JP3141788U - 放熱ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】大きな放熱面積を具えることにより、放熱効率が良く、熱を滞留せずに多方向へ放熱する效果を具える放熱ユニットを提供する。
【解決手段】放熱ユニットは、一放熱器であり、その放熱器2の端面中央部位には発熱源と接触して熱源を伝導する接触部21を設置する。またその接触部には外向きに延びる一以上の延長端24,2211を設置する。接触部の周囲には外向きに延びる一第一放熱部22を設置し、それは複数片の放熱フィン231が円弧状で外向きに延びる構造である。別にその接触部と延長端の周囲上には外向きに延びる一第二放熱部23を設置し、それは複数片の放熱フィンが水平形状で外向きに延びる構造である。放熱器の接触部により放熱器本体まで熱源を伝導し、大きな放熱面積を具えた第一放熱部と第二放熱部により熱源を放熱器外側へ拡散し、第一放熱部及び第二放熱部の設計により放熱器に多方向からの出風の特性を具え、放熱効果を大幅に向上させる。
【選択図】図2
【解決手段】放熱ユニットは、一放熱器であり、その放熱器2の端面中央部位には発熱源と接触して熱源を伝導する接触部21を設置する。またその接触部には外向きに延びる一以上の延長端24,2211を設置する。接触部の周囲には外向きに延びる一第一放熱部22を設置し、それは複数片の放熱フィン231が円弧状で外向きに延びる構造である。別にその接触部と延長端の周囲上には外向きに延びる一第二放熱部23を設置し、それは複数片の放熱フィンが水平形状で外向きに延びる構造である。放熱器の接触部により放熱器本体まで熱源を伝導し、大きな放熱面積を具えた第一放熱部と第二放熱部により熱源を放熱器外側へ拡散し、第一放熱部及び第二放熱部の設計により放熱器に多方向からの出風の特性を具え、放熱効果を大幅に向上させる。
【選択図】図2
Description
本考案は、放熱ユニットに関するもので、特に複数種の放熱フィン形状を結合し、多方向からの風を出す放熱フィンの放熱器に係る。
半導体技術の進歩により、集積回路の体積が益々縮小化されている。集積回路により多くのデータを処理させるため、同じ体積の集積回路には以前よりも数倍以上の部品が設置されている。集積回路内の部品数が多くなればなるほど、部品の作業に依る熱発生量が増幅する。よく見られるCPUを例に挙げると、高度に満載した作業量の場合、CPUから発する熱は、CPU全体をショートさせてしまうほどである。そのため、集積回路の放熱装置は重要な課題であると言える。
一般の放熱器は、導熱係数の高い金屬材を用いて製造し、同時放熱効果を高めるために、ファンを設置して熱を排除する他にフィン組み合わせる形態で設置して放熱し、更には導熱管を用いて熱排除機能を高め、集積回路の焼き切れを防止する。
第1図は、公知の矩形の放熱器の立体図である。この放熱器1は、長辺上に複数片の放熱フィン11を設置し、その放熱フィン11の間は水平且つ等距離に配列される。また放熱器1底部には一基座12を設置して発熱源1Aと直接接触させ、熱源を放熱器1本体へ伝導し、放熱フィンで放熱を行う。公知技術に於ける放熱器1は、複数片の放熱フィン11を具えるが、熱源が該放熱器1上に伝わり、放熱器1に設置した放熱フィン11が放熱を行う時、熱源は放熱フィン11だけで放熱され、放熱フィン11との間の隙間111を利用して外に向けて拡散し放熱される。そのため、放熱フィン11自身の放熱面積が不足し、そのフィン間の間隙111も小さく、且つ水平方向へ両側に開設されているだけなので、公知の放熱器1は水平方向にのみ熱源の放熱空間を具えたものとなり、その熱を排除する効率は悪く、排風効率が悪いと、熱源は排出されにくく、熱源が放熱器1上に滞留し、放熱效果に大きな影響を与え、更には発熱源1Aの温度過剰により、壊れてしまうこともある。
特開平6−69672号公報
解決しようとする問題点は、下述の欠点がある。
放熱面積が小さすぎる。
熱源を排出する出口が少なすぎ、両側しかないため、放熱器もしくは発熱原に熱が滞留して排出しにくい。
放熱効率が悪い。
依って、上述の問題を改善することを本考案の課題とする。
放熱面積が小さすぎる。
熱源を排出する出口が少なすぎ、両側しかないため、放熱器もしくは発熱原に熱が滞留して排出しにくい。
放熱効率が悪い。
依って、上述の問題を改善することを本考案の課題とする。
本考案は、その放熱器の端面中央部位には発熱源と接触して熱源を伝導する接触部を設置する。またその接触部には外向きに延びる一以上の延長端を設置する。接触部の周囲には外向きに延びる一第一放熱部を設置し、それは複数片の放熱フィンが円弧状で外向きに延びる構造である。別にその接触部と延長端の周囲上には外向きに延びる一第二放熱部を設置し、それは複数片の放熱フィンが水平形状で外向きに延びる構造である。放熱器の接触部により放熱器本体まで熱源を伝導し、大きな放熱面積を具えた第一放熱部と第二放熱部により熱源を放熱器外側へ拡散し、第一放熱部及び第二放熱部の設計により放熱器に多方向からの出風の特性を具えることを最も主要な特徴とする。
本考案の放熱ユニットは、下述の利点がある。
大きな放熱面積を具える。
放熱効率が良い。
放熱速度が速く、熱が滞留しない。
多方向へ放熱する效果を具える。
放熱気流がスムーズに流れるように導く。
大きな放熱面積を具える。
放熱効率が良い。
放熱速度が速く、熱が滞留しない。
多方向へ放熱する效果を具える。
放熱気流がスムーズに流れるように導く。
上述公知技術の欠点を解決するため、放熱器本体から外向きに延びて設置した放熱部が放熱面積を増やし、多方向の放熱出風の結構設計をことにより、熱源を外に拡散して放熱效果を大幅に高める放熱ユニットを提供することを本考案の主な目的とする。
上述の目的を達成するため、本考案は一種の放熱ユニットを提供する。その放熱ユニットは、一放熱器とする。その放熱器の上もしくは下端面の中央部位には接触部を成形し、その接触部は、発熱源と直接接触して熱源を伝導する。接触部の周囲は外向きに少なくとも一延長端が延び、その延長端は放熱器を複数に等分する。他にその接触部の周囲は外向きに伸びる一第一放熱部と一第二放熱部を設置する。第一放熱部は放熱器の短辺の部位で、第一放熱部に大きな放熱面積を具えさせるため、第一放熱部は係採用複数片の円弧状の放熱フィンが外向きに伸びる構造に成形し、第一放熱部の放熱面積を大幅に広げ、同時に放熱気流が放熱器の放熱時に接触する風切角度に合うことにより、その出風を外に伝える速度を高める。別に円弧形の放熱フィンの末端は枝分かれした複数の延長端が外向きに伸びて放熱時の放熱面積を増やす。また上述の第二放熱部は延長端と接触部の周囲上で複数片の水平な放熱フィン外向きに伸びる構造であるため、本考案の放熱器の放熱フィンは、円弧状と水平状二種のフィンが合わさった構造になり、故に放熱器を冷却する放熱気流が良好な引き入れ効果を具え、放熱気流を放熱器の放熱実施の際にスムーズに流動させる。そのため放熱器は第一放熱部と第二放熱部により、熱源を確実に外へ拡散して放熱効果を高める。
上述の目的及び効果を達成するため、本考案採用の技術手段及び構造について、図と共に本考案実施例を挙げて詳細な説明をする。
第2、3、4図に示すのは、本考案の良好な実施例の立体及び構造指示図である。図からわかるとおり、この放熱器2の上端面2a、もしくは下端面2bには少なくとも一端面の中央部位に一接触部21を設置し、その接触部21は発熱源(図未提示)に接触して熱源を伝導する。その接触部21は外向きに少なくとも一延長端24が設置されて伸び、その接触部21の周囲には外向きに伸びた一第一放熱部22と一第二放熱部23が設置される。その第一放熱部22は、複数の円弧状の放熱フィン221が接触部21の周囲で外向きに延びる構造である。第一放熱部22は放熱器2の短辺であるため、放熱器2の周囲側から接触部21周囲距離が短く、故に短い距離内で円弧状の放熱フィン221構造を選択しているため、その他形状の放熱フィンと比較して大きい放熱面積を具え、且つ放熱ファン(図未提示)から発生する気流の風切角度がちょうど合うため、良好な放熱效果を具える。円弧状の放熱フィン221の末端もまた枝分かれした複数の延長端2211を選択すれば、更に第一放熱部22の放熱面積を増やす。
別に第二放熱部23は、複数片の水平形状の放熱フィン231が接触部21と延長端24の周囲に於いて外向きに延びる構造である。その延長端24によってその放熱器2は複数等分に分割され、この実施例では、四等分に分割されるが、二等分、六等分、八等分等等でもよく、特に制限するものではない。第一放熱部22と第二放熱部23が放射状形式で外向きに延びて設置することにより、放熱器2の放熱面積が増えるだけでなく、放熱フィン231と放熱フィン221が放熱気流を外側に流動させることにより、より有効に外側に向かって拡散して外へ排出し、公知技術の放熱器より良好な放熱効果を達成する。
放熱器2は放熱ファン(図未提示)の発する放熱気流3を受けて放熱器2の放熱を実施する。放熱気流3が第一放熱部22で放熱を行う時、第一放熱部22の円弧形状形の放熱フィン221に導かれ、放熱気流3が放熱フィン221の端面からスムーズに放熱フィン221の放熱面2212に入り込む。放熱フィン221は円弧形を採用し、且つ放熱ファン(図未提示)が発する放熱気流3の風切角度に符合するため、放熱フィン221の放熱面2212は完全に放熱気流3の放熱效果を受け、同時に放熱気流3が熱源を放熱フィン221外側端部から排出して放熱効果を高める。他に放熱気流3が第二放熱部23に対して放熱する時もまた、放熱フィン231に引き込まれてスピーディに放熱フィン231の外側端部へ排出する。延長端24は第一放熱部22及び第二放熱部23の放熱フィン221と放熱フィン231が四等分に分割され、且つ放熱フィン221と放熱フィン231は、外向き放射状に延びる。放熱フィン221及び放熱フィン231により、放熱気流3を四個の異なる方向へスピーディに排出し、放熱気流3に依る放熱だけでなく、同時に確実に放熱気流3を外向きに拡散するため、良好な放熱効果を得ることができ、放熱器2に熱が滞留することがない。
上述は、本考案の良好な実施例であるが、本考案を制限するものではない。本考案の構想に基づく変更は、本考案精神の範囲内から、例として構造形状、もしくは形態設置の変換から外れるものではない。各種変化、修飾及び応用、そこで発生する効果は、すべて本考案の請求範囲に属するものとする。
上述のとおり、本考案の放熱ユニットを使用する時、確実にその効果及び目的が達成される。故に本考案は、実用性に優れた考案として、請求要件に符合するため、法令に基づき申請する。
2 放熱器
2a 上端面
2b 下端面
21 接触部
22 第一放熱部
221 放熱フィン
2211 延長端
2212 放熱面
23 第二放熱部
231 放熱フィン
24 延長端
3 放熱気流
2a 上端面
2b 下端面
21 接触部
22 第一放熱部
221 放熱フィン
2211 延長端
2212 放熱面
23 第二放熱部
231 放熱フィン
24 延長端
3 放熱気流
Claims (4)
- 放熱ユニットは一放熱器で、一接触部、一第一放熱部及び一第二放熱部を含む放熱ユニットにおいて、
放熱器の端面中央部位に於いて、接触部から外向きに伸びる一以上の延長端を設置する一接触部と、
複数片の放熱フィンが接触部の周囲で円弧状の外向きに伸びる構造の一第一放熱部と、
複数片の放熱フィンが接触部と延長端の周囲で水平状の外向きに伸びる構造の一第二放熱部から構成され、
放熱器の接触部が熱源を放熱器本体へ伝導し、第一放熱部と第二放熱部から放熱されて熱源を排出し、熱源を放熱器の外側へ拡散することにより、放熱の效果を高めることを特徴とする放熱ユニット。 - 前記放熱器に設置する接触部の端面は、放熱器の上もしくは下端面であることを特徴とする請求項1記載の放熱ユニット。
- 前記延長端は、円弧状もしくは直線型外向きに伸びて設置することを特徴とする請求項1記載の放熱ユニット。
- 前記第一放熱部の放熱フィンは、放熱フィンの末端を枝分かれした複数の延長端に成形し、放熱器の放熱面積を増やすことを特徴とする請求項1記載の放熱ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008001308U JP3141788U (ja) | 2008-03-06 | 2008-03-06 | 放熱ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008001308U JP3141788U (ja) | 2008-03-06 | 2008-03-06 | 放熱ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3141788U true JP3141788U (ja) | 2008-05-22 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008001308U Expired - Fee Related JP3141788U (ja) | 2008-03-06 | 2008-03-06 | 放熱ユニット |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3141788U (ja) |
-
2008
- 2008-03-06 JP JP2008001308U patent/JP3141788U/ja not_active Expired - Fee Related
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