JP3141735U - 空気揚水装置 - Google Patents

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忠男 伊藤
孝也 矢延
真孝 山岸
公人 藤村
裕史 木下
佑索 細木
隆行 井上
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株式会社丸島アクアシステム
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Abstract

【課題】浅い水深での潜水作業だけで据付け作業が簡単かつ安全に行えるとともに、大規模な機材も不要となる空気揚水装置を提供する。
【解決手段】水底1に着地するシンカー2の係留ワイヤー3が下部に係止されるとともに、自立用フロート4が上部に取付けられた揚水筒5を備えた空気揚水装置であって、揚水筒5の上端部に、揚水筒5の上開口5aを閉塞可能な蓋15が着脱可能に取付けられるとともに、この蓋15に、揚水筒5内の空気を排出可能なバルブ16が取付けられて、揚水筒5に取付けた蓋15で、揚水筒5自体に浮力を持たせ、この浮力で空気揚水装置全体を据付けポイントまで曳航し、蓋15のバルブ16を開いて揚水筒5内の空気を徐々に排出することで、シンカー2をゆっくりと水底1に着地させ、その後、揚水筒5から蓋15を取り外す。
【選択図】図1

Description

本考案は、空気揚水装置に関する。
従来、図3に示すように、水底1に着地するシンカー2の係留ワイヤー3が下部に係止されるとともに、自立用フロート4が上部に取付けられた揚水筒5を備えた空気揚水装置がある(特許文献1参照)。
この空気揚水装置は、図3(b)を参照すれば、通常、水深Dが40m程度の水底1にシンカー2を着地させて、揚水筒5から空気を放出することで、下層水を水深20m程度の上層に揚水することで、ダム湖等の水質浄化を行うものである。なお、自立用フロート4は、揚水筒5を自立させる程度の浮力である。
このような空気揚水装置をダム湖等の水底1に据付ける方法としては、図3(a)のように、シンカー2にロープ6で大型フロート7を連結し、この大型フロート7の浮力を利用して空気揚水装置全体を据付けポイントまで曳航し、図3(b)のように、大型フロート7の空気を抜きながらシンカー2を水底1の着地させた後、潜水夫が水深40m程度まで潜り、空気が抜かれた大型フロート7のロープ6の係止部6aをシンカー2から取り外すようにしていた。
特開平10−165988号公報
しかしながら、深い水深(例えば、水深40m程度)での潜水作業が必要であることから、据付け作業が困難であるとともに、大型のフロート7や長いロープ6等の大規模な機材も必要であるという問題があった。
本考案は、前記問題を解消するためになされたもので、浅い水深での潜水作業だけで据付け作業が簡単かつ安全に行えるとともに、大規模な機材も不要となる空気揚水装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本考案は、水底に着地するシンカーの係留ワイヤーが下部に係止されるとともに、自立用フロートが上部に取付けられた揚水筒を備えた空気揚水装置であって、前記揚水筒の上端部に、揚水筒の上開口を閉塞可能な蓋が着脱可能に取付けられるとともに、この蓋若しくは揚水筒の上端部付近の側壁に、揚水筒内の空気を排出可能なバルブが取付けられていることを特徴とする空気揚水装置を提供するものである。
本考案によれば、揚水筒の上端部に、揚水筒の上開口を閉塞可能な蓋を取付けることで、揚水筒自体に大きな浮力を持たせ、この浮力を利用して空気揚水装置全体を据付けポイントまで曳航して、蓋のバルブを開いて揚水筒内の空気を徐々に排出することで、シンカーがゆっくりと水底に着地するようになり、その後、潜水夫が揚水筒の蓋が位置する水深20m程度まで潜って、揚水筒から蓋を取り外せば、据付け作業が完了する。
このように、浅い水深(例えば水深20m程度)での潜水作業だけで据付け作業が簡単かつ安全に行えるとともに、揚水筒にバルブ付きの蓋を取付けるだけであるので、大規模な機材も不要となる。
さらに、大型フロート(バルーン)等の準備が不要となることで、大型フロートを膨らませるための機材及び人工の減少によるコスト低減及び工期の短縮が可能となる。
以下、本考案を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、背景技術と同一構成・作用の箇所は、同一番号を付して詳細な説明を省略する。
図2(a)は、空気揚水装置の原理を示す側面断面図であり、揚水筒5の外周囲に、下端が閉塞され上端が開放された内側空気室8と、下端が開放され上端が閉塞された外側空気室9とが設けられ、内側空気室8の内壁部分の潜り堰状部10を介して揚水筒5内に連通する連通路11が形成されて、図2(b)〜(d)のように、空気供給口12から供給された空気aで外側空気室9と内側空気室8の内部に流入した水を押し下げながら、潜り堰状部10から連通路11を介して揚水筒5の上開口5aから空気塊(若しくは気泡弾)bとして一気に放出することで、水深40m程度の下層水cを水深20m程度の上層に揚水するようになる。
図1(a)(b)は、それぞれ本考案の実施形態の空気揚水装置の側面断面図であり、図1(a)のように、空気揚水装置全体を据付けポイントまで曳航するまでの間は、揚水筒5の上端部に、揚水筒5の上開口5aを気密に閉塞可能な蓋15がボルト・ナット等で着脱可能に取付けられている。この蓋15には、揚水筒5内の空気を排出可能なバルブ(開閉弁)16が取付けられている。
このように、揚水筒5の上端部に、揚水筒5の上開口を閉塞可能な蓋15を取付けることで、揚水筒5自体が大型のフロートと化して、シンカー2を浮かす程の大きな浮力を持つようになる。
そして、図1(a)のように、この浮力を利用して空気揚水装置全体を据付けポイントまで曳航して、蓋15のバルブ16を開いて揚水筒5内の空気を徐々に排出することで、図1(b)のように、シンカー2がゆっくりと沈みながら水底1に着地するようになる。なお、蓋15のバルブ16は、水上に出ていれば手で開き操作できるが、水中に沈んでいれば、紐等を利用して開き操作することができる。このバルブ16の開き量の調整で、空気揚水装置の沈降速度を任意に加減することができる。
その後、潜水夫が揚水筒5の蓋15が位置する水深D´まで潜って、揚水筒5からバルブ16とともに蓋15を取り外せば、据付け作業が完了する。この蓋15を揚水筒5の上端部から完全に取り外すことで、空気塊bの放出に支障が生じなくなる。
このように、浅い水深D´(例えば水深20m程度)での潜水作業だけで据付け作業が簡単かつ安全に行えるとともに、揚水筒5にバルブ16付きの蓋15を取付けるだけであるので、大規模な機材も不要となる。
前記実施形態は、蓋15にバルブ16を取付けたが、揚水筒5の上端部付近の側壁にバルブ16を取付けても同様の作用効果を得ることができる。
本考案の実施形態の空気揚水装置の据付け方法であり、(a)は曳航中の側面断面図、(b)はシンカーが着地した状態の側面断面図である。 空気揚水装置であり、(a)は側面断面図、(b)〜(d)は、空気が空気塊として放出される過程の分解図である。 従来の空気揚水装置の据付け方法であり、(a)は曳航中の側面断面図、(b)はシンカーが着地した状態の側面断面図である。
符号の説明
1 水底
2 シンカー
3 係留ワイヤー
4 自立用フロート
5 揚水筒
5a 上開口
15 蓋
16 バルブ

Claims (1)

  1. 水底に着地するシンカーの係留ワイヤーが下部に係止されるとともに、自立用フロートが上部に取付けられた揚水筒を備えた空気揚水装置であって、
    前記揚水筒の上端部に、揚水筒の上開口を閉塞可能な蓋が着脱可能に取付けられるとともに、この蓋若しくは揚水筒の上端部付近の側壁に、揚水筒内の空気を排出可能なバルブが取付けられていることを特徴とする空気揚水装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009207970A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Marsima Aqua System Corp 空気揚水装置

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