JP3143153U - マッサージ器 - Google Patents

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Abstract


【課題】 高低差が有り起伏に富む身体部位に対し、しなやかに適応する柔軟性を有し、且つ局所の曲面にフィットして均等な圧刺激を加え得る許かりでなく、使用者の嗜好により圧刺激の強弱程度を容易に調整し得るマッサージ器を提供する。
【解決手段】 両端部に硬質持ち手部3を備えた所定長さを有する柔軟な固定軸1と、この柔軟な固定軸 1に対し横列状に回転可能に嵌挿配備された多数の押圧回転子2とからなり、この押圧回転子2には外表面に適宜間隔を開いて圧刺激用突子23を複数突設してなることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この考案は、身体の各部位の主として神経に圧刺激を加えて、血行を盛んにするなど循環機能の回復をはかり体調を整えるのに使用する器具であって、とりわけ起伏に富む身体部位をマッサージするのに好適なマッサージ器に関する。
図4は、従来のマッサージ器を示す斜視図である。
このマッサージ器は、円柱状持ち手部51の先端部に、回転軸52を回転可能に、直交状に貫通配備している。この回転軸52の両端の左右貫通突出部分52a、52aには、表面に圧刺激用突条53aを備えた押圧回転子53を嵌着固定している。
使用に際しては、マッサージを施す身体の局所、つまり皮膚・筋肉上に押圧回転子53を位置させ、持ち手部51を下方(身体皮膚面側)へ軽く押し付けた状態で、例えば前後方向へ移動させる。
押圧回転子53は、持ち手部51の先端(貫通孔)を軸受けとして回転軸52と共に回転移動する。このとき、圧刺激用突条53aが皮膚・筋肉を圧迫し、主として神経に圧刺激を加えることで、血行を良くし疲労回復など体調を整え、疾患の治療をはかる。
尚、上記従来例(図4)では、回転子53を固定した軸52が回転する例を示したが、これとは逆に軸を固定し、軸に対し回転子を回転させる構造のもの、或いは一対の回転子(軸)を所定角度開いてテーパー状に対向配置した構造のもの(特許第3074543号)等が従来より知られている。
実開昭60−177838号公報
上記従来のマッサージ器は、いずれの構造においても押圧回転子を備えるシャフトが、車軸のように硬直状のもので柔軟性が全くない。一方、身体の殆どの部位は平坦面ではなく曲面で、起伏があり凹凸の変化に富んでいる。
このため、身体部位に対する押圧回転子の押付け力が弱い場合には、部位の起伏差のために、多数の隣り合う圧刺激用突条のうちの一部分が局所に当接するのみで、他の突条は患部皮膚面から浮き離れた状態となり圧刺激効果を発揮し得ない。
逆に、身体部位に対する押圧回転子の押付け力を強くした場合には、身体部位の起伏の高低差に拘わらず、圧刺激用突条の全てが患部皮膚面に当接する反面、起伏の高位置に対応する突条は過剰な圧刺激を加える結果となり、却って血行障害など身体に悪影響を及ぼす不利があった。
この考案は、以上のような課題を解消させ、高低差が有り起伏に富む身体部位に対し、しなやかに適応する柔軟性を有し、且つ局所に均等な圧刺激を加え得る許かりでなく、使用者の嗜好により圧刺激の強弱程度を容易に調整し得るマッサージ器を提供することを目的とする。
この目的を達成させるために、この考案のマッサージ器では、次のような構成としている。
マッサージ器は、両端部に硬質持ち手部を備えた所定長さを有する柔軟な固定軸と、この柔軟な固定軸に対し回転可能に配備された多数の押圧回転子とからなり、押圧回転子には外表面に適宜角度を開いて複数の圧刺激用突子を突設していることを特徴としている。
この考案では以上のように、両端部に硬質持ち手部を備えた柔軟な固定軸に対し、外表面に複数の圧刺激用突子を備えた多数の押圧回転子を回転可能に配備することとしたから、高低差が有り起伏に富む身体部位に対応して固定軸がしなやかに撓むことで、全ての圧刺激用突子が局所に適応フイットする。
従って、固定軸が柔軟性を有することで、軸上に多数横列する各押圧回転子の圧刺激用突子が、起伏差のある局所(所定面積)に対し、ほぼ均等な圧刺激を同時に複数点に加え得る。つまり、経絡上の複数の経穴に対し過圧することなく、同時に有効な神経刺激を加え得る。
また、固定軸の両側の硬質持ち手部を把持して、身体曲面に合わせて固定軸を曲げ、且つ圧刺激用突子を局部に当接する力(押し付け力)を加減することで、局所への接点圧を用意に強弱調整し得るから、使用者の嗜好に合わせて軽擦或いは強擦を選択できる。
更に、固定軸に対し各押圧回転子は前後・左右・上下方向へ遊嵌状に配備してあるから、固定軸の湾曲度合いに合わせて押圧回転子は所定範囲で自由に嵌合姿勢を変形することができ、一層、身体起伏へのフィット性能が向上するなど考案目的を達成した優れた効果を有する。
以下、図面に基づき本考案に係るマッーサージ器の具体的な実施の形態を説明する。
図1は、マーサージ器を示す斜視図である。
マッサージ器は、両端部に硬質持ち手部3、3を備えた所定長さを有する柔軟な固定軸1と、この柔軟な固定軸1に対し回転可能に配備された多数の押圧回転子2とからなる。
固定軸1は、弾性があり柔軟性に富む熱硬化性樹脂材例えば不飽和ポリエステル材で所定長さを有する丸棒状に成形している。実施の形態では、特に高い可撓性を得るために、酸成分にアジピン酸又はセバシン酸を用いると共に、グリコール成分としてジエチレングリコールやジプロピレングリコールを用いてつくったものを採用している。
更に、この固定軸1は実施の形態では中実で細径の円柱状としたが、実施に際しては太径な中空の棒状体であっても良い。要は、高い可撓性を有し、弾力がありフレキシブルな性能を有する棒体であれば良い。
前記固定軸1の両端部に固着してある持ち手部3、3は、強靭で耐衝撃性の高い熱可塑性樹脂材例えばABS樹脂材にて成形している。実施の形態では、20乃至30パーセントのゴム含量で、ゴム中のブタジエン含量を約65パーセントとした衝撃強さの高いものを使用して成形している。
この持ち手部3、3は、実施の形態では、一端部を固定軸1の端部(両端部)に対し外嵌状に固定して取付けてあるが、実施に際しては、持ち手部3を樹脂材以外の例えば木製であっても良く、要は握りやすく且つ力を作用させやすい硬いものであれば良い。
前記押圧回転子2は、硬く透明性が高い熱可塑性樹脂材例えばアクリル樹脂材にて円筒体に形成している。この押圧回転子2を構成する円筒本体21の貫通孔22は、上記固定軸1の外径よりも大径に設定している。つまり、固定軸1に嵌挿配備した状態において、軸1に対し前後方向及び上下方向へ移動可能に遊嵌させてある(図2参照)。
更に、軸1上に横列配備される押圧回転子2の数は、例えば実施の形態では12個乃至14個程度としている。つまり、軸1上において、各押圧回転子2がそれぞれ左右方向(軸長さ方向)へ僅かに移動可能となるように配備し、固定軸1のたわみ性に一層適応し得るように設定してある(図2参照)。
また、押圧回転子2の両端面は、隣り合う回転子2との接触面を小さくし、スムーズな回転を企図して膨出曲面部21aとしてある。更に、押圧回転子2の外周面には、実施の形態では60度角開いて6個の圧刺激用突子23が一体に突設してある。
この圧刺激用突子22は、先端頭部をアーチ形とし、且つ手指の指先径より小さい径に設定することで、局所(経穴)に対し抵抗の少ないピンポイント的な圧迫可能としている。
このような構成を有するマッサージ器では、図3のように使用される。図3では、身体の膝がしらAから大腿部Bにかけての身体部位(局所範囲)をマッサージしている。
持ち手部3、3を把持して、固定軸1を膝がしらAに沿わせて曲げる。図2は、固定軸1を略半円形状に湾曲させた状態を説明している。つまり、この状態において、固定軸1上に横列配備されている各押圧回転子2は、軸1とほぼ平行な中央のグループ2Cと、軸1に対し右傾斜するグループ2Aと、軸1に対し左傾斜するグループ2Bとに分かれる。
押圧回転子2の中央のグループ2Cは、貫通孔22の上内周面と軸1の上周面とが接触して支持され、グループ2Aは貫通孔22の右端上周と左端下周が軸1と接触して支持され、グループ2Bは貫通孔22の左端上周と右端下周が軸1と接触して支持されている。
これにより、各押圧回転子2は回転軸1に対し軸長さ方向(左右方向)へ僅かに移動し、且つそれぞれ湾曲度に対応して、つまり仮想中心点Yに対して平行状グループ2C、或いは右傾斜状グループ2A又は左傾斜状グループ2Bへと変位して、全体としてアーチ型となり、局所の起伏面にフィットする。
また、例えば右傾斜するグループ2Aの押圧回転子2と、左傾斜するグループ2Bの押圧回転子2とは、所定の角度でテーパ状に対向する結果となる。この状態でマッサージ具を移動(各押圧回転子2を転動)させると、この押圧回転子2Aと2Bに挟まれた局所域では、皮膚のひだよせ作用、つまり局所の圧迫以外に、筋肉の揉み,捏ねる揉捏作用を発揮し得る。
かくして、全ての押圧回転子2の圧刺激用突子23は、高低差がある曲面状の局所に対し柔軟に適応して接面し、同時に複数の経穴に均等な圧刺激を加え得る。また、嗜好に応じて圧刺激の強弱調整も容易に実現し得る。
実施の形態のマッサージ器を示す斜視図である。 マッサージ器を曲げた状態を示す一部断面説明図である。 マッサージ器を使用する状態を示す斜視図である。 従来例のマッサージ器を示す斜視図である。
符号の説明
1 固定軸
2 押圧回転子
3 持ち手部
21 円筒本体
22 貫通孔
23 圧刺激用突子

Claims (3)

  1. 両端部に硬質持ち手部を備えた所定長さを有する柔軟な固定軸と、この柔軟な固定軸に対し回動可能に配備された多数の押圧回転子とからなり、押圧回転子には外表面に適宜角度を開いて圧刺激用突子を複数突設して成ることを特徴とするマッサージ器。
  2. 上記固定軸に嵌挿して横列配備される各押圧回転子の貫通孔は、固定軸の軸径より大径に設定して遊嵌状に配備すると共に、各押圧回転子は固定軸上を僅かに軸長さ方向へ移動可能に配備されていることを特徴とする請求項1記載のマッサージ器。
  3. 上記押圧回転子の圧刺激用突子は、先端頭部を局所圧迫用のアーチ形に設定したことを特徴とする請求項1記載のマッサージ器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019097606A (ja) * 2017-11-28 2019-06-24 花王株式会社 マッサージ具
CN110393661A (zh) * 2019-08-06 2019-11-01 浙江豪中豪健康产品有限公司 一种柔性按摩器

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