JP3140662B2 - ケーブルトラスのケーブルクランプ - Google Patents

ケーブルトラスのケーブルクランプ

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JP3140662B2 JP07139744A JP13974495A JP3140662B2 JP 3140662 B2 JP3140662 B2 JP 3140662B2 JP 07139744 A JP07139744 A JP 07139744A JP 13974495 A JP13974495 A JP 13974495A JP 3140662 B2 JP3140662 B2 JP 3140662B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の束材に亘り弦状
のプロフィールを保ってケーブルを連続的に張り渡して
構成されるケーブルトラスに関し、連続的に張られるケ
ーブルを構造的に多段な構成とするためのケーブルクラ
ンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11に示すように、骨組み構造の天井
2を2本の大柱3で支持して天井下に大空間4を構成す
るようにした建物1の建造が計画されている。そして、
図10の如く、これを巨大なレンズ形平面のアトリウム
・ガラスホール(ガラス棟)として構成し、そのガラス
ホール外周のガラス壁5の主要構造を、所定ピッチで配
置した壁ケーブルトラス6で構成することが考えられて
いる。
【0003】これを、本発明に係る実施例を示している
図1を用いて説明するに、壁ケーブルトラス6には、上
下方向に所定間隔で束材9が配設されるとともに、これ
ら束材9それぞれに節点10としてケーブル受けが設け
られ、これらケーブル受けでケーブル7,8を受けて、
2本ずつ2組のケーブル7,8が弦状のプロフィールを
保って対称に張り渡される。そしてこのように構成した
壁ケーブルトラス6により、左右の横力に対してそれぞ
れのケーブル対7,8で抵抗させることが考えられてい
る。つまり、ある方向の横力に対し、例えば一方のケー
ブル対7の張力が増加してこれに抵抗する一方、反対側
のケーブル対8の張力が減少し、以て、膨大なガラス面
に生じる風圧や地震力に抵抗させるようにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、風の場合に
は、風圧が非対称荷重としてケーブル7,8に作用する
ときがあり、このような非対称荷重に対しては上記壁ケ
ーブルトラス6の横力抵抗作用が十分に営まれなくなる
おそれがある。
【0005】即ち、ケーブル7,8は、所定間隔で配設
した束材9に節点10で受け止められ、これにより弦状
のプロフィールを持って連続的に張り渡される。このた
め、例えば、図1に矢印で示すように、ケーブル7,8
の上部分に右側から風圧を受けると同時に下部分に左側
から風圧を受けた場合、上部分ではケーブル7が、下部
分ではケーブル8がその部分においてそれぞれ風圧に抵
抗する。ところが、ケーブル7を例にとると、その上部
分では張力の増加を伴いつつ風圧に抵抗しているにも拘
わらず、風圧の作用の向きが上部分と反対である下部分
では、ケーブル7の張力を減少させる傾向があり、この
下部分でのケーブル7の張りが緩められるとこの緩みが
当該ケーブル7の上部分に影響して、この上部分での風
圧に対するケーブル7の抵抗性能を低下させてしまうお
それがある。このことは、ケーブル8にあっても、上下
が逆の関係で同様な事態が発生し得る。このため、壁ケ
ーブルトラス6の上記抵抗作用が十分に発揮されなくな
ることが考えられる。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、複数の束材に亘り弦状のプロフィールを保って連続
的に張り渡されるケーブルを構造的に多段な構成とし、
風等による非対称荷重に対しても有効な抵抗作用を発揮
するケーブルトラスを構築し得るケーブルクランプを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のケーブルトラスのケーブルクランプは、複
数の束材に亘り弦状のプロフィールを保ってケーブルを
連続的に張り渡して構成されるケーブルトラスにおい
て、上記ケーブルトラスを補剛するために上記束材間に
組み込んだ一対の補剛材間に位置するケーブル部分に固
設された中間金具と、該中間金具両側と上記補剛材との
間に上記ケーブルに装着して設けられた一対のストッパ
ーパイプと、該ストッパーパイプと上記中間金具との間
に上記ケーブルに装着して設けられ、該ストッパーパイ
プ側へ進退自在に該中間金具にネジ係合されて、該スト
ッパーパイプを上記補剛材に向かって押圧しその押圧反
力で該中間金具を該補剛材に対して固定するための一対
のアジャスト用ナット部材と、を備えて構成したもので
ある。
【0008】
【作用】本発明の作用について説明すると、ケーブルト
ラスを補剛するために束材間に組み込んだ補剛材と、ケ
ーブルに固設した中間金具との間にストッパーパイプを
介設するとともに、このストッパーパイプと中間金具と
の間にさらに、アジャスト用ナット部材を介設してい
る。このアジャスト用ナット部材は、中間金具に対して
ネジ係合されていて、中間金具からストッパーパイプ側
へと進退移動できるようになっている。そしてこのアジ
ャスト用ナット部材を、中間金具からストッパーパイプ
側へ向かって移動させると、このストッパーパイプは補
剛材に押圧されることとなり、この押圧反力はアジャス
ト用ナット部材の中間金具に対する締め付け力に変換さ
れ、結果的に中間金具が補剛材に対して固定されること
になる。これにより、連続的に張り渡されるケーブル部
分のうち、中間金具が固設されたケーブル部分を一対の
補剛材間で、ケーブルトラスを補剛するこの補剛材の剛
性とも相俟って、剛体化することができ、この剛体化部
分を介してケーブルを構造的に多段な構成とすることが
できる。従って、ケーブルトラスのケーブルの途中を剛
にクランプすることができて、このクランプ位置を境に
して非対称荷重に対してもケーブルの横力抵抗作用を十
分に確保することができる。
【0009】また、中間金具の位置調整が、アジャスト
用ナット部材を移動させることで補償される。従って、
ケーブルトラスの全長に亘って連続的に張り渡したケー
ブルに、一気に張力を導入し、その後でアジャスト用ナ
ット部材でケーブルをクランプすることができるので、
例えば、ケーブルを多段な構造とするためにケーブルト
ラスの全長に対してケーブルを分断して複数箇所でいち
いちケーブルの緊張作業を行うことに比べて、ケーブル
を緊張させる構造及びその緊張作業が容易となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0011】図1は、本発明のケーブルクランプを用い
た、全高60mにも達する壁ケーブルトラス6の全体を
示した図である。
【0012】壁ケーブルトラス6は、上部定着端11と
下部緊張端12との間に連続的に一連にそれぞれ2本ず
つ張り渡された2組のケーブル7,8を有する。なお、
壁ケーブルトラス6の自重は下部構成13で支えてお
り、また、壁ケーブルトラス6を構成する方立て14
は、天井2が短辺方向の横力を受けたときに起こす回転
を拘束する圧縮材としても機能する。
【0013】壁ケーブルトラス6は、2組のケーブル
7,8を、所定間隔で配設した束材9に設けたケーブル
受け(節点10)によりスライド可能に受け止め、これ
によりこれらケーブル7,8は、互いに対称な弦状のプ
ロフィールを保って張り渡されている。特に本実施例の
壁ケーブルトラス6には、上下三段のケーブル張設部
A,B,Eと、この上下三段のケーブル張設部A,B,
E間に配置される上下二段のケーブルクランプ部C,D
とが備えられる。ケーブルクランプ部C,Dは、ケーブ
ル7,8を、壁ケーブルトラス6を補剛するための補剛
材90を含んで構成されたトラス梁等15,16に対し
て相対移動しないように固定するように構成されてい
る。
【0014】上述したように、ケーブル7,8としては
2本ずつが用いられている。一方のケーブル(内ケーブ
ル)7は図1の紙面と直交する面内で互いに間隔を隔て
て並べて張り渡されていて、そのため図1では1本分で
表示されているけれども、その奥にさらに他の一本が存
在している。また他方のケーブル(外ケーブル)8は図
1の紙面と平行な面内で互いに間隔を隔てて並べて張り
渡されていて、図1ではこれら2本が表示されている。
そして、互いに間隔を隔てている2本の内ケーブル7,
7の間に納めて、2本の外ケーブル8,8が配置されて
いる。従って、上下のケーブル張設部A,Bにおいて
は、これらケーブル7,8は1本1本として見ると、図
1の紙面と平行な面内で、互いに逆向きでかつ途中で互
いに交差する弦状となっているけれども、交差している
部分では、図1の紙面と直交する面内で互いに間隔を隔
てている2本の内ケーブル7,7の間に、図1の紙面と
平行な面内で互いに間隔を隔てている2本の外ケーブル
8,8を挟んだ形態となっている。
【0015】ケーブル7,8は、ケーブル張設部Aから
ケーブルクランプ部C、ケーブル張設部E、ケーブルク
ランプ部D及び他方のケーブル張設部Bにかけて連続し
ており、その途中が、ケーブルクランプ部C,Dによ
り、トラス梁等15,16に対して相対移動しないよう
に固定されている。
【0016】このように上下に長いケーブル7,8にお
いて、全長を1つの弦状のプロフィールとせず、全長の
途中にケーブルクランプ部C,Dを設けて構造体に固定
しておけば、ケーブルクランプ部C,Dを境とした上下
非対称の荷重を受けた場合にも、その非対称荷重に対し
てケーブル7,8の抵抗作用を効かすことができる。
【0017】図2に、ケーブルクランプ部C,Dの構成
を、そして図3にその調整機構部を拡大して示す。
【0018】図2に示すケーブルクランプ部C,Dは、
トラス梁15,16を構成する補剛材90と、両補剛材
90の端部間に突っ張らせる支持棒部材17とで構成さ
れている。この支持棒部材17は主に、一対の補剛材9
0間に位置するケーブル7,8部分に固設された中間金
具20と、中間金具20両側と補剛材90との間にケー
ブル7,8に装着して設けられた一対のストッパーパイ
プ40と、ストッパーパイプ40と中間金具20との間
にケーブル7,8に装着して設けられ、ストッパーパイ
プ40側へ進退自在に中間金具20にネジ係合されて、
ストッパーパイプ40を補剛材90に向かって押圧しそ
の押圧反力で中間金具20を補剛材90に対して固定す
るための一対のアジャスト用ナット部材30とで構成さ
れる。
【0019】図3に示すように、この各支持棒部材17
は、両補剛材90の端部間中央にてケーブル7,8に固
定された中間金具20(図5)と、この中間金具20の
両端に同軸的にそれぞれ進出後退可能にネジ係合された
アジャスト用ナット部材30(図6)と、このアジャス
ト用ナット部材30の両端に同軸的にそれぞれ配設され
ケーブル7,8に装着されるストッパーパイプ40(図
7)とを具備して構成されている。このうち、中間金具
20とアジャスト用ナット部材30とによって、ケーブ
ル7,8の補剛材90に対する位置調整可能な固定手段
が構成されている。
【0020】図5に示すように、ケーブル7,8には、
円筒状の中間金具20が嵌装され、ケーブルクランプ部
C,Dを構成すべきケーブル位置に固定される。この中
間金具20は、その両端部に、中間部よりも大径に形成
され且つその外周にネジ部22が形成された嵌合部21
を有する。
【0021】更に、ケーブル7,8には、図6に示す中
空のアジャスト用ナット部材30が嵌装されている。こ
のアジャスト用ナット部材30は、上記中間金具20の
嵌合部21が嵌め込まれる嵌合溝32を具備する大径筒
部31と、その一端部から段差33を持って同軸的に延
在されて内部をケーブル7,8が貫通する小径部34と
を有する。大径筒部31の嵌合溝32の内周面には、上
記嵌合部21のネジ部22が螺合するネジ部35が形成
されている。そして、このアジャスト用ナット部材30
は、上記中間金具20の嵌合部21に嵌装されネジ係合
される。即ち、アジャスト用ナット部材30は、これを
廻すことにより、嵌合溝32内に中間金具20が最も深
く入り込んだ位置と、最も浅く入り込んだ位置との間
を、移動することができる。
【0022】ストッパーパイプ40は、図7及び図8に
示すように、軸線に沿って断面半円状の分割片41,4
2に2つ割りされており、両分割片41,42はネジ4
3で円筒状に一体化されるようになっている。
【0023】ストッパーパイプ40は、その一端側に、
上記アジャスト用ナット部材30の小径部34を回動自
在に受け入れるべく同軸的に設けられた開口穴部44を
有する。
【0024】図2、図3において、まず、ケーブルクラ
ンプ部C,Dを構成すべきケーブル位置、つまり補剛材
90,90間のほぼ中央位置に、ケーブル7,8に固定
した中間金具20が来るようにする。中間金具20の嵌
合部21にはアジャスト用ナット部材30の嵌合溝32
を嵌装し、そのネジ部22,34同士をネジ係合させて
おく。
【0025】そして、このアジャスト用ナット部材30
の軸線方向両端側に、ストッパーパイプ40の分割片4
1,42を配置し、両分割片41,42をネジ43で止
めて円筒状にする。これにより、アジャスト用ナット部
材30の小径部34はストッパーパイプ40の開口穴部
44内に納まる。
【0026】この状態では、支持棒部材17の上下方向
の長さは、ストッパーパイプ40の長さL1の2本分
と、一方のアジャスト用ナット部材30の段差33から
他方のアジャスト用ナット部材30の段差33までの長
さ(中間補正長)L2とを加算したもの(L1+L2+
L1)になっている(図2参照)。
【0027】次に、アジャスト用ナット部材30を廻し
て中間金具20から繰り出し、ストッパーパイプ40の
他端を補剛材90に当接させる。これにより、補剛材9
0に対するケーブル7,8のクランプ固定がしっかりと
行われる。
【0028】図3は位置調整状態の一例を示すもので、
中間金具20の中央がケーブルクランプ部C,Dの上下
中央ラインCLに一致しており、各アジャスト用ナット
部材30は上方向に変位し得る調整代H1と、下方向に
変位し得る調整代H2を持っている。
【0029】しかし、実際にはケーブル7,8の中間金
具20の位置は、このような理想状態から多少ずれると
考えられる。そこで、このような場合、ずれた状態にあ
る中間金具20に対しアジャスト用ナット部材30を廻
すことにより当該中間金具20から繰り出したり繰り込
んだりし、これにより中間金具20に対してストッパー
パイプ40を動かして当該中間金具20から補剛材90
までの長さを中間補正長L2の範囲内で調整し、これに
よりストッパーパイプ40を補剛材90に当接させて補
剛材90に対するケーブル7,8のクランプ固定を行う
ようになっている。
【0030】図4(a)は、中間金具20が中央ライン
CLより下側にずれていたため、中間金具20に対して
上下のアジャスト用ナット部材30,30を最上位まで
移動させた場合を示す。また、図4(b)は、中間金具
20が中央ラインCLより上側にずれていたため、中間
金具20に対して上下のアジャスト用ナット部材30,
30を最下位まで移動させた場合を示す。
【0031】このように、ケーブルクランプ部C,Dの
上下中央ラインCLに対して中間金具20がずれていた
場合には、アジャスト用ナット部材30の中間金具20
からの繰出し量を中間補正長L2の範囲内で移動変位さ
せることにより、中間金具20の位置を動かすことなく
そのずれを吸収することができる。そして、ケーブルク
ランプ部C,Dでは、ケーブル7,8に固定した中間金
具20、これにネジ係合されたアジャスト用ナット部材
30及びストッパーパイプ40を介して、ケーブル7,
8が補剛材90にしっかりと固定される。
【0032】
【発明の効果】以上要するに本発明のケーブルクランプ
によれば、連続的に張り渡されるケーブル部分のうち、
中間金具を固設したケーブル部分を一対の補剛材間で、
ケーブルトラスを補剛するこの補剛材の剛性とも相俟っ
て、剛体化することができ、この剛体化部分を介してケ
ーブルを構造的に多段な構成とすることができる。従っ
て、ケーブルトラスのケーブルの途中を剛にクランプす
ることができて、このクランプ位置を境にして非対称荷
重に対してもケーブルの横力抵抗作用を十分に確保する
ことができる。
【0033】また、補剛材間における中間金具の位置ず
れは、中間金具を動かすことなくアジャスト用ナット部
材を移動させることで吸収することができる。従って、
ケーブルトラスの全長に亘って連続的に張り渡したケー
ブルに、一気に張力を導入し、その後でアジャスト用ナ
ット部材でケーブルをクランプすることができるので、
例えば、ケーブルを多段な構造とするためにケーブルト
ラスの全長に対してケーブルを分断して複数箇所でいち
いちケーブルの緊張作業を行うことに比べて、ケーブル
を緊張させる構造及びその緊張作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブルクランプを用いた壁ケーブル
トラスを示した側面図である。
【図2】図1の壁ケーブルトラスのクランプ部の構成を
示す図である。
【図3】図2のクランプ部の支持棒部材の部分拡大断面
図である。
【図4】図2のクランプ部の支持棒部材におけるアジャ
スト用ナット部材の中間金具に対する位置変化を示した
図である。
【図5】図3の支持棒部材を構成する中間金具を示した
図である。
【図6】図3の支持棒部材を構成するアジャスト用ナッ
ト部材を示した図である。
【図7】図3の支持棒部材を構成するストッパーパイプ
を示した図である。
【図8】図7のストッパーパイプの断面図である。
【図9】現在計画中の壁ケーブルトラスによるガラス壁
を示した図である。
【図10】壁ケーブルトラスによるガラス棟を例示した
図である。
【符号の説明】
1 建物 2 骨組み構造の
天井 3 大柱 4 大空間 5 ガラス壁 6 壁ケーブルト
ラス 7 内ケーブル 8 外ケーブル 9 束材 10 節点 11 上部定着端 12 下部緊張端 13 下部構成 14 方立て 17 支持棒部材 20 中間金具 21 嵌合部 22 ネジ部 30 アジャスト用ナット部材 31 大径筒部 32 嵌合溝 33 段差 34 小径部 35 ネジ部 40 ストッパーパイプ 41,42 分割
片 43 ネジ 44 開口穴部 90 補剛材 A,B ケーブル
張設部 C,D ケーブルクランプ部 CL 上下中央ラ
イン L1 ストッパーパイプの長さ L2 中間補正長
さ H1,H2 調整代
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラファエル ヴィニオリ 東京都千代田区丸の内2丁目4番1号 株式会社ラファエル ヴィニオリ建築士 事務所内 (72)発明者 渡辺 邦夫 東京都渋谷区広尾5−9−9 株式会社 構造設計集団内 (72)発明者 田川 英樹 兵庫県尼崎市中浜町10番地1 神鋼鋼線 工業株式会社内 (72)発明者 俵 新 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株式会社大林組東京本社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04C 3/10 E04B 1/34 E04B 2/88

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の束材に亘り弦状のプロフィールを
    保ってケーブルを連続的に張り渡して構成されるケーブ
    ルトラスにおいて、 上記ケーブルトラスを補剛するために上記束材間に組み
    込んだ一対の補剛材間に位置するケーブル部分に固設さ
    れた中間金具と、 該中間金具両側と上記補剛材との間に上記ケーブルに装
    着して設けられた一対のストッパーパイプと、 該ストッパーパイプと上記中間金具との間に上記ケーブ
    ルに装着して設けられ、該ストッパーパイプ側へ進退自
    在に該中間金具にネジ係合されて、該ストッパーパイプ
    を上記補剛材に向かって押圧しその押圧反力で該中間金
    具を該補剛材に対して固定するための一対のアジャスト
    用ナット部材と、 を備えたことを特徴とするケーブルトラスのケーブルク
    ランプ。
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