JP3141674U - ガイド付コンセント - Google Patents
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Abstract
【課題】暗所での使用や視力の弱い人の使用において、差込口にプラグを容易かつ安全に挿入できるガイド機構をそなえたコンセントを提供する。
【解決手段】壁面に固定される枠体(1)と、枠体中央の差込口設置板(2)と、差込口設置板上に開口した2極差込口である一対の挿入孔(4)とを備えたコンセント(10)において、プラグ(20)の栓刃(21)を挿入孔(4)へ誘導するべく、枠体上に突設された一対のガイドレール(5)と差込口設置板(2)に穿設された一対のガイド溝(6)とを有し、一対のガイドレール(5)は、枠体端部(1b、1c)の左右端近傍から差込口設置板(2)の端部へ向かって間隔が漸次狭くなっており、一対のガイド溝(6)は、一対の挿入孔(4)の上下方向延長線上に位置しかつ一対のガイドレール(5)の各々の内側の壁面(5a)と連続する壁面(6a)を具備する。
【選択図】図1
【解決手段】壁面に固定される枠体(1)と、枠体中央の差込口設置板(2)と、差込口設置板上に開口した2極差込口である一対の挿入孔(4)とを備えたコンセント(10)において、プラグ(20)の栓刃(21)を挿入孔(4)へ誘導するべく、枠体上に突設された一対のガイドレール(5)と差込口設置板(2)に穿設された一対のガイド溝(6)とを有し、一対のガイドレール(5)は、枠体端部(1b、1c)の左右端近傍から差込口設置板(2)の端部へ向かって間隔が漸次狭くなっており、一対のガイド溝(6)は、一対の挿入孔(4)の上下方向延長線上に位置しかつ一対のガイドレール(5)の各々の内側の壁面(5a)と連続する壁面(6a)を具備する。
【選択図】図1
Description
本考案は、壁などに設置され、2極差込口を備えたコンセントに関し、特に、プラグを容易かつ安全に差込口に挿入するためのガイド機構を備えたガイド付コンセントに関する。
従来の一般的なコンセントは、例えば、2個口のコンセントの場合、上下方向に所定の間隔で2つの2極差込口が配置されている。2極差込口は、一対の縦長の挿入孔を平行に並べたものである。これら一対の挿入孔に、プラグの一対の栓刃を挿入することにより、電気的に接続されて電力供給が行われる。
従来のコンセントにプラグを挿入する際は、通常、差込口の位置を目で確認して行っている。しかしながら、周囲が暗い場合や視力の弱い人の場合、差込口の位置を視認することが困難でなかなか挿入できず、また、指先で位置を探りながら挿入しようとすると感電の危険性もある。
さらに、最近では、省エネルギーの観点から、電源コードをコンセントから抜いておくことも推奨されており、プラグを抜き差しする機会も増えてきている。
さらに、最近では、省エネルギーの観点から、電源コードをコンセントから抜いておくことも推奨されており、プラグを抜き差しする機会も増えてきている。
本考案は、上記の現状に鑑み、暗所で使用する場合や視力の弱い人が使用する場合であっても、差込口に対してプラグを容易かつ安全に挿入できるガイド機構をそなえたコンセントを提供することを目的とする。
上記の目的を解決する、本考案によるガイド付コンセントは、以下の構成を備えたものである。括弧中の数字は、後述する図面中の符号であり、参考のために付している。
第1の形態では、ガイド付コンセント(10)が、壁面に固定される枠体(1)と、この枠体の中央開口に嵌め込まれた差込口設置板(2)と、この差込口設置板上に開口した2極差込口である少なくとも一対の挿入孔(4)とを備えている。枠体上には一対のガイドレール(5)が突設され、差込口設置板(2)には一対のガイド溝(6)が穿設されている。一対のガイドレールと一対のガイド溝は、プラグ(20)の一対の栓刃(21)を一対の挿入孔(4)へ誘導するために設けられている。
一対のガイドレール(5)は、枠体の上端(1b)又は下端(1c)の左右端近傍から差込口設置板(2)の上端又は下端へ向かって延在しかつ互いの間隔が漸次狭くなるように設けられている。
一対のガイド溝(6)の各々は、一対の挿入孔(4)の各々の上下方向延長線上に位置しかつ一対のガイドレール(5)の各々の内側の壁面(5a)と連続する壁面(6a)を具備する。
一対のガイドレール(5)は、枠体の上端(1b)又は下端(1c)の左右端近傍から差込口設置板(2)の上端又は下端へ向かって延在しかつ互いの間隔が漸次狭くなるように設けられている。
一対のガイド溝(6)の各々は、一対の挿入孔(4)の各々の上下方向延長線上に位置しかつ一対のガイドレール(5)の各々の内側の壁面(5a)と連続する壁面(6a)を具備する。
第2の形態では、ガイド付コンセント(10)が、壁面に固定される枠体(1)と、この枠体の中央開口に嵌め込まれた差込口設置板(2)と、この差込口設置板上に開口した2極差込口である少なくとも一対の挿入孔(4)とを備えている。枠体上には1つのガイド突起(5)が突設され、差込口設置板(2)には一対のガイド溝(6)が穿設されている。ガイド突起と一対のガイド溝は、プラグ(20)の一対の栓刃(21)を一対の挿入孔(4)へ誘導するために設けられている。
ガイド突起(7)は、枠体の上端(1b)又は下端(1c)の中央から差込口設置板(2)の上端又は下端の中央へ向かって延在しかつその幅が漸次広くなるように設けられている。
一対のガイド溝(6)の各々は、一対の挿入孔(4)の各々の上下方向延長線上に位置しかつガイド突起の側壁面(7a)と連続する壁面(6a)を具備する。
ガイド突起(7)は、枠体の上端(1b)又は下端(1c)の中央から差込口設置板(2)の上端又は下端の中央へ向かって延在しかつその幅が漸次広くなるように設けられている。
一対のガイド溝(6)の各々は、一対の挿入孔(4)の各々の上下方向延長線上に位置しかつガイド突起の側壁面(7a)と連続する壁面(6a)を具備する。
本考案のガイド付コンセントの第1の形態においては、一対のガイドレールが枠体の端部(上端又は下端)から差込口設置板の端部(上端又は下端)まで延在し、一対のガイドレールの互いの間隔は漸次狭くなっている。従って、一対のガイドレールの端部側の間隔は広くなっているので、この間隔の広い部分において、プラグの一対の栓刃を枠体の面に当てることは容易である。そして、一対の栓刃のうち、左側の栓刃を利用する場合は、左方にずらして左側のガイドレールに当て、右側の栓刃を利用する場合は、右方にずらして右側のガイドレールに当てる。
次に、プラグの栓刃をガイドレールに当てた状態で、プラグを差込口設置板の方(下方又は上方)へ移動させる。移動の際にプラグが左右方向にぶれても、プラグの栓刃がガイドレールの内側の壁面に当たれば、それ以上左右方向に外れてしまうことはない。こうして、プラグはガイドレールに沿って誘導され、差込口設置板の端部(上端又は下端)まで到達する。
差込口設置板には、一対のガイド溝が穿設されている。各ガイド溝の壁面は、各ガイドレールの内側の壁面と連続しているので、差込口設置板の端部まで到達したプラグの栓刃は、そのまま円滑にガイド溝内へと誘導される。
一対のガイド溝は、2極差込口の一対の挿入孔の上下方向延長線上に位置している。従って、ガイド溝に沿ってプラグの栓刃を移動させれば、プラグの栓刃は挿入孔まで確実に到達することができる。
次に、プラグの栓刃をガイドレールに当てた状態で、プラグを差込口設置板の方(下方又は上方)へ移動させる。移動の際にプラグが左右方向にぶれても、プラグの栓刃がガイドレールの内側の壁面に当たれば、それ以上左右方向に外れてしまうことはない。こうして、プラグはガイドレールに沿って誘導され、差込口設置板の端部(上端又は下端)まで到達する。
差込口設置板には、一対のガイド溝が穿設されている。各ガイド溝の壁面は、各ガイドレールの内側の壁面と連続しているので、差込口設置板の端部まで到達したプラグの栓刃は、そのまま円滑にガイド溝内へと誘導される。
一対のガイド溝は、2極差込口の一対の挿入孔の上下方向延長線上に位置している。従って、ガイド溝に沿ってプラグの栓刃を移動させれば、プラグの栓刃は挿入孔まで確実に到達することができる。
本考案のガイド付コンセントの第2の形態においては、一つのガイド突起が枠体の端部(上端又は下端)から差込口設置板の端部(上端又は下端)まで延在し、ガイド突起の幅は漸次広くなっている。従って、ガイド突起の端部側の幅は狭くなっているので、プラグの一対の栓刃がこの幅狭部分にまたがるように、プラグの栓刃を枠体の面に当てることは容易である。そして、一対の栓刃のうち、左側の栓刃を利用する場合は、右方にずらしてガイド突起の左側の壁面に当て、右側の栓刃を利用する場合は、左方にずらしてガイド突起の右側の壁面に当てる。
次に、プラグの栓刃をガイド突起に当てた状態で、プラグを差込口設置板の方(下方又は上方)へ移動させる。移動の際にプラグが左右方向にぶれても、プラグの栓刃がガイド突起のいずれかの壁面に当たれば、それ以上左右方向に外れてしまうことはない。こうして、プラグはガイド突起に沿って誘導され、差込口設置板の端部(上端又は下端)まで到達する。
差込口設置板には、一対のガイド溝が穿設されている。各ガイド溝の壁面は、ガイド突起の側壁面と連続しているので、差込口設置板の端部まで到達したプラグの栓刃は、そのまま円滑にガイド溝内へと誘導される。
一対のガイド溝は、2極差込口の一対の挿入孔の上下方向延長線上に位置している。従って、ガイド溝に沿ってプラグの栓刃を移動させれば、プラグの栓刃は挿入孔まで確実に到達することができる。
次に、プラグの栓刃をガイド突起に当てた状態で、プラグを差込口設置板の方(下方又は上方)へ移動させる。移動の際にプラグが左右方向にぶれても、プラグの栓刃がガイド突起のいずれかの壁面に当たれば、それ以上左右方向に外れてしまうことはない。こうして、プラグはガイド突起に沿って誘導され、差込口設置板の端部(上端又は下端)まで到達する。
差込口設置板には、一対のガイド溝が穿設されている。各ガイド溝の壁面は、ガイド突起の側壁面と連続しているので、差込口設置板の端部まで到達したプラグの栓刃は、そのまま円滑にガイド溝内へと誘導される。
一対のガイド溝は、2極差込口の一対の挿入孔の上下方向延長線上に位置している。従って、ガイド溝に沿ってプラグの栓刃を移動させれば、プラグの栓刃は挿入孔まで確実に到達することができる。
上記の本考案のいずれの形態においても、2極差込口の挿入孔の位置を目で確認することなく、プラグを挿入孔まで確実に誘導することができる。また、片手でこの操作を行うことができる。この結果、暗所の場合や視力の弱い人の場合であっても、容易かつ安全にプラグをコンセントの挿入孔に差し込むことができる。
以下、実施例を示した図面を参照して、本考案の実施の形態を説明する。
図1は、本考案によるガイド付コンセントの第1の実施形態を、プラグと共に示した外観斜視図である。
図1は、本考案によるガイド付コンセントの第1の実施形態を、プラグと共に示した外観斜視図である。
ガイド付コンセント10は、正面形状が矩形の枠体1を有する。枠体1は、壁面に固定される。図1の紙面が壁面に相当しており、枠体1は壁面から所定の厚さだけ突出している。本明細書においては、図中の両矢印の方向を、コンセント10の上下方向及び左右方向として説明する。枠体1の中央には矩形の開口があり、開口内に差込口設置板2が嵌め込まれ、適宜の手段で固定されている。差込口設置板2の正面は、枠体1の正面1aよりも若干突出している。
図1の実施例では、差込口設置板2の正面上に、上下方向に2つの2極差込口3が並設されており、いわゆる2個口コンセントである。なお、本考案は、2個口コンセントだけでなく、1個口又は3個口以上のコンセントにも、同様に適用できる。
以下では、図1のコンセント10において上側に配置された2極差込口3について説明するが、下側に配置された2極差込口は、上下対称の関係となっているので同様である。
以下では、図1のコンセント10において上側に配置された2極差込口3について説明するが、下側に配置された2極差込口は、上下対称の関係となっているので同様である。
2極差込口3は、プラグ20の一対の栓刃21を挿入するための一対の挿入孔4からなる。一対の挿入孔4は、それぞれ上下方向に長い開口であり、互いに平行である。通常は、一方の挿入孔が接地側であり、他方の挿入孔より若干長い。各挿入口4は、差込口設置板2の正面に設けられた一対の凹部3aのそれぞれの底面中央に開口している。
ガイド付コンセント10のガイド機構は、枠体1の正面上に突設された一対のガイドレール5と、差込口設置板2の正面上に穿設された一対のガイド溝6からなる。
一対のガイドレール5の上端は、それぞれ枠体1の上端1bの左右端近傍に位置し、下方に向かって互いの間隔d1が漸次狭くなり、差込口設置板2の上端まで延在している。差込口設置板2の上端位置における一対のガイドレール5の間隔d1は、プラグ20の一対の栓刃21の外側面21aの間の間隔t1と一致する。枠体1の正面1aからのガイドレール5の突出高さは、差込操作時にプラグ20の栓刃21の先端部分が引っ掛かる程度であればよい。例えば、1〜2mm程度の高さであればよいが、この範囲に限定されない。ガイドレール5の内側の壁面5aは、正面から視て滑らかな曲線形状であることが好ましい。
一対のガイド溝6は、それぞれ差込口設置板2の上端から各凹部3aの上端まで直線状に延在している。一対のガイド溝6は、2極差込口の一対の挿入孔4の上下方向における延長線上にそれぞれ位置する。ガイド溝6の底面は、凹部3aの底面及び枠体1の正面1aと滑らかに連続している。ガイド溝6の幅は、プラグ20の栓刃21が通過可能な幅となっている。ガイド溝6の深さは、差込操作時にプラグ20の栓刃21の先端部分が引っ掛かる程度であればよい。例えば、1〜2mm程度の深さであればよいが、この範囲に限定されない。
ガイドレール5とガイド溝6とがつながる部分においては、ガイドレール5の内側の壁面5aとガイド溝6の外側の壁面とが滑らかに連続している。
ガイド付コンセント10に差し込まれるプラグ20は、通常のプラグである。一対の栓刃21と、プラグ本体22と、電源コード23とを備えている。差込操作時には、一方の栓刃21の外側面21aを、一方のガイドレール5の内側の壁面に当てることになる。図1中の白抜き矢印は、差込操作時のプラグ20の移動方向を示している。
図2は、図1のガイド付コンセント10にプラグ20を差込む操作を説明する図であり、図2(a)、(b)及び(c)は、図1のX断面、Y断面及びZ断面の位置に相当し、差込操作の過程を順次示している。
図2(a)は、図1のX断面の位置であり、枠体1の上端と差込口設置板2の上端との間の中間位置である。一対のガイドレール5の上端近傍の間隔は広くなっているので、プラグ20を壁面に沿って上方から下方に移動させ、一対のガイドレール5の間に位置するように、栓刃21の先端を当てることは容易である。そして、一対の栓刃21のうち、左側の栓刃を利用する場合は、図2(a)に示すように左方にずらして栓刃の外側面21aを左側のガイドレール5の内側の壁面5aに当てる(白抜き矢印参照)。図示しないが、右側の栓刃を利用する場合は、右方にずらして右側のガイドレールに当てる。
次に、プラグ20の栓刃21をガイドレール5の一方に当てた状態で、プラグ20を差込口設置板4の方(この場合は下方)へ移動させる。移動の際にプラグ20が左右方向にぶれても、プラグの栓刃21が、いずれかのガイドレール5の内側の壁面5aに当たれば、それ以上左右方向に外れてしまうことはない。こうして、プラグ20はガイドレール5に沿って誘導され、差込口設置板2の端部(この場合は上端)まで到達する。
図2(b)は、図1のY断面の位置であり、差込口設置板2の上端と凹部3aの上端との間の中間位置である。この部分には、一対のガイド溝6が穿設されている。各ガイド溝6の外側の壁面6aは、図2(a)に示した各ガイドレール5の内側の壁面5aと連続している。従って、差込口設置板2の上端まで到達したプラグの栓刃21は、そのまま円滑にガイド溝6内へと誘導される。ガイド溝6の幅は、栓刃21の幅とほぼ同じである。ガイド溝6に沿って栓刃21をさらに下方に移動させる。
図2(c)は、図1のZ断面の位置であり、挿入孔4の位置である。図2(b)に示した一対のガイド溝6は、一対の挿入孔4の上下方向延長線上に位置しているので、栓刃21をガイド溝6に沿って移動させれば、一対の栓刃21が一対の挿入孔4の位置に確実に到達する。その後、図2(C)に示すように、栓刃21を挿入孔4に挿入する。
図3は、本考案によるガイド付コンセントの第2の実施形態を、プラグと共に示した外観斜視図である。
ガイド付コンセント10の枠体1、差込口設置板2、2極差込口3及び挿入孔4の構成は、上述の図1に示した形態と同じであるので、説明を省略する。
ガイド付コンセント10のガイド機構は、枠体1の正面上に突設された1つのガイド突起7と、差込口設置板2の正面上に穿設された一対のガイド溝6からなる。図1の形態と比べると、一対のガイド溝6は同じであるが、一対のガイドレールに替えて1つのガイド突起7を設けている。なお、1つの2極差込口3に対して1つのガイド突起7を設けているので、図3の実施例では、上下2つのガイド突起7があるが、これらは上下対称の関係にあるので、以下では、上側のガイド突起7について説明する。
ガイド突起7の上端は、それぞれ枠体1の上端1bの中央に位置し、下方に向かって幅d2が漸次広くなり、差込口設置板2の上端まで延在している。差込口設置板2の上端位置におけるガイド突起7の幅d2は、プラグ20の一対の栓刃21の内側面21bの間の間隔t2と一致する。枠体1からのガイド突起7の突出高さは、差込操作時にプラグ20の栓刃21の先端部分が引っ掛かる程度であればよい。例えば、1〜2mm程度の高さであればよいが、この範囲に限定されない。ガイド突起7の両側の壁面7aは、正面から視て滑らかな曲線形状であることが好ましい。
ガイド突起7とガイド溝6とがつながる部分においては、ガイド突起7の両側の壁面7aとガイド溝6の内側の壁面とが滑らかに連続している。
図3の形態における差込操作は、次の通りである。ガイド突起7の端部側の幅は狭くなっているので、プラグ20の栓刃21がこの幅狭部分にまたがるように、栓刃21を枠体1の面に当てることは容易である。そして、一対の栓刃21のうち、左側の栓刃を利用する場合は、右方にずらしてガイド突起7の左側の壁面7aに当て、右側の栓刃を利用する場合は、左方にずらしてガイド突起7の右側の壁面7aに当てる。
次に、プラグ20の栓刃21をガイド突起7に当てた状態で、プラグ20を差込口設置板2の方へ移動させる。移動の際にプラグ20が左右方向にぶれても、栓刃21がガイド突起7のいずれかの壁面に当たれば、それ以上左右方向に外れてしまうことはない。こうして、プラグ20はガイド突起7に沿って誘導され、差込口設置板2の端部まで到達する。
差込口設置板2には、一対のガイド溝6が穿設されている。各ガイド溝6の壁面は、ガイド突起7の側壁面と連続しているので、差込口設置板2の端部まで到達した栓刃21は、そのまま円滑にガイド溝6内へと誘導される。図1の形態と同様に、ガイド溝6に沿ってプラグの栓刃21を移動させれば、挿入孔4まで確実に到達することができる。
さらに別の形態として、図1の形態のガイドレールと、図3の形態のガイド突起とを混在させてもよい。例えば、上側の2極差込口についてはガイドレールを設け、下側の2極差込口についてはガイド突起を設けてもよい。
また、1個口コンセントにおいては、上下両方に本考案のガイド機構を設ければよい。3つ以上の2極差込口をもつコンセントに対しては、最上位置の2極差込口と最下位置の2極差込口に本考案のガイド機構を設け、さらに中間位置の2極差込口については隣同士の間にガイド溝を設けれてもよい。
一般的なコンセントの枠体1や差込口設置板2はプラスチック製であり、成型加工により製造されるので、本考案におけるガイドレール5、ガイド突起7及びガイド溝6は、枠体や差込口設置板2と一体的に成型加工することが好ましい。
1:枠体、1a:枠体正面、1b:枠体上端、1c:枠体下端
2:差込口設置板
3:2極差込口、3a:凹部
4:挿入孔
5:ガイドレール、5a:内側壁面
6:ガイド溝、6a:外側壁面
7:ガイド突起、7a:側壁面
10:コンセント
20:プラグ
21:栓刃、21a:栓刃外側面、21b:栓刃内側面
22:プラグ本体、23:電源コード
2:差込口設置板
3:2極差込口、3a:凹部
4:挿入孔
5:ガイドレール、5a:内側壁面
6:ガイド溝、6a:外側壁面
7:ガイド突起、7a:側壁面
10:コンセント
20:プラグ
21:栓刃、21a:栓刃外側面、21b:栓刃内側面
22:プラグ本体、23:電源コード
Claims (2)
- 壁面に固定される枠体(1)と、前記枠体の中央開口に嵌め込まれた差込口設置板(2)と、前記差込口設置板上に開口した2極差込口である少なくとも一対の挿入孔(4)とを備えたコンセント(10)において、
プラグ(20)の一対の栓刃(21)を前記一対の挿入孔(4)へ誘導するべく、前記枠体上に突設された一対のガイドレール(5)と前記差込口設置板(2)に穿設された一対のガイド溝(6)とを有し、
前記一対のガイドレール(5)は、前記枠体の上端(1b)又は下端(1c)の左右端近傍から前記差込口設置板(2)の上端又は下端へ向かって延在しかつ互いの間隔が漸次狭くなるように設けられ、
前記一対のガイド溝(6)の各々は、前記一対の挿入孔(4)の各々の上下方向延長線上に位置しかつ前記一対のガイドレール(5)の各々の内側の壁面(5a)と連続する壁面(6a)を具備することを特徴とするガイド付コンセント。 - 壁面に固定される枠体(1)と、前記枠体の中央開口に嵌め込まれた差込口設置板(2)と、前記差込口設置板上に開口した2極差込口である少なくとも一対の挿入孔(4)とを備えたコンセント(10)において、
プラグ(20)の一対の栓刃(21)を前記一対の挿入孔(4)へ誘導するべく、前記枠体上に突設された1つのガイド突起(7)と前記差込口設置板(2)に穿設された一対のガイド溝(6)とを有し、
前記ガイド突起(7)は、前記枠体の上端(1b)又は下端(1c)の中央から前記差込口設置板(2)の上端又は下端の中央へ向かって延在しかつその幅が漸次広くなるように設けられ、
前記一対のガイド溝(6)の各々は、前記一対の挿入孔(4)の各々の上下方向延長線上に位置しかつ前記ガイド突起の側壁面(7a)と連続する壁面(6a)を具備することを特徴とするガイド付コンセント。
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