JP3142077B2 - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、商品ごとのコマーシャ
ルメッセージをレシートに印字することのできる商品販
売データ処理装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】いわゆる電子キャッシュレジスタ、また
ファイルコントローラを備えたもの、さらにはホストコ
ンピュータと無線で接続したＰＯＳシステムとして構成
される商品販売データ処理装置では、買上商品（例えば
ＪＡＮコード）に対応する商品データを商品データファ
イルから読み取りつつ登録ファイルに販売登録し、かつ
その内容（名称，単価，個数，総額等）を印字したレシ
ートを発行するように形成されている。

【０００３】また、レシートの余白欄に“明日の天
気”，“特売日”等の一般的メッセージを印字できるよ
うに形成したもの、さらには具体的ＰＲのために商品ご
とにコマーシャルメッセージ（例えば“姉妹品、カレー
味もあります。”）を印字できるように形成されたもの
がある。

【０００４】かかる商品別コマーシャルメッセージは、
商品データファイルに記憶された商品データのそれぞれ
に対応させて直接的または間接的に記憶されている。そ
して、販売登録に際し、その商品に対応する商品別コマ
ーシャルメッセージを選択してレシートの所定欄に印字
するものと形成されているのが一般的である。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来構成
によると、１取引内の多数の買上商品に対応する全ての
コマーシャルメッセージが印字されてしまうので、印字
処理時間が長く販売登録処理の遅延化を招くばかりか、
ＰＲ効果が低下する。これはレシートの無駄遣いに直結
する。

【０００６】これに対して、シーズン別、一日の時間帯
別等に応じて、ある商品についてはコマーシャルメッセ
ージを記憶させ、他の商品については記憶させないでお
き、販売登録処理時に各商品ごとにコマーシャルメッセ
ージが記憶されているか否かを検索しつつ印字処理する
ように形成することが考えられる。しかし、この考え方
だと、全ての商品について各商品ごとに比較的データ量
の多いコマーシャルメッセージを都度に選択的に設定記
憶、記憶消去しなければならないから、手間と時間が掛
かり過ぎ、実用化が難しい。

【０００７】本発明は、レシートの有効利用、印字処理
の高速化を図りつつＰＲ効果の向上を達成できる商品販
売データ処理装置を提供することにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、印字優先情報
を導入し１取引として販売登録された各商品にかかるコ
マーシャルメッセージの優先情報と、予めセットされた
設定優先情報とを比較し、それよりもプライオリティー
の高いコマーシャルメッセージのみをレシートに印字す
るように構成し、前記目的を達成するものである。

【０００９】すなわち、本発明に係る商品販売データ処
理装置は、買上商品に対応する商品販売データを商品デ
ータファイルから読取りつつ販売登録しかつその内容を
印字したレシートを発行するように形成された商品販売
データ処理装置において、前記商品データファイルに記
憶されている商品ごとのコマーシャルメッセージを記憶
するメッセージ記憶手段と、各コマーシャルメッセージ
の印字優先情報を記憶する優先情報記憶手段と、予め設
定された任意の優先情報を記憶する設定優先情報記憶手
段と、販売登録された商品に対応するコマーシャルメッ
セージの印字優先情報と設定優先情報とを比較してその
いずれの優先度が高いかを判別する優先情報比較判別手
段と、販売登録商品に係る優先情報の優先度が設定優先
情報のそれよりも高いと判別された場合に当該コマーシ
ャルメッセージを前記レシートの所定欄に印字しかつ販
売登録商品に係る優先情報の設定優先情報のそれよりも
高くないと判別された場合に当該コマーシャルメッセー
ジを前記レシートの所定欄に印字しない商品対応メッセ
ージ印字制御手段と、を設けたことを特徴とする。

【００１０】

【作用】上記構成による本発明では、メッセージ記憶手
段に商品ごとのコマーシャルメッセージを記憶しかつ優
先情報記憶手段に各コマーシャルメッセージの印字優先
情報を記憶させておく。そして、例えば、販売登録業務
開始前に、諸条件を勘案しつつ選択した任意の優先情報
を設定優先情報記憶手段に記憶し、その後に販売登録業
務を開始する。

【００１１】すると、優先情報比較判別手段が、販売登
録がなされた買上商品に対応するコマーシャルメッセー
ジの優先情報と、設定優先情報とを比較していずれの優
先度が高いかを自動判別する。その結果、商品対応メッ
セージ印字制御手段は、設定優先情報よりもプライオリ
ティーが高いと判別されたコマーシャルメッセージをレ
シートに印字し、プライオリティーの低いコマーシャル
メッセージについては印字しない。

【００１２】よって、設定優先情報記憶手段への優先情
報および／または優先情報記憶手段への印字優先情報の
記憶内容を適宜とすれば、ＰＲ効果の大きいコマーシャ
ルメッセージを集中的かつ選択的に印字できる。

【００１３】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本商品販売データ処理装置は、図１に示す如く、
電子キャッシュレジスタ１０から構成され、かつメッセ
ージ記憶手段（１３Ｍ）と優先情報記憶手段（１３Ｐ）
と設定優先情報記憶手段（１３）と優先情報比較判別手
段（１１，１２）と商品対応メッセージ印字制御手段
（１１，１２，２２）とを設け、予めセットした設定優
先情報よりもプライオリティーの高い優先情報が記憶さ
れているコマーシャルメッセージのみをレシートに印字
し、プライオリティーの低いコマーシャルメッセージに
ついては印字しないように形成されている。

【００１４】まず、電子キャッシュレジスタ１０は、図
１に示す通り、ＣＰＵ１１，ＲＯＭ１２，ＲＡＭ１３，
インターフェース１４，スキャナ１９（スキャナ回路１
５），キーボード２０（キーボード回路１６），表示器
２１（表示制御回路１７），入出力ポート１８に接続さ
れたプリンタ２２（プリンタ駆動回路２４）およびドロ
ワ（ドロワ開放装置２５）等を含み構成されている。

【００１５】ＲＡＭ１３は、図２に示す如く商品データ
ファイル（ＰＬＵ単品ファイル）１３Ｆを形成し、この
ファイル１３ＦにはＪＡＮコード，商品の名称，単価等
が記憶されている。また、商品データファイル１３Ｆか
ら読取りされた買上商品に係る商品データを販売登録す
る登録ファイル（図示省略）を形成する。その他ワーク
エリアも形成する。

【００１６】この登録ファイルに記憶された内容は、図
５に示すレシート１００のデータ欄ＡＮに印字され、精
算後にプリンタ２２から発行される。

【００１７】ここにおいて、メッセージ記憶手段は、商
品データファイル１３Ｆに記憶されている商品ごとのコ
マーシャルメッセージを記憶する手段で、この実施例で
はＲＡＭ１３の図２に示す一部エリア１３Ｍ，１３Ｃか
ら形成されている。例えば、メッセージＮｏ．（Ｍｅ
ｓ，Ｎｏ．）１２３４は、“プレゼント実施中締切××
××、５点集めて応募しましょう！！”である。

【００１８】すなわち、エリア１３ＭにはメッセージＮ
ｏ．のみを記憶させ、その具体的コマーシャルメッセー
ジは、別のエリア１３Ｃに記憶するものと構成してい
る。各商品に共通として適用できるコマーシャルメッセ
ージがあるからである。

【００１９】また、この実施例では、商品の中にはコマ
ーシャルメッセージを必要としない商品もあることか
ら、ＲＡＭ１３の一部エリアに設けたフラグ欄１３ｆに
メッセージフラグ（Ｍｅｓ，−ｆｌｇ）を記憶させる。
Ｍｅｓ，−ｆｌｇ＝１はコマーシャルメッセージ有、Ｍ
ｅｓ，−ｆｌｇ＝０は無である。

【００２０】次に、優先情報記憶手段は、各コマーシャ
ルメッセージの印字優先情報を記憶させる手段で、これ
も図２に示すＲＡＭ１３の一部特定エリア１３Ｐをもっ
て形成されている。印字優先情報は、プライオリティー
Ａ，…，Ｚであり、Ａ，Ｂ，Ｃ，…の順でプライオリテ
ィーが高いものと規定されている。したがって、プライ
オリティーＺが最も低い優先度となる。

【００２１】ここに、コマーシャルメッセージを例示す
れば、“賞味期間，保存上の注意に関するメッセー
ジ”，“同種商品の徳用商品の広告に関するメッセー
ジ”，“姉妹品の広告に関するメッセージ”，メーカー
のプレゼント実施中のお知らせに関するメッセージ”，
“調理法に関するメッセージ”等々である。

【００２２】これらコマーシャルメッセージのプライオ
リティー（Ａ〜Ｚ）をどれにするかは、その都度の諸条
件によって選択すればよく、キーボード２０のキー操作
によって設定変更できる。

【００２３】また、設定優先情報記憶手段は、ＲＡＭ１
３の一部エリア（図示省略）をもって形成されており、
優先情報（プライオリティーＡ〜Ｚ）のうち任意の１つ
を記憶させることができる。これもキーボード２０のキ
ー操作により設定変更可能である。

【００２４】次に、優先情報比較判別手段は、販売登録
された商品に対応するコマーシャルメッセージの印字優
先情報と設定優先情報とを比較して、そのいずれの優先
度（プライオリティー）が高いかを自動判別する手段で
あり、ＣＰＵ１１，ＲＯＭ１２から構成され、図３のＳ
Ｔ１４で実行される。

【００２５】すなわち、この実施例では、販売登録業務
に入る前に、ＲＡＭ１３のワークエリアに、メッセージ
Ｎｏ．（Ｍｅｓ，Ｎｏ．）と優先度（Ｐｒｉｏ）と商品
の名称（Ｎａｍｅ）とを、図３のＳＴ１０で初期化す
る。図３の例では、「Ｍｅｓ，Ｎｏ．」に“００００”
を、「Ｐｒｉｏ」に最もプライオリティーの低い“Ｚ”
を書き込み、かつ「Ｎａｍｅ」をスペース（空）として
おく。

【００２６】その後に、通常の１単品登録が行われる
（ＳＴ１１）と、ＣＰＵ１１は商品データファイル１３
Ｆから当該単品の商品データを読み取る際にフラグ欄１
３ｆにメッセージフラグ（Ｍｅｓ，−ｆｌｇ）が記憶さ
れている（“１”）か否（“０”）かを判別（ＳＴ１
２）し、記憶されていない場合（“０”）にはＳＴ１６
に進んで通常の印字（ＳＴ１６）を行う。この印字内容
は、図５に示すレシート１００のデータ欄ＡＮに示す通
りである。

【００２７】一方、Ｍｅｓ，−ｆｌｇが“１”である場
合には、登録ファイルに販売登録した商品にかかるメッ
セージＮｏ．（ＰＬＵ Ｍｅｓ，Ｎｏ．）とプライオリ
ティー（ＰＬＵ Ｐｒｉｏ）と単品の名称（ＰＬＵ Ｎ
ａｍｅ）とを、ＲＡＭ１３の一部エリア１３Ｍ，１３Ｃ
（つまりメッセージ記憶手段）と一部特定エリア１３Ｐ
と商品データファイル１３Ｆとから、それぞれ読取って
ワークエリア（１３）に記憶する（ＳＴ１３）。

【００２８】ここにおいて、優先情報比較判別手段（１
１，１２）が予め設定された（初期化された）プライオ
リティー（Ｐｒｉｏ）と、読取りされたプライオリティ
ー（ＰＬＵ Ｐｒｉｏ）とを比較する（ＳＴ１４）。し
たがって、販売登録された商品に対応するコマーシャル
メッセージの印字優先情報（ＰＬＵ Ｐｒｉｏ）が設定
優先情報（Ｐｒｉｏ）よりもプライオリティーが低いと
判別される（ＳＴ１４のＮＯ）とＳＴ１６に進み、当該
コマーシャルメッセージはレシート１００に印字されな
い。

【００２９】しかし、ＰＬＵ Ｐｒｉｏの方がＰｒｉｏ
よりもプライオリティーが高いと判別される（ＳＴ１４
のＹＥＳ）と、商品対応メッセージ印字制御手段（１
１，１２，２２）は、当該メッセージＮｏ．（Ｍｅｓ，
Ｎｏ．）に対応するコマーシャルメッセージをコマーシ
ャルメッセージテーブルたるＲＡＭ１３の一部エリア１
３Ｃから読出して、図５に示すレシート１００のコマー
シャル欄ＡＭに印字する（ＳＴ１９）。

【００３０】なお、この実施例では、１取引内に多数の
商品を登録した場合には、そのうちの最もプライオリテ
ィーの高いコマーシャルメッセージのみを印字するため
に、ＳＴ１５に示す最優先選択機能を設けている。

【００３１】すなわち、ＳＴ１５では、ワークエリア
（１３）のＭｅｓ，Ｎｏ．記憶欄，Ｐｒｉｏ記憶欄，Ｎ
ａｍｅ記憶欄に前回記憶されていた内容を、ＳＴ１１で
今回登録された単品のプライオリティー（ＰＬＵ Ｐｒ
ｉｏ）が初期化設定されたプライオリティ（Ｐｒｉｏ）
よりも高い場合には、その今回プライオリティー（ＰＬ
Ｕ Ｐｒｉｏ）と、それに対応するメッセージＮｏ．お
よびその（ＰＬＵ Ｍｅｓ，Ｎｏ．）名称（ＰＬＵ Ｎ
ａｍｅ）に書き替える。ＣＰＵ１１とＲＯＭ１２との協
働により実行される。

【００３２】したがって、締め操作（ＳＴ１７）が行わ
れる迄に登録（ＳＴ１１）された複数商品のうち設定優
先情報（Ｐｒｉｏ）よりもプライオリティーが高い商品
のみのＰＬＵ Ｍｅｓ，Ｎｏ．とＰＬＵ ＰｒｉｏとＰ
ＬＵ Ｎａｍｅとが印字されることになる。

【００３３】すなわち、締め操作（ＳＴ１７）が実行さ
れると、ＣＰＵ１１がＳＴ１８でＭｅｓ．Ｎｏ．が“０
０００”であるか否かを判別する、とともに商品対応メ
ッセージ印字制御手段としてのＣＰＵ１１は、ＳＴ１５
において書き替えられた最優先のコマーシャルメッセー
ジをその単品名称とともに図５に示すレシート１００の
メッセージ欄ＡＭに印字する（ＳＴ１９）。

【００３４】なお、この実施例では、ＳＴ１８でＹＥＳ
と判断された場合、メッセージ欄ＡＭの空白化を防止し
つつ一般的メッセージ（デホルトメッセージ）を印字す
るものと形成されている。

【００３５】次に、この実施例の作用を説明する。メッ
セージ記憶手段（１３Ｍ，１３Ｃ）にメッセージＮｏ．
とそのコマーシャルメッセージを記憶させ、かつ優先情
報記憶手段（１３Ｐ）にそのコマーシャルメッセージご
との優先度つまりプライオリティー（ＰＬＵ Ｐｒｉ
ｏ）Ａ〜Ｚのうちの１つを選択して記憶させておく、キ
ーボード２０のキー操作により行う。フラグ（Ｍｅｓ，
−ｆｌｇ）もフラグ欄１３ｆにセットする。

【００３６】次に、設定優先情報記憶手段としてのＲＡ
Ｍ１３の特定エリアにキー操作によって任意の１つのプ
ライオリティー（Ｐｒｉｏ）を設定する。この実施例で
は図３のＳＴ１０に示す最下優先のプライオリティー
“Ｚ”を設定している。

【００３７】ここで、販売登録開始操作に入ると、ＲＡ
Ｍ１３のワークエリアのＭｅｓ，Ｎｏ．欄には“０００
０”，Ｐｒｉｏ欄には“Ｚ”が自動設定され、かつＮａ
ｍｅ欄はスペースとしたまま初期化される（ＳＴ１
０）。

【００３８】そして、１単品の登録を行う（ＳＴ１１）
と、ＣＰＵ１１はフラグ欄が“１”か“０”かを判別す
る（ＳＴ１２）。“０”の場合には、図５のレシート１
００のデータ欄ＡＮに通常の印字を行う（ＳＴ１６）。

【００３９】一方、“１”と判別されると、商品データ
ファイル１３Ｆから当該商品の名称（ＰＬＵ Ｎａｍ
ｅ）を、メッセージ記憶手段（１３Ｍ）からメッセージ
Ｎｏ．（ＰＬＵ Ｍｅｓ，Ｎｏ．）を、優先情報記憶手
段（１３Ｐ）から優先度つまりプライオリティー（ＰＬ
Ｕ Ｐｒｉｏ）を読取り（ＳＴ１３）、ＲＡＭ１３内の
ワークエリアに一時記憶する。

【００４０】ここに、優先情報比較判別手段としてのＣ
ＰＵ１１は、設定優先情報記憶手段（１３Ｐ）にセット
されているＰｒｉｏ（“Ｚ”）と、当該商品に係るＰＬ
ＵＰｒｉｏ（“Ｂ”）とを比較する（ＳＴ１４）。ＰＬ
Ｕ Ｐｒｉｏ（“Ｂ”）の方が、それ（“Ｚ”）よりも
プライオリティーが高いので、ＳＴ１５に進む。

【００４１】このＳＴ１５では、ＳＴ１０で初期化設定
された内容〔００００，Ｚ，（スペース）〕を、当該商
品に係る内容〔（ＰＬＵ Ｍｅｓ，Ｎｏ．）、（ＰＬＵ
Ｐｒｉｏ）、（ＰＬＵ Ｎａｍｅ）〕に書き替える。
この手順（ＳＴ１１〜１５）は、１取引終了つまり締め
操作が行われる（ＳＴ１７のＹＥＳ）まで繰返して実行
される。したがって、ワークエリアのメッセージＮｏ．
欄、プライオリティー欄，名称欄には、設定されたプラ
イオリティー（“Ｚ”）よりも高くかつそのうちで最も
高いプライオリティー（“Ｂ”）のコマーシャルメッセ
ージ（ＰＬＵ Ｍｅｓ，Ｎｏ．）と当該商品の名称（Ｐ
ＬＵ Ｎａｍｅ）が記憶されることになる。

【００４２】かくして、商品対応メッセージ印字制御手
段（１１，１２，２２）は、ＳＴ１４でＹＥＳと判別さ
れたプライオリティー（“Ｂ”）に係る商品名称（○○
ポテトチップス）とそのコマーシャルメッセージ（プレ
ゼント実施中締切××××、５点集めて応募しましょう
！！）とを、図５に示すレシート１００のコマーシャル
メッセージ欄ＡＭに印字する（図４のＳＴ１９）。

【００４３】なお、コマーシャルメッセージのない場合
（ＳＴ１８のＹＥＳ）には、その欄ＡＭに一般的コマー
シャルが印字される（ＳＴ２０）。

【００４４】しかして、この実施例によれば、メッセー
ジ記憶手段（１３Ｍ，１３Ｃ）と優先情報記憶手段（１
３Ｐ）と設定優先情報記憶手段（１３）と優先情報比較
判別手段（１１，１２）と商品対応メッセージ印字制御
手段（１１，１２，２２）とを設け、登録した商品に係
るコマーシャルメッセージのプライオリティー
（“Ｂ”）が予め設定されたプライオリティー
（“Ｚ”）よりも高い場合にのみそのコマーシャルメッ
セージをレシート１００のコマーシャルメッセージ欄
（所定欄）ＡＭに印字し、低いコマーシャルメッセージ
については印字をしない構成とされているので、ＰＲ効
果の大きいコマーシャルメッセージを選択的，集中的に
印字でき、レシート１００の無駄遣いも一掃される、と
ともに印字高速化を図れ取扱も容易となる。

【００４５】また、ＳＴ１５に示す最優先選択機能を設
けているので，最優先の１つのコマーシャルメッセージ
のみを印字でき、一段とＰＲ効果の向上が図れレシート
１００も節約できる。なお、設定優先情報よりもプライ
オリティーの高いもの全てあるいはそのうちの任意に選
択された数のコマーシャルメッセージを印字できるよう
に構築して実施することができる。

【００４６】さらに、フラグ欄（１３ｆ）を設け、コマ
ーシャルメッセージのない場合には、一般的コマーシャ
ルを印字できる（ＳＴ１２，ＳＴ２０）ものと形成され
ているので、所定欄（ＡＭ）を有効利用できる。

【００４７】

【発明の効果】本発明によれば、メッセージ記憶手段と
優先情報記憶手段と設定優先情報記憶手段と優先情報比
較判別手段と商品対応メッセージ印字制御手段とを設
け、登録した商品に係るコマーシャルメッセージのプラ
イオリティーが予め設定されたプライオリティーよりも
高い場合にのみそのコマーシャルメッセージをレシート
のコマーシャルメッセージ欄（所定欄）に印字し、低い
コマーシャルメッセージについては印字をしない構成と
されているので、ＰＲ効果の大きいコマーシャルメッセ
ージを選択的，集中的に印字でき、レシートの無駄遣い
も一掃される、とともに印字高速化を図れ取扱も容易と
なる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例を示す全体構成図である。

【図２】同じく、商品データファイル，メッセージ記憶
手段および優先情報記憶手段を説明するための図であ
る。

【図３】同じく、動作を説明するためのフローチャート
（１）である。

【図４】同じく、動作を説明するためのフローチャート
（２）である。

【図５】同じく、レシートへの印字状態を説明するため
の図である。

【符号の説明】

１０ 電子キャッシュレジスタ（商品販売データ処理装
置） １１ ＣＰＵ（優先情報比較判別手段，商品対応メッセ
ージ印字制御手段） １２ ＲＯＭ（優先情報比較判別手段，商品対応メッセ
ージ印字制御手段） １３ ＲＡＭ（設定優先情報記憶手段） １３Ｆ 商品データファイル １３ｆ フラグ欄 １３Ｍ 一部エリア（メッセージ記憶手段） １３Ｐ 一部特定エリア（優先情報記憶手段） １３Ｃ 一部エリア（メッセージ記憶手段） ２０ キーボード ２２ プリンタ（商品対応メッセージ印字制御手段）

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 買上商品に対応する商品販売データを商
   品データファイルから読取りつつ販売登録しかつその内
   容を印字したレシートを発行するように形成された商品
   販売データ処理装置において、 前記商品データファイルに記憶されている商品ごとのコ
   マーシャルメッセージを記憶するメッセージ記憶手段
   と、 各コマーシャルメッセージの印字優先情報を記憶する優
   先情報記憶手段と、 予め設定された任意の優先情報を記憶する設定優先情報
   記憶手段と、 販売登録された商品に対応するコマーシャルメッセージ
   の印字優先情報と設定優先情報とを比較してそのいずれ
   の優先度が高いかを判別する優先情報比較判別手段と、 販売登録商品に係る優先情報の優先度が設定優先情報の
   それよりも高いと判別された場合に当該コマーシャルメ
   ッセージを前記レシートの所定欄に印字しかつ販売登録
   商品に係る優先情報の設定優先情報のそれよりも高くな
   いと判別された場合に当該コマーシャルメッセージを前
   記レシートの所定欄に印字しない商品対応メッセージ印
   字制御手段と、 を設けたことを特徴とする商品販売データ処理装置。