JP4124453B2 - プライスカード発行制御装置、商品販売データ処理装置及びプライスカード発行方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プライスカード発行制御装置、商品販売データ処理装置及びプライスカード発行方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の量販店における商品の陳列棚には、陳列されている商品に対応したプライスカード(棚札)が取り付けられており、陳列されている商品に関する商品コード、商品名、単価、規格(量)、特売表示等の商品情報を顧客が容易に確認できるようになっている。
【0003】
一般に、このようなプライスカードとしては紙製等のカード式のものが用いられており、商品に関する商品名、単価等の商品情報はプリンタによって印刷されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したようなプライスカードは、複数の店舗を統括する流通チェーン本部に設けられる棚札発行装置により印字発行するようにしている。より詳細には、
1.店舗から希望するプライスカードの発行申請書を流通チェーン本部に郵送
2.流通チェーン本部はこの発行申請書を受け取った後に棚札発行装置によりプライスカードを印字発行
3.流通チェーン本部から店舗に対してプライスカードを郵送
というような手法を採っている。
【0005】
しかしながら、このような手法によれば、店舗から流通チェーン本部に対してプライスカードの発行依頼をし、流通チェーン本部から店舗にプライスカードが郵送されてくるまでには、大きなタイムラグが生じている。
【0006】
本発明は、店舗から流通チェーン本部に対してプライスカードの発行依頼をし、流通チェーン本部から店舗にプライスカードが郵送されてくるまでの間、商品の陳列棚に陳列されている商品に対応したプライスカード(棚札)が取り付けられていないという事態を回避することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のプライスカード発行制御装置は、店舗の商品陳列棚に取り付けられるプライスカードを印字発行するプライスカード発行装置と、売上処理を行う商品販売データ処理装置とに対してネットワーク接続されているプライスカード発行制御装置であって、所望の商品に係る前記プライスカードの印字発行を要求するプライスカード要求データを生成するプライスカード要求データ生成手段と、このプライスカード要求データ生成手段により生成された前記プライスカード要求データに基づく前記プライスカードの発行を宣言するプライスカード発行宣言手段と、このプライスカード発行宣言手段による宣言があった場合、前記プライスカード要求データを前記プライスカード発行装置に送信するプライスカード要求データ送信手段と、前記プライスカード発行宣言手段による宣言があった場合、前記プライスカード要求データを前記商品販売データ処理装置に送信する仮プライスカード要求データ送信手段と、を備える。
【0008】
したがって、プライスカードの発行が宣言された場合に、プライスカードを印字発行するプライスカード発行装置のみならず、売上処理を行う商品販売データ処理装置に対してもプライスカード要求データが送信される。これにより、商品販売データ処理装置でプライスカード要求データに従って暫定的な仮プライスカードを印字発行することが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図1ないし図8に基づいて説明する。
【0010】
ここで、図1は情報処理システムAの全体構成を概略的に示すシステム構成図である。図1に示すように、情報処理システムAは、複数の店舗を有する流通チェーン本部に設けられるプライスカード発行装置100と各店舗に設けられる店舗システム1とを、例えば専用回線等の通信ネットワークNで接続することにより構成されている。各店舗に設けられる店舗システム1は、概略的には、商品販売データ処理装置である複数台のPOS(Point of Sales:販売時点管理)端末2とこれらのPOS端末2をLAN3によって接続して集中管理するストアコンピュータ4とで構成されている。ストアコンピュータ4は、通信ネットワークNを介して、流通チェーン本部のプライスカード発行装置100と通信可能とされている。加えて、本実施の形態の店舗システム1には、PDA(Personal Digital Assistants)と称される携帯用情報端末5と、LAN3を介してストアコンピュータ4に接続されており天井などに設置されて携帯用情報端末5との無線通信を可能とする無線通信ユニット6とが、備えられている。すなわち、本実施の形態のストアコンピュータ4は、プライスカード発行制御装置としても機能するものである。
【0011】
[店舗システムの説明]
まず、店舗システム1について説明する。POS端末2は、店舗の精算場所に配設されてキャッシャが売上処理を行うためのものであり、図2に示すような構成とされている。POS端末2には、本体11の上面側にキーボード12が設けられており、本体11の下部側にはドロワ13が引出自在に設けられている。また、本体11の奥側には表示器14が設けられている。さらには、磁気カード(図示せず)の読み取りを行うための磁気カードリーダ15がキーボード12の脇に並設されている。さらに、POS端末2には、商品コードを光学的に読み取るためのバーコードスキャナ16も接続されている。
【0012】
このようなPOS端末2の電装系は図3に示すように構成されている。POS端末2は、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成されるPOS制御部17を保有し、バス19を介して接続された通信インタフェース20から、LAN3を介してストアコンピュータ4との間で相互にオンライン通信を実行し得るように構成されている。
【0013】
また、POS制御部17には、バス19及びI/O機器制御部21を介して、前述したキーボード12、表示器14、磁気カードリーダ15、バーコードスキャナ16とともに、プリンタ22及びハードディスクドライブ装置(HDD)18が接続されている。プリンタ22は、POS端末2の本体11内に内蔵されたレシート/ジャーナルプリンタであり、売上処理に伴い、取引単位でレシートを発行するとともに、並行してジャーナル用紙への印字を行うものである。
【0014】
ハードディスクドライブ装置(HDD)18には、POS制御部17のCPUを動作させる制御プログラムの他、商品マスタファイルF1、POS売上ファイルF2等が格納されている。商品マスタファイルF1は、商品コードに対応付けて商品名や単価を記憶するものである。POS売上ファイルF2は、当該POS端末2における売上データを記憶するものである。
【0015】
POS制御部17は、CPUがハードディスクドライブ装置(HDD)18に記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、後述する各種の機能を実現する。
【0016】
一方、店舗システム1を構成するストアコンピュータ4は、店舗システム1全体の制御を受持ち、その電装系は、例えば、図4に示すような構成とされている。ストアコンピュータ4は、CPU、ROM、RAM等で構成される制御部23を保有し、バス25を介して接続された通信インタフェース26から、LAN3を介して複数台のPOS端末2との間で相互にオンライン通信を実行し得るように構成されている。また、通信インタフェース26は、通信ネットワークNを介して流通チェーン本部のプライスカード発行装置100との間で相互にオンライン通信を実行し得るように構成されている。さらに、制御部23にはバス25及びI/O機器制御部27を介して、キーボード28、表示器29、プリンタ30及びハードディスクドライブ装置(HDD)24が接続されている。
【0017】
ハードディスクドライブ装置(HDD)24には、制御部23のCPUを動作させる制御プログラムの他、商品マスタファイルF11、店舗売上ファイルF12、プライスカード要求データファイルF13等が格納されている。商品マスタファイルF11は、商品コードに対応付けて商品名や単価を記憶するものであり、POS端末2のハードディスクドライブ装置(HDD)18に格納されている商品マスタファイルF1と同一性が保たれている。店舗売上ファイルF12は、各POS端末2から送信される売上データ、及び各POS端末2から送信される売上データを集計した店舗売上データを記憶するものである。プライスカード要求データファイルF13は、後述する携帯用情報端末5から送信されたプライスカード要求データを記憶するものである。
【0018】
制御部23は、CPUがハードディスクドライブ装置(HDD)24に記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、後述する各種の機能を実現する。
【0019】
以上のようなPOS端末2とストアコンピュータ4とによる売上処理の際の動作について簡単に説明する。例えば商品に付された商品コードがPOS端末2のバーコードスキャナ16によって読み取られると、読み取られた商品コードに基づいて商品マスタファイルF1が検索され、該当する商品コードに対応した商品名や単価等が読み出されて、売上処理や表示器14への表示、またプリンタ22によりレシート発行が行われるとともに、売上データがPOS売上ファイルF2に累計される。また、POS売上ファイルF2に累計された売上データは、所定のタイミングでストアコンピュータ4に送信される。さらに、POS端末2から売上処理した売上データを送信されたストアコンピュータ4側では、各POS端末2からの売上データを店舗売上ファイルF12に記憶するとともに、各POS端末2から送信された売上データを集計した店舗売上データを店舗売上ファイルF12に記憶する。このように店舗売上ファイルF12に記憶された店舗売上データは、所定のタイミング(例えば、精算処理時)で流通チェーン本部のプライスカード発行装置100に送信される。
【0020】
次に、携帯用情報端末5について説明する。本実施の形態の携帯用情報端末5は、その外観等については周知のものと何ら変わるものではないため説明を省略する。このような携帯用情報端末5の電装系は図5に示すように構成されている。携帯用情報端末5は、CPU、制御プログラムを格納するROM、RAM等で構成されるPDA制御部51を保有し、バス52を介して接続された通信インタフェース53から、無線通信ユニット6及びLAN3を介してストアコンピュータ4との間でオンライン通信を実行し得るように構成されている。
【0021】
また、PDA制御部51には、バス52及びI/O機器制御部54を介して、キーボード55、表示器56、バーコードスキャナ57及びハードディスクドライブ装置(HDD)58が接続されている。すなわち、本実施の形態の携帯用情報端末5は、バーコードスキャナ57によってバーコードのデータ読取り等が可能とされており、バーコードスキャナ57により読み取られるバーコードとしては、一般に商品等に付されている商品コードが適用されている。
【0022】
ハードディスクドライブ装置(HDD)58には、PDA制御部51のCPUを動作させる制御プログラム等が格納されている。
【0023】
PDA制御部51は、CPUがハードディスクドライブ装置(HDD)58に記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、後述する各種の機能を実現する。
【0024】
以上のような携帯用情報端末5による従来から行われている処理であるプライスカード要求処理の際の動作について簡単に説明する。プライスカード要求処理は、プライスカードの発行を希望する商品に付されている商品コードが携帯用情報端末5のバーコードスキャナ57によって読み取られるとともに、商品毎にキーボード55により必要枚数が入力されると、読み取られた商品コードと必要枚数とが対応付けられたプライスカード要求データが生成され、RAMに形成されるプライスカード要求データテーブル(図示せず)に記憶される。このようにしてプライスカード要求データテーブルに記憶されたプライスカード要求データは、キーボード55における所定のキー操作により、ストアコンピュータ4に送信され、ストアコンピュータ4のプライスカード要求データファイルF13に記憶される。ここに、プライスカード要求データ生成手段が実現されている。
【0025】
[流通チェーン本部のプライスカード発行装置100]
続いて、流通チェーン本部のプライスカード発行装置100について説明する。プライスカード発行装置100は、一般的なコンピュータと同様の構成とされているものである。プライスカード発行装置100の電装系は、例えば、図6に示すような構成とされている。プライスカード発行装置100は、CPU、ROM、RAM等で構成される制御部31を保有し、バス33を介して接続された通信インタフェース32から、通信ネットワークNを介して店舗システム1を構成するストアコンピュータ4との間で相互にオンライン通信を実行し得るように構成されている。また、制御部31にはバス33及びI/O機器制御部34を介して、キーボード35、表示器36、プリンタ37及びハードディスクドライブ装置(HDD)38が接続されている。
【0026】
ハードディスクドライブ装置(HDD)38には、制御部31のCPUを動作させる制御プログラムの他、売上ファイルF21、プライスカード要求データファイルF22等が格納されている。売上ファイルF21は、各店舗のストアコンピュータ4から送信される店舗売上データを記憶するものである。プライスカード要求データファイルF22は、ストアコンピュータ4から送信されたプライスカード要求データを記憶するものである。
【0027】
制御部31は、CPUがハードディスクドライブ装置(HDD)38に記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、例えばプリンタ37からプライスカードを印字発行するプライスカード発行処理等の機能を実現する。
【0028】
[情報処理システムAが備える特長的な機能の説明]
次に、本実施の形態の情報処理システムAが備える特長的な機能について以下において詳細に説明する。なお、従来から行われている処理と同様の処理についてはその説明を省略する。ここでは、本実施の形態の情報処理システムA(ストアコンピュータ4及びPOS端末2)が備える特長的な機能を実現するプライスカード発行処理について説明する。
【0029】
[プライスカード発行処理の説明]
ここで、図7は店舗システム1を構成するストアコンピュータ4及びPOS端末2におけるプライスカード発行処理の流れを示すフローチャートである。図7に示すように、ストアコンピュータ4においてキーボード28における所定のキー操作によりプライスカード発行要求が宣言されたと判断されると(ステップS1のY:プライスカード発行宣言手段)、ストアコンピュータ4のプライスカード要求データファイルF13に記憶されたプライスカード要求データが流通チェーン本部のプライスカード発行装置100に送信される(ステップS2:プライスカード要求データ送信手段)。このようにして流通チェーン本部のプライスカード発行装置100に送信されたプライスカード要求データは、流通チェーン本部のプライスカード発行装置100においてプライスカード発行処理に供される。
【0030】
加えて、本実施の形態においては、ストアコンピュータ4のプライスカード要求データファイルF13に記憶されたプライスカード要求データがPOS端末2にも送信される(ステップS3:仮プライスカード要求データ送信手段)。このようにPOS端末2にもプライスカード要求データを送信するのは、POS端末2から後述する仮プライスカードを発行するためである。
【0031】
一方、POS端末2においては、ストアコンピュータ4から送信されたプライスカード要求データを受信した場合には(ステップP1のY)、プライスカード要求データに基づいてプライスカード印字データが生成される(ステップP2)。ここで、プライスカード印字データは、受信したプライスカード要求データの商品コードに基づいて商品マスタファイルF1を検索して該当する商品コードに対応した商品名や単価を読み出すことにより生成される商品情報(商品に関する商品コード、商品名、単価)と、商品コードに基づいて生成されるバーコード情報とで構成される。
【0032】
その後、POS端末2の本体11内に内蔵されたレシート/ジャーナルプリンタであるプリンタ22によりプライスカード印字データに基づいて仮プライスカードが印字発行される(ステップP3)。
【0033】
以上のステップP1〜P3により、仮プライスカード発行手段の機能が実行される。
【0034】
ここで、図8はプリンタ22により印字発行された仮プライスカードPを示す平面図である。図8に示すように、印字発行された仮プライスカードPには、商品に関する商品名a、単価b、商品コードcとともに、商品コードに基づいて生成されるバーコードdが印字されている。そして、このような仮プライスカードPは、POS端末2の本体11内に内蔵されたレシート/ジャーナルプリンタであるプリンタ22により印字されることから、一般的なロール紙に印字されることになるので、図8に示すように、各商品に関する仮プライスカードPが連続して印字されている。また、プライスカード要求データには必要枚数が含まれていることから、2以上の必要枚数が対応付けられた商品に関する仮プライスカードPは必要枚数分だけ連続して印字されている。なお、これらの仮プライスカードPは、それぞれ鋏などで切り離されてから使用されることになる。
【0035】
このように本実施の形態によれば、プライスカードの発行が宣言された場合に、プライスカードを印字発行するプライスカード発行装置100のみならず、売上処理を行うPOS端末2に対してもプライスカード要求データが送信される。これにより、POS端末2でプライスカード要求データに従って暫定的な仮プライスカードPを印字発行することで、店舗から流通チェーン本部に対してプライスカードの発行依頼をし、流通チェーン本部から店舗にプライスカードが郵送されてくるまでの間、店舗のPOS端末2で発行した当該仮プライスカードPを用いることで、商品の陳列棚に陳列されている商品に対応したプライスカード(棚札)が取り付けられていないという事態を回避することができる。
【0036】
また、本実施の形態によれば、仮プライスカードPは、POS端末2の商品の売上処理に基づくレシートを印字発行するレシートプリンタ22から印字発行される。これにより、仮プライスカードPを発行する専用のプリンタを新たに設ける必要は無く、低コストで仮プライスカードPを発行することが可能になる。
【0037】
なお、本実施の形態においては、プライスカード発行制御装置としてストアコンピュータ4を適用したが、これに限るものではない。例えば、POS端末2について、マスタ機能を有するマスタPOS端末とマスタ機能を有していないサテライトPOS端末とを区別しているような場合には、マスタPOS端末をプライスカード発行制御装置としても良い。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、店舗から流通チェーン本部に対してプライスカードの発行依頼をし、流通チェーン本部から店舗にプライスカードが郵送されてくるまでの間、店舗の商品販売データ処理装置で発行した当該仮プライスカードを用いることで、商品の陳列棚に陳列されている商品に対応したプライスカード(棚札)が取り付けられていないという事態を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の情報処理システムの全体構成を概略的に示すシステム構成図である。
【図2】POS端末を概略的に示す外観斜視図である。
【図3】POS端末の電装系を示すブロック図である。
【図4】ストアコンピュータの電装系を示すブロック図である。
【図5】携帯用情報端末の電装系を示すブロック図である。
【図6】プライスカード発行装置の電装系を示すブロック図である。
【図7】プライスカード発行処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】仮プライスカードを示す平面図である。
【符号の説明】
2…商品販売データ処理装置、4…プライスカード発行制御装置、22…レシートプリンタ、100…プライスカード発行装置
Claims (4)
- 店舗の商品陳列棚に取り付けられるプライスカードを印字発行するプライスカード発行装置と、売上処理を行う商品販売データ処理装置とに対してネットワーク接続されているプライスカード発行制御装置であって、
所望の商品に係る前記プライスカードの印字発行を要求するプライスカード要求データを生成するプライスカード要求データ生成手段と、
このプライスカード要求データ生成手段により生成された前記プライスカード要求データに基づく前記プライスカードの発行を宣言するプライスカード発行宣言手段と、
このプライスカード発行宣言手段による宣言があった場合、前記プライスカード要求データを前記プライスカード発行装置に送信するプライスカード要求データ送信手段と、
前記プライスカード発行宣言手段による宣言があった場合、前記プライスカード要求データを前記商品販売データ処理装置に送信する仮プライスカード要求データ送信手段と、
を備えることを特徴とするプライスカード発行制御装置。 - 請求項1記載のプライスカード発行制御装置にネットワーク接続され、売上処理を行う商品販売データ処理装置において、
前記プライスカード発行制御装置から送信されたプライスカード要求データに従って暫定的な仮プライスカードを印字発行する仮プライスカード発行手段を備えることを特徴とする商品販売データ処理装置。 - 前記仮プライスカードは、商品の売上処理に基づくレシートを印字発行するレシートプリンタから印字発行されることを特徴とする請求項2記載の商品販売データ処理装置。
- 店舗の商品陳列棚に取り付けられるプライスカードを印字発行するプライスカード発行方法であって、
所望の商品に係る前記プライスカードの印字発行を要求するプライスカード要求データを生成するプライスカード要求データ生成工程と、
このプライスカード要求データ生成工程により生成された前記プライスカード要求データに基づく前記プライスカードの発行を宣言するプライスカード発行宣言工程と、
このプライスカード発行宣言工程による宣言があった場合、前記プライスカード要求データをプライスカード発行装置に送信するプライスカード要求データ送信工程と、
このプライスカード要求データ送信工程により送信された前記プライスカード要求データに従って前記プライスカード発行装置でプライスカードを印字発行するプライスカード発行工程と、
前記プライスカード発行宣言工程による宣言があった場合、売上処理を行う商品販売データ処理装置に前記プライスカード要求データを送信する仮プライスカード要求データ送信工程と、
この仮プライスカード要求データ送信工程により送信された前記プライスカード要求データに従って前記商品販売データ処理装置で暫定的な仮プライスカードを印字発行する仮プライスカード発行工程と、
を含むことを特徴とするプライスカード発行方法。
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