JP3140055B2 - 折畳み可能なディスプレイスクリーン及びディスプレイ装置 - Google Patents

折畳み可能なディスプレイスクリーン及びディスプレイ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、表示装置、また特に、変化する文字数字式
グラフィック映像、及び動画映像を多数の観衆に見せる
大形表示装置、又は掲示板に関するものである。
発明の背景 広告、娯楽のため、及び映像とテキストとの両方でグ
ラフィック情報の一般宣伝の目的で、大形で、照明さ
れ、多色で、迅速に変化するグラフィック表示を発生さ
せる種々の方法、及び表示装置が発明されている。これ
等の装置の多くは、白熱電球、発光ダイオード、陰極線
管、電気機械式「フリップ」、又は液晶素子のような電
力を供給される映像素子の出力マトリックスを採用して
いる。その結果、これ等のディスプレイスクリーンは、
通常、非常に多くの電気導体、関連するコネクタ、及び
映像素子定着素子を必要とし、しかも適切な配列と幾何
学的表面とを維持するため大きな剛強構造を必要とす
る。これ等の表示装置は、非常に重いことが多く、作動
のため大きな電力を必要とする。このような表示装置、
特に9m2以上の広い面積を有する一層大きい表示装置
は、移送し、据え付け、電力の供給を行い、維持するた
めに多くの費用と労力とを費やす。
発明の要約 従って、本発明の目的は、質が良好で、変化する映像
を生じ、カラーアニメーション能力を有する表示装置を
得るにある。
本発明の他の目的は、電気素子の使用と数とを少なく
し、即ち著しく減らし、この装置に使用するエネルギー
の量を著しく減少させ、その結果、ディスプレイスクリ
ーンの幾何学的表面と、その素子の配列とを維持するた
めに必要な関連する支持構造の寸法と、重量とを減少さ
せ、比較的安価で、保守が容易な表示装置と、表示方法
とを得るにある。
本発明の更に他の目的は、保管、輸送のため表示装置
の包装した容積がディスプレイスクリーンの使用可能の
面積に比較して著しく小さくなるよう、可撓性基材上の
軽量で、折り畳み得るディスプレイスクリーンを得るに
ある。
本発明の他の目的は、容易に移送することができ、種
々の輪郭、形状の表面に取り付けることができ、一層重
い表示装置を支持することができない場所でも取り付け
ることができる表示装置を得るにある。
本発明表示装置は、電気的接続、又は積極的な切替
え、又は利得媒体を必要とせず、受動ディスプレイスク
リーン上に変化する文字数字式グラフィック映像、及び
動画映像を表示するプロジェクタを有する。この表示装
置は、両端に出力端子と、入力端子とを有する非常に多
くの光伝導体を有する。好ましくは、薄い可撓性の基材
に固着した等しい数の端子ハウジングによって、出力端
子を離間して支持し、ディスプレイスクリーンを形成す
る。基材の背後に光伝導体を集め、その入力端子をラン
チグリッドに対照して配置し、この入力端子の位置配置
がディスプレイスクリーンの出力端子の位置配置に対応
するようにする。
最小空間を占めるよう密接してパックされた配置にな
るよう光伝導体の入力端子を取り付けるため、熱消散フ
レーム構造をランチグリッドに設けるのがよい。
プロジェクタは、高強度照明源と、映像媒質、及び関
連する支持装置と、熱管理構成部分と、光伝導体の入力
端子を収容するランチグリッドレセプタクルとを有す
る。映像形成媒質は、プロジェクタのランチグリッドレ
セプタクルによって所定位置に固着された入力端子の表
面に、又はその表面に非常に近く保持された光源映像を
有する。
この映像媒質に指向する高強度の光は、光伝導体の入
力端子に光源映像を直接投影し、中間レンズ、ミラー、
又はその他の光学素子を必要としない。これ等の光源映
像を含む光は、入力端子によって受光できるだけの非常
に多くの小さな部分に分割され、その光は、光伝導体を
通じて出力端子に伝播し、入力端子によって受光した光
源映像に対応しているが、寸法が拡大した表示映像とし
て放射される。遠方の観察者は、複数の出力端子の全体
と、投影された映像部分とを見るから、表示映像を全体
として知覚する。
図面の簡単な説明 第1A図は、本発明表示装置の好適な実施例の正面図で
ある。
第1B図は、第1A図の1B−1B線上の断面図である。
第2図は、本発明表示装置のディスプレイスクリーン
の前面に形成した表示映像の前面図である。
第3A図は、本発明のディスプレイスクリーンの共通基
材上に固着した端子ハウジングの4個の代案の実施例を
示す部分横断面図である。
第3B図は、第3A図に示す端子ハウジングの内の2個を
拡大した斜視図である。
第3C図は、第3A図に示す端子ハウジングの拡開した実
施例の拡大部分図である。
第3D図は、湾曲したディスプレイスクリーンを補正す
る方向に頸部が向く出力端子を示す部分側面図である。
第4A図、及び第4B図は、それぞれ、ディスプレイスク
リーンを剛強支持フレーム構造に連結する実施例の前面
図、及び断面平面図である。
第4C図は、代案の三角形トラス型のフレーム構造の一
部の斜視図である。
第4D図は、2個の隣接するディスプレイスクリーンの
連続状態を示す、2個の並べた三角形トラス型のフレー
ム構造の一部断面平面図である。
第4E図は、飛行船の湾曲平面に取り付けたディスプレ
イスクリーンの実施例の部分前面図である。
第5A図は、入力マトリックスの完全性を維持するため
のランチグリッドの斜視図である。
第5B図は、伝熱テープのストリップに巻かれた入力端
子の列、又は行を有する入力マトリックスリボンの一部
斜視図である。
第5C図は、伝熱テープのストリップによって生じた入
力マトリックスの列と行との間の非対称性を示す2個の
隣接する入力マトリックスリボンの拡大一部前面図であ
る。
第6A図は、プロジェクタの構成部材を示すため一部を
切除したプロジェクタの実施例の斜視図である。
第6B図は、プロジェクタに取り外し得るようランチグ
リッドを取り付ける実施例を示す拡大部分斜視図であ
る。
第7A図、及び第7B図は、それぞれ、ランチグリッドを
電子映像モジュールに恒久的に固着する実施例、及びラ
ンチグリッドをプロジェクタ、又は電子映像モジュール
に取り外し得るよう取り付ける代案の実施例の拡大部分
斜視図である。
第8A図〜第8D図は、それぞれ、ディスプレイスクリー
ンの観察軸線を向上させるよう出力端子からの投影円錐
放出角を増大する4個の代案の実施例を示す拡大部分断
面図である。
第9図は、熱交換構成部材を示すため一部を切除し、
電子映像モジュール投影装置を組み込んだ熱交換装置の
斜視図である。
第10図は、染色、又は印刷した網、又は織物でカバー
したディスプレイスクリーンの拡大一部斜視図である。
好適な実施例の詳細な説明 第1A図、及び第1B図は、本発明表示装置10の好適な実
施例の前面図と、断面側面図である。表示装置10は、両
側に「A字状フレーム」のスタンド15を採用する軽量剛
強フレーム構造14によって支持されたディスプレイスク
リーン12を有するのが好適である。このディスプレイス
クリーンは、2.5〜20m2のものが好適であり、Snyder Ma
nufacturing Co.で製造されているAdvertex Lite(商標
名)のような200〜300g/m2のポリエステルのメリヤス生
地から成る可撓性で、耐久性がある基材16をこのディス
プレイスクリーンは有する。このメリヤス生地は、ビニ
ール、ウレタン等でコーチングするのがよく、これによ
り、その編み目を周囲に対し安定化し、寸法的にも安定
化すると共に、接着層18(第3A図参照)と端子ハウジン
グ20とを結合するため表面を安定にする。黒い基材16が
ディスプレイスクリーン12の観察性能を最高にすること
ができるが、美観上の要求から他の色を採用してもよ
い。
光伝導体30の出力端子28の離間した行24と列26との四
辺形のディスプレイマトリックス22をディスプレイスク
リーン12が有するのがよい。(図面には、光伝導体30の
数を制限して点線で示した。)基材16の表面を横切って
通常25〜130mmの距離に、出力端子28を相互に離間す
る。後に説明するように、出力端子28の間の距離によっ
て、表示映像31(第2図参照)の解像度を実質的に決定
する。出力端子28の間の距離が減少すると、ディスプレ
イスクリーン12に一層多くの端子ハウジングを加える労
力と、材料費とが増大する。
光伝導体30は、基材16の後面32にほぼ平坦に位置する
か、後面にほぼ平行に延在し、入力端子36を含む入力マ
トリックス34(第5A図参照)に対照して配置される。光
伝導体30は、入力マトリックス34をディスプレイマトリ
ックス22に所定のパターンで接続し、光を入力マトリッ
クス34からディスプレイマトリックス22に伝送する。入
力端子36は、1個づつ光伝導体30によって対応する出力
端子28に別々に接続される。
入力マトリックス34における入力端子36の相対位置
は、ディスプレイマトリックス22における出力端子28の
相対位置と幾何学的に同一である。例えば、入力マトリ
ックス34の第2行、及び第5列の入力端子36は、ディス
プレイスクリーン12上のディスプレイマトリックス22の
第2行、及び第5列の対応する出力端子28に接続され
る。従って、入力端子36の行がランチグリッド38内の緊
密なパックを最高にするよう片寄っている場合には、デ
ィスプレイマトリックス22の出力端子28の行を、入力端
子36の相対位置に対応して片寄らせる。
1対の安定アーム42によってフレーム構造14に取り付
けたスライド、フィルム、ビデオ、又はレーザのプロジ
ェクタ40のような光源から投影される光源映像39(第6A
図参照)を入力マトリックス34は受光する。光伝導体30
は、そのそれぞれの入力端子36で光を受け、この光を光
伝導体30に伝播し、それぞれの出力端子28の外にこの光
を投影する。光伝導体をその縦軸線に直角に明瞭に切断
して軸端を生ぜしめ、これ等軸端を磨いて、平滑な明瞭
な表面にすることにより、光伝導体の両端に入力端子36
と、出力端子28とを形成する。フッ素化重合体クラッド
を有し、0.17dB/mのように非常に損失が少なく、直径0.
75〜1.0mmのポリメチルメタクリレート光フアイバのよ
うな長く、細い導波路から光伝導体30を構成するのがよ
い。
作動にあたり、これ等の相互接続によって、ディスプ
レイ装置10により、入力マトリックス34からディスプレ
イスクリーン12のディスプレイマトリックス22まで、光
源映像を一部づつ、即ち映像素子づつ伝送する。入力マ
トリックス34に焦点合わせされた光映像は、ディスプレ
イマトリックス22から放射して、拡大した表示映像を形
成する。この表示映像は、異なる縦横比を有するが、入
力マトリックス34に与えられた光源映像の構造に類似し
ている。従って、プロジェクタ40のような光源から生ず
る映像は、ディスプレイスクリーン12上に、ディスプレ
イ装置10によって、拡大した形で表示される。第2図
は、30.5mの距離から4.6m×6.1mのディスプレイスクリ
ーン上に表示された映像31を示す写真である。第1A図に
示す表示された映像31に対応する光源映像は、フィルム
型プロジェクタによって生じたものである。
第3A図〜第3D図は、端子ハウジング20A〜20D(正確に
はハウジング20)の好適な実施例と、これ等を基材16と
光伝導体30とに連結する好適な方法を示している。第3A
図、及び第3B図では、端子ハウジングは、ABSのような
計量プラスチック材料の漏斗状部片である。端子ハウジ
ング20A〜20Cは、25〜40mmの直径の端子ベース46で終わ
る開いた漏斗部45と、光伝導体30を受入れられる0.75〜
1.0mmの通路50を有する管状頸部48とを有するのがよ
い。整合嵌着するため、通路50の直径は、光伝導体30の
直径に合うものであるのが好適である。
端子ハウジング20は、できるだけ軽量なものがよい
が、出力端子28の方向を正確に維持し、着氷、又は強い
風のような周囲からの力に耐えるよう、十分に強く、耐
久性があるものがよい。端子ハウジング20の全体にわた
る金属の厚さは、変化させてもよく、引っ張りと、圧縮
とを受ける区域は細くし、剪断力を受ける区域は太くす
る。このような材料の太さの輪郭を得るためには、プラ
スチックディスクを軟化するため加熱し、光伝導体30の
直径と同一の直径を有する鈍い端部を有する探触子を、
この軟化したプラスチックディスクを介して押すことに
よって得られる。ドリルブランクのような金属探触子
は、製作中に、片寄りを防止するのに好適である。
端子ハウジング20を接着層18によって基材16に取り付
けるのがよい。結合する表面に均一に接着剤が流れるの
を進行させ、接着剤の性能と結合強さとを増強するため
には、端子ハウジングの材料と、基材表面とが比較的高
い表面エネルギーを呈するものであるのが好適である。
ABSプラスチックは、非常に高い表面エネルギーを有す
る。好適な接着剤としては、3M Corportion社によって
製造されているVHBのような両面接着テープの環状片を
採用されるが、このテープは、薄い発泡基材の両面に固
着したアクリル系接着剤を有する。
湾曲半径52は、頸部48の通路50からベース46までの漏
斗部45の広がりの量を決定する。湾曲半径52の長さは、
採用する光伝導体30の形式により定まり、上述の好適な
光伝導体30の直径の約10倍である。湾曲半径52から生ず
る漏斗部45の曲率は、光伝導体30の光学性能に重大な影
響を及ぼす捩れ、即ち、臨界曲げ半径を越える湾曲が光
伝導体に生ずるのを防止する。
このように、湾曲半径を制限する効果を生ずることの
他に、ディスプレイスクリーン12の基材16上の希望する
位置に光伝導体30の出力端子28を繋止する手段と、希望
する観察軸線に沿って各出力端子28の光学出力側を指向
させる手段とを端子ハウジング20によって提供すること
ができる。
第3A図〜第3C図に示す端子ハウジング20Aについて
は、光で導体30を基材16の後面32に沿って延在させ、デ
ィスプレイマトリックス22内の希望する位置において基
材16に形成した小孔54にこの光伝導体30を通す。光伝導
体30は、ベース46に通り、湾曲半径52に沿って延び、通
路50を通り、好適には頸部48を約1〜6mm越えて突出す
る。通路50は、光伝導体30を案内し、出力端子28を希望
する観察角に向け指向させる。光伝導体30は、所定位置
に接合させているか、又は各出力端子28を熱の作用で拡
開させることによって機械的に固着し、第3C図に示すよ
うに軽微なフランジ56を形成し、端子ハウジング20の頸
部48を通じて出力端子28が滑って戻ることがないように
防止する。
端子ハウジング20Bは、ディスプレイスクリーン12の
基材16上に出力端子28を支持する後部取付け技術の好適
な実施例になる。この端子ハウジング20Bは、一層大き
な直径のベース46を有し、接着層18を介してベース46の
前面、即ち上面を基材16の後面32に固着している。端子
ハウジング20Bの頸部48は、基材16の大きな孔58から突
出する。接着層は、若干の基材16の完全性を強化しよう
とするものであるが、一層大きな孔は一層小さな孔より
もこの織物を一層弱めるものである。これは編成品の糸
を一層多く切断するからである。しかし、異常に高い外
力を受ける区域で剛強面にディスプレイスクリーン12を
取り付ける時は何時でも、上記の後部取付け技術は有利
である。
端子ハウジング20Cについては、この端子ハウジング2
0Cを基材16に非常に有効に取り付けるため、小さく軽量
な緊締具60と、剛強パネル62とを採用することによって
接着層18を増大するか、又は省略することができる。
「熱融着」、又は「超音波融着」のような軽量で耐久性
のある種々の緊締技術を実施することができ、これ等の
実施は本発明の範囲を逸脱するものでない。
第3A図、及び第3B図に示す端子ハウジング20Dでは、
ディスプレイスクリーン12の基材16に出力端子28を緊締
するため、「市販(off the shelf)」の構成部材を採
用することができる。端子ハウジング20Dは、光伝導体3
0の直径に等しいか、僅かに小さい打抜き孔、又は穿孔6
4を有する弾性グロメット、又は緩衝体である。端子ハ
ウジング20Dの環状溝68内に堅く嵌着できるように座金6
6の寸法で定める。基材16には溝68に類似する寸法の孔7
0を設け、孔70の周りの基材16が溝68内に整合嵌着さ
れ、座金66と端子ハウジング20Dとの間に捕捉され、一
層確実に取り付けられるようにする。この実施例の利点
は、必要構成部材を大量に入手できることであり、孔64
を形成する以外に製造費用を要しないことである。
湾曲半径52より大きい僅かな距離だけ基材16の後面32
から分離して可撓性保護カバー72を位置させて、端子ハ
ウジング20Dに協働させ、光伝導体30が過大に曲げや、
よじれを受けないようにする。光伝導体30を保護カバー
72によって支持するか、この保護カバーに固着し、垂直
負荷を減らす。保護カバー72は、例えば導体30に結びつ
けた軽量なナイロン網であってもよい。この網の目によ
ってディスプレイスクリーン12の背後に接近し易くな
り、修理のために保護カバー72を取り外す必要を無くす
ることができる。修理のため接近するのに十分大きな約
25mm2の網の開口を有する軟らかで、柔軟性があり、耐
久性がある網が好適である。若干の用途では、一層剛い
一層安定性のあるポリプロピレンの網を採用してもよ
い。代案として、軽量のリップストップ型ナイロン織物
も保護カバー72として使用するのに適している。このよ
うな織物は、光伝導体30のための完全な保護の役割を果
たし、しかも、修理のため或る程度、内部への接近を可
能にする。
縫い込み、接着、又は多数の結び目によって、基材16
の周縁76(第4A図参照)の周りに、その後面32に保護カ
バー72を取り付けるのが好適である。小さな結び目は網
に好適であり、接着剤は織物に好適である。光伝導体30
が損傷し、引き掛かったりするのを防止するため、また
ディスプレイスクリーン12を巻きつける任意の表面74
(第3D図参照)が光伝導体30によって損傷するのを防止
するため、いかなる形式の端子ハウジング20A〜20Dにも
保護カバー72を採用し得ることは当業者には明らかであ
る。
第3D図において、ディスプレイスクリーン12を湾曲面
74に巻きつけた時のように或る出力端子28の観察軸線が
ディスプレイスクリーン12の表面から90度になっていな
い時は、表面74の曲率を補正するように、端子ハウジン
グ20E、20Fを出力端子28に指向させるように端子ハウジ
ング20E、20Fの頸部48を構成する。出力端子28を等しい
角度に指向させるが、表面74の曲率に対し反対方向に
し、遠い観察者が観察するために、凝集力のあるほぼ均
一な明るく拡大した表示映像31を生ぜしめる。
製造を簡単化するために、ディスプレイスクリーン12
に一形式の端子ハウジング28を採用するのが好適である
が、任意特定のディスプレイスクリーン12には意図した
用途と、表示装置10の位置とに特に適した種々の形式の
端子ハウジングを採用することができることは当業者に
は明らかである。
第4A図〜第4E図には、ディスプレイスクリーン12をフ
レーム構造14に連結する数個の種々の実施例を示す。第
4A図、及び第4B図において、取り外すことができる隅角
連結具86によって端部を結合した軽量で強力0な80mmの
直径のアルミニウム管84でこのフレーム構造を構成し、
輸送の便利のため、このフレーム構造を個々の構成部材
に容易に分解することができるようにする。フレーム構
造への連結を容易にするため、基材16の周縁76の周りに
150〜300mmの規則的な間隔で離間したグロメット78をデ
ィスプレイスクリーン12に設ける。弾性衝撃コード、即
ち「緩衝ゴム」コードをグロメット78と、フレーム構造
フック82とに通すのが好適である。このフック82は、グ
ロメット78の間隔と等しい規則的な間隔でグロメットに
対し間隔の半分だけずらしてアルミニウム管84に取り付
けてある。
グロメット78、コード80、及びフレーム構造14を組み
合わせることによって、ディスプレイスクリーン12の基
材16を緊密に、しわが寄らないように保持することがで
きる。理想的には、基材16に最大量の張力を加え、しか
もディスプレイスクリーン12を損傷せず、各端子ハウジ
ング20の周りの局部的な表面偏向を最小にする。このよ
うな偏向は、ベース46を通じて外へ出る光伝導体30の重
量によって発生する捩り力によって通常引き起こされ、
正味の垂直軸線方向負荷成分を生じ、この負荷成分は端
子ハジング20の湾曲半径52を介して伝わる。
第4C図は、分解容易な三角形トラフレーム88を採用し
たフレーム構造の代案の実施例を示す。このトラスフレ
ーム88は多数の柱90を有し、この柱により基材を取り付
ける多数の取付け点を提供すると共に、基材16をトラス
フレーム88の周りに巻き付けるのを容易にする。従って
基材16がトラスフレーム88に重複する部分をディスプレ
イマトリックス22の出力端子28によって覆う。第4D図に
おいて、この型式のディスプレイスクリーン12を並べて
設置し、一層大きな、又は一層長い表示映像31を生ずる
ようにするか、又は遠方の観察者が識別できる程離間し
ていない同時の一連の表示映像を生ずるようにする。
第4E図において、小型軟式飛行船のような非剛強型の
飛行船のガス容器外面92にディスプレイスクリーン12を
取り付ける時には、剛強フレーム構造は不必要である。
ディスプレイスクリーン12を飛行船の表面92に十分に直
接引張ることができる。ナイロンフィラメントで造った
幅25.5mmの一連のストラップ94を1.3mの間隔で基材12の
頂部96と底部98とに取り付ける。第4E図に示すディスプ
レイスクリーン12の実施例は、垂直方向に7.5m、水平方
向に6.1mである。基材16の頂部と底部との端縁100にカ
テナリー型曲線を採用し、基材に加わる種々の負荷を一
層均一に分散させる。基材16の頂部96から底部98まで端
縁102に沿って連続的に延びるバルクロのような緊締テ
ープ95と50mmのループフックとによって飛行船の表面92
上の所定位置に基材16の左右の端縁102を保持する。
表示装置10の重量を最小に維持するから、空気より軽
いクラフトに取り付けるのに表示装置10は理想的に適し
ていることは明らかである。単位容積と単位容積とを比
較して、すべてプラスチックから成る光伝導体は、電気
的な信号のための代表的な導電体に使用する銅金属より
約6分の1の密度である。
更に、各全部の色の電気的映像素子のためには、4個
の導電体が必要であり、単一色映像素子のためには、2
個の導電体が必要であるのに、表示装置10の各映像素子
には唯1個の光伝導体30が必要なだけであり、著しく表
示装置の重量を軽減することができる。第4E図に関連し
て説明したディスプレイスクリーン12は、ほぼ3700個の
光伝導体を有し、重量は約45kgであり、表示装置を支持
するような嵩張る重いフレーム構造は不必要である。フ
レーム構造14を採用していない表示装置10の操作のため
には、入力マトリックス34に達する光伝導体30に過大な
歪が加わらないように、プロジェクタ40を支持するのが
好適である。
可撓性基材16と非常に可撓性が高い光伝導体30を採用
することによって、第4E図につき説明した寸法のディス
プレイスクリーン12を1m×1.5m×0.5mの容積に折り畳む
ことができ、表示装置10が移送し易くなることは明らか
である。本発明の表示装置10は、従来の表示装置の重く
嵩高のフレーム構造のものを使用できない多くの地上位
置、懸垂位置に採用することができる。
第5A図は、光伝導体30のための共通収集点として作用
するランチグリッド38の好適な実施例を斜視図に示す。
ランチグリッド38は、入力マトリックス34を形成する入
力端子36の最適な配置を維持するように作用し、プロジ
ェクタ40への機械的取付けを可能にし、更に入力マトリ
ックス34に指向する集中する光学輻射線によって生ずる
熱を分散させるように作用する。
ランチグリッド38は、クランプ116の4個の側部のう
ちの3個の側部を形成するU字状断面の厚さ12.7mm、幅
51mmの本体114を有するのが好適である。本体114は、ラ
ンチグリッド38をプロジェクタ40に取り付ける2個のフ
ランジ118を有するのが好適であり、単一ブロックから
フライス加工で造るか、溶接、又はねじ緊締具で取り付
けることによって適切な寸法の棒素材の独立片から組み
立ててもよい。蓋片120によって第4側部を形成してク
ランプ116の「U」字状部を閉じ、入力マトリックス34
内に送られる光伝導体30の最後の6mmの部分の周りを完
全に包囲する。
第5B図、及び第5C図において、入力マトリックス34の
入力端子36の構成は、ディスプレイマトリックス22の出
力端子28の構成に類似する。好適には、光伝導体30の入
力端子36は、まず個々の行124、又は列126に集まり、短
い51〜155mmのリボン128を形成する。伝熱テープ130の
単一層によって所定位置に固着され、隣接し、接触する
入力端子の全部の列と、行とをリボン128は通常有す
る。このような伝熱テープ130は、例えば片面に接着剤
を塗布したアルミニウム箔の厚さ0.075〜0.125mm、幅50
mmのストリップである。一層厚いテープを採用すること
ができるが、厚いテープは、組み立てた列、又は行のリ
ボン128の間の間隔を増大し、光学的損失を発生すると
共に、受け入れられない程の幾何学的ゆがみを発生す
る。
ランチグリッド38内の入力マトリックス34とディプレ
イスクリーン12上のディスプレイマトリックス22との間
に一定の縦横比を維持するように大きな注意を払うこと
は当業者にとって明らかである。伝熱テープ130を使用
することによって、一方の軸線に沿う入力端子36の離間
間隔が他方の軸線に離間間隔より僅かに大きくなるよう
に入力マトリックス34を非対称にする。従って、ディス
プレイマトリックス22の出力端子28の離間間隔によっ
て、ランチグリッド38内の入力マトリックス34の行12
4、又は列126の間隔上のテープ130の厚さによって生ず
る表示映像31のいかなる幾何学的ゆがみをも補正する。
行124、又は列126のリボン128はランチグリッド38内
に堆積されるから、これ等リボンは、僅かに厚いシアノ
アクリレート接着剤によって次に互いに接合し、リボン
128のテープ130内に形成した浅い溝状の凹所に適合す
る。また、この接着剤を第1リボンと最後のリボン128
との外側にも加え、クランプ116のそれぞれの片114、12
0への取り付けを容易にする。
クランプ116の端縁を約6.5mm越えて入力端子36を突出
し、光学的効率を最大にするためのつや出しを容易にす
るようリボン128を位置させる。光伝導体30の突出部を
粗い研摩ディスクで集合的に研磨し、この突出部をクラ
ンプ116から2.6mm以内にし、入力端子36を生ぜしめる。
次に、徐々に細かくなる研摩剤によって入力端子36を集
合的に研摩し、クランプ116と同一平面になるようにす
る。平坦なブロックを採用して研摩剤を支持し、入力マ
トリックス34が均一な平坦面を有するようにする。通
常、320粒度の研磨剤を使用し、3段のつや出しで十分
である。
穏やかな洗浄剤と水とで入力端子36を洗浄し、研摩プ
ロセスで残留しているいかなる研磨屑をも除去し、トル
エン溶剤で払い、保護面112に接合するための入力マト
リックス34を準備する。保護面112は例えば1.6〜3.2mm
厚さのカバーガラスであり、これにより耐久性があり、
平坦な、容易に清掃できる表面を提供する。保護面112
を入力マトリックス34の端縁を越えてランチグリッド38
のクランプ116に突出させ、気泡や屑のない薄い均一な
接着層によって接合するのがよい。また、この接着剤は
全可視スペクトルに対し透明であるのがよく、また、こ
の接着剤をキュアした時、保護面112と、光伝導体30の
コアとの屈折率にほぼ等しい屈折率を有するようにすべ
きである。好適な接着剤としては、Epoxy Technoloyg C
orp.から入手でき、光学用途に造られた2個の部分から
成るエポキシ系接着剤であるEpo−tec301がある。
第6A図に本発明に使用する代表的なプロジェクタ40を
示し、光源映像39を入力マトリックス34(第5A図参照)
に投影するため、プロジェクタ40内の支持ブラケット14
2に取り付けた高効率の管状でハロゲン化金属から成る
大出力の放電ランプ140をこのプロジェクタが有するの
が好適である。標準の、又は大出力の電気アウトレット
から電力を運ぶ変圧器143にランプ140を電気的に接続す
る。このようなランプ140は、正確な色の識別のために
望ましい非常に白い色を発生する利点があり、白熱灯に
比較し電気的エネルギを可視光線に変える際5倍以上効
率が良く、標準の電球に比較し反射鏡内に最適に位置さ
せるのが一層容易であり、9000時間を越える長い使用寿
命を有する。更に、このランプによって生ずる光エネル
ギーは、白熱灯に比較し赤外線の波長に相当する波長が
著しく少ない。従って、光エネギーの冷却が容易であり
特にこの光エネルギーが集中した場合、映像媒質が熱的
に損傷を受ける可能性が低い。ランプ140のために必要
な電力は、見ることが可能なディスプレイの必要な性能
に応じて、通常250〜1500ワットの範囲にある。
半楕円面状の反射鏡144をランプ140の周りに取り付
け、ランプ140が反射鏡144の長軸を同軸に位置し、しか
も楕円の焦点に中心があるようにする。反射鏡144は直
径が200mmで深さが150mmであるのが良く、ランプ140の
光エネルギーを有効に集収し、集中させ、鏡146に指向
させる。この鏡146は、反射鏡144の楕円の焦点から、又
は映像媒質148からほぼ380mmの位置にある。他の型式の
ランプ140や反射鏡144を代わりに採用してもよい。例え
ば、楕円漏斗型反射鏡を採用し、この反射鏡の楕円の焦
点に反射鏡を横方向に横切って設置したランプに協働さ
せてもよいし、円錐形(15度〜30度の傾斜)に焦点合わ
せする型式の反射鏡を補助的な後方反射鏡に協働させて
狭い区域に向け光を反射させてもよい。
ランプ140と映像媒質148との間にミラー支持ブラケッ
ト150によって波長選択ミラー146を介挿する。保護面11
2と入力マトリックス34とに隣接して位置する映像媒質1
48に向け放射された光の可視部のみをミラー146によっ
て反射すると共に、この放射された光の赤外線部分をミ
ラー146に通してこの赤外線部分が入力マトリックス34
に達しないようにし、映像媒質148と入力マトリックス3
4とに指向する熱を著しく減少させる。プロジェクタ40
はファン149を使用しており、種々の投影及び映像形成
部材によって生ずる熱をこのファンによって消散させ
る。特に冷却空気を映像媒質148に指向させ、ランプ140
から放射する光の中にある残留赤外線、又はその他の光
エネルギーによって生ずる熱を消散させる。
第6A図に示すプロジェクタ40の実施例においては、光
源映像39を映像媒質148に形成するが、この映像媒質
は、例えば連続するフィルムループ151に組み合わせた
一連の正の写真映像透明画155である。このよな光源映
像39の寸法は、入力マトリックス34の寸法と本質的に等
しいのが普通である。光源映像39を含む各フィルム透明
画155は、透明保持板152上の入力マトリックス34と一線
に順次、位置を占め、必要な時間の間、静止保持され
る。保持板152は、アルミニウムブラケットによって所
定位置に保持された厚さ3.2〜6.5mmのテンパーガラスで
あるのが好適である。保持板152によってフィルム透明
画155を保護面112に保持するが、1.3〜2.5mmの間隙を残
し、付着することなく、2個の表面間に映像媒質148が
滑ることができるようにする。
プロジェクタ40は、金属ブラシ状のセンサ、又は光セ
ンサ153を採用し、透明映画155の13mmの縁に固着、又は
印刷した金属性コード、又は一連の表示バーコード157
をこのセンサによって検出し、シーケンス合致プロセス
を容易に行い得るようにする。光バーコード157が一層
融通性があり、このバーコードにより例えば現在表示さ
れている透明画155の停止持続時間と、次の透明画への
遷移時間とを符号化し、合致情報を提供する。センサ15
3はバーコード157を読み取り、各透明画155に対して独
特のオンオフ電気信号のシーケンスを発生する。これ等
の信号は、モータ制御プロセッサ154に送られ、このプ
ロセッサは、駆動モータ156を制御し、任意その他の情
報、又は必要に応じて制御シーケンスを、又はその両方
を発生する。
一定の停止、及び移動時間で個々の透明画155を投影
するため単一ディスプレイスクリーン12を採用する単一
シーケンス操作については、駆動ローラ158と、ピンチ
ローラ160とに接触して永久磁石式駆動モータ156を採用
し、フィルムループ151を透明画155から透明画155に動
かすのが好適である。しかし、複式ディスプレイスクリ
ーン12を採用し、光源映像39を同期させる場合と、又は
可変遷移速度を有する場合と、又はその両方を実施する
場合の用途に対しては、共通クロック信号を受けるステ
ップモータ制御器によって駆動されるステップモータが
好適である。
入力マトリックス34の長さより長い透明画155Aであっ
て、単一フレーム遷移速度よりも遅い一定速度で通すの
が好適な透明画155Aの場合には可変の遷移速度が望まし
い。これにより、ディスプレイ映像31がディスプレイス
クリーン12を横切って動く「スクローリング」作用を生
ずる。プロジェクタハウジング162内に設けた空間内に
長いフィルムループ151を「折り畳む」が、望ましくな
い折目を生じないよう透明画の材料を十分剛強なものに
する。
第6B図において、ランチグリッド38を取り外し可能に
プロジェクタ40に取り付ける。クランプ116の各フラン
ジ118に緊締クリップ164を設け、緊締ピン170を入れる
孔168をこのクリップ164の板166に設ける。プロジェク
タハウジング162の頂部172に緊締ピン170を取り付ける
が、ランチグリッド38のクランプ116を収容するように
した孔174のいずれかの側に緊締ピン170を位置させる。
板166に沿って摺動し緊締ピン170の溝180に掛合する取
付けクリップ178を繋止するための横木176を板166に設
ける。
第6A図、第7A図、及び第7B図において、代案として、
ランチグリッド38に恒久的に、又は取り外し得るよう取
り付けた電子映像モジュール200をプロジェクタ40によ
って収容できるようにする。プロジェクタ40に関連して
説明した映像媒質148、及びそれに関連する駆動部材、
及び支持部材の代わりに、電子映像モジュール200をを
使用する。このモジュール200は、例えば受動映像形成
手段、又は能動映像形成手段を提供する液晶ディスプレ
イ(LCD)であってもよい。
受動映像モジュール200は、小型のバックライトコン
ピュータディスプレイに使用するものと類似しており、
外部の制御回路に依存するものである。この外部の制御
回路は、映像素子の列と行とを通じて迅速にシーケンス
を進行させ、各個々の映像素子と偏光の希望する状態に
切り換え、これにより、各部の偏光層によって映像素子
の不透明性を制御する。特定の映像素子が電気信号によ
って活性化されていない時間の間、この映像素子は「オ
フ」状態であり、その不透明部分は、非活性状態に復帰
する。
プロジェクタに接続され、数個の映像を記憶し、操作
できるコンピュータによって映像情報を発生するのがよ
い。受動映像色体系は、通常、シアン、マゼンタ、及び
黄のような重ねた負の色素子を採用しており、高い透明
度と、一層有効な色の制御とを行うため全部の色素子の
区域を利用している。受動映像モジュールの利点は、比
較的コストが低いことと、能動カラー映像モジュールに
比較し、著しく高い光透過率を有することである。任意
所定の瞬時に、映像素子の大部分がオフ、即ち非活性で
あるため、全体の映像モジュールの性能、特にコントラ
ストは若干不利である。このように、コントラストと速
度が制約を受けるため、テレビジョン型の映像よりも、
コンピュータによって発生する情報を表示するために受
動映像モジュールが一層適している。
一方、ビデオ映像を生ぜしめるため能動映像モジュー
ルが通常採用されている。能動映像モジュールでは、外
部回路によって制御されるトランジスタ、又はダイオー
ドを使用し、例えば液晶映像素子の電気的状態を切り換
え、分離し、これにより信号が電気的状態を新しくし、
即ちリフレッシュされ、この電気的状態を維持する。物
理的、及び電気的に分離された液晶映像素子の誘電性に
より、切換え信号の電荷が蓄積し、映像素子は、リフレ
ッシュされるまでその相対不透明姓を維持する。従っ
て、任意所定の時間に、能動映像モジュールの各映像素
子は、特定の光学状態で、透明から完全不透明まで活性
である。
能動カラー映像モジュールは、隣接する赤、青、及び
緑の液晶映像素子を含む加色発生系を採用し、これによ
り映像モジュールの伝達性を制限する。ビデオテープレ
コーダ、ビデオ再生装置、ビデオディスク装置、切換装
置を介して、又はラジオ、又は光波通信リンクによって
直接接続したテレビカメラ、又はこれ等の任意適切な組
合わせ、又はその他のビデオ処理信号発生装置によって
生じたビデオ信号をインターフェース制御回路が受信
し、液晶モジュール回路を駆動し、ビデオ映像を生ぜし
める。コンピュータで生じた情報も、コンピュータ表示
フォーマットからビデオディスプレイフォーマットに適
切に変換した後に、能動映像モジュールによって表示す
ることができる。能動映像モジュールの利点は、全部の
色により映像を形成することと、高い品質のアニメーシ
ョン能力があることとである。例えば、この型式の映像
モジュールでは、大きなテレビジョンディスプレイを造
ることができる。
2個、又はそれ以上の表示装置10を協働させ、多数の
ディスプレイスクリーン12を採用する非常に大きな表示
映像を発生し得ることは当業者には明らかである。表示
映像を形成するため使用する各表示装置のため、ビデオ
信号を処理して別々の信号を発生させる。各別々の信号
は、表示映像の幾何学的部分を表す。第4D図において、
大きな連続するディスプレイ表面の表示を生ぜしめるた
め、継目、即ち不活性区域をできるだけ無くするように
ディスプレイスクリーン12を配置する。
第7A図、及び第7B図は、プロジェクタ40のハウジング
162に電子映像モジュール200を恒久的に固着、又は取り
外し得るよう取り付ける方法を示す。第7A図において、
映像モジュール200をランチグリッド38内の入力マトリ
ックス34に直接結合するのが好適である。光学的に発生
する熱を映像モジュー200から除去するため入力マトリ
ックス38の熱を低下させる能力を最大にするように保護
面112を除去する。Epo−tek301のような屈折率が一致す
る十分な量のエポキシ系接着剤202を入力マトリックス2
2の中央部に加え、次に入力マトリックス22を後部止め
(図示せず)に接触するまで側部止め104間に滑らせ、
モジュール200の映像部204上に合致するのを容易にす
る。
Cargille Lab #24230光学ゲルのような適切に屈折率
が合うゲルを接着剤202の代わりに使用し、入力マトリ
ックス22を電子映像モジュール200に接続する取外し得
る方法を提供する。弾性の、即ちばねのような延長部材
206を採用して、プロジェクタ40内の取り外し得るよう
取り付けた入力マトリックス34に映像モジュール200を
支持し、整合するための必要な力を生ぜしめると共に、
十分な弾性を維持し、連結、又は取外し中に生ずる過大
な応力や不均一な応力に起因する映像モジュー200の損
傷を防止する。
第7B図において、取り外し得るランチグリッド38A
は、迅速に釈放できる「バヨネット」形緊締技術を採用
する。ランチグリッド38Aに回転自在の継手部材207を設
け、プロジェクタハウジング162上の非回転継手部材207
を設け、プロジェクタハウジング162上の非回転継手部
材210の挿入溝孔209に掛合する2個、又はそれ以上の、
好ましくは平坦な舌片208を継手部材207に設ける。ラン
チグリッド38の入力マトリックス端211と、回転自在の
継手部材207とを入力マトリックスレセタクル212と、円
形レセプタクル213とにそれぞれ緊密に嵌着する。次に
回転自在の継手部材207を回転し、舌片208を切下げ溝孔
214内に摺動させ、ランチグリッド38をプロジェクタ40
のハウジング162内にロックする。摺動掛金、四分の一
回転緊締具、又はクレビスピンのような多くの迅速釈放
緊締技術を採用することができ、それが本発明の範囲を
逸脱しないことは当業者には明らかである。
電子映像モジュールの製造業者は、映像部に隣接して
或る多数の電子構成部材を配置するが、プロジェクタハ
ウジング内に電子構成部材を位置させて、電気ケーブル
によって映像モジュールに接続するのが好適である。映
像モジュー200内において、ランプ140に最も近い偏光層
を液晶層から或る距離(15mm〜30mm)の位置に設置し、
熱に起因する損傷、又は性能の喪失の可能性を減らすよ
うにするのが好適であることは当業者には明らかであ
る。
代案として、プロジェクタ40がランプ140と映像媒質1
48とに代わりレーザを採用してもよい。例えばレーザ
は、原色の赤、青、緑の波長を含む光線を発生し、全範
囲の色を発生するためその割合を変調する。高速検流計
走査装置に取り付けたミラーによって、この光線を希望
するパターンに偏光させる。高速でこのパターンを走査
し、移動スポットでなく、移動する線の可視像を生ぜし
める。多くの静止像又は動画化したクラフィック映像を
記憶し、操作することができるコンピュータによって、
この変調器と、デフレクタとを制御するのが好適であ
る。
この形式のレーザプロジェクタの利点は、非常に明る
い独特のグラフィック表示映像が得られることである。
しかし、従来のレーザ構成部材が高価で、複雑であるこ
と、「充満(filled)」映像を表示する能力がないこ
と、及びビーム偏光装置の偏光速度の制約によって生ず
るフリッカがあること等の欠点は、レーザ技術の発達が
進むにつれてすべて改善された。
他の型式のレーザ式プロジェクタは、テレビジョン映
像管に見られる「ラスター」パターンにおける光線を偏
光させることによってビデオ映像を投影することができ
る。この偏光のため、必要な水平偏光パターンを生ずる
回転する多角形ミラーと、垂直偏光を生ずる検流計とを
採用する。これ等偏光を生ずるための両方の構成部材に
入って来るビデオ信号に電子的に同期させ、安定した映
像を発生する。
採用した映像形成手段に関係なく、プロジェクタ40か
ら出る(レーザ光線以外の)光は、光プロジェクタ30の
全アクセプタンス角をできるだけ大きい角度に張る角度
で入力端子36に入射し、所定のランプ140から可能最高
の明るい表示映像が得られるようにするのが好適であ
る。従って、放射した光が適正な角度で入力端子に触れ
るよう、反射器144の幾何学的形状、と光学通路とを構
成配置する。上述した光プロジェクタ30の好適な実施例
では、アクセプタンス角度は約60度である。従って、放
射された光は映像媒質148に衝突し、60度の角度にわた
り入力マトリックス34に通る。
表示映像31の一部を形成する光は各出力端子28から投
影円錐形の形状で放出する。この円錐形は、各光伝導体
30のアクセタンス角にほぼ等しい出力角を張る。従っ
て、この放出光線の実際の観察角はこの出力角に局限さ
れる。しかし、種々の屈折技術、又は回折技術によって
この出力角、従って実際の観察角は増大する。例えば、
屈折技術には、光の分散があり、レンズ形状、又はプリ
ズム形状になるよう各出力端子28を熱的、又は機械的に
「粗く」するか、特殊な形状にすることによって、この
分散を行わせることができる。
第8A図、及び第8B図において、好適な屈折分散技術は
各出力端子28に固着した端子キャップ184を採用する。
このキャップ184は、一層密な透明媒質188にわたり分散
した10μ〜30μの多数のガスの泡(第8A図に著しく拡大
して示した)を含んでいる。好適なガスの泡は、3M Cor
poration社が製造している空気又はメタンガスを充填し
たマイクロバルーンであり、清潔なアクリルポリカーボ
ネート、又は光学エポキシに分散されている。媒質188
に対する相対的なガスの泡の量は、端子キャップ184の
光分散特性を決定する。例えば、出力端子28に加えた0.
001ミリリットルの滴内のEpo−tec301に対してマイクロ
バルーンが1対2の割合(マイクロバルーンが1)であ
ると、放出光線の分散は200%以上増大する。
第8A図は、出力端子28、又は端子ハウジング20に接着
するようにした端子キャップ184の射出成型の実施例を
非常に拡大して示した。また、エポキシ、即ち接着剤18
9の滴を端子キャップ184と出力端子28との間に採用し、
端子キャップ184の確実性を増大する。代案として、注
入器を有する出力端子28に加えた端子キャップ184のエ
ポキシの実施例を第8B図に示す。表面張力によって液状
エポキシを引張るから、球状に近い形にキュアする。
第8C図、及び第8D図において、光学格子、又はホログ
ラフィック光学素子のような回折素子190によって回折
分散を充足する。これ等回折素子は、通常、各原色のた
めの堆積した多数の波長特定層192(第8C図参照)、又
は重ねた波長特定単一層194(第8D図参照)を有し、出
力端子28、又は端子ハウジング20、又はその両方に接着
した保持具196によって各出力端子28にこれ等回折素子
を支持する。
電子映像モジュールは高い熱に特に敏感なので、強く
冷却することが望ましく、活性冷却機構で充足するのが
好適である。この機構は、映像媒質148上を動く気流に
対する冷凍を行う。第9図は熱交換装置220を示し、映
像形成手段を強く冷却するための好適な方法を実施する
ための熱交換構成部材を示すため一部を切除して示し
た。この熱交換装置220は、ハウジング162Aを備え、LCD
電子映像モジュール220Aをこのハウジングに取り付け、
低温ミラー146Aと、ファン221、及び電気熱交換モジュ
ール226にそれぞれ電力を供給するリード線225、227と
を設ける。
作動に当たり、周囲空気導入口223を通じてファン221
によって空気を吸引し、数個の熱電熱交換モジュール22
6によって冷却するそれぞれヒートシンク作用、及びコ
ールドシンク作用があるアルミニウム、又は銅のフィン
222、224を有するヒートシンク217、コールドシンク219
の組に吸引した空気を指向させる。熱交換モジュール22
6は、2個の異なる金属を接触させることによって生ず
る接合部に電気を通すことにより、一方の金属を冷却
し、他方の金属を温めることによるペルチエ効果を利用
する。熱交換モジュールに通る空気を冷空気排出部228
と、高温空気排出部229とにそれぞれ循環させる。熱交
換モジュー216は、移動する部分が無く、非常に信頼性
があり、非常に低温の気流を発生するために26mm×26mm
の多数のモジュール216を採用する。熱交換装置20は、
熱絶縁障壁230を具え、ヒートシンク217からコールドシ
ンク219に熱が漏洩するのを減少させ、熱交換装置220の
効率を高くする。
第10図において、ディスプレイスクリーン12の基材16
も通常の描いた、又は印刷したグラフィックを表示す
る。このグラフィックができるだけ長い間、出力端子28
を閉塞しないように、グラフィックを基材16に直接固着
し、即ち加える。代案として、基材16の地の色、又はグ
ラフィックの外観を、取り外し得る細かい網目の軽量な
網と置きかえる。まず、希望する映像、情報、又は地の
色を網240に描き、又は印刷し、次に基材16の希望する
区域の上に置き、端子ハウジング20の頸部48を網240の
網目に通して突出する。フレーム構造14、又は基材16の
周縁76に、網240を支持して取り付ける。
上述したところから明らかなように、本発明の範囲を
逸脱することなく上述の実施例に種々の偏光を加えるこ
とができる。例えば、ディスプレイスクリーンを円形、
又はその他任意の幾何学的形状にすることができ、掲示
板のような剛強な既存の基材を設け、この基材に孔を穿
孔し、端子ハウジングを取り付けてもよい。従って、図
面に示した実施例は、単に例示のためであって、請求の
範囲を限定するものでない。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−314590(JP,A) 特開 昭58−7107(JP,A) 実開 昭63−142173(JP,U) 実開 昭50−74946(JP,U) 米国特許5040320(US,A) 米国特許4299447(US,A) 米国特許3815986(US,A) 米国特許3644922(US,A) 西独国特許出願公開3303917(DE, A1) 英国特許出願公開2148570(GB,A) 英国特許出願公開1380899(GB,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/06 G02F 1/1335 G09F 9/30 G02B 6/00 G03B 21/58

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】細長い光伝導体(30)の出力端子(28)の
    互いに離れた行(24)及び列(26)よりなるディプレイ
    マトリックス(22)を有する折畳み可能なディスプレイ
    スクリーン(12)において、 平面状ではないスリーン支持面(72,92)の輪郭に適合
    する可撓性の基材(16)と、及び 前記基材(16)に固着した端子ハウジング(20)の互い
    に離れた行(24)及び列(26)のマトリックス(22)と
    により構成し、 前記端子ハウジング(20)には前記基材(16)の表面か
    ら突出する頸部(48)を設け、ディスプレイスクリーン
    (12)の表示映像(31)を発生する部分を形成する出力
    端子(28)を有する細長の光伝導体(30)を前記頸部
    (48)に収容及び支持した ことを特徴とする折畳み可能ディスプレイスクリーン。
  2. 【請求項2】前記基材(16)が折畳み可能な材料により
    構成した請求項1記載の折畳み可能ディスプレイスクリ
    ーン。
  3. 【請求項3】表示映像(31)のための観察角を増大する
    よう出力端子(28)を変形させた請求項1記載の折畳み
    可能ディスプレイスクリーン。
  4. 【請求項4】前記基材(16)を織物の特性を有するもの
    とした請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の折
    畳み可能ディスプレイスクリーン。
  5. 【請求項5】前記行(24)及び列(26)を25mm〜130mm
    の範囲の値だけ互いに離した請求項1乃至4のうちのい
    ずれか一項に記載の折畳み可能ディスプレイスクリー
    ン。
  6. 【請求項6】各端子ハウジング(20)に1個の出力端子
    (28)を支持した請求項1乃至5のうちのいずれか一項
    に記載の折畳み可能ディスプレイスクリーン。
  7. 【請求項7】ディスプレイスクリーン(12)を7.5m×6.
    1mの表面積にし、光伝導体(30)の光学的一体性を損な
    う危険性なく単一ユニットとして1m×1.5m×1.5mの容積
    に折畳むことができるようにした請求項1乃至6のうち
    のいずれか一項に記載の折畳み可能ディスプレイスクリ
    ーン。
  8. 【請求項8】端子ハウジング(20)には、光伝導体(3
    0)の光伝播損失を防止するよう光伝導体(30)の湾曲
    を制限する湾曲制限手段(52)を設けた請求項1乃至7
    のうちのいずれか一項に記載の折畳み可能ディスプレイ
    スクリーン。
  9. 【請求項9】少なくとも1個の端子ハウジング(20)
    に、 (a)第2直径を有する光伝導体(30)を収容し得る第
    1直径、(b)出力端子(28)に隣接する端子部分(4
    8)、及び(c)端子部分に隣接する中間部分(45)を
    有し、光伝導体(30)の前記端子部分を第1方向に指向
    させる通路(50)と、 前記端子ハウジング(20)をディスプレイスクリーン
    (12)に取付けるためのアタッチメント手段と、及び 前記第1直径よりも大きい第3直径を有し、光伝導体
    (30)の前記中間部分を第1方向を横切る第2方向に延
    在させることができ、光伝導体(30)の光学的一体性を
    維持するよう端子部分と中間部分との間に十分大きな湾
    曲半径(52)を持たせる拡大ベース部分(46)とを設け
    た請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載の折畳み
    可能ディスプレイスクリーン。
  10. 【請求項10】前記通路(50)を管状頸部(48)及び漏
    斗部(45)によって囲まれる拡大通路部分によって包囲
    した請求項9記載の折畳み可能ディスプレイスクリー
    ン。
  11. 【請求項11】端子ハウジング(20)の管状頸部(48)
    に、光伝導体(30)の光学的出力に指向性を与える手段
    として機能する指向性を持たせた請求項10記載の折畳み
    可能ディスプレイスクリーン。
  12. 【請求項12】基材(16)に開口を設け、 各端子ハウジング(20)には異なる開口の周りで基材
    (16)に接着剤により固着し、接着剤により基材(16)
    を補強するようにしたベース(46)を設け、また 基材(16)及び端子ハウジング(20)の通路(50)に光
    伝導体(30)を貫通させた請求項9乃至11のうちいずれ
    か一項に記載の折畳み可能ディスプレイスクリーン。
  13. 【請求項13】前記スクリーン支持面(72,92)を非平
    面状の形状にし、前記ディスプレイスクリーン(12)を
    前記スクリーン支持面(72,92)の形状に適合する輪郭
    にし、更に、前記出力端子(28)の出力を前記ディスプ
    レイスクリーン(12)の形状によって生ずる光学歪みを
    補正するよう指向性を与える出力指向性付与部(48)を
    各端子ハウジング(20)に設けた請求項1乃至12のうち
    のいずれか一項に記載の折畳み可能ディスプレイスクリ
    ーン。
  14. 【請求項14】スクリーン支持面(72)を飛行船の湾曲
    面(92)により構成した請求項13記載の折畳み可能ディ
    スプレイスクリーン。
  15. 【請求項15】ディスプレイスクリーン(12)を湾曲形
    状にし、出力端子(28)の指向性をディスプレイスクリ
    ーン(12)の湾曲形状に起因する不均一な明るさの作用
    を相殺する向きに変更した請求項13又は14記載の折畳可
    能ディスプレイスクリーン。
  16. 【請求項16】前記基材(16)及びディスプレイスクリ
    ーン(12)を平面状にした請求項1ないし12のうちのい
    ずれか1項に記載の折畳み可能ディスプレイスクリー
    ン。
  17. 【請求項17】或る距離離れて見るのが望ましい映像
    (31)を発生するため、請求項1乃至16のうちのいずれ
    か一項に記載の折畳み可能ディスプレイスクリーン(1
    2)を有するディスプレイ装置(10)において、 光伝導体(30)の出力端子(28)とは反対側の端部に設
    けた入力端子(36)と、 ディスプレイマトリックス(22)の出力端子(28)の相
    対位置に対応するよう入力端子(36)を密接相対位置決
    めしてパックした入力マトリックス(34)と、入力マト
    リックス(34)に光源映像(39)を供給し、この光源映
    像に対応するが、寸法が光源映像よりも大きい表示映像
    (31)をディスプレイマトリックス(22)が発生するよ
    うにした映像投影手段(40)を設けたディスプレイ装
    置。
  18. 【請求項18】映像投影手段(40)に、光源(140)
    と、光源映像(39)を発生する映像手段(148,200)と
    を設け、 光源(140)により光及び熱を入力マトリックス(34)
    に向わせ、 入力マトリックス(34)には入力端子(36)の層(124,
    126)間に熱伝導層(130)を設け、入力マトリックス
    (34)の行(124)相互間の行間距離を列(126)相互間
    の列間距離とは異ならせ、 ディスプレイマトリックス(22)の出力端子(28)の対
    応の行(24)及び列(26)を入力マトリックス(34)の
    行(124)の行間距離と列(126)の列間距離との異なる
    離間距離を考慮して異なる離間距離で配置し、また 熱伝導層(130)により映像手段(148,200)及び入力端
    子(36)から熱を放熱し、光伝導体(30)の光学的一体
    性を維持するようにした 請求項17記載のディスプレイ装置。
  19. 【請求項19】映像投影手段(40)に、 光源映像(39)を発生させるよう入力マトリックス(3
    4)の極く近くに隣接させた映像手段(148,200)と、 この映像手段(148,200)に光を指向させ、光が光源映
    像(39)を担持し、入力マトリックス(34)に照射する
    光源(140)と を設けた請求項17又は18記載のディスプレイ装置。
  20. 【請求項20】映像手段(148,200)は液晶ディスプレ
    イ(200)とした請求項17乃至19のうちのいずれか一項
    に記載のディスプレイ装置。
  21. 【請求項21】映像手段(148,200)を透明画(155)と
    した請求項17乃至19のうちいずれか一項に記載のディス
    プレイ装置。
  22. 【請求項22】請求項1乃至16のうちいずれか一項に記
    載のディスプレイスクリーン(12)に映像を発生させる
    映像発生方法において、 光伝導体(30)の入力端子(36)の密接させてパックし
    た行(124)及び列(126)の入力マトリックス(34)の
    近傍に光源映像(39)を発生させ、 光源映像(39)に光を指向させ、光源映像(39)を担持
    する光を入力マトリックス(34)に照射させ、 光源映像(39)の一部を搬送する光を各光伝導体(30)
    に伝播し、 出力端子(28)のディスプレイマトリックス(22)から
    ディスプレイスクリーン(12)に表示映像(31)を表示
    させ、出力端子(28)を互いに離れた行(24)及び列
    (26)に位置決めし、これら行(24)及び列(26)の相
    対位置が入力端子(36)の行(124)及び列(126)の相
    対位置に対応し、 ディスプレイマトリックス(22)が光源映像(39)に対
    応するが、寸法が前記00映像よりも大きい表示映像(3
    1)を発生させる ことよりなることを特徴とする映像発生方法。
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