防止することができる。従っ
て、ハンドシャワー18を保持部90に装着したまま使
用でき、自動洗髪機1の使い勝手を向上することができ
る。
って、シャワーヘッド18aが保持部90に差し込まれ
る際に生じる衝撃音を防止することができる。また、受
け台91は、筒状であることによって、ハンドシャワー
18をその周囲から確実に保持することができるので、
水を水槽13に確実に向けて、水の周囲への飛散を確実
に防止できる。
別体にすることで、両部材の間で衝撃が緩和されるの
で、衝撃音を確実に防止することができる。また、ハン
ドシャワー18やキャビネット11が傷つくことを防止
することができる。なお、上述の実施の形態では、受け
台91は、ゴム等の弾性部材で形成されていたが、これ
には限定されない。受け台91の材質としては、天然ゴ
ム、合成ゴム、エラストマー等の高分子材料で弾性を有
するものを使用することができる。また、軟質部材で形
成してもよいし、プラスチック等の樹脂材料も使用する
ことができる。また、受け台91を、コイル状等の弾性
を有する形状に形成することによって、弾性を有する構
成としてもよい。
ット11上面に一段高く形成されていることによって、
保持部90にハンドシャワー18を保持したときに、シ
ャワーヘッド18aの位置をキャビネット11上面より
も一段高くできるので、洗浄水をシャワーヘッド18a
から水槽13内に確実に向けて入れることができる結
果、水の周囲への飛散をより一層確実に防止できる。
cに入れることによって、安定して保持でき、しかも、
位置決めできるので、水槽13に水を確実に入れること
ができる結果、洗浄水の周囲への飛散を確実に防止でき
る。また、ハンドシャワー18では、キャビネット11
内から伸び出し可能なホース18bをシャワーヘッド1
8aに接続していることによって、ホース18bが差込
孔91aを通っていても使い易い。また、シャワーヘッ
ド18aはホース18bによってキャビネット11内に
引き込まれるようにされているので、シャワーヘッド1
8aを受け台91を介して保持部90の孔に安定して差
し込んでおくことができる結果、水の周囲への飛散を確
実に防止できる。
傾斜面11cに受け台91を取り付けるように構成する
ことによって、受け台91を略円筒状に形成できる結
果、安価に形成でき、しかも、受け台91を傾斜面11
cに沿わせるだけで、差込孔91aを斜めに確実にする
ことができる。また、受け台91の上部を嵌合孔に嵌め
込むので、弾性を有する受け台91であっても、がたつ
くことなく確実に取り付けることができる。
凸湾曲していることによって、ホース18bを抜き差し
する際に、ホース18bを受け台91に沿わせ易く、可
撓性のあるホース18bや、弾性部材の受け台91が傷
むことを防止できる。なお、シャワーヘッド18aの形
状は特に限定されない。特に、ホース18bから受ける
洗浄水を屈曲させて噴射するハンドシャワーに好ましく
適用することができる。
種々の設計変更を施すことが可能である。
果を奏する。すなわち、傾斜面に形成された孔にシャワ
ーヘッドが差し込まれることによって、キャビネット上
面に保持したハンドシャワーのシャワーヘッドを下方に
向けて、そこからの洗浄水が自動洗髪機の周囲に飛散す
ることを防止することができる。従って、キャビネット
上面に保持したままでハンドシャワーを使用でき、使い
勝手を向上することができる。
に向けた状態にして差し込める孔とすることによって、
保持状態のハンドシャワーから出る洗浄水の周囲への飛
散を確実に防止することができる。さらに、キャビネッ
トの上面の一部が盛り上げられて傾斜面を形成している
ことによって、一段高く保持したハンドシャワーのシャ
ワーヘッドから洗浄水を水槽内に確実に向けて入れるこ
とができるので、水の周囲への飛散を確実に防止でき
る。請求項2記載の発明によれば、弾性を有する筒状の
受け台を孔に設けたことによって、シャワーヘッドを差
し込む際に発する衝撃音を低減することができる。ま
た、筒状の受け台は、ハンドシャワーを確実に保持で
き、洗浄水の周囲への飛散を確実に防止できる。
ャワーヘッドを凹部に入れることによって、安定且つ位
置決めして水槽に向けることができ、洗浄水の周囲への
飛散を確実に防止できる。請求項5記載の発明によれ
ば、請求項1乃至4の何れかに記載の発明の効果に加え
て、キャビネット内から伸び出し可能なホースをシャワ
ーヘッドに接続していることによって、ハンドシャワー
を使い易く、しかも、シャワーヘッドをホースで引き込
むようにして孔に安定して差し込んでおくことができる
結果、水の周囲への飛散を確実に防止できる。
図である。
正面図である。
向矢視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】頭および髪を入れた状態で洗浄水を自動的
に噴射して洗髪を行なうための水槽を有し、水槽の近傍
のキャビネットの上面に、取り出し可能なハンドシャワ
ーが設けられた自動洗髪機において、キャビネットの上面には、水槽の入口を形成する水槽周
縁部よりも一段高く盛り上げられた座が、キャビネット
の上面の一部によって一体的に形成されており、 上記座には水槽に向かって下り傾斜をした傾斜面が含ま
れ 、この傾斜面に形成された孔にシャワーヘッドが差し
込まれることによって、シャワーヘッドを水槽に向けた
状態にしてハンドシャワーが保持されることを特徴とす
る自動洗髪機。 - 【請求項2】頭および髪を入れた状態で洗浄水を自動的
に噴射して洗髪を行なうための水槽を有し、水槽の近傍
のキャビネットの上面に、取り出し可能なハンドシャワ
ーが設けられた自動洗髪機において、 水槽近傍のキャビネットの上面が傾斜面とされ、この傾
斜面に孔が形成され、 孔には、弾性を有する筒状の受け
台が設けられ、受け台にシャワーヘッドが差し込まれる
ことを特徴とする自動洗髪機。 - 【請求項3】頭および髪を入れた状態で洗浄水を自動的
に噴射して洗髪を行なうための水槽を有し、水槽の近傍
のキャビネットの上面に、取り出し可能なハンドシャワ
ーが設けられた自動洗髪機において、 水槽近傍のキャビネットの上面には、シャワーヘッドを
差し込むことができ、差し込まれたシャワーヘッドを水
槽に向けた状態で保持する保持部が形成されている こと
を特徴とする自動洗髪機。 - 【請求項4】上記保持部は、キャビネットの上面の一部
によって一体的に形成され、水槽周縁部よりも一段高く
盛り上げられた座を有し、シャワーヘッドを水槽に向け
た状態にする凹部が形成されていることを特徴とする請
求項3に記載の自動洗髪機。 - 【請求項5】請求項1乃至4の何れかに記載の自動洗髪
機において、 シャワーヘッドには、ホースが接続されており、 ホースはキャビネット内に収容されて、シャワーヘッド
を孔から取り出すと、ホースも孔から伸び出してくるよ
うに構成されていることを特徴とする自動洗髪機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09360750A JP3143426B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 自動洗髪機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09360750A JP3143426B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 自動洗髪機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11187921A JPH11187921A (ja) | 1999-07-13 |
JP3143426B2 true JP3143426B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=18470762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09360750A Expired - Fee Related JP3143426B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 自動洗髪機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3143426B2 (ja) |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP09360750A patent/JP3143426B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH11187921A (ja) | 1999-07-13 |
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