JP3143183U - 飲用水包装容器専用の冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】飲用水包装容器の内部の飲用水を冷却する冷却装置を提供する。
【解決手段】基座1および蒸発器2が含まれる。基座1には飲用水包装容器3を載置するための載置面11が形成され、さらに基材1の内部にはコンデンサーユニットが設けられる。蒸発器2は基座1の載置面11に設けられるとともに、コンデンサーユニットと連通するように形成され、蒸発器2には殻体21と少なくとも一個の導流片が形成され、殻体21の外周面には温度伝導面211が形成され、導流片は殻体21の内部に形成されることにより、迂回の流路が形成されるように構成されている。
【選択図】図2

Description

本考案は、冷却装置に関するもので、特に、飲用水包装容器専用の冷却装置に係るものである。
従来の飲用水包装容器としては、例えば中華民国新型公告第178803号の「蒸留水包装容器の新構造」においては、飲用水包装容器には盒体および充填袋が含まれる。上記盒体の下端には開口が設けられ、上記充填袋は上記盒体の内部に収容されて飲用水を充填するのに用いられ、さらに上記充填袋には上記盒体の開口から伸出するように出水口が設けられる。上記飲用水包装容器は上記盒体を支持体として運ぶのに役立ちすることができるとともに、上記充填袋が破れるのを保護することができるようにとしたものがある(例えば、特許文献1を参照)。
中華民国新型公告第178803号
上記のような従来の飲用水包装容器においては、一般として下記の問題点を有している。例えば、上記従来の飲用水包装容器に収容される飲用水の温度は常温である。このため、飲用者が冷たい飲用水を飲用しようとする時、飲用者は先ず上記充填袋の出水口から飲用水を取り出し、そして容器の中に入れなければならず、それから上記飲用水を入れてある容器を冷蔵室または冷凍庫の中に入れて冷却し、或いは余分に氷を造って上記飲用水を入れてある容器の中に入れて上記飲用水を冷却しなければならなかった。そのため、飲用者にとっては大変不便になるとともに、上記冷却の過程では時間が掛かり、飲用者が直ちに冷たい飲用水を飲むことができず、飲用者の飲用の品質に影響を及ぼしてしまうという問題点を有する。このように、上記のような従来の飲用水包装容器の構造をさらに改良する必要があった。
本考案の第一の目的は、基座に飲用水包装容器を載置し、蒸発器を利用して上記飲用水包装容器の予冷口を通過させることにより、上記飲用水包装容器の内部の飲用水を冷却することができる飲用水包装容器専用の冷却装置を提供しようとするものである。
本考案の第二の目的は、蒸発器に殻体と少なくとも一個の導流片を設け、上記少なくとも一個の導流片は上記殻体の内部に設けられることにより、上記殻体の内部には迂回の冷却剤の流路が形成され、上記冷却剤が上記蒸発器の内部における循環流動の時間を延ばすことができるため、冷却の効果を増やすことができる飲用水包装容器専用の冷却装置を提供しようとするものである。
本考案の第三の目的は、基座の載置面に蒸発器を設け、上記基座の載置面の一方の周縁に止め板を設け、上記止め板により上記飲用水包装容器が飲用水を冷却する時、飲用水包装容器を安定して脱落することなく載置することができるため、使用上の安全性を高めることができる飲用水包装容器専用の冷却装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本考案による飲用水包装容器専用の冷却装置は、下記のようになるものである。すなわち、
基座および蒸発器が含まれる。基座には飲用水包装容器を載置するための載置面が形成され、さらに基材の内部にはコンデンサーユニットが設けられる。蒸発器は基座の載置面に設けられるとともに、コンデンサーユニットと連通するように形成され、蒸発器には殻体と少なくとも一個の導流片が形成され、殻体の外周面には温度伝導面が形成され、導流片は殻体の内部に形成されることにより、迂回の流路が形成される。
本考案による飲用水包装容器専用の冷却装置は、基座の載置面の一方の周縁には止め板が設けられ、止め板の上端縁には位置決め溝が設けられることもできる。また、基座の側面には水受け盤が設けられることもできる。また、蒸発器には導入管と導出管が設けられ、導入管と導出管はそれぞれ基座の内部まで貫穿して上記コンデンサーユニットを連通するように形成され、さらに導出管の一端は殻体の内部まで挿入するように形成されることもできる。
本考案の飲用水包装容器専用の冷却装置によれば、基座に飲用水包装容器を載置し、蒸発器を利用して上記飲用水包装容器の予冷口を通過させることにより、上記飲用水包装容器の内部の飲用水を冷却することができるという利点がある。
本考案の飲用水包装容器専用の冷却装置によれば、蒸発器に殻体と少なくとも一個の導流片を設け、上記少なくとも一個の導流片は上記殻体の内部に設けられることにより、上記殻体の内部には迂回の冷却剤の流路が形成され、上記冷却剤が上記蒸発器の内部における循環流動の時間を延ばすことができるため、冷却の効果を増やすことができるという利点がある。
本考案の飲用水包装容器専用の冷却装置によれば、基座の載置面に蒸発器を設け、上記基座の載置面の一方の周縁に止め板を設け、上記止め板により上記飲用水包装容器が飲用水を冷却する時、飲用水包装容器を安定して脱落することなく載置することができるため、使用上の安全性を高めることができるという利点がある。
本考案の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
図1を参照すると、本考案の実施例の飲用水包装容器専用の冷却装置には基座1および蒸発器2が含まれる。
基座1は中空体からなり、基座1には載置面11が形成され、載置面11の一方の周縁には止め板12が設けられ、止め板12の上端縁には位置決め溝121が設けられ、そして基座1の止め板12に近接する側面には水受け盤13が設けられる。他に、基座1の内部にはコンデンサーユニット(図示せず)が設けられ、上記コンデンサーユニットは主に冷却剤の循環流動を制御するのに、さらに冷却剤の温度を下げるのに用いられ、例えば上記コンデンサーユニットは好ましくは複数個の管路を利用して冷却剤制御器、乾燥器、コンデンサーとコンプレッサーを順序よく互いに連接することにより、冷凍循環のシステムを形成する。
蒸発器2は基座1の載置面11に設けられ、蒸発器2には殻体21、少なくとも一個の導流片22、導入管23と導出管24が形成される。殻体21は冷却剤が循環して流通するのに用いられ、殻体21の外周壁は温度伝導面211からなり、上記冷却剤の温度は温度伝導面211の伝導により冷却の作用を提供することができる。殻体21は好ましくは中空の楕円形の球体からなるため、比較的大きい面積の温度伝導面211を提供することができる。
導流片22は殻体21の内部に設けられ、導流片22により殻体21の内部において迂回の流路が形成されるため、冷却剤が殻体21の内部における循環流動の時間を延ばすことができる。導流片22は好ましくは二個であり、二個の導流片22の一部分の周縁は殻体21の内周壁とは接合するように形成され、さらに二個の導流片22と殻体21の内周壁との間にはそれぞれ通路221が形成され、二個の導流片22の通路221は位置がずれるように設置されるため、二個の導流片22の止める作用により、さらに位置がずれるように設置される二個の通路221により、冷却剤が蒸発器2の内部における循環流動の時間を延ばすことができるとともに、上述した迂回の流路を形成することができる。
導入管23と導出管24はそれぞれ殻体21の内部と連通するように形成され、導出管24の一端は好ましくは殻体21の内部まで挿入するように形成され、そして同様に冷却剤が蒸発器2における循環流動の時間を延ばすことができる。蒸発器2の導入管23と導出管24はそれぞれ基座1の内部まで貫穿して上記コンデンサーユニットと連通するように形成され、上記コンデンサーユニットにより上記冷却剤が導入管23と導出管24を経由して蒸発器2と上記コンプレッサーユニットとの間に循環流動するのを制御することができる。
図2を参照すると、本考案の実施例の飲用水包装容器専用の冷却装置は主に飲用水包装容器3の内部の飲用水を冷却するのに用いられる。飲用水包装容器3には包装盒31、水袋32と出水管33が形成される。包装盒31の底面には予冷口311が設けられ、水袋32は包装盒31の内部に設けられて飲用水を充填するのに用いられ、出水管33の一端は水袋32の内部まで貫穿するように形成され、そして他端は包装盒31の外部まで突き出るように形成されることにより、出水管33により水袋32の内部の飲用水が流出するのを制御することができる。実際に使用する時、飲用水包装容器3を基座1の載置面11に載置させ、蒸発器2を飲用水包装容器3の予冷口311を通過させ、それから飲用水包装容器3の出水管33を基座1の止め板12の位置決め溝121に嵌入させ、そして飲用水包装容器3を完全に安定して基材1の上に載置させることにより、冷却の過程を行うことができる。
図3、4を参照すると、本考案の実施例の飲用水包装容器専用の冷却装置の上に飲用水包装容器3が載置される時、飲用水包装容器3の水袋32は蒸発器2の温度伝導面211に貼接するように形成されることにより、さらに基座1の内部のコンデンサーユニットを利用して冷却剤が絶えることなく蒸発器2の内部において循環流動するのを制御することにより、飲用水包装容器3の飲用水を冷却することができる。
上述の如く、従来の飲用水包装容器によれば、飲用水包装容器に収容される飲用水の温度は常温であり、飲用者が冷たい飲用水を飲用しようとする時、飲用者は飲用水を入れてある容器を冷蔵室または冷凍庫の中に入れて冷却しなければならないため、飲用者にとっては大変不便になるという問題点があったが、図1に示す本考案の飲用水包装容器専用の冷却装置によれば、蒸発器2は飲用水包装容器3の予冷口311を通過して飲用水包装容器3の内部の飲用水を冷却することができる。また、蒸発器2の少なくとも一個の導流片22が殻体21の内部に設けられ、殻体21の内部において迂回の流路が形成されることにより、冷却剤が蒸発器2の内部における循環流動の時間を延ばすことができるため、冷却の効果を増やすことができる。さらに、基座1の載置面11の一方の周縁には止め板12が設けられ、止め板12により飲用水包装容器3が飲用水を冷却する時に基材1の載置面11において脱落することなく安定して載置することができるため、使用上の安全性を高めることができる。
本考案は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なものであり、限定的なものではない。
本考案の実施例の飲用水包装容器専用の冷却装置による斜視図である。 本考案の実施例の飲用水包装容器専用の冷却装置による使用状態の斜視図である。 本考案の実施例の飲用水包装容器専用の冷却装置による側面図である。 本考案の実施例の飲用水包装容器専用の冷却装置による蒸発器の拡大図である。
符号の説明
1 基座 11 載置面
12 止め板 121 位置決め溝
13 水受け盤 2 蒸発器
21 殻体 211 温度伝導面
22 導流片 221 通路
23 導入管 24 導出管
3 飲用水包装容器 31 包装盒
311 予冷口 32 水袋
33 出水管

Claims (4)

  1. 基座(1)および蒸発器(2)が含まれる飲用水包装容器専用の冷却装置であって、基座(1)には飲用水包装容器(3)を載置するための載置面(11)が形成され、さらに基座(1)の内部にはコンデンサーユニットが設けられ、蒸発器(2)は基座(1)の載置面(11)に設けられるとともに、上記コンデンサーユニットと連通するように形成され、蒸発器(2)には殻体(21)と少なくとも一個の導流片(22)が形成され、殻体(21)の外周面には温度伝導面(211)が形成され、導流片(22)は殻体(21)の内部に形成されることにより、迂回の流路が形成されることを特徴とする飲用水包装容器専用の冷却装置。
  2. 基座(1)の載置面(11)の一方の周縁には止め板(12)が設けられ、止め板(12)の上端縁には位置決め溝(121)が設けられることを特徴とする請求項1記載の飲用水包装容器専用の冷却装置。
  3. 基座(1)の側面には水受け盤(13)が設けられることを特徴とする請求項2記載の飲用水包装容器専用の冷却装置。
  4. 蒸発器(2)には導入管(23)と導出管(24)が設けられ、導入管(23)と導出管(24)はそれぞれ基座(1)の内部まで貫穿して上記コンデンサーユニットを連通するように形成され、さらに導出管(24)の一端は殻体(21)の内部まで挿入するように形成されることを特徴とする請求項1、2または3記載の飲用水包装容器専用の冷却装置。
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