JP3142340B2 - 光学転写装置 - Google Patents

光学転写装置

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JP3142340B2 JP35522891A JP35522891A JP3142340B2 JP 3142340 B2 JP3142340 B2 JP 3142340B2 JP 35522891 A JP35522891 A JP 35522891A JP 35522891 A JP35522891 A JP 35522891A JP 3142340 B2 JP3142340 B2 JP 3142340B2
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、ウェーハまた
はインク・ジェット・ヘッド等の基板上のパターンの微
細加工に関し、特にエキシマレーザ・アブレーション
(ablation)・システムにおけるマスクの冷却
に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】デバイスの微細加工におい
て、基板に溝、穴、または他の窪み(indentat
ion)を形成することが必要である。例えば、米国特
許第4,791,436号は、インク・ジェット・プリ
ンタにおけるノズル・プレートの内部オリフィス内に溝
またはセレーションの形成方法を教示している。所望の
フィーチャーを、彫刻または溝形成された外部表面領域
を有するマスク上でノズル・プレートを電鋳することに
より得ることができる。
【0003】微細加工の現在の目的には、高処率および
高スループットの実現が常に含まれている。レーザ・ア
ブレーションは、業界において魅力的なオプションであ
る。特にインクジェット構成要素の製造には、エキシマ
レーザ・アブレーション・システムは多くの有利な点を
与える。しかしながら、レーザ・アブレーション・シス
テムは典型的に単一開口の突出マスクを使用しており、
その結果各アブレーション後にプロジェクション(投影
法、projection)マスクおよび加工物間の相
対移動を行うための機構が存在しなければならない。こ
のために、生産スループットに制限が課せられることに
なる。
【0004】サーマル・インクジェット製造において高
スループットに改善するためには、大領域のマスクを用
いる場合がある。このようなマスクにより、多くのオリ
フィスまたはチャンネルが同時にアブレーション可能と
なる。例えは、25mm またはそれ以上の視界内のす
べてのフィーチャーに対するアプレーションは単一の時
間で実現可能となる。さらに、プロジェクションマスク
を使用するエキシマレーザ・アブレーションは、マスク
上の光電力密度を制限するために縮小マスクが使用可能
であるという利点を提供し、その結果マスク損傷のリス
クが低減される。
【0005】大領域マスクの製造に対するアプローチの
一つとして、独立の(free−standing)金
属シート内のマスクを加工することである。このような
アプローチの問題点は、レーザ・エネルギとマスクの衝
突により生成される局部加熱の悪影響に対し、マスクが
特に敏感であることである。マスクの分解能は、10ミ
クロンまたはそれ以上の寸法許容誤差を可能とするプリ
ント基板におけるビア(vias)の製造等のアプリケ
ーションに適している場合がある。しかし、約1ミクロ
ンの分解能を必要とするサーマル・インクジェット構成
要素の製造には不十分である。
【0006】大領域マスクの製造のための他のアプロー
チは、米国特許第4,661,679号に記載されてい
るものがある。ここでは、貫通(pass−throu
gh)マスクを使用せずに回路パターンをトランスファ
するための半導体プロセス技術が教示されている。エキ
シマパルス紫外レーザ放射はその上に回路パターンを有
するミラーへ向けられる。そのミラーの非反射部分に衝
突する入射光は、ミラーに吸収される。他方、ミラー上
のパターンのレーザ反射部分に衝突する入射光は半導体
ウエーハへと反射される。このようにして、回路パター
ンはミラーから半導体ウエーハへトランスファされる。
入射エネルギ誘引加熱のため、ミラーのひずみを削減す
るために、多くのチューブをエキシマパルス紫外レーザ
放射の入射側と逆のミラーの後部側上に配置する。チュ
ーブは加圧ガスまたは液体を供給するために用いられ
る。ここでは、ミラー・マスクが貫通マスクより優れて
いると述べられている。なぜなら、ミラー・マスクは表
面温度を制御するために後部冷却を利用すると同時に貫
通マスクは入射エネルギ誘引加熱によりひずむからであ
る。冷却チューブが所望のパターンの妨げになるため、
貫通マスクにおける後部冷却は困難である。他方、ミラ
ーのレーザ反射部分および非反射部分の熱膨張における
差によって生じる歪に対してはほとんど訳されていな
い。他の実施例では、反射材料膜によりレーザ反射部分
を非反射部分から分離している。しかしながら、この実
施例はレーザ反射部分をわずかしか冷却せず、従来のマ
スクを製造することよりも反射部分上の回路パターンを
エッチングする方がより困難となっている。
【0007】米国特許第4,842,677号では、エ
キシマレーザ・パターン形成に対する貫通パターンを教
示している。このマスクは、所望のパターン形成が反射
性金属の形で配置される石英基板から構成される。マス
ク製造のための望ましい金属にはアルミニウムおよび銀
が含まれる。しかし、ここでもエキシマレーザによるマ
スクの局部加熱の悪影響については何ら述べられていな
い。
【0008】
【発明の目的】本発明の目的は上述の問題点を解消し、
パターンを大領域マスクから基板へ光学的にトランスフ
ァするための装置および方法を提供することにある。さ
らに、マスクの冷却必要条件による技術的な制限なし
に、容易にマスクの生成を実施し得る装置および方法を
提供する。
【0009】
【発明の概要】本願発明は、パターン化されたマスキン
グ材料と直接接触する貫通マスク部材および熱エネルギ
放出パス(release path)を利用する装置
および方法を提供する。熱エネルギ放出パスは、パター
ン化されたマスキング材料に沿って向けられる液体流
(好ましくは、脱イオン水)により生成される。本発明
では、第1のレーザ透過部材(transparant
member)および第1の透過部材の一表面上に所
望のマスキング材料のパターンが含まれる。第2のレー
透過部材は、マスキング材料が固着される表面から間
隔をおいて配置され、それらの間には液体流パスが画定
される。脱イオン水は、2つのレーザ透過部材間を層流
(laminar)状態で流れる。マスキング材料のパ
ターンは、エキシマパルス・レーザ・エネルギを、2つ
のレーザ透過部材を通過させ、液体流が基板へ衝突する
ように向けることにより、サーマル・インクジェット・
ヘッド等の基板へトランスファすることができる。他の
実施例では、液体流はマスキング材料の周辺に制限され
る。
【0010】発明の利点は、最大の利点を提供する位置
冷却を提供する。すなわち、マスキング材料において直
接冷却を行う。本実施例では、流体流はマスキング材料
の全体を横切り、マスキング材料に覆われない第1のレ
ーザ透過部材領域とも接触する。従って、貫通マスクは
マスキング材料およびレーザ透過部材の膨張係数におけ
る差異による応力にさほど敏感でない。本発明の他の利
点は、大領域マスクは縮小レンズの使用を可能とし、そ
の結果マスク上の光電力密度を制限することができる。
【0011】
【発明の実施例】図1には、エキシマパルス・レーザ放
射10がシリカ・ウインドウ12を介して大領域貫通プ
ロジェクション・マスク14へ向けられる。プロジェク
ション・マスクはシリカ基板16およびマスキング材料
パターン18より構成される。マスキング材料により覆
われないシリカ基板16のこれらの領域は、エネルギを
縮小レンズ20へ通過させる。プロジェクション・マス
ク14を通るレーザ・エネルギの通路を3組の矢印22
で示す。縮小マスク20は、例えば、5倍の縮小を提供
する。そして、マスキング材料18がその上にトランス
ファされる基板24にレーザ・エネルギが衝突する。
【0012】縮小レンズ20は、周知のものであり、市
販で入手することができる。基板24は、それほど重要
でないが、オリフィスおよびインク・チャンネルのパタ
ーン形成のためのサーマル・インクジェット・ヘッドの
層として用いられる。代わりに、基板24は回路パター
ンの微細加工のための半導体ウエーハの場合もある。
【0013】貫通マスク14は、メッキおよび電鋳技術
を用いることにより製造可能である。シリカ基板16は
2mmの厚さである。マスキング材料18は5ミクロン
の厚さである。これらの寸法は重要でない。マスキング
材料は広範囲の材料のうちの任意の材料から構成可能で
あるが、ニッケルが好ましい金属である。なぜなら、ニ
ッケルは数ミクロンの厚さで容易に電気メッキすること
ができ、耐腐食性であるからである。以下に詳述するよ
うに、マスキング材料18およびシリカ・ウインドウ1
2間で液体が流れるために、腐食に対する感度(sus
ceptibility)は重要である。液体流は矢印
26で示される。約0.1ミクロンのクロム膜は、シリ
カ基板16上にリソグラフィーによってパターン形成さ
れ、その後でニッケルまたは他の適切な金属を5ミクロ
ンの厚さでクロム上にメッキする。
【0014】マスキング材料18のパターンは、レーザ
・アブレーションにより基板24へトランスファされ
る。レーザ・エネルギのマスキング材料への衝突はアブ
レーションの分解能を劣化させる。なぜなら、レーザ・
エネルギにより熱膨張および核煮沸騰を生じさせる。マ
スク上に40mJ/cm の露光強度を有する5:1の
縮小プロジェクション・システムに対し、瞬時表面温度
は20n秒程度の短いレーザ・パルスに対し数百℃上昇
する場合がある。
【0015】本発明には、マスキング材料18と直接接
触する液体流26が含まれており、その結果熱エネルギ
放出路を提供する。脱イオン水は好ましい液体である。
シリカ・ウインドウ12とシリカ基板間の間隔が1mm
で、50cm/秒の流量が望ましいことを見い出した。
1mmの厚さの脱イオン水が紫外放射を190nmまで
伝送すると同時に1cmの厚さで200nmまで伝送す
ることができる。本実施例では、0.1mmから5cm
範囲の厚さが好ましい。
【0016】本実施例では、脱イオン水は貫通マスクか
らの流出する前に光路に沿って存在する。脱イオン水流
は層流であり、マスク内の局部温度勾配は小さい。その
結果、水中の屈折率勾配は、マスクのレーザ照射の均一
性に対して大きなひずみを生成させない。光路の重要な
部分は、プロジェクション・マスク14からアブレーシ
ョンされる基板24まで伸長し、脱イオン水はこの重要
部分内で延長しない。
【0017】図2および3には、マスク冷却装置28が
示されている。マスク冷却装置28はシリカ・ウインド
ウ12および大領域の貫通プロジェクション・マスク1
4を含む。組立時には、シリカ・ウインドウ12はスペ
ーサ・アセンブリ30内の正方形の開口内に係合するよ
うに下降する。シリカ・ウインドウ12とプロジェクシ
ョン・マスク14は、例えば、10.16cm×10.
16cmの寸法である。スペーサ・アセンブリ30内の
正方形開口は、シリカ・ウインドウおよびプロジェクシ
ョン・マスクの寸法より少し大きい。これにより、これ
らの部材を開口内に受け入れることができる。
【0018】スペーサ・アセンブリ30内には弾性部材
32が固定される。弾性部材32は、スペーサ・アセン
ブリの上側表面における開口34、36をクリアするよ
うに対向端部まで伸長している。弾性部材の伸長は、ス
ペーサ・アセンブリの中央部分を介して2つの開口部3
4、36間において流体連結を可能にする。シリカ・ウ
インドウは弾性部材の上部表面に固定され、プロジェク
ション・マスクは下側の表面に固定される。従って、弾
性部材の厚さはシリカ・ウインドウおよびプロジェクシ
ョン・マスク間の間隔(spacing)を決定する。
底部カバー38はスペーサ・アセンブリの正方形開口内
のプロジェクション・マスク14を挟み込む。同様に、
頂部カバー40はシリカ・ウインドウ12をトラップす
る。図3に明確に示されているように、0リング42、
44、46、48はスペーサ・アセンブリ30へのカバ
ー38、40の封止を提供する。組立て時には、シリカ
・ウインドウ12および頂部カバー40をスペーサ・ア
センブリ30に接触するように図2に示すような位置か
ら下降する。頂部カバー40は液体入口50と液体出口
を含み、これらはスペーサ・アセンブリの対向する開口
34、36内に受け入れられるように適切に取付具であ
る。弾性部材32は、開口34、36のための通路をク
リアするために伸長されるので、シリカ・ウインドウ1
2およびプロジェクション・マスク14間のスペースに
液体が導入されたり、そこより抽出される。入口および
出口取付具は、液体供給部に接続した外側ネジ部材を受
け入れるために、内側にネジ山を設ける。
【0019】プロジェクション・マスク14および底部
カバー38は、底部カバーがスペーサ・アセンブリ30
の弾性部材32に対してアライメントされた位置までプ
ロジェクション・マスクをトラップするまで、図2に示
す位置より上方向に移動される。底部カバーおよびトッ
プ・カバーがスペーサ・アセンブリに対して適切な位置
に配置された後、二片(two−piece)クランプ
・アセンブリ54、56が合わせられる。マスク冷却装
置38は、クランプ・ネジを内側にネジ山がネジ設けら
れたボア58のアレイに対して締め付けることにより完
全な組立て状態で固定される。
【0020】上述したように、弾性部材32の厚さはシ
・ウインドウ12およびプロジェクション・マスク
14間におけるスペースを形成させる。このスペース
は、液体流路60で、図3に示すものである。液体入口
取付具50は、間隔をあけて液体出口取付具52と液体
連結している。エキシマパルス・レーザ放射は、クラン
プ・アセンブリ54および頂部カバー40の中央開口を
通過し、液体流路60へ入射するためにシリカ・ウイン
ドウ12を通過する。液体流路中で、レーザ・エネルギ
はプロジェクション・マスク14上のマスキング材料と
衝突する。マスキング材料が存在しない場合、レーザ・
エネルギは底部カバー38およびクランプ・アセンブリ
54の中央開口に沿って放出するためにプロジェクショ
ン・マスクを通ってレーザ・エネルギは連続することに
なる。
【0021】5:1の縮小プロジェクション・システム
とプロジェクション・マスク14上の40mJ/cm
の露光強度を有する本願発明の使用に関する熱的計算に
よると、ニッケル・マスキング材料の定常状態温度上昇
は約20℃である。20ナノ秒の各レーザ・パルスの期
間において、瞬時ニッケル表面温度は加えて約195
昇する。しかしながら、熱がニッケル表面から放散す
るために、その195℃の温度上昇の内、40℃の上昇
がパルス後に1μ秒の間認められる。温度上昇が短時間
のスパイクであるため、温度は核沸騰の原因となる条件
よりかなり低い。さらに、20℃の温度変化によって発
生するシリカの定常状態熱膨張はたったの1.1×10
であり、これはアブレーションされるポリイミドの
0.1ミクロン/cmに相当する。これは明らかに許容
可能なレベルである。熱膨張不整合から発生するニッケ
ル・シリカ・インタフェースにおけるピーク応力は、約
5×10 ダイン/cm であり、これは標準的な蒸着
により引き起こされる応力よりも大幅に小さい値であ
り、何等問題ではない。
【0022】前記に用いた計算は、5ミクロンの厚さの
電気めっきされたニッケル・マスク層および1mmの液
体流路のスペース60に基づく。より大きな熱伝導度の
金属は、レーザ・パルス中に金属表面で瞬時温度スパイ
クを減少させる。しかしながら、ニッケル・マスク・レ
ーザのスパイクは問題のない振幅を有し、銅への変更は
スパイクを2.3の係数だけ減少させるのみである。温
度を減少させるためのオプションは、アルミニウム等の
高紫外反射率の金属を使用することである。しかしなが
ら、アルミニウムは脱イオン水において高耐腐食性を有
しないため、ニッケルおよびクロムが好ましい材料とな
る。
【0023】本実施例ではマスク冷却装置28は水平液
体流を提供するように配置されているが、その流れが垂
直となるようにその端部に設置することも可能である。
流れに対して重要なことは、液体流を介すレーザ・エネ
ルギの通過に影響を与えると考えられる気泡または汚染
物が存在しないことである。流れは層流で、放物線の形
状をした流速を有する。出口側に対向する入口側でニッ
ケル・マスク層の定常状態温度において差が存在する
が、温度差分は悪影響を及ぼさない。
【0024】図4に本願発明の他の実施例図を示す。本
実施例では、マスキング材料62は上述と同様にシリカ
・サブストレート64上で支持されている。違いは、貫
通プロジェクション・マスク66を横切る液体流路では
なく、矢印68および70で示されるように、冷却液を
プロジェクション・マスクの周囲に流すことである。こ
こでは、マスキング材料の冷却を提供するために熱エネ
ルギは横方向に伝わらなければならない。マスキング材
料62とシリカ基板64は互いに隣り合うように交互に
配置される。
【0025】プロジェクション・マスク66はシリカ基
板64を含まず、独立の金属マスクであることが好まし
い。熱の横方向伝導は、本実施例に記載される冷却プロ
セスよりもさほど効果的でないため、マスキング材料は
ニッケル以外の金属により構成される。例えば、銅を置
換材料として使用する。さらに、選択レーザ波長で高反
射率を有するアルミニウムのような材料をマスキング材
料にコーティングする。この結果、熱負荷が約1/10
に減少する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明ではマス
クを冷却することによりエキシマレーザ等のレーザ加熱
による悪影響(熱膨張の差によって生じるひずみ等)を
回避し、より正確にパターンを基板上に形成することを
可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板パターン形成およびマスク冷
却の動作を説明するための図。
【図2】本発明の一実施例である装置の概略図。
【図3】図2の断面図。
【図4】本発明の他の実施例である装置の概略図。
【符号の説明】
10:エキシマレ放射 12:シリカ・ウインドウ 14、66:プロジェション・マスク20:縮小レン
ズ24:基板28:マスク冷却装置30:スペーサ・ア
センブリ32:弾性部材50:液体入口取付具52:液
体出口取付具54、56:クランプ・アセンブリ62:
マスキング部材64:シリカ基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム・ジョン・ウエスト アメリカ合衆国カリフォルニア州ロスア ルトス、ハウサーン・アベニュー 339 (56)参考文献 特開 昭63−169027(JP,A) 特開 平2−302757(JP,A) 特開 平4−187392(JP,A) 特開 平4−197593(JP,A) 実開 平2−76683(JP,U) 実開 昭62−34985(JP,U) 実開 平2−137059(JP,U) 実開 平1−100434(JP,U) 実開 平1−101254(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 1/00 - 1/16 B23K 26/06

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスクから基板へレーザエネルギによって
    光学的に転写させる装置であって、 レーザ透過層を有する、レーザエネルギの光学路上に取
    り付けられたマスク部材とを備え、前記マスク部材は前
    記基板に光学的に転写されるパターンの形状で構成され
    るものであり前記装置はさらにレーザウィンドウを有し、前記マスク
    部材に対してある距離をあけて取り付けられ、前記マス
    ク部材と直接接触するように液体が流れる流路を形成す
    るチャネル手段とを具備し前記マスク材料の前記パターン上に前記流路が位置する
    ようにチャネル手段が設けられ、前記液体が直接前記マ
    スク材料の前記パターン表面に接するように前記流路を
    流れることによって前記マスク部材の熱エネルギを取り
    去る ことを特徴とする光学転写装置。
  2. 【請求項2】前記レーザウィンドウはシリカからなり、
    前記レーザウィンドウが約0.1mmから5cmの範囲
    の距離だけ前記マスク部材から離れているように前記チ
    ャネル手段を配置させることを特徴とする請求項第1項
    記載の光学転写装置。
  3. 【請求項3】前記流路の高さが均一になるように前記チ
    ャネル手段が前記マスク部材に対して配置されることを
    特徴とする請求項第1項記載の光学転写装置。
  4. 【請求項4】前記チャネル手段によって形成される液体
    の流路は前記光学路と交差し、前記光学路はエキシマ励
    起レーザ放射であり、前記液体は前記放射を通過させる
    ものが選ばれることを特徴とする請求項第1項記載の光
    学転写装置。
  5. 【請求項5】請求項第1項記載の光学転写装置はさらに
    前記マスク部材と前記基板のあいだの光学路上に取り付
    けられた縮小レンズを含み、前記光学路は前記エキシマ
    励起レーザ放射の光路であることを特徴とする光学転写
    装置。
  6. 【請求項6】プロジェクションマスクを介してレーザエ
    ネルギを通過させることによってパターンを光学的に転
    写する装置であって、 第1のレーザ透過部材と、前記第1のレーザ透過部材の
    面上に設けられたパターン形成されたマスク材料と、
    前記マスク材料と一定の間隔を隔てて設けられ 、これら
    の間に液体流路を画定する第2のレーザ透過部材と、前
    記流路に沿って前記レーザエネルギを通過させる液体を
    供給する供給手段と具備するものであり、前記レーザエ
    ネルギの放射を受ける前記パターン形成された前記マス
    ク材料の表面が前記液体流路に流れる液体に直接接して
    冷却されることを特徴とする光学転写装置。
  7. 【請求項7】前記液体は脱イオン水であることを特徴と
    する請求項1又は2記載の光学転写装置。
JP35522891A 1990-12-21 1991-12-20 光学転写装置 Expired - Fee Related JP3142340B2 (ja)

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