JP5426611B2 - 警告発光表示シート - Google Patents
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Description
本発明の代表的な使用例としては、海上保安庁の巡視船艇や海上自衛隊の護衛艦が、船側の手すりに随時引っ掛けて使用し、不審船や違法漁船等への質問や退去命令等の警告を表示するもので、とくに夜間の海上でも、高い視認効果が得られる警告発光表示シートに関する。
しかし、これらの従来技術は、いずれも硬く曲がらない基板にLEDを取付けたものであり、基板は面状か枠状をしている。
したがって、柔軟性に欠けることから船艇の手すりに引っ掛けて船外に警告信号を送ったり、不使用時には折り畳んで格納しておくといった使用方法は不可能である。
第2発明の警告発光表示シートは、第1発明において、前記複数個の発光体が、複数段かつ複数列のマトリックス状に並べられていることを特徴とする。
第3発明の警告発光表示シートは、第1発明において、前記シートが、縦0.5〜1.5m、横0.5〜6mの長方形であることを特徴とする。
a)複数個の発光体により文字や図形を光で表示することができるので、夜間や霧中など視認性の無い海上でも船以外にメッセージを送ることができる。しかも、シートは柔軟なので船艇の手すりに引っ掛けて使用でき、使用しないときは折り畳んで格納しておくことができる。
b)隣接する発光体同士の間隔が最低20mmとなるので、1m四方の枠内に発光体を16個×16個は配置でき、種々の文字を表示することができ、しかも遠方からでも視認しやすくなる。
第2発明によれば、複数の発光体がマトリクス状に並んでいるので、点灯する発光体を選択することにより、文字を表示したり図形を表示することが容易となる。このため、船外に送るメッセージの種類を豊富にできる。
第3発明によれば、シートが人手により扱いやすい大きさとなるので、用事に迅速に手すりに引っ掛けたり、撤収することが容易となる。
図1に基づき本発明の一実施形態に係る警告発光表示シートAを説明する。
この警告発光表示シートAは、シート1に発光体2を複数段・複数列のマトリクス状に配置したものである。
本発明の警告発光表示シートAは、図6に示すように船艇5の手すりhrに引っ掛けて使用するため、シート1には柔軟性が要求される。また、発光体2は種々の文字を表示できるだけの数がマトリクス状に並べられたものである。表示する文字としては停船命令や領海外退去命令などの警告文があげられる。
このような柔軟性のあるシートを用いると、不使用時には折り畳んで格納することが容易であり、使用時にも、船艇Sの手すりhrが湾曲していても、これに沿って引っ掛けることができる。
なお、1組の発光体2の数は上記に限ることなく、16個より少なくてもよく、16個より多くてもよい。
この制御器3により、発光体2の点灯、消灯、点滅等を多数の発光体2の中から選択して行うことにより警告光信号を生成することができる。
この制御器3は、リモートコントロールで船橋などから作動させることができ、これによって危険なデッキに乗員が出ていく必要はなくなる。
図3に示すように、シート1の孔にグロメット10が止められている。グロメット10は、互いに嵌合する上半体11と下半体12からなる。上半体11は、円環状の円環部11aと、この円環部11aの内側から下方に延びた筒状部11bからなる。筒状部11bはプレスにより折り曲げられる部材である。円環部11aの裏面には、シート1に喰い込む突起11eが形成されている。
下半体12は、円環状の円環部12aからなり、円環部12aの裏面には、シート1に喰い込む突起12eが形成されている。
シート1の孔に上半体11の筒状部11bを挿入し下半体12の円環部12aを筒状部11bの外に嵌める。ついで、上半体11と下半体12とが密着するようにプレスすると、筒状部11bが外向きに折り曲げられて、下半体12の円環部12aを止めることができる。また、この状態で、上半体11の突起11eと下半体12の突起12eがシート1の表裏両面に喰い込んで、シート1を固定することができる。
このキャップ18を被せておくことで、後述するLED15を保護することができる。
基板13の裏面からは配線16が4本延びている。この4本の配線16は隣接する発光体2同士を電気的に接続するためである。
キャップ18も図示の形態以外のものを用いてもよい。
発光体2の直径Dは24mm、隣接する発光体2同士の間隔dは40mmであり、これが最適値であるが、これに限られるものではない。好ましい範囲としては、発光体2の直径Dは10mm〜40mmを例示でき、隣接する発光体2同士の間の間隔dは20mm〜60mmを例示でき、さらにはこれらの範囲外でも船外への警告発信に使えるなら使用可能である。
上記の最適値の寸法、間隔であると、1m四方の枠内に発光体2を16個×16個配置でき、種々の文字を表示することができ、しかも遠方からでも視認しやすくなる。
図6に示すように、船艇Sの手すりhrに、警告発光表示シートAをロープで縄着したり、適当なフックで引っ掛けることができる。手すりhrが湾曲していてもシート1は柔軟性があるので、手すりhrに取付け可能である。
図示の警告発光表示シートAは4文字が表示可能であるが、警告発光表示シートAを2枚以上連らねて用いると、8文字や12文字の表示が可能となる。
代表的な例としては、不審船が違法操業漁船への停止命令、退去命令など種々の警告を発することができる。
2 発光体
3 制御器
4 グロメット
5 カバー
10 グロメット
11 上半体
12 下半体
15 LED
18 キャップ
Claims (3)
- 柔軟性のあるシートと、該シートに形成された孔に挿入される複数個のグロメットと、複数個のキャップと、複数個の発光体とからなり、
前記グロメットが、上半体と下半体とからなり、
前記上半体が、円環状の円環部と、該円環部の内側から下方に延びる筒状部とからなり、
前記下半体が、円環状の円環部を備えており、
前記グロメットは前記シートに形成された複数個所の孔に前記上半体を嵌め、かつ該上半体の下側に前記下半体を嵌め、さらに前記筒状部を外向きに折り曲げて、前記シートを挟んで前記上半体の円環部の下面に前記下半体の円環部の上面を押して付けており、
前記キャップは、天面部と筒形の筒部とからなり、
該キャップの筒部は前記グロメットの上半体における円環部および筒状部に挿入されており、
前記発光体が基板に装着されたLEDからなり、各発光体は前記キャップの筒部の内側に挿入されており、
船舶の手すりに引っ掛けて使用される
ことを特徴とする警告発光表示シート。 - 前記複数個の発光体が、複数段かつ複数列のマトリクス状に並べられている
ことを特徴とする請求項1記載の警告発光表示シート。 - 前記シートが、縦0.5〜1.5m、横0.5〜6mの長方形である
ことを特徴とする請求項1記載の警告発光表示シート。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2011138227A JP5426611B2 (ja) | 2011-06-22 | 2011-06-22 | 警告発光表示シート |
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Family Applications (1)
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