JP3142034U - 体積変化型バーマグネット - Google Patents

体積変化型バーマグネット Download PDF

Info

Publication number
JP3142034U
JP3142034U JP2008000392U JP2008000392U JP3142034U JP 3142034 U JP3142034 U JP 3142034U JP 2008000392 U JP2008000392 U JP 2008000392U JP 2008000392 U JP2008000392 U JP 2008000392U JP 3142034 U JP3142034 U JP 3142034U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bar magnet
magnetic
foreign matter
volume
magnetic foreign
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008000392U
Other languages
English (en)
Inventor
高彦 物集
Original Assignee
株式会社マグネテックジャパン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社マグネテックジャパン filed Critical 株式会社マグネテックジャパン
Priority to JP2008000392U priority Critical patent/JP3142034U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3142034U publication Critical patent/JP3142034U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

【課題】磁性異物を媒体からほぼ完全に磁着除去する体積変化型バーマグネットを提供する。
【解決手段】涙型のバーマグネット1は下方側に略半丸型のベース部1aを形成し上方側に向かって次第に体積を減少し頂部を尖頭型にしたものからなる。この形状によりベース部1aの磁力が最も高く中間部1b及び頂部1c側に向かって磁力が低下する。この磁力の変化と涙型の形状により磁性異物のほぼ完全な磁着除去と粉状媒体の円滑な送り出しができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、落下供給される磁性異物を含む媒体から前記磁性異物を磁着除去して次工程側に送るための異物除去装置内に配置されるバーマグネットに係り、特に下方側に形成される略半丸型のベース部より上方側に向かって体積が減少する形状のものからなり、磁着された前記磁性異物の脱落が生じない体積変化型バーマグネットに関する。
落下供給される媒体には磁性異物を含むものが多く、この状態で次工程側に媒体が送られることを防止するために異物除去装置が従来より使用されている。この異物除去装置は通常バーマグネットを配置するものが多く、その公知技術として「特許文献1」が挙げられる。
特開2003−211022号(図1)
「特許文献1」の「特開2003−211022号」の「磁性体異物除去方法及び装置」はチャンバ(1)内に多数個のバーマグネット(8)を配置したものであり、このバーマグネット(8)は丸型の断面形状を有するものからなる。
図4は丸型の断面形状を有するバーマグネット1Aにおける磁性異物の除去状態を示すものである。磁性異物2を含む粉状媒体3はバーマグネット1Aの上方から落下供給されるが磁性異物2は、まず、バーマグネット1Aの頂部の部分に磁着する。一方、磁着されない磁性異物2はバーマグネット1Aの外周に沿って落下し、バーマグネット1Aの外周に磁着される。しかしながら、磁性異物2は前記のようにバーマグネット1Aの頂部に磁着しこの位置で堆積されるためバーマグネット1Aの頂部の磁力が次第に低下し、磁性異物2は頂部に磁着されずに外周側に進むものが多い。しかしながら、このバーマグネット1Aは丸型のためすべての磁性異物2が外周にすべて磁着されず下方に落下するものが生ずる。一方、粉状媒体3もバーマグネット1Aが丸型のためバーマグネット1Aの頂部に堆積するものが生じ、下方側に落下しないものが生ずる。
以上のように、丸型のバーマグネット1Aでは磁性異物2の磁着除去が不完全となり、かつ粉状媒体もバーマグネット1Aの頂部に堆積して円滑に下方側に送られない不具合が生ずる。
本考案は、以上の問題点(不具合)を解消すべく考案されたものであり、磁性異物の磁着除去が完全に行われ、粉状媒体の堆積も生じない体積変化型バーマグネットを提供することを目的とする。
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、落下供給される磁性異物を含む媒体から前記磁性異物を磁着除去して次工程側に送るための異物除去装置内に配置されるバーマグネットであって、該バーマグネットは、下方側に略半丸型のベース部を有すると共に上方側に向かって前記ベース部よりも体積が次第に減少する形状のものからなることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記バーマグネットが涙型又はしずく型のものからなることを特徴とする。
本考案の請求項1の体積変化型バーマグネットによれば、バーマグネットは上方側に向かって体積が減少する形状のものからなり、頂部の磁力はベース部より低くなるため、この頂部に磁性異物や媒体の堆積が生じない。頂部側に磁着しない磁性異物は上部側よりも磁力の高い部分に磁着され、残りのものも最も磁力の高いベース部に磁着される。この結果すべての磁性異物が本考案のバーマグネットの場合には磁着除去される。また、媒体も頂部に堆積することなく下方側に円滑に落下する。
また、本考案の請求項2の体積変化型バーマグネットによれば、バーマグネットが涙型又はしずく型の断面形状を有するものからなり、頂部は尖頭状のものからなり磁着力も低く下方側に向かって磁力が高くなる。このため、磁性異物は頂部に少量磁着し、大部分が下方側に送られて次第に磁着量が増し、結果的にほぼ完全に磁着除去される。また、媒体も涙型又はしずく型の外面に沿って円滑に落下して次工程側に送られることになる。
以下、本考案の体積変化型バーマグネットの実施の形態を図面を参照して詳述する。
ここでは体積変化型バーマグネットとして涙型の断面形状を有するものを採用するが、勿論、本考案の体積変化型バーマグネットはこの形状に限定するものではない。
この涙型のバーマグネット1は図1に示すように下方側に略半丸型のベース部1aを形成し、上方に向かって次第に体積を減少する中間部1bを形成し、上方側に向かって更に体積を減少し頂部1cで尖頭形状のものからなる。
なお、図1にはその構造を省略しているがこのバーマグネット1は永久磁石と極板とを交互に隣接して配置した細長のものからなり、この両者を安定結合するため貫通孔4を形成し、図略の連結シャフトを貫通孔4に通して全体を固定したものからなる。
図2は図1のA−A線断面を示すものである。図4に示した丸型のバーマグネット1Aの場合はその断面形状のすべての位置において同一の磁力を有するものからなるが、本実施例のバーマグネット1の場合は場所により磁力が異なる。即ち、ベース部1aの磁力をG1とすると中間部1bの磁力G2はG1よりも低くなり、更に頂部1c近傍の磁力G3は更に低くなる。即ち、G1>G2>G3となる。
例えば、G1を10000ガウスとするとG2は8000ガウス位となり、頂部1cの近傍のG3は6000ガウス位となる。よって、磁性異物2の磁着量は下方に向かって強くなる。
また、磁性異物2も粉状媒体3もバーマグネット1が涙型のため頂部にほとんど堆積しないで涙型の形状に沿って下方に進むことになる。
図3は本実施例の涙型のバーマグネット1による磁性異物2の磁着除去の状態と粉状媒体3の落下形態を模式的に示したものである。上方側から落下して送られてきた磁性異物2及び粉状媒体3はまずバーマグネット1の頂部1cに当るが頂部1cが尖頭状のため、ここに磁着及び堆積しないで下方側に進む。バーマグネツト1は下方側に向かって磁力が高いため磁性異物2は下方側に向かって磁着量を増加し、ほぼすべての磁性異物2がバーマグネット1に磁着される。即ち、頂部1c側で磁着しなかった磁性異物2は下方側に送られて順次磁着されて完全除去されることになる。
一方、粉状媒体3も尖頭状の頂部1cに堆積しないで涙型の形状に沿って円滑に下方側に送られて落下する。
以上により、磁性異物2をほぼ完全に除去した粉状媒体3が次工程側に円滑に送られることになる。
本考案は、以上のような効果を有するものであるが、その形状は前記の実施例に限定するものではなく、上方側に向かって磁力の低下する形態のものに適用される。また、同一技術的範疇のものも採用されることは勿論である。
本考案の体積変化型バーマグネットは、異物除去装置に適用されるものであるが、その装置の形態は任意のものでよく、その利用範囲は広い。
本考案の体積変化型バーマグネットの模式的斜視図。 図1のA−A線断面図。 本考案の体積変化型バーマグネットによる磁性異物の磁着除去の状態を示す模式断面図。 従来の丸型のバーマグネットによる磁性異物の磁着除去の状態を示す模式断面図。
符号の説明
1 涙型のバーマグネット
1a ベース部
1b 中間部
1c 頂部
2 磁性異物
3 粉状媒体
4 貫通孔

Claims (2)

  1. 落下供給される磁性異物を含む媒体から前記磁性異物を磁着除去して次工程側に送るための異物除去装置内に配置されるバーマグネットであって、該バーマグネットは、下方側に略半丸型のベース部を有すると共に上方側に向かって前記ベース部よりも体積が次第に減少する形状のものからなることを特徴とする体積変化型バーマグネット。
  2. 前記バーマグネットが涙型又はしずく型のものからなることを特徴とする請求項1に記載の体積変化型バーマグネット。
JP2008000392U 2008-01-29 2008-01-29 体積変化型バーマグネット Expired - Fee Related JP3142034U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008000392U JP3142034U (ja) 2008-01-29 2008-01-29 体積変化型バーマグネット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008000392U JP3142034U (ja) 2008-01-29 2008-01-29 体積変化型バーマグネット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3142034U true JP3142034U (ja) 2008-06-05

Family

ID=43292066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008000392U Expired - Fee Related JP3142034U (ja) 2008-01-29 2008-01-29 体積変化型バーマグネット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3142034U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3164152U (ja) * 2010-07-21 2010-11-18 株式会社マグネテックジャパン ペアシェイブ型バーマグネット
JP2011144976A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Sanden Corp 加熱装置
CN116020656A (zh) * 2022-12-30 2023-04-28 辽宁润兴新材料有限公司 一种包覆沥青材料加工用除杂装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011144976A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Sanden Corp 加熱装置
JP3164152U (ja) * 2010-07-21 2010-11-18 株式会社マグネテックジャパン ペアシェイブ型バーマグネット
CN116020656A (zh) * 2022-12-30 2023-04-28 辽宁润兴新材料有限公司 一种包覆沥青材料加工用除杂装置
CN116020656B (zh) * 2022-12-30 2024-02-02 辽宁润兴新材料有限公司 一种包覆沥青材料加工用除杂装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102181621B1 (ko) 유체 어셈블리 중 비대칭 안정성을 제공하는 다이오드
US10243098B2 (en) Substrate features for enhanced fluidic assembly of electronic devices
JP3142034U (ja) 体積変化型バーマグネット
CN107614736B (zh) 蒸镀图案的形成方法、压板一体型压入部件、蒸镀装置及有机半导体元件的制造方法
EP1962550A2 (en) A moving armature receiver with reduced parasitic coupling
JP2017054980A (ja) 電子部品の搬送装置及び電子部品連の製造方法
EP1895639A3 (en) Permanent magnet and permanent magnet rotating machine
US20010022948A1 (en) Vessel and rod
JP2005217136A (ja) 積層電子部品の整列方法及び装置
EP2001274A3 (en) Manufacturing method of substrate with through electrodes
DE602004011691D1 (de) Elektrodenaufhängung zur kompensation der auslenkung aus der substratebene für einen beschleunigungsmesser
JP6371933B2 (ja) マグネット式チップコンベア
JP3164152U (ja) ペアシェイブ型バーマグネット
WO2005044460A3 (en) Particle separating device
WO2014148354A1 (ja) 粒界拡散処理用治具及び該粒界拡散処理用治具の収容具
JP3142035U (ja) 隙間なし異物除去装置
JP4737440B2 (ja) チップ状電子部品用冶具
WO2006025571A3 (en) Gan based luminescent device on a metal substrate
JP2017017212A (ja) 電子部品搬送装置
EP1890200A3 (en) Electroconductive member, process cartridge, and image forming apparatus
JP6226450B2 (ja) 静電気防止素子及びこれを含む複合電子部品
EP1796158A1 (en) Semiconductor manufacturing apparatus
US20180033675A1 (en) Patterned Wafer and Method of Making the Same
KR101813359B1 (ko) 인덕터
JP2005111453A (ja) マグネットフィルタ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees