JP3140780U - 継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】係止具と突合せ継手の接触を実質的に点接触から線接触に変えることにより、長時期な使用においても継手が磨耗せず、使用寿命が長くなる継手を提供する。
【解決手段】継手の外ブッシュ2が嵌合される内ブッシュ1は、一端が吸気部材3に固定され、他端が突合せ継手4を挿入可能な開口である。開口に近接する箇所には貫通した収容穴11が環状に設けられており、内側には係止具12がそれぞれ収容されている。収容穴11は楕円形であり、係止具12は収容穴11に対応する楕円体である。係止具12の長い軸の両端は収容穴11の長い軸の両端の内部に拘束される。このような継手によると、係止具と突合せ継手の接触が線接触となり、係止具が収容穴から脱落し難くなり、かつ収容穴の強度が増加する。その結果、長期間の使用においても継手が磨耗せず、使用寿命を長くすることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、継手に関する。
従来の継手の断面を図6及び図7に示す。従来の継手9は、内ブッシュ91と、外ブッシュ92と、吸気部材93とを含み、内ブッシュ91が外ブッシュ92に嵌合され、吸気部材93が内ブッシュ91にねじ込むように接続される。内ブッシュ91の一端には複数の収容穴911が環状に設けられており、これらの収容穴911内には玉形状の係止具94がそれぞれ設けられている。内ブッシュ91と外ブッシュ92の間にはバネ95が設けられており、バネ95により外ブッシュ92が排気方向に付勢される。また、吸気部材93は、内ブッシュ91にねじ込まれて一体になり、その中央にはゲート組931が内ブッシュ91に挿入されている。ゲート組931の内ブッシュ91に隣接している一端が押されると、吸気部材93が開状態になって気体が流動可能となる。
内ブッシュ91に突合せ継手96を挿入すると、突合せ継手96がゲート組931を押えてゲート組931が後退する。このとき、バネ95の外ブッシュ92への弾力により、外ブッシュ92が係止具94を押さえて中央へ移動させ、係止具94が挿入された突合せ継手96を係止する。係止具94の移動状態を図7に示す。係止具94が中央に移動して収容穴911に支持され、これにより、係止具94の離脱を防止できる。
しかしながら、従来の玉形状の係止具94により突合せ継手96を係止する場合、係止具94が突合せ継手96を突合せ継手96の接触面のP点のみにおいて係止する。そのため、図7に示すように、内ブッシュ91に突合せ継手96を重複して脱着すると、係止具94によって突合せ継手96が磨耗し易くなる。この磨耗により突合せ継手96がガタガタになって気体が漏れ易くなり、この磨耗がさらに多い場合、突合せ継手96が係止具94から離脱し易くなる。
また、係止具94は玉形状であるため、係止具94によって突合せ継手96を確実に係止するためには係止具94は収容穴911から一定長さに突出することが必要である。そのため、収容穴911の開口912の幅L2は係止具94の直径L1とほぼ同じである。図7によると、開口912が長期間の使用により磨耗したとき、係止具94が脱落し易くなることがわかる。これにより、突合せ継手96を確実に係止することができなくなり、また、継手が例えば樹脂やアルミ合金などで作製された場合、この現象が更に顕著となり問題となる。
本考案の主な目的は、係止具と継手の接触を実質的に点接触から線接触に変えることにより、長期の使用においても継手が磨耗せず、全体の使用寿命が更に長くなる継手を提供することにある。
本考案のもう一つの目的は、係止具が収容穴から脱落し難く、収容穴の強度が増加する継手を提供することにある。
本考案のさらにもう一つの目的は、例えば樹脂やアルミ合金などで作製される継手へ適用可能な継手を提供することにある。
本考案の継手によると、吸気部材の気体を供給する一側に設けられ、内ブッシュと、前記内ブッシュに嵌合する外ブッシュと、を含む。前記内ブッシュは、一端が前記吸気部材に固定され、他端が継手を挿入可能な開口である。前記開口に近接する箇所では貫通した収容穴が環状に設けられており、前記各収容穴内には係止具がそれぞれ収容されている。前記係止具の一部が前記収容穴から外部に突出する継手において、前記収容穴は、前記内ブッシュのセンタラインに垂直な長い軸と、前記内ブッシュのセンタラインに平行な短い軸と、を有する楕円形である。なお前記係止具は、前記収容穴の長い軸および短い軸に合う楕円体であり、前記係止具の長い軸の両端が前記収容穴の長い軸の両端の内部に拘束され、且つ前記係止具の短い軸の周面が前記収容穴から外部に突出し、これにより、突合せ継手を係止可能であることを特徴としている。
(考案の効果)
本考案の継手によれば、次のような効果がある。
(1)係止具と継手の接触が点接触から線接触に変わり、長期間の使用においても、継手が磨耗しなく、全体の使用寿命が更に長くなる。
(2)収容穴の支持構造が更に良くなり、係止具が収容穴から脱出し難く、且つ収容穴の強度が増加する。
(3)例えば樹脂やアルミ合金などで作製される継手へも適用することができる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
本考案の一実施形態による継ぎ手を図1から図3に示す。
本考案の継手は、吸気部材3の気体を供給する一側に設けられ、内ブッシュ1と、内ブッシュ1に嵌合する外ブッシュ2とを含む。
内ブッシュ1は、一端が吸気部材3にねじ込むように接続され、他端が突合せ継手4を挿入可能な開口である。前記開口に近接する箇所では貫通した収容穴11が環状に設けられており、これらの収容穴11が内ブッシュ1の壁を貫通している。なお、内ブッシュ1の内周面に止め壁111が形成されており、止め壁111の内縁に貫入口112が形成されている。各収容穴11は、内ブッシュ1のセンタラインCに垂直な長い軸Aと、内ブッシュ1のセンタラインCに平行な短い軸Bとを有する楕円形である。
各収容穴11内には係止具12がそれぞれ収容されており、係止具12は収容穴11の長い軸Aおよび短い軸Bに対応する楕円体である。係止具12の長い軸A1の両端が収容穴11の長い軸Aの両端の内部に拘束され、さらに係止具12の短い軸B1の周囲の面が収容穴11から外部に突出する。本実施例では、係止具12の長い軸A1に沿った方向の両端が円弧の形状であり、短い軸B1に沿った方向の周囲の面が円弧面である。このような構成により、突合せ継手4を係止することができる。
外ブッシュ2の各収容穴11に近接する箇所は、階段の形状になっており、係合段21と放出段22とを有している。係合段21によって係止具12が係合され、放出段22によって係止具12が放出される。このような構成により、突合せ継手4を係合又は放出することができる。
吸気部材3は、内ブッシュ1に螺着された吸気本体31と、内ブッシュ1及び吸気本体31の内部に設けられるゲート組32と、を含む。吸気本体31と外ブッシュ2との間に弾性子33が設けられており、これにより外ブッシュ2と吸気本体31とが相対的に移動することができる。
ゲート組32は、ゲートリング321と、弁プラグ322と、押えリング323と、バネ324と、を含む。ゲートリング321が内ブッシュ1と吸気本体31との間に固定され、かつゲートリング321の内部に弁プラグ322が挿通されている。弁プラグ322の吸気本体31に近接する一端にOリング3221が設けられており、Oリング3221はゲートリング321に押し付けることができる。これにより、ゲートリング321を開閉することができる。
また、弁プラグ322の他端は内ブッシュ1の内壁に押し付けられ、かつ弁プラグ322の他端には複数のガイド穴3222が等距離を置いて環状に設けられている。ゲートリング321と弁プラグ322との間には、バネ324が設けられている。弁プラグ322と押えリング323との間には、シールリング325が設けられている。押えリング323の周囲の面は、内ブッシュ1の貫入口112の内周面に押付けられて上下に摺動することができる。これにより、押えリング323が押されて移動し弁プラグ322に押付けられるときに、ゲートリング321が開状態となり気体がガイド穴3222を流通することができる。
本実施形態に突合せ継手を突き合わせた状態の断面図を図4及び図5に示す。一般の突合せ継手4は、チューブ形状であり、一端が内ブッシュ1に挿入され、内ブッシュ1に挿入される一端に近接する箇所には環状溝41が設けられている。
次に、本考案の使用方法を説明する。内ブッシュ1の開口に突合せ継手4の一端を挿入して、突合せ継手4の一端を押えリング323に押付ける。このとき、押えリング323がシールリング325と弁プラグ322を押付けて、バネ324が圧縮されてOリング3221を気体供給側に押える。これにより、ゲートリング321が開状態となり気体を流通させることができる。
また、突合せ継手4を挿入すると、突合せ継手4が押えリング323を貫入口112から離れさせる。そして、弾性子33の外ブッシュ2への弾力により、外ブッシュ2の係合段21が更に気体排出側に移動する。さらに、各係止具12が中心に移動するようになり、これにより、係止具12が突合せ継手4の環状溝41に滑り込む。このように、突合せ継手4が固定され、気体を流通させることができる。
また、内ブッシュ1の収容穴11に係止具12を係止した状態の断面図を図5に示す。図面から明らかなように、係止具12の短い軸B1の方向に沿った周囲の面は、環状溝41に入り込み、線的に接触する状態で突合せ継手4を係止する。さらに係止具12の長い軸A1の長さは収容穴11の貫入口の内径L3よりも遥かに大きいので、収容穴11の内面にある止め壁111及び貫入口112の構造の強度が高くなり、係止具12を係止する強度が増加する。これにより、係止具12の脱落を防止することができる。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本考案はこれらの内容に限定されるものではない。本考案の技術的思想の範囲内で考えられるその他の実施の形態も本考案の範囲内に含まれる。
本考案の一実施形態による継手の組み合わせ状態の断面図である。 本考案の一実施形態による継手の一部の分解斜視図である。 本考案の一実施形態による継手の係止具の平面図である。 本考案の一実施形態による継手に突合せ継手を突き合わせた状態の断面図である。 図4における5-5線の断面図である。 従来の継手の長手方向の断面図である。 従来の継手の断面図である。
符号の説明
1:内ブッシュ、2:外ブッシュ、3:吸気部材、4:突合せ継手、9:継手、11:収容穴、12:係止具、21:係合段、22:放出段、31:吸気本体、32:ゲート組、33:弾性子、41:環状溝、91:内ブッシュ、92:外ブッシュ、93:吸気部材、931:ゲート組、94:係止具、95:バネ、111:止め壁、112:貫入口、321:ゲートリング、322:弁プラグ、323:押えリング、324:バネ、325:シールリング、911:収容穴、3221:Oリング、3222:ガイド穴、A,A1:長い軸、B,B1:短い軸、C:センタライン、L1:直径、L2:幅、L3:内径

Claims (1)

  1. 吸気部材の気体を供給する一側に設けられ、内ブッシュと前記内ブッシュに嵌合する外ブッシュとを含み、前記内ブッシュは一端が前記吸気部材に固定され他端が継手を挿入可能な開口であり、前記開口に近接する箇所では貫通した収容穴が環状に設けられており、前記各収容穴内には係止具がそれぞれ収容されており、前記係止具の一部が前記収容穴から外部に突出する継手において、
    前記収容穴は、前記内ブッシュのセンタラインに垂直な長い軸と、前記内ブッシュのセンタラインに平行な短い軸とを有する楕円形であり、前記係止具は前記収容穴の長い軸および短い軸に対応する楕円体であり、前記係止具の長い軸の両端が前記収容穴の長い軸の両端の内部に拘束され、かつ前記係止具の短い軸の周囲の面が前記収容穴から外部に突出し、突合せ継手を係止可能であることを特徴とする継手。
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