JP3138551U - 間仕切り兼敷物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ダンボール板により作られる間仕切り兼敷物であって、平時は間仕切りとして使用し、また非常時には咄嗟に敷物に転用できるようにした。
【解決手段】 ダンボール板Pの長手方向に間隔をあけて交互に折れ方向が逆向きの複数の折目4を平行に設け、それらの折目4に沿ってダンボール板Pをジグザグ状の折曲すると間仕切りAとなり、また折目4を伸展すると敷物Bとなる。
【選択図】図3
【解決手段】 ダンボール板Pの長手方向に間隔をあけて交互に折れ方向が逆向きの複数の折目4を平行に設け、それらの折目4に沿ってダンボール板Pをジグザグ状の折曲すると間仕切りAとなり、また折目4を伸展すると敷物Bとなる。
【選択図】図3
Description
本考案は、ダンボール板を主体とする間仕切り兼敷物に関する。
従来、断面ハニカム構造のダンボール板は、ダンボール箱などの梱包箱に使用されるのが一般的である(後記特許文献1参照)。
特開平6−1377号公報
ところで、このような従来のハニカム構造のダンボール板は、軽量で取り扱い易く、携帯に便利であり、しかも強度が高く、緩衝性、衝撃吸収性に優れており、その上廉価であることから、梱包箱の外に、他の用途にも広く利用できることが考えられる。
そこで、本考案は、平時には、ダンボール板を間仕切りとして使用でき、災害などの非常時には、この間仕切りを咄嗟にマットなどの敷物に転用することができ、しかも不使用時にはコンパクトに格納しておくことができるようにした、間仕切り兼敷物を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1記載の考案は、長方形に裁断されるダンボール板に、その長手方向に間隔をあけて交互に折れ方向が逆向きの複数の折目を平行に設け、それらの折目に沿って前記ダンボール板をジグザグ状の折曲することにより間仕切りとし、また前記折目を伸展することにより平坦な敷物とすることを特徴としている。
また、前記目的を達成するために、請求項2記載の考案は、請求項1記載のものにおいて、前記ダンボール板は、前記複数の折目に沿って層状に折畳み格納できるようにしたことを特徴としている。
さらに、前記目的を達成するために、請求項3記載の考案は、前記請求項1または2記載のものにおいて、前記ダンボール板は、断面ハニカム構造の複数のダンボール単板を貼り合わせて構成されており、複数のダンボール単板は、それらのハニカムのストライプが交叉されていることを特徴としている。
さらに、前記目的達成のため、請求項4記載の考案は、前記請求項1,2または3記載のものにおいて、前記ダンボール板には、防炎剤もしくは防燃剤を含浸させてなることを特徴としている。
さらに、前記目的達成のため、請求項5記載の考案は、前記請求項1,2または3記載のものにおいて、前記ダンボール板の外面には、防炎剤もしくは防燃剤を塗布してなることを特徴としている。
請求項各項記載の考案によれば、ダンボール板をジグザグ状に折曲することにより間仕切りとして使用し、また前記折目を伸展することによりマットなどの敷物として転用することができ、しかも、その間仕切りは災害などの非常時に敷物への転用を咄嗟に行なうことができてきわめて便利である。
請求項2記載の考案によれば、間仕切り兼敷物はコンパクトに板状に折り畳むことができ、保管のための占有スペースの小容量化が可能になる。
請求項3記載の発明によれば、間仕切りあるいは敷物の強度を高めることができる。
請求項4,5記載の考案によれば、間仕切りあるいは敷物を燃えにくくすることができる。
本考案の実施の形態を、添付図面に例示した本考案の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
図1は、間仕切り兼敷物を間仕切りとしたときの斜視図、図2は、図1の2−2線に沿う拡大断面図、図3は、間仕切り兼敷物を敷物としたときの斜視図、図4は、図3の4−4線に沿う断面図、図5は、ダンボール板の分解斜視図、図6は、間仕切り兼敷物を折畳み格納したときの斜視図である。
本考案にかかる間仕切り兼敷物は、第1、第2および第3の3枚のダンボール単板P1,P2およびP3を貼り合わせてなるダンボール板Pを長方形に裁断して作られる。各ダンボール単板P1,P2およびP3は、いずれも表裏2枚の平板1,2の間に、波形に折り曲げ形成した波板3を挟んで重ね合わせ、それらを一体に貼り合わせて断面ハニカム構造に形成されており、それらのダンボール単板P1,P2およびP3は、各波板3・・のストライプの方向がそれぞれ異なっている。すなわち、図5に示すように、第1(上方)のダンボール単板P1の波板3のストライプS1は一方向に傾斜して延び、第2(中間)のダンボール単板P2の波板3のストライプS2は上下方向に延び、さらに第3(下方)のダンボール単板P3の波板3のストライプS3は他方向に傾斜して延びている。したがって、第1、第2および第3の3枚のダンボール単板P1,P2およびP3を貼り合わて作られるダンボール板Pは、それら波板3・・のストライプS1,S2およびS3が交叉されており、その全面にわたり方向性のない剛性が得られ、曲げ力、押圧力、引張力などの外力に対して均等な強度が得られる。
ダンボール板Pは、長方形に裁断されて、間仕切り兼敷物の主体を構成しており、このダンボール板Pには、その長手方向に間隔をあけて複数条の折目4…が形成され、これらの折目4…は、折り曲げ方向が交互に逆方向となっており、図1に示すように、ダンボール板Pを複数の折目4…に沿ってジグザグ状に折り曲げることにより、屏風のような間仕切りAとすることができる。また、図3に示すように、ダンボール板Pの複数の折目4…を真っ直ぐに伸展することにより、マットなどの敷物Bとすることができる。さらに、図6に示すように、ダンボール板を複数の折目に沿って板状に折り畳み格納することができる。
ダンボール板Pには、防燃剤もしくは防炎剤5を含浸させるか、あるいは図5に示すように、その表面に防燃剤もしくは防炎剤5を塗布することにより、燃えにくくすることができる。
間仕切り兼敷物は、その外面に模様などの装飾を施せば、その商品価値を高めることができる。
本考案にかかる間仕切り兼敷物は、平時には、複数の折目4…に沿ってジグザグ状に折り曲げて、部屋などの間仕切りAとして使用し、また災害などの非常時には、避難場所などで複数の折目4…を伸展して平坦なマットなどの敷物Bとして転用することがき、このとき、間仕切り兼敷物は、ダンボール板Pにより形成されて、軽量で、携帯、搬送し易いので、咄嗟に敷物に転用ができてきわめて便利であり、またダンボール板Pは、クッション性が高く、しかも強度が高いので敷物として有効である。
また、間仕切り兼敷物の不使用時には、これを図6に示すように折目4…に沿ってコンパクトに板状に折り畳んで保管しておくことができ、広い保管スペースを必要としない。さらに使用済みの間仕切り兼敷物は、再生、焼却が簡単である。
なお、前記実施例では、第1、第2および第3のダンボール単板P1,P2,P3の波板3・・のストライプS1,S2,S3は斜めに交叉、すなわち、それらのストライプS1,S2,S3の交叉角は90°よりも小さくされているが、それらのストライプS1,S2,S3を略直角に交叉させ、それらの交叉角を約90°としてもよい。
以上、本考案の実施例について説明したが、本考案はその実施例に限定されることなく、本考案の範囲内で種々の実施例が可能である。
たとえば、前記実施例では、本考案にかかる間仕切り兼敷物のダンボール板を、第1、第2および第3の3枚のダンボール単体の貼り合わせにより構成した場合について説明したが、これを2枚あるいは4枚以上のダンボール単板の貼り合わせにより構成してもよい。
4・・・・・・・・・・折目
5・・・・・・・・・・防燃剤もしくは防炎剤
A・・・・・・・・・・間仕切り
B・・・・・・・・・・敷物
P・・・・・・・・・・ダンボール板
P1,P2,P3・・・ダンボール単板
S1,S2,S3・・・ストライプ
5・・・・・・・・・・防燃剤もしくは防炎剤
A・・・・・・・・・・間仕切り
B・・・・・・・・・・敷物
P・・・・・・・・・・ダンボール板
P1,P2,P3・・・ダンボール単板
S1,S2,S3・・・ストライプ
Claims (5)
- 長方形に裁断されるダンボール板(P)に、その長手方向に間隔をあけて交互に折れ方向が逆向きの複数の折目(4)を平行に設け、それらの折目(4)に沿って前記ダンボール板(P)をジグザグ状に折曲することにより間仕切り(A)とし、また前記折目(4)を伸展することにより平坦な敷物(B)とすることを特徴とする、間仕切り兼敷物。
- 前記ダンボール板(P)は、前記複数の折目(4)に沿って層状に折畳み格納できるようにしたことを特徴とする、前記請求項1記載の間仕切り兼敷物。
- 前記ダンボール板(P)は、断面ハニカム構造の複数のダンボール単板(P1,P2,P3)を貼り合わせて構成されており、複数のダンボール単板(P1,P2,P3)は、それらのハニカムのストライプ(S1,S2,S3)が交叉されていることを特徴とする、前記請求項1または2記載の間仕切り兼敷物。
- 前記ダンボール板(P)には、防炎剤もしくは防燃剤(5)を含浸させてなることを特徴とする、前記請求項1,2もしくは3記載の間仕切り兼敷物。
- 前記ダンボール板(P)の外面には、防炎剤もしくは防燃剤(5)を塗布してなることを特徴とする、前記請求項1,2もしくは3記載の間仕切り兼敷物。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007008204U JP3138551U (ja) | 2007-10-25 | 2007-10-25 | 間仕切り兼敷物 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007008204U JP3138551U (ja) | 2007-10-25 | 2007-10-25 | 間仕切り兼敷物 |
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JP3138551U true JP3138551U (ja) | 2008-01-10 |
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JP (1) | JP3138551U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014046193A (ja) * | 2012-09-03 | 2014-03-17 | Hatabayashi Kogyo Kk | 折り畳み衝立 |
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2007
- 2007-10-25 JP JP2007008204U patent/JP3138551U/ja not_active Expired - Fee Related
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