JP3140250U - バーマグネット - Google Patents

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高彦 物集
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株式会社マグネテックジャパン
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Abstract

【課題】粉粒状、液状、流動体状などの各種原料や製品中に混在している鉄系等の異物を磁着除去するための棒状のマグネットであり、コンパクトにまとめられて安全性や組立性が高く簡便構造のバーマグネットを提供する。
【解決手段】バーマグネット100は永久磁石のマグネット単体1と同一外輪郭のヨーク2とを交互に隣接して配置し連結シャフト3により棒体として固定したものからなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、粉粒状,液状,流動体状などの各種原料や製品中に混在している鉄系等の異物を磁着除去するための棒状のマグネットに係り、特に、コンパクトにまとめられて安全性及び組立性の高いバーマグネットに関する。
樹脂,顔料,食品,薬品,香辛料,調味料,飼料,肥料などの各種原料中には、小鉄片や鉄粉などの異物の混入が見られる。また、これらの原料を使用した製品の製造ラインにおいては、そこで使用されるスクリューフィーダー,ロータリーバルブ,搬送パイプなどの設備の金属摩耗粉や、ミキサー,スライサー,カッター,シュレッダー,チョッパーなどの刃物の破損鉄片が製品中に混入する。そしてこの製造ラインで使用される各種設備の素材が鉄系からステンレス系へと移行しつつある今日においては、製品中に混入する金属摩耗粉も鉄系からステンレス系へと変化してきている。
このような状況下にあって、各種原料や製品中から鉄系及びステンレス系の金属粉や金属片などを除去することは、製品の安全性を確保する上で極めて重要であり、その対応策として、金属摩耗粉を強力に吸着除去できるマグネットが使用されるている。この公知技術として、例えば、「特許文献1」が挙げられる。
特開平8−10642号(図1)
「特許文献1」の「特開平8−10642号」の「バーマグネット及びマグネットフィルタ」は本考案の出願人と同一人の出願によるもので構造的に似ているものであるが、構造が限定されたものであり、本考案のようにコンパクトにまとめられ、技術的範囲も広く、組立性や安全性の高いバーマグネットを提供するものではない。
本考案は、以上の事情に鑑みて考案されたものであり、コンパクトにまとめられ安全性や組立性の高いバーマグネットを提供することを目的とする。
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、棒状のマグネットであって、該マグネットは、永久磁石からなるマグネット単体とこれと同一外輪郭形状のSUS等の鋼鉄製のヨークとを交互に隣接して配置した棒体と、前記マグネット単体及びヨークを貫通して前記棒状を固定する連結シャフトとからなることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記マグネット単体と前記ヨークはこれ等を覆うチューブにより被包されることを特徴とする。
また、請求項3の考案は、前記連結シャフトは、前記棒体の両端に配置されるエンドプラグに螺着されることを特徴とする。
また、請求項4の考案は、前記マグネット単体及びヨークが円形,楕円形,角形,しずく状形のものからなることを特徴とする。
本考案の請求項1のバーマグネットによれば、本考案のバーマグネットはマグネット単体とヨークとを交互に隣接して配置し、これ等を連結シャフトを貫通させて保持固定したものからなり、簡単でコンパクトにまとめられるものからなる。
また、本考案の請求項2のバーマグネットによれば、棒状にまとめられたマグネット単体とヨークとはこれ等を覆うチューブによって被包されるため全体が安定保持され単一品としてまとめられ、外観品質の向上も図れる。
また、本考案の請求項3のバーマグネットによれば、連結シャフトは両端のエンドヨークに螺着されるためマグネット単体やヨークが安全に、かつ確実に固定保持される。
また、本考案の請求項4のバーマグネットによれば、バーマグネットの断面形状としては任意のものでよく、使用目的に対応し各種形状のものを使用することができる。
以下、本考案のバーマグネットの実施の形態を図面を参照して詳述する。
図1は本考案のバーマグネット100の断面構造を示す。
バーマグネット100は、大別して永久磁石からなるマグネット単体1と、ヨーク2と、連結シャフト3と、チューブ4及びエンドプラグ5等とからなる。ここで、マグネット単体1とヨーク2とは交互に隣接して配置され、1つの細長の棒体を形成する。チューブ4はこの棒体の外輪郭を被包するものからなる。また、連結シャフト3はマグネット単体1やヨーク2を貫通し、エンドプラグ5に螺着するものからなる。なお、このバーマグネット100は図2に示すように断面形状が円形のものからなる。
マグネット単体1は、例えば、ネオジゥム,サマリウムコバルト等の希土類磁石等からなり、例えば、その保持力(iHc)が14,0000l≒1,114KA/m以上のものからなるが、勿論この値に限定するものではない。また、ヨーク2はSUS400等からなり、チューブ4はSUS304やチタン等とからなりエンドプラグ5はSUS304からなるが、勿論それ等に限定するものではない。また、チューブ4は薄肉のもの(例えば、0.5mm程度のもの)からなる。
図1に示すように、マグネット単体1はヨーク2を挟んで夫々極の配置を互いに逆にしたものからなり、互いに反発するように配置される。連結シャフト3は前記のようにマグネット単体1やヨーク2に形成されている貫通孔を通って前記棒体の長手方向に配置され、その両端をエンドプラグ5,5に螺着する。これによりマグネット単体1やヨーク2は堅く固定される。このため、仮りにマグネット単体1やヨーク2やチューブ4に破損が生じてもこれ等の飛び出しが完全に防止される。
バーマグネット100は以上のように、持ち運び可能の棒体状のものからなり、極めてコンパクトにまとめられる。よって、このバーマグネット100を異物除去装置に自由に、かつ整然と配置することができ、取り扱い性が極めて簡便である。また、以上のように、飛び出しがなく安全性が極めて高い。また、バーマグネット100はマグネット単体1とヨークを交互に重合して行くもので、反発力を拘束する治具等を用いることにより容易に組み付けることができ組立性も高い。
図1及び図2に示したバーマグネット100はその断面形状が円形のものからなるがバーマグネット100は円形に限定するものではなく、例えば、図3に示すようにしずく状のものでもよい(バーマグネット100A)。その他角形,楕円等の任意の形状のものが採用可能である。
バーマグネット100,100Aは以上のような構造のものが挙げられるが、これ等に限定するものではなく、同一技術的範疇のものが適用されることは勿論である。
本考案のバーマグネット100,100Aは異物分離装置に適用されることは勿論であるが磁着除去を必要とするすべての装置に適用可能であり、その利用範囲は広い。
本考案のバーマグネットの全体構造を示す軸断面図。 図1のA−A線断面図。 本考案のバーマグネットの別の実施例の全体構造を示す横断面図。
符号の説明
1 マグネット単体
2 ヨーク
3 連結シャフト
4 チューブ
5 エンドプラグ
100 バーマグネット
100A バーマグネット

Claims (4)

  1. 棒状のマグネットであって、該マグネットは、永久磁石からなるマグネット単体とこれと同一外輪郭形状のSUS等の鋼鉄製のヨークとを交互に隣接して配置した棒体と、前記マグネット単体及びヨークを貫通して前記棒状を固定する連結シャフトとからなることを特徴とするバーマグネット。
  2. 前記マグネット単体と前記ヨークはこれ等を覆うチューブにより被包されることを特徴とする請求項1に記載のバーマグネット。
  3. 前記連結シャフトは、前記棒体の両端に配置されるエンドプラグに螺着されることを特徴とする請求項1に記載のバーマグネット。
  4. 前記マグネット単体及びヨークが円形,楕円形,角形,しずく状形のものからなることを特徴とする請求項1乃至3に記載のバーマグネット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3164152U (ja) * 2010-07-21 2010-11-18 株式会社マグネテックジャパン ペアシェイブ型バーマグネット
JP2011144976A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Sanden Corp 加熱装置

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