JP3139190U - 装飾具、並びにストラップ - Google Patents
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Abstract
【課題】装飾具を取り外しても、携帯電話機などの外観を損なうことなく、且つ装飾具の着脱及び交換を簡単且つ迅速に行うことが可能な装飾具を提供する。
【解決手段】本考案にかかる第1の態様は、装飾具として提案される。「装飾具」とは、携帯電話機などユーザが装飾対象とする対象物に取り付けて、対象物の外観の変化を楽しむものをいう。この装飾具は、対象物に取り付けられる基部であって、基部側結合具を有する基部と、前記基部側結合具に着脱可能に結合する装飾部側結合具を有する装飾部とを有することを特徴としている。
【選択図】 図4
【解決手段】本考案にかかる第1の態様は、装飾具として提案される。「装飾具」とは、携帯電話機などユーザが装飾対象とする対象物に取り付けて、対象物の外観の変化を楽しむものをいう。この装飾具は、対象物に取り付けられる基部であって、基部側結合具を有する基部と、前記基部側結合具に着脱可能に結合する装飾部側結合具を有する装飾部とを有することを特徴としている。
【選択図】 図4
Description
本考案は、装飾具及びストラップに関し、より詳しくは携帯電話などの対象物に着脱可能及び交換可能に装着できる装飾具及びストラップに関する。
携帯電話機が広く普及し、大多数の人々が携帯電話を所有するようになるにつれて、各ユーザは個性やオリジナリティを携帯電話機にもたせることを求めるようになってきた。このニーズに応える商品として、携帯電話機の外観に変化をもたせるため、ビーズや模造宝石、模造花などを接着剤や粘着シートにより携帯電話機本体に取り付けて飾ることが行われるようになっている(例えば、非特許文献1)
<インターネット検索>http://www.holder-mart.com/?gclid=CIykqJaglY8CFRUsagodyT7GeQ [平成19年10月17日検索]
しかし、上記の従来の装飾具によれば、装飾用のビーズなどを取り外したとき、接着剤や粘着シートが携帯電話機表面に残るため、外観が汚れた状態となってしまうという問題点がある。そのため、ユーザが装飾具に飽きたなどの理由により、別のものに取り替えたいと思っても、気軽に取り替えることができなかった。
また、取り外した装飾具を他のものに転用することができないため、廃棄せざるをえず無駄となってしまうという問題点もあった。
本考案の目的は、装飾具を取り外しても、携帯電話機などの外観を損なうことなく、且つ装飾具の着脱及び交換を簡単且つ迅速に行うことが可能な装飾具を提供することにある。
本考案の別の目的は、携帯電話機などから取り外した装飾具を、別の装飾品として転用可能な装飾具を提供することにある。
上記課題を解決するための手段として、本考案は以下の特徴を有している。
本考案にかかる第1の態様は、装飾具として提案される。「装飾具」とは、携帯電話機などユーザが装飾対象とする対象物に取り付けて、対象物の外観の変化を楽しむものをいう。
この装飾具は、対象物に取り付けられる基部であって、基部側結合具を有する基部と、前記基部側結合具に着脱可能に結合する装飾部側結合具を有する装飾部とを有することを特徴としている。
本考案にかかる第1の態様は、装飾具として提案される。「装飾具」とは、携帯電話機などユーザが装飾対象とする対象物に取り付けて、対象物の外観の変化を楽しむものをいう。
この装飾具は、対象物に取り付けられる基部であって、基部側結合具を有する基部と、前記基部側結合具に着脱可能に結合する装飾部側結合具を有する装飾部とを有することを特徴としている。
この装飾具によれば、装飾部を交換可能に基部に取り付けることができるため、異なる種類の装飾部を取り付けることにより、対象物の外観を簡易且つ容易に変化させ、またさまざまな外観変化のバリエーションを楽しむことが可能となる。
また、前記基部は、それ自身が装飾物となる形状、模様、色彩の少なくとも一つを有しているようにしてもよい。かかる装飾具によれば、装飾部を取り外した状態でも、対象物の外観を損なうことなく、また装飾部が取り付けられている状態とは異なる概観をユーザが楽しむことも可能となる。
本考案の第2の態様は、ストラップとして提案される。このストラップは、紐部と、前記紐部に取り付けられた取付部材と、前記取付部材に設けられた取付部材側結合具と、前記取付部材側結合具に着脱可能に結合する装飾部側結合具を有する装飾部とを有することを特徴としている。
このストラップによれば、装飾部を交換可能に取付部材に取り付けることができるため、異なる種類の装飾部を取り付けることにより、ストラップの外観を簡易且つ容易に変化させ、またさまざまな外観変化のバリエーションを楽しむことが可能となる。また、ここにいう装飾部は、前記装飾具に用いられる装飾部と共用されるようにしてよい。
また、前記取付部材は、それ自身が装飾物となる形状、模様、色彩の少なくとも一つを有しているようにしてもよい。かかるストラップによれば、装飾部を取り外した状態でも、外観を損なうことなく、また装飾部が取り付けられている状態とは異なる概観をユーザが楽しむことも可能となる。
またさらに、前記装飾部側結合具は、前述の装飾具の基部側結合具と結合可能であるようにしてもよい。これにより、同一の装飾部を基部に取り付けたり、ストラップに取り付けたりして、外観の変化をユーザが自由に楽しむことが可能となる。
本考案によれば、携帯電話機を汚すことなく装飾具を随時別の外観を有するものに簡易且つ迅速に交換することができる。
また、本考案の別の態様によれば、携帯電話機の装飾具をストラップに転用して使用することが可能となる。
以下、図面を参照しながら本考案の実施の形態を説明する。
[1.第1の実施の形態]
図1、図2、及び図3は、本考案の第1の実施の形態にかかる装飾具の一例を示す斜視図である。
本考案の第1の実施の形態にかかる装飾具は、携帯電話機などの対象物に取り付けられる基部と、この基部に対して着脱可能に取り付けられる装飾部とで構成される。図1は、装飾部の一例の上面側を斜め上から見下ろした斜視図であり、図2は、図1に示した装飾部の底面側を斜め上から見下ろした斜視図である。
[1.第1の実施の形態]
図1、図2、及び図3は、本考案の第1の実施の形態にかかる装飾具の一例を示す斜視図である。
本考案の第1の実施の形態にかかる装飾具は、携帯電話機などの対象物に取り付けられる基部と、この基部に対して着脱可能に取り付けられる装飾部とで構成される。図1は、装飾部の一例の上面側を斜め上から見下ろした斜視図であり、図2は、図1に示した装飾部の底面側を斜め上から見下ろした斜視図である。
装飾部10は、樹脂、布など任意の素材で造形された装飾本体11と、装飾本体11に取り付けられた装飾部側結合具12とで構成されている。
この例では、装飾本体11は花を模した形状の部品であるが、本考案にかかる装飾本体11は、このような形状やモチーフに限定される趣旨ではなく、装飾本体11は宝石、星、月、動物、植物、幾何学形状など装飾効果を有するどのような形状のものであってもよい。また、装飾本体11の材質もどのようなものであってもかまわない。
装飾部側結合具12は、後述する基部側結合具と着脱可能に結合する部材であって、例えばスナップボタンの凹スナップ又は凸スナップ、或いはねじ(おねじ部品又はめねじ部品)、ベルクロなどである。装飾部側結合具12は装飾本体11の底面に外れないように取り付けられている。
図3は、本考案にかかる装飾具によって装飾される物品である対象物(本実施の形態では携帯電話機を例としてあげる)に基部13が取り付けられる一例を示した斜視図である。
基部13は、対象物である携帯電話機20の表面に、容易に剥離しないように取り付けられる。基部13は、対象物である携帯電話機20の表面に取り付けられ、携帯電話機20の表面に固定される基部本体14と、基部本体14の対象物と接する面(以下、裏面と呼ぶ)とは反対の面(以下、表面と呼ぶ)に設けられた基部側結合具15とで構成される。
基部13は、対象物である携帯電話機20の表面に、容易に剥離しないように取り付けられる。基部13は、対象物である携帯電話機20の表面に取り付けられ、携帯電話機20の表面に固定される基部本体14と、基部本体14の対象物と接する面(以下、裏面と呼ぶ)とは反対の面(以下、表面と呼ぶ)に設けられた基部側結合具15とで構成される。
基部本体14は、その裏面に対象物表面に取り付けるための手段、例えば、接着剤層、両面テープなどが設けられている。基部本体14は、対象物表面の形状に沿って変形するよう、ある程度の柔軟性があることが好ましい。この例では、基部本体14は対象物表面の形状に沿って湾曲可能な樹脂製の薄板によって形成される。また、基部本体14は、装飾部10が取り外された状態でも、対象物の装飾としての役割を果たすことができるような、形状、色彩及び/又は模様を有していることが好ましい。
基部本体14の略中央には、基部側結合具15が設けられている。基部側結合具15は、装飾部側結合具12と結合することにより、基部13に装飾部10を取り付ける役割を有する。例えば、基部側結合具15は、スナップボタンの凸スナップ又は凹スナップ、或いはねじ(おねじ部品又はめねじ部品)、ベルクロなどである。この実施の形態では、基部側結合具15はスナップボタンの凸スナップであるが、本考案がこのような構成に限定される趣旨ではなく、基部13と装飾部10が着脱可能に取り付けられるものであれば、どのような構造の基部側結合具15を用いてもかまわない。
また、図3に示すように、複数個の基部13を対象物である携帯電話機20に取り付けるようにしてもかまわない。
図4に、図3に示した基部13に装飾部10を取り付けた状態の例を示す。装飾部10を基部13に取り付けることにより、対象物である携帯電話機20に装飾が付加されることとなる。装飾部10は、装飾部側結合具12を基部側結合具15と結合させることにより、対象物である携帯電話機20に取り付けられた基部13にワンタッチで取り付けられる。また、装飾部10は、適度な力で引っ張ることにより、装飾部側結合具12が基部側結合具15から外れるため、基部13から取り外すことができる。
[2.第2の実施の形態]
次に、本考案の第2の実施の形態について説明する。本考案の第2の実施の形態は、第1の実施の形態にかかる装飾部10を取り付け可能なストラップ(主に携帯電話に着ける紛失防止のためのヒモ)として提案される。
次に、本考案の第2の実施の形態について説明する。本考案の第2の実施の形態は、第1の実施の形態にかかる装飾部10を取り付け可能なストラップ(主に携帯電話に着ける紛失防止のためのヒモ)として提案される。
図5に、本考案にかかるストラップの分解斜視図を示す。図5に示したストラップ30は、携帯電話機20に結びつけるための紐部33と、紐部33の一端に取り付けられた金具部34と、金具部34に取り付けられた取付部材31とで構成される。
紐部33は携帯電話機20に設けられたストラップ用スリットなどに通して結ぶことにより、ストラップ30を携帯電話機20に取り付けるため紐状の素材を環状にしたものである。
金具部34は、紐部33と取付部材31とを連結するための器具などである。
取付部材31は、装飾部10の取り付け対象として機能する部材であって、少なくとも一つの結合部材側結合具32を有している。取付部材側結合具32は、前述した基部側結合具15と同様の部材であって、例えば、スナップボタンの凸スナップである。
取付部材31は、装飾部10の取り付け対象として機能する部材であって、少なくとも一つの結合部材側結合具32を有している。取付部材側結合具32は、前述した基部側結合具15と同様の部材であって、例えば、スナップボタンの凸スナップである。
装飾部10は、前述した第1の実施の形態における装飾部10と同様のものである。ただし、図5に示した装飾部10の形状、デザインは、第1の実施の形態のものとは別のものを示している。
図5に示した取付部材31は、それ自身が装飾効果を有する形状、ここでは花の形状を有する部材を例示している。装飾部10を取り付けていない状態であっても、ストラップ30が装飾効果を発揮できるようにしてもよい。また、取付部材31は、必ずしも板状でなくともよく、円柱状、角柱状、球状、多面体形状などどのような形状であってもかまわない。
図5に示した取付部材31は、その両面にそれぞれ取付部材側結合具32を有しており、両面に装飾部10を取り付けることが可能となっている。
図6は、ストラップ30の取付部材31の両面にそれぞれ別の装飾部10を取り付けた状態を示す斜視図であり、図7は、図6に示したストラップ30の裏面(反対面)から見た状態を示す斜視図である。ユーザは取付部材31に好みのデザインの装飾部10を選択して取り付けることができ、装飾部10を交換することによりさまざまなデザインを有するストラップ30として使用することが可能である。
図6は、ストラップ30の取付部材31の両面にそれぞれ別の装飾部10を取り付けた状態を示す斜視図であり、図7は、図6に示したストラップ30の裏面(反対面)から見た状態を示す斜視図である。ユーザは取付部材31に好みのデザインの装飾部10を選択して取り付けることができ、装飾部10を交換することによりさまざまなデザインを有するストラップ30として使用することが可能である。
図8は、図5及び図6に示したストラップ30を携帯電話機20に取り付けた状態を示す斜視図である。図9は、図8に示したストラップ30の裏面(反対面)を上にした状態を示す斜視図である。このような構成とすることにより、見る方向によりデザインが異なるストラップを提供することができる。
なお、図8、図9では携帯電話機20に第1の実施の形態にかかる基部13が取り付けられていないが、ストラップ30と、基部13及び装飾部10とからなる装飾具を同時に使用してももちろんかまわない。この場合には、基部13に取り付けられた装飾部10と、ストラップ30の取付部材31に取り付けられた装飾部10を入れ替えることにより、デザインの変化を楽しむことが可能となる。
[3.変形例]
上記の第1の実施の形態において、基部13は基部本体14と、基部本体14の裏面表面に設けられた基部側結合具15とで構成されるとしたが、基部13を以下のように変形しても本考案は成立する。
図10は、基部13の変形例を示す平面図である。変形例にかかる基部13は、中央に貫通孔を有する基部本体14と、この貫通孔から突起部を基部本体14の表面側に突出させる基部側結合部15とで構成される。基部側結合具15は、第1の実施の形態のものと同様のものでかまわない。なお、基部側結合具15は、突起部を基部本体14表面側に突出させた状態で基部本体14の裏面側に接着剤などの取り付け手段により取り付けられている。
図11は、図10に示した断面線A−A’に沿った断面図である。図11に示すように、対象物20の表面に、基部側結合具15の突起部を除く部分が、基部本体14によって覆われるような状態で、基部13が取り付けられるようになっている。
この変形例によれば、装飾部10が取り外された状態であっても、基部側結合具15がそのまま露出することがなくなるため、基部14が取り付けられた状態の対象物20の外観を損ねないという利点がある。
[3.変形例]
上記の第1の実施の形態において、基部13は基部本体14と、基部本体14の裏面表面に設けられた基部側結合具15とで構成されるとしたが、基部13を以下のように変形しても本考案は成立する。
図10は、基部13の変形例を示す平面図である。変形例にかかる基部13は、中央に貫通孔を有する基部本体14と、この貫通孔から突起部を基部本体14の表面側に突出させる基部側結合部15とで構成される。基部側結合具15は、第1の実施の形態のものと同様のものでかまわない。なお、基部側結合具15は、突起部を基部本体14表面側に突出させた状態で基部本体14の裏面側に接着剤などの取り付け手段により取り付けられている。
図11は、図10に示した断面線A−A’に沿った断面図である。図11に示すように、対象物20の表面に、基部側結合具15の突起部を除く部分が、基部本体14によって覆われるような状態で、基部13が取り付けられるようになっている。
この変形例によれば、装飾部10が取り外された状態であっても、基部側結合具15がそのまま露出することがなくなるため、基部14が取り付けられた状態の対象物20の外観を損ねないという利点がある。
10 … 装飾部
12 … 装飾部側結合具
13 … 基部
15 … 基部側結合具
30 … ストラップ
31 … 取付部材
32 … 取付部材側結合具
12 … 装飾部側結合具
13 … 基部
15 … 基部側結合具
30 … ストラップ
31 … 取付部材
32 … 取付部材側結合具
Claims (9)
- 対象物に取り付けられる基部であって、基部側結合具を有する基部と、
前記基部側結合具に着脱可能に結合する装飾部側結合具を有する装飾部と
を有することを特徴とする装飾具。 - 前記基部は、それ自身が装飾物となる形状、模様、色彩の少なくとも一つを有していることを特徴とする請求項1に記載の装飾具。
- 前記基部側結合具及び装飾部側結合具は、一方が凸スナップであり他方が凹スナップであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の装飾具。
- 前記基部側結合具及び装飾部側結合具は、一方がおねじ部品であり他方がめねじ部品であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の装飾具。
- 紐部と
前記紐部に取り付けられた取付部材と、
前記取付部材に設けられた取付部材側結合具と、
前記取付部材側結合具に着脱可能に結合する装飾部側結合具を有する装飾部と
を有することを特徴とするストラップ。 - 前記取付部材は、それ自身が装飾物となる形状、模様、色彩の少なくとも一つを有していることを特徴とする請求項4に記載のストラップ。
- 前記装飾部側結合具は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の基部側結合具と結合可能であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のストラップ。
- 前記取付部材側結合具及び装飾部側結合具は、一方が凸スナップであり他方が凹スナップであることを特徴とする、請求項5から請求項7のいずれかに記載のストラップ。
- 前記取付部材側結合具及び装飾部側結合具は、一方がおねじ部品であり他方がめねじ部品であることを特徴とする、請求項5から請求項7のいずれかに記載のストラップ。
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JP2007009030U JP3139190U (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | 装飾具、並びにストラップ |
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