JP3141344U - 電子機器の放熱器の接合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子デバイスの冷却用放熱器モジュールの組み立て構造を安定で加工の容易な構造とする接合構造を提供する。
【解決手段】放熱器2は、複数のモジュール化された放熱ユニット2aを相互に接合して構成される。放熱ユニット2aの平面21上には峰状の突出部211が設けられ、突出部211の斜辺上に凹部2111が設けられると共にその基部に凹部若しくは凸部を形成する。突出部211の反対側の平面22には突出部211に対応する位置に同一断面形状の凹溝221が設けられると共に、凹溝221の上記突出部の凹部若しくは凸部に対応する位置に同一断面形状の凸部若しくは凹部を形成する。複数の放熱器モジュールを重ねて隣接するモジュールの上記突出部と凹溝を嵌合すると共に上記凸部と凹部とを嵌合することによって積層されたモジュールを連続して接合することができる。
【選択図】図3

Description

本考案は、電子機器の放熱器の接合構造に関し、特に放熱器に応用される接合構造に関する。
一般の電子機器は、ケーシングによって被覆され、その内部には密封空間が設けられ、密封空間内に電子デバイスが設置されて動作が行われる。電子機器の使用時には電子デバイスが動作を行うことによって熱が発生し、放熱器などの放熱機能を有する部材を設置する必要がある。従来技術による放熱器は熱伝導係数が高い金属材料から製造され、一般の従来技術においては通常、鋳造またはプレス加工によって大型の放熱器が製造される。鋳造またはプレス加工によって大型の放熱器を製造するときには大型の金型を開発する必要があり、それらの金型は高価で重く、製造および運搬時に非常に不便であり、経済性に優れない。
そこで、特許文献1の「Sectional modular lamellar heat dissipator for electronic circuits」が案出された。図1、2に示すように、放熱器1は、モジュール化された複数の放熱部材11から構成され、放熱部材11の平面111上に相互に平行な一対のフィン1111が形成され、フィン1111の設けられた面の背面側に他の放熱部材11のフィン1111に対応した位置にV形凹部1112が設けられる。
これらを接合する時、放熱部材11の平行のフィン1111を上方に位置する放熱部材11のV形凹部1112内に挿入し、押圧することによって、平行フィン1111はV形凹部1112形状に従って変形し、それによって各放熱部材11は相互に接合される。このような構成によって上述の従来技術における問題は解決されるが、実際に使用する上で問題が存在する。
フィン1111は、接合時に押圧することによって変形してV形凹部1112内に掛合されるので、フィン1111が平面111から起立する頚部に応力が集中し、フィン1111とV形凹部1112とを接合させたときに、フィン1111が断裂して両者が離脱するか、或いはフィン1111をV形凹部1112内に完全に挿入させて両者間を緊密に接合することができず、隙間が形成されることによって熱抵抗が高くなる。また、フィン1111はこのとき押圧変形するので作業のやり直しができない。従って従来技術による接合構造には下記の欠点が存在する。
1.接合構造が断裂して放熱部材が離脱する。
2.緊密に接合できず、熱抵抗が高くなる。
3.変形部位に応力が集中しやすい。
4.構造強度が優れない。
5.作業のやり直しができない。
上述の従来技術における欠点に鑑み、本考案の考案者は研究および改良を重ね、ついに本考案を案出した。
EP0867937特許明細書 特開2001−326307号公報
本考案の目的は、コストを節約でき、接合構造の安定性が高く、加工が簡単な放熱器の接合構造を提供することにある。
上述の課題を解決するために、本考案は放熱器の接合構造を提供するものであり、放熱器は複数のモジュール化された放熱ユニットを相互に接合して構成される。放熱ユニットの一平面上には少なくとも一つの斜度を有する突出部が設けられ、突出部の少なくとも一斜辺上には凹部が設けられる。突出部背面の平面には突出部に対応した凹溝が設けられ、凹溝両側辺は突出部と同一の斜度を有し、凹溝の少なくとも一斜辺上には凸部が設けられる。放熱ユニットの突出部を他の放熱ユニットの凹溝内に嵌入して接合し、凸部を凹部に掛合することによって放熱ユニットを連続して接合することができる。
本考案は下記の長所を有する。
1.構造が簡単で加工しやすい。
2.接合後、放熱ユニット同士を緊密に貼合させることができる。
3.迅速に接合できる。
4.緻密な構造で高強度である。
5.コストが安く、生産効率が高い。
本考案の目的、特徴および効果を示す実施例を図に沿って詳細に説明する。
本考案は放熱器の接合構造を提供するものであり、図面に本考案の好適な実施例を示す。図3、4、5に示すように、本考案の放熱器2は複数のモジュール化された放熱ユニット2aを相互に接合して構成される。放熱ユニット2aは長手形状を呈し、その一平面21上には少なくとも一つの斜度を有する突出部211が上方に延伸して設けられ、突出部211の少なくとも一斜辺211a上には凹部2111が設けられる。突出部211背面の平面22には突出部211に対応した凹溝221が設けられ、凹溝221両側辺は突出部211と同一の斜度を有する二つの斜辺221aを有し、凹溝221の少なくとも一斜辺221a上には突出部211の凹部2111に対応した凸部2211が設けられる。放熱ユニット2aの突出部211を他の放熱ユニット2aの凹溝221内に接合し、凸部2211を凹部2111に掛合することによって放熱ユニット2aを連続して接合することができる。放熱ユニット2a上に設置された突出部211、凹溝221、突出部211上の凹部2111および凹溝221上の凸部2211によって、放熱ユニット2a間を迅速且つ安定して接合することができ、従来技術における接合時の欠点を改善することができる。
特開図6、7、8に示すように、凸部2211を突出部211の少なくとも一側の斜辺211a上に設け、凹部2111を凹溝221の少なくとも一側の斜辺221a上に設けて、両者を接合するとき上述の構造と同一の安定した掛合効果を達成することができる。
図9、10は、本考案の他の実施例による放熱ユニットを示す断面図である。図に示すように、放熱ユニット2aの突出部211の両側の斜辺211a上に凸部2211または凹部2111を設置し、凹溝221の両側の斜辺221a上に凸部2211または凹部2111を任意に組み合わせ、更に安定的な接合を達成することができる。
図11は本考案の他の実施例による放熱器を示す斜視図である。図から分かるように、放熱ユニット2aの突出部211の他側に突出板212が設けられ、突出板212背面の平面には突出板212に対応した凹溝222が設けられ、放熱ユニット2aと他の放熱ユニット2aとを接合するとき、突出板212を他の放熱ユニット2aの凹溝222に嵌入することによって位置規制が行われる。
以上の説明は本考案の好適な実施例を示すものであり、本考案を制限するものではなく、本考案の主旨を逸脱しない範囲における構造形態または設置形態の変更および各種変更および修飾は全て実用新案登録請求の範囲に含まれる。
以上のように、本考案の放熱器の接合構造を使用するとき、その効果および目的を確実に達成することができる。
従来技術による放熱器の接合構造を示す分解斜視図である。 従来技術による放熱器の接合構造を示す斜視図である。 本考案の一実施例による放熱器の接合構造を示す分解斜視図である。 本考案の一実施例による放熱器の接合構造を示す斜視図である。 本考案の一実施例による放熱器の接合構造を示す拡大図である。 本考案の一実施例による放熱器の接合構造を示す分解斜視図である。 本考案の一実施例による放熱器の接合構造を示す斜視図である。 本考案の一実施例による放熱器の接合構造を示す拡大図である。 本考案の他の実施例による放熱器の接合構造を示す断面図である。 本考案の他の実施例による放熱器の接合構造を示す断面図である。 本考案の他の実施例による放熱器の接合構造を示す斜視図である。
符号の説明
2 放熱器
2a 放熱ユニット
21 平面
211 突出部
211a 斜辺
2111 凹部
22 平面
221 凹溝
221a 斜辺
2211 凸部
212 突出板
222 凹溝

Claims (3)

  1. 複数の放熱ユニットを重畳して相互に接合されて構成される放熱器であって、
    前記放熱ユニットの平面上には少なくとも一つの突出部が設けられ、前記突出部の両側の斜辺の少なくとも一斜辺上には凹部が設けられ、
    前記突出部の反対側の平面上には突出部に対応する位置に凹溝が設けられ、前記凹溝両側辺は前記突出部と同一の斜度を有し、前記凹溝の少なくとも一斜辺上には凸部が設けられ、
    前記放熱ユニットの突出部が他の放熱ユニットの凹溝内に嵌入して接合され、前記凸部が凹部に掛合されることを特徴とする放熱器の接合構造。
  2. 前記突出部の両斜辺上には、凹部または凸部のいずれか、または組合わされて設けられることを特徴とする請求項1記載の放熱器の接合構造。
  3. 前記凹溝の両斜辺上には、凸部または凹部のいずれか、または組合わされて設けられることを特徴とする請求項1記載の放熱器の接合構造。
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