JP3142438U - 筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】筆記時、安定して把持することができ、且つ、携帯に便利な短寸の筆記具を提供する。
【解決手段】軸筒3及びキャップ6を合成樹脂により構成する。軸筒3のペン先2側にキャップ6を装着した状態の全長が120mm以下である。キャップ6を外した状態の軸筒3の全長Bが70mm以上100mm以下である。ペン先2側から外したキャップ6を軸筒3の後端部に取り付けた状態の全長をCとしたとき、前記Cが前記Bよりも25mm以上長く設定される。
【選択図】図2

Description

本考案は、筆記具に関する。
従来この種の筆記具において、特許文献1には、全長25mm、ホルダーの外径が最大13mmのフィンガーボールペンが開示されている。前記従来の筆記具は、全長が短すぎ、筆記時、筆記具の外面を親指と人差し指のみで摘んで把持するものであるため、筆記具を安定して把持することが困難であり、しかも、筆記具を使用時に収納場所から見つけるのに時間がかかるおそれや、あるいは筆記具を紛失させるおそれがある。
登録実用新案第3043436号
本考案は前記従来の問題点を解決するものであって、筆記時、安定して把持することができ、且つ、携帯に便利な短寸の筆記具を提供しようとするものである。尚、本考案において「前」とはペン先側を指し、「後」とは反対側を指す。
〔1〕本考案の筆記具1は、軸筒3のペン先2側にキャップ6を装着した状態の全長Aが120mm(ミリメートル)以下の筆記具であって、前記キャップ6を外した状態の軸筒3の全長Bを70mm以上100mm以下に設定し、前記ペン先2側から外したキャップ6を前記軸筒3の後端部に装着した状態の全長をCとしたとき、前記Cを前記Bよりも25mm以上長く設定したこと(請求項1)を要件とする。
前記筆記具1(請求項1)は、全長Aが120mm以下であるため、短寸の筆記具となり、非使用時、小型のバッグ(例えばハンドバッグや化粧ポーチ等)または容量の小さいポケット等に入れても嵩張らず携帯に便利である。また、キャップ6を外した状態の軸筒3の全長Bが70mm以上100mm以下であり、且つ、キャップ6を軸筒3の後端部に装着した状態の全長Cが前記Bよりも25mm以上(好ましくは30mm以上)長く設定されることから、筆記時、軸筒3の後端部にキャップ6を装着することにより、軸筒3の全長が延長された状態で把持でき、親指と人差し指とにより軸筒3を挟持するとともに、親指と人差し指との間の付け根部にキャップ6外面が支持され、軸筒3の安定した把持が可能となり、ストレスのない心地よい筆記使用感を得る。また、前記全長Bが、70mm以上であることにより、筆記具1を収納保管場所から容易に見つけ出すことができ、筆記具1の紛失を防止できる。尚、前記全長Aは、75mm以上が好ましい。
仮に、前記Cと前記Bとの差が25mm未満であると、筆記時、軸筒3を把持した場合、軸筒3の後端部にキャップ6を装着したとしても十分な長さの全長Cが得られず、短寸状態のままとなり、軸筒3の安定した把持が得られないおそれがある。
〔2〕また、本考案の筆記具1は、軸筒3のペン先2側にキャップ6を装着した状態の全長Aが120mm(ミリメートル)以下の筆記具であって、前記軸筒3及び前記キャップ6を合成樹脂により構成し、前記キャップ6を外した状態の軸筒3の全長Bを70mm以上100mm以下に設定し、前記ペン先2側から外したキャップ6を前記軸筒3の後端部に装着した状態の全長をCとしたとき、前記Cを前記Bよりも25mm以上長く設定したこと(請求項2)を要件とする。
前記筆記具1(請求項2)は、全長Aが120mm以下であるため、短寸の筆記具となり、非使用時、小型のバッグ(例えばハンドバッグや化粧ポーチ等)または容量の小さいポケット等に入れても嵩張らず携帯に便利である。また、キャップ6を外した状態の軸筒3の全長Bが70mm以上100mm以下であり、且つ、キャップ6を軸筒3の後端部に装着した状態の全長Cが前記Bよりも25mm以上(好ましくは30mm以上)長く設定されることから、筆記時、軸筒3の後端部にキャップ6を装着することにより、軸筒3の全長が延長された状態で把持でき、親指と人差し指とにより軸筒3を挟持するとともに、親指と人差し指との間の付け根部にキャップ6外面が支持され、軸筒3の安定した把持が可能となり、ストレスのない心地よい筆記使用感を得る。また、前記全長Bが、70mm以上であることにより、筆記具1を収納保管場所から容易に見つけ出すことができ、筆記具1の紛失を防止できる。尚、前記全長Aは、75mm以上が好ましい。
仮に、前記Cと前記Bとの差が25mm未満であると、筆記時、軸筒3を把持した場合、軸筒3の後端部にキャップ6を装着したとしても十分な長さの全長Cが得られず、短寸状態のままとなり、軸筒3の安定した把持が得られないおそれがある。
また、前記筆記具1(請求項2)は、軸筒3及びキャップ6を合成樹脂により構成したことにより、軸筒3及びキャップ6を金属により構成した場合に比べ、筆記具全体を軽量化でき持ち運びが容易となるとともに、筆記時の軸筒3を把持する際に指にかかる負担を軽減でき、しかも、低価格で提供できる。
〔3〕前記筆記具1(請求項1または2)において、軸筒3の最大外径をEとしたとき、前記Eに対する前記Bの比B/Eの値が4以上10以下(好ましくは3以上9以下)であること(請求項3)が好ましい。それにより、軸筒3の適正な外径を得ることができ、筆記時の安定した把持が可能となると同時に非使用時の携帯性が阻害されるおそれがない。
仮に、前記Eに対する前記Bの比B/Eの値が4未満である場合、軸筒3の外径が太くなり過ぎ、小型のバッグや容量の小さいポケット等に入れると嵩張り、携帯に不便となる。逆に、仮に、前記Eに対する前記Bの比B/Eの値が10を超える場合、前記全長Cが十分に得られるとしても、軸筒3の外径が細くなり過ぎ、筆記時の把持が不安定となる。
〔4〕前記筆記具1(請求項1、2または3)において、筆記時、軸筒3の後端部にキャップ6を装着し、軸筒3の後端部外面とキャップ6内面とを嵌合させ、親指と人差し指とによって軸筒3の前端部外面を挟持した際に、親指と人差し指との間の付け根部によって前記嵌合箇所7の外方のキャップ6外面を支持可能にしてなること(請求項4)が好ましい。
前記筆記具1(請求項4)は、筆記時、親指と人差し指との間の付け根部が前記嵌合箇所7外方のキャップ6外面を支持することにより、筆記時、キャップ6がぐらつくおそれや、キャップ6が軸筒3の後端部から外れるおそれがない。仮に、筆記時、親指と人差し指との間の付け根部が、前記嵌合箇所7よりも後方のキャップ6外面を支持する場合、筆記時、キャップ6がぐらつくおそれや、キャップ6が軸筒3の後端部から外れるおそれがある。
〔5〕前記筆記具1(請求項1、2または3)において、軸筒3の後端部外面に後方に向かうに従い外径が漸減する傾斜面51を設け、キャップ6を軸筒3の後端部に装着した際、前記傾斜面51にキャップ6の内面を嵌合させるとともに、前記軸筒3の後端部がキャップ6内に挿入される長さDを25mm以下に設定した(請求項5)が好ましい。
前記筆記具1(請求項5)は、軸筒3の後端部外面に後方に向かうに従い外径が漸減する傾斜面51を設け、キャップ6を軸筒3の後端部に装着した際、前記傾斜面51にキャップ6の内面を嵌合させることにより、軸筒3の後端部の外面形状をデザインする上で、自由度が増加する。即ち、キャップ6を軸筒3の後端部に装着可能なように、例えば、軸筒3の後端部外面に、段部を介して縮径筒部を設けることや、乗り越え嵌合用の突起を形成することが不要となる。
また、前記筆記具1(請求項5)は、軸筒3の後端部がキャップ6内に挿入される長さDを25mm以下(好ましくは20mm以下)に設定することにより、請求項1または2で特定した前記Cと前記Bとの差を容易に大きく設定できる。もし、軸筒3の後端部がキャップ6内に挿入される長さDが25mmを超える場合、前記Cと前記Bの差を大きく確保できないおそれがある。
〔6〕前記筆記具1(請求項1、2または3)において、軸筒3の後端部外面に後方に向かうに従い外径が漸減する傾斜面51を設け、キャップ6を軸筒3の後端部に装着した際、前記傾斜面51にキャップ6の内面を嵌合させるとともに、前記軸筒3の後端部がキャップ6内に挿入される長さDを25mm以下に設定し、筆記時、親指と人差し指とにより軸筒3の前端部外面を挟持した際に、親指と人差し指との間の付け根部により前記嵌合箇所7の外方のキャップ6外面を支持可能にしてなること(請求項6)が好ましい。
前記筆記具1(請求項6)は、筆記時、親指と人差し指との間の付け根部が前記嵌合箇所7外方のキャップ6外面を支持することにより、筆記時、キャップ6がぐらつくおそれや、キャップ6が軸筒3の後端部から外れるおそれがない。仮に、筆記時、親指と人差し指との間の付け根部が、前記嵌合箇所7よりも後方のキャップ6外面を支持する場合、筆記時、キャップ6がぐらつくおそれや、キャップ6が軸筒3の後端部から外れるおそれがある。
前記筆記具1(請求項6)は、軸筒3の後端部外面に後方に向かうに従い外径が漸減する傾斜面51を設け、キャップ6を軸筒3の後端部に装着した際、前記傾斜面51にキャップ6の内面を嵌合させることにより、軸筒3の後端部の外面形状をデザインする上で、自由度が増加する。即ち、キャップ6を軸筒3の後端部に装着可能なように、例えば、軸筒3の後端部外面に、段部を介して縮径筒部を設けることや、乗り越え嵌合用の突起を形成することが不要となる。
また、前記筆記具1(請求項6)は、軸筒3の後端部がキャップ6内に挿入される長さDを25mm以下(好ましくは20mm以下)に設定することにより、請求項1または2で特定した前記Cと前記Bとの差を容易に大きく設定できる。もし、軸筒3の後端部がキャップ6内に挿入される長さDが25mmを超える場合、前記Cと前記Bの差を大きく確保できないおそれがある。
尚、前記筆記具1(請求項5及び請求項6)において、前記傾斜面51と軸線とのなす角度αは、1度以上10度以下(好ましくは2度以上8度以下)であることが好ましい。前記角度αが1度未満では、軸筒3の後端部がキャップ6内に深く挿入され、十分な全長Cを得ることができない。一方、前記角度αが10度を越える場合、筆記時の軸筒3後端部外面とキャップ6内面との安定した圧接係止が得られず、キャップ6が軸筒3後端部から外れやすくなる。前記傾斜面51は、円錐面、僅かな凹曲面(但し見た目には円錐面)、僅かな凸曲面(但し見た目には円錐面)のいずれであってもよい。
〔7〕前記筆記具1(請求項1乃至請求項6)において、軸筒3の後端部にキャップ6を装着し、軸筒3の後端部外面にキャップ6内面を嵌合させたとき、前記嵌合箇所7または前記嵌合箇所7よりも前方に筆記具全体の重心Gが位置してなること(請求項7)が好ましい。
前記筆記具1(請求項7)により、一層、筆記時の安定した把持が可能となる。仮に、軸筒3の後端部外面にキャップ6内面を嵌合させたとき、前記嵌合箇所7よりも後方に筆記具全体の重心Gが位置する場合、筆記時、ペン先が持ち上がる力が作用するため、親指と人差し指に負担がかかり、安定した把持が得られないおそれがある。さらに、前記軸筒3の後端部外面にキャップ6内面を嵌合させたときの筆記具全体の重心Gの前後の位置は、前記嵌合箇所7から前記嵌合箇所7の前方15mmの範囲(好ましくは前記嵌合箇所7から前記嵌合箇所7の前方10mmの範囲)に位置することが好ましく、それにより、確実に安定した把持が得られる。
請求項1の筆記具は、非使用時、小型のバッグまたは容量の小さいポケット等に入れても嵩張らず携帯に便利となる。また、請求項1の筆記具は、筆記時、軸筒の後端部にキャップを装着することにより、軸筒の安定した把持が可能となる。
請求項2の筆記具は、非使用時、小型のバッグまたは容量の小さいポケット等に入れても嵩張らず携帯に便利となる。また、請求項2の筆記具は、筆記時、軸筒の後端部にキャップを装着することにより、軸筒の安定した把持が可能となる。さらに、請求項2の筆記具は、筆記具全体の軽量化により持ち運びが容易となるとともに軸筒を把持する際の指にかかる負担を軽減でき、しかも、低価格で提供できる。
請求項3の筆記具により、より一層、筆記時の安定した把持が可能となると同時に非使用時の携帯性が満足される。
請求項4の筆記具により、筆記時、キャップがぐらつくおそれや、キャップが軸筒の後端部から外れるおそれがない。
請求項5の筆記具により、軸筒の後端部の外面形状をデザインする上で、自由度が増加する。また、前記請求項5の筆記具により、キャップを軸筒の後端部に装着した際の全長Cを容易に長く設定できる。
請求項6の筆記具により、筆記時、キャップがぐらつくおそれや、キャップが軸筒の後端部から外れるおそれがない。また、請求項6の筆記具により、軸筒の後端部の外面形状をデザインする上で、自由度が増加する。また、前記請求項6の筆記具により、キャップを軸筒の後端部に装着した際の全長Cを容易に長く設定できる。
請求項7の筆記具により、一層、筆記時の安定した把持が可能となる。
(第1の実施の形態)
本考案の第1の実施の形態の筆記具1を図1乃至図3に示す。
本実施の形態の筆記具1は、軸筒3と、該軸筒3の前端部(ペン先2側)及び後端部に着脱自在に装着されるキャップ6とからなる。図1において、キャップ6は軸筒3のペン先2側に装着されている。図2において、キャップ6は軸筒3の後端部に装着されている。
軸筒3の前端にはペン先2が取り付けられる。本実施の形態では、ペン先2は、軸方向に延びるインキ誘導用のスリットを前端に備えた金属板製ペン体(いわゆる万年筆用ペン先)よりなる。
前記軸筒3は、合成樹脂(例えばポリプロピレン)の射出成形により得られる円筒体である。軸筒3は、前端にペン先2を備えた前軸4と、該前軸4の後方に連設される後軸5とからなる。軸筒3のペン先2側にキャップ6を装着した際、前記前軸4は、キャップ6によって覆われる。前記後軸5は、後方に向かうに従って次第に外径が小さくなる形状を有し、後軸5の前端に軸筒3の最大外径部が位置する。また、前記軸筒3の後端部(後軸5の後端部)外面には、後方に向かうに従い外径が次第に小さくなる形状を有する円錐面状の傾斜面51が形成される。前記傾斜面51には、キャップ6の開口部内壁が圧接係止(即ち嵌合)される。
前記キャップ6は、一端が閉塞され且つ他端が開口された有底円筒体であり、合成樹脂(例えばポリカーボネイト)の射出成形により得られる。また、キャップ6の外面には、クリップ61が合成樹脂により一体に設けられる。尚、前記クリップ61は金属製であってもよい。
図1に示すように、前記キャップ6を軸筒3のペン先2側に装着したとき、軸筒3の前軸4がキャップ6により覆われる。このとき、筆記具1の全長A(キャップ6閉塞端から軸筒3後端までの長さ)は、本実施の形態では、103mmに設定されている。それにより、全体がコンパクトとなり、小型のバッグや容量の小さいポケットに入れても嵩張らず、持ち運びが容易となる。また、図1に示すように、キャップ6を軸筒3のペン先2側に装着した際、キャップ6の開口端部が、軸筒3の最大外径部(後軸5前端)に近接配置され、キャップ6の開口端部の外径は、軸筒3の最大外径部の外径Eと略等しく設定されている。それにより、キャップ6開口端部の外面と軸筒3の最大外径部の外面との間に段差が殆ど視覚されないスマートな外観を得る。
本実施の形態では、前記軸筒3の最大外径部の外径Eは、13mmに設定される。前記キャップ6を外した状態の軸筒3の全長B(ペン先2前端から軸筒3後端までの長さ)は、90mmに設定される。そして、前記Eに対する前記Bの比B/Eの値は6.92となる。それにより、軸筒3の適正な外径を得ることができ、筆記時の安定した把持が可能となる同時に非使用時の携帯性が阻害されるおそれがない。
図2に示すように、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、キャップ6の開口部内壁と軸筒3後端部外面の傾斜面51とが圧接係合(即ち嵌合)される。また、軸筒3の後端部の外面は、キャップ6を係止するための手段(例えば、段部を介した縮径筒部や、乗り越え嵌合用の突起や凹み等)が存在せず、スマートな外観を得る。
また、本実施の形態では、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、筆記具1の全長C(ペン先2前端からキャップ6閉塞端までの長さ)は、128mmに設定され、前記Cが前記Bよりも38mm長く設定される。それにより、図3に示すように、筆記時、軸筒3の後端部にキャップ6を装着することにより、軸筒3の全長が延長された状態で把持でき、親指と人差し指とにより軸筒3を挟持するとともに、親指と人差し指との間の付け根部により、前記キャップ6の開口部内壁と軸筒3の後端部外面との圧接係合箇所7(即ち嵌合箇所)の外方のキャップ6外面を支持でき、軸筒3の安定した把持が可能となり、ストレスのない心地よい筆記使用感を得る。
また、本実施の形態では、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、軸筒3の後端部がキャップ6内に挿入される長さDが16mmに設定される。それにより、キャップ6を軸筒3の後端部に装着した際の全長Cを容易に大きく設定できる。
また、本実施の形態では、前記傾斜面51と軸線とがなす角度αが、およそ4度に設定される。それにより、軸筒3の後端部がキャップ6内に深く挿入されることがなく、十分な全長Cを得ることができ、しかも、筆記時の軸筒3の後端部外面とキャップ6の内面との安定した圧接係止が得られ、筆記時にキャップ6が軸筒3の後端部から容易には外れることがない。
また、本実施の形態において、キャップ6を軸筒3後端部に装着したとき、筆記具全体の重心Gが、前記キャップ6の開口部内壁と軸筒3の後端部外面との圧接係合箇所7(即ち嵌合箇所)よりも前方に位置するよう設定される。具体的には、前記キャップ6を軸筒3後端部に装着したときの筆記具全体の重心Gの前後方向の位置は、前記圧接係合箇所7の前端よりも4mm前方に位置される。それにより、筆記時の疲労感の少ない安定した把持が可能となる。
(第2の実施の形態)
本考案の第2の実施の形態の筆記具1を図4乃至図6に示す。
本実施の形態の筆記具1は、軸筒3と、該軸筒3の前端部(ペン先2側)及び後端部に着脱自在に装着されるキャップ6とからなる。図4において、キャップ6は軸筒3のペン先2側に装着されている。図5において、キャップ6は軸筒3の後端部に装着されている。
軸筒3の前端にはペン先2が取り付けられる。本実施の形態では、ペン先2は、金属製細管の先端近傍側壁を内方へのポンチ加工によりボール受け座が形成され、該金属製細管の先端にボールが回転可能に抱持されてなるハイプ式ボールペンチップが採用されている。
前記軸筒3は、合成樹脂(例えばポリプロピレン)の射出成形により得られる円筒体である。軸筒3は、前端にペン先2を備えた前軸4と、該前軸4の後方に連設される後軸5とからなる。軸筒3のペン先2側にキャップ6を装着した際、前記前軸4は、キャップ6によって覆われる。前記後軸5は、後方に向かうに従って次第に外径が小さくなる形状を有し、後軸5の前端に軸筒3の最大外径部が位置する。また、前記軸筒3の後端部(後軸5の後端部)外面には、後方に向かうに従い外径が次第に小さくなる形状を有する円錐面状の傾斜面51が形成される。前記傾斜面51には、キャップ6の開口部内壁が圧接係止(即ち嵌合)される。
前記キャップ6は、一端が閉塞され且つ他端が開口された有底円筒体であり、合成樹脂(例えばポリカーボネイト)の射出成形により得られる。また、キャップ6の外面には、クリップ61が合成樹脂により一体に設けられる。尚、前記クリップ61は金属製であってもよい。
図4に示すように、前記キャップ6を軸筒3のペン先2側に装着したとき、軸筒3の前軸4がキャップ6により覆われる。このとき、筆記具1の全長A(キャップ6閉塞端から軸筒3後端までの長さ)は、本実施の形態では、103mmに設定されている。それにより、全体がコンパクトとなり、小型のバッグや容量の小さいポケットに入れても嵩張らず、持ち運びが容易となる。また、図4に示すように、キャップ6を軸筒3のペン先2側に装着した際、キャップ6の開口端部が、軸筒3の最大外径部(後軸5前端)に近接配置され、キャップ6の開口端部の外径は、軸筒3の最大外径部の外径Eと略等しく設定されている。それにより、キャップ6開口端部の外面と軸筒3の最大外径部の外面との間に段差が殆ど視覚されないスマートな外観を得る。
本実施の形態では、前記軸筒3の最大外径部の外径Eは、13mmに設定される。前記キャップ6を外した状態の軸筒3の全長B(ペン先2前端から軸筒3後端までの長さ)は、90mmに設定される。そして、前記Eに対する前記Bの比B/Eの値は6.92となる。それにより、軸筒3の適正な外径を得ることができ、筆記時の安定した把持が可能となる同時に非使用時の携帯性が阻害されるおそれがない。
図5に示すように、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、キャップ6の開口部内壁と軸筒3後端部外面の傾斜面51とが圧接係合(即ち嵌合)される。また、軸筒3の後端部の外面は、キャップ6を係止するための手段(例えば、段部を介した縮径筒部や、乗り越え嵌合用の突起や凹み等)が存在せず、スマートな外観を得る。
また、本実施の形態では、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、筆記具1の全長C(ペン先2前端からキャップ6閉塞端までの長さ)は、128mmに設定され、前記Cが前記Bよりも38mm長く設定される。それにより、図6に示すように、筆記時、軸筒3の後端部にキャップ6を装着することにより、軸筒3の全長が延長された状態で把持でき、親指と人差し指とにより軸筒3を挟持するとともに、親指と人差し指との間の付け根部により、前記キャップ6の開口部内壁と軸筒3の後端部外面との圧接係合箇所7(即ち嵌合箇所)の外方のキャップ6外面を支持でき、軸筒3の安定した把持が可能となり、ストレスのない心地よい筆記使用感を得る。
また、本実施の形態では、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、軸筒3の後端部がキャップ6内に挿入される長さDが16mmに設定される。それにより、キャップ6を軸筒3の後端部に装着した際の全長Cを容易に大きく設定できる。
また、本実施の形態では、前記傾斜面51と軸線とがなす角度αが、およそ4度に設定される。それにより、軸筒3の後端部がキャップ6内に深く挿入されることがなく、十分な全長Cを得ることができ、しかも、筆記時の軸筒3の後端部外面とキャップ6の内面との安定した圧接係止が得られ、筆記時にキャップ6が軸筒3の後端部から容易には外れることがない。
また、本実施の形態において、キャップ6を軸筒3後端部に装着したとき、筆記具全体の重心Gの前後方向の位置が、前記キャップ6の開口部内壁と軸筒3の後端部外面との圧接係合箇所7(即ち嵌合箇所)とほぼ一致するよう設定される。それにより、筆記時の疲労感の少ない安定した把持が可能となる。
(第3の実施の形態)
本考案の第3の実施の形態の筆記具1を図7乃至図9に示す。
本実施の形態の筆記具1は、軸筒3と、該軸筒3の前端部(ペン先2側)及び後端部に着脱自在に装着されるキャップ6とからなる。図7において、キャップ6は軸筒3のペン先2側に装着されている。図8において、キャップ6は軸筒3の後端部に装着されている。
軸筒3の前端にはペン先2が取り付けられる。本実施の形態では、ペン先2は、切削加工により得られる金属製本体の先端にボールが回転可能に抱持されてなるボールペンチップが採用されている。
前記軸筒3は、合成樹脂(例えばポリプロピレン)の射出成形により得られる円筒体である。軸筒3は、前端にペン先2を備えた前軸4と、該前軸4の後方に連設される後軸5とからなる。軸筒3のペン先2側にキャップ6を装着した際、前記前軸4は、キャップ6によって覆われる。前記後軸5は、後方に向かうに従って次第に外径が小さくなる形状を有し、後軸5の前端に軸筒3の最大外径部が位置する。また、前記軸筒3の後端部(後軸5の後端部)外面には、後方に向かうに従い外径が次第に小さくなる形状を有する円錐面状の傾斜面51が形成される。前記傾斜面51には、キャップ6の開口部内壁が圧接係止(即ち嵌合)される。
前記キャップ6は、一端が閉塞され且つ他端が開口された有底円筒体であり、合成樹脂(例えばポリカーボネイト)の射出成形により得られる。また、キャップ6の外面には、クリップ61が合成樹脂により一体に設けられる。尚、前記クリップ61は金属製であってもよい。
図7に示すように、前記キャップ6を軸筒3のペン先2側に装着したとき、軸筒3の前軸4がキャップ6により覆われる。このとき、筆記具1の全長A(キャップ6閉塞端から軸筒3後端までの長さ)は、本実施の形態では、103mmに設定されている。それにより、全体がコンパクトとなり、小型のバッグや容量の小さいポケットに入れても嵩張らず、持ち運びが容易となる。また、図7に示すように、キャップ6を軸筒3のペン先2側に装着した際、キャップ6の開口端部が、軸筒3の最大外径部(後軸5前端)に近接配置され、キャップ6の開口端部の外径は、軸筒3の最大外径部の外径Eと略等しく設定されている。それにより、キャップ6開口端部の外面と軸筒3の最大外径部の外面との間に段差が殆ど視覚されないスマートな外観を得る。
本実施の形態では、前記軸筒3の最大外径部の外径Eは、13mmに設定される。前記キャップ6を外した状態の軸筒3の全長B(ペン先2前端から軸筒3後端までの長さ)は、90mmに設定される。そして、前記Eに対する前記Bの比B/Eの値は6.92となる。それにより、軸筒3の適正な外径を得ることができ、筆記時の安定した把持が可能となる同時に非使用時の携帯性が阻害されるおそれがない。
図8に示すように、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、キャップ6の開口部内壁と軸筒3後端部外面の傾斜面51とが圧接係合(即ち嵌合)される。また、軸筒3の後端部の外面は、キャップ6を係止するための手段(例えば、段部を介した縮径筒部や、乗り越え嵌合用の突起や凹み等)が存在せず、スマートな外観を得る。
また、本実施の形態では、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、筆記具1の全長C(ペン先2前端からキャップ6閉塞端までの長さ)は、128mmに設定され、前記Cが前記Bよりも38mm長く設定される。それにより、図9に示すように、筆記時、軸筒3の後端部にキャップ6を装着することにより、軸筒3の全長が延長された状態で把持でき、親指と人差し指とにより軸筒3を挟持するとともに、親指と人差し指との間の付け根部により、前記キャップ6の開口部内壁と軸筒3の後端部外面との圧接係合箇所7(即ち嵌合箇所)の外方のキャップ6外面を支持でき、軸筒3の安定した把持が可能となり、ストレスのない心地よい筆記使用感を得る。
また、本実施の形態では、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、軸筒3の後端部がキャップ6内に挿入される長さDが16mmに設定される。それにより、キャップ6を軸筒3の後端部に装着した際の全長Cを容易に大きく設定できる。
また、本実施の形態では、前記傾斜面51と軸線とがなす角度αが、およそ4度に設定される。それにより、軸筒3の後端部がキャップ6内に深く挿入されることがなく、十分な全長Cを得ることができ、しかも、筆記時の軸筒3の後端部外面とキャップ6の内面との安定した圧接係止が得られ、筆記時にキャップ6が軸筒3の後端部から容易には外れることがない。
また、本実施の形態において、キャップ6を軸筒3後端部に装着したとき、筆記具全体の重心Gの前後方向の位置が、前記キャップ6の開口部内壁と軸筒3の後端部外面との圧接係合箇所7(即ち嵌合箇所)よりも前方に位置するよう設定される。具体的には、前記キャップ6を軸筒3後端部に装着したときの筆記具全体の重心Gは、前記圧接係合箇所7の前端よりも5mm前方に位置される。それにより、筆記時の疲労感の少ない安定した把持が可能となる。
(第4の実施の形態)
本考案の第4の実施の形態の筆記具1を図10乃至図12に示す。
本実施の形態の筆記具1は、軸筒3と、該軸筒3の前端部(ペン先2側)及び後端部に着脱自在に装着されるキャップ6とからなる。図10において、キャップ6は軸筒3のペン先2側に装着されている。図11において、キャップ6は軸筒3の後端部に装着されている。
軸筒3の前端にはペン先2が取り付けられる。本実施の形態では、前記ペン先は、前端をチゼル状に研削した合成樹脂製繊維の樹脂加工体からなる。
前記軸筒3は、合成樹脂(例えばポリプロピレン)の射出成形により得られる円筒体である。軸筒3は、前端にペン先2を備えた前軸4と、該前軸4の後方に連設される後軸5とからなる。軸筒3のペン先2側にキャップ6を装着した際、前記前軸4は、キャップ6によって覆われる。前記後軸5は、後方に向かうに従って次第に外径が小さくなる形状を有し、後軸5の前端に軸筒3の最大外径部が位置する。また、前記軸筒3の後端部(後軸5の後端部)外面には、後方に向かうに従い外径が次第に小さくなる形状を有する円錐面状の傾斜面51が形成される。前記傾斜面51には、キャップ6の開口部内壁が圧接係止(即ち嵌合)される。
前記キャップ6は、一端が閉塞され且つ他端が開口された有底円筒体であり、合成樹脂(例えばポリカーボネイト)の射出成形により得られる。また、キャップ6の外面には、クリップ61が合成樹脂により一体に設けられる。尚、前記クリップ61は金属製であってもよい。
図10に示すように、前記キャップ6を軸筒3のペン先2側に装着したとき、軸筒3の前軸4がキャップ6により覆われる。このとき、筆記具1の全長A(キャップ6閉塞端から軸筒3後端までの長さ)は、本実施の形態では、103mmに設定されている。それにより、全体がコンパクトとなり、小型のバッグや容量の小さいポケットに入れても嵩張らず、持ち運びが容易となる。また、図10に示すように、キャップ6を軸筒3のペン先2側に装着した際、キャップ6の開口端部が、軸筒3の最大外径部(後軸5前端)に近接配置され、キャップ6の開口端部の外径は、軸筒3の最大外径部の外径Eと略等しく設定されている。それにより、キャップ6開口端部の外面と軸筒3の最大外径部の外面との間に段差が殆ど視覚されないスマートな外観を得る。
本実施の形態では、前記軸筒3の最大外径部の外径Eは、13mmに設定される。前記キャップ6を外した状態の軸筒3の全長B(ペン先2前端から軸筒3後端までの長さ)は、90mmに設定される。そして、前記Eに対する前記Bの比B/Eの値は6.92となる。それにより、軸筒3の適正な外径を得ることができ、筆記時の安定した把持が可能となる同時に非使用時の携帯性が阻害されるおそれがない。
図11に示すように、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、キャップ6の開口部内壁と軸筒3後端部外面の傾斜面51とが圧接係合(即ち嵌合)される。また、軸筒3の後端部の外面は、キャップ6を係止するための手段(例えば、段部を介した縮径筒部や、乗り越え嵌合用の突起や凹み等)が存在せず、スマートな外観を得る。
また、本実施の形態では、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、筆記具1の全長C(ペン先2前端からキャップ6閉塞端までの長さ)は、128mmに設定され、前記Cが前記Bよりも38mm長く設定される。それにより、図12に示すように、筆記時、軸筒3の後端部にキャップ6を装着することにより、軸筒3の全長が延長された状態で把持でき、親指と人差し指とにより軸筒3を挟持するとともに、親指と人差し指との間の付け根部により、前記キャップ6の開口部内壁と軸筒3の後端部外面との圧接係合箇所7(即ち嵌合箇所)の外方のキャップ6外面を支持でき、軸筒3の安定した把持が可能となり、ストレスのない心地よい筆記使用感を得る。
また、本実施の形態では、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、軸筒3の後端部がキャップ6内に挿入される長さDが16mmに設定される。それにより、キャップ6を軸筒3の後端部に装着した際の全長Cを容易に大きく設定できる。
また、本実施の形態では、前記傾斜面51と軸線とがなす角度αが、およそ4度に設定される。それにより、軸筒3の後端部がキャップ6内に深く挿入されることがなく、十分な全長Cを得ることができ、しかも、筆記時の軸筒3の後端部外面とキャップ6の内面との安定した圧接係止が得られ、筆記時にキャップ6が軸筒3の後端部から容易には外れることがない。
また、本実施の形態において、キャップ6を軸筒3後端部に装着したとき、筆記具全体の重心Gの前後方向の位置が、前記キャップ6の開口部内壁と軸筒3の後端部外面との圧接係合箇所7(即ち嵌合箇所)よりも前方に位置するよう設定される。具体的には、前記キャップを軸筒後端部に装着したときの筆記具全体の重心Gは、前記圧接係合箇所7の前端よりも2mm前方に位置される。それにより、筆記時の疲労感の少ない安定した把持が可能となる。
(第5の実施の形態)
本考案の第5の実施の形態の筆記具1を図13乃至図15に示す。
本実施の形態の筆記具1は、軸筒3と、該軸筒3の前端部(ペン先2側)及び後端部に着脱自在に装着されるキャップ6とからなる。図13において、キャップ6は軸筒3のペン先2側に装着されている。図14において、キャップ6は軸筒3の後端部に装着されている。
軸筒3の前端にはペン先2が取り付けられる。本実施の形態では、ペン先2は、前端が球面状に形成された繊維加工体または多孔質体が採用されている。
前記軸筒3は、合成樹脂(例えばポリプロピレン)の射出成形により得られる円筒体である。軸筒3は、前端にペン先2を備えた前軸4と、該前軸4の後方に連設される後軸5とからなる。軸筒3のペン先2側にキャップ6を装着した際、前記前軸4は、キャップ6によって覆われる。前記後軸5は、後方に向かうに従って次第に外径が小さくなる形状を有し、後軸5の前端に軸筒3の最大外径部が位置する。また、前記軸筒3の後端部(後軸5の後端部)外面には、後方に向かうに従い外径が次第に小さくなる形状を有する円錐面状の傾斜面51が形成される。前記傾斜面51には、キャップ6の開口部内壁が圧接係止(即ち嵌合)される。
前記キャップ6は、一端が閉塞され且つ他端が開口された有底円筒体であり、合成樹脂(例えばポリカーボネイト)の射出成形により得られる。また、キャップ6の外面には、クリップ61が合成樹脂により一体に設けられる。尚、前記クリップ61は金属製であってもよい。
図13に示すように、前記キャップ6を軸筒3のペン先2側に装着したとき、軸筒3の前軸4がキャップ6により覆われる。このとき、筆記具1の全長A(キャップ6閉塞端から軸筒3後端までの長さ)は、本実施の形態では、103mmに設定されている。それにより、全体がコンパクトとなり、小型のバッグや容量の小さいポケットに入れても嵩張らず、持ち運びが容易となる。また、図13に示すように、キャップ6を軸筒3のペン先2側に装着した際、キャップ6の開口端部が、軸筒3の最大外径部(後軸5前端)に近接配置され、キャップ6の開口端部の外径は、軸筒3の最大外径部の外径Eと略等しく設定されている。それにより、キャップ6開口端部の外面と軸筒3の最大外径部の外面との間に段差が殆ど視覚されないスマートな外観を得る。
本実施の形態では、前記軸筒3の最大外径部の外径Eは、13mmに設定される。前記キャップ6を外した状態の軸筒3の全長B(ペン先2前端から軸筒3後端までの長さ)は、90mmに設定される。そして、前記Eに対する前記Bの比B/Eの値は6.92となる。それにより、軸筒3の適正な外径を得ることができ、筆記時の安定した把持が可能となる同時に非使用時の携帯性が阻害されるおそれがない。
図14に示すように、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、キャップ6の開口部内壁と軸筒3後端部外面の傾斜面51とが圧接係合(即ち嵌合)される。また、軸筒3の後端部の外面は、キャップ6を係止するための手段(例えば、段部を介した縮径筒部や、乗り越え嵌合用の突起や凹み等)が存在せず、スマートな外観を得る。
また、本実施の形態では、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、筆記具1の全長C(ペン先2前端からキャップ6閉塞端までの長さ)は、128mmに設定され、前記Cが前記Bよりも38mm長く設定される。それにより、図15に示すように、筆記時、軸筒3の後端部にキャップ6を装着することにより、軸筒3の全長が延長された状態で把持でき、親指と人差し指とにより軸筒3を挟持するとともに、親指と人差し指との間の付け根部により、前記キャップ6の開口部内壁と軸筒3の後端部外面との圧接係合箇所7(即ち嵌合箇所)の外方のキャップ6外面を支持でき、軸筒3の安定した把持が可能となり、ストレスのない心地よい筆記使用感を得る。
また、本実施の形態では、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、軸筒3の後端部がキャップ6内に挿入される長さDが16mmに設定される。それにより、キャップ6を軸筒3の後端部に装着した際の全長Cを容易に大きく設定できる。
また、本実施の形態では、前記傾斜面51と軸線とがなす角度αが、およそ4度に設定される。それにより、軸筒3の後端部がキャップ6内に深く挿入されることがなく、十分な全長Cを得ることができ、しかも、筆記時の軸筒3の後端部外面とキャップ6の内面との安定した圧接係止が得られ、筆記時にキャップ6が軸筒3の後端部から容易には外れることがない。
また、本実施の形態において、キャップ6を軸筒3後端部に装着したとき、筆記具全体の重心Gの前後方向の位置が、前記キャップ6の開口部内壁と軸筒3の後端部外面との圧接係合箇所7(即ち嵌合箇所)よりも前方に位置するよう設定される。具体的には、前記キャップを軸筒後端部に装着したときの筆記具全体の重心Gは、前記圧接係合箇所7の前端よりも2mm前方に位置される。それにより、筆記時の疲労感の少ない安定した把持が可能となる。
(第6の実施の形態)
本考案の第6の実施の形態の筆記具1を図16乃至図18に示す。
本実施の形態の筆記具1は、軸筒3と、該軸筒3の前端部(ペン先2側)及び後端部に着脱自在に装着されるキャップ6とからなる。図16において、キャップ6は軸筒3のペン先2側に装着されている。図17において、キャップ6は軸筒3の後端部に装着されている。
軸筒3の前端にはペン先2が取り付けられる。本実施の形態では、ペン先2は、毛細管力を有する軸方向のインキ導出路を備えた合成樹脂の押出成形体よりなる。
前記軸筒3は、合成樹脂(例えばポリプロピレン)の射出成形により得られる円筒体である。軸筒3は、前端にペン先2を備えた前軸4と、該前軸4の後方に連設される後軸5とからなる。軸筒3のペン先2側にキャップ6を装着した際、前記前軸4は、キャップ6によって覆われる。前記後軸5は、後方に向かうに従って次第に外径が小さくなる形状を有し、後軸5の前端に軸筒3の最大外径部が位置する。また、前記軸筒3の後端部(後軸5の後端部)外面には、後方に向かうに従い外径が次第に小さくなる形状を有する円錐面状の傾斜面51が形成される。前記傾斜面51には、キャップ6の開口部内壁が圧接係止(即ち嵌合)される。
前記キャップ6は、一端が閉塞され且つ他端が開口された有底円筒体であり、合成樹脂(例えばポリカーボネイト)の射出成形により得られる。また、キャップ6の外面には、クリップ61が合成樹脂により一体に設けられる。尚、前記クリップ61は金属製であってもよい。
図16に示すように、前記キャップ6を軸筒3のペン先2側に装着したとき、軸筒3の前軸4がキャップ6により覆われる。このとき、筆記具1の全長A(キャップ6閉塞端から軸筒3後端までの長さ)は、本実施の形態では、103mmに設定されている。それにより、全体がコンパクトとなり、小型のバッグや容量の小さいポケットに入れても嵩張らず、持ち運びが容易となる。また、図16に示すように、キャップ6を軸筒3のペン先2側に装着した際、キャップ6の開口端部が、軸筒3の最大外径部(後軸5前端)に近接配置され、キャップ6の開口端部の外径は、軸筒3の最大外径部の外径Eと略等しく設定されている。それにより、キャップ6開口端部の外面と軸筒3の最大外径部の外面との間に段差が殆ど視覚されないスマートな外観を得る。
本実施の形態では、前記軸筒3の最大外径部の外径Eは、13mmに設定される。前記キャップ6を外した状態の軸筒3の全長B(ペン先2前端から軸筒3後端までの長さ)は、90mmに設定される。そして、前記Eに対する前記Bの比B/Eの値は6.92となる。それにより、軸筒3の適正な外径を得ることができ、筆記時の安定した把持が可能となる同時に非使用時の携帯性が阻害されるおそれがない。
図17に示すように、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、キャップ6の開口部内壁と軸筒3後端部外面の傾斜面51とが圧接係合(即ち嵌合)される。また、軸筒3の後端部の外面は、キャップ6を係止するための手段(例えば、段部を介した縮径筒部や、乗り越え嵌合用の突起や凹み等)が存在せず、スマートな外観を得る。
また、本実施の形態では、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、筆記具1の全長C(ペン先2前端からキャップ6閉塞端までの長さ)は、128mmに設定され、前記Cが前記Bよりも38mm長く設定される。それにより、図18に示すように、筆記時、軸筒3の後端部にキャップ6を装着することにより、軸筒3の全長が延長された状態で把持でき、親指と人差し指とにより軸筒3を挟持するとともに、親指と人差し指との間の付け根部により、前記キャップ6の開口部内壁と軸筒3の後端部外面との圧接係合箇所7(即ち嵌合箇所)の外方のキャップ6外面を支持でき、軸筒3の安定した把持が可能となり、ストレスのない心地よい筆記使用感を得る。
また、本実施の形態では、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、軸筒3の後端部がキャップ6内に挿入される長さDが16mmに設定される。それにより、キャップ6を軸筒3の後端部に装着した際の全長Cを容易に大きく設定できる。
また、本実施の形態では、前記傾斜面51と軸線とがなす角度αが、およそ4度に設定される。それにより、軸筒3の後端部がキャップ6内に深く挿入されることがなく、十分な全長Cを得ることができ、しかも、筆記時の軸筒3の後端部外面とキャップ6の内面との安定した圧接係止が得られ、筆記時にキャップ6が軸筒3の後端部から容易には外れることがない。
また、本実施の形態において、キャップ6を軸筒3後端部に装着したとき、筆記具全体の重心Gの前後方向の位置が、前記キャップ6の開口部内壁と軸筒3の後端部外面との圧接係合箇所7(即ち嵌合箇所)とほぼ一致するよう設定される。それにより、筆記時の疲労感の少ない安定した把持が可能となる。
(第7の実施の形態)
本考案の第7の実施の形態の筆記具1を図19乃至図21に示す。
本実施の形態の筆記具1は、軸筒3と、該軸筒3の前端部(ペン先2側)及び後端部に着脱自在に装着されるキャップ6とからなる。図19において、キャップ6は軸筒3のペン先2側に装着されている。図20において、キャップ6は軸筒3の後端部に装着されている。
軸筒3の前端にはペン先2が取り付けられる。本実施の形態では、ペン先2は、前端が毛筆状に形成された多孔質体または繊維加工体よりなる。
前記軸筒3は、合成樹脂(例えばポリプロピレン)の射出成形により得られる円筒体である。軸筒3は、前端にペン先2を備えた前軸4と、該前軸4の後方に連設される後軸5とからなる。軸筒3のペン先2側にキャップ6を装着した際、前記前軸4は、キャップ6によって覆われる。前記後軸5は、後方に向かうに従って次第に外径が小さくなる形状を有し、後軸5の前端に軸筒3の最大外径部が位置する。また、前記軸筒3の後端部(後軸5の後端部)外面には、後方に向かうに従い外径が次第に小さくなる形状を有する円錐面状の傾斜面51が形成される。前記傾斜面51には、キャップ6の開口部内壁が圧接係止(即ち嵌合)される。
前記キャップ6は、一端が閉塞され且つ他端が開口された有底円筒体であり、合成樹脂(例えばポリカーボネイト)の射出成形により得られる。また、キャップ6の外面には、クリップ61が合成樹脂により一体に設けられる。尚、前記クリップ61は金属製であってもよい。
図19に示すように、前記キャップ6を軸筒3のペン先2側に装着したとき、軸筒3の前軸4がキャップ6により覆われる。このとき、筆記具1の全長A(キャップ6閉塞端から軸筒3後端までの長さ)は、本実施の形態では、103mmに設定されている。それにより、全体がコンパクトとなり、小型のバッグや容量の小さいポケットに入れても嵩張らず、持ち運びが容易となる。また、図19に示すように、キャップ6を軸筒3のペン先2側に装着した際、キャップ6の開口端部が、軸筒3の最大外径部(後軸5前端)に近接配置され、キャップ6の開口端部の外径は、軸筒3の最大外径部の外径Eと略等しく設定されている。それにより、キャップ6開口端部の外面と軸筒3の最大外径部の外面との間に段差が殆ど視覚されないスマートな外観を得る。
本実施の形態では、前記軸筒3の最大外径部の外径Eは、13mmに設定される。前記キャップ6を外した状態の軸筒3の全長B(ペン先2前端から軸筒3後端までの長さ)は、90mmに設定される。そして、前記Eに対する前記Bの比B/Eの値は6.92となる。それにより、軸筒3の適正な外径を得ることができ、筆記時の安定した把持が可能となる同時に非使用時の携帯性が阻害されるおそれがない。
図20に示すように、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、キャップ6の開口部内壁と軸筒3後端部外面の傾斜面51とが圧接係合(即ち嵌合)される。また、軸筒3の後端部の外面は、キャップ6を係止するための手段(例えば、段部を介した縮径筒部や、乗り越え嵌合用の突起や凹み等)が存在せず、スマートな外観を得る。
また、本実施の形態では、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、筆記具1の全長C(ペン先2前端からキャップ6閉塞端までの長さ)は、128mmに設定され、前記Cが前記Bよりも38mm長く設定される。それにより、図21に示すように、筆記時、軸筒3の後端部にキャップ6を装着することにより、軸筒3の全長が延長された状態で把持でき、親指と人差し指とにより軸筒3を挟持するとともに、親指と人差し指との間の付け根部により、前記キャップ6の開口部内壁と軸筒3の後端部外面との圧接係合箇所7(即ち嵌合箇所)の外方のキャップ6外面を支持でき、軸筒3の安定した把持が可能となり、ストレスのない心地よい筆記使用感を得る。
また、本実施の形態では、前記キャップ6を前記軸筒3の後端部に装着したとき、軸筒3の後端部がキャップ6内に挿入される長さDが16mmに設定される。それにより、キャップ6を軸筒3の後端部に装着した際の全長Cを容易に大きく設定できる。
また、本実施の形態では、前記傾斜面51と軸線とがなす角度αが、およそ4度に設定される。それにより、軸筒3の後端部がキャップ6内に深く挿入されることがなく、十分な全長Cを得ることができ、しかも、筆記時の軸筒3の後端部外面とキャップ6の内面との安定した圧接係止が得られ、筆記時にキャップ6が軸筒3の後端部から容易には外れることがない。
また、本実施の形態において、キャップ6を軸筒3後端部に装着したとき、筆記具全体の重心Gの前後方向の位置が、前記キャップ6の開口部内壁と軸筒3の後端部外面との圧接係合箇所7(即ち嵌合箇所)よりも前方に位置するよう設定される。具体的には、前記キャップを軸筒後端部に装着したときの筆記具全体の重心Gは、前記圧接係合箇所の前端よりも2mm前方に位置される。それにより、筆記時の疲労感の少ない安定した把持が可能となる。
本考案の第1の実施の形態においてキャップをペン先側に装着した状態を示す図である。 図1の筆記具においてキャップを軸筒の後端部に装着した状態を示す図である。 図1の筆記具を筆記時に把持した状態を示す斜視図である。 本考案の第2の実施の形態においてキャップをペン先側に装着した状態を示す図である。 図4の筆記具においてキャップを軸筒の後端部に装着した状態を示す図である。 図4の筆記具を筆記時に把持した状態を示す斜視図である。 本考案の第3の実施の形態においてキャップをペン先側に装着した状態を示す図である。 図7の筆記具においてキャップを軸筒の後端部に装着した状態を示す図である。 図7の筆記具を筆記時に把持した状態を示す斜視図である。 本考案の第4の実施の形態においてキャップをペン先側に装着した状態を示す図である。 図10の筆記具においてキャップを軸筒の後端部に装着した状態を示す図である。 図10の筆記具を筆記時に把持した状態を示す斜視図である。 本考案の第5の実施の形態においてキャップをペン先側に装着した状態を示す図である。 図13の筆記具においてキャップを軸筒の後端部に装着した状態を示す図である。 図13の筆記具を筆記時に把持した状態を示す斜視図である。 本考案の第6の実施の形態においてキャップをペン先側に装着した状態を示す図である。 図16の筆記具においてキャップを軸筒の後端部に装着した状態を示す図である。 図16の筆記具を筆記時に把持した状態を示す斜視図である。 本考案の第7の実施の形態においてキャップをペン先側に装着した状態を示す図である。 図19の筆記具においてキャップを軸筒の後端部に装着した状態を示す図である。 図19の筆記具を筆記時に把持した状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 筆記具
2 ペン先
3 軸筒
4 前軸
5 後軸
51 傾斜面
6 キャップ
61 クリップ
7 嵌合箇所(圧接係合箇所)
A 軸筒のペン先側にキャップを装着した状態の筆記具の全長
B キャップを外した状態の軸筒の全長
C キャップを軸筒の後端部に装着した状態の筆記具の全長
D 軸筒の後端部がキャップ内に挿入される長さ
E 軸筒の最大外径
G 重心
a 傾斜面と軸線とのなす角度

Claims (7)

  1. 軸筒のペン先側にキャップを装着した状態の全長Aが120mm以下の筆記具であって、前記キャップを外した状態の軸筒の全長Bを70mm以上100mm以下に設定し、前記ペン先側から外したキャップを前記軸筒の後端部に装着した状態の全長をCとしたとき、前記Cを前記Bよりも25mm以上長く設定したことを特徴とする筆記具。
  2. 軸筒のペン先側にキャップを装着した状態の全長Aが120mm以下の筆記具であって、前記軸筒及び前記キャップを合成樹脂により構成し、前記キャップを外した状態の軸筒の全長Bを70mm以上100mm以下に設定し、前記ペン先側から外したキャップを前記軸筒の後端部に装着した状態の全長をCとしたとき、前記Cを前記Bよりも25mm以上長く設定したことを特徴とする筆記具。
  3. 軸筒の最大外径をEとしたとき、前記Eに対する前記Bの比B/Eの値が4以上10以下である請求項1または2記載の筆記具。
  4. 筆記時、軸筒の後端部にキャップを装着し、軸筒の後端部外面とキャップ内面とを嵌合させ、親指と人差し指とによって軸筒の前端部外面を挟持した際に、親指と人差し指との間の付け根部によって前記嵌合箇所の外方のキャップ外面を支持可能にしてなる請求項1、2または3記載の筆記具。
  5. 軸筒の後端部外面に後方に向かうに従い外径が漸減する傾斜面を設け、キャップを軸筒の後端部に装着した際、前記傾斜面にキャップの内面を嵌合させるとともに、前記軸筒の後端部がキャップ内に挿入される長さDを25mm以下に設定した請求項1、2または3記載の筆記具。
  6. 軸筒の後端部外面に後方に向かうに従い外径が漸減する傾斜面を設け、キャップを軸筒の後端部に装着した際、前記傾斜面にキャップの内面を嵌合させるとともに、前記軸筒の後端部がキャップ内に挿入される長さDを25mm以下に設定し、筆記時、親指と人差し指とにより軸筒の前端部外面を挟持した際に、親指と人差し指との間の付け根部により前記嵌合箇所の外方のキャップ外面を支持可能にしてなる請求項1、2または3記載の筆記具。
  7. 軸筒の後端部にキャップを装着し、軸筒の後端部外面にキャップ内面を嵌合させたとき、前記嵌合箇所または前記嵌合箇所よりも前方に筆記具全体の重心が位置してなる請求項1乃至6のいずれかに記載の筆記具。
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