JP3139779U - 枕 - Google Patents
枕 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3139779U JP3139779U JP2007009635U JP2007009635U JP3139779U JP 3139779 U JP3139779 U JP 3139779U JP 2007009635 U JP2007009635 U JP 2007009635U JP 2007009635 U JP2007009635 U JP 2007009635U JP 3139779 U JP3139779 U JP 3139779U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillow
- substantially rectangular
- rectangular parallelepiped
- present
- parallelepiped shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Bedding Items (AREA)
Abstract
【課題】用途目的に応じて高さを選択的に変えて使用できる枕を、コンパクトな構成且つ安い製作コストで実現できるようにすること。
【解決手段】本考案に係る枕(1)は、互いに直交する3辺(a,b,c)の長さがそれぞれ異なる略直方体形状体からなり、略直方体形状体における6つの面(S1〜S6)のうち互いに同一形状でない少なくとも2つの面(S1,S3、S2,S4)に、それぞれ最深部が1cm程度の凹部(C1,C3、C2,C4)を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】本考案に係る枕(1)は、互いに直交する3辺(a,b,c)の長さがそれぞれ異なる略直方体形状体からなり、略直方体形状体における6つの面(S1〜S6)のうち互いに同一形状でない少なくとも2つの面(S1,S3、S2,S4)に、それぞれ最深部が1cm程度の凹部(C1,C3、C2,C4)を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本考案は枕に関する。より詳しくは、読書、テレビ鑑賞、就寝等の用途目的に応じて高さを選択的に変えて使用することのできる枕に関する。
この手の枕の考案として、例えば特許文献1には、正面断面形状を凹字状に形成し、両側突出部間の距離を略頭部の大きさとした枕が開示されている。また、特許文献2には、頂点部を面取りした不等辺三角状の側板を左右に対設し、各対応する面取り間に中間部上面を湾曲状凹部に形成し且つ縁をア−ル取りした枕板を一体的に架設した三段枕が開示されている。
特許文献1に記載の枕は、頭を載せる部分が平面視部分の3箇所にあり低面積が広いため、持ち運びに不便である。それと併せて、押入れ等の収納庫に仕舞うときに広いスペースが必要となる。特許文献2に記載の枕は、3枚の枕板と不等辺三角状の2枚の側板とを構成部材としており、部品点数が多く且つ構造が複雑であり、製作コストが高くつく。本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、用途目的に応じて高さを選択的に変えて使用できる枕を、コンパクトな構成且つ安い製作コストで実現できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る枕1は、互いに直交する3辺(a,b,c)の長さがそれぞれ異なる略直方体形状体からなり、略直方体形状体における6つの面(S1〜S6)のうち互いに同一形状でない少なくとも2つの面(S1,S3、S2,S4)に、それぞれ最深部が1cm程度の凹部(C1,C3、C2,C4)を設けたことを特徴とする。
また、本考案に係る枕1は、次に示す構成とされることが好ましい。即ち、檜や樫等の木材を素材として構成されること、「椿油」または「柿渋」を前記略直方体形状体の表面に塗布することで表面仕上げがされていること、前記枕(1)と、当該枕(1)を載置するための敷き板(2)とを備え、当該敷き板(2)の表面は、前記枕(1)の表面と同一の表面処理剤を塗布することで表面仕上げがされていることである。
椿油や柿渋は、手垢が付き難いうえに木の呼吸作用も妨げないので本考案に係る枕1の表面処理として最適である。 ニス、ペンキ、うるし等は、表面を完全に被覆して木の呼吸作用を殺してしまい、また汗等の水分も透過しないので本考案に係る枕1の表面処理としては、不向きである。
なお、実用新案登録請求の範囲及び課題を解決するための手段の各欄において各構成要素に付した括弧書きの符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本考案によると、用途目的に応じて高さを選択的に変えて使用できる枕が、コンパクトな構成且つ安い製作コストで実現できる。
図1は本考案に係る枕1の外観斜視図、図2は本考案に係る枕1の正面及び平面断面図である。なお、図2では図2(A)が正面断面図であり、図2(B)が平面断面図である。本考案に係る枕1は、檜や樫等の木材を材質としている。枕1は、互いに直交する3辺a,b,cの長さがそれぞれ異なる略直方体形状体からなり、3辺a,b,cの長さは、それぞれ6cm〜8cm、9cm〜12cm、14cm〜17cmとされる。この略直方体形状体における6つの面S1〜S6は、互いに対向配置とされた一対の面S1,S2と、この面S1,S2に直交し且つ互いに対向配置とされた一対の面S3,S4と、この面S3,S4に直交し且つ互いに対向配置とされた一対の面S5,S6とからなる。
面S1には、最深部が1cm程度の凹部C1が形成され、面S2には、最深部が1cm程度の凹部C2が形成されている。凹部C1,C2の平面視面積は、それぞれ面S1,S2の面積よりも若干小さい程度である。面S3には、最深部が1cm程度の凹部C3が形成され、面S4には、最深部が1cm程度の凹部C4が形成されている。凹部C3,C4の平面視面積は、それぞれ面S3,S4の面積よりも若干小さい程度である。略直方体形状体の表面は、「椿油」または「柿渋」を塗布することで表面仕上げがされている。
次に、上述のように構成された枕1の作用効果について、図3を参照しながら説明する。就寝用として使用するときは、図3(A)に示すように、枕1の面S1または面S2を底面にして床面または敷布団の上に置き、この状態で使用者は後頭部または側頭部を凹部C1または凹部C2に載せる。このとき枕1の高さは6cm〜8cmであり、就寝用として程良い高さである。
テレビ鑑賞用として使用するときは、図3(B)に示すように、枕1の面S3または面S4を底面にして床面上に置き、この状態で使用者は側頭部または頬部を凹部C3または凹部C4に載せる。このとき枕1の高さは9cm〜12cmであり、使用者は適当な距離のところにあるテレビ画面を横臥しながら観ることができる。
この枕1に小型スピーカを耳の近くで埋め込んで、テレビの音声やBGMを周囲に気兼ねせずに小音量で楽しむこともできる。(図示はしていない)
この枕1に小型スピーカを耳の近くで埋め込んで、テレビの音声やBGMを周囲に気兼ねせずに小音量で楽しむこともできる。(図示はしていない)
読書用として使用するときは、図3(C)に示すように、枕1の面S5または面S6を底面にして床面上に置き、この状態で使用者は側頭部または頬部を面S5または面S6に載せる。このとき枕1の高さは14cm〜17cmであり、使用者は床面または敷布団の上に置いた本を横臥しながら読むことができる。
枕1は木製である故、適度な硬さが得られ、これにより使用者は安眠を得ることができる。特に後頭部や頸椎を凹部C1〜C4のいずれかに載せた場合には、程良い刺激を脊髄に付与できるため、健康増進効果及び疲労回復効果を見込むことができる。なお、硬過ぎるという人は、タオルケット等のクッション手段を枕1の上に敷くと快適である。略直方体形状体の表面は、「椿油」または「柿渋」で表面仕上げがされているため、手垢が付きにくく、また、汗等の水分も透過するので、枕として非常に好都合である。それ故に、日中の昼寝や短時間の休憩で横になる用途にも向いている。特に構造が簡単であるので、持ち運びや収納が手軽にできると共に、安価且つ容易に製作が可能である。
枕1は斬新なデザイン及び優美なスタイルとされており審美性にも富む。枕として使用しないときは、例えば図4に示すような敷き板2の上に載せて居間などに飾っておくことができる。この場合、一見して枕とはわからず、違和感が無くインテリアアクセサリー位に見られる。敷き板2の表面も、枕1の場合と同一の表面処理剤、即ち「椿油」または「柿渋」を塗布することで表面仕上げがされているとよい。色合いが枕1と調和するからである。
以上、本考案の実施の形態について説明を行ったが、上に開示した実施の形態は、あくまで例示であって、本考案の範囲はこの実施の形態に限定されるものではない。本考案の範囲は、実用新案登録請求の範囲の記載によって示され、更に実用新案登録請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むことが意図される。
1 枕
2 敷き板
a 辺
b 辺
c 辺
S1〜S6 面
C1〜C4 凹部
2 敷き板
a 辺
b 辺
c 辺
S1〜S6 面
C1〜C4 凹部
Claims (4)
- 互いに直交する3辺(a,b,c)の長さがそれぞれ異なる略直方体形状体からなり、略直方体形状体における6つの面(S1〜S6)のうち互いに同一形状でない少なくとも2つの面(S1,S3、S2,S4)に、それぞれ最深部が1cm程度の凹部(C1,C3、C2,C4)を設けたことを特徴とする枕。
- 檜や樫等の木材を素材として構成される請求項1に記載の枕。
- 「椿油」または「柿渋」を前記略直方体形状体の表面に塗布することで表面仕上げがされている請求項2に記載の枕。
- 請求項3に記載の枕(1)と、当該枕(1)を載置するための敷き板(2)とを備え、当該敷き板(2)の表面は、前記枕(1)の表面と同一の表面処理剤を塗布することで表面仕上げがされていることを特徴とする敷き板付きの枕。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007009635U JP3139779U (ja) | 2007-12-17 | 2007-12-17 | 枕 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007009635U JP3139779U (ja) | 2007-12-17 | 2007-12-17 | 枕 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3139779U true JP3139779U (ja) | 2008-02-28 |
Family
ID=43289963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007009635U Expired - Fee Related JP3139779U (ja) | 2007-12-17 | 2007-12-17 | 枕 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3139779U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3232591U (ja) * | 2021-04-14 | 2021-06-24 | 深▲ジェン▼市▲祺▼▲勝▼▲協▼能▲電▼子有限公司Shenzhen Qishengxieneng Electronic Co., Ltd | 新型枕 |
-
2007
- 2007-12-17 JP JP2007009635U patent/JP3139779U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3232591U (ja) * | 2021-04-14 | 2021-06-24 | 深▲ジェン▼市▲祺▼▲勝▼▲協▼能▲電▼子有限公司Shenzhen Qishengxieneng Electronic Co., Ltd | 新型枕 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3181466U (ja) | マットレス及びベッド用敷寝具 | |
US20080282474A1 (en) | Structure improvement of the pillow | |
US20190274443A1 (en) | Ventilated Adjustable Firmness Bed | |
KR20080000106U (ko) | 기능성 건강베개 | |
US20130326816A1 (en) | Pillow assembly | |
JP3139779U (ja) | 枕 | |
KR101520403B1 (ko) | 경추교정 및 코골이 개선에 효과적인 자가 높이 조절식 기능성 숙면 베개 | |
JPH10117907A (ja) | 患者用寝返り背当て枕 | |
USD572051S1 (en) | Loft bed headboard/footboard | |
JP3147396U (ja) | 快眠枕 | |
CN104771033A (zh) | 一种可随意变形多用枕头 | |
CN204617741U (zh) | 一种可随意变形多用枕头 | |
KR100934446B1 (ko) | 기능성 베개 | |
KR200440193Y1 (ko) | 통풍 구멍을 구비한 쿠션 | |
JP3171680U (ja) | 枕 | |
JP3137030U (ja) | 高さと硬さの調整可能な快眠枕 | |
CA2630424A1 (en) | Method for using a pillow system and apparatus therefor | |
CN103654046A (zh) | 一种多功能枕头 | |
JP2014045890A (ja) | 睡眠用枕 | |
JP3235304U (ja) | 枕 | |
WO2010020745A1 (en) | Pillow rest | |
JP3234680U (ja) | 枕 | |
CN201286549Y (zh) | 具有耳朵休息孔的枕头 | |
JP6435444B2 (ja) | 首の痛みを解消できる複合枕 | |
JP3211075U (ja) | 健康まくら |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110206 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |