JP3141219B2 - 立体感の有る模様付シートとその製造方法 - Google Patents

立体感の有る模様付シートとその製造方法

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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、床材、壁材その他の
化粧材等に使用する立体感の有る不規則光沢模様を現出
したシートとその製造方法に関し、特にその光沢が、眺
める位置や角度によって変化する、立体的模様を現出し
たプラスチックシートを提供するものである。
【0002】
【従来の技術】真珠光沢や反射性光沢を有する材料は古
くから知られており、又此れを応用して立体感を持たせ
る材料としては、例えば特公平3-67863 号、特公平3-69
582 号、特公平3-189317号公報などに示される様なもの
がある。このうち特公平3-67863 号公報に示されるもの
は、反射性微粒子材を使用して波状(又は縮れ)の外観
を示すチップからなる化粧材に関するものであり、粒子
を滑らかに配列する為に使用するチップの厚さは最大範
囲で0.025〜0.5mmのものを用い、塩化ビニル
樹脂と可塑剤を混ぜたモルトを使用する。従って得られ
る化粧材の外観は、波状又は縮れ状が強調されたもので
ある。
【0003】次に特公平3-69582 号公報に示されるもの
は、合成樹脂中に混入する偏平状構造の顔料が一定方向
に配列した光沢部と、配列方向が異なる光沢部との臨界
部を備えたセル模様を現出させたものである。一方特公
平3-189317号公報にて示されるものは、一定条件で加工
した微薄片状雲母と透明樹脂を混合して加熱・加圧する
ことにより意匠性シートを作る方法に関するものであ
り、均一に分散した顔料が一定方向に配向させること
で、反射光及び透過光各々の色彩が補色関係をもちその
効果を発揮させるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これら従来
の方法では得られなかった模様即ち、使用する偏平構造
の顔料を配向させたフィルムのチップを使用して、熱可
塑性合成樹脂製のシート中に偏平板状構造の顔料を混入
したシートに於いて、その模様が連続した多数の不定形
セル模様であって、該セルの内側には、各セル毎に独立
した縞状模様を有することを特長とする、立体感の有る
模様付シートを提供するもので、その意匠効果として
は、見る角度や位置によってそれぞれ異なる立体的な光
沢模様を感じられる丈で無く、場合によっては一部のセ
ル中の縞模様が恰も無いかの如く見え方が変化する独特
の意匠効果を有する様にしたものであり、新規な化粧材
及びその製造方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1乃至図5に示す如
く、パール顔料等の偏平構造を有する顔料(1)を熱可
塑性合成樹脂と混ぜ合わせてカレンダー法等により顔料
が一定方向に配列させたフィルム或いはシート(2)を
つくる。該フィルム或いはシート(2)の厚みは0.1
mm〜3mmとし、該フィルム或いはシート(2)を複
数枚重ね合わせて貼り合わせて0.3〜15mmの厚さ
のシート(3)状にした後、スライスその他の方法にて
厚さを0.3〜3mmとなる様なチップ(4)を作る。
得られたチップ(4)を重なり合わないようにし、積層
状態が露出した各チップの断面が上向きになるようにプ
レス機(5)上に蒔き、加熱、プレスしながらプラスチ
ックシート(6)とすることにより、蒔かれた各チップ
(4)の重なりあって繋がる部分が一つ一つのセル模様
を形成し、又各チップの中の積層断面が各セル中の縞状
模様に変化して、得られる模様は各チップの重なりあっ
て繋がる接合部分が強調された立体的で新規な光沢流れ
模様を現出する。
【0006】ここで用いられる熱可塑性樹脂は、カレン
ダーロールやTダイ押し出し機等でシート加工が可能な
材料であればどんなものでも用いることが出来、例えば
ポリ塩化ビニル樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂などが
挙げられる。これらの樹脂に、二酸化チタンを薄膜状に
コーティングした鱗片状雲母からなるパール顔料を、そ
の鱗片状構造が破壊されないよう0.5〜5重量部分散
させてシート化し、積層しスライスすることで所望のチ
ップが得られる。
【0007】
【作用】本来パール顔料等の偏平板状顔料は、図7Aに
示す如く板状の平面に当たる光は反射するが、図7Bに
示すように顔料の断面方向から入射する光は顔料を透過
して突き抜けて進行する。従って本発明によって得られ
るシート(6)中の偏平板状顔料(1)は、図6にその
断面を模式的に示したような顔料配列になっているの
で、入射光(7)はその顔料配列の状態によって反射光
(8)となったり透過光(9)となったりし、反射光
(8)もその向きは顔料配列状態に影響されて、連続的
に変化している為、非常に複雑で立体感のある各々独立
した光沢縞状模様を内側に有するセル模様を現出する。
従ってこの立体感のある光沢模様は、該シートを見る位
置や角度によって微妙にしかも多様に変化する、新規な
セル模様の意匠シートが得られることになる。
【0007】ここで、横方向に配列したパール顔料を縦
方向に配列させるには、シボ付けロールで押さえ込むな
どの方法が用いられるが、この方法では平らなシートが
得られ難く、その模様も連続的に変化させることが難し
い。これに対して縦方向に配列させたパール顔料は、上
下方向のプレスによって簡単に連続模様に変化し、平ら
なシートとなるが、驚くべきことにはこの時得られる連
続模様は平らなシートであるにもかかわらず、立体感に
とんだ外観が得られるものである。その変化の度合い
は、シート(2)の厚みや重ね合わせる枚数や、チップ
の大きさ、チップの蒔き具合などによって、意図的にそ
の得られる光沢状態を変化させることができる。
【0008】
【実施例】
ポリ塩化ビニル樹脂(重合度=1050) 100重量部 D.O.P 30 〃 Ba・Zn系安定剤 3 〃 エポキシ化大豆油 3 〃 パール顔料 3 〃 滑剤 0.2〃 以上の配合のコンパウンドをヘンシェルミキサーにて、
パール顔料が破壊されないように混練した。次いで10
0°Cに加熱したミキシングロールにて練り込んで1.
5mmの厚さのシートを得た。このシートを5枚重ね合
わせて160°C20Kg/cm2 の圧力で10分間プ
レスして、厚さ7mmの積層シートを得た。この積層シ
ートをペレタイザーにより、縦2mm×横7mm×厚さ
7mmにカットして角チップを得た。次に該チップをプ
レス板上に、得られるシート全体の面積の1/3〜1/
4程度になる様に散布し、160°C・50Kg/cm
2 の条件で5分間プレスして後冷却し、厚み0.5mm
のシートを得た。このシートは、縞状模様を内部に有す
る独立セルの連続模様を現出しており、立体的で変化に
富んだ良好な外観を呈するシートであった。
【0009】
【発明の効果】本発明によって得られるシートは、見る
方向や角度によって光沢部分に変化が生じ、平滑な平面
を有しているにもかかわらず、立体的な縞状模様を内部
に有する独立セルの連続模様を現出しており、立体的で
変化に富んだ良好な外観を呈するシートである。従って
本発明の意匠シートを用いれば、床材や壁紙などのイン
テリア用品は勿論、カード、ラベル、ケース等にも応用
でき、優れた意匠効果のあるシートを提供できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】偏平構造を有する顔料(1)を一定方向に配列
させた合成樹脂シート(2)を模式的に示す断面図。
【図2】合成樹脂シート(2)を複数枚重ね合わせて貼
り合わせたシート(3)を模式的に示す断面図。
【図3】合成樹脂シート(2)をスライスその他の方法
によって得たチップ(4)を模式的に示す斜視図。
【図4】チップ(4)をプレス機(5)に蒔いた状態を
模式的に示す断面図。
【図5】本発明の模様付きシートの一例を示す斜視図
【図6】チップ(4)をプレス機(5)に蒔いて後、加
熱プレスして得られたシート(6)の内部の偏平構造を
有する顔料(1)が徐々にその配列が変化した状態を模
式的に示す断面図。
【図7】偏平構造を有する顔料(1)に入射する光の反
射又は透過する状態を模式的に示す断面図。
【符号の説明】
(1) 偏平構造を有する顔料 (2) 偏平構造を有する顔料(1)を一定方向に配列
させた合成樹脂シート (3) 合成樹脂シート(2)を複数枚重ね合わせて貼
り合わせたシート (4) チップ (5) プレス機 (6) 本願発明のシート (7) 入射光 (8) 反射光 (9) 透過光
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29L 7:00 31:58 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06N 7/00 - 7/04 B29C 43/02 B44C 3/02 B32B 33/00 B29L 7:00 B29L 31:58

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性合成樹脂製のシート中に偏平板状
    構造の顔料を混入したシートに於いて、その模様が連続
    した多数の不定形セル模様であって、該セルの内側に
    は、各セル毎に独立した縞状模様を有することを特長と
    する、立体感の有る模様付シート。
  2. 【請求項2】熱可塑性合成樹脂中に偏平板状構造の顔料
    を混入して該偏平板状構造の顔料が一定方向に配列する
    ようにしたフィルムを作り、複数枚重ね合わせて貼り合
    わせるなどした一定以上の厚みを有するシートとした材
    料を、切断などによりチップ状として、このチップを積
    層断面が上向きとなるように配置して後、加熱・加圧す
    ることにより得られる、熱可塑性合成樹脂製のシート中
    に偏平板状構造の顔料を混入したシートであって、その
    模様が連続した多数の不定形セル模様を形成し、該セル
    の内側は各セル毎に独立した縞状模様を有する、立体感
    の有る模様付シートを製造する方法。
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