JP3142450U - 巻尺 - Google Patents

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Abstract

【課題】パイプ等の円筒状のものや板状物の長さを測定する場合に、測定を開始する位置からフック部材が外れにくく、測定の際に印のつけやすい巻尺を提供する。
【解決手段】測定テープの端部にフック部材を有する巻尺において、前記フック部材は逆L状の屈曲部を有するものであって、本体ケースの測定テープ出入口を設けた面に、前記フック部材の逆L状の屈曲部の収容口を設けて、前記測定テープの、少なくとも使用頻度の高い測定目盛り付近に小孔を設け、前記測定テープの裏面にも目盛りを付したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、パイプその他長尺物の長さ測定、切断の印付け等に便利な巻尺に関する。
従来、巻尺は、一般的構造として、先端部にフック部材を設け、可撓性を有する長尺の金属テープからなる目盛りが付された測定テープと、測定テープを内部に巻き取る本体ケースとからなるものが知られている。また、前記フック部材は、測定テープに直角に形成されており、測定対象物の測定始点の掛止可能な箇所に、前記フック部材が引っ掛けられるようにされている。
ここで、前記フック部材が測定対象物から簡単には外れないようにするため、ピンやクリップを用いた提案も知られている(特許文献1及び2)。
実開平6−25702号公報 特許第3963166号公報
従来の測定テープと直角に形成されたフック部材は、測定を開始する位置にフック部材が確実に引っ掛かる場合は問題がないが、例えば、測定する長さが長い場合や、測定対象物が平らでない場合には、フック部材が測定対象物から外れ易く、測定が困難となるおそれがあった。
他方、ピンやクリップを用いた公知の提案では、ピンを指すことが出来ない硬い対象物の場合や、クリップを挟む対象がない場合には、使用することができない問題点があった。
また、巻尺を使用して測定対象物に印を付ける場合には、測定テープの側面を利用して印を付けるので、インクが目盛に付き易く、付いたインクを拭くと、目盛りが消えるおそれがあった。そのため、印を付ける時に、目盛りが汚れにくい構造が望ましかった。
本考案は、測定テープの端部にフック部材を有する巻尺において、前記フック部材を逆L状の屈曲部を有するものとしたことにより、特にパイプ等の円筒状のものや板状物の長さを測定する場合に、測定する長さが長い場合や、測定対象物が平らでない場合であっても、測定始点位置にフック部材の屈曲部が引っ掛かるようにして、前記従来の問題点を解決したのである。
また、本考案の他の巻尺は、測定テープを収容した状態においても、前期フック部材の逆L状の屈曲部が邪魔にならないようにするために、本体ケースの測定テープ出入口を設けた面に、前記逆L状の屈曲部の収容口を設けたことを特徴とする。
また、本考案の他の巻尺は、目盛りが汚れにくい構造とすべく、測定テープの、少なくとも使用頻度の高い測定目盛り付近に複数の印付用の小孔を設け、前記測定テープの裏面にも目盛りを付したことを特徴とする。
前記使用頻度の高い測定目盛りは、巻尺を使用する目的により異なるので、業種別とすることができる。即ち、配管工事で用いる場合には、910mmを1単位として使用することが多いため、910mm及びその倍数の位置の使用頻度が高いが、建設工事においては、1m、2mの国際単位毎の位置の使用頻度が高いことになる。
本考案の請求項1記載の巻尺によれば、前記フック部材を逆L状の屈曲部を有するものとしたことで、特にパイプ等の円筒状のものや、長い板状物の長さを測定する場合に、測定対象物の端部に前記屈曲部を掛け止めることにより、測定する長さが長い場合や、測定対象物が平らでない場合であっても、測定を開始する位置からフック部材が外れない効果がある。因に金属テープは断面弧状になっているので、円管外壁には安定して密接する。
また、本考案の請求項2記載の巻尺によれば、請求項1記載の巻尺の効果を保ちつつ、測定テープを本体ケースに収容した状態でも、前記フック部材がはみ出て邪魔になるおそれがない。
また、本考案の請求項3記載の巻尺によれば、測定テープの、少なくとも使用頻度の高い測定目盛り付近に印付用の小孔を設けたことで、測定テープの側面を利用して印を付けた時のように、目盛り部分に汚れが付くことがなくなり、また、測定テープに汚れが付いたとしても、目盛りを消すおそれを減少させることができる効果がある。
本考案を実施するための最良の形態は、測定テープの端部にフック部材を有する巻尺において、前記フック部材は逆L状の屈曲部を有するものであって、本体ケースの測定テープ出入口を設けた面に、前記フック部材の逆L状の屈曲部の収容口を設けて、前記測定テープの、少なくとも使用頻度の高い測定目盛り付近に印付用の小孔を設け、前記測定テープの裏面にも目盛りを付したことを特徴とする巻尺である。
本考案の実施例を図1、2について説明すれば、先端部にフック部材3を設け、可撓性の金属テープからなる目盛り2a、2bが裏表に付された測定テープ2と、測定テープ2を内部に巻き取り収容する本体ケース1とからなる巻尺10である。図1(a)中9は紐である。
前記フック部材3は、逆L状の屈曲部3aを有する。
また、前記本体ケース1の測定テープ2の出入口6を設けた側面1aには、前記フック部材3の逆L状の屈曲部3aの収容口5を設けた。これにより、測定テープ2を巻き取った際には、図1(b)図示のように、前記フック部材3が収容口5に収まり、本体ケース1の側面1aと干渉することなく、完全に巻き取ることができる。
また、前記測定テープ2には、パイプの長さを測定する際に使用頻度の高い職業(例えば配管工)の数値910mm及びその倍数、さらにそれらの前後10mmの位置にそれぞれ印付用の小孔4を設けた(図2(b)では、910mm前後を図示)。ここで、本実施例においては、前記位置に小孔を設けたが、少なくとも使用頻度の高いこれらの位置に小孔を設けていれば良く、その他の位置に小孔を設けることを制限するものではない。
本実施例において、パイプ7の長さを図る際には、図2(a)図示にあるように、裏面の目盛り2bを使用する。パイプ7の端部にフック部材3を掛止めることで、測定中に測定テープが意図に反して持ち上がっても、前記屈曲部3aがパイプ7の端部に引っ掛かっているので外れない。そのため、従来のように、フック部材3を一方で押さえておく人が必要なくなり、一人でも容易に測定し、印をつけることが可能となった。また、測定テープ3は、可撓性の金属テープを用いることから断面弧状になっているので、円管外壁には安定して密接し、測定がますます容易となった。
また、本実施例において、前記の通り、測定テープ2に複数の印付用の小孔4、4を設けたことで、測定テープ2の側面を利用して印を付けた時のように、目盛り部分に汚れが付くことがなくなり、また、測定テープ2に汚れが付いたとしても、目盛りを完全に消すおそれを著しく減少させた。例えば、ピン先にインク(ペンキ)をつけ、このピン先を前記小孔4に挿入して、測定面にピンのインクを点状に付ければ、テープを汚すことなく、測定面に印を付けることができる。従って、テープの汚れを消すために、テープの目盛りまで消すようなおそれは皆無となる。
(a)本考案の実施例のテープを引き出した状態の斜視図、(b)同じく測定テープを収容した時の一部を省略した説明図。 (a)同じくパイプを測定する時の一部を省略した斜視図、(b)同じく屈曲部と、パイプとの関係を示す断面拡大図、(c)同じく測定テープの一部拡大平面図。
符号の説明
1 本体ケース
1a 側面
2 測定テープ
2a、2b 目盛り
3 フック部材
3a 屈曲部
4 小孔
5 収容口
6 出入口
7 パイプ
9 紐
10 巻尺

Claims (3)

  1. 測定テープの端部にフック部材を有し、本体ケースに収容された巻尺において、前記フック部材の一端縁は測定テープ側へ逆L状の屈曲部を有することを特徴とした巻尺。
  2. 本体ケースの測定テープ出入口を設けた面に、前記フック部材の逆L状の屈曲部の収容口を設けたことを特徴とする請求項1記載の巻尺。
  3. 測定テープの、少なくとも使用頻度の高い測定目盛り付近に印付用の小孔を設け、前記測定テープの裏面にも目盛りを付したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の巻尺。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017061033A (ja) * 2016-11-08 2017-03-30 未来工業株式会社 マーキング部材

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