JP3138600U - ダストカート - Google Patents

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Abstract

【課題】市販のビニール製のごみ袋を直接使用してごみ収集ができるダストカートを提供する。
【解決手段】カート本体の2つの支持部に、係止部10を取り付ける。係止部10は、方形状の枠体と、枠体の相対向する辺部材11a,11b上にそれぞれ取り付けた棒状部材12a,12bと、各棒状部材12a,12bの両端部に形成したゴムによる滑り止め部15とからなる係止部10を取り付ける。市販のビニール製のごみ袋の開口縁部の4個所を、係止部10の4つの突出部と滑り止め部15に掛けて係止させるようにする。
【選択図】図2

Description

本考案は、屋内外に配置される屑入れに廃棄されたごみを収集して搬送するダストカートに関するもので、詳しくは、市販のごみ袋を吊下げ支持させてそのごみ袋内にごみを入れて収集するようにし、ごみ袋が満杯になると取外し別の市販のごみ袋に取り替えて使用できるようにするダストカートに関するものである。
ダストカートは、脚部にキャスタを取り付けて走行自在としてあるカート本体に、ごみ袋の開口縁部を係止させることにより該ごみ袋を吊下げ支持させ、カート本体の内側に上方を開口させたごみ袋内にごみを投入して収容するようにしたものが従来より一般に使用されている。
図6は従来のダストカートの一例を示すもので、スチール製のパイプを凹形状に折り曲げて両端部にキャスタ3を取り付けてなる2組のフレーム2aと2bを、互いに交差するように嵌め合わせて、側方から見てX状とし、上記両フレーム2aと2bの左右の脚部の交差部を、支軸4にてそれぞれ連結して、両フレーム2aと2bが左右の各支軸4を中心に前後方向へ回動できるようにしてある。上記両フレーム2aと2bの各下端部間には、ごみ袋支持台5を取り付けて、両フレーム2aと2bの各上端側の支持部6の対峙間隔を、ごみ袋の開口部の大きさに合わせた寸法とするようにしてある。
上記両フレーム2aと2bの各支持部6には、複数のフック部材7が内側(対向する方向)へ向けて突出するように配設してあり、開口縁部に上記フック部材7に対応する複数の係止用孔が設けてあるごみ袋8を、カート本体1の内側に落し込むように上方から挿入してから、あるいは、挿入しながら、ごみ袋8の開口縁部の各係止用孔をカート本体1の支持部6にある各フック部材7に順次嵌めて係止させ、ごみ袋8の底部をごみ袋支持台5上に載せるようにしてある。
又、上記ごみ袋8としては、繰り返し使用できるように丈夫な布製又はプラスチック製としてあって、開口部の対向する面に、上記フック部材7を掛けるための係止用孔が設けられているものが使用されている(たとえば、特許文献1参照)。
カート本体1の内側にごみ袋8がフック部材7を利用して吊下げ支持されたダストカートを使用するときは、屋内あるいは屋外の複数個所に配置されている屑入れのところを作業員がダストカートを移動させながら巡回し、ごみをごみ袋8内へ収容しながらごみ収集を行い、ごみ袋8が満杯になると、カート本体1からごみ袋8を取外した後、別のごみ袋8に取り替えて、空のごみ袋8を、開口縁部の係止用孔をカート本体1のフック部材7に掛けてカート本体1内に吊下げ支持させ、ごみ収集に使用できるようにする。カート本体1から取外された満杯状態のごみ袋8内のごみは、ごみ収集車でごみ収集ができるように決められたビニール製のごみ袋に移し替える等の作業をするようにしている。
実用新案登録第3029303号公報
ところが、上記特許文献1に記載されているようなダストカートの場合は、カート本体1の各支持部6に設けられているフック部材7に、ごみ袋8の開口縁部に設けてある係止用孔を利用して掛けるようにして吊下げられたごみ袋8が、収容されたごみの荷重で下方へ引張られても、ごみ袋8の開口縁部がカート本体1の支持部6から外れて落ちることがないようにしているために、ごみ袋8は開口縁部に複数の係止用孔が設けてあるもの以外は使用できないのが実状であり、又、かかる係止用孔が設けてあるごみ袋8の各係止用孔を各フック部材7に個々に掛ける手数を要し、ごみ袋8をカート本体1に係止させて取付保持させる作業が面倒であるという問題がある。又、ごみ袋8が、収容されたごみで膨らみ、満杯状態になると、カート本体1から取外すが、この際、ごみ袋8全体は重くなって下方へ引き下げられているため、重くなったごみ袋を持ち上げるようにして各係止用孔をカート本体1のフック部材7から外さなければならず、面倒な操作が必要になっている。
更に、上記のようにしてごみ袋8をカート本体1のフック部材7に係止した状態から取外した後、ごみ袋8をカート本体1の上方へ引き上げようとする場合、ごみ袋8自体は丈夫な材質の素材が用いられていて膨らむと容易に変形し得ないブロック状となることから、カート本体1からの上方への引き抜きが困難になることがある。そのため、カート本体1にごみ袋8を係止した状態のまま、該ごみ袋8に収容されているごみを、前記のように廃棄用のごみ袋に移し替える作業をしているのが実状である。
したがって、従来のダストカート使用の場合は、ごみ袋のカート本体への取付保持やカート本体からの取外しの操作に多くの手数を要し、又、別のごみ袋に移し替える場合の多大な時間を要し、ごみ収集作業が長くなり、作業効率が悪くなるという問題があった。
そこで、本考案は、前記した厚手のごみ袋を開口縁部に設けられた係止用孔をカート本体のフック部材に掛けたり、取外したりするようにしたものの問題点を解消するため、簡単な操作で容易にカート本体へのごみ袋の係止や係止離脱ができるようにして、ごみ収集に要する作業時間の大幅の短縮化と労力の低減が図れるようにするダストカートを提供しようとするものである。
本考案は、上記課題を解決するために、前後に2つの支持部を有するカート本体の該各支持部上に、端部に滑り止め部を形成した係止部を、滑り止め部が外向きに突出するようにして備え、市販のビニール製のごみ袋の開口縁部を上記係止部の滑り止め部に引掛けて係止させるようにした構成とする。
又、上記構成において、端部に滑り止め部を形成した係止部を、カート本体の各支持部上に固定する2つの辺部材と該2つの辺部材の両端同士を連結する2つの別の辺部材とからなる枠体と、該枠体の上記2つの辺部材の上方に取り付ける棒状部材と、該各棒状部材の両端部に形成してごみ袋の開口縁部を引掛けて係止させるようにした滑り止め部とからなるものとしたり、端部に滑り止め部を形成した係止部を、カート本体の各支持部上に直接固定させるようにした棒状部材と、該各棒状部材の両端部に形成してごみ袋の開口縁部を引掛けて係止させるようにした滑り止め部とからなるものとし、更に、端部に滑り止め部を形成した係止部を、カート本体の各支持部上に直接固定できるようにして端部にごみ袋の開口縁部を引掛けて係止させるようにした引掛け部材に滑り止め部を形成してなる構成とする。
本考案のダストカートによれば、次の如き優れた効果を奏し得る。
(1)前後に2つの支持部を有するカート本体の該各支持部上に、端部に滑り止め部を形成した係止部を、滑り止め部が外向きに突出するようにして備え、市販のビニール製のごみ袋の開口縁部を上記係止部の滑り止め部に引掛けて係止させるようにした構成としてあるので、市販のビニール製のごみ袋をそのまま使用でき、該市販のごみ袋の伸縮を利用することにより簡単に端部の滑り止め部に係止して取付保持することができると共に、簡単に端部の滑り止め部からの取外しを行うことができる。これにより市販のごみ袋の取付け、取外しを面倒な操作を一切要することなく短時間に行い得られて、作業時間の大幅な短縮化と作業効率の改善が図れる。
(2)係止部は、端部に滑り止め部が形成されていて出張るようにしてあるため、市販のごみ袋の伸縮を利用して引掛けるだけでよく、滑り止め部の抵抗と、ごみ袋の縮み力とによって、ごみ袋の開口縁部を確実に係止させて保持させることができる。この際、従来のようにごみ袋の開口縁部に設けてある係止用孔をカート本体のフック部材に掛けて係止させるようなことがないので、上記(1)のように作業時間の短縮が図れる。
(3)端部に滑り止め部を形成した係止部を、カート本体の各支持部上に固定する2つの辺部材と該2つの辺部材の両端同士を連結する2つの別の辺部材とからなる枠体と、該枠体の上記2つの辺部材の上方に取り付ける棒状部材と、該各棒状部材の両端部に形成してごみ袋の開口縁部を引掛けて係止させるようにした滑り止め部とからなるものとした構成とすることにより、カート本体を特殊な構成のものとすることなく、従来使用されているカート本体をそのまま使用しながら市販のビニール製ごみ袋を直接セットすることができ、枠体のみを用意するだけでよい。
(4)端部に滑り止め部を形成した係止部を、カート本体の各支持部上に直接固定させるようにした棒状部材と、該各棒状部材の両端部に形成してごみ袋の開口縁部を引掛けて係止させるようにした滑り止め部とからなるものとしたり、端部に滑り止め部を形成した係止部を、カート本体の各支持部上に直接固定できるようにして端部にごみ袋の開口縁部を引掛けて係止させるようにした引掛け部材に滑り止め部を形成してなるものとすることにより、係止部の構成が簡単になり、且つカート本体に取り付けるだけで簡単な構成で且つごみ袋の強固な保持を実現することができる。
以下、図面に基づき本考案を実施するための最良の形態を説明する。
図1(イ)(ロ)(ハ)乃至図3は本考案の実施の一形態を示すもので、図6に示す従来のスチール製のパイプを折り曲げて嵌め合わせてなるカート本体1と同様の2つのフレーム2a,2bの各支持部6上に両端部を載置して固定するようにした方形状の枠体11と、該枠体11の相対向する2つの辺部材11a,11b上に、該辺部材11a,11bと平行に延びるように配置して複数個所をボルト13とナット14により、辺部材11a,11bの上面との間に所要間隔の隙間が形成されるように固定した2つの棒状部材12a,12bと、該各棒状部材12a,12bの両端部に、市販のビニール製のごみ袋16が滑らないようにゴム15aを所要の幅寸法に亘り巻き付けて形成してごみ袋16の開口縁部を引掛けて係止できるようにした滑り止め部15とからなり、ごみ袋16の開口縁部の4個所を係止できるようにした係止部10を構成し、該係止部10を上記支持部6上に取り付けてなるカート本体9として、市販のビニール製のごみ袋16を直接保持させて使用できるようにする。
詳述すると、上記枠体11は、カート本体9の両支持部6の長さ及び両支持部6の対峙間隔に合わせて所要の幅寸法として2枚のプレート状の辺部材11a,11bと、該辺部材11a,11bよりも狭幅で且つ上下方向の厚み寸法を大きくするようにした2枚のプレート状の辺部材11c,11dとを、平面的に方形状となるように組み合わせて固定し、一体構造とする。上記枠体11を構成する2つの相対向する辺部材11aと11bには、前記したように、両端部にゴム15aを巻きつけてビニール製ごみ袋16の滑り止め部15とするようにしてある所要長さの棒状部材12a,12bを、所要の高さに平行に取り付けて、上記両端部の滑り止め部15にごみ袋16の開口縁部が引掛けられて係止されるように辺部材11a,11b上に所要の隙間を形成させるようにする。
更に、上面に棒状部材12a,12bを有する上記辺部材11a,11bは、図2、図3に示す如くカート本体9の2つの支持部6上に載置し、該辺部材11a,11bを支持部6に固縛するか、あるいは、図6に示す支持部6のようにフック部材がある場合は、そのフック部材を辺部材11a,11bに貫通させて、該辺部材11a,11bとフック部材とを結合することによって固定させるようにする。
更に又、上記カート本体9の辺部材11cと11dの各外側面には、フック部材17を複数個所に取り付けて、任意の付属物を吊下げて搬送できるようにすると共に、カート本体9の底部には、プレート状の支持台18を取り付けて、ごみ袋16の底部が載置されるようにする。19はキャスタである。
本考案のダストカートは、上記構成としてあり、ごみ袋16としては、ビニール製の袋で且つ多少の伸縮性を有する市販のものを使用するようにする。
先ず、市販のビニール製のごみ袋16を、本考案におけるカート本体9に取付けて使用するときは、当該ごみ袋16の底部側を枠体11の内側へ入れた後、上端側となる開口縁部の一部分を、一方の辺部材、すなわち、移動方向の前側となる。たとえば、辺部材11b又は11a上の棒状部材12b又は12aに、内側から外側へ折り曲げるように掛けながら、該棒状部材12b又は12aの両端部に引掛けるようにする。次いで、上記ごみ袋16の開口縁部の反対側を引張って、他方の辺部材、たとえば手前側の辺部材11a又は11b上の棒状部材12a又は12bに内側から外側へ折り曲げるようにして掛ける。これにより棒状部材12a又は12bの両端部へはごみ袋16の伸びを利用して引掛けることになる。引掛け終ると、ごみ袋16の伸縮性による収縮力によりごみ袋16は2本の棒状部材12a,12bの各両端部にそれぞれ係止される。これにより、ごみ袋16の開口縁部は、図3に示す如く、4個所が、カート本体9の各支持部6上の棒状部材12aと12bの両端部に張力が加えられた状態で係止させられて保持されることになる。この際、各棒状部材12a,12b両端部のゴム15aによる滑り止め部15の抵抗とごみ袋16の収縮力とによりごみ袋16の開口縁部は滑ることなく棒状部材12a,12bの両端部に確実に保持され、ごみ袋16内にごみが収容されてごみ袋16が重くなっても、ごみ袋16が滑り落ちることなく係止状態が保持されることになる。
上記において、棒状部材12a,12bの両端部は、辺部材11a,11bの上面との間に隙間が形成されていて且つ左右方向の外向きに突出するようにしてあって、この突出部分にゴム15aによる滑り止め部15がある構成としてあることから、ごみ袋16の開口縁部を棒状部材12a,12bの両端部に容易に引張って係止させることができると同時に、各棒状部材12a,12bの両端部に巻き付けてあるゴム15aの滑り止め部15による摩擦抵抗と、ごみ袋16の伸縮性を利用したごみ袋16の縮む力で棒状部材12a,12bの両端部に係止されることから、ごみ袋16は簡単に且つ確実に保持されることになる。
上記のように市販のビニール製ごみ袋16の開口縁部が、2本の棒状部材12aと12bの各両端部の突出部分の4個所に張力を付与されて引掛けられて保持されて、ごみ袋16がカート本体9内に吊下げられた状態になると、カート本体9を移動させてごみ収集作業を行い、屑入れに投入されているごみを上記ごみ袋16に収容させるようにする。
上記ごみ袋16は、従来のダストカートに用いられていたごみ袋と異なり、市販のビニール製のごみ袋であるため、ごみが収容されると、ごみが収容された状態のまま廃棄することが可能であり、ごみ収集車によるごみ収集日にそのまま廃棄することが可能である。
本考案のダストカートのごみ袋16内が収容されたごみで満杯状態になってごみ袋16をカート本体9が取外すときは、前記ごみ袋16を2本の棒状部材12a,12bの両端部に引掛けて保持したときの逆の操作で行えばよい。すなわち、ごみ袋16をカート本体9から取外すときは、片方の棒状部材12a又は12bの両端部の突出部分に引掛けて係止してあるごみ袋16の開口縁部を左右に引張るようにして、上記突出部分から取り外す。この際、ごみ袋16の開口縁部は伸縮性があるので、僅かに引張ることにより伸びるので、簡単に取外すことができる。このようにして、片方の棒状部材12a又は12bからごみ袋16の開口縁部が取外されると、次に、ごみ袋16の開口縁部を反対側の棒状部材12b又は12aの方へ移動させて張力を緩めると共に、該棒状部材12b又は12aの両端部に係止されている開口縁部を引張って取外すようにする。これにより、市販のビニール製のごみ袋16がカート本体9から取外されると、カート本体9の支持台18上から横方向へごみ袋16を引き出すことにより、容易にごみ収容のごみ袋16をカート本体9の外へ取出すことができる。
新しい市販のビニール製ごみ袋16をカート本体9に装着するときは、前記したと同様の手順で2本の棒状部材12a,12bの各両端部の合計4つの突出部分に、ごみ袋16の伸縮を利用して係止させ、且つ上記4つの突出部分へのゴム15aの巻付けによる滑り止め部15で滑り止めさせることにより取付保持させるようにする。
次に、図4は本考案の実施の他の形態を示すもので、図1(イ)(ロ)(ハ)乃至図3に示した実施の形態において、両端部にゴム15aを巻付けてなる滑り止め部15を備えた2本の棒状部材12a,12bを、枠体11の相対向する辺部材11a,11bの上方に所要間隔を隔てて取り付けるようにした構成の係止部10に代えて、両端部に滑り止め部15を形成した2本の棒状部材12a,12bからなる係止部20とし、カート本体9の各支持部6にボルト13及びナット14で直接取り付けるようにしたものであり、その他の構成は、図1(イ)(ロ)(ハ)乃至図3に示したものと同じであり、同一のものには同一符号が付してある。
この実施の形態によれば、枠体11を構成する手数を省くことができるという利点を有するほかは、図1(イ)(ロ)(ハ)乃至図3に示したものと同様の作用効果が得られる。
又、図5は、本考案の実施の更に他の形態を示すもので、図4に示す実施の形態の変形例として、2本の棒状部材12a,12bの各々の中央部分をなくして両端部分のみとして各端部に滑り止め部15を形成した係止部21としたものである。すなわち、端部にゴム15aを巻付けてなる滑り止め部15を有する引掛け部材22a,22bを、カート本体9の2つの支持部6の左右両端部に、滑り止め部15が外側に突出するような姿勢で配置して、各引掛け部材22a,22bを、ボルト13及びナット14により固定し、各滑り止め部15が支持部6上に所要の隙間を有するようにしたものである。
その他の構成は、図4に示すものと同じである。
この実施の形態によれば、前記各実施の形態と同様の作用効果が得られるほか、ごみ袋の引掛け部のみで部材の使用量が少なく構成が簡略化するという利点がある。
なお、本考案は、上記実施の形態のものに限定されるものではなく、たとえば図1(イ)(ロ)(ハ)乃至図3に示す実施の形態では、枠体11の2つの辺部材11a,11b上に棒状部材12a,12bを取り付けた構成のものを、カート本体9における支持部6上に固定するようにした場合を示し、且つ別の2つの辺部材11c,11dの外側面にフック部材17を取り付けて、必要なものをフック部材17に掛けて吊下げられるようにしてある場合が示してあるが、上記辺部材11c,11dを備えている方が便利であるという利点を有するが省略するようにしてもよいこと、滑り止め部15をゴム15aを巻付けることで形成する場合を示したが、ごみ袋16の滑りを止めるような摩擦抵抗が大きいものであれば、ゴム以外のものでもよいこと、その他本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
本考案のダストカートの実施の一形態を示すもので、(イ)は平面図、(ロ)は要部の正面図、(ハ)は要部の側面図である。 図1に示す本考案のダストカートの実施の一形態を斜め上方から見たときの斜視図である。 図1に示す本考案のダストカートの実施の一形態に市販のごみ袋を装着した状態を示す斜視図である。 本考案のダストカートの実施の他の形態を示す要部の正面図である。 本考案のダストカートの実施の更に他の形態を示す要部の正面図である。 従来のダストカートの一例を示す斜視図である。
符号の説明
6 支持部
9 カート本体
10 係止部
11 枠体
11a,11b 辺部材
11c,11d 辺部材
12a,12b 棒状部材
15 滑り止め部
15a ゴム
16 ごみ袋
20 係止部
21 係止部
22a,22b 引掛け部材

Claims (4)

  1. 前後に2つの支持部を有するカート本体の該各支持部上に、端部に滑り止め部を形成した係止部を、滑り止め部が外向きに突出するようにして備え、市販のビニール製のごみ袋の開口縁部を上記係止部の滑り止め部に引掛けて係止させるようにした構成を有することを特徴とするダストカート。
  2. 端部に滑り止め部を形成した係止部を、カート本体の各支持部上に固定する2つの辺部材と該2つの辺部材の両端同士を連結する2つの別の辺部材とからなる枠体と、該枠体の上記2つの辺部材の上方に取り付ける棒状部材と、該各棒状部材の両端部に形成してごみ袋の開口縁部を引掛けて係止させるようにした滑り止め部とからなるものとした請求項1記載のダストカート。
  3. 端部に滑り止め部を形成した係止部を、カート本体の各支持部上に直接固定させるようにした棒状部材と、該各棒状部材の両端部に形成してごみ袋の開口縁部を引掛けて係止させるようにした滑り止め部とからなるものとした請求項1記載のダストカート。
  4. 端部に滑り止め部を形成した係止部を、カート本体の各支持部上に直接固定できるようにして端部にごみ袋の開口縁部を引掛けて係止させるようにした引掛け部材に滑り止め部を形成してなるものとした請求項1記載のダストカート。
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JP2013237560A (ja) * 2012-05-17 2013-11-28 Fuji Impulse Kk 袋体把持構造及び袋体保持具

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