JP3140181U - 放熱ユニットの構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】より効果的な導熱効果及び放熱効果が得られる放熱ユニットの構造を提供する。
【解決手段】
導熱板を具有し、該導熱板は平面の接触部を含み、発熱源と直接接触することで、熱エネルギーを伝導する放熱ユニットにおいて、接触部は少なくとも一本の外側に向かって延伸する一体型の棒部を具有し、接触部が接触した熱源を、該延伸する棒部を通じ、更には棒部を放熱鰭片と結合し、更にはファンを増設することで熱源を遠端に伝導する放熱ユニットの構造。
【選択図】 図2
【解決手段】
導熱板を具有し、該導熱板は平面の接触部を含み、発熱源と直接接触することで、熱エネルギーを伝導する放熱ユニットにおいて、接触部は少なくとも一本の外側に向かって延伸する一体型の棒部を具有し、接触部が接触した熱源を、該延伸する棒部を通じ、更には棒部を放熱鰭片と結合し、更にはファンを増設することで熱源を遠端に伝導する放熱ユニットの構造。
【選択図】 図2
Description
本考案は放熱ユニットの構造に関し、特に高い導熱効果及び放熱効果を具有する導熱板の応用に関する。
情報、通信及び光電産業の素早い発展により、電子製品は次第にグレードアップし、軽量化してきた。ハイスピード、高い周波数及び小型化のニーズにより、電子部品の発熱密度がますます高くなるため、放熱効率の如何に電子製品の安定性を決める不可欠な要素となっている。熱導管或いは導熱片は高効率の熱伝導特性を具有するため、既に電子製品の中で、広く応用されている導熱部品の一つである。熱導管或いは導熱片は主に、該内壁面に毛細層を具有する密閉された真空銅管或いは銅片を介し、パイプ内の作業流体が蒸発端にて熱源(CPUなど)を吸収した上で気化し、受熱端の蒸気が冷却端の放熱により(放熱鰭片及びファンなど)、液体に凝結し、毛細層の毛細管作用を受け、蒸発端まで反復循環することで、密閉循環を構成する。
図1に示すのは、従来技術の放熱モジュールの立体組立図である。該放熱モジュール1は放熱鰭片11、導熱管12によって構成されている。該放熱鰭片11に少なくとも一つの穴112を設置し、該放熱鰭片11の底部に発熱源13と接触する台座111を結合する。導熱管12は該放熱鰭片11の穴112を通り、該台座111に結合する。熱源13が該台座111と接触することにより、熱源13を導熱管12に伝え、該導熱管12は再び熱源を放熱鰭片11に誘導することで、放熱効果に達する。
しかし、従来技術の放熱モジュール1は、必ず、先に導熱管12と放熱鰭片11を組み合わせてから、導熱管12を台座111と組み合わせることで、該台座111が直接熱源と接触することができ、熱源を導熱管12に誘導することで、熱源を遠端にて放熱することができる。よって、従来技術の導熱管12は直接熱源と接触することができず、熱源を伝えるうえで、台座を通じてしか行われないため、導熱管は台座と結合することが必須である。しかし、両者を互いに結合する際、しっかりと貼合する、或いは導熱クリームを塗布するが、尚も隙間が生じるため、熱抵抗の現象が発生し、熱の伝導率が大幅に下がってしまう。
別の従来技術の放熱モジュールは、導熱板で放熱している。該導熱板は殆どノートパソコンや、スペースの比較的小さい、放熱を必要とする装置の中に応用されている。導熱板の構造は、二枚の金属片を重ねて組み合わせて構成している。中に流道、及び/或いは、毛細構造を設けることができ、内設の作業流体が蒸発端にて熱源(CPUなど)を吸収して気化し、受熱端の蒸気が冷却端にて放熱(放熱鰭片及びファンなど)した後、液体に凝結し、毛細層の毛細管作用を受けて、蒸発端まで反復循環する。導熱片の構造特性という先天的制限を受け、該蒸発端から冷却端のルートが短すぎるため、放熱効率が低すぎる結果を招いている。
上述の従来技術に下記の欠点がある。
1.導熱管と台座を互いに結合する際、隙間が生じやすく、熱抵抗の現象を引き起こす。
2.体積が過大となり、使用スペースが必要。
3.放熱効果が悪い。
よって、従来技術を改善する必要があった。
特開平11−162417号公報
特開平9−326459号公報
1.導熱管と台座を互いに結合する際、隙間が生じやすく、熱抵抗の現象を引き起こす。
2.体積が過大となり、使用スペースが必要。
3.放熱効果が悪い。
よって、従来技術を改善する必要があった。
前記従来技術の欠点を解決するために、本考案の第1の目的は、直接発熱源と接触すると同時に、熱エネルギーを伝導することができる。且つ、本体の外側に向かって延伸する棒部を介し、熱源を遠端まで伝えて放熱を行う放熱ユニットの構造を提供することにある。
本考案の第2の目的は、空間を節約できる放熱ユニットの構造を提供することにある。
本考案の第3の目的は、構造がシンプル且つコストを節約できる放熱ユニットの構造を提供することにある。
本考案の第2の目的は、空間を節約できる放熱ユニットの構造を提供することにある。
本考案の第3の目的は、構造がシンプル且つコストを節約できる放熱ユニットの構造を提供することにある。
前記課題を解決するため、本考案は放熱ユニットの構造を提供するものであり、該放熱ユニットは導熱板を具有し、該導熱板の定義は平面が一面あり、それを接触部とする。該接触部は直接発熱源と接触し、熱源を伝導する。接触部において、少なくとも一本の外側に向かって延伸する一体型の棒部を具有し、接触部と発熱源が直接接触して熱源を伝導し、該延伸する棒部を通じて、熱源を遠端にまで伝導し、放熱の効果に達する。
本考案は下記の効果を具有する。
1.導熱板は接触部の直接発熱源と接触することを介し、直接熱源を外側に延伸する棒部に伝導し、熱源を遠端に伝導することで、ベストな放熱効果が生まれる。
2.発熱源と直接接触することで、熱抵抗現象が起こらない。
3.シンプルな構造でスペースを節約することができる。
4.複雑な構造がなく、組立時間及びコストを節約することができる。
1.導熱板は接触部の直接発熱源と接触することを介し、直接熱源を外側に延伸する棒部に伝導し、熱源を遠端に伝導することで、ベストな放熱効果が生まれる。
2.発熱源と直接接触することで、熱抵抗現象が起こらない。
3.シンプルな構造でスペースを節約することができる。
4.複雑な構造がなく、組立時間及びコストを節約することができる。
本考案による放熱ユニットの好適な実施例の構造を明確に示すために図に沿って詳細な説明を行う。
図2、図3に示すのは、本考案の第一実施例の立体分解図及び組立図である。
本考案の実施例の第一放熱ユニットは導熱板2を具有し、該板の内部に作業流体及び毛細構造(この構造の組成は従来技術の導熱管或いは導熱板、或いは温板の構造と同じであるため、ここでの説明を省く)を設けている。
該導熱板2の定義は、平面が一面あり、該平面は直接発熱源3と接触する接触部21に設置し、同時に接触部21は少なくとも一本の外側に向かって延伸する一体型の棒部22を具有する。該接触部21を介し、直接発熱源3と接触し、且つ接触部21を通じて、熱源を直接導熱板2本体に伝導した後、棒部22に伝導することで、熱源を遠端にまで伝導し、放熱の効果に達する。本実施例の接触部21及び延伸棒部22の設計を介し、従来技術の放熱モジュールの、台座を通じ、熱源を導熱管に伝導する際に発生する熱抵抗の問題を改善することができる。
図2、図3に示すのは、本考案の第一実施例の立体分解図及び組立図である。
本考案の実施例の第一放熱ユニットは導熱板2を具有し、該板の内部に作業流体及び毛細構造(この構造の組成は従来技術の導熱管或いは導熱板、或いは温板の構造と同じであるため、ここでの説明を省く)を設けている。
該導熱板2の定義は、平面が一面あり、該平面は直接発熱源3と接触する接触部21に設置し、同時に接触部21は少なくとも一本の外側に向かって延伸する一体型の棒部22を具有する。該接触部21を介し、直接発熱源3と接触し、且つ接触部21を通じて、熱源を直接導熱板2本体に伝導した後、棒部22に伝導することで、熱源を遠端にまで伝導し、放熱の効果に達する。本実施例の接触部21及び延伸棒部22の設計を介し、従来技術の放熱モジュールの、台座を通じ、熱源を導熱管に伝導する際に発生する熱抵抗の問題を改善することができる。
図4、図5に示すのは、本考案の第二実施例の立体分解図及び組立図である。本考案実施例は、放熱鰭片4の挿入孔41に棒部22を挿入して、棒部22の上に放熱鰭片4を設けることで、棒部22は放熱鰭片4を通じて、更に素早く熱エネルギーを外界に放熱することができる。
図6に示すのは、本考案の第三実施例の立体組立図である。該棒部22に設けた放熱鰭片4の上部、或いは側部に、更に放熱効果を具有するファン5を増設する。導熱板2の接触部21が発熱源3と接触するとき、熱源は接触部21より直接導熱板2の棒部22に伝導し、棒部22を通じて更に放熱鰭片4に伝導した後、強制的に放熱効果のあるファン5を介し、該放熱鰭片4に向け送風或いは吸気を行うことで、更なる放熱の効果が向上する。
以上の実施例による本考案の詳細な説明は本考案の範囲を制限するものではない。本技術に熟知する者は、固定構造の変更などの適当な変更および調整を行うことができ、これらの変更および調整を行っても本考案の重要な意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。
1 放熱モジュール
11 放熱鰭片
111 台座(底部)
112 穴
12 導熱管
13 熱源
2 導熱板
21 接触部
22 棒部
3 発熱源
4 放熱鰭片
41 挿入孔
5 ファン(放熱用)
11 放熱鰭片
111 台座(底部)
112 穴
12 導熱管
13 熱源
2 導熱板
21 接触部
22 棒部
3 発熱源
4 放熱鰭片
41 挿入孔
5 ファン(放熱用)
Claims (3)
- 導熱板及び接触部を含み、
該導熱板は平面が一面あり、それを接触部とし、該接触部は少なくとも一本の外側に向かって延伸する一体型の棒部を具有し、及び、
該板の接触部と発熱源が直接接触した後に、該延伸する棒部を通じて、熱源を遠端にまで伝導し、放熱の効果に達することを特徴とする放熱ユニットの構造。 - 前記棒部は放熱鰭片と結合することを特徴とする請求項1記載の放熱ユニットの構造。
- 前記放熱鰭片は放熱効果を具有するファンを増設し、放熱の効果が向上することを特徴とする請求項2記載の放熱ユニットの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007009975U JP3140181U (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | 放熱ユニットの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007009975U JP3140181U (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | 放熱ユニットの構造 |
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CN110430738A (zh) * | 2019-08-28 | 2019-11-08 | 福建晋江热电有限公司 | 冷却装置 |
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2007
- 2007-12-27 JP JP2007009975U patent/JP3140181U/ja not_active Expired - Fee Related
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