JP3139065U - 指輪内面画像打刻装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】写真、図形あるいは文字の画像を指輪の内面に簡単に打刻して形成することができる、指輪内面画像打刻装置を提供する。
【解決手段】画像取り込み装置1により取り込まれた画像を画像処理して画像データを出力する画像処理装置2と、画像処理装置2からの画像データから打刻針駆動装置5の打刻針8を駆動するための駆動データを出力する打刻針駆動制御装置3と、指輪6の内側に配置可能に支持された打刻針8を備えるとともに、打刻針駆動制御装置3から出力される駆動データにより打刻針8を指輪内周面上で駆動させる打刻針駆動装置5と、指輪内周面を打刻針8の駆動範囲内に保持固定する指輪保持装置7で構成される指輪内面画像打刻装置。
【選択図】図1
【解決手段】画像取り込み装置1により取り込まれた画像を画像処理して画像データを出力する画像処理装置2と、画像処理装置2からの画像データから打刻針駆動装置5の打刻針8を駆動するための駆動データを出力する打刻針駆動制御装置3と、指輪6の内側に配置可能に支持された打刻針8を備えるとともに、打刻針駆動制御装置3から出力される駆動データにより打刻針8を指輪内周面上で駆動させる打刻針駆動装置5と、指輪内周面を打刻針8の駆動範囲内に保持固定する指輪保持装置7で構成される指輪内面画像打刻装置。
【選択図】図1
Description
本考案は、指輪の内面に写真、文字あるいは図形等を打刻により表示するための指輪内面画像打刻装置に関する。
指輪の内面に写真画像を刻設した指輪が知られている。例えば、特許文献1には、写真図形を入力されたコンピュータの図形処理により黒白コントラストの2階調化処理を施し、2階調化処理図形に基づいて黒白正像フィルムを作成し、黒白正像フィルムを介して指輪の面に白正像フィルムの白地部分に対応して感光性レジストを感光させて形成したレジスト画像を定着し、定着されたレジスト画像の残余部分をサンドブラスト処理して写真を刻設することが開示されている。
また、特許文献2には、指輪の内面にレーザマーキングの彫刻により写真画像を形成するため、装置を駆動するための加工データに変換し、指輪をレーザマーキング装置にセッティングし、不活性ガス雰囲気内でレーザ彫刻することが開示されている。
また、特許文献3には、指輪の内周を複数の文字や図柄からなるメッセージを凸状に彫った打刻リングで打刻することができる指輪の複数文字打刻器が開示されている。
特許第3127260号公報
特開2005−261675号公報
特開平07−237399号公報
前記引用文献1のサンドブラスト処理を利用した方式は、工程が複雑となるという欠点がある。また、サンドブラスト処理は、微細な彫刻ができず、写真画像を鮮明に形成できないという欠点がある。
前記引用文献1に比べて、引用文献2のレーザを利用した方式は、鮮明な写真画像を形成することができる。しかしながら、サンドブラスト処理と同様にレーザの方式も装置が大型になるという欠点があった。
引用文献3では、打刻により簡単に図形やメッセージを形成することができるが、図形やメッセージ毎に凸状に彫った打刻リングを用意しなくてはならないという不便さがあるだけでなく、写真画像などの打説は不可能である。
そこで、本考案は、写真、図形あるいは文字の画像を指輪の内面に簡単に打刻して形成することができる、指輪内面画像打刻装置を提供するものである。
本考案の指輪内面画像打刻装置は、指輪の内面へ打刻により画像を形成する、指輪内面画像打刻装置であって、画像打刻装置が画像取り込み装置、画像処理装置、打刻針駆動制御装置、打刻針駆動装置および指輪支持装置により構成され、前記画像取り込み装置により取り込まれた画像を画像処理して画像データを出力する画像処理装置と、前記画像処理装置からの画像データから前記打刻針駆動装置の打刻針を駆動するための駆動データを出力する打刻針駆動制御装置と、指輪の内側に配置可能に支持された前記打刻針を備えるとともに、前記打刻針駆動制御装置から出力される駆動データにより打刻針を指輪の内面上で駆動させる打刻針駆動装置と、指輪の内面を前記打刻針の駆動範囲内に保持固定する指輪保持装置とを備えたことを特徴とする。
前記打刻針は、断面L字形の支持部材の一端に固定され、支持部材の他端が打刻針駆動装置に駆動可能に装着される。
本考案の指輪内面画像打刻装置により、指輪の内面に従来のサンドブラスト処理やレーザ彫刻であった前処理やセッチングの複雑な調整をする必要がないので、極めて簡単に、写真、図形あるいは文字の画像を打刻して形成することができる。
また、本考案の画像打刻装置は、従来のサンドブラスト処理やレーザ彫刻に比べて、装置がコンパクトで軽量である。
本考案の実施例を図面により説明する。
図1は本考案の画像打刻装置の全体図、図2は本考案における刻印針と指輪の配置を示す斜視図、図3は本考案の画像打刻装置により指輪の内面に形成された画像の概略図である。
図1において、本考案の画像打刻装置は、画像取り込み装置であるスキャナー1、画像処理装置2、駆動制御装置3、打刻針駆動装置5および指輪支持装置7により構成されている。
画像取り込み装置1では、例えばスキャナーで指輪内面に表示したい写真画像や文字などを読み込む。スキャナーによりデジタル化された写真画像や文字などのデジタル情報を処理して画像データを作成する。画像データは画像処理装置2へ入力される。画像処理装置2へ入力する画像デジタル情報は、本実施例ではスキャナーで行っているが、デジタルカメラや携帯電話などのデジタル情報であってもよい。また、デジタル情報を画像処理装置2に付属する入力装置から文字や図形を入力してもよい。手書きの図や直筆の文字はスキャナー1で読みとって入力してもよい。
画像処理装置2では二階調(白、黒)で読み込みデータ化する。ハーフトーン(中間色)をデータに反映させることにより微細な写真画像データを作成する。画像処理装置2には、背景を変えたりする編集機能を有する公知の画像処理装置を使用することができる。
指輪6は指輪支持装置7に垂直に保持され、指輪6の画像を形成する内面が上向きになるようにセットする。指輪支持装置7は画像を打刻する面の大きさに応じて指輪6を回転できるようにする。
駆動制御装置3は、画像処理装置2の画像データから刻印針8を駆動する刻印針駆動装置5を駆動するための駆動データを出力する。駆動制御装置3から駆動データを刻印針駆動装置4に出力して、刻印針8の打刻の深さを濃淡に対応させて、濃淡に適用する深さの打刻孔を形成する。深さと径の異なる打刻孔を多数形成して、打刻孔の集合体で濃淡の微妙なコントラストにより画像を形成する。白に近い場合には、強い押し込み力により直径の大きな打刻孔が形成され、この直径の大きな打刻孔により画像の陰影は白に近くなる。一方、黒に近い場合には、弱い押し込み力により直径の小さな打刻孔が形成され、この直径の小さな打刻孔により画像の陰影は黒っぽくなる。
刻印針8は超硬合金線からなり、刻印針駆動装置5により指輪6の内面に挿入される。刻印針8の先端の径は60μm以下とし、約20μm程度が好ましい。刻印針8は指輪の中に位置させるため、図2に示すように、断面L字形の刻印針支持部材4の端部に固定され、他端は刻印針駆動装置5のプランジャに装着される。
プランジャを備えた刻印針駆動装置は、例えば、特開平2007−8133号公報などで知られており、ソレノイドに貫通させて設けてあるプランジャの下部に刻印針が設けられており、ソレノイドに通電するとプランジャが吸引されて、刻印針8が降下するように構成されている。
刻印針8は、降下に伴い指輪6の内面に押し込まれることにより打刻孔を形成し、図3に示すように、指輪6の内面に画像9が形成される。この際に、画像データに応じてソレノイドへの通電時間を変化させると、刻印針8が指輪内面に押し込む力の強度に変化が生じ、その力の強さに応じて深さと形状が変化した打刻孔が作成され、画像9を形成することができる。
なお、本考案は指輪の内面に画像を打刻するものであるが、指輪の外面、ペンダントなどの他の装飾品にも打刻により画像を形成することは可能である。
1:画像取り込み装置(スキャナー)
2:画像処理装置
3:駆動制御装置
4:刻印針支持部材
5:打刻針駆動装置
6:指輪
7:指輪保持装置
8:刻印針
9:画像
2:画像処理装置
3:駆動制御装置
4:刻印針支持部材
5:打刻針駆動装置
6:指輪
7:指輪保持装置
8:刻印針
9:画像
Claims (2)
- 指輪の内面へ打刻により画像を形成する、指輪内面画像打刻装置であって、画像打刻装置が画像取り込み装置、画像処理装置、打刻針駆動制御装置、打刻針駆動装置および指輪支持装置により構成され、
前記画像取り込み装置により取り込まれた画像を画像処理して画像データを出力する画像処理装置と、
前記画像処理装置からの画像データから前記打刻針駆動装置の打刻針を駆動するための駆動データを出力する打刻針駆動制御装置と、
指輪の内側に配置可能に支持された前記打刻針を備えるとともに、前記打刻針駆動制御装置から出力される駆動データにより打刻針を指輪の内面上で駆動させる打刻針駆動装置と、
指輪の内面を前記打刻針の駆動範囲内に保持固定する指輪保持装置とを備えたことを特徴とする指輪内面画像打刻装置。 - 打刻針が断面L字形の支持部材の一端に固定され、支持部材の他端が打刻針駆動装置に駆動可能に装着されていることを特徴とする請求項1記載の指輪内面画像打刻装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007008781U JP3139065U (ja) | 2007-11-14 | 2007-11-14 | 指輪内面画像打刻装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007008781U JP3139065U (ja) | 2007-11-14 | 2007-11-14 | 指輪内面画像打刻装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3139065U true JP3139065U (ja) | 2008-01-31 |
Family
ID=43289314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007008781U Expired - Fee Related JP3139065U (ja) | 2007-11-14 | 2007-11-14 | 指輪内面画像打刻装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3139065U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010264218A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Toshio Shimizu | 手書き文字の指輪 |
JP2013528104A (ja) * | 2010-06-10 | 2013-07-08 | ジョセフ、マルドカ | 宝石をセットするためのマーキングを有する指輪 |
-
2007
- 2007-11-14 JP JP2007008781U patent/JP3139065U/ja not_active Expired - Fee Related
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