JP3142133U - 穴掘り具 - Google Patents
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Abstract
【課題】穴壁の崩れや残土が生じにくく、土面にほぼ円形状の穴を簡便に形設することができる穴掘り具の提供。
【解決手段】主軸棒11の上部に回転操作棒20を取り付けると共に、当該主軸棒の下部に複数の掘削刃30を適宜間隔にて円列状に配設する。また、掘削刃30の先端を内側に湾曲させて、切り取られた円柱状の土を脱落なく引き上げ易くすることもできる。
【選択図】図2
【解決手段】主軸棒11の上部に回転操作棒20を取り付けると共に、当該主軸棒の下部に複数の掘削刃30を適宜間隔にて円列状に配設する。また、掘削刃30の先端を内側に湾曲させて、切り取られた円柱状の土を脱落なく引き上げ易くすることもできる。
【選択図】図2
Description
本考案は穴掘り具、更に詳細には土面にほぼ円形状の穴を簡便に形設することができる穴掘り具に関する。
従来、土面に穴を掘る際には、一般にシャベル等が汎用されている。
しかしながら、シャベルで穴を掘る場合は、まずシャベル刃部を土面に突き刺し、次いで梃子の原理で柄部を横〜下方向に押し倒しつつシャベル刃部を持ち上げることにより、土をすくい上げるものであったため、穴壁が崩れ易く、従ってまた穴底に残土が生じ易いと云う問題があったと共に、そもそも円形状の穴を形設することは困難なのが実状であった。
しかしながら、シャベルで穴を掘る場合は、まずシャベル刃部を土面に突き刺し、次いで梃子の原理で柄部を横〜下方向に押し倒しつつシャベル刃部を持ち上げることにより、土をすくい上げるものであったため、穴壁が崩れ易く、従ってまた穴底に残土が生じ易いと云う問題があったと共に、そもそも円形状の穴を形設することは困難なのが実状であった。
本考案は、上記の如き従来の問題と実状に鑑みてなされたもので、穴壁の崩れや残土が生じにくく、土面にほぼ円形状の穴を簡便に形設することができる穴掘り具を提供することを課題とする。
本考案者は、上記の課題を解決すべく種々検討を重ねた結果、梃子の原理によらず、円列状に配設された複数の掘削刃を土面に突き刺した後、回転せしめて掘削刃の間に土を挟み込んだ状態で引き上げれば、土を円柱状の状態で抜き取ることができるので、極めて良い結果が得られることを見い出し、本考案を完成した。
すなわち、本考案は、主軸棒の上部に回転操作棒を取り付けると共に、当該主軸棒の下部に複数の掘削刃を適宜間隔にて円列状に配設したことを特徴とする穴掘り具により上記課題を解決したものである。
本考案穴掘り具を用い、まず円列状に配設された複数の掘削刃先端を土面に突き刺し、次いで回転操作棒を円周方向に回転することにより当該掘削刃を円周方向に回動せしめつつ、更に深く土中に押し込み、然る後、引き上げれば、土が掘削刃の間に挟み込まれた円柱状の状態で抜き取られるので、穴壁の崩れや残土が生じにくい。従って、必要な深さまでこの作業を繰り返すことにより、ほぼ円形状の穴を容易に形設することができる。
以下本考案の実施の形態を図面と共に説明する。
図1及び図2において、10は柄部となる主軸棒で、その上部に回転操作棒20が、T字状に取り付け固定されている。この主軸部10の周壁面には、穴を掘る際に穴の深さの目印となる目盛11が適宜間隔で付されている。
尚、主軸部10及び回転操作棒20の材質は、木、合成樹脂、金属等の如何を問わない。
尚、主軸部10及び回転操作棒20の材質は、木、合成樹脂、金属等の如何を問わない。
30は掘削刃で、主軸棒10の下部に連結軸棒40を介して、適宜間隔Lにて複数円列状に配設されている。より具体的には、連結軸棒40は主軸棒10の下部にT字状に取り付け固定された水平軸部41と、この水平軸部41の端部に取り付け固定された垂直軸部42とから構成され、掘削刃30は当該垂直軸部42の下部に取り付け固定されている。
尚、掘削刃30の材質は特に限定されないが、金属製とするのが望ましく、また連結軸棒40の材質は、木、合成樹脂、金属等の如何を問わない。
尚、掘削刃30の材質は特に限定されないが、金属製とするのが望ましく、また連結軸棒40の材質は、木、合成樹脂、金属等の如何を問わない。
掘削刃30の数は、土を円柱状の状態で抜き取り可能な枚数であれば、特に限定されないが、図1〜3に示す実施の形態においては2枚の掘削刃30を対向配設している。
掘削刃30の形状は、単なる板状体であっても良いが、図2及び図3に示すように、板状体から成り、かつ円周方向に弧状湾曲していると共に、その下端部31が湾曲しつつ若干内方に迫り出しているものが、回転操作棒20による掘削刃30の円周方向への回動が容易なため、土を円柱状の状態に切り取り易く、しかもその内方に迫り出した下端部31により、当該切り取られた円柱状の土を脱落なく引き上げることができるので有利である。
10:主軸棒
11:目盛
20:回転操作棒
30:掘削刃
31:下端部
40:連結軸棒
41:水平軸部
42:垂直軸部
11:目盛
20:回転操作棒
30:掘削刃
31:下端部
40:連結軸棒
41:水平軸部
42:垂直軸部
Claims (6)
- 主軸棒の上部に回転操作棒を取り付けると共に、当該主軸棒の下部に複数の掘削刃を適宜間隔にて円列状に配設したことを特徴とする穴掘り具。
- 主軸棒が、適宜間隔で付された目盛を備えていることを特徴とする請求項1記載の穴掘り具。
- 掘削刃が、板状体から成り、かつ周方向に弧状湾曲していると共に、その下端部が湾曲しつつ若干内方に迫り出していることを特徴とする請求項1又は2記載の穴掘り具。
- 掘削刃が、主軸棒の下部に取り付けられた連結軸棒を介して配設されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の穴掘り具。
- 連結軸棒が、主軸棒の下部にT字状に取り付け固定された水平軸部と、この水平軸部の端部に取り付け固定された垂直軸部とから構成されていると共に、当該垂直軸部の下部に掘削刃が取り付け固定されていることを特徴とする請求項4記載の穴掘り具。
- 2枚の掘削刃が対向配設されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項記載の穴掘り具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008001664U JP3142133U (ja) | 2008-03-21 | 2008-03-21 | 穴掘り具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008001664U JP3142133U (ja) | 2008-03-21 | 2008-03-21 | 穴掘り具 |
Publications (1)
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JP3142133U true JP3142133U (ja) | 2008-06-05 |
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ID=43292160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP3142133U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5281177B1 (ja) * | 2012-05-17 | 2013-09-04 | 眞一 藤田 | 縦穴用回転掘削具 |
CN115182333A (zh) * | 2022-06-27 | 2022-10-14 | 中化学建筑工程有限公司 | 一种嵌套型砂井内cfg桩的灌注设备 |
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2008
- 2008-03-21 JP JP2008001664U patent/JP3142133U/ja not_active Expired - Fee Related
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