JP3141523U - 菌床収納袋の切断装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 しいたけ等の茸の菌床栽培に使用する菌床を収納した菌床収納袋の上部を切断する作業工程を自動化する。
【解決手段】 菌床を収納した収納袋2を搬送するコンベア34と、コンベア34の上方に刃41が保持されて、コンベア34の搬送方向の上流方向に刃先が向き、刃長手方向が搬送方向と直交する水平方向に配置されて、刃長手方向に刃41を往復駆動するカッター本体38と、カッター本体38をコンベア34の上方に保持するとともに、刃41の高さを調節自在に保持するブラケット36,37と、刃41よりもコンベア34の搬送方向の下流側やや下方に上部受け面44aが配設されて、刃41により切断分離された収納袋上部の切れ端2Aを案内排出するシューター44と、刃41の上方付近に配設されて収納袋2の上端部を挟圧し、送り出す1対のピンチローラ47,48を備える。
【選択図】 図3
【解決手段】 菌床を収納した収納袋2を搬送するコンベア34と、コンベア34の上方に刃41が保持されて、コンベア34の搬送方向の上流方向に刃先が向き、刃長手方向が搬送方向と直交する水平方向に配置されて、刃長手方向に刃41を往復駆動するカッター本体38と、カッター本体38をコンベア34の上方に保持するとともに、刃41の高さを調節自在に保持するブラケット36,37と、刃41よりもコンベア34の搬送方向の下流側やや下方に上部受け面44aが配設されて、刃41により切断分離された収納袋上部の切れ端2Aを案内排出するシューター44と、刃41の上方付近に配設されて収納袋2の上端部を挟圧し、送り出す1対のピンチローラ47,48を備える。
【選択図】 図3
Description
本考案は、菌床収納袋の切断装置に関し、詳しくはしいたけ等の茸の菌床栽培に使用する菌床を収納した菌床収納袋の上部を切断する際に使用する菌床収納袋の切断装置に関する。
本出願人は、しいたけ菌床栽培技術として、特許文献1に記載の「しいたけ菌床の発生方法」を提案している。これは、菌床を損傷させることなく、優良品質のきのこを菌床の上面から継続的に発生させるしいたけ菌床の発生方法を提供することを目的とし、しいたけ菌床栽培の培養完了後の発生工程において、栽培容器の上部を取除いて菌床上面を露出させ、その他の部分は菌床側面及び底面部分との間に若干の隙間を保持させて栽培容器として残し、その隙間に注水することで菌床側面及び底面からのきのこの発生を抑制し、菌床上面から発生させることを特徴とするしいたけ菌床の発生方法である。
上述した「しいたけ菌床の発生方法」では、「栽培容器」として、コストの面からブロック形状をした菌床をポリ袋からなる収納袋に収納しておくことが好ましい。ここで使用するポリ袋とは、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂フィルムからなるポリ袋である。図4は、ポリ袋からなる収納袋に菌床を収納した状態を示している。図において、1がブロック形状をした菌床であり、ポリ袋からなる収納袋2内に収納されている。収納袋2の上端はシールされている。収納袋2の上部片面には通気フィルタ3が配設されている。しいたけの発生の開始に先立ち、この収納袋2の上部を破線の位置で切断して菌床1を開放し、発生工程へ移行する。
しかしながら、上述した「しいたけ菌床の発生方法」では、収納袋2の切断作業が、鋏やカッターナイフを用いた手作業によりなされており、作業能率がよくなかった。また、切断位置を目検討で決めると切断位置がばらつくことになり、好ましいものではなかった。
そこで、本考案は、菌床収納袋の切断作業を自動化することにより、作業能率を向上するとともに切断位置の精度を向上することのできる菌床収納袋の切断装置を提案することを目的とした。
そこで、本考案は、菌床収納袋の切断作業を自動化することにより、作業能率を向上するとともに切断位置の精度を向上することのできる菌床収納袋の切断装置を提案することを目的とした。
上記課題を解決するために、本考案は、菌床を収納して上端がシールされた収納袋を搬送するコンベアと、該コンベアの上方に刃部が保持されて、前記コンベアの搬送方向の上流方向に刃先が向き刃長手方向が前記搬送方向と直交あるいは下流側に45度までの範囲で角度をつけて水平方向に配置されて刃長手方向に前記刃部を往復駆動するカッターと、該カッターを前記コンベアの上方に保持するとともに、前記コンベアの搬送レベルからの前記刃の高さを調節自在に保持するカッター高さ調節機構とを備えたことを特徴とする。
また、前記菌床収納袋の切断装置において、前記カッターの刃部よりも前記コンベアの搬送方向の下流側やや下方に上部受け面が配設されて、前記カッターの刃部により切断分離された収納袋上部切れ端を前記コンベアの側方へ案内排出するシューターを備えたことを特徴とする。
また、前記菌床収納袋の切断装置において、前記コンベアを駆動する動力源と、前記カッターの刃部の上方付近に配設されて、前記コンベア上を搬送されてきた前記収納袋上端部を挟圧し、前記コンベアの搬送速度と略同一速度で前記収納袋上端部を送り出す1対のピンチローラとを備えたことを特徴とする。
また、前記菌床収納袋の切断装置において、前記コンベア上であって、前記カッターの刃部よりも前記コンベアの搬送方向の上流側の両側に設置されて、前記コンベアの上流位置に載置されて搬送されてきた菌床収納袋を前記コンベアの幅方向中心に案内するセンタ寄せガイドを備えたことを特徴とする。
また、前記菌床収納袋の切断装置において、前記カッターの刃部よりも前記コンベアの搬送方向の下流側やや下方に上部受け面が配設されて、前記カッターの刃部により切断分離された収納袋上部切れ端を前記コンベアの側方へ案内排出するシューターを備えたことを特徴とする。
また、前記菌床収納袋の切断装置において、前記コンベアを駆動する動力源と、前記カッターの刃部の上方付近に配設されて、前記コンベア上を搬送されてきた前記収納袋上端部を挟圧し、前記コンベアの搬送速度と略同一速度で前記収納袋上端部を送り出す1対のピンチローラとを備えたことを特徴とする。
また、前記菌床収納袋の切断装置において、前記コンベア上であって、前記カッターの刃部よりも前記コンベアの搬送方向の上流側の両側に設置されて、前記コンベアの上流位置に載置されて搬送されてきた菌床収納袋を前記コンベアの幅方向中心に案内するセンタ寄せガイドを備えたことを特徴とする。
以上述べた本考案の菌床収納袋の切断装置によれば、菌床収納袋の切断作業が自動化されて、茸栽培の省力化が可能となる。また、菌床収納袋の切断位置が一定となり、その後の茸培養における品質のばらつきを解消することが可能となる。
以下、図に基づいて本考案の実施形態を説明する。
図1は本考案に係る菌床収納袋の切断装置の第1の実施形態を示す斜視図である。図において、4はコンベアであり、架台5の上に支持されている。コンベア4には、菌床を収納した収納袋2が、右奥の端から搬入され、左手前側へ搬送される。コンベア4の側方であって右手前に位置する架台5の上面には、カッター高さ調節機構であるところの1対のブラケット6,7が対向して螺着されている。ブラケット6,7の間には、カッター本体8が挟持され、その高さは、ブラケット6,7側から螺合されているボルト9により、調節可能である。
図1は本考案に係る菌床収納袋の切断装置の第1の実施形態を示す斜視図である。図において、4はコンベアであり、架台5の上に支持されている。コンベア4には、菌床を収納した収納袋2が、右奥の端から搬入され、左手前側へ搬送される。コンベア4の側方であって右手前に位置する架台5の上面には、カッター高さ調節機構であるところの1対のブラケット6,7が対向して螺着されている。ブラケット6,7の間には、カッター本体8が挟持され、その高さは、ブラケット6,7側から螺合されているボルト9により、調節可能である。
カッター本体8の左側のコンベア4側には、刃11が突設されている。刃11は、その刃先がコンベア4の搬送方向の上流方向に向き、刃長手方向がコンベア4の搬送方向と直交する水平方向に配置されている。カッター本体8内にはモータおよびモータの回転を往復運動に変換する変換機構が内蔵されており、その変換機構の出力端に刃11の基端部が支持されていて、刃11がコンベア4の幅方向に往復駆動される。これらカッター本体8と刃11により、カッターが構成される。
次に、上述した第1の実施形態の動作について説明する。カッターに電源を供給して、刃11を往復駆動させた状態で、図面右奥のコンベア4の端へ、菌床を収納した収納袋2を載置して、右奥の端から左手前側へ搬送させる。このとき、収納袋2の上端のシール部分の方向がコンベア4の搬送方向と平行となるようにする。収納袋2は、図面の矢印方向に搬送されていき、コンベア4の幅方向に往復駆動されている刃11に当接すると、収納袋2の上部の切断が開始され、刃11部分を通過するとともに、収納袋2の上端が切断分離される。なお、切断の際は、作業者が収納袋2の上端を摘んだ状態で、刃11を通過させると、より確実に切断することができる。
次に、上部が切断されて開口された収納袋2は、そのまま搬送され、図面左手前のコンベア4端部に到達するまでに、コンベア4から人力により搬出してもよいし、さらには、コンベア4に他のコンベアを接続し、そのコンベアにおいて散水処理を施すことも可能である。なお、収納袋2の切断位置は、ブラケット6,7側から螺合されているボルト9を緩めて、カッター本体8を上下方向に移動させることにより、調節することが可能である。
次に、本考案に係る菌床収納袋の切断装置の第2の実施形態について説明する。図2は第2の実施形態を示す斜視図である。図において、14はコンベアであり、架台15に支持されているモータ12によりベルト13を介して駆動される。コンベア14には、菌床を収納した収納袋2が、右奥の端から搬入され、左手前側へ搬送される。コンベア14の側方であって右手前に位置する架台15の上面には、カッター高さ調節機構であるところの1対のブラケット16,17が対向して螺着されている。ブラケット16,17の間には、カッター本体18が挟持され、その高さは、ブラケット16,17側から螺合されているボルト19により、調節可能である。
カッター本体18の左側のコンベア14側には、刃21が突設されている。刃21は、その刃先がコンベア14の搬送方向の上流方向に向き、刃長手方向がコンベア14の搬送方向と直交する水平方向に配置されている。カッター本体18内にはモータおよびモータの回転を往復運動に変換する変換機構が内蔵されており、その変換機構の出力端に刃21の基端部が支持されていて、刃21がコンベア14の幅方向に往復駆動される。これらカッター本体18と刃21により、カッターが構成される。
コンベア14の上流側の端部には、くの字に折曲された1対のセンタ寄せガイド22,23が幅方向に対向して配設されている。センタ寄せガイド22,23は、コンベア14の上流側から搬入された収納袋2を、その進行に合わせて、幅方向の中心位置に寄せる働きをする。
また、カッターの刃21よりもコンベア14の搬送方向の下流側やや下方から、架台15の右手前にかけてシューター24が配設されている。シューター24の上端部が、収納袋2の上部の切れ端2Aを受けとる受け面24aとなり、受け面24aは手前側が低くなるように傾斜し、途中からさらに急な傾斜面24bとなって、その末端が受け箱25の上方に位置している。シューター24は、取り付け金具26により、カッター本体18に支持されている。すなわち、カッター本体18の高さを調節する際に、シューター24も同時に高さが調節される。
次に、上述した第2の実施形態の動作について説明する。カッターに電源を供給して、刃21を往復駆動させるとともに、モータ12に電源を供給して、コンベア14を駆動させる。この状態で、図面右奥のコンベア14の端へ、菌床を収納した収納袋2を載置して、右奥の端から左手前側へ搬送させる。このとき、収納袋2の上端のシール部分の方向がコンベア14の搬送方向と平行となるようにする。収納袋2はコンベア14に搬送されながら、センタ寄せガイド22,23によって、コンベア14の幅方向の中心位置に寄せられる。
次いで、収納袋2は、図面の矢印方向に搬送されていき、コンベア14の幅方向に往復駆動されている刃21に当接すると、収納袋2の上部の切断が開始され、刃21部分を通過するとともに、収納袋2の上端が切断分離される。なお、切断の際は、作業者が収納袋2の上端を摘んだ状態で、刃21を通過させるとより確実に切断することができる。切断分離された収納袋2の上部の切れ端2Aは、シューター24の受け面24aに落下してから滑落し、傾斜面24bを通過して受け箱25内に落下する。
次に、上部が切断されて開口された収納袋2は、そのまま搬送され、図面左手前のコンベア14端部に到達するまでに、コンベア14から人力により搬出してもよいし、さらには、コンベア14に他のコンベアを接続し、そのコンベアにおいて散水処理を施すことも可能である。なお、収納袋2の切断位置は、ブラケット16,17側から螺合されているボルト19を緩めて、カッター本体18を上下方向に移動させることにより、調節することが可能である。
第2の実施形態では、第1の実施形態に比較し、コンベア14を電動式にするとともに、コンベア14の搬入部にセンタ寄せガイド22,23を設置し、さらに、収納袋2の上部の切れ端2Aを排出するシューター24を設置したことで、収納袋2を搬入してから切断して排出するまでを自動化することができる。
次に、本考案に係る菌床収納袋の切断装置の第3の実施形態について説明する。図3は第3の実施形態を示す斜視図である。図において、34はコンベアであり、架台35に支持されているモータ32によりベルト33を介して駆動される。コンベア34には、菌床を収納した収納袋2が、右奥の端から搬入され、左手前側へ搬送される。コンベア34の側方であって右手前に位置する架台35の上面には、カッター高さ調節機構であるところの1対のブラケット36,37が対向して螺着されている。ブラケット36,37の間には、カッター本体38が挟持され、その高さは、ブラケット36,37側から螺合されているボルト39により、調節可能である。
カッター本体38の左側のコンベア34側には、刃41が突設されている。刃41は、その刃先がコンベア34の搬送方向の上流方向に向き、刃長手方向がコンベア34の搬送方向と直交する水平方向に配置されている。カッター本体38内にはモータおよびモータの回転を往復運動に変換する変換機構が内蔵されており、その変換機構の出力端に刃41の基端部が支持されていて、刃41がコンベア34の幅方向に往復駆動される。これらカッター本体38と刃41により、カッターが構成される。
コンベア34の上流側の端部には、くの字に折曲された1対のセンタ寄せガイド42,43が幅方向に対向して配設されている。センタ寄せガイド42,43は、コンベア34の上流側から搬入された収納袋2を、その進行に合わせて、幅方向の中心位置に寄せる働きをする。
また、カッターの刃41よりもコンベア34の搬送方向の下流側やや下方から、架台35の右手前にかけてシューター44が配設されている。シューター44の上端部が、収納袋2の上部の切れ端2Aを受けとる受け面44aとなり、受け面44aは手前側が低くなるように傾斜し、途中からさらに急な傾斜面44bとなって、その末端が受け箱45の上方に位置している。シューター44は、取り付け金具46により、カッター本体38に支持されている。すなわち、カッター本体38の高さを調節する際に、シューター44も同時に高さが調節される。
また、カッターの刃41の刃先の上方、またはカッターの刃41よりもコンベア34の搬送方向のやや上流側の上方に、挟圧面を垂直かつ搬送方向と平行にした1対のピンチローラ47,48が配設されている。ピンチローラ47,48の回転軸は、ピンチローラ駆動部49より垂設されている。ピンチローラ駆動部49内にはモータおよびモータの回転を減速する減速機構が内蔵されており、その減速機構の出力端にピンチローラ47,48の回転軸が接続されていて、ピンチローラ47,48間に進入してきた収納袋2の上端部を挟圧して、搬送方向下流側へ送り出す。このときの送り速度は、コンベア34の搬送速度と略同一である。ピンチローラ駆動部49はステイ50により、取り付け金具46に支持されている。すなわち、カッター本体38の高さを調節する際に、ピンチローラ47,48とシューター44は、同時に高さが調節される。
次に、上述した第3の実施形態の動作について説明する。カッターに電源を供給して、刃41を往復駆動させ、モータ32に電源を供給してコンベア34を駆動させ、さらに、ピンチローラ駆動部49に電源を供給してピンチローラ47,48を駆動させる。この状態で、図面右奥のコンベア34の端へ、菌床を収納した収納袋2を載置して、右奥の端から左手前側へ搬送させる。このとき、収納袋2の上端のシール部分の方向がコンベア34の搬送方向と平行となるようにする。収納袋2はコンベア34に搬送されながら、センタ寄せガイド42,43によって、コンベア34の幅方向の中心位置に寄せられる。
次いで、収納袋2は、図面の矢印方向に搬送されていき、刃41の手前で、収納袋2の上端部が、ピンチローラ47,48間に進入し、挟圧されて、搬送方向下流側へ送り出される。このとき、同時に、収納袋2の上部が、コンベア34の幅方向に往復駆動されている刃41に当接して、収納袋2の上部の切断が開始され、刃41部分を通過するとともに、収納袋2の上端が切断分離される。切断分離された収納袋2の上部の切れ端2Aは、ピンチローラ47,48から送り出された後、シューター44の受け面44aに落下してから滑落し、傾斜面44bを通過して受け箱45内に落下する。
次に、上部が切断されて開口された収納袋2は、そのまま搬送され、図面左手前のコンベア34端部に到達するまでに、コンベア34から人力により搬出してもよいし、さらには、コンベア34に他のコンベアを接続し、そのコンベアにおいて散水処理を施すことも可能である。なお、収納袋2の切断位置は、ブラケット36,37側から螺合されているボルト39を緩めて、カッター本体38を上下方向に移動させることにより、調節することが可能である。
第3の実施形態では、第1の実施形態に比較し、コンベア34を電動式にし、コンベア34の搬入部にセンタ寄せガイド42,43を設置し、刃41の手前にピンチローラ47,48を設置し、さらに、収納袋2の上部の切れ端2Aを排出するシューター44を設置したことで、収納袋2を搬入してから切断して排出するまでを完全自動化することができる。特に、収納袋2の上部の切断の際、作業者が収納袋2の上端を摘む必要がないため、安全性が向上する。
なお、上述した各実施形態におけるカッターは、コンベアの搬送方向の上流方向に刃先が向き刃長手方向を搬送方向と直交させているが、刃長手方向を下流側に45度までの範囲で角度をつけて水平方向に配置させても、同様に、切断可能である。
上述した各実施形態におけるカッターはモータ駆動であるが、動力源として、モータ以外に、ソレノイド、エアシリンダを用いることが可能である。
また、上述した各実施形態におけるコンベアはローラコンベアを用いているが、ベルココンベアにすることも可能である。
なお、菌床を収納した収納袋2は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂フィルムからなるポリ袋であり、フィルム厚さは0.05mmである。
上述した各実施形態におけるカッターはモータ駆動であるが、動力源として、モータ以外に、ソレノイド、エアシリンダを用いることが可能である。
また、上述した各実施形態におけるコンベアはローラコンベアを用いているが、ベルココンベアにすることも可能である。
なお、菌床を収納した収納袋2は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂フィルムからなるポリ袋であり、フィルム厚さは0.05mmである。
本考案は、茸の菌床栽培に使用する菌床を収納した菌床収納袋の上部を切断する際に使用する以外に、ポリ袋包装の一般商品の開封作業にも利用可能である。
2 収納袋
2A 切れ端
4 コンベア
5 架台
6,7ブラケット
8 カッター本体
9 ボルト
11 刃
12 モータ
13 ベルト
14 コンベア
15 架台
16,17 ブラケット
18 カッター本体
19 ボルト
21 刃
22,23 センタ寄せガイド
24 シューター
24a 受け面
24b 傾斜面
25 受け箱
26 取り付け金具
32 モータ
33 ベルト
34 コンベア
35 架台
36,37 ブラケット
38 カッター本体
39 ボルト
41 刃
42,43 センタ寄せガイド
44 シューター
44a 受け面
44b 傾斜面
45 受け箱
46 取り付け金具
47,48 ピンチローラ
49 ピンチローラ駆動部
50 ステイ
2A 切れ端
4 コンベア
5 架台
6,7ブラケット
8 カッター本体
9 ボルト
11 刃
12 モータ
13 ベルト
14 コンベア
15 架台
16,17 ブラケット
18 カッター本体
19 ボルト
21 刃
22,23 センタ寄せガイド
24 シューター
24a 受け面
24b 傾斜面
25 受け箱
26 取り付け金具
32 モータ
33 ベルト
34 コンベア
35 架台
36,37 ブラケット
38 カッター本体
39 ボルト
41 刃
42,43 センタ寄せガイド
44 シューター
44a 受け面
44b 傾斜面
45 受け箱
46 取り付け金具
47,48 ピンチローラ
49 ピンチローラ駆動部
50 ステイ
Claims (4)
- 菌床を収納して上端がシールされた収納袋を搬送するコンベアと、
該コンベアの上方に刃部が保持されて、前記コンベアの搬送方向の上流方向に刃先が向き刃長手方向が前記搬送方向と直交あるいは下流側に45度までの範囲で角度をつけて水平方向に配置されて刃長手方向に前記刃部を往復駆動するカッターと、
該カッターを前記コンベアの上方に保持するとともに、前記コンベアの搬送レベルからの前記刃の高さを調節自在に保持するカッター高さ調節機構と、
を備えたことを特徴とする菌床収納袋の切断装置。 - 請求項1に記載の菌床収納袋の切断装置おいて、
前記カッターの刃部よりも前記コンベアの搬送方向の下流側やや下方に上部受け面が配設されて、前記カッターの刃部により切断分離された収納袋上部切れ端を前記コンベアの側方へ案内排出するシューターを備えたことを特徴とする菌床収納袋の切断装置。 - 請求項1または2に記載の菌床収納袋の切断装置おいて、
前記コンベアを駆動する動力源と、
前記カッターの刃部の上方付近に配設されて、前記コンベア上を搬送されてきた前記収納袋上端部を挟圧し、前記コンベアの搬送速度と略同一速度で前記収納袋上端部を送り出す1対のピンチローラと、
を備えたことを特徴とする菌床収納袋の切断装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の菌床収納袋の切断装置おいて、
前記コンベア上であって、前記カッターの刃部よりも前記コンベアの搬送方向の上流側の両側に設置されて、前記コンベアの上流位置に載置されて搬送されてきた菌床収納袋を前記コンベアの幅方向中心に案内するセンタ寄せガイドを備えたことを特徴とする菌床収納袋の切断装置。
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---|---|---|---|
JP2008001000U JP3141523U (ja) | 2008-02-25 | 2008-02-25 | 菌床収納袋の切断装置 |
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-
2008
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