JP3139505U - 端子保護容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子の変形を有効に抑制できる安価な構造の端子保護容器を提供する。
【解決手段】端子付き電線4の端子4aを収容可能な直方体状の収容容器本体2と、収容容器本体2の一面が開放状とされて形成された矩形の挿入開口部3の下辺より外側方延設状に一体形成された挿入ガイド舌片部2fと、挿入開口部3の上辺より延設状に一体形成されると共に、収容容器本体2の深さよりも長い長さを有し、収容容器本体2内に折り返されて対向する下壁面2b側に弾接状とされる保持舌片部2gとを備える。端子保護容器1は弾性シート材から形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、端子付き電線の端子を収容可能な端子保護容器に関するものである。
一般にワイヤーハーネスを製造する過程等において、コネクタ接続用の端子が端末に接続された端子付き電線を種々取り扱っている。このような端子付き電線は、例えば組立図板と呼称される作業台の上で配索される他、在庫部品として、ストック台等にストックされている。
そして、この種の端子付き電線の端子は、凹凸等の起伏した外形形状とされているため、引っ掛かりや欠損が生じやすい。そのため、この端子付き電線の端子を保護すべく、袋状容器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−255182号公報
しかしながら、特許文献1に開示の袋状容器によれば、端子が収容される収容部が常閉状態とされて、挿入された端子を保持する構造であるため、持ち運び時等に他の部材との接触や衝突により袋状容器の外部から外力が作用した場合に、収容部内の端子が変形するおそれがあった。
そこで、そのような外力が作用した場合に、端子の変形を抑制すべく、硬質シートを軟質シートの間に介在した構造も提案されている。
しかしながら、このような硬質シートと軟質シートとからなる2層構造とすれば、製造に手間がかかり、コスト高を招くおそれがある。
そこで、この考案は上記のような課題に鑑み、端子の変形を有効に抑制できる安価な構造の端子保護容器を提供することにある。
上記課題を解決するための技術的手段は、端子付き電線の端子を収容可能な直方体状の収容容器本体と、該収容容器本体の一面が開放状とされて形成された矩形の挿入開口部の一辺より外側方延設状に一体形成された挿入ガイド舌片部と、前記挿入開口部の前記一辺と対向する他辺より延設状に一体形成されると共に、前記収容容器本体の深さよりも長い長さを有し、収容容器本体内に折り返されて対向する前記一辺を有する面側に弾接状とされる保持舌片部と、を備え、弾性シート材から形成されている点にある。
また、所定形状に裁断された単一枚の弾性シート材で組み立て形成されている構造としてもよい。
本考案の端子保護容器によれば、端子付き電線の端子を収容可能な直方体状の収容容器本体と、収容容器本体の一面が開放状とされて形成された矩形の挿入開口部の一辺より外側方延設状に一体形成された挿入ガイド舌片部と、挿入開口部の前記一辺と対向する他辺より延設状に一体形成されると共に、収容容器本体の深さよりも長い長さを有し、収容容器本体内に折り返されて対向する前記一辺を有する面側に弾接状とされる保持舌片部と、を備え、弾性シート材から形成されている構造であり、端子付き電線の端子を端子保護容器に収容する場合には、外側方延設状とされた挿入ガイド舌片に沿って端子を押し込み挿入していけば、弾接状とされている保持舌片部とその弾接状とされた面側との相互間より収容容器本体内に収容させることができる。
そして、収容容器本体内に端子が収容された端子付き電線は、保持舌片部の弾性力により挟み込まれて抜止め保持される。
また、端子保護容器に収容保持された端子付き電線を取り出す場合には、外部に露出している電線を利用して引き抜けば、保持舌片部の弾性力に抗して端子が外部に取り出される。この際、保持舌片部が収容容器本体の深さよりも長い長さとされているため、端子の引き抜き作業時に端子が保持舌片部の折り返し端縁部に引っ掛かることもなく、ここに、端子保護容器に対する端子の挿脱作業が容易に行える利点がある。
そして、収容容器本体を直方体状のいわゆるボックス状に構成しているため、収容された端子と収容容器本体の内面との間に空間部が確保でき、端子保護容器の持ち運び時等において外部から外力が作用した場合であっても、空間部が緩衝作用を発揮して、端子の変形が有効に抑制できると共に、弾性シート材により形成した簡単な構造であり、安価に提供できる利点がある。
さらに、所定形状に裁断された単一枚の弾性シート材で組み立て形成されている構造とすれば、量産に適し、安価に提供できる利点がある。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明すると、図1ないし図3に示されるように、端子保護容器1は、例えば、ポリプロピレン樹脂等の適宜厚さを有するの弾性シート材から構成されてなり、直方体状のいわゆるボックス状に構成された収容容器本体2を備えている。
収容容器本体2は、図に示されるように、左側の一面が開放状とされて矩形の挿入開口部3を構成し、上下の上壁面2aおよび下壁面2bと、その周囲3面を連結する前側壁面2c、後側壁面2dおよび右側壁面2eにより、その内部に端子付き電線4の端子4aが収容される収容空間部5を構成している。
また、挿入開口部3の下側の一辺を構成する下壁面2bの端縁には、外側方に向けて適宜長さ延設状に備えられた矩形の挿入ガイド舌片部2fが、下壁面2bに一体形成されている。
さらに、挿入開口部3の下側の一辺と対向する上側の一辺を構成する上壁面2aの端縁には、外側方に向けて延設状に備えられた矩形の保持舌片部2gが、上壁面2aに一体形成されており、該保持舌片部2gの延設方向の長さは、収容容器本体2の深さ、即ち、挿入開口部3から右側壁面2eに至る長さよりも長い長さを有している。
そして、この保持舌片部2gが、その弾性に抗して、収容容器本体2内に折り返されて挿入状とされ、その弾性により下壁面2b側に弾接状とされている。この際、保持舌片部2gの挿入側端縁は、略右側壁面2eの内面に当接、もしくは近接する位置まで挿入され、挿入開口部3側は湾曲状となっている。
本実施形態の端子保護容器1は以上のように構成されており、例えば、図4に示されるような所定形状にプレス機による打ち抜き等により裁断された単一枚の弾性シート材1aで組み立て形成されている。即ち、弾性シート材1aは、端子保護容器1を構成する上壁面2a、下壁面2b、前側壁面2c、後側壁面2d、右側壁面2e、挿入ガイド舌片部2fおよび保持舌片部2gを備えると共に、接着剤により接着するための接着片2j、切り込み2mを有する連結片2nおよび、切り込み2mに差し込まれる差し込み片2pを備えた構造とされている。
そして、それぞれの折り曲げラインRに沿って折り曲げ、適宜接着剤により接着片2jを下壁面2bに接着すると共に、差し込み片2pを切り込み2mに差し込み、保持舌片部2gを収容空間部5内に折り返して挿入することにより、端子保護容器1が組み立て形成されている。
この端子保護容器1に端子付き電線4の端子4aを収容する場合には、図2に示されるように、端子4aを挿入ガイド舌片部2fに沿って押し込み挿入していけば、弾接状とされている保持舌片部2gと下壁面2b側との相互間より収容容器本体2の収容空間部5内に案内され、図3に示されるように、容易に収容させることができる。
この収容状態において、収容容器本体2内に端子4aが収容された端子付き電線4は、保持舌片部2gの弾性力により、保持舌片部2gと下壁面2b側との相互間に挟み込まれて抜止め保持される。
また、端子保護容器1に収容保持された端子付き電線4を取り出す場合には、外部に露出している電線4bを利用して端子4aを引き抜けば、保持舌片部2gの弾性力に抗して端子4aが外部に取り出される。この際、保持舌片部2gが収容容器本体2の深さよりも長い長さとされているため、端子4aの引き抜き作業時に端子4aが保持舌片部2gの折り返し端縁部に引っ掛かることもなく、ここに、端子保護容器1に対する端子4aの挿脱作業が容易に行え、使い勝手に優れる利点がある。
さらに、収容容器本体2を直方体状のいわゆるボックス状に構成しているため、収容された端子4aの周囲と収容容器本体2の各壁面2a、2c、2d、2eの内面との相互間に空間部が確保でき、また、弾性シート材1aで形成されているため、適宜剛性も有しており、端子保護容器1の持ち運び時等において外部から外力が作用した場合であっても、その空間部が緩衝作用を発揮して、端子4aの変形が有効に抑制できる利点がある。
さらにまた、弾性シート材1aを所定形状に裁断し、組み立てることにより容易に端子保護容器1を得ることができ、簡単な構造であり、量産に適し、安価に提供できる利点がある。
なお、上記実施形態においては、単一枚の弾性シート材1aで端子保護容器1を形成して構造を示しているが、複数枚の弾性シート材を接着や溶着することにより組み立て形成する構造であってもよい。
また、収容容器本体2の大きさや形状等は、収容される端子4aの大きさや形状等に応じて、適宜決定すればよい。
本考案の実施形態に係る端子保護容器の斜視図である。 端子保護容器の使用動作を示す断面正面図である。 端子保護容器の使用動作を示す断面正面図である。 端子保護容器の展開状態を示す平面図である。
符号の説明
1 端子保護容器
1a 弾性シート材
2 収容容器本体
2f 挿入ガイド舌片部
2g 保持舌片部
3 挿入開口部
4 端子付き電線
4a 端子
5 収容空間部

Claims (2)

  1. 端子付き電線の端子を収容可能な直方体状の収容容器本体と、該収容容器本体の一面が開放状とされて形成された矩形の挿入開口部の一辺より外側方延設状に一体形成された挿入ガイド舌片部と、前記挿入開口部の前記一辺と対向する他辺より延設状に一体形成されると共に、前記収容容器本体の深さよりも長い長さを有し、収容容器本体内に折り返されて対向する前記一辺を有する面側に弾接状とされる保持舌片部と、を備え、弾性シート材から形成されていることを特徴とする端子保護容器。
  2. 請求項1に記載の端子保護容器において、
    所定形状に裁断された単一枚の弾性シート材で組み立て形成されていることを特徴とする端子保護容器。
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