JP3140931B2 - 昇圧電源発生回路 - Google Patents

昇圧電源発生回路

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JP3140931B2
JP3140931B2 JP07008419A JP841995A JP3140931B2 JP 3140931 B2 JP3140931 B2 JP 3140931B2 JP 07008419 A JP07008419 A JP 07008419A JP 841995 A JP841995 A JP 841995A JP 3140931 B2 JP3140931 B2 JP 3140931B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置等におい
て、所定の昇圧電位を生成する昇圧電源発生回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の昇圧電源発生回路は、複数段の充
電用キャパシタと、それらキャパシタにそれぞれ接続さ
れ、前段のキャパシタの一方の電極の電位をゲート入力
してオン,オフ動作する複数のNMOSトランジスタ
(以下単に「NMOS」という。)で構成されている。
NMOSがオン状態となることにより、次段のキャパシ
タに電荷が転送される。各段のキャパシタの他方の電極
には2系統のパルスが与えられ、キャパシタが充電され
る。電荷が次段のキャパシタに転送される毎に、昇圧電
位が生成され、最終段のキャパシタに接続されたNMO
Sから、所望の昇圧電位Vppが出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
昇圧電源発生回路おいては、次の(1)及び(2)のよ
うな課題があった。 (1) 各充電用キャパシタに蓄えられた電荷が順次伝
達され、最終段の充電用キャパシタから最終の昇圧電位
Vppが出力されるので、その昇圧電位Vppを出力し
ている間には、最終段の充電用キャパシタに充電を行う
ことができない。そのため、最終段のキャパシタに供給
される電荷が不足し、接続される負荷の電荷消費量によ
っては、出力電位の低下が激しく、所望の電位が得られ
ないケースがあった。 (2) 図2はNMOSの断面を示す図である。図2の
NMOSは、従来の昇圧電源発生回路の最終段のNMO
Sであり、P型基板1にNウエル2が形成されている。
P型基板1中に、NMOSのドレイン3とソース4とバ
ックゲート用アクティブ領域6とが形成され、ドレイン
3とソース4の間にゲート5が形成される。最終段の充
電用キャパシタC1がソース4及びゲート5に接続さ
れ、ゲート5に与えられた電位でNMOSがオン状態と
なって、ドレイン3から昇圧電位Vppが出力される構
成である。ところが、基板1とNウエル2とNMOSの
ソース4の間には、図2のような寄生トランジスタ7が
存在する。充電用キャパシタC1から与えられる電位が
低く、寄生トランジスタ7のベース・エミッタ間電圧
が、ビルトインポテンシャルよりも大きくなると、寄生
トランジスタ7がオン状態となる。そのため、Nウエル
2からソース4に電流が抜けて、昇圧の効率が悪くな
る。また、最悪のケースにはラッチアップに至り、発熱
で昇圧電源発生回路が破壊されることもある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、昇圧電源発生回路において、出力ノード
と、電源電位よりも高い昇圧電位が現れる昇圧ノード
と、前記電源電位及び前記電源電位よりも高い電位を有
する第1の制御信号を受信する第1の制御電極を有し、
前記出力ノードと前記昇圧ノードとの間に接続されたP
MOSトランジスタ(以下単に「PMOS」という。)
であって、前記第1の制御信号の電位と前記出力ノード
の電位とに応答して前記昇圧ノードに現れる昇圧電位を
前記出力ノードに転送するPMOSと、前記電源電位及
び前記電源電位よりも高い電位を有する第2の制御信号
であって前記第1の制御信号に対して逆相の第2の制御
信号を受信する第2の制御電極を有し、前記PMOSに
並列に接続され、前記第2の制御信号の電位と前記出力
ノードの電位とに応答して前記昇圧ノードに現れる昇圧
電位を前記出力ノードに転送するNMOSと、前記第1
の昇圧ノードに前記昇圧電位を供給する昇圧電位供給回
路とを有している。
【0005】
【作用】本発明によれば、昇圧電位供給回路により、電
源電位よりも高い昇圧電位が昇圧ノードに供給される。
第1の制御信号の電位と出力ノードの電位とに応答し
MOSにより、昇圧ノード上の昇圧電位が出力ノード
に転送される。さらに、第1の制御信号に対して逆相の
第2の制御信号の電位と出力ノードの電位とに応答し
MOSにより、昇圧ノード上の昇圧電位が出力ノード
に転送される。
【0006】
【実施例】実施例 図1は、本発明の実施例を示す昇圧電源発生回路の回路
図である。この昇圧電源発生回路は、信号発生回路10
とチャージポンプ回路20とで構成されている。信号発
生回路10は、互いに相補的な第1,第2のパルスφ
1,φ2と、互いに相補的な第3,第4のパルスφ3,
φ4と、互いに相補的な第5,第6のパルスφ5,φ6
と、互いに相補的な第7,第8のパルスφ7,φ8と
を、発生する機能を有している。チャージポンプ回路2
0はパルスφ1〜φ8を受け、所定の昇圧電位(例え
ば、昇圧電圧)Vppを出力ノード(例えば、出力用ノ
ード)Nout から出力するものである。チャージポンプ
回路20には、パルスφ1を受けて昇圧ノード(例え
ば、第1のノード)N1を昇圧する第1の昇圧手段のキ
ャパシタ21と、パルスφ2を受けて昇圧ノード(例え
ば、第2のノード)N2を昇圧する第2の昇圧手段のキ
ャパシタ22と、パルスφ3を受けて第3のノードN3
を昇圧する第3の昇圧手段のキャパシタ23と、パルス
φ4を受けて第4のノードN4を昇圧する第4の昇圧手
段のキャパシタ24と、パルスφ5を受けて第5のノー
ドN5を昇圧する第5の昇圧手段のキャパシタ25と、
パルスφ6を受けて第6のノードN6を昇圧する第6の
昇圧手段のキャパシタ26と、パルスφ7を受けて第7
のノードN7を昇圧する第7の昇圧手段のキャパシタ2
7と、パルスφ8を受けて第8のノードN8を昇圧する
第8の昇圧手段のキャパシタ28とが、設けられてい
る。
【0007】また、このチャージポンプ回路20には、
ノードN3の電位に制御されてノードN2をプリチャー
ジする第1のプリチャージ回路のNMOS32と、ノー
ドN4の電位に制御されてノードN1をプリチャージす
る第2のプリチャージ回路のNMOS31と、電源電位
VCC、及びノードN3の電位に制御されてノードN4
をプリチャージする第3のプリチャージ回路のNMOS
34,38と、電源電位VCC、及びノードN4の電位
に制御されてノードN3をプリチャージする第4のプリ
チャージ回路のNMOS33,37と、ノードN3の電
位に制御されてノードN5(このノードN5上の信号が
第1の制御信号)をプリチャージする第5のプリチャー
ジ回路のNMOS35と、ノードN4の電位に制御され
てノードN6(このノードN6上の信号が第3の制御信
号)をプリチャージする第6のプリチャージ回路のNM
OS36と、ノードN4の電位により制御されてノード
N7(このノードN7上の信号が第2の制御信号)をプ
リチャージする第7のプリチャージ回路のNMOS39
と、ノードN3の電位により制御されてノードN8(こ
のノードN8上の信号が第4の制御信号)をプリチャー
ジする第8のプリチャージ回路のNMOS40とが、設
けられている。さらに、各ノードN1,N2の昇圧電位
をノードNout にそれぞれ出力する第1,第2の出力回
のPMOS41、NMOS42と、第3,第4の出力
回路であるPMOS43、NMOS44とが、設けられ
ている。
【0008】このようなチャージポンプ回路20の各素
子は、次のような接続関係になっている。即ち、キャパ
シタ21の一方の電極には、信号発生回路10からパル
スφ1が入力され、他方の電極がノードN1に接続され
ている。これらの信号発生回路10内のパルスφ1発生
部及びキャパシタ21により、昇圧電位供給回路が構成
されている。キャパシタ22の一方の電極には、信号発
生回路10からパルスφ2が入力され、他方の電極はノ
ードN2に接続されている。これらの信号発生回路10
内のパルスφ1,φ2発生部及びキャパシタ21,22
により、他の昇圧電位供給回路が構成されている。キャ
パシタ23の一方の電極には、信号発生回路10からパ
ルスφ3が入力され、他方の電極がノードN3に接続さ
れている。キャパシタ24の一方の電極には、信号発生
回路10からパルスφ4が入力され、他方の電極がノー
ドN4に接続されている。キャパシタ25の一方の電極
には、信号発生回路10からパルスφ5が入力され、他
方の電極はノードN5に接続されている。キャパシタ2
6の一方の電極には、信号発生回路10からパルスφ6
が入力され、他方の電極がノードN6に接続されてい
る。キャパシタ27の一方の電極には、信号発生回路1
0からパルスφ7が入力され、他方の電極はノードN7
に接続されている。キャパシタ28の一方の電極には、
信号発生回路10からパルスφ8が入力され、他方の電
極がノードN8に接続されている。
【0009】ノードN1には、各NMOS31,42の
ソースとPMOS41のドレインとがそれぞれ接続さ
れ、ノードN2には、NMOS32,44のソースとP
MOS43のドレインとが接続されている。ノードN3
には、NMOS33,37のソースと、NMOS35の
ゲートとが接続され、ノードN4には、NMOS34,
38のソースと、NMOS36のゲートとが接続されて
いる。ノードN5には、NMOS35のソースと、PM
OS41の第1の制御電極であるゲートとが接続され、
ノードN6には、NMOS36のソースと、PMOS4
3の第3の制御電極であるゲートとが接続されている。
ノードN7には、NMOS39のソースと、NMOS4
2の第2の制御電極であるゲートとが接続され、ノード
N8には、NMOS40のソースと、NMOS44の第
4の制御電極であるゲートとが接続されている。各NM
OS31,32,33,34,35,36,37,3
8,39,40のドレインは、電源電位VCCに接続さ
れ、そのうちのNMOS33及びNMOS34のゲート
が、それぞれ電源電位VCCに接続されている。PMO
S41,43のソース、及びNMOS42,44のドレ
インは、ノードNout に接続されている。
【0010】図3は、図1の昇圧電源発生回路の動作波
形を示す図であり、この図3を参照しつつ昇圧電源発生
回路の動作を説明する。図3には、各パルスφ1〜φ8
の電位及び各ノードN1〜N8における各電位レベルが
それぞれ示されている。図3中のt1〜t5は時刻を表
し、VCCは電源電位を表し、VSSは接地電位を表し
ている。Vppは図示しない負荷回路に与えられる昇圧
電位を示している。図1の昇圧電源発生回路において、
各NMOS31〜40及びNMOS42,44の閾値電
位差をVtn、PMOS41,43の閾値電位差をVt
pとしたとき、時刻t1において、パルスφ1の電位は
VSS、パルスφ2の電位はVCC、パルスφ3の電位
はVSS、パルスφ4の電位はVCC、パルスφ5の電
位はVCC、パルスφ6の電位はVSS、及びパルスφ
7の電位はVSS、パルスφ8の電位はVCCである。
そして、ノードN1の電位はVCC、ノードN2の電位
はVpp、ノードN3の電位はVCC、ノードN4の電
位は2VCC、ノードN5の電位は2VCC、ノードN
6の電位はVCC、ノードN7の電位はVCC、ノード
N8の電位は2VCC、ノードNout の電位はVpp
に、それぞれなっている。
【0011】時刻t2に、パルスφ4の電位がVCCか
らVSSに遷移すると、キャパシタ24がノードN4の
電位をVCCの電位にする。このとき、ノードN4の電
位がVCC+Vtn以下になると、NMOS31,3
6,37,39がオフし、ノードN1,N3,N6及び
ノードN7が、電源VCCから切り離される。時刻t3
にパルスφ6の電位がVSSからVCCに、パルスφ8
の電位がVCCからVSSに、それぞれ遷移する。よっ
て、キャパシタ26がノードN6の電位を2VCCに
し、キャパシタ28がノードN8の電位をVCCにす
る。このとき、ノードN6の電位がVpp−Vtp以上
になるとPMOS43がオフし、ノードN2とノードN
out が切り離される。一方、ノードN8の電位がVpp
+Vtn以下になるとNMOS44がオフし、ノードN
2とノードNout が切り離される。また、パルスφ1の
電位がVSSからVCCに遷移すると、キャパシタ21
がノードN1を2VCCにする。
【0012】時刻t4で、パルスφ5の電位がVCCか
らVSSに、パルスφ7の電位がVSSからVCCにそ
れぞれ遷移すると、キャパシタ25がノードN5の電位
をVCC、キャパシタ27がノードN7の電位を2VC
Cに充電する。このとき、ノードN5の電位が2VCC
−Vtp以下になると、PMOS41がオンし、ノード
N1つまりキャパシタ21に蓄えられた電荷を用いてノ
ードNout を昇圧する。同時に、ノードN1は電荷を放
出するので、このノードN1の電位がノードNout と同
電位となる。また、ノードNout の電位が2VCC−V
tn以下のとき、ノードN7の電位が2VCCになる
と、NMOS42がオンし、ノードN1及びキャパシタ
21に蓄積された電荷によって、ノードNout を昇圧す
る。次に、パルスφ3の電位がVSSからVCCに遷移
すると、キャパシタ23がノードN3の電位を2VCC
に充電する。このとき、ノードN3の電位がVCC+V
tn以上になるとNMOS32がオンし、ノードN2の
電位がVCCとなるまで電荷が放電される。時刻t5に
おいて、パルスφ2の電位がVCCからVSSに遷移す
と、キャパシタ22がノードN2を放電させようとする
が、NMOS32が、オンしているためにVCCに充電
されたままである。以後、このチャージポンプ回路20
は、パルスφ1,φ3,φ5,φ7と、それらのパルス
と相補的なパルスφ2,φ4,φ6,φ8を受けて、t
1からt5間の動作を交互に繰り返すことにより、ノー
ドNout に所望の昇圧電位Vppを発生する。
【0013】以上のように、この実施例の昇圧電源発生
回路によれば、次の(1),(2)のような利点を有し
ている。 (1) ノードNout に放電して該ノードNout を昇圧
する手段が、キャパシタ21,22の2個であり、パル
スφ1〜φ8の供給タイミングを適切に行うことによ
り、ノードNout に対する十分な電荷供給が可能とな
り、所望の昇圧電位得ることができる。 (2) 昇圧電位を出力用ノードNout に伝達する出力
回路は、PMOS41とこれに並列のNMOS42と、
PMOS43とこれに並列NMOS44でそれぞれ構成
している。そのため、昇圧電位VppをVCC+Vtp
程度のレベルに制御しようとする場合でも、安定した昇
圧電位を得ることができる。昇圧電位VppをVCC+
Vtp程度のレベルに制御しようとする場合において、
接続される負荷の電荷消費によって、ノードNout の電
位がVCC+Vtpまで下がり、オン状態であった例え
ばPMOS41がオフする。しかし、本実施例では、こ
のとき、NMOS42がオン状態となっているので、キ
ャパシタ21の電荷をノードNout に供給することがで
きる。即ち、VCC+Vtp程度のレベルの昇圧電位を
安定して負荷に与えることができる。
【0014】参考 図4は、本発明の第1の参考例を示す昇圧電源発生回路
の回路図である。この昇圧電源発生回路は、信号発生回
路50とチャージポンプ回路60とで構成されている。
信号発生回路50は、互いに相補的な第1,第2のパル
スφ11,φ12と、互いに相補的な第3,第4のパル
スφ13,φ14と、互いに相補的な第5,第6のパル
スφ15,φ16とを、発生する機能を有している。チ
ャージポンプ回路60はパルスφ11〜φ16を受け、
所定の昇圧電圧Vppを出力用ノードNout から出力す
るものである。チャージポンプ回路60には、パルスφ
11を受けて第1のノードN11を昇圧するキャパシタ
61と、パルスφ12を受けて第2のノードN12を昇
圧するキャパシタ62と、パルスφ13を受けて第3の
ノードN13を昇圧するキャパシタ63と、パルスφ1
4を受けて第4のノードN14を昇圧するキャパシタ6
4と、パルスφ15を受けて第5のノードN15を昇圧
するキャパシタ65と、パルスφ16を受けて第6のノ
ードN16を昇圧するキャパシタ66とが、設けられて
いる。また、このチャージポンプ回路60には、ノード
N13の電位に制御されてノードN12をプリチャージ
するNMOS72と、ノードN14の電位に制御されて
ノードN11をプリチャージするNMOS71と、電源
電位VCC、及びノードN13の電位に制御されてノー
ドN14をプリチャージするNMOS74,78と、電
源電位VCC、及びノードN14の電位に制御されてノ
ードN13をプリチャージするNMOS73,77と、
ノードN13の電位に制御されてノードN15をプリチ
ャージするNMOS75と、ノードN14の電位に制御
されてノードN16をプリチャージするNMOS76と
が、設けられている。さらに、各ノードN11,N12
の昇圧電位をノードN17,N18及び抵抗79,80
を介してそれぞれ出力するPMOS81,82とが、設
けられている。
【0015】このようなチャージポンプ回路60の各素
子は、次のような接続関係になっている。即ち、キャパ
シタ61の一方の電極には、信号発生回路50からパル
スφ11が入力され、他方の電極がノードN11に接続
されている。キャパシタ62の一方の電極には、信号発
生回路50からパルスφ12が入力され、他方の電極は
ノードN12に接続されている。キャパシタ63の一方
の電極には、信号発生回路50からパルスφ13が入力
され、他方の電極がノードN13に接続されている。キ
ャパシタ64の一方の電極には、信号発生回路50から
パルスφ14が入力され、他方の電極がノードN14に
接続されている。キャパシタ65の一方の電極には、信
号発生回路50からパルスφ15が入力され、他方の電
極はノードN15に接続されている。キャパシタ66の
一方の電極には、信号発生回路50からパルスφ16が
入力され、他方の電極がノードN16に接続されてい
る。ノードN11には、NMOS71のソースとPMO
S81のドレインとがそれぞれ接続され、ノードN12
には、NMOS72のソースとPMOS82のドレイン
とが接続されている。ノードN13には、NMOS7
3,77のソースと、NMOS75のゲートとが接続さ
れ、ノードN14には、NMOS74,78のソース
と、NMOS76のゲートとが接続されている。ノード
N15には、NMOS75のソースと、PMOS81の
ゲートとが接続され、ノードN16には、NMOS76
のソースと、PMOS82のゲートとが接続されてい
る。各NMOS71〜78のドレインは、電源電位VC
Cに接続され、そのうちのNMOS73及びNMOS7
4のゲートが、それぞれ電源電位VCCに接続されてい
る。各PMOS81,82のソースがノードN17,1
8にそれぞれ接続され、ノードN17,18には抵抗7
9,80の一端がそれぞれ接続されている。各抵抗7
9,80の他端がノードNout にそれぞれ接続されてい
る。
【0016】図5は、図4中のPMOS81の物理的断
面を示す図である。P型基板1にNウエル2が形成さ
れ、そのNウエル2にPMOS81のドレイン81−
1、ソース81−2、バックゲート用アクティブ領域8
1−3が、形成されている。ドレイン81−1とソース
81−2の間に、該PMOS81のゲート81−4が形
成され、P型基板1は、負の電位VBBにバイアスさて
いる。このように構成されたPMOS81には、図5に
示された寄生バイポーラトランジスタQ1が存在する。
トランジスタQ1のベースはNウエル2に形成され、P
MOS81のドレイン81−1がトランジスタQ1のエ
ミッタとなる。トランジスタQ1のコレクタがP型基板
1中に構成される。図6は、図4の昇圧電源発生回路の
動作波形を示す図であり、この図6を参照しつつ、この
昇圧電源発生回路における昇圧動作を説明する。図6に
は、各パルスφ11〜φ16の電位及び各ノードN11
〜Nout における電位レベルがそれぞれ示されている。
図6中のt1〜t5は時刻を表し、VCCは電源電位を
表し、VSSは接地電位を表している。
【0017】図4の昇圧電源発生回路において、各NM
OS71〜78の閾値電位差をVtn、PMOS81,
82の閾値電位差をVtpとする。時刻t1において、
パルスφ11の電位はVSS、パルスφ12の電位はV
CC、パルスφ13の電位はVSS、パルスφ14の電
位はVCC、パルスφ15の電位はVCC、パルスφ1
6の電位はVSS、ノードN11の電位はVCC、ノー
ドN12の電位はVpp、ノードN13の電位はVC
C、ノードN14の電位は2VCC、ノードN15の電
位は2VCC、ノードN16の電位はVCC、ノードN
out の電位はVppになっている。時刻t2に、パルス
φ14の電位がVCCからVSSに遷移すると、キャパ
シタ64がノードN14の電位をVCCの電位にする。
このとき、ノードN14の電位がVCC+Vtn以下に
なると、NMOS71,76及びNMOS77がオフ
し、ノードN11,N13及びノードN16が、電源V
CCから切り離される。時刻t3でパルスφ16の電位
がVSSからVCCに遷移すると、キャパシタ66がノ
ードN16の電位を2VCCにする。このとき、N16
の電位がVCC−Vtp以上になると、NMOS82が
オフし、ノードN12がノードNout から切り離され
る。また、パルスφ11の電位がVSSからVCCに遷
移すると、キャパシタ61がノードN11を2VCCに
する。
【0018】時刻t4にパルスφ15の電位がVSSか
らVCCに遷移すると、キャパシタ65がノードN15
の電位をVCCにする。このとき、ノードN15の電位
が2VCC−Vtp以下になると、PMOS81がオン
し、ノードN11に蓄えられていた電荷を用いてノード
Nout を充電する。同時に、ノードN11の電位は、電
荷を放出することによってノードNout と同電位とな
る。また、パルスφ13の電位がVSSからVCCに遷
移すると、キャパシタ63がノードN13の電位を2V
CCにする。このとき、ノードN13の電位がVCC+
Vtn以上になると、NMOS72がオンして、ノード
N12はVCCの電位まで放電する。時刻t5にパルス
φ12の電位がVCCからVSSに遷移すると、キャパ
シタ62がノードN12を放電させようとするが、NM
OS72が、オンしているためにVCCに充電されたま
まである。以後、このチャージポンプ回路60は、パル
スφ11,φ13,φ15と、それらのパルスと相補的
なパルスφ12,φ14,φ16を受けて、t1からt
5間の動作を交互に繰り返すことにより、ノードNout
にVppの昇圧電位を発生する。
【0019】図7は、図4におけるPMOSの動作波形
を示す図である。図7に示されるように、この昇圧電源
発生回路では、ノードNout の電位をVCC+Vtp程
度のレベルに制御する場合、例えばノードN11の電位
が2VCCに昇圧されたとき、ノードN11とノードN
out の電位差が、図5におけるトランジスタQ1のビル
トインポテンシャルVbpよりも、大きくなる。しかし
ながら、抵抗79がノードN17とノードNout の間に
接続されているので、トランジスタQ1のベース・エミ
ッタ間の電位差は、そのトランジスタQ1のビルトイン
ポテンシャルVbpよりも小さくなる。即ち、トランジ
スタQ1がオン状態とならず、PMOS81のドレイン
からP型基板1へ電流が抜けることはない。PMOS8
2側についても同様であり、PMOS82のドレインか
らP型基板1への電流抜けがない。
【0020】以上のように、この第1の参考例の昇圧電
源発生回路によれば、次の(1)〜(3)のような利点
を有している。 (1) ノードNout に放電して該ノードNout を昇圧
する手段が、キャパシタ61,62の2個であり、パル
スφ11〜φ16の供給タイミングを適切に行うことに
より、ノードNout に対する十分な電荷供給が可能とな
、実施例と同様に、所望の昇圧電位を得る事ができ
る。 (2) 出力用ノードNout に対して、キャパシタ6
1,62の昇圧電位を出力するPMOS81,82と、
ノードNout の間に抵抗79,80を設けているので、
ノードNout の電位がVCC+Vtp程度であっても、
寄生トランジスタがオンせず、昇圧の効率を改善でき
る。また、寄生トランジスタがオンしないので、ラッチ
アップに至ることがない。 (3) 各PMOS81,82のNウエル2を共通にす
ることができるので、レイアウト面積を小さくすること
ができる。
【0021】参考例) 図8は、本発明の第2の参考例を示す昇圧電源発生回路
の回路図であり、図4と共通する要素には共通の符号が
付されている。この昇圧電源発生回路は、図4と同様の
信号発生回路50と、図4と異なる構成のチャージポン
プ回路90とで構成されている。チャージポンプ回路9
0は信号発生回路からのパルスφ11〜φ16を受け、
所定の昇圧電圧Vppを出力用ノードNout から出力す
るものである。チャージポンプ回路90は、図4と同様
にノードN11〜16をそれぞれ昇圧するキャパシタ6
1〜66と、各ノードN11〜16をそれぞれプリチャ
ージするNMOS71〜78と、各ノードN11,N1
2の昇圧電位をノードNout に出力するPMOS81,
82とを備え、さらに、抵抗79,80の代わりに2つ
の抵抗91,92が設けられている。抵抗91の一端に
パルスφ11が入力される構成であり、抵抗91の他端
はノードN19に接続されている。ノードN19はキャ
パシタ61の一方の電極に接続され、キャパシタ61の
他方の電極が、ノードN11に接続されている。抵抗9
2の一端にパルスφ12が入力される構成であり、抵抗
92の他端はノードN20に接続されている。ノードN
20はキャパシタ62の一方の電極に接続され、キャパ
シタ62の他方の電極が、ノードN12に接続されてい
る。また、PMOS81のソースが直接ノードNout に
接続され、PMOS82のソースも直接、ノードNout
に接続されている。他の各素子は、図4と同じ接続関係
になっている。
【0022】図9は、図8中のPMOSの物理的断面を
示す図であり、図5と共通する要素には共通の符号が付
されている。P型基板1にNウエル2が形成され、その
Nウエル2にPMOS81のドレイン81−1、ソース
81−2、バックゲート用アクティブ領域81−3が、
形成されている。ドレイン81−1とソース81−2の
間に、該PMOS81のゲート81−4が形成され、P
型基板1は、負の電位VBBにバイアスされている。こ
のように構成されたPMOS81には、寄生バイポーラ
トランジスタQ1が存在する。トランジスタQ1のベー
スはNウエル2に形成され、PMOS81のドレイン8
1−1がトランジスタQ1のエミッタとなる。トランジ
スタQ1のコレクタがP型基板1中に構成される。図5
と異なり、キャパシタ61には、抵抗91を介したパル
スφ1が入力され、ドレイン81−1には、ノードN1
1を介したキャパシタ61の電位が入力される構成とな
っている。この昇圧電源発生回路における昇圧動作は、
第1の参考例の昇圧電源発生回路と同じである。図10
は、図8におけるPMOSの動作波形を示す図である。
図10に示されるように、この昇圧電源発生回路では、
ノードNout の電位をVCC+Vtp程度のレベルに制
御する場合、パルスφ11が抵抗91によって抑制され
てノードN19に伝えられるので、ノードN11の昇圧
レベルも抑制される。そのため、図9のトランジスタQ
1のベース・エミッタ間の電位差が、ビルトインポテン
シャルVbpより小さくなり、トランジスタQ1がオン
しない。よってP型基板1への電流抜けがなくなる。P
MOS82側についても同様であり、PMOS82のド
レインからP型基板1への電流抜けがない。
【0023】以上のように、この第2の参考例の昇圧電
源発生回路によれば、第1の参考例と同様に、次の
(1)〜(3)のような利点を有している。 (1) ノードNout に放電して該ノードNout を昇圧
する手段が、キャパシタ61,62の2個であり、パル
スφ11〜φ16の供給タイミングを適切に行うことに
より、ノードNout に対する十分な電荷供給が可能とな
、実施例と同様に、所望の昇圧電位を得ることができ
る。 (2) キャパシタ61,62の入力側に抵抗91,9
2をそれぞれ設けているので、ノードNout の電位がV
CC+Vtp程度であっても、寄生トランジスタがオン
せず、昇圧の効率を改善できる。また、寄生トランジス
タがオンしないので、ラッチアップに至ることがない。 (3) 各PMOS81,82のNウエル2を共通にす
ることができるので、レイアウト面積を小さくすること
ができる。
【0024】参考 図11は、本発明の第3の参考例を示す昇圧電源発生回
路の回路図であり、図4及び図8と共通する要素には共
通の符号が付されている。この昇圧電源発生回路は、図
4、図8と同様の信号発生回路50と、図4、図8と異
なる構成のチャージポンプ回路100とで構成されてい
る。チャージポンプ回路100は信号発生回路からのパ
ルスφ11〜φ16を受け、所定の昇圧電圧Vppを出
力用ノードNout から出力するものである。チャージポ
ンプ回路100は、図4、図8と同様に、パルスφ11
〜φ16を受けて昇圧電位を生成する昇圧するキャパシ
タ61〜66と、各ノードN11〜16をそれぞれプリ
チャージするNMOS71〜78と、各ノードN11,
N12の昇圧電位をノードNout に出力するPMOS8
1,82とを備え、さらに、抵抗79,80或いは抵抗
91,92の代わりの2つの抵抗101,102が設け
られている。キャパシタ61の出力側が、ノードN21
に接続され、そのノードN21が抵抗101の一端に接
続されている。ノードN21にNMOS71のソースが
接続され、抵抗101の他端がノードN11に接続され
ている。キャパシタ62の出力側が、ノードN22に接
続され、そのノードN22が抵抗102の一端に接続さ
れている。ノードN22にNMOS72のソースが接続
され、抵抗102の他端がノードN12に接続されてい
る。なお、PMOS81及びPMOS82のソースが直
接ノードNout にそれぞれ接続されている。他の各素子
は、図4と同じ接続関係になっている。
【0025】図12は、図11中のPMOSの物理的断
面を示す図であり、各図5、図9と共通する要素には共
通の符号が付されている。P型基板1にNウエル2が形
成され、そのNウエル2にPMOS81のドレイン81
−1、ソース81−2、バックゲート用アクティブ領域
81−3が、形成されている。ドレイン81−1とソー
ス81−2の間に、該PMOS81のゲート81−4が
形成され、P型基板1は、負の電位VBBにバイアスさ
れている。このように構成されたPMOS81には、寄
生バイポーラトランジスタQ1が存在する。トランジス
タQ1のベースはNウエル2に形成され、PMOS81
のドレイン81−1がトランジスタQ1のエミッタとな
る。トランジスタQ1のコレクタがP型基板1中に構成
される。キャパシタ61の出力側は、ノードN21を介
して抵抗101に接続され、抵抗101がノードN11
を介してドレイン81−1に接続されている。この昇圧
電源発生回路における昇圧動作は、第1の参考例の昇圧
電源発生回路と同じである。
【0026】図13は、図11におけるPMOSの動作
波形を示す図である。図13に示されるように、この昇
圧電源発生回路では、ノードNout の電位をVCC+V
tp程度のレベルに制御する場合、例えばノードN11
の電位が2VCCに昇圧されたとき、ノードNout とノ
ードN21の電位差が、図12におけるトランジスタQ
1のビルトインポテンシャルVbpよりも、大きくな
る。しかしながら、抵抗101がキャパシタ61の昇圧
した電位を低下させるため、図13のように、トランジ
スタQ1のベース・エミッタ間の電位差が、そのトラン
ジスタQ1のビルトインポテンシャルVbpよりも小さ
くなる。即ち、トランジスタQ1がオン状態とならず、
PMOS81のドレインからP型基板1へ電流が抜ける
ことはない。PMOS82側についても同様であり、P
MOS82のドレインからP型基板1への電流抜けがな
い。
【0027】以上のように、この第3の参考例の昇圧電
源発生回路によれば、第及び第参考例と同様に、
次の(1)〜(3)のような利点を有している。 (1) ノードNout に放電して該ノードNout を昇圧
する手段が、キャパシタ61,62の2個であり、パル
スφ11〜φ16の供給タイミングを適切に行うことに
より、ノードNout に対する十分な電荷供給が可能とな
、実施例と同様に、所望の昇圧電位を得る事ができ
る。 (2) 各キャパシタ61,62とPMOS81,82
の間に抵抗101,102をそれぞれ設けているので、
ノードNout の電位がVCC+Vtp程度であっても、
寄生トランジスタがオンせず、昇圧の効率を改善でき
る。また、寄生トランジスタがオンしないので、ラッチ
アップに至ることがない。 (3) 各PMOS81,82のNウエル2を共通にす
ることができるので、レイアウト面積を小さくすること
ができる。
【0028】なお、本発明は、上記実施例や参考例に限
定されず種々の変形が可能である。その変形例として
は、例えば次のようなものがある。 (i)施例では、各キャパシタ21,22で昇圧電
位を生成し、その昇圧電位を供給するタイミングが、N
MOS31〜40で制御される構成となっている。この
タイミングを制御する回路の構成は、図1に限定され
ず、他の回路構成で構成してもよい。他の回路構成の場
合でも、各キャパシタ21,22で生成した昇圧電位
を、PMOS41,43とNMOS42,44を介して
ノードNoutに供給するようにすれば、実施例と同様に
十分な電荷供給が可能となり、さらに、昇圧電位Vpp
をVCC+Vtp程度のレベルに制御しようとする場合
でも、安定した昇圧電位を得ることができる。 (ii) 第〜第参考例では、昇圧電位Vppが接
地電位VSSより高い場合を示しているが、昇圧電位V
ppが接地電位VSSよりも低い場合にも、第〜第
参考例と同様に電流が抜けない効率のよい昇圧が可能
である。この場合各PMOS81,82の代わりに、N
MOSを用いればよい。図14は、図12の変形例を示
す図であり、NMOSの断面図を示している。NMOS
はP型基板1に形成され、そのNMOSとNウエル2間
には寄生バイポーラトランジスタQ2が構成される。キ
ャパシタ61に接続されたノードN21とノードNout
間の電位差が、トランジスタQ2のビルトインポテンシ
ャルVbpよりも高くなっても、抵抗101がノードN
11の電位を上昇させる。そのため、ノードN11とノ
ードNout 間の電位差が、ビルトインポテンシャルVb
pよりも小さくなり、トランジスタQ2がオンしない。
即ち、Nウエル2から、NMOSのソース110−2へ
の電流抜けがない。また、ラッチアップにも至らない。
【0029】(iii) 第〜第参考例では、P型基
板1の電位を負の電位VBBにバイアスしているが、そ
のP型基板1の電位を接地電位VSSに設定した場合に
おいても適用が可能である。この場合にも、各PMOS
81,82のドレインからP型基板1への電流抜けがな
くなる。 (iv)施例の昇圧電源発生回路に、第〜第
考例で用いた電流抜け防止用の抵抗79,80,91,
92,101,102を適用することで、実施例の昇圧
効率を高めることができる。 (v) 第〜第参考例では、例えば、昇圧電位を
生成する2個のキャパシタ61,62を有した昇圧電源
発生回路に、電流抜け防止用の抵抗79,80,91,
92,101,102を適用したが、昇圧電位を生成す
るキャパシタが1つのみの昇圧電源発生回路に用いて
も、やはり電流抜けが防止され、昇圧効率が改善され
る。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、出力ノードと昇圧ノードとの間に、並列に接続さ
たPMOS及びNMOSを設けたので、出力ノードに
昇圧電位を転送(供給)しようとする場合において、こ
の出力ノードの電位が該出力ノードに接続された負荷の
電荷消費によって若干低下し、結果としてPMOSの導
通状態が若干オフ状態方向に遷移したとしても、昇圧ノ
ードの電位がNMOSによって出力ノードに転送され
る。従って、出力ノードの電位は、低下することなく所
望の電位に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す昇圧電源発生回路の回路
図である。
【図2】NMOSの断面を示す図である。
【図3】図1の昇圧電源発生回路の動作波形を示す図で
ある。
【図4】本発明の第1の参考例を示す昇圧電源発生回路
の回路図である。
【図5】図4中のPMOS81の物理的断面を示す図で
ある。
【図6】図4の昇圧電源発生回路の動作波形を示す図で
ある。
【図7】図4におけるPMOSの動作波形を示す図であ
る。
【図8】本発明の第2の参考例を示す昇圧電源発生回路
の回路図である。
【図9】図8中のPMOSの物理的断面を示す図であ
る。
【図10】図8におけるPMOSの動作波形を示す図で
ある。
【図11】本発明の第3の参考例を示す昇圧電源発生回
路の回路図である。
【図12】図11中のPMOSの物理的断面を示す図で
ある。
【図13】図11におけるPMOSの動作波形を示す図
である。
【図14】図12の変形例を示す図である。
【符号の説明】
10,50 信号発生回路 20,60,90,100 チャージポンプ回路 21〜28 キャパシタ 31 第1のプリチャージ回路 32 第2のプリチャージ回路 33,37 第3のプリチャージ回路 34,38 第4のプリチャージ回路 35 第5のプリチャージ回路 36 第6のプリチャージ回路 39 第7のプリチャージ回路 40 第8のプリチャージ回路 41 MOS(第1の出力回
路) 42 MOS(第2の出力回
路) 43 MOS(第3の出力回
路) 44 MOS(第4の出力回
路) 79,80,91,92,101,102 抵抗 N1〜N8 第1〜第8のノード Nout 出力ノードφ1〜φ8 第1〜第8のパルス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−46555(JP,A) 特開 平6−96593(JP,A) 国際公開94/11943(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 3/07

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力ノードと、 電源電位よりも高い昇圧電位が現れる昇圧ノードと、 前記電源電位及び前記電源電位よりも高い電位を有する
    第1の制御信号を受信する第1の制御電極を有し、前記
    出力ノードと前記昇圧ノードとの間に接続されたPMO
    Sトランジスタであって、前記第1の制御信号の電位と
    前記出力ノードの電位とに応答して前記昇圧ノードに現
    れる昇圧電位を前記出力ノードに転送するPMOSトラ
    ンジスタと、 前記電源電位及び前記電源電位よりも高い電位を有する
    第2の制御信号であって前記第1の制御信号に対して逆
    相の第2の制御信号を受信する第2の制御電極を有し、
    記PMOSトランジスタに並列に接続され、前記第2
    の制御信号の電位と前記出力ノードの電位とに応答して
    記昇圧ノードに現れる昇圧電位を前記出力ノードに転
    送するNMOSトランジスタと、 前記昇圧ノードに前記昇圧電位を供給する昇圧電位供給
    回路とを有することを特徴とする昇圧電源発生回路。
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