JP3141360U - 排水を伴う住宅設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワンルームマンションの新築・改築工事、あるいは、店舗、事務所、倉庫等の非居住空間を居住空間に変更するための工事等において用いるのに好適で、多くの職人及び手間を要することなく、他の排水を伴う設備と共に設置することで当該工事を簡易迅速に、即ち、1日か数日で行うことを可能にする、排水を伴う住宅設備を提供することを課題とする。
【解決手段】洗面台4、トイレ5、流し、ユニットバス6その他の排水を伴う住宅設備であって、その底部に、排出口8aが室外汚水管に接続される排出ポンプ8を備えていて床貼り後に床下に位置することになる汚水タンク9が設置され、前記汚水タンク9には、同時に設置される他の排水を伴う住宅設備から延びる排水ホースが接続可能であることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本考案は、排水を伴う住宅設備、より詳細には、主にワンルームマンションの新築や改築、あるいは、店舗、事務所、倉庫等に、複数の住宅設備を短期間のうちに施工するような場合に用いられる、洗面台、トイレ、流し、ユニットバス等の排水を伴う住宅設備に関するものである。
例えば、ワンルームマンションは間取りがシンプルで、設置される住宅設備も大体決まったものであるため、その新築工事や改築工事は比較的短期間で行われる。それでも工事に数ヶ月を要することが少なくない。それは、設置する住宅設備として洗面台、流し、ユニットバス等のように給湯や給水が必要な設備が多く、そのために給湯・給水設備工事や排水設備工事に時間がかかるからである。そして、工事期間が長いと、その分作業コストがかさむことになる。
また、汚水排出手段としては、自然流下方式を採用することが最も簡便であるが、そのためには、75〜100Φの太径の排水管を用い、且つ、排水管に十分な勾配を持たせる必要がある。そして、排水管に十分な勾配を持たせるためには、その分のスペース(高さ)が必要となるが、床下にそのための十分なスペースが取れないことが少なくない。その場合において止むを得ず勾配を緩やかなものとすると、スムーズに排水が行われず、排水管が詰まりやすくなる。また、その場合の対策として床を高くすることが考えられるが、そのようにした場合は、室内空間が狭まるという問題が起こる。
更に、上記湯水供給手段と排水手段の設置に当たっては、水道工事等の職人が必要となり、また、別途配電盤を設置したり、室内の複数個所にコンセントを配置したりする電気工事のための職人も必要となるので、その作業日程のやりくりなどによっても時間がかさむことになる。
特開2006−45945号公報 特開平8−49432号公報
上述したように、従来のワンルームマンションの新築・改築工事の場合は、工事に手間がかかって工事期間が長引き、その分作業コストがかさむおそれがあった。そこで本考案は、主に、ワンルームマンションの新築・改築工事、あるいは、店舗、事務所、倉庫等の非居住空間を居住空間に変更するための工事等において用いるのに好適で、多くの職人及び手間を要することなく、他の排水を伴う設備と共に設置することで当該工事を簡易迅速に、即ち、1日か数日で行うことを可能にする、排水を伴う住宅設備を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の考案は、洗面台、トイレ、流し、ユニットバスその他の排水を伴う住宅設備であって、その底部に、排出口が室外汚水管に接続される排出ポンプを備えていて床貼り後に床下に位置することになる汚水タンクが設置され、前記汚水タンクには、同時に設置される他の排水を伴う住宅設備から延びる排水ホースが接続可能であることを特徴とする、排水を伴う住宅設備である。
好ましくは、前記他の排水を伴う住宅設備から延びる排水ホースは、可撓性を有するものとされる。
本考案は上述したとおりであって、本考案に係る排水を伴う住宅設備によれば、ワンルームマンションの新築・改築工事、あるいは、店舗、事務所、倉庫等の非居住空間を居住空間に変更するための住宅設備設置工事を、多くの職人及び手間を要することなく簡易迅速に、即ち、1日か数日の短期間で行うことを可能ならしめる効果がある。
以下に、本考案を実施するための最良の形態について、図面に依拠して説明する。本考案に係る排水を伴う住宅設備は、洗面台4、トイレ5、流し、ユニットバス6等の排水設備を有する住宅設備であって、その底部に、排出口8aが室外汚水管に接続される排出ポンプ8を備えていて、床貼り後に床下に位置することになる汚水タンク9が設置されて成る。汚水タンク9は、同時に設置される他の排水を伴う住宅設備から延びる排水ホース11が接続可能にされる。
ワンルームマンション等においては、1室に複数の排水を伴う住宅設備が設置されるが、汚水タンク9を設置するのは、通例そのうちの1つの設備で足り、例えば洗面台4に設置する。洗面台4に設置する場合、洗面台4はトイレ5等と比べて故障修理の頻度が少ないので、汚水タンク9を設置しない他の設備の修理、交換等が簡便となる。
汚水タンク9には排出ポンプ8が配備され、その排出口8aは室外汚水管に接続される。かくして汚水タンク9内に貯まった汚水は、排出ポンプ8によって適時強制的に排出される。従って、汚水タンク9は、室外汚水管に対し、十分に高位置に配置する必要はなく、結果的に床14の位置を低く抑えることになるので、居住空間を広く取れる。
次に、添付図面を参照しつつ、本考案に係る排水を伴う住宅設備を用いての短期工事方法の例について説明する。この例の工事方法は、次の8つの工程から成る。
(1)電気温水器2と、複数のスイッチ24及びコンセント23を有していて電気温水器2に接続される配電ボックス3とを備えたユニットボックス1を工事現場に輸送して搬入し、コンクリート床30上の所定個所に配置する第1工程
(2)洗面台4、トイレ5、流し、ユニットバス6等の湯水を用いる設備を設置する個所のうちの一個所又は複数個所のコンクリート床30上に、排出ポンプ8を備えた汚水タンク9を設置し、汚水タンク9を室外汚水管10に接続する第2工程
(3)前記各設備を所定個所に配置し、所定高さに保持する第3工程
(4)汚水タンク9の設置工程において汚水タンク9を設置しなかった設備から延ばした、好ましくは可撓性を有する排水パイプ11を、それぞれ汚水タンク9に接続する第4工程
(5)湯水の必要な設備に、電気温水器2から延ばした可撓性給湯ホース12と、電気温水器2に接続される入水管17から分岐させた可撓性給水ホース21とを接続する第5工程
(6)前記各設備を設置する個所を考慮して床貼りする第6工程
(7)電源の必要な設備からの電気コード13を配電ボックスにまで延ばし、必要に応じて、室内に露出している可撓性湯水ホース12、21及び電気コード13を、適宜被覆材で被覆する第7工程
(8)電気温水器2の入水管17に、可撓性入水ホース18を介して水道本管を接続すると共に、配電ボックス3に外部電気配線16を接続する第8工程
ユニットボックス1は、底部にキャスター7を取り付ける等して移動可能にすることが好ましい。電気温水器2の下部には入水管17が設置され、ユニットボックス1外に出る入水管17の端部には可撓性入水ホース18が接続され、可撓性入水ホース18は外部水道本管に接続される。かくして電気温水器2内には外部水道本管からの入水が可能となる。この電気温水器2内への入水は、液面センサ等を用いることにより、常時所定量以上の貯水量が確保されるように制御されることができる。
入水管17はユニットボックス1内において分岐させ、分岐管20の先端には、更に分岐させるように複数の可撓性給水ホース21を設置し、各可撓性ホース21はそれぞれ、水を使用する洗面台4、流し、ユニットバス6、トイレ5、洗濯機等のカランに接続する。
外部電源に接続される配電ボックス3には、各設備から延びる電源コードを差込むための複数のコンセント23と、各コンセント23の入切切替えを行う各コンセント23に対応する複数のスイッチ24が配備される。また、配電ボックス3は、電気温水器2のヒータに直結される。
上記第1工程は、ユニットボックス1をトラック等によって現場に輸送し、ホイール7を利用して施工場所に押送してコンクリート床30上に配置する工程である。第2工程は、湯水を用いる設備のうち、室外汚水管に接続される汚水タンク9を設置するものを選択し、当該設備を設置する予定の場所のコンクリート床30上に汚水タンク9を配置する工程である。
第3工程は、第2工程において下に汚水タンク9を設置した設備以外の各設備を、所定設置個所において、所定高さに保持する工程である。ここにおいて各設備を所定高さに保持するために、高さ調整可能な台10を用いることができる(図1)。また、第4工程は、第2工程において下に汚水タンク9を設置した設備以外の設備の排水用の可撓性排水ホース11を、それぞれ汚水タンク9に接続する工程である(図2)。この場合の可撓性排水ホース11を通しての汚水タンク9への排出は、自然流下式である。
第5工程は、温水を必要とする設備に電気温水器2から延ばした可撓性湯水ホース12、21を接続する工程で、かくして各設備に対し、所望の時に必要量の湯と水を供給することが可能となる。第6工程は、上記のようにして配置した各設備を考慮して、即ち、各設備を避けるようにして床14を貼る工程である。
第7工程は、電源の必要な設備からの電気コードを配電ボックス3にまで延ばし、必要に応じ、配電ボックス3に接続後又は接続する前に、露出部分を適宜被覆材で被覆する工程である。また、同時に、室内に露出している可撓性湯水ホース12、21を被覆する。そして、最終工程である第8工程において、電気温水器2に水道本管を接続すると共に配電ボックス3に外部電気配線を接続して、工事完了となる(図3)。上記工事は、最短1日で終わらせることができる。
なお、上記各工程の手順はあくまで一般的なものであって、これに限られる訳ではなく、状況に応じ、適宜異なる順序で行い得ることはいうまでもない。
この考案をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この考案の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この考案は添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
本考案に係る排水を伴う住宅設備を用いた短期施工方法の第2工程を示す図である。 本考案に係る排水を伴う住宅設備を用いた短期施工方法の第4工程を示す図である。 本考案に係る排水を伴う住宅設備を用いた短期施工方法の第8工程を示す図である。
符号の説明
1 ユニットボックス
2 電気温水器
3 配電ボックス
4 洗面台
5 トイレ
6 ユニットバス
7 キャスター
8 排出ポンプ
8a 排出口
9 汚水タンク
10 台
11 可撓性排水ホース
12 可撓性給湯ホース
14 床
17 入水管
18 可撓性入水ホース
20 分岐管
21 可撓性給水ホース
23 コンセント
24 スイッチ
30 コンクリート床

Claims (2)

  1. 洗面台、トイレ、流し、ユニットバスその他の排水を伴う設備を有する住宅設備であって、その底部に、排出口が室外汚水管に接続される排出ポンプを備えていて床貼り後に床下に位置することになる汚水タンクが設置され、前記汚水タンクには、同時に設置される他の排水を伴う住宅設備から延びる排水ホースが接続可能であることを特徴とする、排水を伴う住宅設備。
  2. 前記他の排水を伴う住宅設備から延びる排水ホースは可撓性を有するものである、請求項1に記載の排水を伴う住宅設備。
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